JPH05312771A - 酸素センサおよびその製造方法 - Google Patents

酸素センサおよびその製造方法

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JPH05312771A
JPH05312771A JP4146251A JP14625192A JPH05312771A JP H05312771 A JPH05312771 A JP H05312771A JP 4146251 A JP4146251 A JP 4146251A JP 14625192 A JP14625192 A JP 14625192A JP H05312771 A JPH05312771 A JP H05312771A
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JP
Japan
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sensor
layer
electrode
porous alumina
oxygen sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4146251A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Kajima
孝文 鹿嶋
Katsuaki Nakamura
克明 中村
Atsunari Ishibashi
功成 石橋
Yoshinori Kato
嘉則 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、センサの気体拡散層をポーラスア
ルミナ層で形成し、加工性と再現性に優れた酸素センサ
を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、基板1上に形成されたセンサ電極
3,4と、少なくとも該センサ電極3,4間に跨がる基
板1上に形成したイオン伝導体層2と、前記センサ電極
3,4の少なくとも一方の電極3上に被覆されたポーラ
スアルミナ層5とからなる酸素センサであって、この構
成により、優れた加工性と再現性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体拡散層をポーラス
アルミナ層で形成し、小型で加工性および再現性に優れ
た酸素センサおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、限界電流式の酸素センサにおい
ては、イオン伝導体にセンサ電極を設けると共に、当該
電極の一方の側に被測定気体中の酸素ガスが拡散される
ように、種々の拡散手段がとられている。例えば、一方
の電極側に拡散用の小孔を有するキャップを被せたり、
あるいはポーラスな部材(ガス透過性の部材)を積層さ
せたり、ポーラスな材料を印刷成形により設けたり、さ
らにはスパッタ法などによりポーラスな薄膜を設けたり
する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記キャッ
プを被せる方法では厚膜型構造となり、センサ自体の小
型化が望めないという問題があった。一方、ポーラスな
部材の積層方法では薄膜型構造が可能となり、センサ自
体の小型化が期待できるものの、センサ電極をイオン伝
導体の両面側に設ける関係上、加工性に問題があった。
この点、ポーラスな材料を印刷成形する方法やスパッタ
法などによりポーラスな薄膜を形成する方法にあって
は、もちろん薄膜型構造が可能で、かつ、センサ電極を
イオン伝導体の片面側に設けることも容易であるため、
加工性にも優れている反面、そのポーラス度のコントロ
ールが困難であるなどの理由により、再現性が乏しく、
安定した限界電流値が得られないという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、センサの気体拡散手段である気体拡
散層をポーラスアルミナ層で形成することにより、上記
各種の欠点を遍く解消した酸素センサおよびその製造方
法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一つは、基板上
に形成されたセンサ電極と、少なくとも該センサ電極間
に跨がる基板上に形成したイオン伝導体層と、前記セン
サ電極の少なくとも一方の電極上に被覆されたポーラス
アルミナ層とからなることを特徴とする酸素センサにあ
る。本発明のもう一つは、基板上にセンサ電極を形成す
ると共に少なくとも該センサ電極間に跨がる基板上にイ
オン伝導体層を形成し、かつ、前記センサ電極の少なく
とも一方の電極上にアルミニウム層を被覆し、しかる
後、当該アルミニウム層の少なくとも一部を陽極酸化処
理によりポーラスアルミナ層としたことを特徴とする酸
素センサの製造方法にある。
【0006】
【作用】上記本発明によると、気体拡散層がガス透過性
を有するポーラスアルミナ層からなるため、被測定気体
中の酸素ガスが良好に拡散されると共に、薄膜型で、加
工性に優れた酸素センサが得られる。また、このポーラ
スアルミナ層が陽極酸化処理により得られるため、容易
に形成でき、良好な再現性が得られる。
【0007】
【実施例】図1〜図3は、本発明に係る酸素センサの一
実施例を示したものである。図中、1は例えばSi板1
aの表面にSiO2 層1bを設けた基板、3,4はこの
基板1上に形成された、例えばPtなどからなる一対の
櫛型の各櫛片を相互に組み合わせた形のセンサ電極(一
方がカソード、他方がアノード)、2は上記基板1上お
よびセンサ電極3,4上に形成された、ジルコニアなど
からるイオン伝導体層、5はこれらのセンサ電極3,4
の少なくとも一方、例えばカソード(−)側の電極3お
よび当該電極3上のイオン伝導体層2上に被覆されたポ
ーラスアルミナ層(Al2 3 )である。
【0008】この酸素センサC1 では、少なくともカソ
ード電極3がガス透過性を有するポーラスアルミナ層5
により被覆されていて、気体拡散層を構成しているた
め、被測定気体中の酸素分子は、このポーラスアルミナ
層5を通じてカソード電極3側に到達できるので、所望
のセンサ機能が得られる。なお、この酸素センサC1
場合、イオン伝導体層2は、その機能からすると、少な
くとも両電極3,4間の跨がる基板1上に形成されてい
ればよく、上記電極3,4上イオン伝導体層2は省略す
ることも可能である。
【0009】この酸素センサC1 の製造にあたっては、
