JPH05309676A - ホットプレス装置 - Google Patents
ホットプレス装置Info
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- JPH05309676A JPH05309676A JP14662692A JP14662692A JPH05309676A JP H05309676 A JPH05309676 A JP H05309676A JP 14662692 A JP14662692 A JP 14662692A JP 14662692 A JP14662692 A JP 14662692A JP H05309676 A JPH05309676 A JP H05309676A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加工物を全体に亘って均一加圧することが
でき、部分的に厚さが異なる被加工物のプレス加工にも
適用可能な真空プレス装置の提供。 【構成】 真空ケースで覆われたチャンバ内において、
固定盤と可動盤との間に配設された複数の熱板22間
で、所定の被加工物をプレス加工するようにした真空プ
レス装置において、各熱板22の上下面を膨出変形可能
な可撓性膜34,36にて構成し、それら上下の可撓性
膜34,36間に密閉室40を形成すると共に、該密閉
室40内における、前記被加工物が載置される上面側の
可撓性膜34の背後に、該被加工物を支持する支持部材
42を配設する一方、かかる密閉室40に伝熱媒体を給
排せしめて、前記可撓性膜34,36に対して圧力を作
用せしめる給排手段を設けた。
でき、部分的に厚さが異なる被加工物のプレス加工にも
適用可能な真空プレス装置の提供。 【構成】 真空ケースで覆われたチャンバ内において、
固定盤と可動盤との間に配設された複数の熱板22間
で、所定の被加工物をプレス加工するようにした真空プ
レス装置において、各熱板22の上下面を膨出変形可能
な可撓性膜34,36にて構成し、それら上下の可撓性
膜34,36間に密閉室40を形成すると共に、該密閉
室40内における、前記被加工物が載置される上面側の
可撓性膜34の背後に、該被加工物を支持する支持部材
42を配設する一方、かかる密閉室40に伝熱媒体を給
排せしめて、前記可撓性膜34,36に対して圧力を作
用せしめる給排手段を設けた。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、真空プレス装置に係り、特に被
加工物を全体に亘って均一加圧することが可能で、部分
的に厚さが異なる被加工物のプレス加工にも有利に適用
され得る真空プレス装置に関するものである。
加工物を全体に亘って均一加圧することが可能で、部分
的に厚さが異なる被加工物のプレス加工にも有利に適用
され得る真空プレス装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、プレス装置の一種として、固定
盤と可動盤との間に配設された複数の熱板間において、
所定の被加工物をプレス成形するようにしたプレス装置
が知られており、更に、近年では、積層プレス品におけ
るボイド等の不良を防止するために、プレス加工領域を
真空ケースで覆い、上記被加工物に対するプレス操作
を、所定の真空状態下で行なうようにした真空プレス装
置が提案されている。そして、このような真空プレス装
置は、例えば積層プリント配線板や積層プリント多層
板、或いはフレキシブルな積層薄板基板などのプレス成
形に際して、好適に用いられている。
盤と可動盤との間に配設された複数の熱板間において、
所定の被加工物をプレス成形するようにしたプレス装置
が知られており、更に、近年では、積層プレス品におけ
るボイド等の不良を防止するために、プレス加工領域を
真空ケースで覆い、上記被加工物に対するプレス操作
を、所定の真空状態下で行なうようにした真空プレス装
置が提案されている。そして、このような真空プレス装
置は、例えば積層プリント配線板や積層プリント多層
板、或いはフレキシブルな積層薄板基板などのプレス成
形に際して、好適に用いられている。
【0003】また、このような真空プレス装置では、一
般に、金属等の剛性材料から成る熱板が用いられて、該
熱板が、その内部に配設された電熱線等によって加熱さ
れるようになっており、プレス加工時に、かかる熱板上
に載置される被加工物を支持すると共に、加熱するよう
になっている。
般に、金属等の剛性材料から成る熱板が用いられて、該
熱板が、その内部に配設された電熱線等によって加熱さ
れるようになっており、プレス加工時に、かかる熱板上
に載置される被加工物を支持すると共に、加熱するよう
になっている。
【0004】ところが、かくの如き熱板を用いてなる従
来の真空プレス装置にあっては、かかる熱板表面の加工
精度が低かったり、変形等が生ぜしめられると、被加工
物に対して均一なプレス力が及ぼされなくなるために、
製品品質が低下し、不良品発生の原因となるという問題
があった。
来の真空プレス装置にあっては、かかる熱板表面の加工
精度が低かったり、変形等が生ぜしめられると、被加工
物に対して均一なプレス力が及ぼされなくなるために、
製品品質が低下し、不良品発生の原因となるという問題
があった。
【0005】また、被加工物の厚さが部分的に異なるよ
うな場合には、全面均一プレスを行なうことが極めて困
難であり、フレキシブルな薄板基板等をプレス加工する
場合には、別途準備したクッション材等を用いなければ
ならず、必ずしも有利に適用され得るものではなかった
のである。
うな場合には、全面均一プレスを行なうことが極めて困
難であり、フレキシブルな薄板基板等をプレス加工する
場合には、別途準備したクッション材等を用いなければ
ならず、必ずしも有利に適用され得るものではなかった
のである。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、厚さが部分的に異なる被加工物やフレキシ
ブルな薄板基板等に対しても、熱板間でのプレス力が、
全面に亘って均一に且つ安定して及ぼされ得る、新規な
