JPH05310761A - 新規なn,n−ビス−(2−クロロエチル)ホスホルジアミデート - Google Patents

新規なn,n−ビス−(2−クロロエチル)ホスホルジアミデート

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JPH05310761A
JPH05310761A JP3431893A JP3431893A JPH05310761A JP H05310761 A JPH05310761 A JP H05310761A JP 3431893 A JP3431893 A JP 3431893A JP 3431893 A JP3431893 A JP 3431893A JP H05310761 A JPH05310761 A JP H05310761A
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JP
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carbon atoms
group
chemical
hydroxyl
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JP3431893A
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Lutz F Tietze
ルツツ・エフ・テイーツエ
Susanne Graf
ズザンネ・グラフ
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/04Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/22Amides of acids of phosphorus
    • C07F9/24Esteramides
    • C07F9/2454Esteramides the amide moiety containing a substituent or a structure which is considered as characteristic
    • C07F9/2458Esteramides the amide moiety containing a substituent or a structure which is considered as characteristic of aliphatic amines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式 具体的には、例えば で表わされるN,N−ビス−(2−クロロエチル)ホス
ホルジアミデート。 【効果】 N,N−ビス−(2−クロロエチル)ホスホ
ルジアミデートは癌治療における高度に選択的な細胞増
殖抑制性の薬として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規なN,N−ビス−(2−ク
ロロエチル)ホスホルジアミデート、それらの製造のた
めの方法及び癌治療における高度に選択的な細胞増殖抑
制性の薬としてのそれらの使用に関する。
【0002】悪性細胞が通常の組織と比較して解糖のそ
して、結果として、乳酸エステル製造の増進を示すこ
と、そして腫瘍組織におけるpHが静脈内に投与された
グルコースによって減少され得ることは知られている
〔S.タネバーガー(Tanneberger)、実験
的及び臨床的腫瘍化学療法一般的腫瘍化学療法;G.
フィシャー(Fisher)出版社、シュツットガルト
/ニューヨーク 1980;自然科学46、2(195
9);癌レズ.(Res.)42、1498(198
2);42、1505(1982)参照〕。
【0003】過去において、選択的な腫瘍治療を達成す
るために通常の組織と腫瘍の組織との間のpHにおける
これらの差を利用する試みが為された〔リービヒズ ア
ン.ケム.(Liebigs Ann.Chem.)1
987、847〜856;テトラヘドロン レタ.(T
etrahedron Lett.)22(1981)
239〜242参照〕。健康な組織と悪性の組織との間
の不十分な差のために非常に限られた治療上の指数しか
示さないアルキル化化合物を、腫瘍組織で行きわたって
いる低下したpHのために腫瘍組織中でだけアルキル化
剤として作用する活性な細胞増殖抑制性の薬に選択的に
分かれる無毒性で酸で変化しやすいプロドラッグ(pr
odrug)の形に変換する試みが為されてきた。かく
して選択的な腫瘍治療が狙われていた。
【0004】しかしながら、上で述べた引用文献におい
て製造された化合物は、腫瘍組織の中で、活性な細胞破
壊性の薬剤に選択的に分かれて戻るほど十分には酸で変
換しやすくはないことが証明されたことが見い出され
た。
【0005】驚くべきことに、以下で指名する化合物は
無毒性であるが、一方高血糖症(Hyperglyka
emie)による腫瘍組織中で達成できるpHで、加水
分解によって細胞破壊性化合物に変換され得ることがこ
こに見い出された。
【0006】本発明は、構造式(I)
【0007】
【化6】
【0008】〔式中、R1は、D若しくはL形の式
【0009】
【化7】
【0010】若しくは
【0011】
【化8】
【0012】の糖残基を表し、(ここで式中、R5は、
メチル若しくは−CH2OH基を表し、そしてR6は、−
CH2OH基若しくは式−NR78の残基を表し)(こ
こで式中、R7及びR8は、同一若しくは異なっていてそ
して水素若しくはアミノ保護基を表し)糖残基のヒドロ
キシル基は、必要に応じて保護されているか)若しくは
ヒドロキシル、保護されたヒドロキシル若しくは6まで
の炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐したアルコキ
シ、ベンジル若しくはベンジルオキシ若しくはD若しく
はL形の式
【0013】
【化9】
【0014】若しくは
【0015】
【化10】
【0016】の上で述べた糖残基の一つから成る群から
の同一の若しくは異なる置換基によって必要に応じて一
若しくは二置換された、8までの炭素原子を有する直鎖
の若しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式中、R
5及びR6は、上で述べた意味を有し)、R2及びR3は、
同一若しくは異なっていてそして6〜10の炭素原子を
有するアリールを表すか、若しくはハロゲン、ヒドロキ
シル、保護されたヒドロキシル、8までの炭素原子を有
する直鎖の若しくは分岐したアルコキシによって若しく
は式−NR910の基によって必要に応じて置換され
た、8までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルキルを表し、(ここで式中、R9及びR10は、同一
若しくは異なっていてそして水素、6までの炭素原子を
有する直鎖の若しくは分岐したアルキル若しくは式−C
O−R11の基を表し、)(ここで式中、R11は、6まで
の炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐したアルキル若
しくはトリフルオロメチルを表し、)R4は、水素若し
くは8までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルキルを表すか、またはR1及びR4は、一緒に5〜7
