JPH0531282B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0531282B2 JPH0531282B2 JP60101363A JP10136385A JPH0531282B2 JP H0531282 B2 JPH0531282 B2 JP H0531282B2 JP 60101363 A JP60101363 A JP 60101363A JP 10136385 A JP10136385 A JP 10136385A JP H0531282 B2 JPH0531282 B2 JP H0531282B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- aluminum hydroxide
- fbt
- epoxy
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/42—Flyback transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は水酸化アルミニウム粉末を、エポキシ
化合物に配合してなるエポキシ系注型用樹脂組成
物により、フライバツクトランスを製造する方法
に関するものである。 〔発明の背景〕 一般にテレビ受像機用フライバツクトランス
(以下FBTと称す)は第1図に示すように、プラ
スチツク製1次、2次ボビン2,3にそれぞれ分
割巻きした1次、2次コイル5,6、1つ以上の
ガラスダイオード4、フオーカス抵抗7およびコ
ンデンサー8などを、注型樹脂組成物1で絶縁処
理してケース9内に収納した構造からなる。 上記のようにFBTは熱膨張係数の著しく異な
る構成部品からなるため、その注型樹脂硬化物は
冷熱サイクルに対し、クラツクおよび剥離を生じ
ないことが重要であり、かつ電気特性、機械特
性、難燃性、耐熱性および耐湿性などの諸特性が
必要である。したがつて、前記諸特性のバランス
のとれたエポキシ系樹脂組成物が、一般にFBT
用として使用されている。前記樹脂組成物には、
難燃性などを付与するために、一般に無機充てん
剤の水酸化アルミニウム粉末が配合されている
(特開昭58−149940号公報)。 ところが、上記のような注型樹脂組成物では、
第2図(含浸状態のコイル断面の1スリツト部分
を示す図)に示すように、樹脂含浸部6Aと樹脂
未含浸部6Bとからなる2次コイル6上に、前記
樹脂組成物1に含まれる水酸化アルミニウム粉末
10が最密充てんに近い状態で堆積するため、最
深部のコイル間まで樹脂組成物が浸入しないから
ボイドとなつて残り、いわゆる樹脂未含浸部6B
の含浸不良を生ずるので、硬化してえられた
FBTは絶縁破壊に至る恐れがあつた。 〔発明の目的〕 本発明は上記にかんがみフライバツクトランス
のコイル間への樹脂含浸性を向上させ、そのトラ
ンスの動作特性および難燃性を増進して信頼性を
高めることを目的とするものである。 〔発明の概要〕 本発明は上記目的を達成するために、エポキシ
系注型樹脂組成物に配合される水酸化アルミニウ
ム粉末として、一定範囲の平均粒径で、かつ微粒
子部分を減少して配合したものを使用することを
特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施態様について詳述する。 本発明の製造方法が適用されるフライバツクト
ランスは第1図と同様であるから、図面および説
明を省略する。同図におけるエポキシ系注型樹脂
組成物1に用いられるエポキシ化合物には、ビス
フエノールA、Fの二価フエノールとエピクロル
ヒドリンによりえられるビスフエノールタイプの
液状エポキシ樹脂と、ヘキサヒドロフタル酸およ
びテトラヒドロフタル酸などの多塩基酸のジグリ
シジルエステルタイプの液状エポキシ樹脂と、長
鎖ポリオールのジグリシジルエーテルタイプの液
状エポキシ樹脂などがあり、市販品としては、シ
エル、ケミカル社製の商品名エピコート815、
828、807、825、827およびユニオン.カーバイド
社製のERL−4221などがある。 上記のエポキシ化合物の硬化には、アミン系あ
るいは酸無水物系硬化剤を配合して用いられる
が、これらの硬化剤と共に、硬化促進剤を併用す
ることも可能である。 一方、難燃剤として、次に述べる本発明の水酸
化アルミニウムに、これと組合せて効果を増大さ
せる赤燐粉末をエポキシ化合物100重量部に対し
