JPH05308958A - L−アミノ酸生産培地及びこれを用いるl−アミノ酸の製造法 - Google Patents
L−アミノ酸生産培地及びこれを用いるl−アミノ酸の製造法Info
- Publication number
- JPH05308958A JPH05308958A JP4118898A JP11889892A JPH05308958A JP H05308958 A JPH05308958 A JP H05308958A JP 4118898 A JP4118898 A JP 4118898A JP 11889892 A JP11889892 A JP 11889892A JP H05308958 A JPH05308958 A JP H05308958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino acid
- medium
- alcohol
- producing
- oils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 油脂とアルコールの混合物にアルキレンオキ
シドを付加して得られる反応生成物を含有するL−アミ
ノ酸生産培地及びこの培地を用いてL−アミノ酸を製造
する方法。 【効果】 本発明の培地を用いてL−アミノ酸生産菌を
培養すれば、L−アミノ酸の生産性がよく、大量のL−
アミノ酸を効率よく得ることができる。
シドを付加して得られる反応生成物を含有するL−アミ
ノ酸生産培地及びこの培地を用いてL−アミノ酸を製造
する方法。 【効果】 本発明の培地を用いてL−アミノ酸生産菌を
培養すれば、L−アミノ酸の生産性がよく、大量のL−
アミノ酸を効率よく得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、L−アミノ酸を効率よ
く製造することができるL−アミノ酸生産培地及びこれ
を用いたL−アミノ酸の製造法に関する。
く製造することができるL−アミノ酸生産培地及びこれ
を用いたL−アミノ酸の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、L−グルタミン酸、L−リジ
ン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−フェニルア
ラニン、L−スレオニン、L−イソロイシン、L−ヒス
チジン、L−プロリン、L−バリン、L−セリン、L−
オルニチン、L−シトルリン、L−チロシン、L−トリ
プトファン及びL−ロイシン等のL−アミノ酸は、ブレ
ビバクテリウム属、コリネバクテリウム属、ミクロバク
テリウム属、バチルス属又はエセリヒア属等に属する微
生物の発酵法により、工業的に生産されている。
ン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−フェニルア
ラニン、L−スレオニン、L−イソロイシン、L−ヒス
チジン、L−プロリン、L−バリン、L−セリン、L−
オルニチン、L−シトルリン、L−チロシン、L−トリ
プトファン及びL−ロイシン等のL−アミノ酸は、ブレ
ビバクテリウム属、コリネバクテリウム属、ミクロバク
テリウム属、バチルス属又はエセリヒア属等に属する微
生物の発酵法により、工業的に生産されている。
【0003】しかしながら、従来の方法では、収量の点
で満足できるものではなかった。そこで収量を増加させ
るために、培地に特定の界面活性剤を添加し、L−アミ
ノ酸を晶析せしめながら発酵を継続する方法が試みられ
ている(特開昭62−288号公報)が、この方法も従
来の方法に比べれば改善されるものの、いまだ満足でき
る収量が得られるものではなかった。
で満足できるものではなかった。そこで収量を増加させ
るために、培地に特定の界面活性剤を添加し、L−アミ
ノ酸を晶析せしめながら発酵を継続する方法が試みられ
ている(特開昭62−288号公報)が、この方法も従
来の方法に比べれば改善されるものの、いまだ満足でき
る収量が得られるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、L−アミノ酸を高収率で得るための培地及び培養方
法を提供することにある。
は、L−アミノ酸を高収率で得るための培地及び培養方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者は、上記問題点を解決せんと鋭意研究を行った結
果、L−アミノ酸生産菌を、特定の非イオン性界面活性
剤を添加した培地中で培養すれば、L−アミノ酸の生産
性が著しく向上することを見出し、本発明を完成した。