最近の半導体製造技術などを用いればよく、上記両電極
3,4にあっては、印刷法などにより基板1の片面側に
同時に形成する。また、ポーラスアルミナ層5の形成に
あたっては、先ず、アノード(+)側の電極4およびイ
オン伝導体層2をマスクして、図4に示したように、カ
ソード電極3側にのみ、アルミニウム層5aを被覆させ
る。
【0010】次に、このアルミニウム層5aをポーラス
アルミナ層5とするには、図5に示した如き陽極酸化処
理装置系100を用いて、本発明に係る製造方法の特徴
とする陽極酸化処理を施せばよい。つまり、上記基板1
のカソード電極3側をプラス側とすると共に、マイナス
側に例えばステンレス板101を接続して、H3 PO4
溶液などの処理液102が充填された処理層103中の
当該処理液102中に浸漬させ、直流電源104からの
電流を定電流回路105を通じて通電させれば、陽極酸
化が行われる。この場合、電極3上面にはイオン伝導体
層2があるため、アルミニウム層5aの電極3と直接接
している部分を中心にして、ポーラス(多孔)化された
ガス透過性のポーラスアルミナ層5が形成される。な
お、電極3上面にイオン伝導体層2を設けない場合に
は、アルミニウム層5aのほぼ全部をポーラスアルミナ
層5とすることができる。このとき、ポーラス度は、陽
極酸化処理装置系100の電流、電圧などをコントロー
ルすることにより、微細に調整することができる。
【0011】因に、このような方法により得られた酸素
センサを30個ほど用意し、各酸素センサについて測定
試験を行ったところ、非常にクリアな限界電流特性が得
られ、しかも、各酸素センサの当該限界電流値にはあま
りバラツキがなく、非常によく揃っていて、高い再現性
が得られた。
【0012】図6〜7は、本発明に係る酸素センサの他
の実施例を示したものである。この酸素センサC2 も、
基本的には上記酸素センサC1 とほぼ同様であるが、こ
の酸素センサC2 の場合、図示したように、カソード
(−)側の電極3とアノード(+)側の電極4の全面に
アルミニウム層を形成した後、このアルミニウム層を上
記と同様陽極酸化処理によりポーラスアルミナ層5とし
た場合である。この場合も、上記と同様所望のセンサ機
能が得られる。
【0013】なお、上記実施例では、電極3,4が櫛型
形状のものであったが、本発明は、この形状に限定され
るものではない。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る酸素センサおよびその製造方法によれば、次のよ
うな優れた効果が得られる。 (1)アルミニウム層の陽極酸化処理により、ガス透過
性を有するポーラスアルミナ層が形成されるため、セン
サ構造の重要な構成部分である気体拡散層が極めて容易
に形成できるようになる。 (2)陽極酸化処理の際、この装置系の電流、電圧など
をコントロールすれば、ポーラスアルミナ層のポーラス
度を微細に調整することができる。 (3)また、上記電流、電圧、処理液などを最適の条件
で設定することにより、安定した電界電流値を有する、
非常に再現性の高いポーラスアルミナ層が得られる。 (4)アルミニウム層からポーラスアルミナ層への変化
が連続的であって、接合面に生ずるストレスが少なく、
優れた耐久性が得られる。 (5)カソード(−)、アノード(+)の両電極を基板
の片面側に設ける構造とし、かつ、上記簡単な陽極酸化
処理とを組み合わせれば、加工性に優れ、製造が容易
で、高い量産性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る酸素センサの一実施例を示した概
略縦断面図である。
【図2】図1の酸素センサの一部欠截概略平面図であ
る。
【図3】図1の酸素センサの部分拡大縦断面図である。
【図4】図1の酸素センサの陽極酸化処理前の状態を示
した概略縦断面図である。
【図5】本発明に係る酸素センサの製造方法において用
いる陽極酸化処理装置系の一例を示した概略説明図であ
る。
【図6】本発明に係る酸素センサの他の実施例を示した
概略縦断面図である。
【図7】図6の酸素センサの部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 基板、 2 イオン伝導体層、 3 センサ電極(カソード)、 4 センサ電極(アノード)、 5 ポーラスアルミナ層、 5a アルミニウム層、 100 陽極酸化処理装置系、 C1 〜C2 酸素センサ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 嘉則 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成されたセンサ電極と、少な
    くとも該センサ電極間に跨がる基板上に形成したイオン
    伝導体層と、前記センサ電極の少なくとも一方の電極上
    に被覆されたポーラスアルミナ層とからなることを特徴
    とする酸素センサ。
  2. 【請求項2】 基板上にセンサ電極を形成すると共に少
    なくとも該センサ電極間に跨がる基板上にイオン伝導体
    層を形成し、かつ、前記センサ電極の少なくとも一方の
    電極上にアルミニウム層を被覆し、しかる後、当該アル
    ミニウム層の少なくとも一部を陽極酸化処理によりポー
    ラスアルミナ層としたことを特徴とする酸素センサの製
    造方法。
JP4146251A 1992-05-13 1992-05-13 酸素センサおよびその製造方法 Pending JPH05312771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002503151A (ja) * 1997-06-17 2002-01-29 エア エナジー リソースィズ インコーポレイテッド 水蒸気に優先して酸素を選択的に輸送するための膜及び前記膜を備えた金属空気電気化学電池
CN112834594A (zh) * 2021-02-22 2021-05-25 成都能斯特新材料科技有限公司 一种氮氧传感器用多孔氧化铝膜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002503151A (ja) * 1997-06-17 2002-01-29 エア エナジー リソースィズ インコーポレイテッド 水蒸気に優先して酸素を選択的に輸送するための膜及び前記膜を備えた金属空気電気化学電池
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