構造の真空プレス装置を提供することにある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、厚さが部分的に異なる被加工物やフレキシ
ブルな薄板基板等に対しても、熱板間でのプレス力が、
全面に亘って均一に且つ安定して及ぼされ得る、新規な
構造の真空プレス装置を提供することにある。
【0007】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、真空ケースで覆われたチャ
ンバ内において、固定盤と可動盤との間に複数の熱板を
配設し、該熱板上に載置される所定の被加工物を、それ
ら熱板間で挟んで、該熱板による加熱の下に、プレス加
工するようにした真空プレス装置であって、前記各熱板
の上下面を膨出変形可能な可撓性膜にて構成し、それら
上下の可撓性膜間に密閉室を形成すると共に、該密閉室
内における、前記被加工物が載置される上面側の可撓性
膜の背後に、該被加工物を支持する支持部材を配設する
一方、かかる密閉室に伝熱媒体を給排せしめて、前記可
撓性膜に対して圧力を作用せしめる給排手段を設けてな
る真空プレス装置にある。
発明の特徴とするところは、真空ケースで覆われたチャ
ンバ内において、固定盤と可動盤との間に複数の熱板を
配設し、該熱板上に載置される所定の被加工物を、それ
ら熱板間で挟んで、該熱板による加熱の下に、プレス加
工するようにした真空プレス装置であって、前記各熱板
の上下面を膨出変形可能な可撓性膜にて構成し、それら
上下の可撓性膜間に密閉室を形成すると共に、該密閉室
内における、前記被加工物が載置される上面側の可撓性
膜の背後に、該被加工物を支持する支持部材を配設する
一方、かかる密閉室に伝熱媒体を給排せしめて、前記可
撓性膜に対して圧力を作用せしめる給排手段を設けてな
る真空プレス装置にある。
【0008】
【作用・効果】すなわち、このような本発明に従う構造
とされた真空プレス装置においては、各熱板のプレス面
(上下面)が、可撓性膜にて構成されているところか
ら、被加工物を挟んで熱板を重ね合わせ、固定盤と可動
盤との間で熱板を拘束せしめた状態下、各熱板の密閉室
に伝熱媒体を供給し、可撓性膜に圧力を作用せしめるこ
とにより、かかる可撓性膜が、被加工物の上下表面に対
して圧接せしめられて、プレス力が及ぼされることとな
る。
とされた真空プレス装置においては、各熱板のプレス面
(上下面)が、可撓性膜にて構成されているところか
ら、被加工物を挟んで熱板を重ね合わせ、固定盤と可動
盤との間で熱板を拘束せしめた状態下、各熱板の密閉室
に伝熱媒体を供給し、可撓性膜に圧力を作用せしめるこ
とにより、かかる可撓性膜が、被加工物の上下表面に対
して圧接せしめられて、プレス力が及ぼされることとな
る。
【0009】そして、その際、各熱板のプレス面を構成
する可撓性膜が、被加工物の表面に沿って変形せしめら
れて、密着されることとなるところから、かかる被加工
物の形状に拘わらず、即ち部分的に肉厚が異なる被加工
物やフレキシブルな被加工物であっても、その全面に亘
って、略均一のプレス圧が、有効に及ぼされ得るのであ
る。
する可撓性膜が、被加工物の表面に沿って変形せしめら
れて、密着されることとなるところから、かかる被加工
物の形状に拘わらず、即ち部分的に肉厚が異なる被加工
物やフレキシブルな被加工物であっても、その全面に亘
って、略均一のプレス圧が、有効に及ぼされ得るのであ
る。
【0010】しかも、本発明に係る真空プレス装置にお
いては、被加工物に対して及ぼされるプレス圧が、各熱
板の密閉室に供給される伝熱媒体の圧力によって決定さ
れることから、単位面積当たりのプレス圧を制御するこ
とが可能であり、それ故、三枚以上の熱板によって複数
段のプレスステージを形成し、各プレスステージで同時
に複数の被加工物をプレス加工するに際して、各プレス
ステージにおける被加工物のサイズが相違する場合で
も、各被加工物に対して、単位面積当たり同一のプレス
圧を及ぼすことができるのである。
いては、被加工物に対して及ぼされるプレス圧が、各熱
板の密閉室に供給される伝熱媒体の圧力によって決定さ
れることから、単位面積当たりのプレス圧を制御するこ
とが可能であり、それ故、三枚以上の熱板によって複数
段のプレスステージを形成し、各プレスステージで同時
に複数の被加工物をプレス加工するに際して、各プレス
ステージにおける被加工物のサイズが相違する場合で
も、各被加工物に対して、単位面積当たり同一のプレス
圧を及ぼすことができるのである。
【0011】また、本発明に係る真空プレス装置では、
被加工物の加熱が、可撓性膜にて画成された密閉室に給
排される伝熱媒体にて為されることから、熱板を電熱線
等で加熱する従来構造のプレス装置よりも、被加工物全
体の均一加熱が可能であり、しかも、特に係る伝熱媒体
として熱容量の大きい液体を採用するようにすれば、優
れた熱効率を得ることができるのである。
被加工物の加熱が、可撓性膜にて画成された密閉室に給
排される伝熱媒体にて為されることから、熱板を電熱線
等で加熱する従来構造のプレス装置よりも、被加工物全
体の均一加熱が可能であり、しかも、特に係る伝熱媒体
として熱容量の大きい液体を採用するようにすれば、優
れた熱効率を得ることができるのである。
【0012】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0013】先ず、図1には、本発明の一実施例として
の真空多段ホットプレス装置の概略構成図が、示されて
いる。かかる図において、10は、プレス装置本体であ
って、上盤12と、下盤14とが、上下方向に所定距離
を隔てて対向配置せしめられており、図示しないタイロ
ッドにより、互いに固定的に連結されている。また、上
盤12の下部は、固定盤16が固設されている一方、下
盤14には、可動盤18が、固定盤16に対向位置して
装着されており、下盤14に設けられた油圧シリンダ2
0により、かかる可動盤18が、固定盤16に対して、
接近・離隔方向に駆動せしめられるようになっている。
なお、図中、可動盤18を駆動する油圧シリンダ20の
油圧回路は、省略する。
の真空多段ホットプレス装置の概略構成図が、示されて
いる。かかる図において、10は、プレス装置本体であ
って、上盤12と、下盤14とが、上下方向に所定距離
