JPH0531343Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0531343Y2 JPH0531343Y2 JP10554688U JP10554688U JPH0531343Y2 JP H0531343 Y2 JPH0531343 Y2 JP H0531343Y2 JP 10554688 U JP10554688 U JP 10554688U JP 10554688 U JP10554688 U JP 10554688U JP H0531343 Y2 JPH0531343 Y2 JP H0531343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- flow
- absorption chamber
- pressure
- stop valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、水や湯の供給管等に発生するウオー
ターハンマー(水撃)現象を吸収して、該供給管
や水栓器具を保護するようにした水撃吸収機能を
有する止水栓に関するものである。
ターハンマー(水撃)現象を吸収して、該供給管
や水栓器具を保護するようにした水撃吸収機能を
有する止水栓に関するものである。
[従来の技術]
第10図は、従来の水撃吸収器30を示す側断
面図である。該水撃吸収器30は、洗面台や流し
台等(図示省略)に設置された止水栓(図示省
略)へ水又は湯を供給する配管31に介設される
ものであつて、球状ケース32と接続管(チー
ズ)33とから成つている。
面図である。該水撃吸収器30は、洗面台や流し
台等(図示省略)に設置された止水栓(図示省
略)へ水又は湯を供給する配管31に介設される
ものであつて、球状ケース32と接続管(チー
ズ)33とから成つている。
該球状ケース32内には、ケース内を加圧室3
4と圧縮室35とに区画する如くダイヤフラム3
6が設けられている。一般に、前記圧縮室35内
には窒素ガスが封入されており、その内圧は4
Kg/cm2前後に保たれている。該窒素ガスは、万が
一漏洩しても人体に安全であるという点で使用さ
れていた。また、前記加圧室34は、接続管33
を介して前記配管31に連通している。従つて、
例えば配管31に接続された水栓器具(図示省
略)等を急激に止栓操作して、配管31内に衝撃
波が伝播された場合は、水撃吸収器30の加圧室
34内に流入している水(冷水又は温水)がダイ
ヤフラム36を圧縮室35側へ弯曲させるように
なる。このため、前記衝撃波に対する反射波は発
生せず、ウオーターハンマー現象は解消される。
4と圧縮室35とに区画する如くダイヤフラム3
6が設けられている。一般に、前記圧縮室35内
には窒素ガスが封入されており、その内圧は4
Kg/cm2前後に保たれている。該窒素ガスは、万が
一漏洩しても人体に安全であるという点で使用さ
れていた。また、前記加圧室34は、接続管33
を介して前記配管31に連通している。従つて、
例えば配管31に接続された水栓器具(図示省
略)等を急激に止栓操作して、配管31内に衝撃
波が伝播された場合は、水撃吸収器30の加圧室
34内に流入している水(冷水又は温水)がダイ
ヤフラム36を圧縮室35側へ弯曲させるように
なる。このため、前記衝撃波に対する反射波は発
生せず、ウオーターハンマー現象は解消される。
[考案が解決しようとする課題]
従来の水撃吸収器30は水が充満された加圧室
34と、ダイヤフラム36の変形を許容する大き
な内容積の圧縮室35とを備えており、容量が大
きいために、壁裏等に配管された配管31等へ後
になつて取り付けることは不可能であつた。そこ
で、前記配管31が建物壁面から突出した部分に
水撃吸収器30を取り付けることが考えられた
が、外観が極めて劣悪であり、殆ど行われていな
かつた。しかも、従来の水撃吸収器30には、次
の如き欠点があつた。すなわち、ダイヤフラム3
6はニトリルゴム等により形成されており、圧縮
室35におけるガス漏れ防止用のパツキンを兼ね
ていた。しかし、完全なるシールを期待すること
はできず、またニトリルゴム自体が窒素ガスを微
量ながら透過するものであつたため、約6ケ月か
ら1年程度の比較的早い周期で、水撃吸収器とし
