JPH0531337U - 車載用電子装置 - Google Patents

車載用電子装置

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JPH0531337U
JPH0531337U JP3735392U JP3735392U JPH0531337U JP H0531337 U JPH0531337 U JP H0531337U JP 3735392 U JP3735392 U JP 3735392U JP 3735392 U JP3735392 U JP 3735392U JP H0531337 U JPH0531337 U JP H0531337U
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JP
Japan
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conductive
connector pin
electronic device
conductive case
vehicle
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JP3735392U
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健二 長谷川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐電磁波特性を向上させ、且つ制約のある実
装スペース内におさまり組立性が良く、部品点数の少な
い低コストの車載用電子装置を提供すること。 【構成】 車載用電子装置において、コネクタピン3b
とバイパスコンデンサ4とを包囲するように導電性ケー
ス1a内に配設した導電性壁部材1fと、実装基板2a
面上に壁部材1fと協同してコネクタピン3bとバイパ
スコンデンサ4とを包囲する収納領域を形成する導体パ
ターン領域2fとを設け、壁部材1fと導電体パターン
領域2fとを導電性ケース1aと同電位とする。また、
バイパスコンデンサ4に替えL−Cフィルタを用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車載用電子装置に関し、特に電波障害対策を施した車載用電子装置に 関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、この種の車載用電子装置としては、例えば、特公昭63−23018号 公報に開示されたものが知られている。
【0003】 図6はこのような従来の車載用電子装置の一例を示す分解斜視図である。図6 において、導電性ケース1a及びふた1bはともにアルミニウムや鉄等の電気導 電材料により作られている。3bはコネクタハウジング3aに貫挿するように設 けられたコネクタピンであって、一方の側は導電性ケース1a内に包囲して収納 されるプリント基板2a上のスルーホール3cに接続される。バイパスコンデン サ4は、その一端がコネクタピン3bに銅箔パターン3dを介して接続されてい る。
【0004】 また、プリント基板2a上には銅箔パターン3eが図に示すように銅箔パター ン3dに接近するように延在して設けられており、バイパス用コンデンサ4の他 方の端子が接続される。このパターン3eはプリント基板取り付け用ネジ1cに より導電性ケース1aへ電気的に導通するように接続される。
【0005】 このような構成において、導電性ケース1aの外から照射された電磁波は高周 波となりコネクタピン3bを通して導電性ケース1a内に入り込み、バイパス用 コンデンサ4およびパターン3eを通して導電性ケース1aへと流れる。したが ってプリント基板2a上に搭載された電子素子2b,2c等からなる電子回路に は高周波電流が流れ込まず、電子回路の誤動作を防ぐことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
図7は図6に示す従来の車載用電子装置の耐電磁波特性を示す図である。図7 において、横軸は周波数を、縦軸は電界強度(耐電磁波特性)を示す。図7から 明らかなように40ワット出力をもつ電磁波が照射された場合、ある周波数帯域 において、耐電磁波特性が極端に弱い周波数帯があることが判明した。
【0007】 上記のように耐電磁波特性が極端に弱い周波数帯があると、この周波数帯にお いて車載電子装置内の電子回路が誤動作するという問題があった。このような点 から車載用としての使用環境を考慮すると、更に技術的に耐電磁波特性の優れた 車載用電子装置を開発する必要性に迫られている。
