JPH0531347B2 - - Google Patents
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- JPH0531347B2 JPH0531347B2 JP63138310A JP13831088A JPH0531347B2 JP H0531347 B2 JPH0531347 B2 JP H0531347B2 JP 63138310 A JP63138310 A JP 63138310A JP 13831088 A JP13831088 A JP 13831088A JP H0531347 B2 JPH0531347 B2 JP H0531347B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- circuit
- frequency
- transformer
- winding
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、種々の異なる水平周波数にも対応
できるマルチ走査形陰極線管の水平偏向出力回路
における直線性補正回路に関する。
できるマルチ走査形陰極線管の水平偏向出力回路
における直線性補正回路に関する。
従来、産業用コンピユータ端末やパーソナルコ
ンピユータ等に接続されるデイスプレイは、各社
のコンピユータにより水平周波数が異なるため、
それぞれ専用のデイスプレイが使用されている。
使用される水平周波数は各社により異なるが、約
24kHz〜80kHzと通常の民生用テレビの水平周波
数15.75kHz(NTSC方式)に比べて高くしかも広
範囲に亘つている。
ンピユータ等に接続されるデイスプレイは、各社
のコンピユータにより水平周波数が異なるため、
それぞれ専用のデイスプレイが使用されている。
使用される水平周波数は各社により異なるが、約
24kHz〜80kHzと通常の民生用テレビの水平周波
数15.75kHz(NTSC方式)に比べて高くしかも広
範囲に亘つている。
このような水平周波数の異なる各社の機種に対
して、単一の装置で対応できるようにするのがマ
ルチ走査形陰極線管である。
して、単一の装置で対応できるようにするのがマ
ルチ走査形陰極線管である。
ところで、一般に陰極線管の水平偏向出力回路
は、偏向コイルの水平巻線に鋸歯状波電流を流す
方法がとられてきている。ラスタを左右に偏向さ
せるには、この偏向電流を周期的に偏向コイルに
流すようにするとよいが、実際の回路では偏向コ
イルに直線的な鋸歯状波電流を流すことが困難と
なる。これは偏向コイルの直流抵抗分やトランジ
スタの飽和電圧、ダンパダイオードの順方向電圧
降下、その他リード線などによる抵抗分およびフ
ライバツクトランスの効率などによる影響で、鋸
歯状波電流は指数関数的な増加をするため、ラス
タの左側がのびて右側が縮む傾向にある。このよ
うに、従来の水平偏向出力回路では直線性が悪化
するが、従来の単一水平周波数の陰極線管によれ
ば、偏向コイルに直列に直流磁界でバイアスされ
た可飽和リアクタからなる直線性補正コイル(以
下、リニアリテイコイルと称する)を接続し、こ
れを流れる偏向電流の各点での飽和度により自己
インダクタンスが変化することを利用して走査の
始めで偏向電流を小さく終りの方で大きくして補
正している。
は、偏向コイルの水平巻線に鋸歯状波電流を流す
方法がとられてきている。ラスタを左右に偏向さ
せるには、この偏向電流を周期的に偏向コイルに
流すようにするとよいが、実際の回路では偏向コ
イルに直線的な鋸歯状波電流を流すことが困難と
なる。これは偏向コイルの直流抵抗分やトランジ
スタの飽和電圧、ダンパダイオードの順方向電圧
降下、その他リード線などによる抵抗分およびフ
ライバツクトランスの効率などによる影響で、鋸
歯状波電流は指数関数的な増加をするため、ラス
タの左側がのびて右側が縮む傾向にある。このよ
うに、従来の水平偏向出力回路では直線性が悪化
するが、従来の単一水平周波数の陰極線管によれ
ば、偏向コイルに直列に直流磁界でバイアスされ
た可飽和リアクタからなる直線性補正コイル(以
下、リニアリテイコイルと称する)を接続し、こ
れを流れる偏向電流の各点での飽和度により自己
インダクタンスが変化することを利用して走査の
始めで偏向電流を小さく終りの方で大きくして補
正している。
