JPH05310669A - アルジミン基またはケチミン基を含む化合物の製造方法およびこの方法によって得られる化合物 - Google Patents
アルジミン基またはケチミン基を含む化合物の製造方法およびこの方法によって得られる化合物Info
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- JPH05310669A JPH05310669A JP4203171A JP20317192A JPH05310669A JP H05310669 A JPH05310669 A JP H05310669A JP 4203171 A JP4203171 A JP 4203171A JP 20317192 A JP20317192 A JP 20317192A JP H05310669 A JPH05310669 A JP H05310669A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アルジミン基またはケチミン基を含む有機化
合物を比較的低い温度で簡単に製造できる普遍的な方法
の提供。 【構成】 アルデヒドまたはケトンを排除しながら、0
〜80℃で、β−ケトエステル基を含む化合物とビス−
アルジミンまたはビス−ケチミンとを反応させる、アル
ジミン基またはケチミン基を含む一般式IIIの有機化合
物の製造方法、および本方法によって得られる化合物。 (Qは第一および/または第二OH基を含み62〜1
5,000の分子量を有するn官能性ポリヒドロキシル
化合物からヒドロキシル基を除去したn官能性残基であ
り、R1は水素、R2はメチル基またはエチル基である
か、あるいはC−C結合によりR1とR2が結合してト
リメチレン基またはテトラメチレン基を形成し、R3は
C1−9アルキル基またはシクロヘキシル基、R4はC
1−9アルキル基またはシクロヘキシル基であるか、あ
るいは炭素原子とR3とR4が結合して5個または6個
の環員を含む脂環式環を形成し、R5は(シクロ)脂肪
族C2−15炭化水素基、nは2〜15の数である。)
合物を比較的低い温度で簡単に製造できる普遍的な方法
の提供。 【構成】 アルデヒドまたはケトンを排除しながら、0
〜80℃で、β−ケトエステル基を含む化合物とビス−
アルジミンまたはビス−ケチミンとを反応させる、アル
ジミン基またはケチミン基を含む一般式IIIの有機化合
物の製造方法、および本方法によって得られる化合物。 (Qは第一および/または第二OH基を含み62〜1
5,000の分子量を有するn官能性ポリヒドロキシル
化合物からヒドロキシル基を除去したn官能性残基であ
り、R1は水素、R2はメチル基またはエチル基である
か、あるいはC−C結合によりR1とR2が結合してト
リメチレン基またはテトラメチレン基を形成し、R3は
C1−9アルキル基またはシクロヘキシル基、R4はC
1−9アルキル基またはシクロヘキシル基であるか、あ
るいは炭素原子とR3とR4が結合して5個または6個
の環員を含む脂環式環を形成し、R5は(シクロ)脂肪
族C2−15炭化水素基、nは2〜15の数である。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はβ−ケトエステル基を含
む化合物を、ビス−アルジミンまたはビス−ケチミン
と、これらの化合物の基になっているアルデヒドまたは
ケトンを一部放出させながら反応させることによって、
アルジミン基またはケチミン基を含む化合物を製造する
方法およびこの方法によって得られるケチミン基を含む
好ましい化合物に関するものである。
む化合物を、ビス−アルジミンまたはビス−ケチミン
と、これらの化合物の基になっているアルデヒドまたは
ケトンを一部放出させながら反応させることによって、
アルジミン基またはケチミン基を含む化合物を製造する
方法およびこの方法によって得られるケチミン基を含む
好ましい化合物に関するものである。
【0002】
【従来技術】アルジミンまたはケチミンの形で存在する
有機ポリアミンは、有機ポリイソシアネート、ポリ無水
物またはポリエポキシドを基とするプラスチックの製造
において、これらの出発材料のための、熱および/また
は水分によって活性化できる貴重な、潜在的な反応剤で
ある(例えば西ドイツ特許出願公開明細書第1,52
0,139号、同第1,719,121号、同第3,7
10,963号または同第3,742,123号参
照)。これらのブロックされたアミンを製造するために
は、60℃を超える温度まで加熱することによって第一
アミンをアルデヒドまたはケトンと反応させる。昇温下
でアミノ基と反応する中心部を含むアミン、例えばエス
テル基またはカーボネート基を含むアミンは、この方法
の出発材料として直ちに適していない。さらに、ポリウ
レタン化学から公知のポリエステル、ポリエーテルまた
はポリカーボネートポリオールを従来の方法によって、
これらに対応する末端にアルジミンまたはケチミンを有
する誘導体に転化するためには、まず最初に末端ヒドロ
キシル基を複雑な方法によって第一アミノ基に転化しな
ければならない。
有機ポリアミンは、有機ポリイソシアネート、ポリ無水
物またはポリエポキシドを基とするプラスチックの製造
において、これらの出発材料のための、熱および/また
は水分によって活性化できる貴重な、潜在的な反応剤で
ある(例えば西ドイツ特許出願公開明細書第1,52
0,139号、同第1,719,121号、同第3,7
10,963号または同第3,742,123号参
照)。これらのブロックされたアミンを製造するために
は、60℃を超える温度まで加熱することによって第一
アミンをアルデヒドまたはケトンと反応させる。昇温下
でアミノ基と反応する中心部を含むアミン、例えばエス
テル基またはカーボネート基を含むアミンは、この方法
の出発材料として直ちに適していない。さらに、ポリウ
レタン化学から公知のポリエステル、ポリエーテルまた
はポリカーボネートポリオールを従来の方法によって、
これらに対応する末端にアルジミンまたはケチミンを有
する誘導体に転化するためには、まず最初に末端ヒドロ
キシル基を複雑な方法によって第一アミノ基に転化しな
ければならない。
【0003】触媒量の水の存在下に比較的低い反応温度
でβ−ケトエステル基を含む化合物を、次の反応式にし
たがってビス−アルジミンまたはビス−ケチミンと反応
させる、アルジミン基またはケチミン基を含有する化合
物の、簡単で、普遍的な製造方法がここに発見された。
でβ−ケトエステル基を含む化合物を、次の反応式にし
たがってビス−アルジミンまたはビス−ケチミンと反応
させる、アルジミン基またはケチミン基を含有する化合
物の、簡単で、普遍的な製造方法がここに発見された。
【化2】 β−ケトエステルのための反応剤として比較的好ましさ
の劣るアルジミンの利用において、置換R3 は勿論水素
である。
の劣るアルジミンの利用において、置換R3 は勿論水素
である。
【0004】β−ケトエステル基を含む化合物とビス−
アルジミンまたはビス−ケチミンとの反応は米国特許第
3,668,183号明細書から知られているけれど
も、この特許は実質的に当量の出発材料を用いて接着剤