発明者は、上記問題点を解決せんと鋭意研究を行った結
果、L−アミノ酸生産菌を、特定の非イオン性界面活性
剤を添加した培地中で培養すれば、L−アミノ酸の生産
性が著しく向上することを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、油脂とアルコールの
混合物にアルキレンオキシドを付加して得られる反応生
成物を含有するL−アミノ酸生産培地及びこの培地を用
いるL−アミノ酸の製造法を提供するものである。
混合物にアルキレンオキシドを付加して得られる反応生
成物を含有するL−アミノ酸生産培地及びこの培地を用
いるL−アミノ酸の製造法を提供するものである。
【0007】本発明において、油脂としては、ヤシ油、
パーム油、オリーブ油、大豆油、菜種油、アマニ油、ヒ
マシ油等の植物油、豚脂、牛脂、骨油等の動物油、魚油
及びこれらの硬化油、半硬化油、更にはこれら油脂の精
製工程で得られる回収油等が挙げられる。
パーム油、オリーブ油、大豆油、菜種油、アマニ油、ヒ
マシ油等の植物油、豚脂、牛脂、骨油等の動物油、魚油
及びこれらの硬化油、半硬化油、更にはこれら油脂の精
製工程で得られる回収油等が挙げられる。
【0008】また、アルコールとしては、一般に公知の
ものは何れも使用できるが、その中でも、グリセリン、
ソルビトール、グルコース、トリメチロールプロパン、
トリメチロールエタン、1,2,4−ブタントリオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、1,1,1−ト
リメチロールヘキサン、ペンタエリスリトール、エリト
ロース、テトラメチロール、シクロヘキサノール、ジグ
リセリン、ポリグリセリン等の炭素数3〜15個の3価
以上、特に3〜6価のアルコールが好ましい。これらの
中でもグリセリンが特に好ましい。
ものは何れも使用できるが、その中でも、グリセリン、
ソルビトール、グルコース、トリメチロールプロパン、
トリメチロールエタン、1,2,4−ブタントリオー
ル、1,2,6−ヘキサントリオール、1,1,1−ト
リメチロールヘキサン、ペンタエリスリトール、エリト
ロース、テトラメチロール、シクロヘキサノール、ジグ
リセリン、ポリグリセリン等の炭素数3〜15個の3価
以上、特に3〜6価のアルコールが好ましい。これらの
中でもグリセリンが特に好ましい。
【0009】また、アルキレンオキシドとしては、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
等が挙げられる。アルキレンオキシドの付加は、混合し
て付加する(ランダム付加)かもしくは順次付加(ブロ
ック付加)するかのどちらであっても良い。またアルキ
レンオキシドの付加モル数は、油脂とアルコールの和1
モルに対して1〜100モル、特に5〜50モルが好ま
しい。
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
等が挙げられる。アルキレンオキシドの付加は、混合し
て付加する(ランダム付加)かもしくは順次付加(ブロ
ック付加)するかのどちらであっても良い。またアルキ
レンオキシドの付加モル数は、油脂とアルコールの和1
モルに対して1〜100モル、特に5〜50モルが好ま
しい。
【0010】油脂とアルコールの混合割合は、モル比で
1:0.1〜1:6、特に1:0.3〜1:3が好まし
い。
1:0.1〜1:6、特に1:0.3〜1:3が好まし
い。
【0011】アルキレンオキシドの付加反応は、特に限
定されるものではなく、一般に行われている活性水素を
有する化合物へのアルキレンオキシド付加反応条件で行
うことができる。すなわち、上記モル比で仕込んだ油脂
とアルコールとの混合物に、触媒量のアルカリ性物質を
加え、これに約100〜200℃、1〜3kg/cm2でア
ルキレンオキシドを数時間反応させることによって行わ
れる。
定されるものではなく、一般に行われている活性水素を
有する化合物へのアルキレンオキシド付加反応条件で行
うことができる。すなわち、上記モル比で仕込んだ油脂
とアルコールとの混合物に、触媒量のアルカリ性物質を
加え、これに約100〜200℃、1〜3kg/cm2でア
ルキレンオキシドを数時間反応させることによって行わ
れる。
【0012】本発明のL−アミノ酸生産培地は、従来公
知のL−アミノ酸生産菌が生育する培地に、上で得られ
た反応生成物(以下、油脂・アルコール−AO付加物と
称する)を添加することにより調製される。油脂・アル
コール−AO付加物の添加量は、培地にもよるが、通常
0.01〜5重量%(以下、単に%で示す)、特に0.