員の飽和された炭素環を形成する〕のN,N−ビス−
(2−クロロエチル)ホスホルジアミデートに関する。
【0017】上の定義の文脈中のヒドロキシル保護基
は、一般に、tert.−ブトキシジフェニルシリル、
トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピ
ルシリル、tert.−ブチルジメチルシリル、ter
t.−ブチルジフェニルシリル、トリフェニルシリル、
トリメチルシリルエトキシカルボニル、ベンジル、ベン
ジルオキシカルボニル、2−ニトロベンジル、4−ニト
ロベンジル、2−ニトロベンジルオキシカルボニル、4
−ニトロベンジルオキシカルボニル、tert.−ブチ
ルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、4−メ
トキシベンジル、4−メトキシベンジルオキシカルボニ
ル、ホルミル、アセチル、トリクロロアセチル、2,
2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,4−ジメ
トキシベンジル、2,4−ジメトキシベンジルオキシカ
ルボニル、メチルチオメチル、メトキシエトキシメチ
ル、〔2−(トリメチルシリル)エトキシ〕メチル、2
−(メチルチオメトキシ)エトキシ−カルボニル、ベン
ゾイル、4−メチルベンゾイル、4−ニトロベンゾイ
ル、4−フルオロベンゾイル、4−クロロベンゾイルま
たは4−メトキシベンゾイルのシリーズからの保護基を
表す。アセチル、ベンゾイル、ベンジルまたはメチルベ
ンジルが好ましい。
【0018】本発明の文脈中のアミノ保護基は、ペプチ
ド化学において使用される通常のアミノ保護基である。
【0019】これらの中で好ましいものは、ベンジルオ
キシカルボニル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカ
ルボニル、3,5−ジメトキシベンジルオキシカルボニ
ル、2,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、4
−メトキシベンジルオキシカルボニル、4−ニトロベン
ジルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキシカル
ボニル、2−ニトロ−4,5−ジメトキシベンジルオキ
シカルボニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニ
ル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、t
ert.−ブトキシカルボニル、アリルオキシカルボニ
ル、ビニルオキシカルボニル、2−ニトロベンジルオキ
シカルボニル、3,4,5−トリメトキシベンジルオキ
シカルボニル、シクロヘキソキシカルボニル、1,1−
ジメチルエトキシカルボニル、アダマンチルカルボニ
ル、フタロイル、2,2,2−トリクロロエトキシカル
ボニル、2,2,2−トリクロロ−tert.−ブトキ
シカルボニル、メチルオキシカルボニル、フェノキシカ
ルボニル、4−ニトロフェノキシカルボニル、フルオレ
ン−9−イルメトキシカルボニル、ホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、ピバロイル、2−クロロアセチル、
2−ブロモアセチル、2,2,2−トリフルオロアセチ
ル、2,2,2−トリクロロアセチル、ベンゾイル、4
−クロロベンゾイル、4−ブロモベンゾイル、4−ニト
ロベンゾイル、フタルイミド、イソバレロイルまたはベ
ンジルオキシメチル、4−ニトロベンジル、2,4−ジ
ニトロベンジルまたは4−ニトロフェニルである。ベン
ジルオキシカルボニル及びアセチルが好ましい。
【0020】一般式(I)〔式中、R1は、D若しくは
L形の式
【0021】
【化11】
【0022】若しくは
【0023】
【化12】
【0024】の糖残基を表し、(ここで式中、R5は、
メチル若しくは−CH2OH基を表し、そしてR6は、O
H基若しくは式−NR78の残基を表し)(ここで式
中、R7及びR8は、同一若しくは異なっていてそして水
素若しくはアセチルを表し)糖残基のヒドロキシル基
は、アセチル、ベンジル若しくはメチルベンゾイルによ
って必要に応じて保護されているか)若しくはヒドロキ
シル、保護されたヒドロキシル若しくは4までの炭素原
子を有する直鎖の若しくは分岐したアルコキシ、ベンジ
ル若しくはD若しくはL形の式
【0025】
【化13】
【0026】若しくは
【0027】
【化14】
【0028】の上で述べた糖残基の一つによって必要に
応じて置換された、6までの炭素原子を有する直鎖の若
しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式中、R5
びR6は、上で述べた意味を有し)、R2及びR3は、同
一若しくは異なっていてそしてフェニル、若しくはフッ
素、塩素、臭素、ヒドロキシル、保護されたヒドロキシ
ル、6までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルコキシによって若しくは式−NR910の基によっ
て必要に応じて置換された、6までの炭素原子を有する
直鎖の若しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式
中、R9及びR10は、同一若しくは異なっていてそして
水素、4までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐し
たアルキル若しくは式−CO−R11の基を表し、)(こ
こで式中、R11は、4までの炭素原子を有する直鎖の若
しくは分岐したアルキル若しくはトリフルオロメチルを
表し、)R4は、水素若しくは6までの炭素原子を有す
る直鎖の若しくは分岐したアルキルを表すか、またはR
1及びR4は、一緒にシクロペンチル若しくはシクロヘキ
シル環を形成する〕の化合物が好ましい。
【0029】一般式(I)〔式中、R1は、D若しくは
L形の式
【0030】
【化15】
【0031】若しくは
【0032】
【化16】
【0033】の糖残基を表し、(ここで式中、R5は、
−CH2OH基を表し、そしてR6は、OH基若しくは式
−NR78の残基を表し)(ここで式中、R7及びR
8は、同一若しくは異なっていてそして水素若しくはア
セチルを表し)糖残基のヒドロキシル基は、アセチル、
ベンジル若しくはメチルベンゾイルによって必要に応じ
て保護されているか)若しくはヒドロキシル、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ベンジ
ル、ベンジルオキシ若しくはD若しくはL形の式
【0034】
【化17】
【0035】若しくは
【0036】
【化18】
【0037】の上で述べた糖残基の一つによって必要に
応じて置換された、6までの炭素原子を有する直鎖の若
しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式中、R5
びR6は、上で述べた意味を有し)、R2及びR3は、同
一若しくは異なっていてそしてフェニル、若しくはフッ
素、塩素、臭素、ヒドロキシル、、4までの炭素原子を
有する直鎖の若しくは分岐したアルコキシによって若し
くは式−NR910の基によって必要に応じて置換され