ての十分な機能が得られなくなつていた。従つ
て、その都度ガス補填したり、又は水撃吸収器3
0自体を交換したりしなければならず、ランニン
グコストが高騰していた。
34と、ダイヤフラム36の変形を許容する大き
な内容積の圧縮室35とを備えており、容量が大
きいために、壁裏等に配管された配管31等へ後
になつて取り付けることは不可能であつた。そこ
で、前記配管31が建物壁面から突出した部分に
水撃吸収器30を取り付けることが考えられた
が、外観が極めて劣悪であり、殆ど行われていな
かつた。しかも、従来の水撃吸収器30には、次
の如き欠点があつた。すなわち、ダイヤフラム3
6はニトリルゴム等により形成されており、圧縮
室35におけるガス漏れ防止用のパツキンを兼ね
ていた。しかし、完全なるシールを期待すること
はできず、またニトリルゴム自体が窒素ガスを微
量ながら透過するものであつたため、約6ケ月か
ら1年程度の比較的早い周期で、水撃吸収器とし
ての十分な機能が得られなくなつていた。従つ
て、その都度ガス補填したり、又は水撃吸収器3
0自体を交換したりしなければならず、ランニン
グコストが高騰していた。
更に、水撃吸収器30は、一般に建物の奥まつ
た箇所又は壁面内部等の配管部分あるいは洗面台
や流し台等における下部収納庫内の配管部分等に
取り付けられるのが普通であるから、前記の如き
ガス補填作業、交換作業等は極めて面倒であつ
た。
た箇所又は壁面内部等の配管部分あるいは洗面台
や流し台等における下部収納庫内の配管部分等に
取り付けられるのが普通であるから、前記の如き
ガス補填作業、交換作業等は極めて面倒であつ
た。
[課題を解決するための手段]
本考案の水撃吸収機能を有する止水栓は、流入
口、流出口及びこれらを連通するように設けられ
た流通路を有する一体のケーシングと、該流通路
に設けられた止水弁部と、該流通路の一部を構成
するように設けられた、水の流通により負圧を発
生させるように流路断面積が水の流れ方向に向つ
て次第に小さくなる第1のテーパ部分、内径の最
も小さい最小径部及び水の流れ方向に向つて次第
に流路断面積が大きくなる第2のテーパ部分を有
した負圧発生用通水管と、該通水管の外周部分に
設けられた圧力吸収室と、該最小径部又はその近
傍の前記第2のテーパ部分に設けられた、該圧力
吸収室と該通水管内部とを連通する開口と、この
圧力吸収室を大気に連通させる空気通路と、この
空気通路に設けられ圧力吸収室内に向つてのみ空
気が流入することを許容する逆止弁とを備えてな
るものである。
口、流出口及びこれらを連通するように設けられ
た流通路を有する一体のケーシングと、該流通路
に設けられた止水弁部と、該流通路の一部を構成
するように設けられた、水の流通により負圧を発
生させるように流路断面積が水の流れ方向に向つ
て次第に小さくなる第1のテーパ部分、内径の最
も小さい最小径部及び水の流れ方向に向つて次第
に流路断面積が大きくなる第2のテーパ部分を有
した負圧発生用通水管と、該通水管の外周部分に
設けられた圧力吸収室と、該最小径部又はその近
傍の前記第2のテーパ部分に設けられた、該圧力
吸収室と該通水管内部とを連通する開口と、この
圧力吸収室を大気に連通させる空気通路と、この
空気通路に設けられ圧力吸収室内に向つてのみ空
気が流入することを許容する逆止弁とを備えてな
るものである。
[作用]
いま、混合水栓や止水栓を急激に止栓操作する
等して、突発的昇圧による衝撃波が生じたとす
る。この止水操作の直前までは、負圧発生部分の
内部が流水状態であつたので、該負圧発生部分で
負圧が発生し、圧力吸収室内の水の一部又は全部
は該部分に吸い出され、圧力吸収室内には空気が
充満した状態又は空気の団塊が生じた状態となつ
ている。従つて、上記の急激な止水操作により生
じた衝撃波が負圧発生部分に到達すると、この衝
撃波は、水の実質的な流れとなつて圧力吸収室内
へ流入する。このため、前記衝撃波は空気を圧縮
する作用となつて吸収され、反射波は生じない。
従つて、水撃現象は解消される。
等して、突発的昇圧による衝撃波が生じたとす
る。この止水操作の直前までは、負圧発生部分の
内部が流水状態であつたので、該負圧発生部分で
負圧が発生し、圧力吸収室内の水の一部又は全部
は該部分に吸い出され、圧力吸収室内には空気が