を隔てて対向配置せしめられており、図示しないタイロ
ッドにより、互いに固定的に連結されている。また、上
盤12の下部は、固定盤16が固設されている一方、下
盤14には、可動盤18が、固定盤16に対向位置して
装着されており、下盤14に設けられた油圧シリンダ2
0により、かかる可動盤18が、固定盤16に対して、
接近・離隔方向に駆動せしめられるようになっている。
なお、図中、可動盤18を駆動する油圧シリンダ20の
油圧回路は、省略する。
【0014】さらに、これら固定盤16と可動盤18と
の間には、3枚の熱板22が、上下方向に、互いに所定
距離を隔てて配設されており、図示しない支持機構によ
り、支持されている。
の間には、3枚の熱板22が、上下方向に、互いに所定
距離を隔てて配設されており、図示しない支持機構によ
り、支持されている。
【0015】そして、中段および下段の熱板22上に、
電気プリント配線基板用積層材等の所定の被加工物を載
置せしめた後、可動盤18を、固定盤16に対して接近
方向に移動、押圧作動せしめることにより、それら被加
工物に対して、各熱板22間で、ホットプレス加工が施
されるようになっている。
電気プリント配線基板用積層材等の所定の被加工物を載
置せしめた後、可動盤18を、固定盤16に対して接近
方向に移動、押圧作動せしめることにより、それら被加
工物に対して、各熱板22間で、ホットプレス加工が施
されるようになっている。
【0016】また、上盤12と下盤14との対向面間
は、真空ケース24によって覆われており、それによっ
て、内部に上記複数枚の熱板22が配設されてなる密閉
されたチャンバ26が、形成されている。
は、真空ケース24によって覆われており、それによっ
て、内部に上記複数枚の熱板22が配設されてなる密閉
されたチャンバ26が、形成されている。
【0017】ここにおいて、各熱板22は、図2及び図
3に示されている如く、矩形枠体形状の枠金具28を有
している。また、この枠金具28の上下開口部には、内
方に突出する上下のフランジ部30,32が、それぞ
れ、周方向に連続して、所定幅で形成されている。
3に示されている如く、矩形枠体形状の枠金具28を有
している。また、この枠金具28の上下開口部には、内
方に突出する上下のフランジ部30,32が、それぞ
れ、周方向に連続して、所定幅で形成されている。
【0018】さらに、かかる枠金具28の上側開口部お
よび下側開口部には、薄板形状の可撓性膜としての上側
ゴム弾性膜34および下側ゴム弾性膜36が、それぞ
れ、配設されている。なお、これらのゴム弾性膜34,
36は、耐熱性と共に、後述する伝熱液体に対する耐液
性に優れたものが用いられ、例えば、フッ素ゴムやシリ
コンゴム等が、好適に用いられる。
よび下側開口部には、薄板形状の可撓性膜としての上側
ゴム弾性膜34および下側ゴム弾性膜36が、それぞ
れ、配設されている。なお、これらのゴム弾性膜34,
36は、耐熱性と共に、後述する伝熱液体に対する耐液
性に優れたものが用いられ、例えば、フッ素ゴムやシリ
コンゴム等が、好適に用いられる。
【0019】そして、かかる上下のゴム弾性膜34,3
6は、それぞれ、その外周部分が、枠金具28における
上下のフランジ部30,32の内側面に重ね合わされ、
更に外周縁部が、枠金具28の内周面に折り曲げられる
ようにして重ね合わされている。また、枠金具28にお
ける各辺部の内周面側には、それぞれ、押え金具38が
配設されており、図3に示されている如く、枠金具28
に対して、ボルト39によって固定されている。そし
て、上記ゴム弾性膜34,36の外周縁部が、それら枠
金具28と押え金具38との間で、液密に挟圧され、保
持せしめられている。
6は、それぞれ、その外周部分が、枠金具28における
上下のフランジ部30,32の内側面に重ね合わされ、
更に外周縁部が、枠金具28の内周面に折り曲げられる
ようにして重ね合わされている。また、枠金具28にお
ける各辺部の内周面側には、それぞれ、押え金具38が
配設されており、図3に示されている如く、枠金具28
に対して、ボルト39によって固定されている。そし
て、上記ゴム弾性膜34,36の外周縁部が、それら枠
金具28と押え金具38との間で、液密に挟圧され、保
持せしめられている。
【0020】それによって、枠金具28の上側開口部お
よび下側開口部が、それぞれ、上側ゴム弾性膜34およ
び下側ゴム弾性膜36によって、液密に覆蓋されている
のであり、以て、熱板22の内部に、上下壁部がゴム弾
性膜34,36にて構成されてなる密閉室40が、画成
されている。
よび下側開口部が、それぞれ、上側ゴム弾性膜34およ
び下側ゴム弾性膜36によって、液密に覆蓋されている
のであり、以て、熱板22の内部に、上下壁部がゴム弾
性膜34,36にて構成されてなる密閉室40が、画成
されている。
【0021】また、かかる密閉室40の内部には、平板
形状の支持板42が収容配置されており、図示されてい
る如く、その外周縁部を、枠金具28の上フランジ部3
0と押え金具38との間で挟持されることにより、上側
ゴム弾性膜34の背後に位置するようにして、配設支持
されている。そして、この支持板42によって、上側ゴ
ム弾性膜34の密閉室40側への膨出変形が阻止されて
いる。なお、かかる支持板42には、板厚方向に貫通す
る複数の通孔44が設けられており、それらの通孔44
を通じて、支持板42によって仕切られた密閉室40の
両側(上側ゴム弾性膜34側および下側ゴム弾性膜36
側)部分が、互いに連通せしめられている。
形状の支持板42が収容配置されており、図示されてい
る如く、その外周縁部を、枠金具28の上フランジ部3
0と押え金具38との間で挟持されることにより、上側
ゴム弾性膜34の背後に位置するようにして、配設支持
されている。そして、この支持板42によって、上側ゴ
ム弾性膜34の密閉室40側への膨出変形が阻止されて
いる。なお、かかる支持板42には、板厚方向に貫通す
る複数の通孔44が設けられており、それらの通孔44
を通じて、支持板42によって仕切られた密閉室40の
両側(上側ゴム弾性膜34側および下側ゴム弾性膜36
側)部分が、互いに連通せしめられている。
【0022】さらに、かくの如き密閉室40が内部に形
成された熱板22には、その周壁部に対して、液体供給