た、4までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルキルを表し、(ここで式中、R9及びR10は、同一
若しくは異なっていてそして水素、メトキシ、エチル、
プロピル、イソプロピル若しくは式−CO−R11の基を
表し、)(ここで式中、R11は、メチル、エチル若しく
はトリフルオロメチルを表し、)R4は、水素若しくは
4までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐したアル
キルを表すか、またはR1及びR4は、一緒にシクロペン
チル若しくはシクロヘキシル環を形成する〕の化合物が
特に好ましい。
【0038】加えて、一般式(II)
【0039】
【化19】
【0040】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、上で述
べた意味を有する〕の化合物を、塩基及び必要に応じて
補助剤の存在下で不活性溶媒中で式(III)
【0041】
【化20】
【0042】のN,N−ビス−(2−クロロエチル)ホ
スホルアミドジクロリドとまず反応させ、次にアンモノ
リシスを実施し、そして、R1及び/または上で述べた
糖残基の一つが保護基を有する場合には、この保護基を
慣用の方法に従って脱離させることを特徴とする、一般
式(I)の本発明による化合物を製造するための方法も
見い出された。
【0043】本発明による方法は、例として、以下の一
組の化学式によって図示することができる:
【0044】
【化21】
【0045】適切な溶媒は、反応条件によって影響を受
けない通常の有機溶媒である。これらの中でも好ましい
のは、エーテル例えばジエチルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテル、ま
たは炭化水素例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ヘ
キサン、シクロヘキサン、石油留分、またはハロゲン化
炭化水素例えばジクロロメタン、トリクロロメタン、テ
トラクロロメタン、ジクロロエチレン、トリクロロエチ
レン若しくはクロロベンゼン、または酢酸エチル、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、アセトニト
リル、アセトンまたはニトロメタンである。前記溶媒の
混合物を使用することもまた可能である。テトラヒドロ
フラン、ジクロロメタン及びトルエンが好ましい。
【0046】適切な塩基は、1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデク−7−エン、イミダゾール、ピ
リジン、テトラゾール及び通常の有機アミンである。こ
れらの中でも好ましいのは、アルキルアミン例えばトリ
エチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシ
ルアミン及びエチルジイソプロピルアミンである。トリ
エチルアミン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕
ウンデク−7−エン及びピリジンが特に好ましい。
【0047】適切な補助剤は、N−メチルイミダゾール
及びジメチルアミノピリジン(DMAP)である。
【0048】前記の塩基及び補助剤は、一般に、各々の
場合において、一般式(III)の1モルの化合物を基に
して0.01〜5モル、好ましくは0.03〜1.75
モルの量で使用される。
【0049】前記反応は、一般に、大気圧で実施され
る。しかしながら、前記方法を増大した圧力でまたは減
少した圧力で(例えば0.5〜5barの範囲で)実施
することもまた可能である。
【0050】本発明による方法は、一般に、0℃〜+6
0℃の温度範囲で、好ましくは室温で実施される。
【0051】上でリストされた反応条件はまた、アンモ
ノリシスの間は変わらずに留まる。アンモニア流通の結
果として蒸発された溶媒は、反応の間に置き換えられ
る。
【0052】糖残基の上の保護基を脱離させることは、
塩基の存在下での不活性溶媒中での通常の方法に従っ
て、または水素化分解によって実施される。
【0053】前記脱離のための適切な塩基は、通常の無
機塩基である。これらの中でも好ましいものは、アルカ
リ金属水酸化物またはアルカリ土金属水酸化物例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム若しくは水酸化バリウ
ム、またはアルカリ金属炭酸塩例えば炭酸ナトリウム若
しくは炭酸カリウム若しくは炭酸水素ナトリウム、また
はアルカリ金属アルコラート例えばナトリウムエチラー
ト、ナトリウムメチラート、カリウムエチラート、カリ
ウムメチラート若しくはカリウムtert.−ブチラー
トである。特に好ましく用いられるものは、炭酸ナトリ
ウムまたは炭酸カリウム、そしてまた塩基性イオン交換
体例えばレワチット(Lewatit)(R)UL500
である。
【0054】前記脱離のための適切な溶媒は、加水分解
のために通常用いられる有機溶媒である。これらの中で
も好ましいものは、アルコール例えばメタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール若しくはブタ
ノール、またはエーテル例えばテトラヒドロフラン若し
くはジオキサン、またはジメチルホルムアミドまたはジ
メチルスルホキシドである。アルコール例えばメタノー
ル、エタノール、プロパノールまたはイソプロパノール
が、特に好ましく使用される。前記溶媒の混合物を使用
することもまた可能である。
【0055】前記脱離は、一般に、0℃〜+100℃、
好ましくは+20℃〜+40℃の温度範囲で実施され
る。一般に、この脱離は、大気圧で実施される。しかし
ながら、減少した圧力でまたは増加した圧力で(例えば
0.5〜5barで)操作することもまた可能である。
【0056】特定のヒドロキシル保護基(シリル及びベ
ンジル基)の脱離は、例えば、フッ化テトラブチルアン
モニウムによって、または0℃〜40℃の温度範囲で
の、好ましくは室温での、上でリストされた溶媒の一つ
の中での、水素による、ベンジル基の場合には触媒例え
ばパラジウム/Cとパラジウム/CaCO3の存在下で
の水素化開裂によって実施される。
【0057】アミノ保護基の脱離は、一般に、また既知
の方法に従って、例えばメタノール中の炭酸カリウムに
よって実施される〔またセ.グリーン(Th.Gree
ne):“有機合成における保護基”、J.ワイリー
アンド サンズ(Wiley& Sons)、198
1、ニューヨーク参照〕。
【0058】式(III)のN,N−ビス−(2−クロロ
エチル)ホスホルアミドジクロリドは知られている
〔J.アム.ケム.ソス.(Am.Chem.So
c.)76,655(1954)参照〕。
【0059】一般式(II)の化合物は、一部知られて
いるかまたは新規であり、そしてそれで 〔A〕一般式(IV)
【0060】
【化22】
【0061】〔式中、R1及びR4は、上で述べた意味を
有し、そしてAは、C1〜C4−アルコキシカルボニルか
若しくは式−CH2−ODの残基かのどちらかを表し、
(ここで式中、Dは、上で述べたシリル保護基の一つを
表す)〕のケトンを、一般式(V)
【0062】
【化23】 R12−O−E (V) 〔式中、Eは、Dの上で述べた意味を有しそしてDと同
一若しくは異なっていて、そしてR12は、R2及びR3
上で述べた意味を有する〕の化合物との反応によってま
