JPH05314404A - 高周波変調磁界発生装置 - Google Patents
高周波変調磁界発生装置Info
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- JPH05314404A JPH05314404A JP12203192A JP12203192A JPH05314404A JP H05314404 A JPH05314404 A JP H05314404A JP 12203192 A JP12203192 A JP 12203192A JP 12203192 A JP12203192 A JP 12203192A JP H05314404 A JPH05314404 A JP H05314404A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コア内部での磁束飽和を防止すること。また、
必要磁場範囲を確実に確保すること。 【構成】主磁極21の高さh1は、同主磁極21の幅r1
以下であることを特徴とする。また、主磁極21の高さ
h1は、コイル部10の高さh3と同等、もしくは主磁極
21の高さh1がコイル部10の高さh3よりも高いこと
を特徴とする。
必要磁場範囲を確実に確保すること。 【構成】主磁極21の高さh1は、同主磁極21の幅r1
以下であることを特徴とする。また、主磁極21の高さ
h1は、コイル部10の高さh3と同等、もしくは主磁極
21の高さh1がコイル部10の高さh3よりも高いこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】光磁気記録媒体に対して変調磁界
を印加するための高周波変調磁界発生装置に関し、特に
高周波領域における実時間での記録信号の重ね書き(オ
ーバーライト)を可能にする高周波変調磁界発生装置に
関する。
を印加するための高周波変調磁界発生装置に関し、特に
高周波領域における実時間での記録信号の重ね書き(オ
ーバーライト)を可能にする高周波変調磁界発生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気相互作用よって情報ビット(磁
区)の読出を行う光磁気記録媒体に対して、その情報の
例えばレーザー光照射による熱磁気記録を行う記録方法
は、垂直磁化膜による磁性薄膜を有する光磁気記録媒体
に対して、その磁化の方向を膜面に垂直な一方向に予め
揃えるいわゆる初期化を施しておく。そして、この磁化
方向と反対方向の垂直磁化を有する磁区を、レーザー光
照射等の局部加熱により形成することによって、2値化
された情報ビットとして情報記録を行っている。
区)の読出を行う光磁気記録媒体に対して、その情報の
例えばレーザー光照射による熱磁気記録を行う記録方法
は、垂直磁化膜による磁性薄膜を有する光磁気記録媒体
に対して、その磁化の方向を膜面に垂直な一方向に予め
揃えるいわゆる初期化を施しておく。そして、この磁化
方向と反対方向の垂直磁化を有する磁区を、レーザー光
照射等の局部加熱により形成することによって、2値化
された情報ビットとして情報記録を行っている。
【0003】この記録方法においては、情報の記録の書
換えに先立って、記録されている情報の消去(磁場方向
は初期化と同一)の過程、すなわち消去のための時間を
用し、高転送レートでの記録を実現できない。これに対
して、この様な独立の消去過程の時間が不要とされる、
いわゆる磁界変調オーバーライト方法による記録方法が
提案されている。
換えに先立って、記録されている情報の消去(磁場方向
は初期化と同一)の過程、すなわち消去のための時間を
用し、高転送レートでの記録を実現できない。これに対
して、この様な独立の消去過程の時間が不要とされる、
いわゆる磁界変調オーバーライト方法による記録方法が
提案されている。
【0004】磁界変調オーバーライト方法について、図
13を参照しながら簡単に説明する。レンズ41を介し
てレーザー光で、光磁気記録媒体中42の磁性薄膜43
を加熱するためのレーザー装置44により、光磁気記録
媒体42の記録すべき部分の磁性薄膜43が加熱され
る。そして、入力信号に応じて変調された磁界を発生さ
せる高周波変調磁界発生装置45によって磁界を印加す
ることで、独立の消去過程の時間が不要となり記録が行
われる。
13を参照しながら簡単に説明する。レンズ41を介し
てレーザー光で、光磁気記録媒体中42の磁性薄膜43
を加熱するためのレーザー装置44により、光磁気記録
媒体42の記録すべき部分の磁性薄膜43が加熱され
る。そして、入力信号に応じて変調された磁界を発生さ
せる高周波変調磁界発生装置45によって磁界を印加す
ることで、独立の消去過程の時間が不要となり記録が行
われる。
【0005】従来例、例えば特開昭63−53701号
公報記載のものを図14に示す。図14に示す高周波変
調磁界発生装置では、主磁極47の一端が先細り形状の
テーパー部48とされ、ヨーク部49が結合されてお
り、発生する磁場の拡がりを抑えている。符号50は、
主磁極47のフランジ部、符号51は主磁極47に施さ
れた巻線である。
公報記載のものを図14に示す。図14に示す高周波変
調磁界発生装置では、主磁極47の一端が先細り形状の
テーパー部48とされ、ヨーク部49が結合されてお
り、発生する磁場の拡がりを抑えている。符号50は、
主磁極47のフランジ部、符号51は主磁極47に施さ
れた巻線である。
【0006】図14に示す特開昭63−53701号公
報のものでは、コイルが巻かれる主磁極の部分が太いた
め、コイルインダクタンスが大きくなってしまい、5M
Hz程度と言う高周波で磁場を変調する必要がある高周
波変調磁界発生装置では、コイルインダクタンスが大き
い時は、コイルに電流が流れにくくなり、磁場の立ち上
がりが得られなくなる。このため使用に絶えない。主磁
極を細くすればコイルインダクタンスは確かに低下し
て、5MHz程度と言う高周波で磁場を変調する必要が
ある高周波変調磁界発生装置として、使用可能と考えら
れる。
報のものでは、コイルが巻かれる主磁極の部分が太いた
め、コイルインダクタンスが大きくなってしまい、5M
Hz程度と言う高周波で磁場を変調する必要がある高周
波変調磁界発生装置では、コイルインダクタンスが大き
い時は、コイルに電流が流れにくくなり、磁場の立ち上
がりが得られなくなる。このため使用に絶えない。主磁
極を細くすればコイルインダクタンスは確かに低下し
て、5MHz程度と言う高周波で磁場を変調する必要が
ある高周波変調磁界発生装置として、使用可能と考えら
れる。
