JPH05310775A - N−モノメチルアミノエトポシド類及びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤 - Google Patents
N−モノメチルアミノエトポシド類及びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤Info
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- JPH05310775A JPH05310775A JP12363992A JP12363992A JPH05310775A JP H05310775 A JPH05310775 A JP H05310775A JP 12363992 A JP12363992 A JP 12363992A JP 12363992 A JP12363992 A JP 12363992A JP H05310775 A JPH05310775 A JP H05310775A
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- JP
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- monomethylaminoetoposides
- salts
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- methyl
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】一般式(I)
【化1】
(式中Rは低級アルキル基,X1 およびX2 はいずれか
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類及
びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤。 【効果】 強い抗腫瘍効果を有する。
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類及
びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤。 【効果】 強い抗腫瘍効果を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍剤等の医薬とし
て期待される新規なN−モノメチルアミノエトポシド類
及びその塩、並びにそれらを含む抗腫瘍剤に関する。本
化合物およびその塩は優れた抗腫瘍作用を有し、水に対
する溶解度が高く、その臨床使用上において有用な化合
物である。
て期待される新規なN−モノメチルアミノエトポシド類
及びその塩、並びにそれらを含む抗腫瘍剤に関する。本
化合物およびその塩は優れた抗腫瘍作用を有し、水に対
する溶解度が高く、その臨床使用上において有用な化合
物である。
【0002】
【従来の技術】4’−デメチル−エピポドフィロトキシ
ン−β−D−エチリデングリコシド(一般名エトポシド
(Etoposide))は優れた抗腫瘍剤として広く
使用されている。また、エトポシドの糖部分の水酸基を
アミノ基またはN−ジアルキル置換アミノ基に替えた化
合物(以下アミノエトポシドまたはN−ジアルキルアミ
ノエトポシドと称する)およびその塩が優れた抗腫瘍効
果と水溶性を有する化合物であることが示されている
(特公平1−21155、特公平2−12478)。
ン−β−D−エチリデングリコシド(一般名エトポシド
(Etoposide))は優れた抗腫瘍剤として広く
使用されている。また、エトポシドの糖部分の水酸基を
アミノ基またはN−ジアルキル置換アミノ基に替えた化
合物(以下アミノエトポシドまたはN−ジアルキルアミ
ノエトポシドと称する)およびその塩が優れた抗腫瘍効
果と水溶性を有する化合物であることが示されている
(特公平1−21155、特公平2−12478)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アミノエトポシドまた
はN−ジアルキルアミノエトポシドは抗腫瘍効果に優
れ、また水溶性にも優れているので現在臨床試験中であ
るが、これらの優れた特性を伸ばしたさらに有用な誘導
体が望まれている。
はN−ジアルキルアミノエトポシドは抗腫瘍効果に優
れ、また水溶性にも優れているので現在臨床試験中であ
るが、これらの優れた特性を伸ばしたさらに有用な誘導
体が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々研究の
結果、下記一般式(I)で示されるN−モノメチルアミ
ノエトポシド類が強い抗腫瘍活性をもつことを見い出
し、本発明を完成した。
結果、下記一般式(I)で示されるN−モノメチルアミ
ノエトポシド類が強い抗腫瘍活性をもつことを見い出
し、本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、一般式(I)
【化3】 (式中Rは低級アルキル基、X1 およびX2 はいずれか
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類及
びその塩に関する。また、本発明は一般式(I)