また、ダンパダイオードにシリコンダイオード
を使用するときは、電流の流れはじめにおける内
部抵抗が大きいので、水平出力トランスの巻上げ
た端子にダンパダイオードを接続して、その直線
性を補正(これを以下、巻上げ補正と称する)す
ることが行なわれている。
を使用するときは、電流の流れはじめにおける内
部抵抗が大きいので、水平出力トランスの巻上げ
た端子にダンパダイオードを接続して、その直線
性を補正(これを以下、巻上げ補正と称する)す
ることが行なわれている。
しかしながら、水平周波数が種々異なる信号に
対しても単一の装置で対応するマルチ走査形陰極
線管では、水平周波数に応じて電源電圧を可変さ
せ適切な水平偏向を行なわなければならないの
で、従来の直線性補正方法では不具合な点が生じ
る。
対しても単一の装置で対応するマルチ走査形陰極
線管では、水平周波数に応じて電源電圧を可変さ
せ適切な水平偏向を行なわなければならないの
で、従来の直線性補正方法では不具合な点が生じ
る。
例えば、ある偏向装置では、水平周波数が15k
Hz〜80kHzに変化した場合には、電源電圧は水平
周波数に応じて約35V〜180Vに変化される。水
平周波数が低いと電源電圧も低くなるため、ダン
パダイオードや水平出力トランジスタの飽和電圧
の影響が大きくなり直線性が悪くなる。従来の単
一周波数のみの陰極線管と同様にして、リニアリ
テイコイルによる補正やダンパダイオードの接続
点のチヨークコイルもしくはフライバツクトラン
スによる巻上げ補正などによつて影響を少なくす
ることはできる。
Hz〜80kHzに変化した場合には、電源電圧は水平
周波数に応じて約35V〜180Vに変化される。水
平周波数が低いと電源電圧も低くなるため、ダン
パダイオードや水平出力トランジスタの飽和電圧
の影響が大きくなり直線性が悪くなる。従来の単
一周波数のみの陰極線管と同様にして、リニアリ
テイコイルによる補正やダンパダイオードの接続
点のチヨークコイルもしくはフライバツクトラン
スによる巻上げ補正などによつて影響を少なくす
ることはできる。
リニアリテイコイルはその特性を固定もしくは
可変マグネツトを調整することにより変化でき、
これによりリニアリテイの補正をコントロールす
るが、水平周波数に応じて可変する必要があり実
際的でない。また、ダンパダイオード接続点の巻
上げによる補正は、巻上げ補正電圧が電源電圧に
より変化するので具合が悪い。高い水平周波数で
は、巻上げ補正電圧が高くなり損失が増加するか
らである。このため、巻上げによる補正を行なう
と、高い水平周波数では返つて悪影響となる。
可変マグネツトを調整することにより変化でき、
これによりリニアリテイの補正をコントロールす
るが、水平周波数に応じて可変する必要があり実
際的でない。また、ダンパダイオード接続点の巻
上げによる補正は、巻上げ補正電圧が電源電圧に
より変化するので具合が悪い。高い水平周波数で
は、巻上げ補正電圧が高くなり損失が増加するか
らである。このため、巻上げによる補正を行なう
と、高い水平周波数では返つて悪影響となる。
そこで、本発明の目的は、低い水平周波数での
直線性補正が行なえることは勿論、巻上げ補正に
よる高い水平周波数での悪影響をも防止できるマ
ルチ走査形陰極線管に最適な水平偏向直線性補正
回路を提供することにある。
直線性補正が行なえることは勿論、巻上げ補正に
よる高い水平周波数での悪影響をも防止できるマ
ルチ走査形陰極線管に最適な水平偏向直線性補正
回路を提供することにある。
本発明に係る水平偏向直線性補正回路は、水平
周波数に応じて変化する電源電圧を用いて水平偏
向を行なうマルチ走査形陰極線管の水平偏向出力
回路において、 水平出力トランジスタのコレクタ・エミツタ間
に第1と第2のダイオードの直列接続回路および
水平偏向ヨークが各々並列に接続されると共に水
平周波数が所定周波数以下であるときに検出信号
を出力する水平周波数検出回路の前記検出信号に
より導通するスイツチングトランジスタと前記直
列接続回路を形成する第1と第2のダイオードの
接続点との間に昇圧用トランスの第1巻線を接続
し、 前記水平出力トランジスタとフライバツクトラ
ンスとの接続点とダンパダイオードと共振コンデ
ンサの並列回路との間に前記昇圧用トランスの第
2巻線を接続して、 前記スイツチングトランジスタのオン・オフ動
作により前記昇圧用トランスの第1巻線を流れる