【0007】しかし、主磁極に高さがあると、主磁極内
で磁束が飽和してしまうので必要磁場を得るのに消費電
力がかなりかかってしまうという現象が発生するので、
使用に耐えない。
で磁束が飽和してしまうので必要磁場を得るのに消費電
力がかなりかかってしまうという現象が発生するので、
使用に耐えない。
【0008】また、主磁極の先端等をテーパー状等の斜
面加工をしていると加工工数、そしてヨーク部を2体に
分ける等の組立を必要とする構造にしていると、接着が
必要になる。このため、このヨーク部の接着されている
部分の磁気抵抗を小さくする必要があり、ヨーク部の接
着される部分の面精度を上げて密着させなくては行けな
いため、加工・組み立て工数が掛かってしまいコストが
かかってしまうので、一般に採用されていない。
面加工をしていると加工工数、そしてヨーク部を2体に
分ける等の組立を必要とする構造にしていると、接着が
必要になる。このため、このヨーク部の接着されている
部分の磁気抵抗を小さくする必要があり、ヨーク部の接
着される部分の面精度を上げて密着させなくては行けな
いため、加工・組み立て工数が掛かってしまいコストが
かかってしまうので、一般に採用されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、主磁
極を細くすればコイルインダクタンスは確かに低下し
て、5MHz程度と言う高周波で磁場を変調する必要が
ある高周波変調磁界発生装置として、使用可能と考えら
れる。しかし、主磁極に高さがあると、主磁極内で磁束
が飽和してしまうので、必要磁場を得るのに消費電力が
かなりかかってしまうという現象が発生するので、使用
に耐えない。
極を細くすればコイルインダクタンスは確かに低下し
て、5MHz程度と言う高周波で磁場を変調する必要が
ある高周波変調磁界発生装置として、使用可能と考えら
れる。しかし、主磁極に高さがあると、主磁極内で磁束
が飽和してしまうので、必要磁場を得るのに消費電力が
かなりかかってしまうという現象が発生するので、使用
に耐えない。
【0010】そこで本発明の目的は高周波変調磁界発生
装置で、コア内部での磁束飽和を防止することにある。
また、他の目的は、高周波変調磁界発生装置で、必要磁
場範囲を確実に確保することにある。
装置で、コア内部での磁束飽和を防止することにある。
また、他の目的は、高周波変調磁界発生装置で、必要磁
場範囲を確実に確保することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の高周波変
調磁界発生装置は、光磁気記録媒体の直径方向に沿って
設け、光磁気記録媒体に磁界を印加するするための主磁
極と、この主磁極の回りに巻かれ、記録信号に応じた電
流を流すことによって前記主磁極を高周波励磁する第1
のコイルと、前記主磁極をバイアス励磁する第2のコイ
ルが配置され、前記主磁極と磁気的に結合されたバック
コアからなる高周波変調磁界発生装置であって、前記主
磁極の高さは主磁極の幅以下であることを特徴とする。
調磁界発生装置は、光磁気記録媒体の直径方向に沿って
設け、光磁気記録媒体に磁界を印加するするための主磁
極と、この主磁極の回りに巻かれ、記録信号に応じた電
流を流すことによって前記主磁極を高周波励磁する第1
のコイルと、前記主磁極をバイアス励磁する第2のコイ
ルが配置され、前記主磁極と磁気的に結合されたバック
コアからなる高周波変調磁界発生装置であって、前記主
磁極の高さは主磁極の幅以下であることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の高周波変調磁界発生装置
は、請求項1記載のものであって、前記主磁極の高さは
前記コイルの高さと同等、もしくは前記主磁極の高さが
コイルの高さよりも高いことを特徴とする。
は、請求項1記載のものであって、前記主磁極の高さは
前記コイルの高さと同等、もしくは前記主磁極の高さが
コイルの高さよりも高いことを特徴とする。
【0013】
【作 用】磁束飽和は、主に主磁極の光磁気記録媒体と
は反対側で発生しやすい。高周波変調磁場発生装置の材
料に、例えばフェライトを使用すると、高周波での磁場
特性が著しく低下(図2参照)するのに加え、コイル等
による発熱によっても高周波での磁場特性は著しく低下
する。
は反対側で発生しやすい。高周波変調磁場発生装置の材
料に、例えばフェライトを使用すると、高周波での磁場
特性が著しく低下(図2参照)するのに加え、コイル等
による発熱によっても高周波での磁場特性は著しく低下
する。
【0014】しかしながら、主磁極の幅と高さの関係よ
り、1(幅):1(高さ)以下、つまり主磁極の高さは
主磁極の幅以下とすることで、高周波での磁束飽和は解
決できる。このことは以下に述べる磁場シュミレーショ
ンの結果から説明できる。
り、1(幅):1(高さ)以下、つまり主磁極の高さは
主磁極の幅以下とすることで、高周波での磁束飽和は解
決できる。このことは以下に述べる磁場シュミレーショ
ンの結果から説明できる。
【0015】磁場シュミレーションの結果は図1(a)
に示す通りで、これは、縦軸に最大内部磁束、横軸に主
磁極の幅と高さの比(主磁極の比)を取り、5MHzを
想定したコア材のB−H曲線にて、測定ポイントが20
0Oe(エルステッド)になるように起磁力を合わせ、
コア内部の最大磁束を求めた。
に示す通りで、これは、縦軸に最大内部磁束、横軸に主
磁極の幅と高さの比(主磁極の比)を取り、5MHzを
想定したコア材のB−H曲線にて、測定ポイントが20
0Oe(エルステッド)になるように起磁力を合わせ、
コア内部の最大磁束を求めた。
【0016】主磁極の比の主磁極の高さを高くしていく
と、最大内部磁束は上昇していくが、ある一箇所を境と
して、その上昇が減少する。これはコア材が磁束飽和し
てしまうために起きる現象である。
と、最大内部磁束は上昇していくが、ある一箇所を境と
して、その上昇が減少する。これはコア材が磁束飽和し
てしまうために起きる現象である。
【0017】コア内部が磁束飽和すると、コイルに対し
て印加した起磁力に対する発生磁場の効率が低下してし
まい、同一の発生磁場を得るための起磁力が上昇してし
まう。このとき、コア内部が磁束飽和しないですむ主磁
極の比は(幅:高さ)=1:1以下となった。
て印加した起磁力に対する発生磁場の効率が低下してし
まい、同一の発生磁場を得るための起磁力が上昇してし
まう。このとき、コア内部が磁束飽和しないですむ主磁
極の比は(幅:高さ)=1:1以下となった。
【0018】磁場シュミレーションで用いたコア部の寸
法は、図1(b)に示す通りで、主磁極幅(r1)0.