充満した状態又は空気の団塊が生じた状態となつ
ている。従つて、上記の急激な止水操作により生
じた衝撃波が負圧発生部分に到達すると、この衝
撃波は、水の実質的な流れとなつて圧力吸収室内
へ流入する。このため、前記衝撃波は空気を圧縮
する作用となつて吸収され、反射波は生じない。
従つて、水撃現象は解消される。
[実施例]
以下図面に基いて実施例を説明する。
第1図(平面図)、第2図(底面図)、第3図
(正面図)、第4図(背面図)、第5図(左側面
図)、第6図(右側面図)に示す如く、この止水
栓1は一体のケーシング2を有し、このケーシン
グ2には水の流入口3、水の流出口4及び空気の
吸込口(空気通路)5等を備えている。
(正面図)、第4図(背面図)、第5図(左側面
図)、第6図(右側面図)に示す如く、この止水
栓1は一体のケーシング2を有し、このケーシン
グ2には水の流入口3、水の流出口4及び空気の
吸込口(空気通路)5等を備えている。
第7図,8図(第1図の−線断面図及び
−線断面図)及び第9図(第8図の−
線断面図。ただし、逆止弁24は図示略。)に示
す通り、ケーシング2内には流入口3と流出口4
を連通する流通路6が設けられており、該流通路
6には、該流入口3に近接して弁座7及び弁体8
よりなる止水弁部(符号略)が設けられている。
この弁座7に着座する弁体8は、本体8a、ゴム
シート材8b及び該ゴムシート8bを固定するた
めのナツト8cを備えている。弁体8の後端は操
作軸9の凹穴9aに嵌合されている。操作軸9の
一端9bはケーシング2の開口10からケーシン
グ2外に突出している。操作軸9の外周には雄螺
子9cが設けられており、該雄螺子9cはケーシ
ング2に設けられた雌螺子2aに噛合し、操作軸
9の回転により該操作軸9が軸心方向に前後進可
能とされている。なお、開口10にはキヤツプ1
1が外嵌している。
−線断面図)及び第9図(第8図の−
線断面図。ただし、逆止弁24は図示略。)に示
す通り、ケーシング2内には流入口3と流出口4
を連通する流通路6が設けられており、該流通路
6には、該流入口3に近接して弁座7及び弁体8
よりなる止水弁部(符号略)が設けられている。
この弁座7に着座する弁体8は、本体8a、ゴム
シート材8b及び該ゴムシート8bを固定するた
めのナツト8cを備えている。弁体8の後端は操
作軸9の凹穴9aに嵌合されている。操作軸9の
一端9bはケーシング2の開口10からケーシン
グ2外に突出している。操作軸9の外周には雄螺
子9cが設けられており、該雄螺子9cはケーシ
ング2に設けられた雌螺子2aに噛合し、操作軸
9の回転により該操作軸9が軸心方向に前後進可
能とされている。なお、開口10にはキヤツプ1
1が外嵌している。
前記流通路6の一部を構成するように通水管1
2が設置されている。該通水管12はケーシング
2に形成された支持口13,14にその端部側が
それぞれ嵌合して支持されており、この嵌合部に
はOリング15,16が巻装されている。なお、
この通水管12をケーシング2内に挿通するため
に、ケーシング2には開口17が穿設され、該開
口17には蓋18が螺着されている。
2が設置されている。該通水管12はケーシング
2に形成された支持口13,14にその端部側が
それぞれ嵌合して支持されており、この嵌合部に
はOリング15,16が巻装されている。なお、
この通水管12をケーシング2内に挿通するため
に、ケーシング2には開口17が穿設され、該開
口17には蓋18が螺着されている。
通水管12は、負圧を発生させるべくベンチユ
リー管の構成を有したものであり、水の流れ方向
Gに対して次第に内径が小さくなる第1のテーパ
部分19と、最も内径の小さい最小径部20と、
次第に内径が大きくなる第2のテーパ部分21を
備えている。ケーシング2の内部の通水管12の
外周囲は圧力吸収室22となつており、最小径部
20よりもごくわずか下流側の第2のテーパ部分
21に穿設された開口23によつて圧力吸収室2
2と通水管12の内部とが連通されている。
リー管の構成を有したものであり、水の流れ方向
Gに対して次第に内径が小さくなる第1のテーパ
部分19と、最も内径の小さい最小径部20と、
次第に内径が大きくなる第2のテーパ部分21を
備えている。ケーシング2の内部の通水管12の
外周囲は圧力吸収室22となつており、最小径部