ずアセタール化し、不活性溶媒中で保護基Eを脱離し、
そして引き続いて慣用の方法に従って還元(A=C1
4−アルコキシカルボニル)若しくはシリル残基
(D)の脱離のどちらかを実施するか、または 〔B〕一般式(VI)
【0063】
【化24】
【0064】〔式中、R1、R2及びR4は、上で述べた
意味を有し、そしてMは、上で述べたシリル保護基の一
つ、好ましくはtert.−ブチルジフェニルシリルを
表す〕のエノールエーテルを、一般式(VII)
【0065】
【化25】 R3−OH (VII) 〔式中、R3は、上で述べた意味を有する〕の化合物に
よってまずアセタール化し、そして引き続いて上で述べ
た方法に従って脱シリル化するか、若しくは一般式(V
Ia)
【0066】
【化26】
【0067】〔式中、R2及びR4は、上で述べた意味を
有する〕のエノールエーテル誘導体を、アセタール化及
びハロホルム化の下での一般式(VII)の化合物との
反応によって、一般式(VIII)
【0068】
【化27】
【0069】〔式中、R2、R3及びR4は、上で述べた
意味を有する〕の化合物に変換し、そして、最後のステ
ップにおいて、アルコキシカルボニル官能基(−CO2
CH3)を還元するかのどちらかによって製造すること
ができる。
【0070】上で述べた溶媒及び塩基は、方法〔A〕及
び〔B〕のために適切である。溶媒としては塩化メチレ
ンが、そして塩基としてはピリジン及びトリエチルアミ
ンが好ましい。
【0071】アルコキシカルボニル官能基の還元は、一
般に、大気圧で、0℃〜+150℃の温度範囲で不活性
溶媒例えばエーテル、炭化水素またはハロゲン化炭化水
素またはそれらの混合物中で、好ましくはエーテル例え
ばジエチルエーテル、テトラヒドロフランまたはジオキ
サン中で水素化物によって、好ましくは水素化アルミニ
ウムリチウムによって実施される。エーテル中での水素
化アルミニウムリチウムによる還元が好ましい。
【0072】上で述べた方法に加えて、前記脱シリル化
は、好ましくはフッ化テトラ−n−ブチルアンモニウム
/H2Oによって実施される。
【0073】一般式(IV)、(V)、(VI)及び(V
II)の化合物は、それ自体知られているかまたは通常
の方法に従って製造することができる。
【0074】一般式(VIa)の化合物は、新規であり
そしてピリジン中での塩化トリクロロアセチルによる反
応によって対応するエノールエーテルから製造すること
ができる。
【0075】個々のプロセスステップの反応条件に依存
して、これらを保護ガスの雰囲気下で実施することが必
要である。
【0076】本発明による化合物は、予知できなかった
価値ある薬理学上の活性スペクトルを示す。
【0077】一般式(I)の不活性化されたシクロホス
ファミドの酸で変化しやすい誘導体は、初めて、その輸
送形態では無毒性である細胞増殖抑制薬を提供する。高
血糖によって腫瘍組織中で達成できるpHにおいて、そ
れらは加水分解によって細胞破壊性化合物であるフリー
ドマン酸を遊離する。
【0078】2.7mgの開裂させるべき化合物を、3
5℃に熱的に定められた、240μlの〔d8〕−ジオ
キサン、210μlのD2O及び150μlの緩衝液
(4.78のpD値を有するシュウ酸/シュウ酸ナトリ
ウム緩衝液)中に溶解させる。pD4.78で全部で1
2のスペクトルを記録したが、最初の4つのスペクトル
は各々の12分の間隔で測定した。それ以後は、時間間
隔は約20分であった。使用されたシュウ酸塩緩衝液の
濃度は0.025Mであった。
【0079】細胞培養テストにおける細胞毒性活性の評
ケトホスファミドプロドラッグである(RS−P)−1
−O−(3,3−ジメトキシ)ブチル−N,N−ビス−
(2−クロロエチル)ホスホルジアミデート(26頁、
表3、実施例6)及び(RS−P)−1−O−(5−ベ
ンジルオキシ−3,3−ジメトキシ)ペンチル−N,N
−ビス−(2−クロロエチル)ホスホルジアミデート
(26頁、実施例6)を使用して、マーシャルラットの
乳癌から生じる細胞系BIR−MIRkの癌細胞につい
てテストを実施し、そして媒体のpH及び投与量の関数
としての細胞の生存率を検討した。正常細胞の集団のた
めのモデルとしてのpH7.4では、少しの毒性が観察
されただけであった。しかしながら、高血糖の条件下で
の癌細胞の集団のためのモデルとしてのpH6.2で
は、10μg/mlの投与量で、10,000の率で減
少した癌細胞の生存率が見い出された。
【0080】本発明は、無毒性で不活性で製薬上適切な
キャリアー物質に加えて一若しくはそれより多い式
(I)の化合物を含むか、または一若しくはそれより多
い式(I)の活性な薬剤から成る製薬調製物、並びにこ
れらの調製物を製造するための方法を含む。
【0081】上で述べた製薬調製物中では、式(I)の
活性な薬剤は、好ましくは、全混合物の約0.1〜9
9.5、好ましくは約0.5〜95重量%の濃度で存在
しなければならない。
【0082】上で述べた製薬調製物は、式(I)の化合
物に加えて、また別の製薬上活性な薬剤を含んで良い。
【0083】上で述べた製薬調製物の製造は、既知の方
法によって通常のやり方で、例えば一または複数の活性
な薬剤を一または複数のキャリアー物質と混合すること
によって実施される。
【0084】一般に、ヒト及び獣医学の薬の両方におい
て、所望の結果を達成するためには、本発明による一ま
たは複数の活性な薬剤を24時間あたり約0.5〜約5
00、好ましくは1〜150mg/kg体重の全体量
で、必要に応じて数回の個々の投与の形で投与すること
が有利であることが証明された。個々の投与は、好まし
くは約1〜約100、特に1〜80mg/kg体重の量
で一または複数の活性な薬剤を含む。しかしながら、殊
に、処置される被検者のタイプ及び体重、病気のタイプ
及び重度、薬の調製及び適用のタイプ、並びに投与が行
われる時間または間隔に依存して、前記投与量から外れ
ることも必要である。
【0085】
【実施例】出発化合物 実施例I 4−tert.−ブチルジフェニルシリルオキシブタン
−2−オン
【0086】
【化28】
【0087】出発化合物として、アセトンとパラホルム
アルデヒドとの縮合によって大規模に入手できる4−ヒ
ドロキシブタン−2−オンを使用する〔J.アム.ケ
ム.ソス.(Am.Chem.Soc.)73、(19
51)、5369参照〕。次のシリル化は、P.ラバレ
(Lavalle)及びS.ハネシアン(Haness
ian)、カン.(Can.)J.ケム.(Che
m.)53、(1975)、2975の指示に従って、
少し変えた様式〔ベラー(Beller)、論文、ゲッ
チンゲン大学 1989〕で実施する。
【0088】実施例II 4−(tert.−ブチルジフェニルシロキシ)−2−
トリメチルシロキシブト−1−エン
【0089】
【化29】
【0090】3.49ml(24.9ミリモル)のジイ
ソプロピルアミンを、100mlの無水テトラヒドロフ
ラン中に溶解しそして−78℃に冷却する。10分以内
に、13.5ml(21.6ミリモル)のn−ヘキサン
中の1.6Mのn−ブチルリチウムを滴加する。温度を
0℃に上昇せしめ、この混合物をこの温度で30分間撹
拌し、そして再び−78℃に冷却して、6.67g(2
0.4ミリモル)の実施例Iからの化合物及び5mlの
テトラヒドロフランからの溶液をゆっくりと添加する。
−78℃で1時間撹拌した後で、塩化トリメチルシリル
とトリエチルアミンの混合物4.93mlを注意して添
加する{シリル化試薬の製造:等モル量の塩化トリメチ