5mmに対し、その高さ(h1)の値zを可変とした。
また、内部磁束を200Oeとなるようにしたのは、光
磁気記録媒体の記録に必要な磁場は、200Oe程度だ
からである。
法は、図1(b)に示す通りで、主磁極幅(r1)0.
5mmに対し、その高さ(h1)の値zを可変とした。
また、内部磁束を200Oeとなるようにしたのは、光
磁気記録媒体の記録に必要な磁場は、200Oe程度だ
からである。
【0019】尚、前記磁場シュミレーションにおいて、
高周波変調磁界発生装置のコア部の主磁極以外の部分、
すなわちバックコア部は、主磁極の磁束の逃げ、放熱、
コイルの支持等の必要性より、その幅は、コイルの外径
と同じか、コイルの外径よりも大きくしている。また、
バックコア部の高さは、主磁極の磁束の逃げ、放熱より
0.3mm以上必要としている。前記シュミレーション
では、バックコア部の幅を0.5mmとしている。
高周波変調磁界発生装置のコア部の主磁極以外の部分、
すなわちバックコア部は、主磁極の磁束の逃げ、放熱、
コイルの支持等の必要性より、その幅は、コイルの外径
と同じか、コイルの外径よりも大きくしている。また、
バックコア部の高さは、主磁極の磁束の逃げ、放熱より
0.3mm以上必要としている。前記シュミレーション
では、バックコア部の幅を0.5mmとしている。
【0020】
【実施例】図3ないし図8は本発明の第1実施例に係
り、図3は高周波変調磁界発生装置の寸法に関する説明
図、図4はコイル部とコア部との分解斜視図、図5はコ
イル部とコア部との組立及び断面図、図6はコイル部の
一部を示す断面図、図7は磁場シュミレーションの測定
に関する説明図、図8は磁場シュミレーションの結果を
示すグラフである。
り、図3は高周波変調磁界発生装置の寸法に関する説明
図、図4はコイル部とコア部との分解斜視図、図5はコ
イル部とコア部との組立及び断面図、図6はコイル部の
一部を示す断面図、図7は磁場シュミレーションの測定
に関する説明図、図8は磁場シュミレーションの結果を
示すグラフである。
【0021】第1実施例として、図4及び図5に高周波
変調磁界発生装置の形状を示す。一端で光磁気記録媒体
に対向し、記録もしくは消去用の磁界を発生させるため
の主磁極21と、主磁極21の他端で主磁極21と磁気
的に結合されたバックコア22からなり、主磁極21と
バックコア22を総称してコア部20と呼ぶ。コア部2
0の材質には、例えばNi−ZnフェライトもしくはM
n−Znフェライトを使用する。
変調磁界発生装置の形状を示す。一端で光磁気記録媒体
に対向し、記録もしくは消去用の磁界を発生させるため
の主磁極21と、主磁極21の他端で主磁極21と磁気
的に結合されたバックコア22からなり、主磁極21と
バックコア22を総称してコア部20と呼ぶ。コア部2
0の材質には、例えばNi−ZnフェライトもしくはM
n−Znフェライトを使用する。
【0022】主磁極21に巻かれ、主磁極21を励磁す
るためのコイル部10は、主磁極21を高周波に励磁す
る第1のコイルとしての高周波励磁用コイル11と、主
磁極をバイアス励磁する第2のコイルとしてのバイアス
励磁用コイル12からなる。高周波励磁用コイル11に
使用する線は、径が、バイアス励磁用コイル12のもの
より太径となっている。
るためのコイル部10は、主磁極21を高周波に励磁す
る第1のコイルとしての高周波励磁用コイル11と、主
磁極をバイアス励磁する第2のコイルとしてのバイアス
励磁用コイル12からなる。高周波励磁用コイル11に
使用する線は、径が、バイアス励磁用コイル12のもの
より太径となっている。
【0023】図4はコア部とコイル部の分解斜視図を示
す。このコア部20は主磁極21の中心を回転中心とし
た形状で、主磁極21とバックコア22は円筒状となっ
ている。コイル部10で1つのコイルから2本の端子が
出でいるが、これは主磁極を高周波に励磁する高周波励
磁用コイル11と、主磁極21をバイアス励磁するバイ
アス励磁用コイル12を一体に作成した為である。高図
6にはコイル部10の断面を示しており、内側から順
に、周波励磁用コイル11とバイアス励磁用コイル12
とが交互に巻かれている。尚、コイル部10の内径は、
製造上ばらつくので、主磁極21の外径と同じ径に製造
すると組立てられなくなり、ぶどまりが悪くなる。この
ため、コイル部10の内径は、主磁極21の外径より大
きく形成する。
す。このコア部20は主磁極21の中心を回転中心とし
た形状で、主磁極21とバックコア22は円筒状となっ
ている。コイル部10で1つのコイルから2本の端子が
出でいるが、これは主磁極を高周波に励磁する高周波励
磁用コイル11と、主磁極21をバイアス励磁するバイ
アス励磁用コイル12を一体に作成した為である。高図
6にはコイル部10の断面を示しており、内側から順
