JPH05308Y2 - - Google Patents

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JPH05308Y2
JPH05308Y2 JP8188988U JP8188988U JPH05308Y2 JP H05308 Y2 JPH05308 Y2 JP H05308Y2 JP 8188988 U JP8188988 U JP 8188988U JP 8188988 U JP8188988 U JP 8188988U JP H05308 Y2 JPH05308 Y2 JP H05308Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は抵抗溶接機の電極チツプ用ドレツサに
関し、一層詳細には、電極チツプ先端部の端面を
研削する切刃をホルダに一体に設けると共に、当
該先端部の側面を研削する切刃を前記ホルダに装
着した研削部を用いて電極チツプ先端部の研削を
行うよう構成した抵抗溶接機の電極チツプ用ドレ
ツサに関する。
[考案の背景] 例えば、自動車のボデイ等を溶接する場合、抵
抗溶接機が用いられる。この抵抗溶接機は、第1
図に示すように、重畳したワークW1,W2の溶接
点を一対の電極チツプ2a,2bで挟持し、これ
ら電極チツプ2a,2b間に大電流を流すことで
その溶接を行うものである。
ところで、電極チツプ2a,2bを繰り返し使
用して溶接作業を行つた場合、溶接時の衝撃ある
いは溶接熱等で先端部が変形する不都合が生じ
る。また、最近の自動車のボデイは防錆対策のた
め表面に亜鉛メツキ等の表面処理を施したものが
あり、このようなワークW1,W2を溶接すると、
電極チツプ2a,2bの端面6a,6bに処理材
の一部が溶着する虞がある。この場合、電極チツ
プ2a,2b間の電流密度が変化し、所望の溶接
作業を行えなくなる不都合が生じる。
そこで、このような電極チツプ2a,2bの先
端部を研削する装置として実公昭60−10789号に
開示されたチツプドレツサがある。このチツプド
レツサは溶接時と同様の加圧力でクランプ状態と
した電極チツプ2a,2bの先端部を研削する研
削部を有している。この場合、前記研削部は電極
チツプ2aの端面6aおよび側面8aを研削する
切刃が一体となつた第1の切刃部と、電極チツプ
2bの端面6bおよび側面8bを研削する切刃が
一体となつた第2の切刃部とをホルダに装着した
もので、これらの切刃部を用いて電極チツプ2
a,2bの端部の研削を同時に行うように構成さ
れている。
然しながら、前記チツプドレツサを構成する切
刃部は電極チツプ2a,2bの端面6a,6bを
研削する切刃と側面8a,8bを研削する切刃と
が一体となつているためその構成が極めて複雑で
あり、切刃部が極めて高価となる不都合が指摘さ
れている。また、端面6a,6bを研削する切刃
が夫々の切刃部に設けられているため、研削時に
おける電極チツプ2a,2b間のクリアランスδ
を十分小さく設定することは困難である。すなわ
ち、溶接時においては電極チツプ2a,2bは加
圧挟持するワークの厚さに対応する間隔だけ離間
する。従つて、研削時においても、その厚さに対
応するクリアランスに等しい電極間隔を確保する
ことが好ましい。然しながら、前記の構成では電
極チツプ2a,2bを溶接時と同じ状態として研
削することが出来ず、高精度な電極チツプ2a,
2bの整形を行うことが不可能となる虞が生じ
る。
さらに、電極チツプ2aを研削する切刃部と電
極チツプ2bを研削する切刃部とは各電極チツプ
2a,2bの端部を同時に研削するため対称形状
となる。この場合、前記チツプドレツサでは電極
チツプ2aを研削する切刃部と電極チツプ2bを
研削する切刃部とが独立であるため、切刃部とし
ては常に2種類のものが必要となり、その分大量
生産が阻害される不都合がある。
[考案の目的] 本考案は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、電極チツプの端面を研削する切
刃をホルダに一体に設けると共に、前記電極チツ
プの側面を研削する切刃を前記ホルダに装着する
ことにより研削部の構成を簡易なものとし、安価
でしかも当該電極チツプの端部を高精度に研削可
能とした抵抗溶接機の電極チツプ用ドレツサを提