て13〜18重量部の割合で配合して用いる。上記赤
燐粉末には、市販品のノーバレツド120(燐化学
K.K.)などがある。 上記水酸化アルミニウム粉末としては、平均粒
径が8〜12μmで、かつ3μm以下の粒径部分の累
積重量分率が5%以下のものは、FBTのコイル
間への含浸性が良好である。これに対し平均粒径
が8μmより小さいとき、また3μm以下の粒径部
分の累積重量分率が5%より多いときには、いづ
れも含浸性が著しく低下するから実用性に乏し
い。 さらに平均粒径が12μmより大きい場合には水
酸化アルミニウム粉末の沈降は著しく増進し樹脂
硬化物の特性が低下し、例えばクラツクおよび
FBT構成部品との剥離を生ずるので、FBTは絶
縁破壊を起す。 一方、水酸化アルミニウム粉末の配合量は、エ
ポキシ化合物100重量部に対して50〜220重量部の
割合がよく、50重量部より少ないと樹脂硬化物の
難燃性が不十分となり、220重量部よりも大きい
と樹脂液の粘度が著しく増大し、FBTのコイル
間への含浸性が不十分となるため、製造された
FBTは実用性に乏しい。 上記の水酸化アルミニウム粉末を配合してえら
れるエポキシ系注型樹脂組成物を用いて製造され
たFBTは、動作特性、難燃性および寿命特性が
優れている。 また、前記注型樹脂組成物に公知の希釈剤、充
てん剤、増量剤、染料、可塑剤、消泡剤およびチ
キソ性付与剤などを必要に応じて添加してもよ
い。 次に本発明に係わる実験例について説明する。 まず、FBTの製造に用いられた樹脂組成を下
記に示す。
化合物に配合してなるエポキシ系注型用樹脂組成
物により、フライバツクトランスを製造する方法
に関するものである。 〔発明の背景〕 一般にテレビ受像機用フライバツクトランス
(以下FBTと称す)は第1図に示すように、プラ
スチツク製1次、2次ボビン2,3にそれぞれ分
割巻きした1次、2次コイル5,6、1つ以上の
ガラスダイオード4、フオーカス抵抗7およびコ
ンデンサー8などを、注型樹脂組成物1で絶縁処
理してケース9内に収納した構造からなる。 上記のようにFBTは熱膨張係数の著しく異な
る構成部品からなるため、その注型樹脂硬化物は
冷熱サイクルに対し、クラツクおよび剥離を生じ
ないことが重要であり、かつ電気特性、機械特
性、難燃性、耐熱性および耐湿性などの諸特性が
必要である。したがつて、前記諸特性のバランス
のとれたエポキシ系樹脂組成物が、一般にFBT
用として使用されている。前記樹脂組成物には、
難燃性などを付与するために、一般に無機充てん
剤の水酸化アルミニウム粉末が配合されている
(特開昭58−149940号公報)。 ところが、上記のような注型樹脂組成物では、
第2図(含浸状態のコイル断面の1スリツト部分
を示す図)に示すように、樹脂含浸部6Aと樹脂
未含浸部6Bとからなる2次コイル6上に、前記
樹脂組成物1に含まれる水酸化アルミニウム粉末
10が最密充てんに近い状態で堆積するため、最
深部のコイル間まで樹脂組成物が浸入しないから
ボイドとなつて残り、いわゆる樹脂未含浸部6B
の含浸不良を生ずるので、硬化してえられた
FBTは絶縁破壊に至る恐れがあつた。 〔発明の目的〕 本発明は上記にかんがみフライバツクトランス
のコイル間への樹脂含浸性を向上させ、そのトラ
ンスの動作特性および難燃性を増進して信頼性を
高めることを目的とするものである。 〔発明の概要〕 本発明は上記目的を達成するために、エポキシ
系注型樹脂組成物に配合される水酸化アルミニウ
ム粉末として、一定範囲の平均粒径で、かつ微粒
子部分を減少して配合したものを使用することを
特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施態様について詳述する。 本発明の製造方法が適用されるフライバツクト
ランスは第1図と同様であるから、図面および説
明を省略する。同図におけるエポキシ系注型樹脂
組成物1に用いられるエポキシ化合物には、ビス
フエノールA、Fの二価フエノールとエピクロル
ヒドリンによりえられるビスフエノールタイプの
液状エポキシ樹脂と、ヘキサヒドロフタル酸およ
びテトラヒドロフタル酸などの多塩基酸のジグリ
シジルエステルタイプの液状エポキシ樹脂と、長
鎖ポリオールのジグリシジルエーテルタイプの液
状エポキシ樹脂などがあり、市販品としては、シ
エル、ケミカル社製の商品名エピコート815、
828、807、825、827およびユニオン.カーバイド