ルシリル及びトリエチルアミンを1時間遠心分離した。
上澄み溶液をシリル化剤として使用する〔これに関して
はJ.アム.ケム.ソス.(Am.Chem.So
c.)96、(1974)、6181参照〕}。この反
応溶液を、−15℃に加温せしめ、15分間撹拌し、そ
して引き続いて室温で更に30分間撹拌する。反応が完
了した時に、100mlのn−ペンタンの添加の後で、
反応混合物を毎回150mlの氷冷飽和炭酸水素ナトリ
ウム溶液で三回洗浄する。有機相を硫酸ナトリウム上で
乾燥し、濾過し、そして溶媒を減圧下で除去する。真空
蒸留すると、無色の液体として5.70g(70%)の
純粋なシリルエノールエーテルが生成する。
【0091】B.p.:132℃/0.01mmHg。
【0092】Rf=0.89(tert.−ブチルメチ
ルエーテル/石油エーテル 1:10)。
【0093】実施例III (5RS)−5−エトキシ−1−(tert.−ブチル
ジフェニルシロキシ)ヘキサン−3−オン
【0094】
【化30】
【0095】398mg(1.00ミリモル)の実施例
IIからの化合物及び130mg(1.10ミリモル)の
アセトアルデヒドジエチルアセタールを、3mlの無水
ジクロロメタン中に溶解しそして−78℃に冷却する。
触媒として9.1μlのTMSトリフラートを注入し、
そしてこの混合物をその温度で10時間撹拌する。次
に、2mlのメタノール/トリエチルアミン 1:1の
添加によって−78℃でこの反応を終結させる。反応混
合物を20mlのジクロロメタンで希釈しそして毎回3
0mlの氷冷飽和炭酸水素ナトリウム溶液で二回抽出す
る。次に、有機相を炭酸カリウムの上での濾過によって
乾燥し、20mlのジクロロメタンで再び洗浄し、溶媒
を減圧下で除去し、そして残渣をtert.−ブチルメ
チルエーテル/石油エーテル 1:10中の50gのシ
リカゲル(32〜64μm)の上でのフラッシュクロマ
トグラフィーによって精製する。無色のオイルとして6
43mg(52%)の所望のケトンが得られる。
【0096】Rf=0.22(酢酸エチル/石油エーテ
ル 1:10)。
【0097】実施例IV 2−メトキシ−4−(tert.−ブトキシジフェニル
シロキシ)ブテ−1−エン
【0098】
【化31】
【0099】シュローサー(Schlosser)試薬
a)によって−80℃でヘキサン/テトラヒドロフラン中
でα−位が脱プロトンされているメチルビニルエーテル
から出発して、−40℃でのエチレンオキシドとの反応
によって4−ヒドロキシ−2−メトキシブテ−1−エン
b)が得られる。トリエチルアミンの存在下でのter
t.−ブトキシジフェニルシリル保護基による後続のシ
リル化は、79%収率で保護されたエノールエーテルを
与える〔これに関しては、a)予備の(Prepara
tive)極性有機金属化学、スプリンガー(Spri
nger)、ベルリン 1987、76頁以降、J.ア
ム.ケム.ソス.(Am.Chem.Soc.)98
(1976)、4674;b)J.W.ジラード(Gi
llard)ら、J.オーガ.ケム.(Org.Che
m.)53、(1988)参照〕。
【0100】実施例V エチル3,3−ジメトキシブタノエート
【0101】
【化32】
【0102】140gのK10モントモリロナイト粘土
を、204g(1.93モル、211ml)のオルト蟻
酸トリメチルと共に20℃で10分間激しく撹拌する。
濾過の後で、湿った濾過ケークを1lの三ッ口フラスコ
中に入れる。420mlの石油エーテル中の60.9g
(0.47モル)のアセト酢酸エチルの溶液をそれに添
加し、そしてこの混合物を室温で5分間(最大)急速に
撹拌する。次に触媒を吸引濾別し(痕跡の触媒も溶液中
に留まってはならない)、そして濾過ケークを石油エー
テルで再洗浄する。合わせた濾液を、減圧下で半分の容
積に濃縮し、飽和水性炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄
し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒の濾過及
び蒸発の後で、残渣を20cmのVigreuxカラム
で減圧下で蒸留する。58.4g(71%)の標題の化
合物が、b.p.75℃/10トールの透明で無色の液
体として得られる。
【0103】実施例VI エチル(1RS)−2,2−ジメトキシシクロヘキサン
−1−カルボキシレート
【0104】
【化33】
【0105】2.00g(12.0ミリモル)のエチル
シクロヘキサノン−2−カルボキシレートを湿気の排除
の下で5mlの無水メタノール中に溶解し、そして1.
27g(12.0ミリモル)のオルト蟻酸トリメチルを
添加する。次に、メタノール中に溶解した1.2mlの
塩化水素を添加し、そしてこの混合物を、2時間還流下
で加熱しそして室温で更に15時間撹拌する。反応の完
結(TLCチェック)の後で、反応混合物を、50ml
のエーテルで希釈しそして毎回約40mlの氷冷飽和炭
酸水素ナトリウム溶液で3回洗浄する。硫酸ナトリウム
の上での有機相の乾燥、濾過及び減圧下での溶媒の蒸発
は粗製生成物を与えるが、これを0.7%のトリエチル
アミンを含む酢酸エチル/石油エーテル1:10中の1
30gのシリカゲル(32〜64μm)上のフラッシュ
クロマトグラフィーによって精製する。2.51g(7
3%)の所望のアセタールが得られる。
【0106】Rf=0.34(酢酸エチル/石油エーテ
ル1:8)実施例VII (5RS)−3,3−ジメトキシ−5−エトキシ−1−
(tert.−ブチルジフェニルシリロキシ)ヘキサン
【0107】
【化34】
【0108】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
701mg(1.76ミリモル)の実施例IIIからの化
合物及び440mg(4.22ミリモル)のメチルトリ
メチルシリルエーテルを4mlの無水ジクロロメタン中
に溶解しそして−78℃に冷却する。96.1μl
(0.53ミリモル)のTMSトリフラートを注入し、
そしてこの混合物をこの温度で24時間反応せしめる。
この反応の終結は、2mlのトリエチルアミン/メタノ
ール1:1の添加によって達成される。減圧下での溶媒
の蒸発及び0.7%のトリエチルアミンを含む酢酸エチ
ル/石油エーテル1:12中の75gのシリカ(32〜
64μm)の上のフラッシュクロマトグラフィーは、3
12mg(40%)の標題の化合物を与える。
【0109】Rf=0.28(tert.−ブチルメチ
ルエーテル/石油エーテル1:10)実施例VIII 2,2−ビス−(2−メトキシエトキシ)−4−(te
rt.−ブチルジフェニルシロキシ)ブタン
【0110】
【化35】
【0111】2−メトキシエチルトリメチルシリルエー
テルを使用して、実施例VIIに関する指示と同様にして
標題の化合物の製造を実施する。
【0112】実施例IX 2−メトキシ−2−(2−メトキシエトキシ)−4−
(tert.−ブトキシジフェニルシロキシ)ブタン
【0113】
【化36】
【0114】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
3mlの無水ジクロロメタン中の100mgの粉末化さ
れたモレキュラーシーブ4A及び126mg(0.50
ミリモル)のピリジニウムp−トルエンスルホネートを
初期仕込みとして導入し、そして引き続いて927mg
(2.6ミリモル)の2−メトキシ−4−(tert.