に、周波励磁用コイル11とバイアス励磁用コイル12
とが交互に巻かれている。尚、コイル部10の内径は、
製造上ばらつくので、主磁極21の外径と同じ径に製造
すると組立てられなくなり、ぶどまりが悪くなる。この
ため、コイル部10の内径は、主磁極21の外径より大
きく形成する。
【0024】図5(a)は図4の組み立て図を示す。図
6はコア部20の回転中心を中心とした断面形状を示
す。この時のコイル部10とコア部20の各部の寸法
は、主磁極21幅で0.3〜0.6mmとする。主磁極
21高さは、主磁極21幅と同等、もしくはそれ以下で
且つ0.3mm以上として、コイルの10高さよりも高
くする。バックコア22幅は、コイル10の外形と同
等、もしくはそれ以上としている。バックコア22の高
さは0.3mm以上とする条件のもとで、磁場シミュレ
ーションを行ったが、この時の各部の寸法を表1にまと
めてある。
6はコア部20の回転中心を中心とした断面形状を示
す。この時のコイル部10とコア部20の各部の寸法
は、主磁極21幅で0.3〜0.6mmとする。主磁極
21高さは、主磁極21幅と同等、もしくはそれ以下で
且つ0.3mm以上として、コイルの10高さよりも高
くする。バックコア22幅は、コイル10の外形と同
等、もしくはそれ以上としている。バックコア22の高
さは0.3mm以上とする条件のもとで、磁場シミュレ
ーションを行ったが、この時の各部の寸法を表1にまと
めてある。
【0025】
【表1】 尚、符号と寸法の関係は、図3(a),(b)に示す通
りで、h1は主磁極の高さ、r1は主磁極の幅、h2はバ
ックコアの高さ、r2はバックコアの幅である。また、
h3は第1及び第2のコイルの高さである。尚、本第1
実施例では、コイルは一体のものとして形成されている
が、図3(b)では、別体のものとして表されている。
表1に示すように、磁場シミュレーションでは、主磁極
の幅r1、主磁極の高さh1の比を1:1としている。
りで、h1は主磁極の高さ、r1は主磁極の幅、h2はバ
ックコアの高さ、r2はバックコアの幅である。また、
h3は第1及び第2のコイルの高さである。尚、本第1
実施例では、コイルは一体のものとして形成されている
が、図3(b)では、別体のものとして表されている。
表1に示すように、磁場シミュレーションでは、主磁極
の幅r1、主磁極の高さh1の比を1:1としている。
【0026】また、高周波変調磁界発生装置のコア部2
0の材料は、フェライトの中でも高周波励磁に最適なフ
ェライトとした。起磁力を5ATとしたときの磁場シミ
ュレーションの結果を図8に示す。その測定は、図7に
示すように、主磁極21の先端かつ円筒の中心を零と
し、その中心軸の上方向に、前記零点からの距離yをパ
ラメータとする。そして、前記中心軸から水平方向の距
離をxとし、この点を測定ポイントとする。すなわち、
パラメータy1,y2,y3,…,ynから、それぞれ距離
xの点が、測定ポイントとなる。
0の材料は、フェライトの中でも高周波励磁に最適なフ
ェライトとした。起磁力を5ATとしたときの磁場シミ
ュレーションの結果を図8に示す。その測定は、図7に
示すように、主磁極21の先端かつ円筒の中心を零と
し、その中心軸の上方向に、前記零点からの距離yをパ
ラメータとする。そして、前記中心軸から水平方向の距
離をxとし、この点を測定ポイントとする。すなわち、
パラメータy1,y2,y3,…,ynから、それぞれ距離
xの点が、測定ポイントとなる。
【0027】図8は横軸に主磁極21の円筒の中心軸か
らの距離(x)を表し、縦軸は主磁極21から発生した
磁場を表している。前記パラメータyは、主磁極21の
先端から距離で、主磁極21から光磁気記録媒体の記録
層までの距離を表している。ところで、主磁極21から
光磁気記録媒体の記録層までの距離は、0.1mm程度
が望ましいと考えられる。
らの距離(x)を表し、縦軸は主磁極21から発生した
磁場を表している。前記パラメータyは、主磁極21の
先端から距離で、主磁極21から光磁気記録媒体の記録
層までの距離を表している。ところで、主磁極21から
光磁気記録媒体の記録層までの距離は、0.1mm程度
が望ましいと考えられる。
【0028】前記起磁力を5ATとしたときの磁場シミ
ュレーションの結果より、主磁極21から、光磁気記録
媒体の記録層までの距離変化による磁場の変動は小さ
く、高周波変調磁界発生装置の位置制御は粗くても良い
ことがわかる。光磁気記録媒体の記録層での磁場は、最
大で410Oe程度迄あれば良く、このときのコア部2
0内の最大磁束密度は主磁極21とバックコア22の結
合部近傍で約2500Gとなり非常に小さくなってい
る。
ュレーションの結果より、主磁極21から、光磁気記録
媒体の記録層までの距離変化による磁場の変動は小さ
く、高周波変調磁界発生装置の位置制御は粗くても良い