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類及
びその塩に関する。また、本発明は一般式(I)
【化4】 (式中Rは低級アルキル基、X1 およびX2 はいずれか
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類又
はその塩を有効成分とする抗腫瘍剤に関する。
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類又
はその塩を有効成分とする抗腫瘍剤に関する。
【0006】上記した一般式(I)においてRの低級ア
ルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基またはブチル基等をあげることができ、メチル基が
特に好ましい。
ルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基またはブチル基等をあげることができ、メチル基が
特に好ましい。
【0007】本発明の代表的化合物としては、例えば表
1に記載する化合物をあげることができるが、本発明は
これらの化合物に限定されるものではない。
1に記載する化合物をあげることができるが、本発明は
これらの化合物に限定されるものではない。
【0008】
【表1】
【0009】また、本発明の化合物は酸と塩を形成し、
水に対して優れた溶解性を示す。薬学的に許容される塩
であれば特に限定されず、この塩は無機酸、例えば塩
酸、硫酸、臭化水素酸、リン酸、または有機酸、例えば
マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸、
安息香酸等を常法に従って作用させることにより容易に
製造することができる。
水に対して優れた溶解性を示す。薬学的に許容される塩
であれば特に限定されず、この塩は無機酸、例えば塩
酸、硫酸、臭化水素酸、リン酸、または有機酸、例えば
マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸、
安息香酸等を常法に従って作用させることにより容易に
製造することができる。
【0010】アミノエトポシドをN−ジアルキルアミノ
エトポシドに変換するには、相当するアルデヒドをアミ
ノ基に反応させ、次いでこれを金属水素錯化合物によっ
て還元し、もしくはパラジウムを触媒とする接触還元し
て行なわれている。上記で得られるN−ジアルキルアミ
ノエトポシドは活性も強く、現在制ガン剤として開発中
であるが、まだその抗腫瘍活性は満足すべきものではな
い。これに対して本発明の化合物であるN−モノメチル
アミノエトポシド類は、以下に記載する方法によって製
造することができる。
エトポシドに変換するには、相当するアルデヒドをアミ
ノ基に反応させ、次いでこれを金属水素錯化合物によっ
て還元し、もしくはパラジウムを触媒とする接触還元し
て行なわれている。上記で得られるN−ジアルキルアミ
ノエトポシドは活性も強く、現在制ガン剤として開発中
であるが、まだその抗腫瘍活性は満足すべきものではな
い。これに対して本発明の化合物であるN−モノメチル
アミノエトポシド類は、以下に記載する方法によって製
造することができる。
【0011】すなわち、アミノエトポシドを下記一般式
(II)に示すN−ベンジルアミノエトポシドに変換した
後、メチル基を導入し下記一般式(III) に示すN,N−
メチル,ベンジルアミノエトポシドを得る。次いでこの
N,N−メチル,ベンジルアミノエトポシドをパラジウ
ム等を触媒として接触還元して、容易に一般式(I)に
示すN−モノメチルアミノエトポシド類を得ることがで
きる。
(II)に示すN−ベンジルアミノエトポシドに変換した
後、メチル基を導入し下記一般式(III) に示すN,N−
メチル,ベンジルアミノエトポシドを得る。次いでこの
N,N−メチル,ベンジルアミノエトポシドをパラジウ
ム等を触媒として接触還元して、容易に一般式(I)に
示すN−モノメチルアミノエトポシド類を得ることがで
きる。
【0012】一般式(II)
【化5】
【0013】(式中Rは低級アルキル基、X3 及びX4
はいずれか一方が水酸基を示し、他方がN−ベンジルア
ミノ基を示す)
はいずれか一方が水酸基を示し、他方がN−ベンジルア
ミノ基を示す)
【0014】一般式(III)
【化6】
【0015】(式中Rは低級アルキル基、X5 及びX6
はいずれか一方が水酸基を示し、他方がN,N−メチ
ル,ベンジルアミノ基を示す)
はいずれか一方が水酸基を示し、他方がN,N−メチ
ル,ベンジルアミノ基を示す)
【0016】一般式(II)に示すN−ベンジルアミノエト
ポシドを相当するアミノエトポシドより合成するには、
アミノエトポシドを不活性溶媒中でベンズアルデヒドと
反応させ、続いて金属水素錯化合物、例えばシアノ水素
化ホウ素ナトリウム等で還元することにより行なえる。
生成したN−ベンジルアミノエトポシドは単離してもよ
いが、続いて同じ反応容器中にホルムアルデヒド水溶液
を加え、同様に金属水素錯化合物で還元することにより
一般式(III) に示すN,N−メチル,ベンジルアミノエ
トポシドが得られる。
ポシドを相当するアミノエトポシドより合成するには、
アミノエトポシドを不活性溶媒中でベンズアルデヒドと
反応させ、続いて金属水素錯化合物、例えばシアノ水素
