JPH05312014A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置

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JPH05312014A
JPH05312014A JP11747592A JP11747592A JPH05312014A JP H05312014 A JPH05312014 A JP H05312014A JP 11747592 A JP11747592 A JP 11747592A JP 11747592 A JP11747592 A JP 11747592A JP H05312014 A JPH05312014 A JP H05312014A
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信 中村
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信一 竹村
Koji Noda
康志 野田
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徹之 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッカアームの揺動角を切換えることによ
り、バルブリフトを変化させる可変動弁装置において、
切換信号油圧の低下を抑えつつ、高バルブリフト時のみ
カムへの潤滑用オイルの給油量を増加する。 【構成】 低回転域の低バルブリフト状態では、メイン
ロッカアーム2の揺動角が小さいため、ロッカシャフト
1側の第1オイル通路32とメインロッカアーム2側の第
2オイル通路33とが連通せず、第2オイル通路33のオイ
ル噴出口33aから高速用カム26へのオイルの給油は行わ
れない。高回転域の高バルブリフト状態では、メインロ
ッカアーム2の揺動角が大きいため、ロッカシャフト1
側の第1オイル通路32とメインロッカアーム2側の第2
オイル通路33とが連通する期間が存在し、その間、第2
オイル通路33のオイル噴出口33aから高速用カム26への
オイルの給油が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の可変動弁装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から低速運転時と高速運転時との性
能を両立する目的で、運転状態に応じて吸気弁又は排気
弁のリフト特性を異ならせ、これによって吸排気のタイ
ミングあるいは吸排気量を制御することが知られてお
り、このための可変動弁装置として、例えば特開昭63
−167013号公報に示されるように、ロッカアーム
回りを揺動するロッカアームの揺動角を変化させること
により、バルブリフトを変化させ、特に、低回転域で揺
動角を小さくして低バルブリフト特性を得、高回転域で
揺動角を大きくして高バルブリフト特性を得るようにし
たものがある。
【0003】前記公報の装置は、詳しくは、揺動先端が
弁に当接する低速用ロッカアームと、これに隣接して弁
との当接位置を持たない高速用ロッカアームとが共通の
ロッカシャフトに揺動自在に支持され、低速用ロッカア
ームには低速用カムが、高速用ロッカアームには低速用
カムよりもバルブリフト量(及び開弁期間)が大きくな
るプロフィルを有する高速用カムがそれぞれ摺接され
る。そして、ロッカシャフトから所定の距離だけ離れた
揺動部位においてロッカシャフトと平行な方向に切換信
号油圧に応動するプランジャが設けられていて、これが
嵌合穴に嵌まりあるいは抜けることで、2つのロッカア
ームが連結されたり、その連結が解かれたりする。
【0004】従って、低回転域では2つのロッカアーム
の連結が解除された状態で低速用カムにより低速用ロッ
カアームを小さく揺動させて低バルブリフト特性を得、
高回転域では切換信号油圧により2つのロッカアームを
連結して高速用カムにより駆動される高速用ロッカアー
ムと一体に低速用ロッカアームを大きく揺動させて高バ
ルブリフト特性を得ることができる。
【0005】ところで、このような可変動弁装置におい
ては、高バルブリフト状態では、バルブスプリングの作
用荷重が大きく、カムに作用する荷重が大きいため、耐
摩耗性の点で不利であり、また、高回転域で使うのでカ
ムに供給された潤滑用オイルがカムの回転による遠心力
により飛ばされやすくなることから、潤滑用オイルの給
油量を増加してやる必要性がある。
【0006】このため、前記公報の装置では、高バルブ
リフト状態へ切換えるための切換信号油圧通路の後流に
高バルブリフト時作動カム(高速用カム)への給油孔を
設け、切換信号油圧が高圧となって、高バルブリフト状
