JPH05312743A - 自己反応性物質測定用高圧試料容器 - Google Patents

自己反応性物質測定用高圧試料容器

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JPH05312743A
JPH05312743A JP12164692A JP12164692A JPH05312743A JP H05312743 A JPH05312743 A JP H05312743A JP 12164692 A JP12164692 A JP 12164692A JP 12164692 A JP12164692 A JP 12164692A JP H05312743 A JPH05312743 A JP H05312743A
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JP
Japan
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container
lid
container body
sample
storage chamber
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JP12164692A
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English (en)
Inventor
Katsuki Toshima
克喜 戸島
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MC SCI KK
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MC SCI KK
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己反応性物質の熱分析を低コストでかつ正
確に行う。 【構成】 肉厚の有底筒状に形成され内部に試料収納室
11を有すると共に収納室11の入口部内周に雌ねじ部
14を有する容器本体12と、肉厚の円盤状に形成され
外周に雌ねじ部14に螺合する雄ねじ部17を有する蓋
体13とから構成される。容器本体12の外周には容器
本体12の回転を抑えて支持する切欠き部15を設け、
蓋体13にはこの蓋体13を雌ねじ部14の螺合させ六
角レンチで絞め付けるための六角穴18を設ける。さら
に、容器本体12の試料収納室11内壁及び試料収納室
11の一部を構成する蓋体13の内壁に金めっきを施
す。蓋体の取付け及び取外しが容易になり容器を再利用
する。試料は金めっきにより容器本体の材料と反応せ
ず、試料本来の反応を安定的に且つ正確に起こさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自己反応性物質、例え
ば消防法第5類の危険物に指定されている物質について
熱分析(DTA又はDSC)を行うための自己反応性物
質測定用高圧試料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自己反応性物質測定用高圧試料容
器は、図2に示すように、内部に試料収納室1を有し、
全体が肉厚の有底筒状に形成された容器本体2と、この
容器本体2の開口部3に圧入又は圧着され、試料収納室
1内を密封する肉厚の円盤状に形成された蓋体4とから
構成されている。そして、容器本体2及び蓋体4はそれ
ぞれステンレス鋼で形成されている。
【0003】そして、容器本体2に蓋体4を圧入するた
めには、専用の蓋体圧入治具を用いて行っていた。
【0004】以上の構成の高圧試料容器は2つ用いられ
る。その1つには標準試料が、他の1つには熱分析を行
う試料がそれぞれ収納される。即ち、各容器本体2に標
準試料及び熱分析用試料がそれぞれ収納され蓋体4が圧
入された各高圧試料容器は、電気炉に収納される。各高
圧試料容器は電気炉内において同一条件で加熱され、各
試料を一定速度で温度上昇させたときの自己発熱量の大
小を検出し、その発熱量が標準試料の発熱量よりも大き
いものは危険物とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
自己反応性物質測定用高圧試料容器では、容器本体2に
蓋体4を圧入する場合に専用の蓋体圧入治具を用いなけ
ればならないが、この蓋体圧入治具は複雑な装置でコス
トが嵩む。
【0006】また、高圧試料容器はその容器本体2に蓋
体4を一度圧入してしまえば、これらは変形して再利用
することはできず、使い捨ての部材となってしまう。こ
の結果、試験を行うためのコストが嵩む。
【0007】さらに、分析を行う試料の中には、常温に
おいては容器本体2の材料であるステンレス鋼と反応す
ることはないが、温度を上げて高温高圧にしていくとス
テンレス鋼と反応して反応熱を生じてしまうものがあ
る。この反応熱は試料の本来の状態での自己発熱による
ものではなく、測定誤差となる。この結果、本来危険物
として指定さるものでない物質が危険物とされるおそれ
があった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、低コストで、かつ誤差の少ない正確な測定を行うこ
とができる自己反応性物質測定用高圧試料容器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第1の発明は、肉厚の有底筒状に形成され内部に試料
収納室を有する容器本体と、肉厚の円盤状に形成され前
記容器本体の試料収納室を密封する蓋体とから構成され
た自己反応性物質測定用高圧試料容器であって、前記容
器本体の試料収納室内壁及びこの試料収納室の一部を構
成する前記蓋体の内壁に貴金属めっきを施したことを特
徴とする。
【0010】第2の発明は、肉厚の有底筒状に形成され