電流の通路を切り換えて水平周波数が所定周波数
以下であるときには前記昇圧用トランスの第2巻
線と前記ダンパダイオードとの接続点の電位を昇
圧する切換動作により直線性補正するように回路
構成したことを特徴とする。
周波数に応じて変化する電源電圧を用いて水平偏
向を行なうマルチ走査形陰極線管の水平偏向出力
回路において、 水平出力トランジスタのコレクタ・エミツタ間
に第1と第2のダイオードの直列接続回路および
水平偏向ヨークが各々並列に接続されると共に水
平周波数が所定周波数以下であるときに検出信号
を出力する水平周波数検出回路の前記検出信号に
より導通するスイツチングトランジスタと前記直
列接続回路を形成する第1と第2のダイオードの
接続点との間に昇圧用トランスの第1巻線を接続
し、 前記水平出力トランジスタとフライバツクトラ
ンスとの接続点とダンパダイオードと共振コンデ
ンサの並列回路との間に前記昇圧用トランスの第
2巻線を接続して、 前記スイツチングトランジスタのオン・オフ動
作により前記昇圧用トランスの第1巻線を流れる
電流の通路を切り換えて水平周波数が所定周波数
以下であるときには前記昇圧用トランスの第2巻
線と前記ダンパダイオードとの接続点の電位を昇
圧する切換動作により直線性補正するように回路
構成したことを特徴とする。
本発明に係る水平偏向直線性補正回路によれ
ば、水平偏向出力回路内に設けた切換回路は、水
平周波数が所定周波数以下でダンパダイオードの
アノード側接続点の電位を昇圧するように働き、
そして所定周波数を越える場合には、前記昇圧を
停止するように働くので、低い水平周波数では従
来と同様の巻上げ補正に相当する直線性補正が行
えると共に、従来方法で生じた高い水平周波数で
の巻上げ補正による損失を防止できる。
ば、水平偏向出力回路内に設けた切換回路は、水
平周波数が所定周波数以下でダンパダイオードの
アノード側接続点の電位を昇圧するように働き、
そして所定周波数を越える場合には、前記昇圧を
停止するように働くので、低い水平周波数では従
来と同様の巻上げ補正に相当する直線性補正が行
えると共に、従来方法で生じた高い水平周波数で
の巻上げ補正による損失を防止できる。
次に、本発明に係る水平偏向直線性補正回路の
実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
第1図は、本発明に係る水平偏向直線性補正回
路の一実施例を示す水平偏向出力回路図である。
第1図において、参照符号10は水平出力トラン
ジスタQ11を駆動する水平駆動回路を示し、この
回路の前段における水平発振器出力信号を水平出
力トランジスタQ11が十分飽和するのに必要な大
きさの電流にまで増幅すると共に駆動電流波形を
整形するよう構成されている。水平出力トランジ
スタQ11のエミツタは、フライバツクトランスの
1次側巻線L11を介して接地すると共に、切換回
路20内のダイオードD21のアノードおよび昇圧
用トランスT20の2次側巻線L22の一端に接続し、
さらに偏向ヨークLYの一端とも接続する。
路の一実施例を示す水平偏向出力回路図である。
第1図において、参照符号10は水平出力トラン
ジスタQ11を駆動する水平駆動回路を示し、この
回路の前段における水平発振器出力信号を水平出
力トランジスタQ11が十分飽和するのに必要な大
きさの電流にまで増幅すると共に駆動電流波形を
整形するよう構成されている。水平出力トランジ
スタQ11のエミツタは、フライバツクトランスの
1次側巻線L11を介して接地すると共に、切換回
路20内のダイオードD21のアノードおよび昇圧
用トランスT20の2次側巻線L22の一端に接続し、
さらに偏向ヨークLYの一端とも接続する。
水平出力トランジスタQ11のコレクタは、ダン
パダイオードD1のカソード、共振コンデンサC1
および直流阻止コンデンサCS、さらに切換回路2
0内のダイオードD22およびD23の各カソードに
接続すると共に水平周波数に応じて変化する電源
回路40に接続する。直流阻止コンデンサCSとリ
ニアリテイコイルLSおよび偏向ヨークLYは直列
に接続する。ダンパダイオードD1のアノードお
よび共振コンデンサC1の一端は、昇圧用トラン
スT20の2次側巻線L22の他端に接続する。昇圧
用トランスT20の1次側巻線L21の一端は、ダイ
オードD22のアノードおよびダイオードD21のカ