−ブトキシジフェニルシロキシ)ブト−1−エンを添加
する。この混合物を0℃に冷却し、そして1mlの無水
ジクロロメタン中の152mg(2.0ミリモル)のエ
チレングリコールモノメチルエーテルの溶液をゆっくり
と滴加する。45分後に、TLCチェックは完了した反
応を示す。反応混合物を約10gのAlox B su
per−step 1の上で濾過し、そして引き続いて
150mlのtert.−ブチルメチルエーテルで再洗
浄する。減圧下での溶媒の蒸発は粗製生成物を与える
が、これを引き続いて0.7%のトリエチルアミンを含
むtert.−ブチルメチルエーテル/石油エーテル
1:12中の75gのシリカゲル(32〜64μm)上
のフラッシュクロマトグラフィーによって精製する。3
46mg(40%)の無色の液体が得られる。
【0115】Rf=0.21(tert.−ブチルメチ
ルエーテル/石油エーテル1:10)実施例X 2−(2−ブロモエトキシ)−2−メトキシ−4−(t
ert.−ブトキシジフェニルシロキシ)ブタン
【0116】
【化37】
【0117】2−ブロモエタノールを使用して、実施例
IXに関する指示と同様にして標題の化合物の製造を実
施する。
【0118】実施例XI 4−ベンジルオキシ−2−メトキシブト−1−エン
【0119】
【化38】
【0120】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
溶媒としての140mlの無水テトラヒドロフラン中の
2.00g(81.0ミリモル)の水素化ナトリウムを
初期仕込みとして導入する。撹拌及び氷による冷却下
で、5.50g(54.0ミリモル)の4−ヒドロキシ
−2−メトキシブト−1−エンを滴加し、そしてこの混
合物を0℃で15分間撹拌する。次に、283mgのヨ
ウ化テトラ−n−ブチルアンモニウム及び6.25ml
(52.0ミリモル)の臭化ベンジルをこの反応混合物
に順次添加する。この混合物を0℃で15分間そして次
に室温で2時間(TLCチェック)再び撹拌する。10
gのAlox B super−step1の添加の後
で、上澄み溶液を沈殿から傾斜分離し、そしてこの沈殿
を毎回80mlのエーテルで2回洗浄する。合わせた抽
出液を、約20gのAlox Bsuper−step
1(エーテル)の上で濾過し、硫酸ナトリウムの上で
乾燥し、そして乾燥剤から分離する。減圧下での溶媒の
蒸発は少し黄色のオイルとしての8.92g(86%)
の標題の化合物を与えたが、これは直接以後の合成で使
用する。
【0121】Rf=0.45(酢酸エチル/石油エーテ
ル1:8)実施例XII 1,1,1−トリクロロ−6−ベンジルオキシ−4−メ
トキシヘキス−3−エン−2−オン
【0122】
【化39】
【0123】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
2.94g(16.2ミリモル)の塩化トリクロロアセ
チルを5mlのピリジンと混合しそして氷塩浴によって
−5℃にもって行く。次に、4.00g(21.0ミリ
モル)の実施例XIからの化合物を滴加し、そして添加
が完了した後で冷却浴を取り除く。室温で15時間反応
させた後で(TLCチェック)、40mlの水を添加す
る。この混合物を毎回50mlのエーテルで2回抽出
し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥しそして濾過し、
そして溶媒を減圧下で蒸発させる。5.92gの黄色の
オイルが粗製生成物として得られるが、これは以後の合
成において直接使用される。
【0124】Rf=0.43(酢酸エチル/石油エーテ
ル1:4)実施例XIII メチル5−ベンジルオキシ−3,3−ジメトキシペンタ
ノエート
【0125】
【化40】
【0126】5.92gの実施例XIIからの化合物
(Effenberger反応の粗製生成物)を、6m
lの無水メタノール中に溶解し、そして室温で保護ガス
の下で10滴の1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕
ウンデク−7−エン及び2mlの無水メタノールの混合
物に滴加する。室温で15時間撹拌した後での薄層クロ
マトグラフィーによるチェックは、出発物質が完全には
反応していなかったことを示す。それ故、更に6滴の
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−
エンを添加し、この混合物を室温で更に5時間撹拌しそ
して次に以下のように後処理する:反応混合物を50m
lのエーテルで希釈しそして毎回80mlの氷冷飽和炭
酸水素ナトリウム溶液で2回洗浄する。硫酸ナトリウム
上の乾燥の後で、濾過によって乾燥剤を除去する。減圧
下での溶媒の蒸発は、粗製生成物としての4.35gの
茶色のオイルを与えるが、これを更に精製すること無く
後続の反応において使用する。
【0127】注:もっと大きなバッチの場合には、出発
物質は1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク
−7−エンの追加の添加の後でさえ完全には反応しな
い。
【0128】Rf=0.28(酢酸エチル/石油エーテ
ル1:4)実施例XIV (1RS)−2,2−ジメトキシ−1−ヒドロキシメチ
ルシクロヘキサン
【0129】
【化41】
【0130】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
6mlの無水エーテル中の158mg(4.16ミリモ
ル)の水素化アルミニウムリチウムの懸濁液に、2ml
のエーテル中の1.45g(6.93ミリモル)のエチ
ル(1RS)−2,2−ジメトキシシクロヘキサン−1
−カルボキシレートの溶液を、エーテルが穏やかに沸騰
するようなやり方で滴加する。この混合物を還流下で1
時間加熱し、そして次に室温で15時間撹拌する。TL
Cチェックによれば反応がまだ完全ではないので、更に
88mg(2.32ミリモル)の水素化アルミニウムリ
チウムを反応混合物に添加し、これを還流下で4時間加
熱する。反応の完結(TLCチェック、4時間後)の後
で、252mgの水、252mgの15%水性水酸化ナ
トリウム及び1.18gの水の添加によって加水分解を
実施する。この混合物を還流下で10分間加熱し、そし
て上澄み溶液を沈殿から傾斜除去し、この沈殿を全部で
約80mlのエーテルで数回洗浄する。合わせたエーテ
ル相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、そして溶媒
を減圧下で蒸発する。残渣を、0.7%のトリエチルア
ミンを含む酢酸エチル/石油エーテル1:5中の65g
のシリカゲル(32〜64μm)上でクロマトグラフ分
離(フラッシュクロマトグラフィー)する。所望の生成
物として886mg(74%)の無色の液体が得られ
る。
【0131】Rf=0.25(酢酸エチル/石油エーテ
ル1:4) 表1中にリストした化合物を、実施例XIVの指示と同
様に製造する:
【0132】
【表1】表1:
【0133】
【化42】
【0134】実施例番号 1 f/LM XV CH3 0.30(tert.−ブチルメチルエ ーテル/石油エーテル2:1) XVI -(CH2)2O-CH2-C6H5 0.11(酢酸エチル/石油エーテル1 :2)実施例XVII (5RS)−3,3−ジメトキシ−5−エトキシヘキサン−1−オール
【0135】
【化43】
【0136】370mg(0.83ミリモル)の実施例
VIIからの化合物を、10mlの無水テトラヒドロフラ
ン中に溶解しそして0℃に冷却する(氷浴)。10分以
内に、1mlの無水テトラヒドロフラン中の316mg
(0.10ミリモル)のテトラ−n−ブチルアンモニウ
ムフルオリド/3H2O(反応前に室温で高真空中で2
時間乾燥させた)の溶液を0℃で滴加し、そしてこの混
合物を6℃で15時間撹拌する。次に、減圧下で溶媒を
蒸発し、そして残渣を、各々の場合において、1000
mlの移動溶媒あたり7mlのトリエチルアミンを含む
酢酸エチル/石油エーテル1:2中の40gのシリカゲ