供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案は溶接機
の状態で近接する一対の電極チツプの先端面およ
び側面を回転する研削部により研削する抵抗溶接
機の電極チツプ用ドレツサにおいて、一対の電極
チツプの先端面を研削する第1の切刃をホルダに
一体に設けると共に、前記一対の電極チツプの先
端部のテーパ状の側面を研削する第2の切刃を前
記ホルダに着脱自在に装着することで研削部を構
成し、前記第1および第2切刃に電極チツプの先
端部を当接させた状態で当該研削部を回転させる
ことにより研削を行うことを特徴とする。
また本考案は第1切刃がバニツシユ面を有する
ことを特徴とする。
[実施態様] 次に、本考案に係る抵抗溶接機の電極チツプ用
ドレツサについて好適な実施態様を挙げ、添付の
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第2図aおよびbにおいて、参照符号10は本
実施態様に係るチツプドレツサの本体部を示し、
この本体部10は連結部材12を介して図示しな
い抵抗溶接機の動作範囲内に設置されるものであ
る。
本体部10は連結部材12に装着されるシリン
ダ14を有し、このシリンダ14には取付板16
を介してケーシング18が取着される。シリンダ
14のシリンダロツド20にはケーシング18内
に臨入する部位に長手方向に沿つてラツク22が
形成される。一方、当該ケーシング18にはベア
リング24a,24bを介して従動部材26が回
動自在に軸支されており、この従動部材26の下
部外周部にはワンウエイクラツチ28を介して外
周部にギヤ30の形成された主動部材32が係合
する。この場合、ギヤ30はシリンダロツド20
に形成された前記ラツク22に噛合する。また従
動部材26の上部外周部にはギヤ34が形成され
ており、このギヤ34にはケーシング18にベア
リング36a,36bを介して軸支された従動部
材38のギヤ40が噛合する。そして、前記ギヤ
40には電極チツプ2a,2bの先端部を研削す
る研削部42が係合する。なお、前記研削部42
を囲繞するケーシング18の上下両面には電極チ
ツプ2a,2bの先端部を当該研削部42へと導
くための開口部44aおよび44bが画成され
る。
次に、研削部42の構成について第3図および
第4図に基づき説明する。研削部42はホルダ4
6と、ホルダ46に固定用ビス48を介して装着
される側面用切刃部材50a乃至50cとから構
成される。ホルダ46は外周部に従動部材38の
ギヤ40に噛合するギヤ52を有する。ホルダ4
6の両面中央部は凹状部54a,54bとなり、
各凹状部54a,54bには電極チツプ2a,2
bの側面8a,8bに対応して傾斜するガイド部
56a,56bと、電極チツプ2a,2bの端面
6a,6bを研削する端面用切刃部58a,58
bが設けられる。なお、ホルダ46の下面の中、
凹状部54bとギヤ52との間には円周溝60が
画成されており、この円周溝60がケーシング1
8に形成された円周突部62に係合することで当
該研削部42が支持される。
ホルダ46には、さらに、凹状部54a,54
bのガイド部56a,56bの中心が設定され、
一方の面から他方の面に貫通する円形の3つの貫
通孔64a乃至64cが画成されると共に、これ
らの貫通孔64a乃至64cに並設して側面用切
刃部材50a乃至50cの挿入される切刃挿入孔
66a乃至66cが画成される。なお、各切刃挿
入孔66a乃至66cにはホルダ46の外周部よ
り固定用ビス48を螺入するためのねじ孔67a
乃至67cが連通する。
凹状部54a,54bの中央部に形成される端
面用切刃部58a,58bは電極チツプ2a,2
bの端面6a,6bを研削する切刃68a,68
bを有し、各切刃68a,68bの両側部には前
記端面6a,6bのバニツシユ仕上げを行うため
のバニツシユ面70a,70bと、端面6a,6
bからの切刃屑を排出するための逃げ溝72,7
2bとが形成される。
一方、側面用切刃部材50a乃至50cは、第
4図に示すように、略三角形状を呈し、その底片
部には固定用ビス48の当接する凹状部74が画
成され、また、斜辺部には電極チツプ2a,2b
の側面8a,8bの研削を行う切刃76a,76
bを夫々形成される。この場合、これらの切刃7
6a,76bの傾斜角度は側面8a,8bの傾斜
角度に等しく設定しておく。
本実施態様に係る抵抗溶接機の電極チツプ用ド