化ホウ素ナトリウム等で還元することにより行なえる。
生成したN−ベンジルアミノエトポシドは単離してもよ
いが、続いて同じ反応容器中にホルムアルデヒド水溶液
を加え、同様に金属水素錯化合物で還元することにより
一般式(III) に示すN,N−メチル,ベンジルアミノエ
トポシドが得られる。
【0017】ここで使用されるベンズアルデヒドは、生
成するベンジル基が還元により脱離されるものであれ
ば、置換基があってもかまわない。ベンズアルデヒドお
よびホルムアルデヒドは、アミノエトポシドに対してそ
れぞれ0.5〜5モル、好ましくは1〜3モル用いられ
る。反応温度は−40〜30℃で行なうことができる
が、好ましくは−10〜10℃の範囲で行なわれる。金
属水素錯化合物としては、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カリウムまた
シアン化水素ホウ素ナトリウムおよび硫化水素化ホウ素
ナトリウムのような水素化ホウ素金属化合物のシアン化
物および硫化物が使用される。反応溶媒は不活性なもの
なら何でもよいが、通常メタノール、アセトニトリル、
ジクロロメタン等が使用される。
成するベンジル基が還元により脱離されるものであれ
ば、置換基があってもかまわない。ベンズアルデヒドお
よびホルムアルデヒドは、アミノエトポシドに対してそ
れぞれ0.5〜5モル、好ましくは1〜3モル用いられ
る。反応温度は−40〜30℃で行なうことができる
が、好ましくは−10〜10℃の範囲で行なわれる。金
属水素錯化合物としては、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カリウムまた
シアン化水素ホウ素ナトリウムおよび硫化水素化ホウ素
ナトリウムのような水素化ホウ素金属化合物のシアン化
物および硫化物が使用される。反応溶媒は不活性なもの
なら何でもよいが、通常メタノール、アセトニトリル、
ジクロロメタン等が使用される。
【0018】N,N−メチル,ベンジルアミノエトポシ
ドは不活性溶媒中でパラジウムを触媒として水素雰囲気
下で還元し、該N−メチルアミノエトポシドを合成する
ことができる。触媒のパラジウムはパラジウム黒または
パラジウムカーボン等が用いられる。反応温度は10〜
80℃で行なうことができるが、好ましくは20〜60
℃の範囲で行なわれる。還元は密閉下または水素流通下
で行なわれる。
ドは不活性溶媒中でパラジウムを触媒として水素雰囲気
下で還元し、該N−メチルアミノエトポシドを合成する
ことができる。触媒のパラジウムはパラジウム黒または
パラジウムカーボン等が用いられる。反応温度は10〜
80℃で行なうことができるが、好ましくは20〜60
℃の範囲で行なわれる。還元は密閉下または水素流通下
で行なわれる。
【0019】
【作用】本発明の化合物は次の実験例から、優れた抗腫
瘍作用を発揮することがわかる。なお、被験化合物とし
ては、N−モノメチルアミノエトポシド(塩酸塩,R=
CH3 )を用いた。
瘍作用を発揮することがわかる。なお、被験化合物とし
ては、N−モノメチルアミノエトポシド(塩酸塩,R=
CH3 )を用いた。
【0020】実験例1.各種腫瘍細胞に対するin vitro コロニー形成
阻害活性 腫瘍細胞を2×105 個/mlに調整したものを各シャー
レに1ml入れ、それぞれに培養液3mlを添加し、3日間
培養した。新しい培養液3.8mlと交換し、各種濃度の
薬剤を所定時間作用させた。培養液を除きトリプシン処
理の後、細胞をほぐしsingle sellとし、培
養液で希釈し細胞濃度2×102 個/mlに調整した。こ
の細胞浮遊液0.5mlに培養液3.5mlを加え、9〜1
1日間培養した。それぞれをメチレンブルーで染色し、
形成した細胞のコロニー数をカウントした。薬剤処理群
とコントロールの結果から阻止率を求めた。結果を表2
に示す。
阻害活性 腫瘍細胞を2×105 個/mlに調整したものを各シャー
レに1ml入れ、それぞれに培養液3mlを添加し、3日間
培養した。新しい培養液3.8mlと交換し、各種濃度の
薬剤を所定時間作用させた。培養液を除きトリプシン処
理の後、細胞をほぐしsingle sellとし、培
養液で希釈し細胞濃度2×102 個/mlに調整した。こ
の細胞浮遊液0.5mlに培養液3.5mlを加え、9〜1
1日間培養した。それぞれをメチレンブルーで染色し、
形成した細胞のコロニー数をカウントした。薬剤処理群
とコントロールの結果から阻止率を求めた。結果を表2
に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】本発明の化合物およびその塩は、上記し
た実験例から明らかなように優れた抗腫瘍作用を持つこ
とから、抗腫瘍剤として期待される。本発明の化合物お
よびその塩を抗腫瘍剤として使用する場合、経口投与、
静脈内投与、経与投与することができる。投与量は投与
する患者の症状、年齢、投与方法によって異なるが、通
常1〜40mg/kg/日である。適当な製剤用担体と混合
して調製した製剤の形で投与され、製剤の形としては、
錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、注射剤、ク
リーム、坐剤などが挙げられる。
た実験例から明らかなように優れた抗腫瘍作用を持つこ