20よりもごくわずか下流側の第2のテーパ部分
21に穿設された開口23によつて圧力吸収室2
2と通水管12の内部とが連通されている。
前記吸込口5の部分には、逆止弁24が設けら
れており、通気性の防塵キヤツプ25で被われて
いる。この逆止弁24は大気が圧力吸収室22内
に流入することのみを許容し、圧力吸収室22か
らケーシング2外部への流体の流出を阻止する。
符号26は袋ナツトを示す。
れており、通気性の防塵キヤツプ25で被われて
いる。この逆止弁24は大気が圧力吸収室22内
に流入することのみを許容し、圧力吸収室22か
らケーシング2外部への流体の流出を阻止する。
符号26は袋ナツトを示す。
このように構成された止水栓の作用を次に説明
する。この止水栓は、白抜き矢符G方向に沿つて
水が流れるように取り付けられる。通水管12内
が非流水状態にあるときは、圧力吸収室22内が
略々満水状態になつている。止水栓の下流側の機
器(図示せず)を開栓操作して、通水管12内が
流水状態になつたとする。そうすると、ベンチユ
リー作用により最小径部20又はそれの近傍の下
流側において通水管12内は負圧状態となる。従
つて、圧力吸収室22内に満たされていた水は、
開口23を経て、通水管12内へ吸い出される作
用を受ける。また同時に、圧力吸収室22内へは
逆止弁24を介して外気が吸入される。このよう
にして、圧力吸収室22内には空気が充満するよ
うになる。
する。この止水栓は、白抜き矢符G方向に沿つて
水が流れるように取り付けられる。通水管12内
が非流水状態にあるときは、圧力吸収室22内が
略々満水状態になつている。止水栓の下流側の機
器(図示せず)を開栓操作して、通水管12内が
流水状態になつたとする。そうすると、ベンチユ
リー作用により最小径部20又はそれの近傍の下
流側において通水管12内は負圧状態となる。従
つて、圧力吸収室22内に満たされていた水は、
開口23を経て、通水管12内へ吸い出される作
用を受ける。また同時に、圧力吸収室22内へは
逆止弁24を介して外気が吸入される。このよう
にして、圧力吸収室22内には空気が充満するよ
うになる。
いま、止水栓の下流側の機器を急激に止栓操作
して、逆流方向へ突発的昇圧による衝撃波が伝播
されたとする。該衝撃波は、水の実質的な流れと
なつて、開口23から圧力吸収室22内へ流入す
る。従つて、前記衝撃波はその圧力が吸収され、
該衝撃波に対する反射波は生じない。このため水
撃現象は解消される。なお、次に前記機器を開栓
操作すれば、通水管12は再び流水状態になるか
ら、圧力吸収室22内も再び空気が充満された状
態になり、次の衝撃波の吸収に備えるようにな
る。
して、逆流方向へ突発的昇圧による衝撃波が伝播
されたとする。該衝撃波は、水の実質的な流れと
なつて、開口23から圧力吸収室22内へ流入す
る。従つて、前記衝撃波はその圧力が吸収され、
該衝撃波に対する反射波は生じない。このため水
撃現象は解消される。なお、次に前記機器を開栓
操作すれば、通水管12は再び流水状態になるか
ら、圧力吸収室22内も再び空気が充満された状
態になり、次の衝撃波の吸収に備えるようにな
る。
なお、上記実施例では開口23が最小径部20
よりもわずかに下流側の第2のテーパ部分21に
設けられているが、該開口23は最小径部20に
設けても良い。また、上記実施例では開口23を
4個穿設するようにしているが、この開口23の
設置個数は任意である。
よりもわずかに下流側の第2のテーパ部分21に
設けられているが、該開口23は最小径部20に
設けても良い。また、上記実施例では開口23を
4個穿設するようにしているが、この開口23の
設置個数は任意である。
上記実施例では、水撃吸収部が止水弁部よりも
下流側に設けられているが、このようにすると止
水栓内を流通する水量の多寡に係わらず水撃吸収
機能が十分に発揮される。
下流側に設けられているが、このようにすると止
水栓内を流通する水量の多寡に係わらず水撃吸収
機能が十分に発揮される。
即ち、止水栓部の弁開度を小さくして流量を絞
つた場合には、前記通水管12を流通する水量
(通水速度)が小さくなり、圧力吸収室22内か
ら通水管12内に吸い出される水量が少なくなる
ことがある。このように圧力吸収室22内からの
水の吸出量が少ないと、該圧力吸収室22内に貯