レツサは基本的には以上のように構成されるもの
であり、次にその作用並びに効果について説明す
る。
先ず、研削部42の組立作業について説明す
る。そこで、ホルダ46に画成された切刃挿入孔
66a乃至66cに対して側面用切刃部材50a
乃至50cを挿入する。この場合、前記側面用切
刃部材50a乃至50cの切刃76a,76bに
はホルダ46の凹状部54a,54bに形成され
たガイド部56a,56bよりも僅かに内方に突
出した状態に設定される。この状態でねじ孔67
a乃至67bに固定用ビス48を螺入させ、当該
側面用切刃部50a乃至50cをホルダ46に固
定する。次いで、ホルダ46の円周溝60をケー
シング18の円周突部62に係合することで研削
部42がチツプドレツサの本体部10に取り付け
られる。
次に、電極チツプ2a,2bの先端部の研削動
作について説明する。そこで、図示しない抵抗溶
接機をチツプドレツサの本体部10まで移動させ
た後、電極チツプ2a,2bをクランプ状態とす
ることでその先端部を研削部42に臨入させる。
この場合、電極チツプ2a,2bの先端部はケー
シング18に画成した開口部44a,44bより
研削部42に臨入し、端面6a,6bが端面用切
刃部58a,58bに当接すると共に、側面8
a,8bがガイド部56a,56bにより案内さ
れ、側面用切刃部材50a乃至50cに対して正
確に位置決めされる。
次いで、シリンダ14を駆動してシリンダロツ
ド20を矢印方向に前進および後退させる(第2
図b参照)。この時、シリンダロツド20に形成
されたラツク22はギヤ30を介して主動部材3
2を矢印方向に回動させる。この場合、主動部材
32には従動部材26がワンウエイクラツチ28
を介して係合しており、従動部材26は前記主動
部材32の回動に伴つて矢印で示す1方向にのみ
回動する。そして、従動部材26にギヤ34,4
0を介して噛合する従動部材38が回動し、この
従動部材38にギヤ40,52を介して噛合する
研削部42が回動するに至る。この結果、研削部
42における端面用切刃部58a,58bおよび
側面用切刃部材50a乃至50cにより電極チツ
プ2a,2bの端面6a,6bおよび側面8a,
8bの研削が行われる。
すなわち、端面用切刃部58a,58bは切刃
68a,68bによつて電極チツプ2a,2bの
端面6a,6bの研削を行う。この場合、切刃6
8a,68bはバニツシユ面70a,70bを有
しており、前記端面6a,6bをこするようにし
て研削する。従つて、当該端面6a,6bに付着
した亜鉛メツキ等の処理材は切刃68a,68b
によつて好適に除去され、逃げ溝72a,72b
および貫通孔64a乃至64cを介して外部に排
出される。
ここで、本出願人は特公昭第60−50554号にお
いて、電極チツプ2a,2bの端面6a,6bは
通常では研削を必要としないことを見出してい
る。一方、この実施態様では端面用切刃部58
a,58bに亜鉛メツキ等の処理材を剥落させる
ことを主目的とした切削作用のないバニツシユ面
70a,70bを有する切刃68a,68bをホ
ルダ46と一体に設けている。従つて、端面用切
刃部58a,58bは剛性が向上し、これによつ
て両面の接近する間隔を一層小さく設定すること
が可能となる。
この結果、溶接時における電極チツプ2a,2
b間のクリアランスδ(第1図参照)の小さい抵
抗溶接機にも十分対応することが出来、これによ
つて電極チツプ2a,2bの先端部を溶接時と同
じ状態で高精度に研削加工することが可能とな
る。また、側面用切刃部材50a乃至50cは端
面用切刃部58a,58bとは別体であるため構
成が簡易であり、しかも、1種類の側面用切刃部
材50a乃至50cによつて電極チツプ2a,2
bの両側面8a,8bを研削することが出来るた
め、大量生産が極めて容易であり、安価な側面用
切刃部材50a乃至50cを提供することが出来
る。さらに、多数の側面用切刃部材50a乃至5
0c(この場合、3枚)を用いて電極チツプ2a,
2bの側面8a,8bの研削加工を行うことが出
来、当該研削加工の時間が短縮される利点も得ら
れる。
第5図および第6図は研削部42の他の実施態
様を示したものがある。この場合、研削部80は
従動部材38のギヤ40に噛合するギヤ部材82
と、ギヤ部材82に対して固定ねじ84を用いて
固着されるホルダ86と、ホルダ86に画成され
る切刃挿入孔88a乃至88dに固定用ビス90