内部に試料収納室を有すると共にこの試料収納室の入口
部内周に雌ねじ部を有する容器本体と、肉厚の円盤状に
形成されその外周に前記容器本体の雌ねじ部に螺合する
雄ねじ部を有する蓋体とから構成されたことを特徴とす
る第3の発明は、前記容器本体の外周にこの容器本体の
回転を抑えて支持する切欠きを設け、前記蓋体にこの蓋
体を回転具により回転させ前記容器本体に螺合させるた
めの回転具結合部を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明により、試料収納室内周面全部を貴
金属めっきで覆うため、容器本体の材質と関係なく、反
応しずらい貴金属めっきと接触して試料本来の反応を安
定して起こさせることができる。
【0012】第2の発明により、容器本体の試料収納室
に試料が収納された後、蓋体が容器本体に螺合されて試
料収納室内が容易に密封される。
【0013】第3の発明により、容器本体外周の切欠き
にこの容器本体を固定するための治具を係合させ、容器
本体に螺合させた蓋体の回転具結合部に回転具を取り付
けて蓋体を容器本体に絞め付ける。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0015】本実施例の自己反応性物質測定用高圧試料
容器は、図1及び図3に示すように、内部に試料収納用
の試料収納室11を有する容器本体12と、この容器本
体12に螺合され試料収納室11を密封する蓋体13と
から構成されている。
【0016】容器本体12は全体を肉厚の有底筒状に形
成され、その内部が試料収納室11となっている。この
試料収納室11の入口部は拡径して形成され、その拡径
部内周面に雌ねじ部14が設けられている。拡径部下側
の段部14Aは後述のパッキン19の受け部となってい
る。さらに、容器本体12外周の下端には、この容器本
体12の回転を防止するための切欠き部15が設けられ
ている。この切欠き部15は、容器本体12の下端外周
の相対向する位置にそれぞれ設けられ、後述の固定治具
21の固定用穴22に嵌合されることで容器本体12の
回転を規制して支持されるようになっている。
【0017】容器本体12はステンレス鋼で形成されて
いる。この容器本体12の試料収納室11内周面全面に
は貴金属めっきとしてのパラジウム下地の金めっきが施
されている。この金めっきは少なくとも雌ねじ部14を
除く試料収納室11内周面全域に施されている。この金
めっきを施すのは以下の理由による。前記従来技術で説
明したように、熱分析を行う試料の中には加熱されるこ
とで容器本体12を構成するステンレス鋼と反応して反
応熱を出してしまい、測定値に大きな誤差を生じてしま
う物質があるためである。このような物質の場合にはス
テンレス鋼に接触しないようにする必要があり、そのた
め金めっきを施す。ここで、特に金めっきを選択するの
は、この金めっきが安定しためっきであり、試料を加熱
してもこの試料と反応しずらいためである。
【0018】蓋体13は肉厚の円盤状に形成され、その
外周には前記容器本体12の雌ねじ部14に螺合するた
めの雄ねじ部17が設けられている。蓋体13の上側面
にはこの蓋体13を回転させ雌ねじ部14に螺合させる
ための回転具(本実施例においては六角レンチ)が結合
される回転具結合部としての六角穴18が設けられてい
る。蓋体13はステンレス鋼で形成されており、試料収
納室11の一部を構成する蓋体13の下側面には前記試
料収納室11内周面と同様の金めっきが施されている。
【0019】図中の19はパッキンで、蓋体13が容器
本体12の雌ねじ部14に螺合されるときに、蓋体13
の下側面と雌ねじ部14下側の段部14Aとの間をシー
ルして試料収納室11内を密封する。そして、このパッ
キン19も試料が収納される試料収納室11に面して設
けられるので、その表面に金めっきが施されている。
【0020】図4は容器本体12に蓋体13を絞め付け
るときに容器本体12を回転しないように支持するため
の容器本体固定治具21を示す。この容器本体固定治具
21は中実の長方体で構成されている。この容器本体固
定治具21の上側面には、前記容器本体12の下側端が
その回転を規制された状態で嵌合支持されるように、こ
の容器本体12の下側端と同じ形状(ほぼ楕円形状)に
形成された容器本体装着穴22が設けられている。
【0021】そして、容器本体12の試料収納室11内
に熱分析を行う試料が収納され、パッキン19を段部1
4Aに装填し蓋体13を容器本体12の雌ねじ部14に
螺合した状態で、容器本体12を容器本体固定治具21
の容器本体装着穴22に装着し、蓋体13の六角穴18
に六角レンチを挿入して蓋体13を容器本体12に絞め
付ける。
【0022】これにより、標準試料と熱分析を行う試料
とをそれぞれ高圧試料容器に装填し、前記従来技術と同
様の作用により電気炉で加熱される。
【0023】この結果、試料はステンレス鋼と反応する
ことなく、安定した試験結果を得ることができるように
なる。
【0024】さらに、本実施例の高圧試料容器では、試
験終了後に蓋体13を外して試料を入れ替えることで、
何度でも使用することができ、試験のためのコストを低
減することができる。
【0025】また、簡単な構造の固定治具21で蓋体1
3を容器本体12に容易に取り付けことができるように
なり、蓋体13の取り付けのためのコストを低減するこ
とができる。
【0026】なお、前記実施例では回転具結合部として
六角穴18を用いたが、本発明はこれに限らず、例えば
通常の六角ボルトと同様の六角頭等の他の形状のもので
もよい。さらに、図5に示すように、蓋体13上側面に
形成した隆起部24に回転棒挿入穴25を設け、この回
転棒挿入穴25に回転棒26を挿入して蓋体13を雌ね
じ部14に螺合させるようにしてもよい。
【0027】容器本体12の回転を抑えてこの容器本体
12を支持する切欠きとして、本実施例では容器本体1
2の下端部に設けた切欠き部15を用いたが、この切欠