ことがわかる。光磁気記録媒体の記録層での磁場は、最
大で410Oe程度迄あれば良く、このときのコア部2
0内の最大磁束密度は主磁極21とバックコア22の結
合部近傍で約2500Gとなり非常に小さくなってい
る。
【0029】また、コイルインダクタンスはコイル巻き
数が30ターンのとき約2μHとなる。5MHzと言う
高周波で最大磁束密度が2500Gというのは、許容値
内とみることができる。また、高周波でのコイルのコイ
ルインダクタンスが2μHというのは電気的に問題は無
く、コイルを駆動できる。必要磁場範囲は0.3mm以
上有ればよいが、光磁気記録媒体の記録層までの距離が
0.15mmになってもレンジで磁場範囲は0.4mm
確保できる。コイルインダクタンス・磁場範囲は実験で
確認ができた。
数が30ターンのとき約2μHとなる。5MHzと言う
高周波で最大磁束密度が2500Gというのは、許容値
内とみることができる。また、高周波でのコイルのコイ
ルインダクタンスが2μHというのは電気的に問題は無
く、コイルを駆動できる。必要磁場範囲は0.3mm以
上有ればよいが、光磁気記録媒体の記録層までの距離が
0.15mmになってもレンジで磁場範囲は0.4mm
確保できる。コイルインダクタンス・磁場範囲は実験で
確認ができた。
【0030】尚、本実施例のコア部20は主磁極21,
バックコア22とも円筒状であるが、この形状には限定
されない。
バックコア22とも円筒状であるが、この形状には限定
されない。
【0031】ところで、従来の高周波変調磁界発生装置
は以下のような欠点があった。 (1)コイルインダクタンス、(2)必要磁場範囲、
(3)起磁力、(4)磁束飽和、(5)加工・組み立て
工数、(6)小消費電力、(7)発熱。
は以下のような欠点があった。 (1)コイルインダクタンス、(2)必要磁場範囲、
(3)起磁力、(4)磁束飽和、(5)加工・組み立て
工数、(6)小消費電力、(7)発熱。
【0032】そこで、以下のような対策を行った。ま
ず、加工・組み立て工数の低下を考慮すると、高周波変
調磁界発生装置のコア部は、中心断面形状が直線的で、
且つ単純な形状が望ましい。
ず、加工・組み立て工数の低下を考慮すると、高周波変
調磁界発生装置のコア部は、中心断面形状が直線的で、
且つ単純な形状が望ましい。
【0033】必要磁場範囲とコイルインダクタンスよ
り、主磁極の幅が推測できる。必要磁場範囲は、高周波
変調磁界発生装置と光ピックアップの磁場範囲と光スポ
ットの位置合わせが容易にすむような寸法が望ましい。
光ピックアップはメカフレームにシーク方向に移動自在
に取り付けられており、高周波変調磁場発生装置はロー
ディング機構部にシーク方向に移動自在に取り付けられ
ている。この光ピックアップの取り付けられているメカ
フレームと、高周波変調磁場発生装置が取り付けられて
いるローディング機構部は、取り付けネジによって固定
されている。このとき、光ピックアップと光ピックアッ
プの取り付けられているメカフレームとの取り付け誤差
と、高周波変調磁場発生装置と高周波変調磁場発生装置
が取り付けられているローディング機構部との取り付け
誤差と、メカフレームとローディング機構部との取り付
け誤差の3か所での誤差は、合計しても0.3mm以内
として、必要磁場範囲は0.3mm以上有ればよいが、
コイルインダクタンスより主磁極の幅は0.6mm以下
でないと、5MHz程度のコイルインダクタンスが大き
くなってしまい高周波変調磁界発生装置として使用でき
ない。
り、主磁極の幅が推測できる。必要磁場範囲は、高周波
変調磁界発生装置と光ピックアップの磁場範囲と光スポ
ットの位置合わせが容易にすむような寸法が望ましい。
光ピックアップはメカフレームにシーク方向に移動自在
に取り付けられており、高周波変調磁場発生装置はロー
ディング機構部にシーク方向に移動自在に取り付けられ
ている。この光ピックアップの取り付けられているメカ
フレームと、高周波変調磁場発生装置が取り付けられて
いるローディング機構部は、取り付けネジによって固定
されている。このとき、光ピックアップと光ピックアッ
プの取り付けられているメカフレームとの取り付け誤差
と、高周波変調磁場発生装置と高周波変調磁場発生装置
が取り付けられているローディング機構部との取り付け
誤差と、メカフレームとローディング機構部との取り付
け誤差の3か所での誤差は、合計しても0.3mm以内
として、必要磁場範囲は0.3mm以上有ればよいが、
コイルインダクタンスより主磁極の幅は0.6mm以下
でないと、5MHz程度のコイルインダクタンスが大き
くなってしまい高周波変調磁界発生装置として使用でき
ない。
【0034】必要磁場範囲を得るためには1つの欠点と
して、バックコアが主磁極の高さまであると、主磁極面