によつて装着される側面用切刃部材92a乃至9
2d(第6図参照)とから構成される。この場合、
ホルダ86は切刃挿入孔88a乃至88dに並設
して4つの貫通孔94a乃至94dを有すると共
に、各貫通孔94a乃至94d間に電極チツプ2
a,2bの側面8a,8bを案内する傾斜したガ
イド部96a乃至96hを有する。また、ホルダ
86の中央部両面には第3図に示すホルダ46の
場合と同様の構成からなる端面用切刃部98a,
98bが一体に設けられる。
ここで、このように構成された研削部80には
切刃99a,99bを有した4枚の側面用切刃部
材92a乃至92dが装着されており、この4枚
の側面用切刃部材92a乃至92dによつて電極
チツプ2a,2bの側面8a,8bの研削作業が
一層効率的に行われる。なお、ホルダ86に対し
てギヤ部材82は別体に構成されるため、ホルダ
86の製作も一層容易且つ安価なものとなる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、電極チツプ先
端部の端面を研削する切刃をホルダに一体に設け
ると共に、先端部の側面を研削する切刃を前記ホ
ルダに着脱可能に装着するように構成している。
この場合、電極チツプの端面を研削する切刃をホ
ルダと一体としているため、前記切刃の剛性が向
上する。従つて、端面間のクリアランスの小さい
電極チツプの研削作業を高精度に行うことが可能
となる。また、電極チツプ先端面を研削する切刃
を別体としているため、前記切刃のみの交換が可
能となり、これによつてホルダ自体の長寿命化が
図れるという利点が得られる。また、前記テーパ
状の側面を研削する切刃は先端面を研削する切刃
と別体であるため構成が簡単であり、その量産も
極めて容易である。さらに、ホルダと一体的に形
成される切刃はバニツシユ面を有した研削刃であ
るため、電極チツプの先端面を不必要に切削する
ことがなく、好適に当該先端面を平滑化すること
が出来る一方、当該切刃自体も前記バニツシユ面
により剛性を高く維持出来、これによつてホルダ
自体の一層の長寿命化も促進される。
以上、本考案について好適な実施態様を挙げて
説明したが、本考案はこの実施態様に限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の改良並びに設計の変更が可能なこと
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は抵抗溶接機の電極チツプによるワーク
の溶接状態の説明図、第2図aおよびbは本考案
に係る抵抗溶接機の電極チツプ用ドレツサの本体
部を示す側面一部断面図および平面一部断面図、
第3図aおよびbは第2図に示す研削部の平面図
および要部の−線断面図、第4図は第3図に
示す切刃の斜視図、第5図aおよびbは本考案に
係る抵抗溶接機の電極チツプ用ドレツサの他の実
施態様に適用される研削部の平面図および要部の
−線断面図、第6図は第5図に示す切刃の斜
視図である。 10……本体部、14……シリンダ、18……
ケーシング、20……シリンダロツド、26……
従動部材、32……主動部材、38……従動部
材、42……研削部、46……ホルダ、50a〜
50c……側面用切刃部材、58a〜58c……
端面用切刃部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 溶接時の状態で近接する一対の電極チツプの
    先端面および側面を回転する研削部により研削
    する抵抗溶接機の電極チツプ用ドレツサにおい
    て、一対の電極チツプの先端面を研削する第1
    の切刃をホルダに一体に設けると共に、前記一
    対の電極チツプの先端部のテーパ状の側面を研
    削する第2の切刃を前記ホルダ着脱自在に装着
    することで研削部を構成し、前記第1および第
    2切刃に電極チツプの先端部を当接させた状態
    で当該研削部を回転させることにより研削を行
    うことを特徴とする抵抗溶接機の電極チツプ用
    ドレツサ。 (2) 請求項1記載の電極チツプ用ドレツサにおい
    て、第1切刃はバニツシユ面を有することを特
    徴とする抵抗溶接機の電極チツプ用ドレツサ。
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