ソードと接続し、1次側巻線L21の他端は、ダイ
オードD23のアノードおよびダイオードD24のカ
ソードに接続すると共に、スイツチングトランジ
スタQ21のコレクタに接続する。ダイオードD24
のアノードは接地する。スイツチングトランジス
タQ21はエミツタ接地し、ベースには水平周波数
検出回路30を接続する。水平周波数検出回路3
0は、水平周波数を検出し、所定周波数以下の場
合にトランジスタQ21をオン動作するオン信号を
出力し、所定周波数を越える場合にはオフ信号を
出力するようにする。
パダイオードD1のカソード、共振コンデンサC1
および直流阻止コンデンサCS、さらに切換回路2
0内のダイオードD22およびD23の各カソードに
接続すると共に水平周波数に応じて変化する電源
回路40に接続する。直流阻止コンデンサCSとリ
ニアリテイコイルLSおよび偏向ヨークLYは直列
に接続する。ダンパダイオードD1のアノードお
よび共振コンデンサC1の一端は、昇圧用トラン
スT20の2次側巻線L22の他端に接続する。昇圧
用トランスT20の1次側巻線L21の一端は、ダイ
オードD22のアノードおよびダイオードD21のカ
ソードと接続し、1次側巻線L21の他端は、ダイ
オードD23のアノードおよびダイオードD24のカ
ソードに接続すると共に、スイツチングトランジ
スタQ21のコレクタに接続する。ダイオードD24
のアノードは接地する。スイツチングトランジス
タQ21はエミツタ接地し、ベースには水平周波数
検出回路30を接続する。水平周波数検出回路3
0は、水平周波数を検出し、所定周波数以下の場
合にトランジスタQ21をオン動作するオン信号を
出力し、所定周波数を越える場合にはオフ信号を
出力するようにする。
次に、このように構成された本実施例回路の動
作につき説明する。マルチ走査形陰極線管におい
ては、水平周波数に応じて電源電圧を可変させて
適切な水平偏向を行なわなければならない。この
点に関して、以下簡単に説明する。
作につき説明する。マルチ走査形陰極線管におい
ては、水平周波数に応じて電源電圧を可変させて
適切な水平偏向を行なわなければならない。この
点に関して、以下簡単に説明する。
一般に、水平偏向ヨークを流れる鋸歯状波電流
iと、偏向ヨーク両端に生ずる電圧vとの関係は
次式で表わされる。
iと、偏向ヨーク両端に生ずる電圧vとの関係は
次式で表わされる。
v=−Ldi/dt …(1)
ここに、Lは偏向ヨークのインダクタンス値で
ある。上式を積分することにより、次式が得られ
る。
ある。上式を積分することにより、次式が得られ
る。
i=−VDC/Lt …(2)
ここで、VDCは偏向ヨークに印加される直流電
圧である。鋸歯状波電流の尖頭値ipは、次式で表
わされる。
圧である。鋸歯状波電流の尖頭値ipは、次式で表
わされる。
ip=−VDC/LtH …(3)
ここで、tHは水平偏向走査周期、すなわち水平
偏向周波数fHの逆数である。陰極線管の内部を走
査する電子ビームの偏向ヨークによる振れの角δ
は、 δ=√ip …(4) で定められる。(3)式を(4)式に代入すると |δ|=VDC/√LtH …(5) となる。
偏向周波数fHの逆数である。陰極線管の内部を走
査する電子ビームの偏向ヨークによる振れの角δ
は、 δ=√ip …(4) で定められる。(3)式を(4)式に代入すると |δ|=VDC/√LtH …(5) となる。
(5)式により、電子ビームの振れの角、すなわち
偏向角度δは、水平周波数(1/tHが高くなる程
小さくなり、水平振幅は縮まつてしまう。従つ
て、適正な振幅を得るには、電源電圧を高くしな
ければならないことが判る。
偏向角度δは、水平周波数(1/tHが高くなる程
小さくなり、水平振幅は縮まつてしまう。従つ
て、適正な振幅を得るには、電源電圧を高くしな
ければならないことが判る。
水平周波数fHが15kHz〜80kHzに変化した場合に
は、電源電圧はそれに応じて変化される。第1図
における電源回路40は、水平周波数を検出し、
その水平周波数に応じた電圧Vccを水平偏向出力
回路に供給する。
は、電源電圧はそれに応じて変化される。第1図
における電源回路40は、水平周波数を検出し、
その水平周波数に応じた電圧Vccを水平偏向出力
回路に供給する。
第1図において、水平周波数検出回路30がオ
ン信号を出力している場合、すなわち、所定周波