留される空気量も少なく、従つて水撃吸収能力も
低くなる。ところが、水撃吸収部が止水栓部より
も下流側に設けてあると、止水栓部の弁開度を絞
つた場合には通水管12内を流れる水の水圧(静
水頭)が低くなるので通水管12内の通水速度が
小さくなつても、通水管12内の負圧の程度は通
水速度が大きいときに比べて殆ど又はそれ程変化
せず、圧力吸収室22内から水を多量に吸い出す
ことが可能となり、大きな水撃吸収能力を維持で
きるのである。
つた場合には、前記通水管12を流通する水量
(通水速度)が小さくなり、圧力吸収室22内か
ら通水管12内に吸い出される水量が少なくなる
ことがある。このように圧力吸収室22内からの
水の吸出量が少ないと、該圧力吸収室22内に貯
留される空気量も少なく、従つて水撃吸収能力も
低くなる。ところが、水撃吸収部が止水栓部より
も下流側に設けてあると、止水栓部の弁開度を絞
つた場合には通水管12内を流れる水の水圧(静
水頭)が低くなるので通水管12内の通水速度が
小さくなつても、通水管12内の負圧の程度は通
水速度が大きいときに比べて殆ど又はそれ程変化
せず、圧力吸収室22内から水を多量に吸い出す
ことが可能となり、大きな水撃吸収能力を維持で
きるのである。
[考案の効果]
以上の説明で明らかなように、本考案の止水栓
は水撃吸収部を一体のケーシング内に備えるもの
である。この水撃吸収部は、窒素ガス等の特殊気
体を常時蓄えておく構造ではないから、ガス漏れ
等の心配は不要である。従つて、ガス漏れに伴う
ガス補填や水撃吸収器自体の交換も不要となる。
また、逆止弁等の付属部品を除けば機械的可動部
分は皆無であるため、故障のおそれは殆どない。
すなわち、水撃吸収部は、極めて耐久性が良く、
しかも、ランニングコストも不要である。
は水撃吸収部を一体のケーシング内に備えるもの
である。この水撃吸収部は、窒素ガス等の特殊気
体を常時蓄えておく構造ではないから、ガス漏れ
等の心配は不要である。従つて、ガス漏れに伴う
ガス補填や水撃吸収器自体の交換も不要となる。
また、逆止弁等の付属部品を除けば機械的可動部
分は皆無であるため、故障のおそれは殆どない。
すなわち、水撃吸収部は、極めて耐久性が良く、
しかも、ランニングコストも不要である。
なお、従来の水撃吸収器は、圧縮室内に充満さ
れていた窒素ガスを圧縮させることにより、水又
は湯の流入スペースを確保し、衝撃波を吸収する
ものであつた。そのため、衝撃波を吸収するため
の受圧面積(ダイヤフラムの面積)を広く要し、
また圧縮室において窒素ガスの圧縮容積を充分に
確保しておかなければならなかつた。従つてかな
り大型のものとなつていた。これに対して本考案
で止水栓に組み込まれている水撃吸収部は、圧力
吸収室内の空気を、水又は湯と混合させるように
して、衝撃波を吸収するものであるから、圧力吸
収室内のスペースが、衝撃波に対して有効利用で
きるものであり、小型化が可能である。更に、圧
力吸収室への水又は湯の実質的な流れとして衝撃
波を吸収するものであるから、吸収可能な圧力が
大きくなる。従つて、止水栓の下流側に複数の止
水栓が分岐接続される場合にあつても、分岐前の
本管部分に1個だけ取り付けられた本考案の止水
栓により充分に水撃を吸収できる。
れていた窒素ガスを圧縮させることにより、水又
は湯の流入スペースを確保し、衝撃波を吸収する
ものであつた。そのため、衝撃波を吸収するため
の受圧面積(ダイヤフラムの面積)を広く要し、
また圧縮室において窒素ガスの圧縮容積を充分に
確保しておかなければならなかつた。従つてかな
り大型のものとなつていた。これに対して本考案
で止水栓に組み込まれている水撃吸収部は、圧力
吸収室内の空気を、水又は湯と混合させるように
して、衝撃波を吸収するものであるから、圧力吸
収室内のスペースが、衝撃波に対して有効利用で
きるものであり、小型化が可能である。更に、圧
力吸収室への水又は湯の実質的な流れとして衝撃
波を吸収するものであるから、吸収可能な圧力が
大きくなる。従つて、止水栓の下流側に複数の止
水栓が分岐接続される場合にあつても、分岐前の
本管部分に1個だけ取り付けられた本考案の止水
栓により充分に水撃を吸収できる。
本考案の止水栓は、一体のケーシング内に水撃
吸収部と止水栓部とを設けたものであり、外観上