口46および液体排出口48が、それぞれ、枠金具28
および押え金具38を貫通して、形成されている。
成された熱板22には、その周壁部に対して、液体供給
口46および液体排出口48が、それぞれ、枠金具28
および押え金具38を貫通して、形成されている。
【0023】そして、このような構造とされた各熱板2
2には、図1に示されているように、伝熱液体の給排管
路が接続されており、以て、伝熱液体の給排手段によ
り、液体供給口46および液体排出口48を通じて、そ
の密閉室40内に、伝熱液体が供給・排出せしめられる
ようになっている。なお、伝熱液体としては、沸点が高
く且つ熱板22等に対して悪影響を及ぼさないものであ
って、例えばバレルサーム♯200,♯400(松村石
油製),サムエース♯600,♯900(新日鐵化学株
式会社製)等が、好適に採用され得る。
2には、図1に示されているように、伝熱液体の給排管
路が接続されており、以て、伝熱液体の給排手段によ
り、液体供給口46および液体排出口48を通じて、そ
の密閉室40内に、伝熱液体が供給・排出せしめられる
ようになっている。なお、伝熱液体としては、沸点が高
く且つ熱板22等に対して悪影響を及ぼさないものであ
って、例えばバレルサーム♯200,♯400(松村石
油製),サムエース♯600,♯900(新日鐵化学株
式会社製)等が、好適に採用され得る。
【0024】より具体的には、かかる伝熱液体の給排手
段は、ポンプ50を備えており、該ポンプ50から圧送
される伝熱液体を各熱板22の密閉室40に供給する液
体供給管路52と、各熱板22の密閉室40から排出さ
れる伝熱液体をポンプ50に導く液体排出管路54とか
らなる閉回路構造の液体流路を備えている。なお、図1
中、56は、伝熱液体の補助タンクである。そして、ポ
ンプ50により、各熱板22の密閉室40内に、伝熱液
体が流通せしめられるようになっている。
段は、ポンプ50を備えており、該ポンプ50から圧送
される伝熱液体を各熱板22の密閉室40に供給する液
体供給管路52と、各熱板22の密閉室40から排出さ
れる伝熱液体をポンプ50に導く液体排出管路54とか
らなる閉回路構造の液体流路を備えている。なお、図1
中、56は、伝熱液体の補助タンクである。そして、ポ
ンプ50により、各熱板22の密閉室40内に、伝熱液
体が流通せしめられるようになっている。
【0025】また、上記液体供給管路52上には、液体
加熱用のヒータ58と、液体冷却用のクーラ60が、並
列的に配設されている。そして、三方バルブ62の切換
操作に基づいて、それらヒータ58およびクーラ60の
何れか一方を通じて、伝熱液体が流通せしめられるよう
になっており、それによって、熱板22の密閉室40に
供給される伝熱液体が、加熱乃至は冷却されるようにな
っている。
加熱用のヒータ58と、液体冷却用のクーラ60が、並
列的に配設されている。そして、三方バルブ62の切換
操作に基づいて、それらヒータ58およびクーラ60の
何れか一方を通じて、伝熱液体が流通せしめられるよう
になっており、それによって、熱板22の密閉室40に
供給される伝熱液体が、加熱乃至は冷却されるようにな
っている。
【0026】なお、図面上に明示はされていないが、上
記液体供給管路52および液体排出管路54は、分岐管
64,66によって、それぞれ、各熱板22に対する接
続側が分岐されており、各熱板22に対する伝熱液体の
給排用の管路が、互いに並列的に設けられている。ま
た、それら並列的に設けられた、各熱板22に対する給
排管路上には、それぞれ、供給側バルブ68および排出
側バルブ70が、配設されている。それによって、各熱
板22の密閉室40に対する伝熱液体の給排制御を、互
いに独立して行なうことができるようになっているので
ある。
記液体供給管路52および液体排出管路54は、分岐管
64,66によって、それぞれ、各熱板22に対する接
続側が分岐されており、各熱板22に対する伝熱液体の
給排用の管路が、互いに並列的に設けられている。ま
た、それら並列的に設けられた、各熱板22に対する給
排管路上には、それぞれ、供給側バルブ68および排出
側バルブ70が、配設されている。それによって、各熱
板22の密閉室40に対する伝熱液体の給排制御を、互
いに独立して行なうことができるようになっているので
ある。
【0027】また、各熱板22に接続された給排管路
は、可撓性の管体によって構成されており、プレス加工
に際しての熱板22の移動が、許容され得るようになっ
ている。
は、可撓性の管体によって構成されており、プレス加工
に際しての熱板22の移動が、許容され得るようになっ
ている。
【0028】さらに、上記補助タンク56には、加圧バ
ルブ71を介して、圧縮機72が接続されており、該補
助タンク56に収容された伝熱液体に対して、加圧力が
及ぼされるようになっている。また、この補助タンク5
6に及ぼされる加圧力は、圧力調節弁74によって、制
御されるようになっている。なお、図1中、76は、補
助タンク56に及ぼされる圧力を抜くための圧抜弁であ
る。
ルブ71を介して、圧縮機72が接続されており、該補
助タンク56に収容された伝熱液体に対して、加圧力が
及ぼされるようになっている。また、この補助タンク5
6に及ぼされる加圧力は、圧力調節弁74によって、制
御されるようになっている。なお、図1中、76は、補
助タンク56に及ぼされる圧力を抜くための圧抜弁であ
る。
【0029】すなわち、かかる圧縮機72にて補助タン
ク56に収容された伝熱液体に加圧力が及ぼされること
により、前記液体供給管路52および液体排出管路54
を通じて循環せしめられる伝熱液体が加圧されることと
なり、以て、この伝熱液体により、熱板22の密閉室4
0に対して、所定の加圧力が及ぼされるようになってい
るのである。
ク56に収容された伝熱液体に加圧力が及ぼされること
により、前記液体供給管路52および液体排出管路54
を通じて循環せしめられる伝熱液体が加圧されることと
なり、以て、この伝熱液体により、熱板22の密閉室4
0に対して、所定の加圧力が及ぼされるようになってい
るのである。
【0030】また一方、プレス装置本体10の上盤12
には、チャンバ26内に開口する通孔78が設けられて