【0008】 本考案は上述した耐電磁波特性が従来の車載用電子装置では、満足できないと いう問題点を改善するためになされたもので、耐電磁波特性を向上させ、且つ制 約のある実装スペース内におさまり組立性が良く、しかも部品点数の少ない低コ ストの車載用電子装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、図1に示すような、電子回路を実装した実 装基板2aと、実装基板2aを包囲して収納する導電性ケース1aと、電子回路 と導電性ケース1aの外部との信号伝送を行うために導電性ケース1aの外部へ 引き出されたコネクタピン3bと、一端がコネクタピンに接続され他端が実装基 板上2aの導電部材であって導電性ケース1aに接続されているもの3eに接続 され、且つコネクタピン3bの引出口近傍に位置するように実装基板2aに搭載 されたバイパスコンデンサ4とを具備してなる車載用電子装置において、 (1)コネクタピン3bとバイパスコンデンサ4とを包囲するように導電性ケ ース1a内に配設した導電性壁部材1fと、導電性壁部材1fに接する実装基板 2a面上に導電性壁部材1fと協同してコネクタピン3bとバイパスコンデンサ 4とを包囲する収納領域を形成する導電体パターン領域2fとを設け、壁部材1 fと導電体パターン領域2fとを導電性ケース1aと同電位とすることを特徴と する。
【0010】 (2)また、バイパスコンデンサ4に替え図4に示すように第1及び第2のコ イル素子5a,5cとコンデンサ素子5bを具備し、第1及び第2のコイル素子 の一端を互いに接続し、該接続部にコンデンサ素子5bの一端を接続してなるL −Cフィルタ5を用い、L−Cフィルタ5の第1のコイル素子5aの他端をコネ クタピンの一端が接続されている電子回路に接続すると共に、第2のコイル素子 5cの他端を該コネクタピン3bの該一端に接続し、更にコンデンサ素子5bの 他端を実装基板上の導電部材であって導電性ケース1aに接続されているもの3 eに接続することを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記(1)の考案ではコネクタピン3bとバイパスコンデンサ4とが導電性ケ ース1aと同電位の導電性壁部材1fで取り囲まれているので、電子装置のコネ クタピン3bを介して入出力線路に誘起された高周波電流は、このバイパスコン デンサ4と導電性壁部材1fを通して、導電性ケース1aへバイパスされるため 、後に詳述するように従来の構造の車載用電子装置に比べて高周波電流のバイパ ス効果、即ち耐電磁波特性が向上する。
【0012】 また、(2)の考案ではバイパスコンデンサに替えL−Cフィルタ5を用いる ことにより、電子装置のコネクタピン3bを介して入出力線路に誘起された高周 波電流は、後に詳述するようにL−Cフィルタ5のコンデンサ素子5bを通して 、導電性ケース1aへバイパスされるため、後に詳述するように従来の構造の車 載用電子装置に比べて高周波電流のバイパス効果、即ち耐電磁波特性が向上する 。
【0013】 また、(2)の考案では後に詳述するように(1)の考案のようにコネクタピ ン3bとバイパスコンデンサ4とが導電性ケース1aと導電位の導電性壁部材1 fで取り囲まれていなくとも、(1)の考案よりも優れた耐電磁波特性を示すの で、導電性壁部材1fが不要となり、(1)の考案よりも構造が簡単になる。
【0014】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を用いて説明する。 〔実施例1〕 図1は請求項1記載の考案の車載用電子装置の一例を示す分解斜視図である。 図1において、図6の従来の車載用電子装置の構成部分と同一部分には同一符号 を付し、その詳細説明は省略する。
【0015】 図1の車載用電子装置では、高周波電流のバイパスコンデンサ4にブロックコ ンデンサを使用することにより実装スペースを小さくしている。該ブロックコン デンサであるバイパスコンデンサ4は共通端子4aをプリント基板2aの固定用 のネジ取り付け部2eへパターン3eで接続することにより、導電性ケース1a に電気的に接続できるようになっている。その他の端子4bはパターンで3d及 びスルーホール3cを介してコネクタピン3bのそれぞれの端子に接続する。バ イパスコンデンサ4はコネクタピン3bに接近してプリント基板2a上に搭載さ れる。コネクタピン3bとバイパスコンデンサ4とは共に導電性ケース1a内に これを仕切るように設けられた導電性壁部材1fで包囲されて収容されている。