を製造することに関するものである。約2:1のアルジ
ミン基またはケチミン基対ケトエステル基のモル比にあ
る前述の出発材料の本発明による反応が、連鎖延長反応
または架橋反応の実質的な不存在下に起こって、対応す
るポリアミノ化合物とケトンとの反応によって得られ
る、末端にケチミンを有する対応する化合物よりも明ら
かに低い粘度を有する反応生成物を提供することは予測
されなかった。
アルジミンまたはビス−ケチミンとの反応は米国特許第
3,668,183号明細書から知られているけれど
も、この特許は実質的に当量の出発材料を用いて接着剤
を製造することに関するものである。約2:1のアルジ
ミン基またはケチミン基対ケトエステル基のモル比にあ
る前述の出発材料の本発明による反応が、連鎖延長反応
または架橋反応の実質的な不存在下に起こって、対応す
るポリアミノ化合物とケトンとの反応によって得られ
る、末端にケチミンを有する対応する化合物よりも明ら
かに低い粘度を有する反応生成物を提供することは予測
されなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応したケト
エステル基の量と当量のアルデヒドまたはケトンを排除
させながら、触媒量の水の存在下に80℃の温度におい
てβ−ケトエステル基を含む有機化合物を、このケトエ
ステル基1モルに付き0.75ないし1.0モルのビス
−アルジミンまたはビス−ケチミンと反応させることに
よって、アルジミン基またはケチミン基を含む有機化合
物を製造する方法に関するものである。
エステル基の量と当量のアルデヒドまたはケトンを排除
させながら、触媒量の水の存在下に80℃の温度におい
てβ−ケトエステル基を含む有機化合物を、このケトエ
ステル基1モルに付き0.75ないし1.0モルのビス
−アルジミンまたはビス−ケチミンと反応させることに
よって、アルジミン基またはケチミン基を含む有機化合
物を製造する方法に関するものである。
【0006】本発明はまた、この方法によって得られ
る、式III に相当する好ましい、末端にケチミンを有す
る化合物に関する。
る、式III に相当する好ましい、末端にケチミンを有す
る化合物に関する。
【化3】 式中、Qは第一および/または第二ヒドロキシル基を含
み、かつ62ないし15,000の分子量(Mn)を有
するn官能性ヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を
除去することによって得られるn官能性残基であり、R
1 は水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結合
して、R2 とともに、トリメチレン基またはテトラメチ
レン基を形成し、R2 はメチル基またはエチル基である
か、あるいはC−C結合によりR1 に結合して、R1 と
ともにトリメチレン基またはテトラエチレン基を形成
し、R3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基で
あるか、あるいは炭素原子および置換基R4 とともに、
5個または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R4 は
C1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基であるか、あ
るいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個または
6個の環員を含む脂環式環を形成し、R5 は(シクロ)
脂肪族C2-15炭化水素基であり、そしてnは2ないし1
5の数である。
み、かつ62ないし15,000の分子量(Mn)を有
するn官能性ヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を
除去することによって得られるn官能性残基であり、R
1 は水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結合
して、R2 とともに、トリメチレン基またはテトラメチ
レン基を形成し、R2 はメチル基またはエチル基である
か、あるいはC−C結合によりR1 に結合して、R1 と
ともにトリメチレン基またはテトラエチレン基を形成
し、R3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基で
あるか、あるいは炭素原子および置換基R4 とともに、
5個または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R4 は
C1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基であるか、あ
るいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個または
6個の環員を含む脂環式環を形成し、R5 は(シクロ)
脂肪族C2-15炭化水素基であり、そしてnは2ないし1
5の数である。
【0007】本発明方法の出発化合物は、以下に詳しく
説明される種類の、少なくとも2個のβ−ケトエステル
基を含む有機化合物およびビス−アルジミンまたはビス
−ケチミン、好ましくはビス−ケチミンを包含してい
る。β−ケトエステル基を含む化合物はポリウレタン化
学から公知のポリヒドロキシル化合物を基としている。
これらのポリヒドロキシル化合物は公知の方法、例え
ば、ジエテンまたはアセト酢酸エステルとの反応(例え
ば米国特許第3,668,183号明細書参照)または
エタノールのような単純なアルコールのシクロペンタン
−2−オンまたはシクロヘキサン−2−オンカルボン酸
エステルとの対応する反応によって、β−ケトエステル
基を含む出発材料に転化される。
説明される種類の、少なくとも2個のβ−ケトエステル
基を含む有機化合物およびビス−アルジミンまたはビス
−ケチミン、好ましくはビス−ケチミンを包含してい
る。β−ケトエステル基を含む化合物はポリウレタン化
学から公知のポリヒドロキシル化合物を基としている。
これらのポリヒドロキシル化合物は公知の方法、例え
ば、ジエテンまたはアセト酢酸エステルとの反応(例え
ば米国特許第3,668,183号明細書参照)または
エタノールのような単純なアルコールのシクロペンタン
−2−オンまたはシクロヘキサン−2−オンカルボン酸
エステルとの対応する反応によって、β−ケトエステル
基を含む出発材料に転化される。
【0008】これらの反応はすべて、好ましくは、例と
して挙げた反応剤とともに、出発材料として用いられる
ポリヒドロキシル化合物を、1:1ないし1:1.5の
ヒドロキシル基対反応剤のモル比で約100ないし20
0℃に加熱することによって遂行される。“反応剤”と
してエステルが用いられる場合、反応の終了はアルコー
ルがもはや放出されない時点で示される。反応はそのま
ま正味で、あるいはベンゼンまたはトルエンのような溶
剤の存在下で遂行することができる。本発明方法におけ
る出発材料として使用される、β−ケトエステル基を含
む化合物を製造するためには、62ないし15,000
の分子量を有し、かつ2ないし15個の第一または第二