おり、かかる通孔78に接続された空気吸引管路82を
通じて、チャンバ26内が、真空ポンプ80に接続され
ている。そして、この真空ポンプ80の作動により、チ
ャンバ26内が真空化されるようになっている。
には、チャンバ26内に開口する通孔78が設けられて
おり、かかる通孔78に接続された空気吸引管路82を
通じて、チャンバ26内が、真空ポンプ80に接続され
ている。そして、この真空ポンプ80の作動により、チ
ャンバ26内が真空化されるようになっている。
【0031】更にまた、かかるプレス装置本体10のチ
ャンバ26内は、通孔78に接続された空気圧縮管路8
4を通じて、圧縮機72に接続されている。そして、該
圧縮機72からの加圧空気がチャンバ26に導かれるこ
とにより、かかるチャンバ26内が加圧されるようにな
っている。
ャンバ26内は、通孔78に接続された空気圧縮管路8
4を通じて、圧縮機72に接続されている。そして、該
圧縮機72からの加圧空気がチャンバ26に導かれるこ
とにより、かかるチャンバ26内が加圧されるようにな
っている。
【0032】なお、これら空気吸引管路82および空気
圧縮管路84上には、吸引側開閉バルブ86および圧縮
側開閉バルブ88が、それぞれ配設されており、それら
両開閉バルブ86,88の操作に基づいて、チャンバ2
6の真空化および加圧が、択一的に行なわれるようにな
っている。また、空気圧縮管路84上には、減圧弁90
が配設されており、チャンバ26内の圧力が低くなるよ
うに設定されている。具体的には、チャンバ26に対し
て2〜3kg/cm2程度の圧力が及ぼされるように、設定さ
れる。
圧縮管路84上には、吸引側開閉バルブ86および圧縮
側開閉バルブ88が、それぞれ配設されており、それら
両開閉バルブ86,88の操作に基づいて、チャンバ2
6の真空化および加圧が、択一的に行なわれるようにな
っている。また、空気圧縮管路84上には、減圧弁90
が配設されており、チャンバ26内の圧力が低くなるよ
うに設定されている。具体的には、チャンバ26に対し
て2〜3kg/cm2程度の圧力が及ぼされるように、設定さ
れる。
【0033】そうして、このような構造とされたプレス
装置においては、以下の如くして、プレス成形が実施さ
れることとなる。なお、以下のプレス成形操作の説明
は、説明を簡略とし、理解を容易するために、固定盤1
6と可動盤18との間に2枚の熱板22,22が配設さ
れているものとし、その要部を概略的に示す図4乃至図
6に基づいて、行なうこととする。
装置においては、以下の如くして、プレス成形が実施さ
れることとなる。なお、以下のプレス成形操作の説明
は、説明を簡略とし、理解を容易するために、固定盤1
6と可動盤18との間に2枚の熱板22,22が配設さ
れているものとし、その要部を概略的に示す図4乃至図
6に基づいて、行なうこととする。
【0034】先ず、圧抜弁76にて補助タンク56に及
ぼされる圧力を抜き、熱板22の密閉室40内を非加圧
状態とした後、加圧バルブ71を閉じ、且つ圧抜弁76
を開き、更に圧縮側開閉バルブ88を開くと共に、吸引
側開閉バルブ86を閉じることにより、チャンバ26内
を加圧する。それによって、図4に示されている如く、
各熱板22の上下ゴム弾性膜34,36が、密閉室40
側に押圧せしめられて、下側ゴム弾性膜36が凹陥され
ることにより、各熱板22,22間に、非加工物の配設
スペースが確保されることとなる。
ぼされる圧力を抜き、熱板22の密閉室40内を非加圧
状態とした後、加圧バルブ71を閉じ、且つ圧抜弁76
を開き、更に圧縮側開閉バルブ88を開くと共に、吸引
側開閉バルブ86を閉じることにより、チャンバ26内
を加圧する。それによって、図4に示されている如く、
各熱板22の上下ゴム弾性膜34,36が、密閉室40
側に押圧せしめられて、下側ゴム弾性膜36が凹陥され
ることにより、各熱板22,22間に、非加工物の配設
スペースが確保されることとなる。
【0035】次いで、各熱板22の密閉室40に伝熱液
体を給排する供給側バルブ68および排出側バルブ70
を閉じ、各熱板22の下側ゴム弾性体36を凹陥状態に
保持せしめた後、圧縮側開閉バルブ88を閉じると共
に、吸引側開閉バルブ86を開くことにより、チャンバ
26内を、略大気圧まで減圧する。
体を給排する供給側バルブ68および排出側バルブ70
を閉じ、各熱板22の下側ゴム弾性体36を凹陥状態に
保持せしめた後、圧縮側開閉バルブ88を閉じると共
に、吸引側開閉バルブ86を開くことにより、チャンバ
26内を、略大気圧まで減圧する。
【0036】その後、真空ケース24の開閉扉(図示せ
ず)を開いて、熱板22,22間に被加工物92を挿入
し、熱板22の上側ゴム弾性膜34上に載置せしめる。
なお、その際、かかる上側ゴム弾性膜34は、支持板4
2にて、密閉室40側への変形が阻止されていることか
ら、被加工物92は、上側ゴム弾性膜34上に載置され
得る。
ず)を開いて、熱板22,22間に被加工物92を挿入
し、熱板22の上側ゴム弾性膜34上に載置せしめる。
なお、その際、かかる上側ゴム弾性膜34は、支持板4
2にて、密閉室40側への変形が阻止されていることか
ら、被加工物92は、上側ゴム弾性膜34上に載置され
得る。
【0037】そして、真空ケース24の開閉扉を閉じた
後、吸引側開閉バルブ86を開いて、チャンバ26内を
減圧せしめることにより、該チャンバ26内を真空化す
る。なお、この真空化によって、被加工物92の素材
(積層材)間に存在するガス抜きも、同時に行なうこと
が可能である。
後、吸引側開閉バルブ86を開いて、チャンバ26内を
減圧せしめることにより、該チャンバ26内を真空化す
る。なお、この真空化によって、被加工物92の素材
(積層材)間に存在するガス抜きも、同時に行なうこと
が可能である。
【0038】次いで、図5に示されているように、可動
盤18を、油圧シリンダ20にて、固定盤16側に駆動
せしめることにより、それら可動盤18と固定盤16と
の間で、熱板22,22を重ね合わせて挟圧する。それ
によって、両熱板22,22間において、被加工物92
が配設された領域が、略袋状に閉鎖されることとなる。
なお、この両熱板22,22間に形成された領域は、密
閉されている必要はなく、両熱板22の枠金具28,2