05〜2.5%が好ましい。なお、これの培地への添加
は、培養前でも又培養を開始した後でもよく、また添加
回数も1回でも又数回であってもよい。更にまた、種母
培地に添加しておいて、主発酵の培地に加えることもで
きる。
知のL−アミノ酸生産菌が生育する培地に、上で得られ
た反応生成物(以下、油脂・アルコール−AO付加物と
称する)を添加することにより調製される。油脂・アル
コール−AO付加物の添加量は、培地にもよるが、通常
0.01〜5重量%(以下、単に%で示す)、特に0.
05〜2.5%が好ましい。なお、これの培地への添加
は、培養前でも又培養を開始した後でもよく、また添加
回数も1回でも又数回であってもよい。更にまた、種母
培地に添加しておいて、主発酵の培地に加えることもで
きる。
【0013】油脂・アルコール−AO付加物が添加され
る培地としては、L−アミノ酸生産菌の培養に用いられ
る、炭素源、窒素源、塩類、その他を含有する培地が用
いられる。
る培地としては、L−アミノ酸生産菌の培養に用いられ
る、炭素源、窒素源、塩類、その他を含有する培地が用
いられる。
【0014】ここにおいて、炭素源としては、グルコー
ス、デキストロース、シュークロース、フラクトース、
マルトース、粗糖、液糖、甘しょ糖蜜、てん菜糖蜜、廃
糖蜜、タピオカ、澱粉糖化液等の糖質類;酢酸、プロピ
オン酸等の脂肪酸類;ピルビン酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸等の有機酸;エチルアルコール、ブチルア
ルコール等のアルコール類を単独にあるいは混合して使
用できる。窒素源としては硫酸アンモニウム、塩化アン
モニウム、酢酸アンモニウムの様なアンモニウム塩、尿
素、アンモニア水、更にはコーンスティープリカー、酵
母エキス、大豆加水分解物、ペプトン、ポリペプトン、
肉エキス等を使用することができる。また塩類として
は、リン酸塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、カリウ
ム塩、ナトリウム塩、鉄塩、マンガン塩、亜鉛塩、銅塩
等を使用することができ、更にその他微量金属塩等を必
要に応じて添加してもよい。
ス、デキストロース、シュークロース、フラクトース、
マルトース、粗糖、液糖、甘しょ糖蜜、てん菜糖蜜、廃
糖蜜、タピオカ、澱粉糖化液等の糖質類;酢酸、プロピ
オン酸等の脂肪酸類;ピルビン酸、クエン酸、コハク
酸、リンゴ酸等の有機酸;エチルアルコール、ブチルア
ルコール等のアルコール類を単独にあるいは混合して使
用できる。窒素源としては硫酸アンモニウム、塩化アン
モニウム、酢酸アンモニウムの様なアンモニウム塩、尿
素、アンモニア水、更にはコーンスティープリカー、酵
母エキス、大豆加水分解物、ペプトン、ポリペプトン、
肉エキス等を使用することができる。また塩類として
は、リン酸塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、カリウ
ム塩、ナトリウム塩、鉄塩、マンガン塩、亜鉛塩、銅塩
等を使用することができ、更にその他微量金属塩等を必
要に応じて添加してもよい。
【0015】本発明の培地には、更に他の界面活性剤を
添加することにより、L−アミノ酸の収量を増加せしめ
ることができる。かかる界面活性剤としては、例えば高
級アルコール、サルフェート、アルキルベンゼンスルフ
ォン酸塩、アルキルフォスフェート、ジアルキルスルフ
ォサクシネート等のアニオン活性剤;アルキルアミン、
4級アンモニウム塩等のカチオン活性剤;ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、アルキルグルコシド、エステルアミド等のノニ
オン活性剤;イミダゾリン、ベタイン等の両性イオン活
性剤等が挙げられるが、就中、アルキルグルコシド、エ
ステルアミドが好ましい。これら界面活性剤は、一種又
は二種以上を混合して用いてもよく、添加量は0.01
〜2.5%の範囲とすることが好ましい。
添加することにより、L−アミノ酸の収量を増加せしめ
ることができる。かかる界面活性剤としては、例えば高
級アルコール、サルフェート、アルキルベンゼンスルフ
ォン酸塩、アルキルフォスフェート、ジアルキルスルフ
ォサクシネート等のアニオン活性剤;アルキルアミン、
4級アンモニウム塩等のカチオン活性剤;ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、アルキルグルコシド、エステルアミド等のノニ