態に切換わっている時のみ、高バルブリフト時作動カム
への給油量を増加させるという策をとっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内燃機関の可変動弁装置にあっては、切換信
号油圧通路に給油孔をあけており、その分、切換信号油
圧が低下するため、必要な切換特性(油圧)を確保する
ために、大型のオイルポンプが必要となり、エネルギー
ロスが大きく、燃費悪化を招くという問題点があった。
また、大型のオイルポンプを用いることにより、コスト
が高くなるという問題点もあった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、切換信号油圧の低下を抑えつつ、高バルブリフト時
のみカムへの潤滑用オイルの給油量を増加できるように
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、ロ
ッカシャフト回りを揺動するロッカアームの揺動角を機
関の運転状態に応じて変化させることにより、バルブリ
フトを高バルブリフト状態と低バルブリフト状態とに変
化させる内燃機関の可変動弁装置において、前記ロッカ
シャフトに、その内部からロッカアームとの嵌合部の外
周面に開口する第1オイル通路を設け、前記ロッカアー
ムに、一端がロッカシャフトとの嵌合部の内周面に開口
し、他端がロッカアーム駆動用カムに向かってオイル噴
出口として開口する第2オイル通路を設ける一方、前記
第1オイル通路と前記第2オイル通路とを、前記嵌合部
における互いの開口部が、前記ロッカアームの揺動角が
低バルブリフト状態に対応する揺動範囲においては連通
する期間を持たず、揺動角が高バルブリフト状態に対応
する揺動範囲において連通する期間を持つように形成す
る構成としたものである。
【0010】
【作用】上記の構成においては、低回転域の低バルブリ
フト状態では、ロッカアームの揺動角が小さいため、ロ
ッカシャフト側の第1オイル通路とロッカアーム側の第
2オイル通路とが連通せず、第2オイル通路のオイル噴
出口から高速用カムへのオイルの給油は行われない。
【0011】一方、高回転域の高バルブリフト状態で
は、ロッカアームの揺動角が大きいため、ロッカシャフ
ト側の第1オイル通路とロッカアーム側の第2オイル通
路とが連通する期間が存在し、その間、第2オイル通路
のオイル噴出口から高速用カムへのオイルの給油が行わ
れる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図5は本発明の一実施例を示している。
尚、本例は、1つの気筒について同一の機能を有する2
つの弁(吸気弁、排気弁のいずれでもよく、図示のもの
は吸気弁とする)を備えた内燃機関に適用したものであ
る。
【0013】図1、図2(図1のA−A断面図)及び図
3(図1のB−B断面図)を参照し、複数の気筒に共通
のロッカシャフト1に、各気筒毎に、メインロッカアー
ム2の基端が揺動自在に支持され、このメインロッカア
ーム2の先端には2つの吸気弁3の各ステム頂部に当接
するアジャストスクリュ4が取付けられている。メイン
ロッカアーム2には、シャフト5を介して、ローラ状の
カムフォロワ6が回転自在に支持され、このカムフォロ
ワ6に後述する低速用カム25を転接させるようになって
いる。
【0014】メインロッカアーム2には、また、別のシ
ャフト7を介して、サブロッカアーム8の基端が揺動自
在に支持されている。このサブロッカアーム8は、吸気
弁3に当接する部位を持たず、その先端部上面側に後述
する高速用カム26に摺接する円弧状のカムフォロワ部9
が形成され、その下面側にはカムフォロワ部9を高速用
カム26に押し付けるべくロストモーションスプリング10
が設けられている。このロストモーションスプリング10
は、その下端がメインロッカアーム2に形成された凹部
11の底面に着座し、その上端が凹部11に摺動自在に嵌合
するリテーナ12を介してサブロッカアーム8に当接す
る。
【0015】両ロッカアーム2,8の相対移動を規制す
る連結手段としては、サブロッカアーム8にプランジャ
15を摺動自在に嵌合させる穴16が形成されている。ま
た、メインロッカアーム2にプランジャ13,17をそれぞ
れ摺動自在に嵌合させる穴14,18が形成され、さらにプ
ランジャ13の背後に油室19が画成される一方、プランジ
ャ17の背後にリターンスプリング20が設けられている。
【0016】各穴14,16,18は所定位置で互いに同軸方
向に連続し、かつ同一径で形成されており、油室19に導
かれる切換信号油圧によりプランジャ13が穴14,16に、
プランジャ15が穴16,18に跨がってそれぞれ嵌合するこ
とにより、メインロッカアーム2とサブロッカアーム8