ル(32〜64μm)上のフラッシュクロマトグラフィ
ーによって精製する。152mg(89%)の所望の生
成物が無色のオイルとして得られる。
【0137】Rf=0.11(酢酸エチル/石油エーテ
ル1:4) 表2中にリストした化合物を、実施例XVIIの指示と同
様に製造する:
【0138】
【表2】表2:
【0139】
【化44】
【0140】実施例番号 2 3 f XVIII -(CH2)2-OCH3 -(CH2)2-OCH3 0.23(EA) XIX -CH3 -(CH2)2-OCH3 0.06(EA/PE 1:2) XX -CH3 -(CH2)2-Br 0.37(EA/PE 1:1) *EA=酢酸エチル PE=石油エーテル製造実施例 (一般式(I))実施例1 (RS−P,5RS)−1−O−(3,3−ジメトキシ
−5−エトキシ)ヘキシル−N,N−ビス−(2−クロ
ロエチル)ホスホルジアミデート
【0141】
【化45】
【0142】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
2mlの無水ジクロロメタン及び1mlのトリエチルア
ミン中の621mg(2.40ミリモル)のN,N−ビ
ス−(2−クロロエチル)ホスホルアミドジクロリドを
初期仕込みとして導入する。10分以内に、1mlの無
水ジクロロメタン中の124mg(0.60ミリモル)
の実施例XVIIからの化合物の溶液を滴加し、そして
この混合物を室温で3日間撹拌する。反応の完結(TL
Cチェック)の後で、反応混合物を10mlのジクロロ
メタンで希釈し、そして力強く乾いたアンモニアの流れ
を45分間通過させ、そして揮発した溶媒を置き換え
る。次に、反応混合物を毎回約20gのセライト(エー
テル)上で2回濾過し、そして約150mlのエーテル
を洗浄のために使用する。減圧下での溶媒の蒸発の後
で、残渣を、0.7%のトリエチルアミンを含む酢酸エ
チル中の30gのシリカゲル(32〜64μm)上のフ
ラッシュクロマトグラフィーによって精製する。生成物
として125mg(51%)の黄色いオイルが得られ
る。
【0143】Rf=0.15(酢酸エチル) 表3中にリストした化合物を、実施例1の指示と同様に
製造する:
【0144】
【表3】
【0145】実施例7 (RS−P)−1−O−(5−ベンジルオキシ−3,3
−ジメトキシ)ペンチル−N,N−ビス−(2−クロロ
エチル)ホスホルジアミデート
【0146】
【化46】
【0147】湿気の排除の下でそして保護ガスの下で、
2.96g(11.4ミリモル)のN,N−ビス−(2
−クロロエチル)ホスホルアミドジクロリドを4mlの
無水ジクロロメタン中に溶解し、そして2mlのトリエ
チルアミンを撹拌しながら室温で添加する。氷で冷却
し、次に302μl(3.88μモル)のN−メチルイ
ミダゾールをゆっくりと注入し、この混合物を室温で1
0分間撹拌し、そして2mlの無水ジクロロメタン中の
802mg(3.15ミリモル)の5−ベンジルオキシ
−3,3−ジメトキシペンタン−1−オールの溶液を4
5分以内に滴加する。20℃で15時間撹拌した後で
(TLCチェック)、反応混合物を15mlのジクロロ
メタンで希釈し、そして力強く乾いたアンモニアの流れ
を約45分間通過させ、そして揮発した溶媒を置き換え
る。ガス流入の完結の後で、この混合物を20gのセラ
イト(エーテル)上で濾過し、そして200mlのエー
テルで洗浄する。溶媒を減圧下で除去し、そして残渣
を、フラッシュクロマトグラフィー(0.7%のトリエ
チルアミンを含む酢酸エチル)によって120gのシリ
カゲル(32〜64μm)上で精製する。977mg
(68%)の生成物が黄色い粘性のオイルとして得られ
る。
【0148】Rf=0.14(酢酸エチル/石油エーテ
ル5:1)実施例8 (RS−P)−1−O−(3,3−ジメトキシ−5−ヒ
ドロキシ)ペンチル−N,N−ビス−(2−クロロエチ
ル)ホスホルジアミデート
【0149】
【化47】
【0150】活性炭の上の146mgのパラジウム(1
0%のカバー範囲)及び炭酸カルシウムの上の117m
gのパラジウム(10%のカバー範囲)を10mlの無
水メタノール中に懸濁させ、そして5mlの無水メタノ
ール中の565mg(1.24ミリモル)の実施例7か
らの化合物の溶液を添加する。この混合物を室温で1時
間水素化し、そして反応混合物を約10gのセライト
(酢酸エチル)の上で濾過する。減圧下での溶媒の蒸発
及び0.7%のトリエチルアミンを含む酢酸エチル/メ
タノール9:1中の40gのシリカゲル(32〜64μ
m)上のフラッシュクロマトグラフィーは398mg
(88%)の生成物を与える。
【0151】Rf=0.25(酢酸エチル/メタノール
9:1) 本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
【0152】1)構造式(I)
【0153】
【化48】
【0154】〔式中、R1は、D若しくはL形の式
【0155】
【化49】
【0156】若しくは
【0157】
【化50】
【0158】の糖残基を表し、(ここで式中、R5は、
メチル若しくは−CH2OH基を表し、そしてR6は、O
H基若しくは式−NR78の残基を表し)(ここで式
中、R7及びR8は、同一若しくは異なっていてそして水
素若しくはアミノ保護基を表し)糖残基のヒドロキシル
基は、必要に応じて保護されているか)若しくはヒドロ
キシル、保護されたヒドロキシル若しくは6までの炭素
原子を有する直鎖の若しくは分岐したアルコキシ、ベン
ジル若しくはベンジルオキシ若しくはD若しくはL形の
【0159】
【化51】
【0160】若しくは
【0161】
【化52】
【0162】の上で述べた糖残基の一つから成る群から
の同一の若しくは異なる置換基によって必要に応じて一
若しくは二置換された、8までの炭素原子を有する直鎖
の若しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式中、R
5及びR6は、上で述べた意味を有し)、R2及びR3は、
同一若しくは異なっていてそして6〜10の炭素原子を
有するアリールを表すか、若しくはハロゲン、ヒドロキ
シル、保護されたヒドロキシル、8までの炭素原子を有
する直鎖の若しくは分岐したアルコキシによって若しく
は式−NR910の基によって必要に応じて置換され
た、8までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルキルを表し、(ここで式中、R9及びR10は、同一
若しくは異なっていてそして水素、6までの炭素原子を
有する直鎖の若しくは分岐したアルキル若しくは式−C
O−R11の基を表し、)(ここで式中、R11は、6まで
の炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐したアルキル若
しくはトリフルオロメチルを表し、)R4は、水素若し
くは8までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルキルを表すか、またはR1及びR4は、一緒に5〜7
員の飽和された炭素環を形成する〕のN,N−ビス−
(2−クロロエチル)ホスホルジアミデート。
【0163】2)上記1に記載の一般式(I) 〔式中、R1は、D若しくはL形の式
【0164】
【化53】
【0165】若しくは
【0166】
【化54】
【0167】の糖残基を表し、(ここで式中、R5は、
メチル若しくは−CH2OH基を表し、そしてR6は、O
H基若しくは式−NR78の残基を表し)(ここで式
中、R7及びR8は、同一若しくは異なっていてそして水
素若しくはアセチルを表し)糖残基のヒドロキシル基
は、アセチル、ベンジル若しくはメチルベンゾイルによ
って必要に応じて保護されているか)若しくはヒドロキ
シル、保護されたヒドロキシル若しくは4までの炭素原
子を有する直鎖の若しくは分岐したアルコキシ、ベンジ
ル若しくはD若しくはL形の式
【0168】
【化55】
【0169】若しくは
【0170】
【化56】
【0171】の上で述べた糖残基の一つによって必要に