オン活性剤;イミダゾリン、ベタイン等の両性イオン活
性剤等が挙げられるが、就中、アルキルグルコシド、エ
ステルアミドが好ましい。これら界面活性剤は、一種又
は二種以上を混合して用いてもよく、添加量は0.01
〜2.5%の範囲とすることが好ましい。
【0016】また、必要により、抗生物質、ビタミン等
を添加してもよい。抗生物質としては、ペニシリン、ク
ロラムフェニコール、エリスロマイシン、ストレプトマ
イシン、カナマイシン、オレアンドマイシン、カスガマ
イシン、テトラサイクリン、マイトマイシン、アクチノ
マイシン、サイクロセリン等が挙げられるが、就中、ペ
ニシリンが好ましい。またビタミンとしてはビオチン、
ナイアシン、チアミン等が挙げられる。
を添加してもよい。抗生物質としては、ペニシリン、ク
ロラムフェニコール、エリスロマイシン、ストレプトマ
イシン、カナマイシン、オレアンドマイシン、カスガマ
イシン、テトラサイクリン、マイトマイシン、アクチノ
マイシン、サイクロセリン等が挙げられるが、就中、ペ
ニシリンが好ましい。またビタミンとしてはビオチン、
ナイアシン、チアミン等が挙げられる。
【0017】また、本発明の培地が適用される微生物
は、特に限定はなく、L−アミノ酸を生産する微生物で
あればどのような微生物でもよい。具体的には次のもの
が例示される。 コリネバクテリウム属(Corynebacteriu
m):コリネバクテリウム グルタミカム(Coryn
ebacterium glutamicum)、コリ
ネバクテリウム アセトグルタミカム(Coryneb
acteriumacetoglutamicum)、
コリネバクテリウム アセトアシドフィラム(Cory
nebacterium acetoacidophi
lum)、 ミクロバクテリウム属(Microbacteriu
m):ミクロバクテリウム アンモニアフィラム(Mi
crobacteriumamnonidfiru
m)、 ブレビバクテリウム属(Brevibacteriu
m):ブレビバクテリウム アセトアシドフィラム(B
revibacteriumacetoacidoph
ilum)、ブレビバクテリウム フラバム(Brev
ibacterium flavum)、ブレビバクテ
リウム ラクトフェルメンタム(Brevibacte
riumlactofermentum)、ブレビバク
テリウム サッカロリィティカム(Brevibact
eriumsaccharolyticum)、ブレビ
バクテリウム ロゼウム(Brevibacteriu
m roseum)、ブレビバクテリウム ディバリカ
タム(Brevibacterium divaric
atum)、 アースロバクター属(Arthobacter):アー
スロバクター シドレウス(Arthobacter
cltreus)、 バチルス属(Bacillus):バチルス スブチル
ス(Bacillus subtilis)、バチルス
スファエリカス(Bacillus sphaeri
cus)
は、特に限定はなく、L−アミノ酸を生産する微生物で
あればどのような微生物でもよい。具体的には次のもの
が例示される。 コリネバクテリウム属(Corynebacteriu
m):コリネバクテリウム グルタミカム(Coryn
ebacterium glutamicum)、コリ
ネバクテリウム アセトグルタミカム(Coryneb
acteriumacetoglutamicum)、
コリネバクテリウム アセトアシドフィラム(Cory
nebacterium acetoacidophi
lum)、 ミクロバクテリウム属(Microbacteriu
m):ミクロバクテリウム アンモニアフィラム(Mi
crobacteriumamnonidfiru
m)、 ブレビバクテリウム属(Brevibacteriu
m):ブレビバクテリウム アセトアシドフィラム(B
revibacteriumacetoacidoph
ilum)、ブレビバクテリウム フラバム(Brev
ibacterium flavum)、ブレビバクテ
リウム ラクトフェルメンタム(Brevibacte
riumlactofermentum)、ブレビバク
テリウム サッカロリィティカム(Brevibact
eriumsaccharolyticum)、ブレビ
バクテリウム ロゼウム(Brevibacteriu
m roseum)、ブレビバクテリウム ディバリカ
タム(Brevibacterium divaric
atum)、 アースロバクター属(Arthobacter):アー
