JPH0531278Y2 - - Google Patents
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- JPH0531278Y2 JPH0531278Y2 JP6838187U JP6838187U JPH0531278Y2 JP H0531278 Y2 JPH0531278 Y2 JP H0531278Y2 JP 6838187 U JP6838187 U JP 6838187U JP 6838187 U JP6838187 U JP 6838187U JP H0531278 Y2 JPH0531278 Y2 JP H0531278Y2
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は、ハウジング内が、該ハウジングで周
縁部を挟持されたダイヤフラムによりポンプ室と
ばね室とに区画され、ポンプ室は吐出側逆止弁を
介して吐出口に接続されるとともに吸入側逆止弁
を介して吸入口に接続され、ばね室内にはダイヤ
フラムをポンプ室側に付勢する戻しばねが収納さ
れ、ダイヤフラムの中心部に一端を連結されたダ
イヤフラムロツドがハウジングのばね室側で軸方
向移動可能に支承され、ダイヤフラムロツドを囲
繞してハウジングに一体に連設された案内筒部に
は、該案内筒部から突出した閉塞端をカムに摺接
させるとともに前記ダイヤフラムロツドの他端部
を制限された範囲での軸方向相対移動を可能とし
て摺合させる有底円筒状のプツシユロツドが摺合
され、ハウジングおよびプツシユロツド間には該
プツシユロツドをカム側に付勢するばねが介装さ
れ、このばねのセツト荷重は、戻しばねのそれよ
りも大となるように設定されてなるダイヤフラム
式ポンプに関する。
縁部を挟持されたダイヤフラムによりポンプ室と
ばね室とに区画され、ポンプ室は吐出側逆止弁を
介して吐出口に接続されるとともに吸入側逆止弁
を介して吸入口に接続され、ばね室内にはダイヤ
フラムをポンプ室側に付勢する戻しばねが収納さ
れ、ダイヤフラムの中心部に一端を連結されたダ
イヤフラムロツドがハウジングのばね室側で軸方
向移動可能に支承され、ダイヤフラムロツドを囲
繞してハウジングに一体に連設された案内筒部に
は、該案内筒部から突出した閉塞端をカムに摺接
させるとともに前記ダイヤフラムロツドの他端部
を制限された範囲での軸方向相対移動を可能とし
て摺合させる有底円筒状のプツシユロツドが摺合
され、ハウジングおよびプツシユロツド間には該
プツシユロツドをカム側に付勢するばねが介装さ
れ、このばねのセツト荷重は、戻しばねのそれよ
りも大となるように設定されてなるダイヤフラム
式ポンプに関する。
(2) 従来の技術
従来、かかるポンプはたとえば実開昭50−
13834号公報により公知である。
13834号公報により公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点
ところで、プツシユロツドにはダイヤフラムロ
ツドが制限された範囲での軸方向相対移動を可能
として摺合されているが、両ロツド間の空気が圧
縮されるとその抵抗により軸方向相対移動が障害
されることになる。また内燃機関の燃料ポンプと
して用いた場合には前記両ロツド間に潤滑油が入
り込むことがあり、その潤滑油も両ロツド間から
排除することが必要である。
ツドが制限された範囲での軸方向相対移動を可能
として摺合されているが、両ロツド間の空気が圧
縮されるとその抵抗により軸方向相対移動が障害
されることになる。また内燃機関の燃料ポンプと
して用いた場合には前記両ロツド間に潤滑油が入
り込むことがあり、その潤滑油も両ロツド間から
排除することが必要である。
このため上記従来のものでは、プツシユロツド
の閉塞端に小径の排出孔を穿設し、その排出孔か
ら空気および潤滑油を排除するようにしている。
ところが、排出孔の開口面積が極く小さいために
潤滑油の膜により排出孔が閉塞されて、潤滑油お
よび空気の排出が阻害されることがある。
の閉塞端に小径の排出孔を穿設し、その排出孔か
ら空気および潤滑油を排除するようにしている。
ところが、排出孔の開口面積が極く小さいために
潤滑油の膜により排出孔が閉塞されて、潤滑油お
よび空気の排出が阻害されることがある。
このようなことを回避するためには、排出孔の