アルコールヒドロキシル基を含む多価アルコールを使用
することができる。
して挙げた反応剤とともに、出発材料として用いられる
ポリヒドロキシル化合物を、1:1ないし1:1.5の
ヒドロキシル基対反応剤のモル比で約100ないし20
0℃に加熱することによって遂行される。“反応剤”と
してエステルが用いられる場合、反応の終了はアルコー
ルがもはや放出されない時点で示される。反応はそのま
ま正味で、あるいはベンゼンまたはトルエンのような溶
剤の存在下で遂行することができる。本発明方法におけ
る出発材料として使用される、β−ケトエステル基を含
む化合物を製造するためには、62ないし15,000
の分子量を有し、かつ2ないし15個の第一または第二
アルコールヒドロキシル基を含む多価アルコールを使用
することができる。
【0009】このような多価アルコールの例は62ない
し200の分子量を有する多価アルコール、例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、ジエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ルまたはトリプロピレングリコールである。1分子当り
2ないし6個、好ましくは2ないし3個の第一または第
二ヒドロキシル基を含み、かつ200ないし15,00
0、好ましくは250ないし10,000、そしてより
好ましくは1,500ないし6,000の分子量(M
n)を有するポリヒドロキシポリエーテルもまた適して
いる。このようなポリエーテルポリオールは適当な始動
体分子(starter molecule)のアルコキシル化により公
知の方法で得られる。随意に混合物の形で、または連続
的にエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシ
ドがアルコキシル化反応のために好ましく用いられる。
好適な始動体分子は前述の多価アルコールばかりでな
く、エチレンジアミンのような少なくとも2個のNH結
合を含むアミンを包含している。サッカロースポリエー
テル、例えば、西ドイツ特許出願公告明細書第1,17
6,358号および同第1,064,938号に記載さ
れているサッカロースポリエーテルも本発明にしたがっ
て使用できる。例えば、ポリエーテルの存在下でスチレ
ンとアクリロニトリルとを重合させることによって得る
ことができる。ビニル重合体で変性されたポリエーテル
(米国特許明細書第3,383,351号、同第3,3
04,273号、同第3,523,093号、同第3,
110,695号および西ドイツ特許明細書第1,15
2,536号)もまた、OH官能性ポリブタジエンと同
様に好適である。
し200の分子量を有する多価アルコール、例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、ジエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ルまたはトリプロピレングリコールである。1分子当り
2ないし6個、好ましくは2ないし3個の第一または第
二ヒドロキシル基を含み、かつ200ないし15,00
0、好ましくは250ないし10,000、そしてより
好ましくは1,500ないし6,000の分子量(M
n)を有するポリヒドロキシポリエーテルもまた適して
いる。このようなポリエーテルポリオールは適当な始動
体分子(starter molecule)のアルコキシル化により公
知の方法で得られる。随意に混合物の形で、または連続
的にエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシ
ドがアルコキシル化反応のために好ましく用いられる。
好適な始動体分子は前述の多価アルコールばかりでな
く、エチレンジアミンのような少なくとも2個のNH結
合を含むアミンを包含している。サッカロースポリエー
テル、例えば、西ドイツ特許出願公告明細書第1,17
6,358号および同第1,064,938号に記載さ
れているサッカロースポリエーテルも本発明にしたがっ
て使用できる。例えば、ポリエーテルの存在下でスチレ
ンとアクリロニトリルとを重合させることによって得る
ことができる。ビニル重合体で変性されたポリエーテル
(米国特許明細書第3,383,351号、同第3,3
04,273号、同第3,523,093号、同第3,
110,695号および西ドイツ特許明細書第1,15
2,536号)もまた、OH官能性ポリブタジエンと同
様に好適である。
【0010】2ないし6個のヒドロキシル基を含み、か
つ150ないし15,000、好ましくは150ないし
10,000、そしてより好ましくは1,500ないし
6,000の分子量Mnを有する、ポリウレタン化学で
公知のポリヒドロキシポリエステルもまた、β−ケトエ
ステル基を含む化合物の製造に使用できる。これらのポ
リヒドロキシポリエステルは前述の種類の二価および、
随意に、三価の低分子量アルコールの過剰量と多塩基
性、好ましくは二塩基性カルボン酸との反応生成物であ
る。遊離のポリカルボン酸の代りに、これに対応するポ
リカルボン酸無水物または低級アルコールの対応するポ
リカルボン酸エステルまたはそれらの混合物をポリエス
テルの製造のために使用することができる。ポリカルボ
ン酸は脂肪族、脂環式、芳香族および/または複素環式
でよく、そして随意にハロゲン原子を含んでいても、か
つ/または不飽和であってもよい。このようなポリカル
ボン酸の例はこはく酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリト酸、無
水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒ
ドロフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無
水物、無水グルタル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、テレフタル酸ジメチルエステルおよびテレフ
タル酸ビス−グリコールエステルである。ε−カプロラ
クトンのような、ラクトンを基とするポリエステル、ま
たはω−ヒドロキシカプロン酸のようなヒドロキシカル
ボン酸も使用できる。
つ150ないし15,000、好ましくは150ないし
10,000、そしてより好ましくは1,500ないし
6,000の分子量Mnを有する、ポリウレタン化学で
公知のポリヒドロキシポリエステルもまた、β−ケトエ
ステル基を含む化合物の製造に使用できる。これらのポ
リヒドロキシポリエステルは前述の種類の二価および、
随意に、三価の低分子量アルコールの過剰量と多塩基
性、好ましくは二塩基性カルボン酸との反応生成物であ
る。遊離のポリカルボン酸の代りに、これに対応するポ
リカルボン酸無水物または低級アルコールの対応するポ
リカルボン酸エステルまたはそれらの混合物をポリエス
テルの製造のために使用することができる。ポリカルボ
ン酸は脂肪族、脂環式、芳香族および/または複素環式
でよく、そして随意にハロゲン原子を含んでいても、か
つ/または不飽和であってもよい。このようなポリカル