スロバクター シドレウス(Arthobacter
cltreus)、 バチルス属(Bacillus):バチルス スブチル
ス(Bacillus subtilis)、バチルス
スファエリカス(Bacillus sphaeri
cus)
【0018】上記の微生物を培養して得られるL−アミ
ノ酸としては、L−グルタミン酸、L−リジン、L−グ
ルタミン、L−アルギニン、L−フェニルアラニン、L
−スレオニン、L−イソロイシン、L−ヒスチジン、L
−プロリン、L−バリン、L−チロシン、L−トリプト
ファン、L−ロイシン、L−セリン、L−オルニチン及
びL−シトルリン等が挙げられる。
ノ酸としては、L−グルタミン酸、L−リジン、L−グ
ルタミン、L−アルギニン、L−フェニルアラニン、L
−スレオニン、L−イソロイシン、L−ヒスチジン、L
−プロリン、L−バリン、L−チロシン、L−トリプト
ファン、L−ロイシン、L−セリン、L−オルニチン及
びL−シトルリン等が挙げられる。
【0019】本発明の培地を用いて、L−アミノ酸生産
菌を培養する条件は、通常のアミノ酸発酵における条件
と同じであり、目的とするL−アミノ酸や使用する菌株
間で多少異なるが、培養温度は、20〜40℃がよく、
特に28〜37℃が好適である。pHは培養中、中性付近
にコントロールする方が良好な結果を得る。培養は、通
気、撹拌、振とう培養などの好気的条件で行われ、培養
期間は通常1〜7日間が好ましいが、更に連続培養等に
より期間を延長することができる。各アミノ酸発酵液か
らの各々のアミノ酸の単離方法はイオン交換樹脂処理
法、その他の既知の方法によって行われる。
菌を培養する条件は、通常のアミノ酸発酵における条件
と同じであり、目的とするL−アミノ酸や使用する菌株
間で多少異なるが、培養温度は、20〜40℃がよく、
特に28〜37℃が好適である。pHは培養中、中性付近
にコントロールする方が良好な結果を得る。培養は、通
気、撹拌、振とう培養などの好気的条件で行われ、培養
期間は通常1〜7日間が好ましいが、更に連続培養等に
より期間を延長することができる。各アミノ酸発酵液か
らの各々のアミノ酸の単離方法はイオン交換樹脂処理
法、その他の既知の方法によって行われる。
【0020】
【発明の効果】本発明の油脂・アルコール−AO付加物
を含有する培地でL−アミノ酸生産菌を培養すれば、L
−アミノ酸の生産性がよく、大量のL−アミノ酸を効率
よく得ることができる。
を含有する培地でL−アミノ酸生産菌を培養すれば、L
−アミノ酸の生産性がよく、大量のL−アミノ酸を効率
よく得ることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】実施例1
【0023】
【表1】 次の組成 廃糖蜜 4% KH2PO4 0.2% MgSO4 0.05% 尿素 0.8% ビオチン 5μg/l 水 残量
【0024】から成る培地を、KOHにてpHを7.2と
し、その30mlを500ml容坂口フラスコに入れ加熱殺
菌した。これにグルコース−ペプトンスラント上で生育
させたコリネバクテリウム グルタミカムを接種し、3
0℃に保ちつつ18時間予備培養した。
し、その30mlを500ml容坂口フラスコに入れ加熱殺
菌した。これにグルコース−ペプトンスラント上で生育
させたコリネバクテリウム グルタミカムを接種し、3
0℃に保ちつつ18時間予備培養した。
【0025】
【表2】 一方、次の組成の培地 廃糖蜜 10% 尿素 1.0% K2HPO4 0.1% MgSO4 0.05% 水 残量
【0026】(pH7〜8)を、30mlずつ500ml容坂
口フラスコに入れ加熱殺菌し、これに本発明例では表3
に示す油脂・アルコール−AO付加物を0.3%添加
し、比較例ではポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレートを0.3%添加するか又は何も添加しない培地
を調製した。これらの培地に上記予備培養物500μl
を加え、30℃で48時間振とう培養を行い、培養物中
のL−グルタミン酸の量を測定した。その結果を表4に
示す。
口フラスコに入れ加熱殺菌し、これに本発明例では表3
に示す油脂・アルコール−AO付加物を0.3%添加
し、比較例ではポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレートを0.3%添加するか又は何も添加しない培地
を調製した。これらの培地に上記予備培養物500μl
を加え、30℃で48時間振とう培養を行い、培養物中