社製のERL−4221などがある。 上記のエポキシ化合物の硬化には、アミン系あ
るいは酸無水物系硬化剤を配合して用いられる
が、これらの硬化剤と共に、硬化促進剤を併用す
ることも可能である。 一方、難燃剤として、次に述べる本発明の水酸
化アルミニウムに、これと組合せて効果を増大さ
せる赤燐粉末をエポキシ化合物100重量部に対し
て13〜18重量部の割合で配合して用いる。上記赤
燐粉末には、市販品のノーバレツド120(燐化学
K.K.)などがある。 上記水酸化アルミニウム粉末としては、平均粒
径が8〜12μmで、かつ3μm以下の粒径部分の累
積重量分率が5%以下のものは、FBTのコイル
間への含浸性が良好である。これに対し平均粒径
が8μmより小さいとき、また3μm以下の粒径部
分の累積重量分率が5%より多いときには、いづ
れも含浸性が著しく低下するから実用性に乏し
い。 さらに平均粒径が12μmより大きい場合には水
酸化アルミニウム粉末の沈降は著しく増進し樹脂
硬化物の特性が低下し、例えばクラツクおよび
FBT構成部品との剥離を生ずるので、FBTは絶
縁破壊を起す。 一方、水酸化アルミニウム粉末の配合量は、エ
ポキシ化合物100重量部に対して50〜220重量部の
割合がよく、50重量部より少ないと樹脂硬化物の
難燃性が不十分となり、220重量部よりも大きい
と樹脂液の粘度が著しく増大し、FBTのコイル
間への含浸性が不十分となるため、製造された
FBTは実用性に乏しい。 上記の水酸化アルミニウム粉末を配合してえら
れるエポキシ系注型樹脂組成物を用いて製造され
たFBTは、動作特性、難燃性および寿命特性が
優れている。 また、前記注型樹脂組成物に公知の希釈剤、充
てん剤、増量剤、染料、可塑剤、消泡剤およびチ
キソ性付与剤などを必要に応じて添加してもよ
い。 次に本発明に係わる実験例について説明する。 まず、FBTの製造に用いられた樹脂組成を下
記に示す。
【表】
エポキシ化合物の配合量
**印〓(Σ
**印〓(Σ
Claims (1)
- 1 平均粒径8〜12μmで、3μm以下の粒径のも
のの累積重量分率が5%以下の水酸化アルミニウ
ム粉末を、エポキシ化合物100重量部に対して50
〜220重量部の割合で配合してなるエポキシ系注
型樹脂組成物により、フライバツクトランスを製
造することを特徴とするフライバツクトランス製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101363A JPS61260613A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | フライバツクトランスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60101363A JPS61260613A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | フライバツクトランスの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61260613A JPS61260613A (ja) | 1986-11-18 |
| JPH0531282B2 true JPH0531282B2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=14298746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60101363A Granted JPS61260613A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | フライバツクトランスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61260613A (ja) |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP60101363A patent/JPS61260613A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61260613A (ja) | 1986-11-18 |
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