とが一体的に連結するようになっている。また、リター
ンスプリング20の付勢力によりプランジャ13が穴14の一
端に当接した状態では、各プランジャ13,15,17が各穴
14,16,18にそれぞれ収まって、メインロッカアーム2
とサブロッカアーム8との連結が解除されるようになっ
ている。
【0017】油室19に切換信号油圧を導く油圧通路はロ
ッカシャフト1及びメインロッカアーム2の内部を通し
て設けられる。すなわち、ロッカシャフト1の内部に油
圧通路21が軸方向に形成され、この油圧通路21から通孔
22及び環状溝23を介してメインロッカアーム2側の油圧
通路24に連通している。メインロッカアーム2側の油圧
通路24は、一端が環状溝23に開口し、他端が油室19に開
口している。
【0018】ロッカシャフト1側の油圧通路21には、図
示しないコントロールユニットにより制御される切換弁
を介してオイルポンプの吐出油圧が所定の高速運転時に
導かれ、これが切換信号油圧となる。低速用カム25とこ
れに隣接する高速用カム26はそれぞれ共通のカムシャフ
トに一体形成され、機関の低回転時と高回転時とにおい
て要求されるバルブリフト特性を満足するように異なる
形状(大きさが異なる相似形を含む)に形成されてい
る。つまり、高速用カム26は低速用カム25と比べ、バル
ブリフト量又は開弁期間の少なくとも一方を大きくする
プロフィルを有している。ここでは、バルブリフト量及
び開弁期間を共に大きくしてある。
【0019】従って、機関の低速運転時は、メインロッ
カアーム2が低速用カム25のプロフィルに従って揺動
し、各吸気弁3を開閉駆動する(図4参照)。このと
き、サブロッカアーム8は高速用カム26によって揺動さ
れるものの、リターンスプリング20の付勢力により各プ
ランジャ13,15,17が各穴14,16,18にそれぞれ収まっ
て、メインロッカアーム2の動きを妨げることはない。
【0020】これに対して、機関の高速運転時には、切
換信号油圧が油圧通路21、通孔22、環状溝23及び油圧通
路24を介して油室19に導かれる結果、各プランジャ13,
15,17がリターンスプリング20に抗して移動し、プラン
ジャ13が穴14,16に跨がって嵌合すると共に、プランジ
ャ15が穴16,18に跨がって嵌合することにより、2つの
ロッカアーム2,8が一体となって揺動する。ここに、
高速用カム26は低速用カム25に比較して、バルブリフト
量及び開弁期間が共に大となるように形成されているか
ら、サブロッカアーム8と一体化した揺動時はメインロ
ッカアーム2のカムフォロワ6が低速用カム25から浮き
上がり、各吸気弁3は高速用カム26のプロフィルに従っ
て開閉駆動され、バルブリフト量及び開弁期間が共に大
きくなる(図5参照)。
【0021】ここにおいて、本発明に係る構成として
は、ロッカシャフト1の内部に前記油圧通路21と平行に
オイルギャラリ31を形成すると共に、このオイルギャラ
リ31から分岐してメインロッカアーム2との嵌合部の外
周面に開口する第1オイル通路32を設けてある。また、
メインロッカアーム2に、一端がロッカシャフト1との
嵌合部の内周面に開口し、他端が高速用カム26に向かっ
てオイル噴出口33aとして開口する第2オイル通路33を
設けてある。オイル通路33はロッカシャフト1に直角で
なく、やや斜めカムノーズ寄りになっているため、カム
ノーズの全面を効率的に潤滑できる。この斜め孔はメイ
ンロッカアーム2に容易に加工形成することができる。
【0022】そして、前記第1オイル通路32と前記第2
オイル通路33とを、前記嵌合部における互いの開口部
が、メインロッカアーム2の揺動角が所定値未満の揺動
範囲において連通する期間を持たず(図4参照)、揺動
角が所定値以上の揺動範囲において連通する期間を持つ
ように(図5参照)、形成してある。尚、低速用カム25
及び高速用カム26の上方には、各カム25,26に対応する
給油孔34aを有するデリバリパイプ34が設けられてい
る。これは従来と同様である。
【0023】作用を説明すれば、低回転域の低バルブリ
フト状態では、メインロッカアーム2の揺動角が小さい
(図3〜図4の範囲)ため、ロッカシャフト1側の第1
オイル通路32とメインロッカアーム2側の第2オイル通
路33とが連通せず、第2オイル通路33のオイル噴出口33
aから高速用カム26へのオイルの給油は行われない(図
4参照)。
【0024】従って、この状態では、デリバリパイプ34
からの給油があるのみであり、必要以上のオイルが供給
されることがなく、エネルギーロスが小さい。一方、高
回転域の高バルブリフト状態では、メインロッカアーム
2の揺動角が大きい(図3〜図5の範囲)ため、ロッカ
シャフト1側の第1オイル通路32とメインロッカアーム
2側の第2オイル通路33とが連通する期間が存在し、そ