のL−グルタミン酸の量を測定した。その結果を表4に
示す。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】実施例2
【0030】
【表5】 以下の培地A及びB A:廃糖蜜 10%(グルコース換算) (NH4)2SO4 4.5% KH2PO4 0.1% ペプトン 1% 水 残量 B:グルコース 10% ビオチン 50μg/l チアミン塩酸塩 200μg/l (NH4)2SO4 4.5% KH2PO4 0.1% ペプトン 1% 水 残量
【0031】を調製し、それぞれ40mlを500ml容坂
口フラスコ2個に分注し、殺菌した。これにL−リジン
生産菌のブレビバクテリウム SPを接種し、30℃で
18時間培養した。この培養物400μlを、それぞれ
再びA及びBの培地に植え継ぎ、30℃で8時間振とう
培養した後、表6に示す油脂・アルコール−AO付加物
を0.15%添加し、更に24時間振とう培養を続け
た。比較例としてポリオキシエチレンソルビタンモノパ
ルミテートを0.15%添加したもの及び無添加のもの
を同様に培養した。斯くして得た培養物中のL−リジン
の量を測定した。その結果を表7に示す。
口フラスコ2個に分注し、殺菌した。これにL−リジン
生産菌のブレビバクテリウム SPを接種し、30℃で
18時間培養した。この培養物400μlを、それぞれ
再びA及びBの培地に植え継ぎ、30℃で8時間振とう
培養した後、表6に示す油脂・アルコール−AO付加物
を0.15%添加し、更に24時間振とう培養を続け
た。比較例としてポリオキシエチレンソルビタンモノパ
ルミテートを0.15%添加したもの及び無添加のもの
を同様に培養した。斯くして得た培養物中のL−リジン
の量を測定した。その結果を表7に示す。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
Claims (4)
- 【請求項1】 油脂とアルコールの混合物にアルキレン
オキシドを付加して得られる反応生成物を含有すること
を特徴とするL−アミノ酸生産培地。 - 【請求項2】 反応生成物が、油脂とアルコールの混合
物の和1モルに対して1〜100モルのアルキレンオキ
シドを付加して得られたものである請求項1記載のL−
アミノ酸生産培地。 - 【請求項3】 油脂とアルコールの混合物の混合割合
が、モル比で1:0.1〜1:6である請求項1記載の
L−アミノ酸生産培地。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3の何れか1項記載の
L−アミノ酸生産培地を用いて、L−アミノ酸生産菌を
培養し、その培養物よりL−アミノ酸を採取することを
特徴とするL−アミノ酸の製造法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4118898A JPH05308958A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | L−アミノ酸生産培地及びこれを用いるl−アミノ酸の製造法 |
| KR1019930005720A KR100263399B1 (ko) | 1992-04-10 | 1993-04-06 | 발효용 소포제, l-아미노산 생산배지 및 l-아미노산의 제조방법 |
| BR9300930A BR9300930A (pt) | 1992-04-10 | 1993-04-07 | Agente antiespumante para fermentacao,meio para a producao de acido l-amino e processo para a producao de acido l-amino |
| TW082102619A TW241300B (ja) | 1992-04-10 | 1993-04-08 | |
| CN93104214A CN1045312C (zh) | 1992-04-10 | 1993-04-10 | 用于发酵的消泡剂 |