近傍での磁場は高いが、主磁極との距離の変化による磁
場の変動が大きくなる。また、主磁極の高さがコイルよ
りも高くないと必要磁場範囲が確実に確保できない。そ
のため必要磁場範囲を確実に確保するには、主磁極の高
さをコイルの高さよりも高くする必要がある。
して、バックコアが主磁極の高さまであると、主磁極面
近傍での磁場は高いが、主磁極との距離の変化による磁
場の変動が大きくなる。また、主磁極の高さがコイルよ
りも高くないと必要磁場範囲が確実に確保できない。そ
のため必要磁場範囲を確実に確保するには、主磁極の高
さをコイルの高さよりも高くする必要がある。
【0035】本実施例では、主磁極21の高さh1をコ
イル部10の高さh3よりも高くして、必要磁場範囲を
確実に確保することができる。
イル部10の高さh3よりも高くして、必要磁場範囲を
確実に確保することができる。
【0036】また、本実施例では、主磁極21の高さh
1は、その幅r1以下とすることで、高周波での磁束飽和
を防止できる。
1は、その幅r1以下とすることで、高周波での磁束飽和
を防止できる。
【0037】本実施例では、材料として安価であるフェ
ライトを使用し、コイルインダクタンスを小さくし、コ
ア内部での磁束飽和を防止して、高周波変調磁界発生装
置と光ピックアップの磁場範囲と光スポットの位置合わ
せが容易にすむような必要磁場範囲を確保し、高周波変
調磁界発生装置の起磁力を確保しながら、加工・組み立
て工数の減少・消費電力を少なくすませることができ
る。図9ないし図12は本発明の第2実施例に係り、図
9はコイル部とコア部との分解斜視図、図10はコイル
部とコア部との組立図及び断面図、図11は磁場シュミ
レーションの結果を示すグラフである。
ライトを使用し、コイルインダクタンスを小さくし、コ
ア内部での磁束飽和を防止して、高周波変調磁界発生装
置と光ピックアップの磁場範囲と光スポットの位置合わ
せが容易にすむような必要磁場範囲を確保し、高周波変
調磁界発生装置の起磁力を確保しながら、加工・組み立
て工数の減少・消費電力を少なくすませることができ
る。図9ないし図12は本発明の第2実施例に係り、図
9はコイル部とコア部との分解斜視図、図10はコイル
部とコア部との組立図及び断面図、図11は磁場シュミ
レーションの結果を示すグラフである。
【0038】第2の実施例として図9及び図10に、高
周波変調磁界発生装置の形状を示す。一端で光磁気記録
媒体に対向し、記録もしくは消去用の磁界を発生させる
ための主磁極21と、主磁極21の他端で主磁極21と
磁気的に結合されたバックコア22からなり、主磁極2
1とバックコア22を総称してコア部20と呼ぶ。
周波変調磁界発生装置の形状を示す。一端で光磁気記録
媒体に対向し、記録もしくは消去用の磁界を発生させる
ための主磁極21と、主磁極21の他端で主磁極21と
磁気的に結合されたバックコア22からなり、主磁極2
1とバックコア22を総称してコア部20と呼ぶ。
【0039】主磁極21に巻かれ、主磁極21を励磁す
るためのコイル部10Aは、主磁極21を高周波に励磁
する第1のコイルとしての高周波励磁用コイル11A
と、主磁極をバイアス励磁する第2コイルとしてのバイ
アス励磁用コイル12Aからなる。
るためのコイル部10Aは、主磁極21を高周波に励磁
する第1のコイルとしての高周波励磁用コイル11A
と、主磁極をバイアス励磁する第2コイルとしてのバイ
アス励磁用コイル12Aからなる。
【0040】図9はコア部とコイル部の分解斜視図を示
す。このコア部20は主磁極21の中心を回転中心とし
た形状で、主磁極21とバックコア22は円筒状となっ
ている。コイル部10Aは、主磁極21を高周波に励磁
する高周波励磁用コイル11Aと、主磁極バイアス励磁
するバイアス励磁用コイル12Aがあり、高周波励磁用
コイル11Aの外周側にバイアス励磁用コイル12Aを
配置している。
す。このコア部20は主磁極21の中心を回転中心とし
た形状で、主磁極21とバックコア22は円筒状となっ
ている。コイル部10Aは、主磁極21を高周波に励磁
する高周波励磁用コイル11Aと、主磁極バイアス励磁
するバイアス励磁用コイル12Aがあり、高周波励磁用
コイル11Aの外周側にバイアス励磁用コイル12Aを
配置している。
【0041】図10(a)は図9の組み立て図を示す。
図10(b)はコア部20の中心軸を中心にコイル部1
0Aが配置された断面形状を示す。この時のコイル部1
0Aとコア部20の各部の寸法は、主磁極21幅で0.
3〜0.6mmとする。主磁極21高さは、主磁極21
幅と同等もしくはそれ以下で、且つ0.3mm以上とし
てコイル10A高さよりも高くする。
図10(b)はコア部20の中心軸を中心にコイル部1
0Aが配置された断面形状を示す。この時のコイル部1
0Aとコア部20の各部の寸法は、主磁極21幅で0.