の間、第2オイル通路33のオイル噴出口33aから高速用
カム26へのオイルの給油が行われる(図5参照)。
【0025】このとき、切換信号油圧の油圧通路21は独
立しているので、この給油によって生じる切換信号油圧
の低下はほとんどない。図6〜図8には他の実施例を示
す。この実施例は、3段階にバルブリフトを切換えるこ
とができる可変動弁装置に適用した例であり、図6は平
面図、図7は図6のA−A断面図、図8は図6のB−B
断面図(但し高バルブリフト時)である。
【0026】共通のカムシャフトに低速用カム51、中速
用カム52及び高速用カム53が一体形成される一方、メイ
ンロッカアーム2には、低速用カム51に転接するカムフ
ォロワ6と、中速用カム52に摺接する第1サブロッカア
ーム54と、高速用カム53に摺接する第2サブロッカアー
ム55とが並列に設けられる。各サブロッカアーム54,55
は共通のシャフト56を介してメインロッカアーム2に揺
動可能に支持される。
【0027】第1サブロッカアーム54とメインロッカア
ーム2との間にはプランジャ57,58,59及びリターンス
プリング60が介装され、油圧通路61から導かれる切換信
号油圧に応動して両者の相対移動を規制する連結手段を
構成する。第2サブロッカアーム55とメインロッカアー
ム2との間にはプランジャ62,63,64及びリターンスプ
リング65が介装され、油圧通路66から導かれる切換信号
油圧に応動して両者の相対移動を規制する連結手段を構
成する。
【0028】図中67は第2サブロッカアーム55を高速用
カム53にリテーナ68を介して押し付けるロストモーショ
ンスプリングであり、その下端はストッパ69を介してメ
インロッカアーム2に受けられている。尚、第1サブロ
ッカアーム54にもメインロッカアーム2との間に同様な
構造をもって図示しないロストモーションスプリングが
介装される。
【0029】尚、メインロッカアーム2の先端には2つ
の吸気弁3の各ステム頂部に当接する油圧ラッシュアジ
ャスタ71が設けられ、オイルギャラリ72から導かれる油
圧によりバルブクリアランスを自動的に調整するように
なっている。このようにして、3つのカム51,52,53を
機関の低速運転時、中速運転時及び高速運転時において
要求されるバルブリフト特性を満足するように、段階的
にバルブリフト量、開弁期間を共に大きくし、回転数に
応じて各カム51,52,53を順次切換えることにより、よ
り幅広い回転数範囲でトルクの落込みを抑制できる。
【0030】ここにおいて、本発明に係る構成として
は、ロッカシャフト1に、その内部のオイルギャラリ72
から分岐してメインロッカアーム2との嵌合部の外周面
に開口する第1オイル通路77を設けてある。この第1オ
イル通路77の開口部は周方向に一定の長さを有する溝77
aとしてある。この溝77aをロッカシャフト1最下方ま
で伸ばしているので、オイルギャラリ72にエアが混入し
たような場合にでも、エア混入の少ないオイルをカムノ
ーズに給油できる。
【0031】また、メインロッカアーム2に、一端がロ
ッカシャフト1との嵌合部の内周面に開口し、他端が高
速用カム53に向かってオイル噴出口78aとして開口する
第2オイル通路78を設けてある。そして、前記第1オイ
ル通路77と前記第2オイル通路78とを、前記嵌合部にお
ける互いの開口部が、メインロッカアーム2の揺動角が
所定値未満の揺動範囲において連通する期間を持たず、
揺動角が所定値以上の揺動範囲において連通する期間を
持つように形成してある。
【0032】作用を説明すれば、低回転域及び中回転域
の低バルブリフト状態及び中バルブリフト状態では、メ
インロッカアーム2の揺動角が小さいため、ロッカシャ
フト1側の第1オイル通路77とメインロッカアーム2側
の第2オイル通路78とが連通せず、この第2オイル通路
78のオイル噴出口78aから高速用カム53へのオイルの給
油は行われない。
【0033】従って、この状態では、デリバリパイプ34
からの給油があるのみであり、必要以上のオイルが供給
されることがなく、エネルギーロスが小さい。一方、高
回転域の高バルブリフト状態では、メインロッカアーム
2の揺動角が大きいため、ロッカシャフト1側の第1オ
イル通路77とメインロッカアーム2側の第2オイル通路
78とが連通する期間が存在し、その間、第2オイル通路
78のオイル噴出口78aから高速用カム53へのオイルの給
油が行われる(図8参照)。
【0034】このとき、切換信号油圧の油圧通路61,66
は独立しているので、この給油によって生じる切換信号
油圧の低下はほとんどない。また、このように高バルブ
リフト状態でのみカム給油を行う他、第1オイル通路77
の溝77aを図8に示すよりもさらに上方へ延ばせば、中