| US08/395,656 US5567606A (en) | 1992-04-10 | 1995-02-28 | Antifoaming agent for fermentation, L-amino acid-producing medium and production process of L-amino acids |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4118898A JPH05308958A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | L−アミノ酸生産培地及びこれを用いるl−アミノ酸の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308958A true JPH05308958A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14747901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4118898A Pending JPH05308958A (ja) | 1992-04-10 | 1992-05-12 | L−アミノ酸生産培地及びこれを用いるl−アミノ酸の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05308958A (ja) |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP4118898A patent/JPH05308958A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| SU1731067A3 (ru) | Способ получени L-2-амино-4-(гидроксиметилфосфинил)-масл ной кислоты | |
| JPH05211882A (ja) | トレハロースの製造法 | |
| JPH044887A (ja) | L―リジンの発酵的製造法 | |
| JP3008565B2 (ja) | 発酵法によるl−グルタミン酸の製造法 | |
| US4444885A (en) | Process for producing L-proline by fermentation | |
| US3458400A (en) | Process for producing l-alanine | |
| JPH02131589A (ja) | 発酵法によるl−スレオニンの製造法 | |
| US5869300A (en) | Method for producing L-glutamic acid by continuous fermentation | |
| US3099604A (en) | Method of producing l-threonine by fermentation | |
| JP3118074B2 (ja) | L−アミノ酸生産培地及びこれを用いたl−アミノ酸製造法 | |
| EP0455170B1 (en) | Process for culturing microorganisms of the genus Pseudomonas and process for producing L-alanine using said microorganisms | |
| JP3100763B2 (ja) | 発酵法によるl−アルギニンの製造法 | |
| JPS62289192A (ja) | アミノ酸の連続発酵生産方法 | |
| KR100513996B1 (ko) | 연속발효에의한l-글루탐산의제조방법 | |
| JPS61293388A (ja) | D−乳酸の製造方法 | |
| JPS58141789A (ja) | 醗酵法によるl−グルタミン酸の製造法 | |
| KR910002860B1 (ko) | 발효법에 의한 l-글루타민산의 제조방법 | |
| JPS61293387A (ja) | D−乳酸の製造法 | |
| KR920009542B1 (ko) | L-아미노산 또는 5'-이노신산의 제조방법 | |
| JPS6261593A (ja) | 発酵法によるl−アミノ酸又は核酸の製造法 | |
| JPH0622776A (ja) | 酵素法によるn−長鎖アシルアミノ酸の製造方法 | |
| JPS62296895A (ja) | D,L−α−ヒドロキシブチレ−トからのL−イソロイシンの製造法、およびコリネバクテリウム・グルタミクムの突然変異体 | |
| JP2674076B2 (ja) | D−α−アミノ酸の製造方法 | |
| JPS61181389A (ja) | D−乳酸の製造方法 | |
| JP3163362B2 (ja) | L−プロリンの製造法 |