3〜0.6mmとする。主磁極21高さは、主磁極21
幅と同等もしくはそれ以下で、且つ0.3mm以上とし
てコイル10A高さよりも高くする。
【0042】バックコア22の幅は、コイル10A外形
と同等もしくはそれ以上としている。バックコア22の
高さは、0.3mm以上とする条件のもとで、磁場シミ
ュレーションを行った。この時の各部の寸法を表2にま
とめてある。尚、表の符号は、図3と同様であり、測定
ポイントに関しても第1実施例と同様で、図7に示す通
りである。
と同等もしくはそれ以上としている。バックコア22の
高さは、0.3mm以上とする条件のもとで、磁場シミ
ュレーションを行った。この時の各部の寸法を表2にま
とめてある。尚、表の符号は、図3と同様であり、測定
ポイントに関しても第1実施例と同様で、図7に示す通
りである。
【0043】
【表2】 高周波変調磁界発生装置のコア部20の材料は、フェラ
イトの中でも高周波励磁に最適なフェライトとした。高
周波励磁用コイル11Aが主磁極21に励磁したと仮定
して起磁力を5ATとしたときの磁場シミュレーション
の結果を図11に示す。図11は横軸に主磁極21の回
転中心からの距離(x)を表し、縦軸は主磁極21から
発生した磁場を表している。パラメータyは主磁極21
の先端からの距離で、主磁極21から光磁気記録媒体の
記録層までの距離を表している。主磁極21から光磁気
記録媒体の記録層までの距離は0.1mm程度が望まし
いと考えられる。
イトの中でも高周波励磁に最適なフェライトとした。高
周波励磁用コイル11Aが主磁極21に励磁したと仮定
して起磁力を5ATとしたときの磁場シミュレーション
の結果を図11に示す。図11は横軸に主磁極21の回
転中心からの距離(x)を表し、縦軸は主磁極21から
発生した磁場を表している。パラメータyは主磁極21
の先端からの距離で、主磁極21から光磁気記録媒体の
記録層までの距離を表している。主磁極21から光磁気
記録媒体の記録層までの距離は0.1mm程度が望まし
いと考えられる。
【0044】この高周波励磁用コイル11Aが主磁極2
1に励磁したと仮定して、起磁力を5ATとしたときの
磁場シミュレーションの結果より、主磁極21から光磁
気記録媒体の記録層までの距離の変化による磁場の変動
は小さく、高周波変調磁界発生装置の位置制御は粗くて
も良いことがわかる。光磁気記録媒体の記録層での磁場
は、最大で410Oe程度迄あれば良く、このときのコ
ア部20内の最大磁束密度は、主磁極21とバックコア
22の結合部近傍で、約2700Gとなり非常に小さく
なっている。
1に励磁したと仮定して、起磁力を5ATとしたときの
磁場シミュレーションの結果より、主磁極21から光磁
気記録媒体の記録層までの距離の変化による磁場の変動
は小さく、高周波変調磁界発生装置の位置制御は粗くて
も良いことがわかる。光磁気記録媒体の記録層での磁場
は、最大で410Oe程度迄あれば良く、このときのコ
ア部20内の最大磁束密度は、主磁極21とバックコア
22の結合部近傍で、約2700Gとなり非常に小さく
なっている。
【0045】また、コイルインダクタンスは、コイル巻
き数が30ターンのとき約2μHとなる。5MHzと言
う高周波で最大磁束密度が2700Gというのは、許容
値内とみることができる。また、高周波でのコイルのコ
イルインダクタンスが2μHというのは、電気的に問題
は無く、コイルを駆動できる。必要磁場範囲は0.3m
m以上有ればよいが、光磁気記録媒体の記録層までの距
離が0.15mmになっても、レンジで磁場範囲は0.
5mm確保できる。
き数が30ターンのとき約2μHとなる。5MHzと言
う高周波で最大磁束密度が2700Gというのは、許容
値内とみることができる。また、高周波でのコイルのコ
イルインダクタンスが2μHというのは、電気的に問題
は無く、コイルを駆動できる。必要磁場範囲は0.3m
m以上有ればよいが、光磁気記録媒体の記録層までの距
離が0.15mmになっても、レンジで磁場範囲は0.
5mm確保できる。
【0046】ところで、消費電力は高周波変調磁界発生
装置の形状によって消費電力が可能であるが、コイルの
配置によっても小消費電力が可能である。その手段とし
て主磁極を励磁するコイルは、主磁極を高周波励磁する
第1のコイルが主磁極に巻かれていて、第1のコイルの
外側にバイアス磁場を発生させる第2のコイルを配置す
ることで、消費電力が可能となる。すなわち、本実施例
の構成で、小消費電力が可能である。その他の構成及び
作用効果は、第1実施例と同様で、説明を省略する。
装置の形状によって消費電力が可能であるが、コイルの
配置によっても小消費電力が可能である。その手段とし
て主磁極を励磁するコイルは、主磁極を高周波励磁する
第1のコイルが主磁極に巻かれていて、第1のコイルの
外側にバイアス磁場を発生させる第2のコイルを配置す
ることで、消費電力が可能となる。すなわち、本実施例
の構成で、小消費電力が可能である。その他の構成及び
作用効果は、第1実施例と同様で、説明を省略する。
【0047】図12は主磁極を高周波に励磁する高周波
励磁用コイルと主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁
用コイルを一体に作成したコイル10を有する第1の実
施例と、主磁極21を高周波に励磁する高周波励磁用コ
イル11Aと、主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁
用コイル12Aがあり、高周波励磁用コイル11Aの外
周側にバイアス励磁用コイル12Aを配置した第2の実
施例において、高周波励磁用コイルに起磁力を5AT加
えたときの比較を示す。
励磁用コイルと主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁
用コイルを一体に作成したコイル10を有する第1の実
施例と、主磁極21を高周波に励磁する高周波励磁用コ
イル11Aと、主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁
用コイル12Aがあり、高周波励磁用コイル11Aの外
周側にバイアス励磁用コイル12Aを配置した第2の実
施例において、高周波励磁用コイルに起磁力を5AT加
えたときの比較を示す。
【0048】図12は横軸に主磁極21の中心軸からの
距離(x)を表し、縦軸は主磁極21から発生した磁場
を表し、パラメータは主磁極21の先端からの距離で、
主磁極21から光磁気記録媒体の記録層までの距離を表
している。