とから、抗腫瘍剤として期待される。本発明の化合物お
よびその塩を抗腫瘍剤として使用する場合、経口投与、
静脈内投与、経与投与することができる。投与量は投与
する患者の症状、年齢、投与方法によって異なるが、通
常1〜40mg/kg/日である。適当な製剤用担体と混合
して調製した製剤の形で投与され、製剤の形としては、
錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、カプセル剤、注射剤、ク
リーム、坐剤などが挙げられる。
【0023】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明の化合物の製造
について具体的に説明する。
について具体的に説明する。
【0024】実施例1 4−O−(2−デオキシ−2−ベンジルアミノ−4,6
−O−エチリデン−β−D−グルコピラノシル)−4’
−デメチル−4−エピポドフィロトキシン(一般式(I
I)においてR=メチル基、X3 =ベンジルアミノ基お
よびX4 =水酸基を表わす)の合成。 4−O−(2−デオキシ−2−アミノ−4,6−O−エ
チリデン−β−D−グルコピラノシル)−4’−デメチ
ル−4−エピポドフィロトキシン587mgをメタノール
10mlに溶解しベンズアルデヒド303μl加え、氷水
浴で冷却下、シアン化水素ホウ素ナトリウム100mgを
加えて30分間撹拌した。反応液にジクロルメタン50
mlを加え、水50mlで洗浄し、有機相を硫酸ナトリウム
で乾燥し、濃縮した。濃縮物をシリカゲルクロマトグラ
フィーにより分離精製し、該化合物470mgを得た。 FAB−MS m/z 678(M+H)+ NMR(CDC13 ) δ1.39(d,3H)δ2.60(dd,1H)δ
2.90(m,1H) δ3.76(s,6H)δ4.41(dd,1H)δ
4.62(d,1H) δ4.94(d,1H)δ5.96(dd,2H)δ
6.26(s,2H) δ6.58(s,1H)δ6.88(s,1H) δ
7.03(m,2H) δ7.25(m,4H)
−O−エチリデン−β−D−グルコピラノシル)−4’
−デメチル−4−エピポドフィロトキシン(一般式(I
I)においてR=メチル基、X3 =ベンジルアミノ基お
よびX4 =水酸基を表わす)の合成。 4−O−(2−デオキシ−2−アミノ−4,6−O−エ
チリデン−β−D−グルコピラノシル)−4’−デメチ
ル−4−エピポドフィロトキシン587mgをメタノール
10mlに溶解しベンズアルデヒド303μl加え、氷水
浴で冷却下、シアン化水素ホウ素ナトリウム100mgを
加えて30分間撹拌した。反応液にジクロルメタン50
mlを加え、水50mlで洗浄し、有機相を硫酸ナトリウム
で乾燥し、濃縮した。濃縮物をシリカゲルクロマトグラ
フィーにより分離精製し、該化合物470mgを得た。 FAB−MS m/z 678(M+H)+ NMR(CDC13 ) δ1.39(d,3H)δ2.60(dd,1H)δ
2.90(m,1H) δ3.76(s,6H)δ4.41(dd,1H)δ
4.62(d,1H) δ4.94(d,1H)δ5.96(dd,2H)δ
6.26(s,2H) δ6.58(s,1H)δ6.88(s,1H) δ
7.03(m,2H) δ7.25(m,4H)
【0025】実施例2 4−O−(2−デオキシ−4,6−O−エチリデン−2
−メチル,ベンジルアミノ−β−D−グルコピラノシ
ル)−4’−O−デメチル−4−エピポドフィロトキシ
ン(一般式(III )においてR=メチル基、X5 =N,
N−メチル,ベンジルアミノ基およびX6 =水酸基を表
わす)の合成。 実施例1で得られたN−ベンジルアミノエトポシド27
3mgをメタノール10mlに溶解し35%ホルマリン水溶
液100mlを加えて30分間撹拌した。反応液にジクロ
ルメタン50mlを加え、水50mlで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濃縮した、濃縮物をシリカゲルクロマト
グラフィーにより分離精製し該化合物210mgを得た。 FAB−MS m/z 692(M+H)+ NMR(CDC13 ) δ1.40(d,3H)δ2.17(s,3H)δ2.
58(dd,1H) δ2.95(m,1H)δ3.77(s,6H)δ4.
42(dd,1H) δ4.70(d,1H)δ4.96(d,1H)δ6.
02(dd,2H) δ6.26(s,2H)δ6.63(s,1H)δ6.
80(s,1H) δ7.09(m,2H)δ7.27(m,4H)
−メチル,ベンジルアミノ−β−D−グルコピラノシ
ル)−4’−O−デメチル−4−エピポドフィロトキシ
ン(一般式(III )においてR=メチル基、X5 =N,
N−メチル,ベンジルアミノ基およびX6 =水酸基を表
わす)の合成。 実施例1で得られたN−ベンジルアミノエトポシド27
3mgをメタノール10mlに溶解し35%ホルマリン水溶
液100mlを加えて30分間撹拌した。反応液にジクロ
ルメタン50mlを加え、水50mlで洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濃縮した、濃縮物をシリカゲルクロマト
グラフィーにより分離精製し該化合物210mgを得た。 FAB−MS m/z 692(M+H)+ NMR(CDC13 ) δ1.40(d,3H)δ2.17(s,3H)δ2.