開口面積を大きくすればよいが、排出孔がプツシ
ユロツドの閉塞端に設けられているために、大径
の排出孔ではプツシユロツドとカムとの摺接が滑
らかにならず、摩耗による耐久性および作動性の
問題が生じる。
開口面積を大きくすればよいが、排出孔がプツシ
ユロツドの閉塞端に設けられているために、大径
の排出孔ではプツシユロツドとカムとの摺接が滑
らかにならず、摩耗による耐久性および作動性の
問題が生じる。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ダイヤフラムロツドおよびプツシユロツド
間からの空気および潤滑油の排除を確実にし、耐
久性および作動性の問題が生じるのを回避し得る
ようにしたダイヤフラム式ポンプを提供すること
を目的とする。
あり、ダイヤフラムロツドおよびプツシユロツド
間からの空気および潤滑油の排除を確実にし、耐
久性および作動性の問題が生じるのを回避し得る
ようにしたダイヤフラム式ポンプを提供すること
を目的とする。
B 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案によれば、プツシユロツドの側壁には、
開口面積を比較的大とした貫通孔が穿設され、案
内筒部の開口端縁には、プツシユロツドの案内筒
部内での軸方向位置に拘わらず前記貫通孔の少な
くとも一部を常時臨ませるオイル抜き用切欠きが
設けられる。
開口面積を比較的大とした貫通孔が穿設され、案
内筒部の開口端縁には、プツシユロツドの案内筒
部内での軸方向位置に拘わらず前記貫通孔の少な
くとも一部を常時臨ませるオイル抜き用切欠きが
設けられる。
(2) 作用
上記構成によれば、貫通孔の少なくとも一部が
オイル抜き用切欠きに常に臨んでおり、ダイヤフ
ラムロツドおよびプツシユロツド間の空気および
潤滑油が貫通孔およびオイル抜き用切欠きを介し
て排出される。しかも貫通孔はプツシユロツドの
側壁に設けられるので、プツシユロツドとカムと
の摺接に何の支障を来すこともなく、耐久性およ
び作動性の低下が回避される。
オイル抜き用切欠きに常に臨んでおり、ダイヤフ
ラムロツドおよびプツシユロツド間の空気および
潤滑油が貫通孔およびオイル抜き用切欠きを介し
て排出される。しかも貫通孔はプツシユロツドの
側壁に設けられるので、プツシユロツドとカムと
の摺接に何の支障を来すこともなく、耐久性およ
び作動性の低下が回避される。
(3) 実施例
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、このダイヤフラ
ム式ポンプ1は、たとえば自動車用燃料ポンプで
あり、自動車に搭載された内燃機関に連動、連結
されたカム2により駆動される。
明すると、先ず第1図において、このダイヤフラ
ム式ポンプ1は、たとえば自動車用燃料ポンプで
あり、自動車に搭載された内燃機関に連動、連結
されたカム2により駆動される。
ポンプ1のハウジング3は、第1、第2および
第3ブロツク4,5,6を相互に結合して構成さ
れるものであり、第1および第2ブロツク4,5
は相互間にシール部材7を介在させて複数のねじ
部材8により相互に結合され、第2および第3ブ
ロツク5,6は相互間にダイヤフラム9の周縁を
挟持するようにして複数のねじ部材10により相
互に結合される。
第3ブロツク4,5,6を相互に結合して構成さ
れるものであり、第1および第2ブロツク4,5
は相互間にシール部材7を介在させて複数のねじ
部材8により相互に結合され、第2および第3ブ
ロツク5,6は相互間にダイヤフラム9の周縁を
挟持するようにして複数のねじ部材10により相
互に結合される。
第2および第3ブロツク5,6間には、ダイヤ
フラム9により第2ブロツク5側のポンプ室11
と、第3ブロツク6側のばね室12とが画成され
る。また第1および第2ブロツク4,5間には、
ポンプ室11に隣接して吐出室13および吸入室
14が画成されており、吐出室13に通じる吐出
口15を形成する吐出管16と、吸入室14に通
じる吸入口17を形成する吸入管18とが第2ブ
ロツク5に連設される。また吐出室13およびポ
ンプ室11間を隔てる隔壁19にはポンプ室11
から吐出室13への燃料の流通のみを許容する吐
出側逆止弁20が介設され、吸入室14およびポ
ンプ室11間を隔てる隔壁21には吸入室14か