応じて置換された、6までの炭素原子を有する直鎖の若
しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式中、R5
びR6は、上で述べた意味を有し)、R2及びR3は、同
一若しくは異なっていてそしてフェニル、若しくはフッ
素、塩素、臭素、ヒドロキシル、保護されたヒドロキシ
ル、6までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルコキシによって若しくは式−NR910の基によっ
て必要に応じて置換された、6までの炭素原子を有する
直鎖の若しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式
中、R9及びR10は、同一若しくは異なっていてそして
水素、4までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐し
たアルキル若しくは式−CO−R11の基を表し、)(こ
こで式中、R11は、4までの炭素原子を有する直鎖の若
しくは分岐したアルキル若しくはトリフルオロメチルを
表し、)R4は、水素若しくは6までの炭素原子を有す
る直鎖の若しくは分岐したアルキルを表すか、またはR
1及びR4は、一緒にシクロペンチル若しくはシクロヘキ
シル環を形成する〕の化合物。
【0172】3)上記1に記載の一般式(I) 〔式中、R1は、D若しくはL形の式
【0173】
【化57】
【0174】若しくは
【0175】
【化58】
【0176】の糖残基を表し、(ここで式中、R5は、
−CH2OH基を表し、そしてR6は、OH基若しくは式
−NR78の残基を表し)(ここで式中、R7及びR
8は、同一若しくは異なっていてそして水素若しくはア
セチルを表し)糖残基のヒドロキシル基は、アセチル、
ベンジル若しくはメチルベンゾイルによって必要に応じ
て保護されているか)若しくはヒドロキシル、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ベンジ
ル、ベンジルオキシ若しくはD若しくはL形の式
【0177】
【化59】
【0178】若しくは
【0179】
【化60】
【0180】の上で述べた糖残基の一つによって必要に
応じて置換された、6までの炭素原子を有する直鎖の若
しくは分岐したアルキルを表し、(ここで式中、R5
びR6は、上で述べた意味を有し)、R2及びR3は、同
一若しくは異なっていてそしてフェニル、若しくはフッ
素、塩素、臭素、ヒドロキシル、、4までの炭素原子を
有する直鎖の若しくは分岐したアルコキシによって若し
くは式−NR910の基によって必要に応じて置換され
た、4までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐した
アルキルを表し、(ここで式中、R9及びR10は、同一
若しくは異なっていてそして水素、メトキシ、エチル、
プロピル、イソプロピル若しくは式−CO−R11の基を
表し、)(ここで式中、R11は、メチル、エチル若しく
はトリフルオロメチルを表し、)R4は、水素若しくは
4までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐したアル
キルを表すか、またはR1及びR4は、一緒にシクロペン
チル若しくはシクロヘキシル環を形成する〕の化合物。
【0181】4)一般式(II)
【0182】
【化61】
【0183】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、上で述
べた意味を有する〕の化合物を、塩基及び補助剤の存在
下で不活性溶媒中で式(III)
【0184】
【化62】
【0185】のN,N−ビス−(2−クロロエチル)ホ
スホルアミドジクロリドとまず反応させ、次にアンモノ
リシスを実施し、そして、R1及び/または上で述べた
糖残基の一つが保護基を有する場合には、この保護基を
慣用の方法に従って外すことを特徴とする、上記1に記
載の一般式(I)の本発明による化合物の製造のための
方法。
【0186】5)上記1から3のいずれか一つに記載の
一またはそれより多い化合物を含む薬調製物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式(I) 【化1】 〔式中、 R1は、D若しくはL形の式 【化2】 若しくは 【化3】 の糖残基を表し、 (ここで式中、R5は、メチル若しくは−CH2OH基を
    表し、そしてR6は、OH基若しくは式−NR78の残
    基を表し)(ここで式中、R7及びR8は、同一若しくは
    異なっていてそして水素若しくはアミノ保護基を表し)
    糖残基のヒドロキシル基は、必要に応じて保護されてい
    るか)若しくはヒドロキシル、保護されたヒドロキシル
    若しくは6までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐
    したアルコキシ、ベンジル若しくはベンジルオキシ若し
    くはD若しくはL形の式 【化4】 若しくは 【化5】 の上で述べた糖残基の一つから成る群からの同一の若し
    くは異なる置換基によって必要に応じて一若しくは二置
    換された、8までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分
    岐したアルキルを表し、 (ここで式中、R5及びR6は、上で述べた意味を有
    し)、R2及びR3は、同一若しくは異なっていてそして
    6〜10の炭素原子を有するアリールを表すか、若しく
    はハロゲン、ヒドロキシル、保護されたヒドロキシル、
    8までの炭素原子を有する直鎖の若しくは分岐したアル
    コキシによって若しくは式−NR910の基によって必
    要に応じて置換された、8までの炭素原子を有する直鎖
    の若しくは分岐したアルキルを表し、 (ここで式中、R9及びR10は、同一若しくは異なって
    いてそして水素、6までの炭素原子を有する直鎖の若し
    くは分岐したアルキル若しくは式−CO−R11の基を表
    し、)(ここで式中、R11は、6までの炭素原子を有す
    る直鎖の若しくは分岐したアルキル若しくはトリフルオ
    ロメチルを表し、)R4は、水素若しくは8までの炭素
    原子を有する直鎖の若しくは分岐したアルキルを表す
    か、またはR1及びR4は、一緒に5〜7員の飽和された
    炭素環を形成する〕のN,N−ビス−(2−クロロエチ
    ル)ホスホルジアミデート。
JP3431893A 1992-01-31 1993-01-29 新規なn,n−ビス−(2−クロロエチル)ホスホルジアミデート Pending JPH05310761A (ja)

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DE19924202706 DE4202706A1 (de) 1992-01-31 1992-01-31 Neue n,n-bis-(2-chlorethyl)phosphorsaeurediamide
DE4202706.3 1992-01-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06299526A (ja) * 1993-04-14 1994-10-25 Randesu Kk 植生根固め魚巣ブロック

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DE3928659A1 (de) * 1989-08-30 1991-03-07 Bayer Ag Ketophosphamidglycoside, verfahren zu ihrer herstellung sowie ihre verwendung als pharmazeutische wirkstoffe

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