8間に通孔を設けること等により、外部に連通されてい
ても良い。
盤18を、油圧シリンダ20にて、固定盤16側に駆動
せしめることにより、それら可動盤18と固定盤16と
の間で、熱板22,22を重ね合わせて挟圧する。それ
によって、両熱板22,22間において、被加工物92
が配設された領域が、略袋状に閉鎖されることとなる。
なお、この両熱板22,22間に形成された領域は、密
閉されている必要はなく、両熱板22の枠金具28,2
8間に通孔を設けること等により、外部に連通されてい
ても良い。
【0039】そして、その後、加圧バルブ71を開い
て、圧縮機72により、補助タンク56内を加圧すると
共に、供給側バルブ68および排出側バルブ70を開く
ことにより、各熱板22の密閉室40内に、加圧された
圧力液体を導く。また、その際、三方バルブ62を操作
して、かかる圧力液体を、ヒータ58を通じて循環せし
めることにより、加熱し、加熱圧力液体として、各熱板
22の密閉室40内に導く。
て、圧縮機72により、補助タンク56内を加圧すると
共に、供給側バルブ68および排出側バルブ70を開く
ことにより、各熱板22の密閉室40内に、加圧された
圧力液体を導く。また、その際、三方バルブ62を操作
して、かかる圧力液体を、ヒータ58を通じて循環せし
めることにより、加熱し、加熱圧力液体として、各熱板
22の密閉室40内に導く。
【0040】それによって、各熱板22の密閉室40の
内圧が上昇せしめられ、以て、図6に示されている如
く、各熱板22における上下のゴム弾性膜34,36
が、外方に膨出変形せしめられる。そして、その際、各
熱板22の離隔方向への変位は、固定盤16と可動盤1
8との間で及ぼされる油圧シリンダ20の締付力によっ
て規制されていることから、図示されているように、上
側熱板22における下側ゴム弾性膜36と下側熱板22
における上側ゴム弾性膜34とが、それぞれ、被加工物
の外表面形状に沿って変形せしめられて、該被加工物9
2の外表面に密着されることとなる。なお、上側熱板2
2における上側ゴム弾性膜34と下側熱板22における
下側ゴム弾性膜34の外方への膨出変形は、それぞれ、
固定盤16および可動盤18にて、規制される。
内圧が上昇せしめられ、以て、図6に示されている如
く、各熱板22における上下のゴム弾性膜34,36
が、外方に膨出変形せしめられる。そして、その際、各
熱板22の離隔方向への変位は、固定盤16と可動盤1
8との間で及ぼされる油圧シリンダ20の締付力によっ
て規制されていることから、図示されているように、上
側熱板22における下側ゴム弾性膜36と下側熱板22
における上側ゴム弾性膜34とが、それぞれ、被加工物
の外表面形状に沿って変形せしめられて、該被加工物9
2の外表面に密着されることとなる。なお、上側熱板2
2における上側ゴム弾性膜34と下側熱板22における
下側ゴム弾性膜34の外方への膨出変形は、それぞれ、
固定盤16および可動盤18にて、規制される。
【0041】また、そこにおいて、チャンバ26内は真
空化されていることから、ゴム弾性膜36,34が被加
工物92の外表面に密着される場合にも、ゴム弾性膜3
6,34と被加工物92との間への空気の入り込みは、
可及的に防止され得る。更に、それらゴム弾性膜36,
34は、少なくとも被加工物92の上下表面の略全面に
亘って、密着されていれば良く、被加工物92の側面に
は、必ずしも密着されていなくても良い。そして、かか
る被加工物92の上下表面に対して密着されるように、
被加工物92のサイズや形状を考慮して、かかるゴム弾
性膜36,34の材質や厚さ、或いはその大きさ等が、
決定されることとなる。
空化されていることから、ゴム弾性膜36,34が被加
工物92の外表面に密着される場合にも、ゴム弾性膜3
6,34と被加工物92との間への空気の入り込みは、
可及的に防止され得る。更に、それらゴム弾性膜36,
34は、少なくとも被加工物92の上下表面の略全面に
亘って、密着されていれば良く、被加工物92の側面に
は、必ずしも密着されていなくても良い。そして、かか
る被加工物92の上下表面に対して密着されるように、
被加工物92のサイズや形状を考慮して、かかるゴム弾
性膜36,34の材質や厚さ、或いはその大きさ等が、
決定されることとなる。
【0042】すなわち、このようにして、熱板22,2
2が、固定盤16と可動盤18との間で拘束された状態
下で、それら両熱板22,22のゴム弾性膜36,34
が、被加工物92の上下表面に密着されることにより、
かかる被加工物92に対して、熱板22の密閉室40を
流通せしめられる伝熱液体の熱および圧力が、ゴム弾性
膜36,34を介して、及ぼされるのであり、以て、該
被加工物92に対して、ホットプレス加工が施されるこ
ととなるのである。
2が、固定盤16と可動盤18との間で拘束された状態
下で、それら両熱板22,22のゴム弾性膜36,34
が、被加工物92の上下表面に密着されることにより、
かかる被加工物92に対して、熱板22の密閉室40を
流通せしめられる伝熱液体の熱および圧力が、ゴム弾性
膜36,34を介して、及ぼされるのであり、以て、該
被加工物92に対して、ホットプレス加工が施されるこ
ととなるのである。
【0043】そして、被加工物に対するプレス加工の終
了後、三方バルブ62を切り換えて、伝熱液体を、クー
ラ60を通じて循環させ、各熱板22の密閉室40に導
くことにより、かかる伝熱液体によって、プレス製品を
冷却する。
了後、三方バルブ62を切り換えて、伝熱液体を、クー
ラ60を通じて循環させ、各熱板22の密閉室40に導
くことにより、かかる伝熱液体によって、プレス製品を
冷却する。
【0044】その後、圧抜弁76を開いて、補助タンク
56を減圧し、熱板22の密閉室40を減圧せしめた
後、可動盤18を、油圧シリンダ20により、固定盤1
6から離隔する方向に移動せしめて、各熱板22を離隔
移動させる。
56を減圧し、熱板22の密閉室40を減圧せしめた
後、可動盤18を、油圧シリンダ20により、固定盤1
6から離隔する方向に移動せしめて、各熱板22を離隔
移動させる。
【0045】更にその後、上述の初期工程と同様な操作
に従い、チャンバ26内を、圧縮機72にて加圧して、