らポンプ室11への燃料の流通のみを許容する吸
入側逆止弁22が介設される。
フラム9により第2ブロツク5側のポンプ室11
と、第3ブロツク6側のばね室12とが画成され
る。また第1および第2ブロツク4,5間には、
ポンプ室11に隣接して吐出室13および吸入室
14が画成されており、吐出室13に通じる吐出
口15を形成する吐出管16と、吸入室14に通
じる吸入口17を形成する吸入管18とが第2ブ
ロツク5に連設される。また吐出室13およびポ
ンプ室11間を隔てる隔壁19にはポンプ室11
から吐出室13への燃料の流通のみを許容する吐
出側逆止弁20が介設され、吸入室14およびポ
ンプ室11間を隔てる隔壁21には吸入室14か
らポンプ室11への燃料の流通のみを許容する吸
入側逆止弁22が介設される。
第3ブロツク6には、ダイヤフラム9と同軸に
して外方に延びる案内筒部23が一体に連設され
ており、この案内筒部23の基端部内面には半径
方向内方に張出した鍔部24が全周にわたつて設
けられ、この鍔24の内縁にはばね室12側に同
軸に延びる小径の支持筒部25が連設される。ば
ね室12内には、一端をダイヤフラム9に当接さ
せるとともに他端を前記鍔部24に当接させたコ
イル状の戻しばね26が収納されており、この戻
しばね26のばね力によりダイヤフラム9は、ポ
ンプ室11側に付勢される。すなわちダイヤフラ
ム9はポンプ室11の容積を収縮する側にばね付
勢される。
して外方に延びる案内筒部23が一体に連設され
ており、この案内筒部23の基端部内面には半径
方向内方に張出した鍔部24が全周にわたつて設
けられ、この鍔24の内縁にはばね室12側に同
軸に延びる小径の支持筒部25が連設される。ば
ね室12内には、一端をダイヤフラム9に当接さ
せるとともに他端を前記鍔部24に当接させたコ
イル状の戻しばね26が収納されており、この戻
しばね26のばね力によりダイヤフラム9は、ポ
ンプ室11側に付勢される。すなわちダイヤフラ
ム9はポンプ室11の容積を収縮する側にばね付
勢される。
ダイヤフラム9の中央部には、前記支持筒部2
5に摺合されたダイヤフラムロツド27の一端が
連結されており、このダイヤフラムロツド27の
他端部は調整機構28を介してカム2に連動、連
結される。
5に摺合されたダイヤフラムロツド27の一端が
連結されており、このダイヤフラムロツド27の
他端部は調整機構28を介してカム2に連動、連
結される。
第2図および第3図を併せて参照して、調整機
構28は、ダイヤフラムロツド27の他端部を同
軸に摺合させながら案内筒部23に摺合されると
ともにその閉塞端をカム2に摺接させる有底円筒
状のプツシユロツド29と、該プツシユロツド2
9の外径とほぼ同一長さを有する連結ピン30
と、プツシユロツド29の内面に設けられた段部
29aおよびハウジング3の鍔部24間に介装さ
れるとともにプツシユロツド29を外方側に付勢
すべく戻しばね26よりもセツト荷重を大にした
コイルばね31と、連結ピン30を挿通すべく該
連結ピン30の外径に対応した内径を有してダイ
ヤフラムロツド27にその一直径線に沿つて穿設
される挿通孔32と、ダイヤフラムロツド27の
外面から突出した連結ピン30の両端を配置すべ
くプツシユロツド29の側壁にその一直径線上で
穿設される一対の貫通孔としての調整孔33,3
3とを備え、該調整孔33,33は連結ピン30
の直径よりも大きな円形に形成される。すなわち
調整孔33,33は、プツシユロツド29の周方
向に沿う径を連結ピン30の直径よりも大とする
とともにプツシユロツド29の軸線に沿う径を連
結ピン30の直径よりも大きくして形成されてい
る。
構28は、ダイヤフラムロツド27の他端部を同
軸に摺合させながら案内筒部23に摺合されると
ともにその閉塞端をカム2に摺接させる有底円筒
状のプツシユロツド29と、該プツシユロツド2
9の外径とほぼ同一長さを有する連結ピン30
と、プツシユロツド29の内面に設けられた段部
29aおよびハウジング3の鍔部24間に介装さ
れるとともにプツシユロツド29を外方側に付勢
すべく戻しばね26よりもセツト荷重を大にした
コイルばね31と、連結ピン30を挿通すべく該
連結ピン30の外径に対応した内径を有してダイ
ヤフラムロツド27にその一直径線に沿つて穿設
される挿通孔32と、ダイヤフラムロツド27の