ボン酸の例はこはく酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、フタル酸、イソフタル酸、トリメリト酸、無
水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒ
ドロフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無
水物、無水グルタル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、
フマル酸、テレフタル酸ジメチルエステルおよびテレフ
タル酸ビス−グリコールエステルである。ε−カプロラ
クトンのような、ラクトンを基とするポリエステル、ま
たはω−ヒドロキシカプロン酸のようなヒドロキシカル
ボン酸も使用できる。
【0011】200ないし15,000、好ましくは2
00ないし10,000、そしてより好ましくは1,5
00ないし6,000の分子量(Mn)を有するポリカ
ーボネートジオールも適している。これらのジオール
は、例えば、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−
1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコールおよび/ま
たはテトラエチレングリコールのようなジオールをホス
ゲンまたは炭酸ジアリール、例えば炭酸ジフェニルと反
応させることによって得ることができる。
00ないし10,000、そしてより好ましくは1,5
00ないし6,000の分子量(Mn)を有するポリカ
ーボネートジオールも適している。これらのジオール
は、例えば、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−
1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコールおよび/ま
たはテトラエチレングリコールのようなジオールをホス
ゲンまたは炭酸ジアリール、例えば炭酸ジフェニルと反
応させることによって得ることができる。
【0012】その他の好ましいポリヒドロキシル化合物
は1,000ないし15,000、好ましくは3,00
0ないし12,000の分子量(Mn)を有し、かつ2
ないし15、好ましくは3ないし12の官能度にほぼ相
当する1ないし10重量%のヒドロキシル基を含有する
ポリヒドロキシポリアクリレートである。これらの化合
物は少なくとも一部がヒドロキシル基含有オレフィン状
不飽和単量体であるオレフィン状不飽和単量体を共重合
させることにより、公知の方法で製造される。好適な単
量体はスチレンおよび/またはアルキル成分中に1ない
し6個の炭素原子を含むアクリル酸アルキルおよび/ま
たはメタクリル酸アルキル、例えばアクリル酸メチル、
メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチルおよびメタクリル酸n−
ヘキシルを包含している。好適なヒドロキシ官能性の単
量体はヒドロキシアルキル成分中に2ないし6個の炭素
原子を含むアクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキシ
アルキルエステル、例えばアクリル酸またはメタクリル
酸のヒドロキシエチル、2−ヒドロキシルプロピル、3
−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチルおよび6
−ヒドロキシヘキシルである。
は1,000ないし15,000、好ましくは3,00
0ないし12,000の分子量(Mn)を有し、かつ2
ないし15、好ましくは3ないし12の官能度にほぼ相
当する1ないし10重量%のヒドロキシル基を含有する
ポリヒドロキシポリアクリレートである。これらの化合
物は少なくとも一部がヒドロキシル基含有オレフィン状
不飽和単量体であるオレフィン状不飽和単量体を共重合
させることにより、公知の方法で製造される。好適な単
量体はスチレンおよび/またはアルキル成分中に1ない
し6個の炭素原子を含むアクリル酸アルキルおよび/ま
たはメタクリル酸アルキル、例えばアクリル酸メチル、
メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチルおよびメタクリル酸n−
ヘキシルを包含している。好適なヒドロキシ官能性の単
量体はヒドロキシアルキル成分中に2ないし6個の炭素
原子を含むアクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキシ
アルキルエステル、例えばアクリル酸またはメタクリル
酸のヒドロキシエチル、2−ヒドロキシルプロピル、3
−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチルおよび6
−ヒドロキシヘキシルである。
【0013】ポリエーテルポリオールおよびポリカーボ
ネートジオールの分子量はヒドロキシル含有量および官
能度から容易に算出することができる。ポリエステルポ
リオールおよびポリアクリレートポリオールの分子量は
蒸気圧浸透圧法によって測定できる。本発明方法におい
て使用されるn−ケトエステル基を含む好ましい化合物
は式Iに相当しており、
ネートジオールの分子量はヒドロキシル含有量および官
能度から容易に算出することができる。ポリエステルポ
リオールおよびポリアクリレートポリオールの分子量は
蒸気圧浸透圧法によって測定できる。本発明方法におい
て使用されるn−ケトエステル基を含む好ましい化合物
は式Iに相当しており、
【化4】 式中、Q,R1 ,R2 およびnは前に定義された通りで
ある。
ある。
【0014】本発明方法において使用されるアルジミン
またはケチミンは、例えば米国特許明細書第3,66
8,183号または同第4,513,112号に記載さ
れているようにして製造される、ケトンまたはアルデヒ
ドと第一ジアミンとの反応生成物である。ビス−ケチミ
ンはビス−アルジミンよりも好ましい。好ましいケトン
はアセトン、メチルエチルケトン、メチルn−プロピル
ケトン、ジエチルケトン、メチルn−アミルケトン、ジ
イソブチルケトン、メチルt−ブチルケトン、メチルn
−ヘプチルケトン、シクロペンタノンおよびシクロヘキ
サノンを包含している。
またはケチミンは、例えば米国特許明細書第3,66
8,183号または同第4,513,112号に記載さ
れているようにして製造される、ケトンまたはアルデヒ
ドと第一ジアミンとの反応生成物である。ビス−ケチミ
ンはビス−アルジミンよりも好ましい。好ましいケトン
はアセトン、メチルエチルケトン、メチルn−プロピル
ケトン、ジエチルケトン、メチルn−アミルケトン、ジ
イソブチルケトン、メチルt−ブチルケトン、メチルn
−ヘプチルケトン、シクロペンタノンおよびシクロヘキ
サノンを包含している。
【0015】ビス−アルジミンを製造するのに適したア
ルデヒドはアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−バ
レルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、カプロンアル