き部15を容器本体12の中間部や上端部等に設けても
よい。この場合には、容器本体12を固定するための固
定治具としては他の形状のものとなる。
【0028】また、本実施例では貴金属めっきの材料と
して金めっきを用いるが、白金やロジウム等の他の貴金
属でもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の自己反応性
物質測定用高圧試料容器によれば次のような効果を奏す
ることができる。
【0030】(1) 容器本体及び蓋体で構成される試料
収納室内壁に貴金属めっきを施したので、容器本体を構
成する材料と反応することなく、試料本来の反応を安定
して起こさせることができる。
【0031】(2) 容器本体の試料収納室入口の雌ねじ
部に蓋体を螺合させ、容器本体をその切欠きに治具を係
合させて固定し、蓋体の回転具結合部に回転具を取り付
け蓋体を容器本体に絞め付けて試料収納室を密封する構
成としたので、試料の試料収納室内への収納及びこの試
料収納室内の密封が容易になる。
【0032】(3) 一度試験に使用した高圧試料容器
は、蓋体を外して中の試料を入れ替えることで何度でも
使用することができるので、試験に必要なコストを低減
することができる。
【0033】(4) 以上により、低コストでかつ誤差の
少ない正確な測定を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自己反応性物質測定用高圧試料容器を
示す断面図である。
【図2】従来の自己反応性物質測定用高圧試料容器を示
す断面図である。
【図3】第1図の自己反応性物質測定用高圧試料容器を
示す斜視図である。
【図4】容器本体固定治具を示す斜視図である。
【図5】変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
11…試料収納室、12…容器本体、13…蓋体、14
…雌ねじ部、15…切欠き部、17…雄ねじ部、18…
六角穴、19…パッキン、21…容器本体固定治具、2
2…容器本体装着穴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉厚の有底筒状に形成され内部に試料収
    納室を有する容器本体と、肉厚の円盤状に形成され前記
    容器本体の試料収納室を密封する蓋体とから構成された
    自己反応性物質測定用高圧試料容器であって、 前記容器本体の試料収納室内壁及びこの試料収納室の一
    部を構成する前記蓋体の内壁に貴金属めっきを施したこ
    とを特徴とする自己反応性物質測定用高圧試料容器。
  2. 【請求項2】 肉厚の有底筒状に形成され内部に試料収
    納室を有すると共にこの試料収納室の入口部内周に雌ね
    じ部を有する容器本体と、 肉厚の円盤状に形成されその外周に前記容器本体の雌ね
    じ部に螺合する雄ねじ部を有する蓋体とから構成された
    ことを特徴とする自己反応性物質測定用高圧試料容器。
  3. 【請求項3】 請求項2の自己反応性物質測定用高圧試
    料容器において、 前記容器本体の外周にこの容器本体の回転を抑えて支持
    する切欠きを設け、前記蓋体にこの蓋体を回転具により
    回転させ前記容器本体に螺合させるための回転具結合部
    を設けたことを特徴とする自己反応性物質測定用高圧試
    料容器。
JP12164692A 1992-05-14 1992-05-14 自己反応性物質測定用高圧試料容器 Pending JPH05312743A (ja)

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JP (1) JPH05312743A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009053143A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 示差走査熱量計用試料容器
DE102012025254A1 (de) * 2012-12-21 2014-06-26 Helmholtz Zentrum München Deutsches Forschungszentrum Für Gesundheit Und Umwelt (Gmbh) Schraubröhrchen und Schraubdeckel für Biomaterial
KR20190074057A (ko) * 2017-12-19 2019-06-27 주식회사 포스코 열분석 실험장치
KR20220012074A (ko) * 2020-07-22 2022-02-03 주식회사 엘지화학 Xas 용 에어 실드 장치

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JP2009053143A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 示差走査熱量計用試料容器
DE102012025254A1 (de) * 2012-12-21 2014-06-26 Helmholtz Zentrum München Deutsches Forschungszentrum Für Gesundheit Und Umwelt (Gmbh) Schraubröhrchen und Schraubdeckel für Biomaterial
KR20190074057A (ko) * 2017-12-19 2019-06-27 주식회사 포스코 열분석 실험장치
KR20220012074A (ko) * 2020-07-22 2022-02-03 주식회사 엘지화학 Xas 용 에어 실드 장치

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