外面から突出した連結ピン30の両端を配置すべ
くプツシユロツド29の側壁にその一直径線上で
穿設される一対の貫通孔としての調整孔33,3
3とを備え、該調整孔33,33は連結ピン30
の直径よりも大きな円形に形成される。すなわち
調整孔33,33は、プツシユロツド29の周方
向に沿う径を連結ピン30の直径よりも大とする
とともにプツシユロツド29の軸線に沿う径を連
結ピン30の直径よりも大きくして形成されてい
る。
案内筒部23の内面には、プツシユロツド29
および鍔部24間に溜まるオイルを抜くために案
内筒部23の軸方向に延びるたとえば2つのオイ
ル抜き溝34,34が鍔部24から案内筒部23
の開口端間にわたつて穿設される。また案内筒部
23にはその開口端縁から軸方向内方に比較的長
く延びる組付け用切欠き35が設けられ、さらに
その切欠き35とは周方向にずれた位置で案内筒
部23の一直径線上にはオイル抜き用切欠き3
6,36が設けられる。前記組付け用切欠き35
は、調整機構28の組付け時に連結ピン30を調
整孔33,33および挿通孔32に挿通するため
のものであり、ダイヤフラム9の周縁部を第3ブ
ロツク6に当接した状態でダイヤフラムロツド2
7の挿通孔32に連結ピン30を該切欠き35か
ら挿通し得るように、案内筒部23の軸方向に沿
う長さを設定される。また案内筒部23の軸方向
に沿うオイル抜き用切欠き36,36の長さは、
プツシユロツド29の案内筒部23内での位置に
無関係に調整孔33,33の少なくとも一部が該
切欠き36,36に臨むように、かつ連結ピン3
0の端部前面が切欠き36,36に臨むことがな
いように設定される。
および鍔部24間に溜まるオイルを抜くために案
内筒部23の軸方向に延びるたとえば2つのオイ
ル抜き溝34,34が鍔部24から案内筒部23
の開口端間にわたつて穿設される。また案内筒部
23にはその開口端縁から軸方向内方に比較的長
く延びる組付け用切欠き35が設けられ、さらに
その切欠き35とは周方向にずれた位置で案内筒
部23の一直径線上にはオイル抜き用切欠き3
6,36が設けられる。前記組付け用切欠き35
は、調整機構28の組付け時に連結ピン30を調
整孔33,33および挿通孔32に挿通するため
のものであり、ダイヤフラム9の周縁部を第3ブ
ロツク6に当接した状態でダイヤフラムロツド2
7の挿通孔32に連結ピン30を該切欠き35か
ら挿通し得るように、案内筒部23の軸方向に沿
う長さを設定される。また案内筒部23の軸方向
に沿うオイル抜き用切欠き36,36の長さは、
プツシユロツド29の案内筒部23内での位置に
無関係に調整孔33,33の少なくとも一部が該
切欠き36,36に臨むように、かつ連結ピン3
0の端部前面が切欠き36,36に臨むことがな
いように設定される。
次にこの実施例の作用について説明すると、調
整機構28の組付け時には、第3ブロツク6との
間に戻しばね26を介装したダイヤフラム9を第
3ブロツク6に当接し、ダイヤフラムロツド27
の挿通孔32が組付け用切欠き35に対応するよ
うにダイヤフラム9およびダイヤフラムロツド2
7の周方向位置を定め、案内筒部23内にコイル
ばね31を挿入した後に、挿通孔32に対応する
部分に調整孔33,33が位置するようにしてプ
ツシユロツド29を案内筒部23に摺合し、ダイ
ヤフラムロツド27とプツシユロツド29とを相
互に嵌合する。この状態で組付け用切欠き35か
ら連結ピン30を挿入することにより、調整孔3
3、挿通孔32および調整孔33に連結ピン30
を挿通する。次いでダイヤフラム9およびダイヤ
フラムロツド27を周方向にわずかに回動し、連
結ピン30が組付け用切欠き35とずれた位置で
あつてしかも調整孔33,33がオイル抜き用切
欠き36,36に対応する位置となるようにす
る。
整機構28の組付け時には、第3ブロツク6との
間に戻しばね26を介装したダイヤフラム9を第
3ブロツク6に当接し、ダイヤフラムロツド27
の挿通孔32が組付け用切欠き35に対応するよ
うにダイヤフラム9およびダイヤフラムロツド2
7の周方向位置を定め、案内筒部23内にコイル
ばね31を挿入した後に、挿通孔32に対応する
部分に調整孔33,33が位置するようにしてプ
ツシユロツド29を案内筒部23に摺合し、ダイ
ヤフラムロツド27とプツシユロツド29とを相