数以下の場合を先ず説明する。所定周波数とは、
その周波数以下でダンパダイオードの電流の流れ
始めにおける内部抵抗による直線性ひずみが無視
できない周波数であり、ここでは32kHzである。
この水平周波数以下では、電源電圧が通常70V以
下であり、前記ダイオードの電圧降下を1.5Vと
すると2〜5%の影響を与える。それ以上の周波
数では2%以下の影響であり無視できる。勿論、
使用する偏向ヨークのインダクタンス、画面の大
きさ等によつても電圧が変化するので、適用する
装置に応じて所定周波数は任意に最適値を決定す
れば良い。
ン信号を出力している場合、すなわち、所定周波
数以下の場合を先ず説明する。所定周波数とは、
その周波数以下でダンパダイオードの電流の流れ
始めにおける内部抵抗による直線性ひずみが無視
できない周波数であり、ここでは32kHzである。
この水平周波数以下では、電源電圧が通常70V以
下であり、前記ダイオードの電圧降下を1.5Vと
すると2〜5%の影響を与える。それ以上の周波
数では2%以下の影響であり無視できる。勿論、
使用する偏向ヨークのインダクタンス、画面の大
きさ等によつても電圧が変化するので、適用する
装置に応じて所定周波数は任意に最適値を決定す
れば良い。
さて、スイツチングトランジスタQ21が水平周
波数検出回路30のオン信号により導通すると、
これにより昇圧トランスT20の1次側巻線L21は、
トランジスタQ21を介して接地される。従つて、
水平出力トランジスタQ11、ダイオードD21、巻
線L21、トランジスタQ21の電流通路が形成され、
水平出力トランジスタQ11のオン・オフ動作によ
り、昇圧トランスT20の巻線比に応じた電圧が2
次側巻線L22に誘起される。すなわち、ダンパダ
イオードD1の接続点は水平出力トランジスタQ11
のエミツタ電位よりも高い電位となり、従来と同
様の巻上げ補正に相当する補正が行なわれること
になる。電源電圧Vccが低い場合には、水平出力
トランジスタQ11の飽和電圧やダンパダイオード
の順方向電圧降下の影響が大きく、直線性が悪く
なるが、リニアリテイコイルLSとこの巻上げ補正
と同様な昇圧補正により改善できる。
波数検出回路30のオン信号により導通すると、
これにより昇圧トランスT20の1次側巻線L21は、
トランジスタQ21を介して接地される。従つて、
水平出力トランジスタQ11、ダイオードD21、巻
線L21、トランジスタQ21の電流通路が形成され、
水平出力トランジスタQ11のオン・オフ動作によ
り、昇圧トランスT20の巻線比に応じた電圧が2
次側巻線L22に誘起される。すなわち、ダンパダ
イオードD1の接続点は水平出力トランジスタQ11
のエミツタ電位よりも高い電位となり、従来と同
様の巻上げ補正に相当する補正が行なわれること
になる。電源電圧Vccが低い場合には、水平出力
トランジスタQ11の飽和電圧やダンパダイオード
の順方向電圧降下の影響が大きく、直線性が悪く
なるが、リニアリテイコイルLSとこの巻上げ補正
と同様な昇圧補正により改善できる。
水平周波数が所定周波数32kHzを越えている場
合には、電源回路40の出力電圧Vccは水平周波
数に応じて高い電圧となつているので、ダンパダ
イオードの前記電圧降下の影響による直線性のひ
ずみは無視できる大きさである。逆に、昇圧補正
による電圧が高くなる分の損失増加の影響の方が
大きいので、この所定周波数を越えた場合には、
従来の巻上げ補正に相当する昇圧補正を行なわな
い方が良い。
合には、電源回路40の出力電圧Vccは水平周波
数に応じて高い電圧となつているので、ダンパダ
イオードの前記電圧降下の影響による直線性のひ
ずみは無視できる大きさである。逆に、昇圧補正
による電圧が高くなる分の損失増加の影響の方が
大きいので、この所定周波数を越えた場合には、
従来の巻上げ補正に相当する昇圧補正を行なわな
い方が良い。
従つて、水平周波数検出回路30は、この所定
周波数を越える場合には、オフ信号を出力するよ
うに動作する。これにより、スイツチングトラン
ジスタQ21はカツトオフする。この時、ダンパダ
イオードD1および共振コンデンサC1の電流が2
次側巻線L22を流れる期間に、トランスの結合に
よつてダイオードD21→1次側コイルL21→ダイオ
ードD23の電流通路およびダイオードD24→1次
側コイルL21→ダイオードD22の電流通路を経由し