デヒド、ヘプタナール、3−ホルミルヘプタンまたはホ
ルミルシクロヘキサンを包含している。好ましいジアミ
ンはエチレンジアミン、ヘキサメチレン−ジアミン、
1,4−ジアミノシクロヘキサン、4,4′−ジアミノ
−ジシクロヘキシルメタン、1−アミノ−3,3,5−
トリメチル−5−アミノメチルシクロヘキサンを包含し
ている。トリエチレングリコールまたはトリプロピレン
グリコールのアミノ化生成物のような低分子量のアミノ
ポリエーテルは上記のものほど好ましくないけれども、
適している。1,4−キシリレンジアミンのようなアラ
リファティックジアミンも適しているが、これも上記の
好ましいジアミンよりは好ましさが劣る。
ルデヒドはアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、n−バ
レルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、カプロンアル
デヒド、ヘプタナール、3−ホルミルヘプタンまたはホ
ルミルシクロヘキサンを包含している。好ましいジアミ
ンはエチレンジアミン、ヘキサメチレン−ジアミン、
1,4−ジアミノシクロヘキサン、4,4′−ジアミノ
−ジシクロヘキシルメタン、1−アミノ−3,3,5−
トリメチル−5−アミノメチルシクロヘキサンを包含し
ている。トリエチレングリコールまたはトリプロピレン
グリコールのアミノ化生成物のような低分子量のアミノ
ポリエーテルは上記のものほど好ましくないけれども、
適している。1,4−キシリレンジアミンのようなアラ
リファティックジアミンも適しているが、これも上記の
好ましいジアミンよりは好ましさが劣る。
【0016】式IIに相当するビス−ケチミンは本発明に
とって好ましく、
とって好ましく、
【化5】 式中、R3 ないしR5 は既に定義された通りである。本
発明方法においては、β−ケトエステル基1個に対して
1.5ないし2個、好ましくは2個のアルジミン基また
はケチミン基が存在するような、すなわちβ−ケトエス
テル基対ビス−アルジミンまたはビスケチミンのモル比
が1:0.75ないし1:1、好ましくは1:1になる
ような量で、β−ケトエステル基を含む化合物とアルジ
ミンまたはケチミンとを互いに反応させる。反応は触媒
量の水、好ましくはβ−ケトエステル基1モルに付き
0.005ないし0.1モルの量の水の存在下で起こ
る。反応温度は0ないし80℃、好ましくは10ないし
50℃である。反応はほぼ1750および1720cm-1
におけるバンド(β−ケトエステルのバンド)の強度の
低下およびほぼ1610cm-1におけるバンド(エステル
エナミンのバンド)の増大からIR分光分析法によって
追跡することができる。
発明方法においては、β−ケトエステル基1個に対して
1.5ないし2個、好ましくは2個のアルジミン基また
はケチミン基が存在するような、すなわちβ−ケトエス
テル基対ビス−アルジミンまたはビスケチミンのモル比
が1:0.75ないし1:1、好ましくは1:1になる
ような量で、β−ケトエステル基を含む化合物とアルジ
ミンまたはケチミンとを互いに反応させる。反応は触媒
量の水、好ましくはβ−ケトエステル基1モルに付き
0.005ないし0.1モルの量の水の存在下で起こ
る。反応温度は0ないし80℃、好ましくは10ないし
50℃である。反応はほぼ1750および1720cm-1
におけるバンド(β−ケトエステルのバンド)の強度の
低下およびほぼ1610cm-1におけるバンド(エステル
エナミンのバンド)の増大からIR分光分析法によって
追跡することができる。
【0017】本発明に従う反応はトルエンまたはキシレ
ンのような適当な溶剤の存在下で遂行することができ
る。反応後、蒸留、好ましくは真空蒸留によって揮発性
成分(例えば溶剤および排除されたカルボニル化合物)
から反応混合物を遊離させる。アルジミン基またはケチ
ミン基の形のブロックされたアミノ基の最終生成物中の
含有量は、水でブロックを解き、放出されたアミンを過
剰のイソシアネート、例えばシクロヘキシルイソシアネ
ートと反応させ、ついで公知の寸法によってジイソシア
ネートの過剰量を測定することによって、分析的に測定
することができる。
ンのような適当な溶剤の存在下で遂行することができ
る。反応後、蒸留、好ましくは真空蒸留によって揮発性
成分(例えば溶剤および排除されたカルボニル化合物)
から反応混合物を遊離させる。アルジミン基またはケチ
ミン基の形のブロックされたアミノ基の最終生成物中の
含有量は、水でブロックを解き、放出されたアミンを過
剰のイソシアネート、例えばシクロヘキシルイソシアネ
ートと反応させ、ついで公知の寸法によってジイソシア
ネートの過剰量を測定することによって、分析的に測定
することができる。
【0018】本発明方法によって製造される、エナミン
基によって結合しているアルジミン基またはケチミン基
を含む化合物は、イソシアネート基またはカルボン酸無
水物基を含むプラスチック前駆体の、好ましくは塗料の
結合剤として、貴重な潜在的に水で活性化できるか、ま
たは湿気で活性化できる架橋成分である。この塗料は通
常の塗布方法によってサブストレートを被覆するのに適
している。本発明は以下の実施例によってさらに説明さ
れるが、本発明はこれらの実施例によって限定されるこ
とは意図されてなく、これらの実施例においてすべての
部および百分率は、別に明記されていなければ重量によ
るものである。
基によって結合しているアルジミン基またはケチミン基
を含む化合物は、イソシアネート基またはカルボン酸無
水物基を含むプラスチック前駆体の、好ましくは塗料の
結合剤として、貴重な潜在的に水で活性化できるか、ま
たは湿気で活性化できる架橋成分である。この塗料は通
常の塗布方法によってサブストレートを被覆するのに適
している。本発明は以下の実施例によってさらに説明さ
れるが、本発明はこれらの実施例によって限定されるこ
とは意図されてなく、これらの実施例においてすべての
部および百分率は、別に明記されていなければ重量によ
るものである。
【0019】
実施例1 分枝鎖のテレフタレートポリエステル(テレフタル酸2
69重量部、ネオペンチルグリコール147重量部、ヘ
キサン−1,6−ジオール21重量部およびトリメチロ
ールプロパン18重量部から製造された)62.5g
(OH0.056モル)を62.5gのキシレンに溶解
させた。9.72g(0.061モル)の第三ブチルア
セトアセテートを加えた後、その結果生じた溶液を13
0℃において第三ブタノールとともに3時間撹拌し、そ
してキシレンの一部を留去させた。ついで反応生成物を
140℃/0.1ミリバールにおいて30分間にわたり
第三ブタノールおよび溶剤から遊離させた。この生成物
に約125℃において撹拌しながら120mlのキシレン
を加え、その後生成物を放冷して室温まで冷やした。ポ
リケチミンを製造するために、1−アミノ−3,3,5
−トリメチル−5−アミノメチルシクロヘキサン(IP
DA)を基とするビス−ケチミン15.6g(0.05
6モル)およびメチルエチルケトンを0.07gの水と
ともに反応溶液中に導入してから、50℃において0.