バルブリフト状態からカム給油を行うこともできる。こ
れは、中バルブリフト状態でのカムの耐摩耗性をさらに
改善する場合に適用できる。
【0035】尚、本発明は、低速用カム25及び51を真円
状に形成して低速域における弁3のリフト量を高速用カ
ム26及び53に対応するリフト量よりも小であるところの
リフト量0として弁作動を停止するようにものにおいて
も適用されることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
バルブリフト時に必要以上のオイルが供給されることが
なく、エネルギーロスを抑えることができ、また、高バ
ルブリフト時には必要な流量を切換信号油圧をほとんど
低下させることなく供給でき、つまり、オイルポンプを
大型化しなくて済み、エネルギー低減、コスト低減がで
き、所望の高バルブリフト時のカム耐摩耗性を確保でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す可変動弁装置の平面
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図
【図3】 図1のB−B線に沿う0バルブリフト時の断
面図
【図4】 低バルブリフト時の断面図
【図5】 高バルブリフト時の断面図
【図6】 他の実施例を示す可変動弁装置の平面図
【図7】 図6のA−A線に沿う断面図
【図8】 図6のB−B線に沿う高バルブリフト時の断
面図
【符号の説明】
1 ロッカシャフト 2 メインロッカアーム 3 吸気弁 8 サブロッカアーム 13,15,17 プランジャ 21,24 油圧通路 25 低速用カム 26 高速用カム 31 オイルギャラリ 32 第1オイル通路 33 第2オイル通路 33a オイル噴出口 34 デリバリパイプ 51 低速用カム 52 中速用カム 53 高速用カム 54 第1サブロッカアーム 55 第2サブロッカアーム 57,58,59 プランジャ 62,63,64 プランジャ 61,66 油圧通路 72 オイルギャラリ 77 第1オイル通路 77a 溝 78 第2オイル通路 78a オイル噴出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01M 1/08 D 7443−3G G 7443−3G (72)発明者 谷口 徹之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッカシャフト回りを揺動するロッカアー
    ムの揺動角を機関の運転状態に応じて変化させることに
    より、バルブリフトを高バルブリフト状態と低バルブリ
    フト状態とに変化させる内燃機関の可変動弁装置におい
    て、 前記ロッカシャフトに、その内部からロッカアームとの
    嵌合部の外周面に開口する第1オイル通路を設け、前記
    ロッカアームに、一端がロッカシャフトとの嵌合部の内
    周面に開口し、他端がロッカアーム駆動用カムに向かっ
    てオイル噴出口として開口する第2オイル通路を設ける
    一方、前記第1オイル通路と前記第2オイル通路とを、
    前記嵌合部における互いの開口部が、前記ロッカアーム
    の揺動角が低バルブリフト状態に対応する揺動範囲にお
    いては連通する期間を持たず、揺動角が高バルブリフト
    状態に対応する揺動範囲において連通する期間を持つよ
    うに形成したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175146A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Otics Corp 可変動弁機構及びこれに用いられるラッシュアジャスタ
US7845323B2 (en) 2007-07-06 2010-12-07 Brp-Powertrain Gmbh & Co Kg Internal combustion engine cam follower arrangement
US8307799B2 (en) 2009-11-05 2012-11-13 Hyundai Motor Company Lubrication system for fuel pump of GDI engine

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US8307799B2 (en) 2009-11-05 2012-11-13 Hyundai Motor Company Lubrication system for fuel pump of GDI engine

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