て電流が消費される。このため、昇圧トランス
T20の2次側巻線L22には電圧は誘起されず、ダ
ンパダイオードD1のアノード側接続点は水平出
力トランジスタQ11のエミツタと同電位になり、
従来の巻上げ補正に相当する昇圧補正は行なわれ
ない。リニアリテイコイルLSの調整あるいは直流
阻止コンデンサCSの調整(調整回路は図示されて
いない)だけで、直線性補正が達成される。
周波数を越える場合には、オフ信号を出力するよ
うに動作する。これにより、スイツチングトラン
ジスタQ21はカツトオフする。この時、ダンパダ
イオードD1および共振コンデンサC1の電流が2
次側巻線L22を流れる期間に、トランスの結合に
よつてダイオードD21→1次側コイルL21→ダイオ
ードD23の電流通路およびダイオードD24→1次
側コイルL21→ダイオードD22の電流通路を経由し
て電流が消費される。このため、昇圧トランス
T20の2次側巻線L22には電圧は誘起されず、ダ
ンパダイオードD1のアノード側接続点は水平出
力トランジスタQ11のエミツタと同電位になり、
従来の巻上げ補正に相当する昇圧補正は行なわれ
ない。リニアリテイコイルLSの調整あるいは直流
阻止コンデンサCSの調整(調整回路は図示されて
いない)だけで、直線性補正が達成される。
以上のように動作し、第1図中1点鎖線で示し
た切換回路20を有する水平偏向出力回路は、広
い水平周波数範囲に亘つて直線性補正を可能とす
る。
た切換回路20を有する水平偏向出力回路は、広
い水平周波数範囲に亘つて直線性補正を可能とす
る。
前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、水平偏向出力回路に所定周波数以下で従
来の巻上げ補正と同様な昇圧補正回路が働くよう
に切換回路を構成したことにより、特にマルチ走
査形陰極線管のような種々の水平周波数を単一の
装置で受信するために周波数に応じて電源電圧が
変化する場合でも、効果的に直線性補正を行なう
ことができる。
よれば、水平偏向出力回路に所定周波数以下で従
来の巻上げ補正と同様な昇圧補正回路が働くよう
に切換回路を構成したことにより、特にマルチ走
査形陰極線管のような種々の水平周波数を単一の
装置で受信するために周波数に応じて電源電圧が
変化する場合でも、効果的に直線性補正を行なう
ことができる。
所定周波数より低い水平周波数では電源電圧が
低くなる為、ダンパダイオードの電流の流れ始め
における順方向電圧降下の影響が相対的に大きく
なり、直線性悪化が問題となるが、本発明に係る
切換回路がダンパダイオードのアノード側接続点
の電位を昇圧する、いわゆる巻上げ補正を行なえ
るように働くので、直線性が補正される。
低くなる為、ダンパダイオードの電流の流れ始め
における順方向電圧降下の影響が相対的に大きく
なり、直線性悪化が問題となるが、本発明に係る
切換回路がダンパダイオードのアノード側接続点
の電位を昇圧する、いわゆる巻上げ補正を行なえ
るように働くので、直線性が補正される。
所定周波数より高い水平周波数では電源電圧が
高くなり、ダンパダイオードの上記電圧降下によ
る直線性ひずみは相対的に無視できる大きさであ
り、本発明に係る切換回路は前記昇圧補正を停止
するように働くので、従来方法で生じた巻上げ補
正電圧が高くなり損失が増加するという問題を解
消できる。
高くなり、ダンパダイオードの上記電圧降下によ
る直線性ひずみは相対的に無視できる大きさであ
り、本発明に係る切換回路は前記昇圧補正を停止
するように働くので、従来方法で生じた巻上げ補
正電圧が高くなり損失が増加するという問題を解
消できる。
従つて、本発明によれば広い水平周波数に亘つ
て、効果的に水平偏向出力回路の直線性補正を行
なうことができる。
て、効果的に水平偏向出力回路の直線性補正を行
なうことができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
第1図は、本発明に係る水平偏向直線性補正回
路の一実施例を示す回路図である。 10……水平駆動回路、20……切換回路、3
0……水平周波数検出回路、40……電源回路、
Q11……水平出力トランジスタ、L11……フライバ
ツクトランスの1次側巻線、D1……ダンパダイ
オード、C1……共振コンデンサ、CS……直流阻
止コンデンサ、LSリニアリテイコイル、LY……