5時間撹拌した。ポリケチミンの溶液は45.8重量%
の固形分を含んでいた。水で鹸化した後、滴定によっ
て、100gの固体に付き0.065モルというアミン
含有量を測定した。
69重量部、ネオペンチルグリコール147重量部、ヘ
キサン−1,6−ジオール21重量部およびトリメチロ
ールプロパン18重量部から製造された)62.5g
(OH0.056モル)を62.5gのキシレンに溶解
させた。9.72g(0.061モル)の第三ブチルア
セトアセテートを加えた後、その結果生じた溶液を13
0℃において第三ブタノールとともに3時間撹拌し、そ
してキシレンの一部を留去させた。ついで反応生成物を
140℃/0.1ミリバールにおいて30分間にわたり
第三ブタノールおよび溶剤から遊離させた。この生成物
に約125℃において撹拌しながら120mlのキシレン
を加え、その後生成物を放冷して室温まで冷やした。ポ
リケチミンを製造するために、1−アミノ−3,3,5
−トリメチル−5−アミノメチルシクロヘキサン(IP
DA)を基とするビス−ケチミン15.6g(0.05
6モル)およびメチルエチルケトンを0.07gの水と
ともに反応溶液中に導入してから、50℃において0.
5時間撹拌した。ポリケチミンの溶液は45.8重量%
の固形分を含んでいた。水で鹸化した後、滴定によっ
て、100gの固体に付き0.065モルというアミン
含有量を測定した。
【0020】実施例2 分子量2,000のポリプロピレングリコール125g
(OH0.125モル)および第三ブチルアセトアセテ
ート25g(0.158モル)を、第三ブタノールを蒸
留させながら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。つ
いで残留する第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルア
セトアセテートから反応生成物を140℃/0.1ミリ
バールで遊離させた。
(OH0.125モル)および第三ブチルアセトアセテ
ート25g(0.158モル)を、第三ブタノールを蒸
留させながら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。つ
いで残留する第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルア
セトアセテートから反応生成物を140℃/0.1ミリ
バールで遊離させた。
【0021】IPDAを基とするビス−ケチミン34.
75g(0.125モル)およびメチルエチルケトンを
0.05gの水とともに反応混合物中に導入してから、
50℃において30分間撹拌した。エナミン基の形成は
1750cm-1におけるβ−ケトエステルのバンドの消失
を示していた。ついで0.1ミリバールの真空および1
00℃の温度において反応混合物からすべての揮発性成
分を除去した。残渣として集った反応生成物は25℃に
おいて800mPa・sの粘度を有していた。水で鹸化
された後、ケチミン化合物のアミン含有量は滴定によっ
て0.05モル/100gと測定された。
75g(0.125モル)およびメチルエチルケトンを
0.05gの水とともに反応混合物中に導入してから、
50℃において30分間撹拌した。エナミン基の形成は
1750cm-1におけるβ−ケトエステルのバンドの消失
を示していた。ついで0.1ミリバールの真空および1
00℃の温度において反応混合物からすべての揮発性成
分を除去した。残渣として集った反応生成物は25℃に
おいて800mPa・sの粘度を有していた。水で鹸化
された後、ケチミン化合物のアミン含有量は滴定によっ
て0.05モル/100gと測定された。
【0022】比較例 分子量2,000のポリプロピレングリコール125g
(OH0.125モル)および第三ブチルアセトアセテ
ート25g(0.158モル)を、第三ブタノールを蒸
留させながら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。つ
いで140℃/0.1ミリバールにおいて反応生成物か
ら、残留する第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルア
セトアセテートを除去した。100mlのトルエンととも
に21.2g(0.125モル)のIPDAを反応混合
物中に導入してから、50℃において30分間撹拌し
た。ついで45g(0.625モル)のメチルエチルケ
トンを加えた後、生成物を還流下にゼオライト上で6時
間乾燥させた。100℃/0.1ミリバールで濃縮する
と、25℃において2,000mPa・sの粘度を有す
る生成物を生じた。
(OH0.125モル)および第三ブチルアセトアセテ
ート25g(0.158モル)を、第三ブタノールを蒸
留させながら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。つ
いで140℃/0.1ミリバールにおいて反応生成物か
ら、残留する第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルア
セトアセテートを除去した。100mlのトルエンととも
に21.2g(0.125モル)のIPDAを反応混合
物中に導入してから、50℃において30分間撹拌し
た。ついで45g(0.625モル)のメチルエチルケ
トンを加えた後、生成物を還流下にゼオライト上で6時
間乾燥させた。100℃/0.1ミリバールで濃縮する
と、25℃において2,000mPa・sの粘度を有す
る生成物を生じた。
【0023】実施例3 分子量2,000のポリプロピレングリコール125g
(OH0.125モル)および第三ブチルアセトアセテ
ート25g(0.158モル)を、第三ブタノールを蒸
留させながら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。つ
いで140℃/0.1ミリバールにおいて反応生成物か
ら、残留する第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルア
セトアセテートを除去した。ヘキサメチレンジアミンを
基とするビス−ケチミン28g(0.125モル)およ
びメチルエチルケトンを0.05gの水とともに反応混
合物中に導入してから、50℃において30分間撹拌し
た。1750cm-1におけるβ−ケトエステルのバンドの
消失によってエナミン基の形成が示された。水で鹸化さ
れた後、ケチミン化合物100g当りのアミン含有量は
滴定によって0.05モルであると測定された。
(OH0.125モル)および第三ブチルアセトアセテ
ート25g(0.158モル)を、第三ブタノールを蒸
留させながら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。つ
いで140℃/0.1ミリバールにおいて反応生成物か
ら、残留する第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルア
セトアセテートを除去した。ヘキサメチレンジアミンを
基とするビス−ケチミン28g(0.125モル)およ
びメチルエチルケトンを0.05gの水とともに反応混
合物中に導入してから、50℃において30分間撹拌し
た。1750cm-1におけるβ−ケトエステルのバンドの
消失によってエナミン基の形成が示された。水で鹸化さ
れた後、ケチミン化合物100g当りのアミン含有量は
滴定によって0.05モルであると測定された。