【0016】 一方この導電性壁部材1fに囲まれたプリント基板2aのコネクタピン3bに 接する面にパターン領域2fに導電性ケースに接するパターンを設けている。即 ち、図1の点線の斜線を施した部分の裏面にスルーホール3cの部分を除いて全 面銅箔パターンとして残し、これをパターン領域2fとして用いる。
【0017】 このような構成とすることにより、コネクタピン3bとバイパスコンデンサ4 とは導電性ケース1a内に設けられた導電性壁部材1fとパターン領域2fから なる収納領域に収納されることになる。
【0018】 上記構成の車載用電子装置において、コネクタピン3bを介して入出力線路に 誘起された高周波電流は、このバイパスコンデンサ4と導電性壁部材1fを通し て、導電性ケース1aへバイパスされるため、図6に示す従来構造の車載用電子 装置に比べて高周波電流のバイパス効果、即ち耐電磁波特性が向上する。
【0019】 図2は図1の車載用電子装置の耐電磁波特性を示す図である。図2と図7とを 比較して明らかなように本車載用電子装置は、図6に示す従来構造の車載用電子 装置よりその耐電磁波特性が向上していることが分かる。なお、図2において横 軸は周波数を、縦軸は電界強度(耐電磁波特性)を示す。
【0020】 〔実施例2〕 図3は請求項2記載の考案の車載用電子装置の一例を示す分解斜視図である。 図3において、図1及び図6の車載用電子装置の構成部分と同一部分には同一符 号を付し、その詳細説明は省略する。
【0021】 図3の車載用電子装置と図1の車載用電子装置と主なる相違点は、図3の車載 用電子装置はバイパスコンデンサ4に替えL−Cフィルタ5を用いている点及び 導電性ケース1a内に設けられた導電性壁部材1fが設けられていない点である 。L−Cフィルタ5は図4にその等価回路を示すように第1のコイル素子5a及 び第2のコイル素子5cとコンデンサ素子5bを具備し、第1のコイル素子5a と第2のコイル素子5cのそれぞれの一端を互いに接続し、該接続部にコンデン サ素子5bの一端を接続してなる。このL−Cフィルタ5をコネクタピン3bの 本数だけ(図3では3個)設けている。
【0022】 そして、図3に示すように複数個のL−Cフィルタ5の第1のコイル素子5a の他端5atはそれぞれコネクタピン3bで信号伝送を行う電子回路にスルーホ ール3c等を介して接続すると共に、第2のコイル素子5cの他端5ctはそれ ぞれスルーホール3c及びパターン3dを介してコネクタピン3bに接続し、更 にコンデンサ素子5bの他端5btはプリント基板2a上の共通のパターン3e に接続する。該パターン3eはプリント基板2aに固定するためのネジ1c及び 取り付け穴3fを介して導電性ケース1aに接続してアースされている。なお、 パターン3dは極力短く形成されている。
【0023】 上記構成の車載用電子装置において、コネクタピン3bを介して入出力線路に 誘起された高周波電流は、L−Cフィルタ5のコンデンサ素子5bを通って導電 性ケース1aへバイパスされるから、図6に示す従来の構造の車載用電子装置に 比べて高周波電流のバイパス効果、即ち耐電磁波特性が向上する。
【0024】 図5は図3の車載用電子装置の耐電磁波特性を示す図である。図5と図7とを 比較して明らかなように本車載用電子装置は、従来構造の車載用電子装置よりそ の耐電磁波特性が向上していることが分かる。また、図5と図2とを比較して明 らかなように本車載用電子装置は図1の車載用電子装置よりその耐電磁波特性が 向上していることが分かる。なお、図5において横軸は周波数を、縦軸は電界強 度(耐電磁波特性)を示す。
【0025】 また、図5は図3の車載用電子装置は図1の車載用電子装置のようにコネクタ ピン3bとバイパスコンデンサ4とが導電性ケース1aと同電位の導電性壁部材 1fで取り囲まれていなくとも、図1の車載用電子装置よりも優れた耐電磁波特 性を示すので、導電性壁部材1fが不要となり、構造がより簡単となる。
【0026】
【考案の効果】
(1)以上実施例に基づいて説明したように本願の請求項1の考案によれば、 コネクタピンとバイパスコンデンサとを導電性壁部材により包囲するように収納 領域を導電性ケースの中に設けるため、電子装置の入出力線路に誘起された高周 波電流が電子回路の中に入り混む前にこの収納領域の導電性壁部材を通って導電 性ケースにバイパスされるため、耐電磁波特性が向上する。
【0027】 (2)また、コネクタ及びバイパスコンデンサを囲む収納領域はケースがダイ カスト製である場合には、一体成形でできるため組立性能も良く、余分な部品点 数も増やすことなくコスト的にも有利な車載用電子装置を実現できる。