偏向ヨーク、T20……昇圧トランス、L21……昇
圧トランスの1次側巻線、L22……昇圧トランス
の2次側巻線、Q21……スイツチングトランジス
タ、D21,D22,D23,D24……ダイオード。
路の一実施例を示す回路図である。 10……水平駆動回路、20……切換回路、3
0……水平周波数検出回路、40……電源回路、
Q11……水平出力トランジスタ、L11……フライバ
ツクトランスの1次側巻線、D1……ダンパダイ
オード、C1……共振コンデンサ、CS……直流阻
止コンデンサ、LSリニアリテイコイル、LY……
偏向ヨーク、T20……昇圧トランス、L21……昇
圧トランスの1次側巻線、L22……昇圧トランス
の2次側巻線、Q21……スイツチングトランジス
タ、D21,D22,D23,D24……ダイオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平周波数に応じて変化する電源電圧を用い
て水平偏向を行なうマルチ走査形陰極線管の水平
偏向出力回路において、 水平出力トランジスタのコレクタ・エミツタ間
に第1と第2のダイオードの直列接続回路および
水平偏向ヨークが各々並列に接続されると共に水
平周波数が所定周波数以下であるときに検出信号
を出力する水平周波数検出回路の前記検出信号に
より導通するスイツチングトランジスタと前記直
列接続回路を形成する第1と第2のダイオードの
接続点との間に昇圧用トランスの第1巻線を接続
し、 前記水平出力トランジスタとフライバツクトラ
ンスとの接続点とダンパダイオードと共振コンデ
ンサの並列回路との間に前記昇圧用トランスの第
2巻線を接続して、 前記スイツチングトランジスタのオン・オフ動
作により前記昇圧用トランスの第1巻線を流れる
電流の通路を切り換えて水平周波数が所定周波数
以下であるときには前記昇圧用トランスの第2巻
線と前記ダンパダイオードとの接続点の電位を昇
圧する切換動作により直線性補正するように回路
構成したことを特徴とする水平偏向直線性補正回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13831088A JPH01309469A (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 水平偏向直線性補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13831088A JPH01309469A (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 水平偏向直線性補正回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01309469A JPH01309469A (ja) | 1989-12-13 |
| JPH0531347B2 true JPH0531347B2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=15218894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13831088A Granted JPH01309469A (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 水平偏向直線性補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01309469A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07123288B2 (ja) * | 1986-04-28 | 1995-12-25 | 株式会社日立製作所 | ディスプレイ装置 |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP13831088A patent/JPH01309469A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01309469A (ja) | 1989-12-13 |
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