互に嵌合する。この状態で組付け用切欠き35か
ら連結ピン30を挿入することにより、調整孔3
3、挿通孔32および調整孔33に連結ピン30
を挿通する。次いでダイヤフラム9およびダイヤ
フラムロツド27を周方向にわずかに回動し、連
結ピン30が組付け用切欠き35とずれた位置で
あつてしかも調整孔33,33がオイル抜き用切
欠き36,36に対応する位置となるようにす
る。
このようにして調整機構28を組付けた第3ブ
ロツク6に、第2および第1ブロツク5,4を順
次組付けてポンプ1が構成される。この際、ダイ
ヤフラム9およびダイヤフラムロツド27は第1
および第2ブロツク5,6を結合するねじ部材1
0がダイヤフラム9の周縁部を貫通することによ
り軸線まわりに角変位することが阻止される。こ
のように組付けられたポンプ1はそのプツシユロ
ツド29の閉塞端をカム2に摺接するようにし
て、図示しない支持部に取付けられる。
ロツク6に、第2および第1ブロツク5,4を順
次組付けてポンプ1が構成される。この際、ダイ
ヤフラム9およびダイヤフラムロツド27は第1
および第2ブロツク5,6を結合するねじ部材1
0がダイヤフラム9の周縁部を貫通することによ
り軸線まわりに角変位することが阻止される。こ
のように組付けられたポンプ1はそのプツシユロ
ツド29の閉塞端をカム2に摺接するようにし
て、図示しない支持部に取付けられる。
カム2が内燃機関により駆動されると、コイル
ばね31で付勢されているプツシユロツド29が
カム2の回転に応じて軸方向に往復作動する。こ
の際、ダイヤフラムロツド27は、プツシユロツ
ド29が軸方向外方に移動するときには戻しばね
26のばね力により連結ピン30がプツシユロツ
ド29の軸方向に沿う調整孔33,33の内端に
当接しているので、プツシユロツド29の移動に
追随してポンプ室11の容積を膨張させる方向に
移動し、プツシユロツド29が軸方向内方に移動
するときには戻しばね26のばね力によりポンプ
室11の容積を収縮させる方向に移動する。した
がつてポンプ室11の容積が膨張、収縮を繰返
し、ポンプ作用が行なわれる。
ばね31で付勢されているプツシユロツド29が
カム2の回転に応じて軸方向に往復作動する。こ
の際、ダイヤフラムロツド27は、プツシユロツ
ド29が軸方向外方に移動するときには戻しばね
26のばね力により連結ピン30がプツシユロツ
ド29の軸方向に沿う調整孔33,33の内端に
当接しているので、プツシユロツド29の移動に
追随してポンプ室11の容積を膨張させる方向に
移動し、プツシユロツド29が軸方向内方に移動
するときには戻しばね26のばね力によりポンプ
室11の容積を収縮させる方向に移動する。した
がつてポンプ室11の容積が膨張、収縮を繰返
し、ポンプ作用が行なわれる。
かかるポンプ作用時に、ポンプ室11の圧力が
戻しばね26で設定される設定圧より大きくなる
と、プツシユロツド29の軸方向内方側への移動
時に、連結ピン30の両端が調整孔33,33内
で軸方向に相対移動し得る範囲でダイヤフラムロ
ツド27は軸方向内方すなわちポンプ室11の容
積を収縮する方向には移動せず、プツシユロツド
29のみがコイルばね31を収縮させながら軸方
向内方に移動するので、ポンプ1の吐出圧が設定
圧よりも大きくなることが防止される。
戻しばね26で設定される設定圧より大きくなる
と、プツシユロツド29の軸方向内方側への移動
時に、連結ピン30の両端が調整孔33,33内
で軸方向に相対移動し得る範囲でダイヤフラムロ
ツド27は軸方向内方すなわちポンプ室11の容
積を収縮する方向には移動せず、プツシユロツド
29のみがコイルばね31を収縮させながら軸方
向内方に移動するので、ポンプ1の吐出圧が設定
圧よりも大きくなることが防止される。
ところで、コイルばね31で軸方向外方側に付
勢されているプツシユロツド29には、そのコイ
ルばね31の外端の周方向に沿う巻込みにより軸
線まわりにわずかに回動する方向の力が作用す
る。このためプツシユロツド29がダイヤフラム
27に対してわずかに捩じれることがあるが、連
結ピン30の両端が位置する調整孔33,33の
径は連結ピン30の直径よりも大きく設定されて
いるので、プツシユロツド29のわずかな捩じれ
が生じたとしても連結ピン30すなわちダイヤフ
ラムロツド27とプツシユロツド29がリジツド