は、ケーシングが若干大きく看取されるだけでこ
れを見る物に違和感を起こさせず、見栄えが極め
て良いので、所望の必要箇所に設置することがで
きる。また、本考案の止水栓は既設の従来の止水
栓の代替品として採用することも可能である。
吸収部と止水栓部とを設けたものであり、外観上
は、ケーシングが若干大きく看取されるだけでこ
れを見る物に違和感を起こさせず、見栄えが極め
て良いので、所望の必要箇所に設置することがで
きる。また、本考案の止水栓は既設の従来の止水
栓の代替品として採用することも可能である。
第1図は本考案の実施例に係る止水栓の平面
図、第2図は同底面図、第3図は同正面図、第4
図は同背面図、第5図は同左側断面図、第6図は
同右側断面図、第7図は第1図の−線断面
図、第8図は第1図の−線断面図、第9図は
第8図の−線断面図である。第10図は
従来例を示す断面図である。 1……止水栓、2……ケーシング、3……流入
口、4……流出口、5……吸込口(空気通路)、
6……流通路、7……弁座、8……弁体、9……
操作軸、12……通水管、20……最小径部、2
2……圧力吸収室、23……開口、24……逆止
弁。
図、第2図は同底面図、第3図は同正面図、第4
図は同背面図、第5図は同左側断面図、第6図は
同右側断面図、第7図は第1図の−線断面
図、第8図は第1図の−線断面図、第9図は
第8図の−線断面図である。第10図は
従来例を示す断面図である。 1……止水栓、2……ケーシング、3……流入
口、4……流出口、5……吸込口(空気通路)、
6……流通路、7……弁座、8……弁体、9……
操作軸、12……通水管、20……最小径部、2
2……圧力吸収室、23……開口、24……逆止
弁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流入口、流出口及びこれらを連通するように設
けられた流通路を有する一体のケーシングと、 該流通路に設けられた止水弁部と、 該流通路の一部を構成するように設けられた、
水の流通により負圧を発生させるように流路断面
積が水の流れ方向に向つて次第に小さくなる第1
のテーパ部分、内径の最も小さい最小径部及び水
の流れ方向に向つて次第に流路断面積が大きくな
る第2のテーパ部分を有した負圧発生用通水管
と、 該通水管の外周部分に設けられた圧力吸収室
と、 該最小径部又はその近傍の前記第2のテーパ部
分に設けられた、該圧力吸収室と該通水管内部と
を連通する開口と、 この圧力吸収室を大気に連通させる空気通路
と、 この空気通路に設けられ圧力吸収室内に向つて
のみ空気が流入することを許容する逆止弁とを備
えてなる水撃吸収機能を有する止水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10554688U JPH0531343Y2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10554688U JPH0531343Y2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0227073U JPH0227073U (ja) | 1990-02-22 |
| JPH0531343Y2 true JPH0531343Y2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=31338257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10554688U Expired - Lifetime JPH0531343Y2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531343Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-10 JP JP10554688U patent/JPH0531343Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0227073U (ja) | 1990-02-22 |
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