各熱板22の下側ゴム弾性膜36を凹陥変形せしめ、次
いで、チャンバ26内を減圧して略大気圧とした後、真
空ケース24の開閉扉を開くことにより、プレス製品を
取り出すことができるのである。また、連続して、次の
プレス加工を実施する場合には、プレス製品の取出し
後、熱板22,22間に被加工物を挿入することによ
り、再び、上述の如き、プレス工程を、繰り返すことが
可能である。
に従い、チャンバ26内を、圧縮機72にて加圧して、
各熱板22の下側ゴム弾性膜36を凹陥変形せしめ、次
いで、チャンバ26内を減圧して略大気圧とした後、真
空ケース24の開閉扉を開くことにより、プレス製品を
取り出すことができるのである。また、連続して、次の
プレス加工を実施する場合には、プレス製品の取出し
後、熱板22,22間に被加工物を挿入することによ
り、再び、上述の如き、プレス工程を、繰り返すことが
可能である。
【0046】従って、上述の如き構造とされた真空プレ
ス装置においては、被加工物92の表面に密着されるこ
ととなる、各熱板22における加圧面が、ゴム弾性膜3
6,34にて構成されており、被加工物92の表面形状
に追従して、変形せしめられることから、かかる被加工
物92が、部分的に厚さの異なる場合や、フレキシブル
な基板等であっても、その全面に亘って、均一なプレス
圧を及ぼすことができるのである。
ス装置においては、被加工物92の表面に密着されるこ
ととなる、各熱板22における加圧面が、ゴム弾性膜3
6,34にて構成されており、被加工物92の表面形状
に追従して、変形せしめられることから、かかる被加工
物92が、部分的に厚さの異なる場合や、フレキシブル
な基板等であっても、その全面に亘って、均一なプレス
圧を及ぼすことができるのである。
【0047】しかも、かかる真空プレス装置において
は、被加工物92に対して及ぼされるプレス圧が、各熱
板22の密閉室40に供給される伝熱液体の液圧によっ
て決定されることから、油圧シリンダ20によって固定
盤16と可動盤18との間で及ぼされる圧締力に拘わら
ず、圧縮機72にて伝熱液体に及ぼされる圧力を、圧力
調節弁74にて調節することにより、被加工物92に及
ぼされる単位面積当たりのプレス圧を制御することが可
能である。それ故、三枚以上の熱板22によって複数段
のプレスステージを形成し、各プレスステージで同時に
複数の被加工物92をプレス加工するに際して、各プレ
スステージにおける被加工物92のサイズが相違する場
合でも、各被加工物92に対して、単位面積当たり同一
のプレス圧を及ぼすことができるのであり、各被加工物
92の形状や大きさに拘わらず、プレス圧を有利に制御
することが可能となるのである。
は、被加工物92に対して及ぼされるプレス圧が、各熱
板22の密閉室40に供給される伝熱液体の液圧によっ
て決定されることから、油圧シリンダ20によって固定
盤16と可動盤18との間で及ぼされる圧締力に拘わら
ず、圧縮機72にて伝熱液体に及ぼされる圧力を、圧力
調節弁74にて調節することにより、被加工物92に及
ぼされる単位面積当たりのプレス圧を制御することが可
能である。それ故、三枚以上の熱板22によって複数段
のプレスステージを形成し、各プレスステージで同時に
複数の被加工物92をプレス加工するに際して、各プレ
スステージにおける被加工物92のサイズが相違する場
合でも、各被加工物92に対して、単位面積当たり同一
のプレス圧を及ぼすことができるのであり、各被加工物
92の形状や大きさに拘わらず、プレス圧を有利に制御
することが可能となるのである。
【0048】また、かかる真空プレス装置では、被加工
物92の加熱および冷却が、熱板22の密閉室40を循
環せしめられる伝熱液体にて為されることから、該密閉
室40の壁部を構成するゴム弾性膜34,36が被加工
物92の上下面の略全面に密着されることと相俟って、
かかる被加工物92の全体を均一に加熱することができ
るのである。
物92の加熱および冷却が、熱板22の密閉室40を循
環せしめられる伝熱液体にて為されることから、該密閉
室40の壁部を構成するゴム弾性膜34,36が被加工
物92の上下面の略全面に密着されることと相俟って、
かかる被加工物92の全体を均一に加熱することができ
るのである。
【0049】更にまた、かかる真空プレス装置において
は、被加工物92に対する加熱加圧操作(ホットプレス
加工)が、真空化されたチャンバ内で実施されるところ
から、空気の対流による放熱が可及的に抑制されること
となり、より優れた熱効率を得ることができるのであ
る。
は、被加工物92に対する加熱加圧操作(ホットプレス
加工)が、真空化されたチャンバ内で実施されるところ
から、空気の対流による放熱が可及的に抑制されること
となり、より優れた熱効率を得ることができるのであ
る。
【0050】また、特に本実施例では、伝熱媒体とし
て、ガスよりも熱容量の大きい液体が採用されているこ
とから、優れた熱効率を得ることができ、加熱および冷
却時間の短縮化も有利に図られ得るのである。
て、ガスよりも熱容量の大きい液体が採用されているこ
とから、優れた熱効率を得ることができ、加熱および冷
却時間の短縮化も有利に図られ得るのである。
【0051】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0052】例えば、固定盤16と可動盤18との間に
配設される熱板22の数は、前記実施例のものに限定さ
れるものではなく、4枚以上配設するようにしても良
い。
配設される熱板22の数は、前記実施例のものに限定さ
れるものではなく、4枚以上配設するようにしても良
い。
【0053】また、熱板22の密閉室40内に配設され
る支持部材も、被加工物92を支持し得るものであれば
良く、例示の如き多孔の支持板42の他、格子状の棒材
等を用いることも可能である。
る支持部材も、被加工物92を支持し得るものであれば
良く、例示の如き多孔の支持板42の他、格子状の棒材
等を用いることも可能である。
【0054】更にまた、各熱板22に伝熱流体を給排す
る給排手段や、チャンバ内を加圧および真空化する空気
圧制御手段も、例示の如き構造に限定されるものでは、
決してない。
る給排手段や、チャンバ内を加圧および真空化する空気