状態となることはなく、吐出圧の調整が円滑に行
なわれる。しかも調整孔33,33は比較的大径
の有底円筒状のプツシユロツド29に穿設される
ものであり、比較的小径のダイヤフラムロツド2
7に穿設していた従来のものに比べると、穿孔加
工が容易であり、したがつて加工コストも低減さ
れる。
勢されているプツシユロツド29には、そのコイ
ルばね31の外端の周方向に沿う巻込みにより軸
線まわりにわずかに回動する方向の力が作用す
る。このためプツシユロツド29がダイヤフラム
27に対してわずかに捩じれることがあるが、連
結ピン30の両端が位置する調整孔33,33の
径は連結ピン30の直径よりも大きく設定されて
いるので、プツシユロツド29のわずかな捩じれ
が生じたとしても連結ピン30すなわちダイヤフ
ラムロツド27とプツシユロツド29がリジツド
状態となることはなく、吐出圧の調整が円滑に行
なわれる。しかも調整孔33,33は比較的大径
の有底円筒状のプツシユロツド29に穿設される
ものであり、比較的小径のダイヤフラムロツド2
7に穿設していた従来のものに比べると、穿孔加
工が容易であり、したがつて加工コストも低減さ
れる。
さらに、プツシユロツド29および案内筒部2
3間には内燃機関の潤滑油が入り込むことがある
が、その油はオイル抜き溝34,34から排出さ
れるので、プツシユロツド29および案内筒部2
3間に潤滑油が充満してプツシユロツド29の作
動に悪影響を及ぼすことはない。またプツシユロ
ツド29およびダイヤフラムロツド27間の空間
は、調整孔33,33およびオイル抜き用切欠き
36,36を介して常時外部と連通しているの
で、前記空間内に空気や潤滑油が充満することは
なく、調整機構28の調整機能に悪影響を及ぼす
ことはない。しかも調整孔33,33は連結ピン
30の直径よりも大きな円形とされているので、
調整孔33,33および連結ピン30間に潤滑油
の膜が張ることはなく、したがつて空気の排出が
その膜により阻害されることはない。
3間には内燃機関の潤滑油が入り込むことがある
が、その油はオイル抜き溝34,34から排出さ
れるので、プツシユロツド29および案内筒部2
3間に潤滑油が充満してプツシユロツド29の作
動に悪影響を及ぼすことはない。またプツシユロ
ツド29およびダイヤフラムロツド27間の空間
は、調整孔33,33およびオイル抜き用切欠き
36,36を介して常時外部と連通しているの
で、前記空間内に空気や潤滑油が充満することは
なく、調整機構28の調整機能に悪影響を及ぼす
ことはない。しかも調整孔33,33は連結ピン
30の直径よりも大きな円形とされているので、
調整孔33,33および連結ピン30間に潤滑油
の膜が張ることはなく、したがつて空気の排出が
その膜により阻害されることはない。
本考案の他の実施例として、調整孔33,33
を、プツシユロツド29の軸方向に長い長円形状
に形成してもよい。
を、プツシユロツド29の軸方向に長い長円形状
に形成してもよい。
C 考案の効果
以上のように本考案によれば、プツシユロツド
の側壁には、開口面積を比較的大とした貫通孔が
穿設され、案内筒部の開口端縁には、プツシユロ
ツドの案内筒部内での軸方向位置に拘わらず前記
貫通孔の少なくとも一部を常時臨ませるオイル抜
き用切欠きが設けられるので、潤滑油の膜で貫通
孔が閉塞されることがなく、空気および潤滑油を
ダイヤフラムロツドおよびプツシユロツド間から
確実に排出することができ、しかも貫通孔はプツ
シユロツドの側壁に設けられるので、プツシユロ
ツドとカムとの摺接に支障を来たすことはなく、
作動性および耐久性の問題が生じることはない。
の側壁には、開口面積を比較的大とした貫通孔が
穿設され、案内筒部の開口端縁には、プツシユロ
ツドの案内筒部内での軸方向位置に拘わらず前記
貫通孔の少なくとも一部を常時臨ませるオイル抜
き用切欠きが設けられるので、潤滑油の膜で貫通
孔が閉塞されることがなく、空気および潤滑油を
ダイヤフラムロツドおよびプツシユロツド間から
確実に排出することができ、しかも貫通孔はプツ
シユロツドの側壁に設けられるので、プツシユロ
ツドとカムとの摺接に支障を来たすことはなく、
作動性および耐久性の問題が生じることはない。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は縦断側面図、第2図は第1図の矢視図、第3