58(dd,1H) δ2.95(m,1H)δ3.77(s,6H)δ4.
42(dd,1H) δ4.70(d,1H)δ4.96(d,1H)δ6.
02(dd,2H) δ6.26(s,2H)δ6.63(s,1H)δ6.
80(s,1H) δ7.09(m,2H)δ7.27(m,4H)
【0026】実施例3 4−O−(2−デオキシ−4,6−O−エチリデン−2
−メチルアミノ−β−D−グルコピラノシル)−4’−
O−デメチル−4−エピポドフィロトキシン(一般式
(I)においてR=メチル基、X1 =メチルアミノ基お
よびX2 =水酸基を表わす)の合成。 実施例2で得られたN,N−メチル,ベンジルアミノエ
トポシド180mgをアセトン10mlに溶解し、パラジウ
ム黒30mgを加え室温で、水素気流中で2時間還元し
た。触媒を濾過し、濃縮後シリカゲルにより分離精製
し、該化合物110mgを得た。 融点 195〜198℃ FAB−MS m/z 602(M+H)+ IR 3440,2885,1775,1615,14
85,1230,1110cm-1 NMR(CDC13 ) δ1.38(d,3H)δ2.31(s,3H)δ2.
89(m,1H) δ3.76(s,6H)δ4.61(d,1H)δ4.
68(d,1H) δ4.76(q,1H)δ4.95(d,1H)δ5.
99(s,2H) δ6.24(s,2H)δ6.55(s,1H)δ6.
80(s,1H)
−メチルアミノ−β−D−グルコピラノシル)−4’−
O−デメチル−4−エピポドフィロトキシン(一般式
(I)においてR=メチル基、X1 =メチルアミノ基お
よびX2 =水酸基を表わす)の合成。 実施例2で得られたN,N−メチル,ベンジルアミノエ
トポシド180mgをアセトン10mlに溶解し、パラジウ
ム黒30mgを加え室温で、水素気流中で2時間還元し
た。触媒を濾過し、濃縮後シリカゲルにより分離精製
し、該化合物110mgを得た。 融点 195〜198℃ FAB−MS m/z 602(M+H)+ IR 3440,2885,1775,1615,14
85,1230,1110cm-1 NMR(CDC13 ) δ1.38(d,3H)δ2.31(s,3H)δ2.
89(m,1H) δ3.76(s,6H)δ4.61(d,1H)δ4.
68(d,1H) δ4.76(q,1H)δ4.95(d,1H)δ5.
99(s,2H) δ6.24(s,2H)δ6.55(s,1H)δ6.
80(s,1H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 吉男 神奈川県横浜市鶴見区馬場7−30−1− 333
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I) 【化1】 (式中Rは低級アルキル基、X1 およびX2 はいずれか
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類及
びその塩。 - 【請求項2】一般式(I) 【化2】 (式中Rは低級アルキル基、X1 およびX2 はいずれか
一方が水酸基を示し、他方がN−モノメチルアミノ基を
示す)で示されるN−モノメチルアミノエトポシド類又
はその塩を有効成分とする抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12363992A JPH05310775A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | N−モノメチルアミノエトポシド類及びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12363992A JPH05310775A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | N−モノメチルアミノエトポシド類及びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310775A true JPH05310775A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14865570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12363992A Pending JPH05310775A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | N−モノメチルアミノエトポシド類及びその塩並びにそれらを含む抗腫瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05310775A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001049693A1 (en) * | 2000-01-03 | 2001-07-12 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | 4-O-[2-(N,N-DIALKYLAMINO)-2-DEOXY-4,6-O,O-beta-D-GLUCOSYL]-4'-O-DEMETHYL-EPI-PODOPHYLLOTOXIN, DERIVATIVES, AND AN ANTICANCER COMPOSITION CONTAINING SAME |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12363992A patent/JPH05310775A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001049693A1 (en) * | 2000-01-03 | 2001-07-12 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | 4-O-[2-(N,N-DIALKYLAMINO)-2-DEOXY-4,6-O,O-beta-D-GLUCOSYL]-4'-O-DEMETHYL-EPI-PODOPHYLLOTOXIN, DERIVATIVES, AND AN ANTICANCER COMPOSITION CONTAINING SAME |
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