【0024】実施例4 無水のトリメチロールプロパン25g(0.187モ
ル)および第三ブチルアセトアセテート93.7g
(0.593モル)を、第三ブタノールを蒸留させなが
ら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。ついで140
℃/0.1ミリバールにおいて反応生成物から、残留す
る第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルアセトアセテ
ートを除去した。IPDAを基とするビス−ケチミン1
55.62g(0.56モル)およびメチルエチルケト
ンを加えてから、反応混合物を0.05gの水とともに
50℃において30分間撹拌した。エナミン基が形成さ
れた。水で鹸化された後、ポリケチミン100g当りの
アミン含有量は滴定によって0.24モルと測定され
た。
ル)および第三ブチルアセトアセテート93.7g
(0.593モル)を、第三ブタノールを蒸留させなが
ら、撹拌下に1時間140℃に加熱した。ついで140
℃/0.1ミリバールにおいて反応生成物から、残留す
る第三ブタノールおよび過剰の第三ブチルアセトアセテ
ートを除去した。IPDAを基とするビス−ケチミン1
55.62g(0.56モル)およびメチルエチルケト
ンを加えてから、反応混合物を0.05gの水とともに
50℃において30分間撹拌した。エナミン基が形成さ
れた。水で鹸化された後、ポリケチミン100g当りの
アミン含有量は滴定によって0.24モルと測定され
た。
【0025】本発明はこれまでに説明の目的で詳しく述
べられてきたけれども、このような詳細な説明は専らそ
の目的のためであって、本発明が特許請求の範囲に記載
された事項によって限定されることを除き、本発明の精
神および範囲を外れないで、本発明の中で様々な変更を
なし得ることは当業者によって理解されるべきである。
以上、発明の詳細な説明において詳しく説明した本発明
を具体的に要約すると、次の通りである。
べられてきたけれども、このような詳細な説明は専らそ
の目的のためであって、本発明が特許請求の範囲に記載
された事項によって限定されることを除き、本発明の精
神および範囲を外れないで、本発明の中で様々な変更を
なし得ることは当業者によって理解されるべきである。
以上、発明の詳細な説明において詳しく説明した本発明
を具体的に要約すると、次の通りである。
【0026】(1)ケトエステル基の量と当量のアルデ
ヒドまたはケトンを排除しながら、0ないし80℃の温
度において、β−ケトエステル基を含む有機化合物を触
媒量の水の存在下で、ケトエステル基1モルに付き0.
75ないし1.0モルのビス−アルジミンまたはビス−
ケチミンと反応させることを特徴とする、アルジミン基
またはケチミン基を含む有機化合物の製造方法。 (2)β−ケトエステル基を含む前記有機化合物が式I
に相当する、前記第1項の方法、
ヒドまたはケトンを排除しながら、0ないし80℃の温
度において、β−ケトエステル基を含む有機化合物を触
媒量の水の存在下で、ケトエステル基1モルに付き0.
75ないし1.0モルのビス−アルジミンまたはビス−
ケチミンと反応させることを特徴とする、アルジミン基
またはケチミン基を含む有機化合物の製造方法。 (2)β−ケトエステル基を含む前記有機化合物が式I
に相当する、前記第1項の方法、
【化6】 式中、Qは第一および/または第二ヒドロキシル基を含
み、かつ62ないし15,000の分子量を有するn官
能性ポリヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を除去
することによって得られるn官能性残基であり、R1 は
水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結合し
て、R2 とともにトリメチレン基またはテトラメチレン
基を形成し、R2 はメチル基またはエチル基であるか、
あるいはC−C結合によりR1 に結合して、R1 ととも
にトリメチレン基またはテトラメチレン基を形成し、そ
してnは2ないし15の数である。
み、かつ62ないし15,000の分子量を有するn官
能性ポリヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を除去
することによって得られるn官能性残基であり、R1 は
水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結合し
て、R2 とともにトリメチレン基またはテトラメチレン
基を形成し、R2 はメチル基またはエチル基であるか、
あるいはC−C結合によりR1 に結合して、R1 ととも
にトリメチレン基またはテトラメチレン基を形成し、そ
してnは2ないし15の数である。
【0027】(3)前記ビス−ケチミンが式IIに相当す
る、前記第1項の方法、
る、前記第1項の方法、
【化7】 式中、R3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基
であるか、あるいは炭素原子および置換基R4 ととも
に、5個または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R
4 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、そしてR5
は(シクロ)脂肪族C2-15炭化水素基である。
であるか、あるいは炭素原子および置換基R4 ととも
に、5個または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R
4 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、そしてR5
は(シクロ)脂肪族C2-15炭化水素基である。
【0028】(4)前記ビス−ケチミンが式IIに相当す
る、前記第2項の方法、
る、前記第2項の方法、
【化8】 式中、R3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基
であるか、あるいは炭素原子および置換基R4 ととも
に、5個または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R
4 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、そしてR5
は(シクロ)脂肪族C2-15炭化水素基である。
であるか、あるいは炭素原子および置換基R4 ととも
に、5個または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R
4 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、そしてR5
は(シクロ)脂肪族C2-15炭化水素基である。
【0029】(5)ケトエステル基の量と当量のアルデ
ヒドまたはケトンを排除しながら、0ないし80℃の温
度において、β−ケトエステル基を含む有機化合物を触
媒量の水の存在下で、ケトエステル基1モルに付き0.
75ないし1.0モルのビス−アルジミンまたはビス−
ケチミンと反応させることからなる方法によって製造さ
れた、アルジミン基またはケチミン基を含む有機化合
物。
ヒドまたはケトンを排除しながら、0ないし80℃の温
度において、β−ケトエステル基を含む有機化合物を触
媒量の水の存在下で、ケトエステル基1モルに付き0.