圧制御手段も、例示の如き構造に限定されるものでは、
決してない。
【0055】また、前記実施例では、伝熱媒体として、
液体が用いられていたが、それに代えて、ガスを用いる
ことも可能である。
液体が用いられていたが、それに代えて、ガスを用いる
ことも可能である。
【0056】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図1】本発明の一実施例としての真空多段ホットプレ
ス装置を示す概略構成図である。
ス装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示されている真空多段ホットプレス装置
に用いられている熱板を拡大して示す断面図である。
に用いられている熱板を拡大して示す断面図である。
【図3】図2に示されている熱板の別の断面を示す図で
ある。
ある。
【図4】図1に示されている真空多段ホットプレス装置
によるプレス操作を説明するための一工程図である。
によるプレス操作を説明するための一工程図である。
【図5】図1に示されている真空多段ホットプレス装置
によるプレス操作を説明するための別の工程図である。
によるプレス操作を説明するための別の工程図である。
【図6】図1に示されている真空多段ホットプレス装置
によるプレス操作を説明するための更に別の工程図であ
る。
によるプレス操作を説明するための更に別の工程図であ
る。
10 プレス装置本体 12 上盤 14 下盤 16 固定盤 18 可動盤 22 熱板 24 真空ケース 26 チャンバ 28 枠金具 34 上側ゴム弾性膜 36 下側ゴム弾性膜 38 押え金具 40 密閉室 42 支持板 44 通孔 50 ポンプ 56 補助タンク 58 ヒータ 60 クーラ 72 圧縮機 80 真空ポンプ 92 被加工物
Claims (1)
- 【請求項1】 真空ケースで覆われたチャンバ内におい
て、固定盤と可動盤との間に複数の熱板を配設し、該熱
板上に載置される所定の被加工物を、それら熱板間で挟
んで、該熱板による加熱の下に、プレス加工するように
した真空プレス装置であって、 前記各熱板の上下面を膨出変形可能な可撓性膜にて構成
し、それら上下の可撓性膜間に密閉室を形成すると共
に、該密閉室内における、前記被加工物が載置される上
面側の可撓性膜の背後に、該被加工物を支持する支持部
材を配設する一方、かかる密閉室に伝熱媒体を給排せし
めて、前記可撓性膜に対して圧力を作用せしめる給排手
段を設けたことを特徴とする真空プレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14662692A JP2966193B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ホットプレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14662692A JP2966193B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ホットプレス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309676A true JPH05309676A (ja) | 1993-11-22 |
| JP2966193B2 JP2966193B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15411993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14662692A Expired - Lifetime JP2966193B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ホットプレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2966193B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112157919A (zh) * | 2020-10-24 | 2021-01-01 | 东莞琦联电子有限公司 | 生产皮套的软弹性热压治具及其制作方法 |
| EP3981582A1 (en) * | 2020-10-08 | 2022-04-13 | The Boeing Company | Methods and apparatuses for forming composite parts from multi-ply prepreg composite charges |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP14662692A patent/JP2966193B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3981582A1 (en) * | 2020-10-08 | 2022-04-13 | The Boeing Company | Methods and apparatuses for forming composite parts from multi-ply prepreg composite charges |
| US12275201B2 (en) | 2020-10-08 | 2025-04-15 | The Boeing Company | Methods and apparatuses for forming composite parts from multi-ply prepreg composite charges |
| CN112157919A (zh) * | 2020-10-24 | 2021-01-01 | 东莞琦联电子有限公司 | 生产皮套的软弹性热压治具及其制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2966193B2 (ja) | 1999-10-25 |
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