【0028】 (3)本願の請求項2の考案によれば、バイパスコンデンサに替えL−Cフィ ルタを用いることにより、電子装置のコネクタピンを介して入出力線路に誘起さ れた高周波電流は、L−Cフィルタ5のコンデンサ素子5bを通して、導電性ケ ースへバイパスされるため、耐電磁波特性が大幅に向上する。
【0029】 (4)また、請求項2の考案では請求項1の考案のようにコネクタピン3bと バイパスコンデンサとが導電性ケースと同電位の導電性壁部材で取り囲まれてい なくとも、請求項1の考案よりも優れた耐電磁波特性を示すので、導電性壁部材 が不要となり、構造がより簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本請求項1記載の考案の実施例に係る車載用電
子装置の分解斜視図である。
【図2】図1の車載用電子装置の耐電磁波特性を示す図
である。
【図3】本請求項2記載の考案の実施例に係る車載用電
子装置の分解斜視図である。
【図4】L−Cフィルタ5の等価回路を示す図である。
【図5】図3の車載用電子装置の耐電磁波特性を示す図
である。
【図6】従来の車載用電子装置の分解斜視図である。
【図7】図6の車載用電子装置の耐電磁波特性を示す図
である。
【符号の説明】
1a 導電性ケース 1b ふた 1c 取り付けネジ 1d 取り付けネジ 1e 取り付けネジ 1f 導電性壁部材 2a プリント基板 2b 電子素子 2c 電子素子 3a コネクタハウジング 3b コネクタピン 3c スルーホール 3d パターン 3e パターン 3f 取り付け穴 4 バイパスコンデンサ 5 L−Cフィルタ 5a コイル素子 5b コンデンサ素子 5c コイル素子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を実装した実装基板と、該実装
    基板を包囲して収納する導電性ケースと、前記電子回路
    と前記導電性ケースの外部との信号伝送を行うために前
    記導電性ケースの外部へ引き出されたコネクタピンと、
    一端が前記コネクタピンに接続され他端が前記実装基板
    上の導電部材であって前記導電性ケースに接続されてい
    るものに接続され、且つ前記コネクタピンの引出口近傍
    に位置するように前記実装基板に搭載されたバイパスコ
    ンデンサとを具備してなる車載用電子装置において、 前記コネクタピンと前記バイパスコンデンサとを包囲す
    るように前記導電性ケース内に配設した導電性壁部材
    と、 該導電性壁部材に接する前記実装基板面上に前記導電性
    壁部材と協同して前記コネクタピンと前記バイパスコン
    デンサとを包囲する収納領域を形成する導電体パターン
    領域とを設け、 前記導電体壁部材と前記導電体パターン領域とを前記導
    電性ケースと同電位とすることを特徴とする車載用電子
    装置。
  2. 【請求項2】 電子回路を実装した実装基板と、該実装
    基板を包囲して収納する導電性ケースと、前記電子回路
    と前記導電性ケースの外部との信号伝送を行うために前
    記導電性ケースの外部へ引き出されたコネクタピンと、
    一端が前記コネクタピンに接続され他端が前記実装基板
    上の導電部材であって前記導電性ケースに接続されてい
    るものに接続され、且つ前記コネクタピンの引出口近傍
    に位置するように前記実装基板に搭載されたバイパスコ
    ンデンサとを具備してなる車載用電子装置において、 前記バイパスコンデンサに替え第1及び第2のコイル素
    子とコンデンサ素子を具備し、該第1及び第2のコイル
    素子の一端を互いに接続し、該接続部にコンデンサ素子
    の一端を接続してなるL−Cフィルタを用い、該L−C
    フィルタの第1のコイル素子の他端を前記コネクタピン
    の一端が接続されていた電子回路に接続すると共に、第
    2のコイル素子の他端を該コネクタピンの該一端に接続
    し、更にコンデンサ素子の他端を前記実装基板上の導電
    部材であって前記導電性ケースに接続されているものに
    接続することを特徴とする車載用電子装置。
JP3735392U 1991-08-05 1992-05-07 車載用電子装置 Pending JPH0531337U (ja)

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JP3-69205 1991-08-05
JP6920591 1991-08-05
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