図は調整機構組付け時の拡大分解斜視図である。 1……ダイヤフラム式ポンプ、2……カム、3
……ハウジング、9……ダイヤフラム、11……
ポンプ室、12……ばね室、15……吐出口、1
7……吸入口、20……吐出側逆止弁、22……
吸入側逆止弁、23……案内筒部、26……戻し
ばね、27……ダイヤフラムロツド、29……プ
ツシユロツド、31……コイルばね、33……貫
通孔としての調整孔、36……オイル抜き用切欠
き。
は縦断側面図、第2図は第1図の矢視図、第3
図は調整機構組付け時の拡大分解斜視図である。 1……ダイヤフラム式ポンプ、2……カム、3
……ハウジング、9……ダイヤフラム、11……
ポンプ室、12……ばね室、15……吐出口、1
7……吸入口、20……吐出側逆止弁、22……
吸入側逆止弁、23……案内筒部、26……戻し
ばね、27……ダイヤフラムロツド、29……プ
ツシユロツド、31……コイルばね、33……貫
通孔としての調整孔、36……オイル抜き用切欠
き。
Claims (1)
- ハウジング3内が、該ハウジング3で周縁部を
挟持されたダイヤフラム9によりポンプ室11と
ばね室12とに区画され、ポンプ室11は吐出側
逆止弁20を介して吐出口15に接続されるとと
もに吸入側逆止弁22を介して吸入口17に接続
され、ばね室12内にはダイヤフラム9をポンプ
室11側に付勢する戻しばね26が収納され、ダ
イヤフラム9の中心部に一端を連結されたダイヤ
フラムロツド27がハウジング3のばね室12側
で軸方向移動可能に支承され、ダイヤフラムロツ
ド27を囲繞してハウジング3に一体に連設され
た案内筒部23には、該案内筒部23から突出し
た閉塞端をカム2に摺接させるとともに前記ダイ
ヤフラムロツド27の他端部を制限された範囲で
の軸方向相対移動を可能として摺合させる有底円
筒状のプツシユロツド29が摺合され、ハウジン
グ3およびプツシユロツド29間には該プツシユ
ロツド29をカム2側に付勢するばね31が介装
され、このばね31のセツト荷重は、戻しばね2
6のそれよりも大となるように設定されてなるダ
イヤフラム式ポンプにおいて、プツシユロツド2
9の側壁には、開口面積を比較的大とした貫通孔
33が穿設され、案内筒部23の開口端縁には、
プツシユロツド29の案内筒部23内での軸方向
位置に拘わらず前記貫通孔33の少なくとも一部
を常時臨ませるオイル抜き用切欠き36が設けら
れることを特徴とするダイヤフラム式ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6838187U JPH0531278Y2 (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6838187U JPH0531278Y2 (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63177682U JPS63177682U (ja) | 1988-11-17 |
| JPH0531278Y2 true JPH0531278Y2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=30908143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6838187U Expired - Lifetime JPH0531278Y2 (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531278Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6425683B2 (ja) * | 2016-05-27 | 2018-11-21 | 紀州技研工業株式会社 | ダイアフラムポンプ |
-
1987
- 1987-05-07 JP JP6838187U patent/JPH0531278Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63177682U (ja) | 1988-11-17 |
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