75ないし1.0モルのビス−アルジミンまたはビス−
ケチミンと反応させることからなる方法によって製造さ
れた、アルジミン基またはケチミン基を含む有機化合
物。
【0030】(6)アルジミン基またはケチミン基を含
む前記有機化合物が式III に相当する、前記第5項の有
機化合物、
む前記有機化合物が式III に相当する、前記第5項の有
機化合物、
【化9】 式中、Qは第一および/または第二ヒドロキシル基を含
み、かつ62ないし15,000の分子量を有するn官
能性ポリヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を除去
することによって得られるn官能性残基であり、R1 は
水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結合し
て、R2 とともにトリメチレン基またはテトラメチレン
基を形成し、R2 はメチル基またはエチル基であるか、
あるいはC−C結合によりR1 に結合して、R1 ととも
にトリメチレン基またはテトラメチレン基を形成し、R
3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R4 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R4 はC
1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基であるか、ある
いは炭素原子および置換基R3 とともに、5個または6
個の環員を含む脂環式環を形成し、R5 は(シクロ)脂
肪族C2-15炭化水素基であり、そしてnは2ないし15
の数である。
み、かつ62ないし15,000の分子量を有するn官
能性ポリヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を除去
することによって得られるn官能性残基であり、R1 は
水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結合し
て、R2 とともにトリメチレン基またはテトラメチレン
基を形成し、R2 はメチル基またはエチル基であるか、
あるいはC−C結合によりR1 に結合して、R1 ととも
にトリメチレン基またはテトラメチレン基を形成し、R
3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R4 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、R4 はC
1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基であるか、ある
いは炭素原子および置換基R3 とともに、5個または6
個の環員を含む脂環式環を形成し、R5 は(シクロ)脂
肪族C2-15炭化水素基であり、そしてnは2ないし15
の数である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケトエステル基の量と当量のアルデヒド
またはケトンを排除しながら、0ないし80℃の温度に
おいて、β−ケトエステル基を含む有機化合物を触媒量
の水の存在下で、ケトエステル基1モルに付き0.75
ないし1.0モルのビス−アルジミンまたはビス−ケチ
ミンと反応させることからなる方法によって製造され
た、アルジミン基またはケチミン基を含む有機化合物。 - 【請求項2】 アルジミン基またはケチミン基を含む前
記有機化合物が式III に相当する、請求項1の有機化合
物、 【化1】 式中Qは第一および/または第二ヒドロキシル基を含
み、かつ62ないし15,000の分子量を有するn官
能性ポリヒドロキシル化合物からヒドロキシル基を除去
することによって得られるn官能性残基であり、 R1 は水素であるか、またはC−C結合によりR2 に結
合して、R2 とともにトリメチレン基またはテトラメチ
レン基を形成し、 R2 はメチル基またはエチル基であるか、あるいはC−
C結合によりR1 に結合して、R1 とともにトリメチレ
ン基またはテトラメチレン基を形成し、 R3 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R4 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、 R4 はC1-9 アルキル基またはシクロヘキシル基である
か、あるいは炭素原子および置換基R3 とともに、5個
または6個の環員を含む脂環式環を形成し、 R5 は(シクロ)脂肪族C2-15炭化水素基であり、そし
てnは2ないし15の数である。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4122766A DE4122766A1 (de) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | Verfahren zur herstellung von ald- oder ketimingruppen aufweisenden verbindungen und die bevorzugten nach diesem verfahren erhaeltlichen verbindungen |
| DE4122766.2 | 1991-07-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310669A true JPH05310669A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=6435796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4203171A Pending JPH05310669A (ja) | 1991-07-10 | 1992-07-08 | アルジミン基またはケチミン基を含む化合物の製造方法およびこの方法によって得られる化合物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5312962A (ja) |
| EP (1) | EP0522396A3 (ja) |
| JP (1) | JPH05310669A (ja) |
| CA (1) | CA2073198A1 (ja) |
| DE (1) | DE4122766A1 (ja) |
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| EP0969030A1 (en) * | 1998-06-05 | 2000-01-05 | Basf Corporation | Novel epoxy - amine coating compositions |
| WO2000041999A1 (en) * | 1999-01-12 | 2000-07-20 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Oxime derivatives and uses thereof |
| US6228971B1 (en) | 1999-06-21 | 2001-05-08 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Polymeric imine functional compositions and their use in film-forming compositions |
| CA3207515A1 (en) | 2014-04-21 | 2015-10-29 | Holcim Technology Ltd | Foam compositions for multi-functional acetoacetates and multi-functional amines |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1064842A (en) * | 1963-02-04 | 1967-04-12 | Ici Ltd | New aldimines and ketimines |
| US3567692A (en) * | 1963-02-04 | 1971-03-02 | Ici Ltd | Polymeric materials produced by interacting polyisocyanate and water in the presence of polyaldimine or polyketimine |
| DE1719121C3 (de) * | 1967-11-04 | 1980-07-10 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zum Abdichten und Ausfüllen von Fugen |
| US3668183A (en) * | 1970-11-03 | 1972-06-06 | Union Carbide Corp | Production of polyenamines |
| DE3310532A1 (de) * | 1983-03-23 | 1984-09-27 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von blockierte und gegebenfalls freie hydroxylgruppen aufweisenden polyhydroxylverbindungen, die nach diesem verfahren erhaeltlichen polyhydroxylverbindungen, und auf diesen polyhydroxylverbindungen basierende beschichtungsmittel |
| DE3769683D1 (de) * | 1986-04-03 | 1991-06-06 | Akzo Nv | Farblose ketimine, ihre herstellung und ihre verwendung als vernetzungsmittel. |
| DE3710963A1 (de) * | 1987-04-01 | 1988-10-20 | Bayer Ag | Unter dem einfluss von feuchtigkeit haertbare bindemittelkombinationen, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| DE3742123A1 (de) * | 1987-12-11 | 1989-06-22 | Bayer Ag | Bindemittelkombinationen, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
-
1991
- 1991-07-10 DE DE4122766A patent/DE4122766A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-06-29 EP EP19920110958 patent/EP0522396A3/de not_active Withdrawn
- 1992-07-02 US US07/908,137 patent/US5312962A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-06 CA CA002073198A patent/CA2073198A1/en not_active Abandoned
- 1992-07-08 JP JP4203171A patent/JPH05310669A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0522396A3 (de) | 1993-02-03 |
| EP0522396A2 (de) | 1993-01-13 |
| CA2073198A1 (en) | 1993-01-11 |
| US5312962A (en) | 1994-05-17 |
| DE4122766A1 (de) | 1993-01-14 |
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