距離(x)を表し、縦軸は主磁極21から発生した磁場
を表し、パラメータは主磁極21の先端からの距離で、
主磁極21から光磁気記録媒体の記録層までの距離を表
している。
【0049】主磁極を高周波に励磁する高周波励磁用コ
イルと、主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁用コイ
ルとを一体に形成したコイル10Aを有する第1の実施
例は、COLと言う記号が付けられ、主磁極21を高周
波に励磁する高周波励磁用コイル11Aと、主磁極をバ
イアス励磁するバイアス励磁用コイル12Aとがあり、
高周波励磁用コイル11Aの外周側にバイアス励磁用コ
イル12Aを配置した第2の実施例はCOSと言う記号
が付けられている。
イルと、主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁用コイ
ルとを一体に形成したコイル10Aを有する第1の実施
例は、COLと言う記号が付けられ、主磁極21を高周
波に励磁する高周波励磁用コイル11Aと、主磁極をバ
イアス励磁するバイアス励磁用コイル12Aとがあり、
高周波励磁用コイル11Aの外周側にバイアス励磁用コ
イル12Aを配置した第2の実施例はCOSと言う記号
が付けられている。
【0050】この図12に従って、主磁極21を高周波
に励磁する高周波励磁用コイル11Aと、主磁極をバイ
アス励磁するバイアス励磁用コイルとがあり、高周波励
磁用コイル11Aの外周側にバイアス励磁用コイル12
Aを配置した方が、主磁極を高周波に励磁する高周波励
磁用コイルと、主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁
用コイルを一体に形成したコイル10よりも、効率が良
いことがわかる。効率が良いため、消費電力を軽減する
ことが可能となる。
に励磁する高周波励磁用コイル11Aと、主磁極をバイ
アス励磁するバイアス励磁用コイルとがあり、高周波励
磁用コイル11Aの外周側にバイアス励磁用コイル12
Aを配置した方が、主磁極を高周波に励磁する高周波励
磁用コイルと、主磁極をバイアス励磁するバイアス励磁
用コイルを一体に形成したコイル10よりも、効率が良
いことがわかる。効率が良いため、消費電力を軽減する
ことが可能となる。
【0051】前記比較によりわかるように、第1実施例
のものより、第2実施例のもののほうが、同一条件で発
生する磁場が大きくなる。これは、コイルが、中心とな
る主磁極21に近いものの方が、遠いものより効率が良
いからである。
のものより、第2実施例のもののほうが、同一条件で発
生する磁場が大きくなる。これは、コイルが、中心とな
る主磁極21に近いものの方が、遠いものより効率が良
いからである。
【0052】尚、前記実施例のコア部20は主磁極2
1、バックコア22とも円筒状であるが、この形状には
限定されない。
1、バックコア22とも円筒状であるが、この形状には
限定されない。
【0053】
【発明の効果】請求項1によれば、光磁気記録媒体の直
径方向に沿った設け、光磁気記録媒体に磁界を印加する
ための主磁極と、主磁極を高周波励磁する第1のコイル
が主磁極に巻かれていて、第1のコイルの外側にバイア
ス磁場を発生させる第2のコイルが配置され、主磁極と
磁気的に結合されたバックコアからなり、主磁極の高さ
は主磁極の幅以下で主磁極の高さはコイルの高さと同
等、もしくは主磁極の高さがコイルの高さよりも高いと
いうことを特徴として、コア内部での磁束飽和を防止し
て、消費電力を少なくできるという効果がある。
径方向に沿った設け、光磁気記録媒体に磁界を印加する
ための主磁極と、主磁極を高周波励磁する第1のコイル
が主磁極に巻かれていて、第1のコイルの外側にバイア
ス磁場を発生させる第2のコイルが配置され、主磁極と
磁気的に結合されたバックコアからなり、主磁極の高さ
は主磁極の幅以下で主磁極の高さはコイルの高さと同
等、もしくは主磁極の高さがコイルの高さよりも高いと
いうことを特徴として、コア内部での磁束飽和を防止し
て、消費電力を少なくできるという効果がある。
【0054】また、請求項2によれば、主磁極の高さは
前記コイルの高さと同等、もしくは前記主磁極の高さが
コイルの高さよりも高くすることで、必要磁場範囲を確
実に確保できるという効果がある。
前記コイルの高さと同等、もしくは前記主磁極の高さが
コイルの高さよりも高くすることで、必要磁場範囲を確
実に確保できるという効果がある。
【図1】図1は磁場シュミレーションの結果を説明する
ためのグラフ。
ためのグラフ。
【図2】図2はB−H曲線の概念図。
【図3】図3は第1実施例に係る高周波変調磁界発生装
置の寸法に関する説明図。
置の寸法に関する説明図。
【図4】図4はコイル部とコア部との分解斜視図。
【図5】図5はコイル部とコア部との組立及び断面図。
【図6】図6はコイル部の一部を示す断面図。
【図7】図7は磁場シュミレーションの測定に関する説
明図。
明図。
【図8】図8は磁場シュミレーションの結果を示すグラ
フ。
フ。
【図9】図9は第2実施例に係るコイル部とコア部との
分解斜視図。
分解斜視図。
【図10】図10はコイル部とコア部との組立図及び断
面図。
面図。
【図11】図11は磁場シュミレーションの結果を示す
グラフ。
グラフ。
【図12】図12は第1実施例と第2実施例を比較し説
明するためのグラフ。
明するためのグラフ。
【図13】図13は磁界変調オーバーライト方法に関す
る説明図。
る説明図。
【図14】図14は従来の高周波変調磁界発生装置の斜
視図。
視図。
【符号の説明】 10…コイル部 11…高周波励磁用コイル 12…バイアス励磁用コイル 20…コア部 21…主磁極 22…バックコア h1,r1…主磁極の高さ,幅 h2,r2…バックコアの高さ,幅 h3…コイルの高さ
Claims (2)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体の直径方向に沿って設
け、光磁気記録媒体に磁界を印加するするための主磁極
と、この主磁極の回りに巻かれ、記録信号に応じた電流
を流すことによって前記主磁極を高周波励磁する第1の
コイルと、前記主磁極をバイアス励磁する第2のコイル
が配置され、前記主磁極と磁気的に結合されたバックコ
アからなる高周波変調磁界発生装置において、 前記主磁極の高さは主磁極の幅以下であることを特徴と
する高周波変調磁界発生装置。 - 【請求項2】 前記主磁極の高さは前記コイルの高さと
同等、もしくは前記主磁極の高さがコイルの高さよりも
高いことを特徴とする請求項1記載の高周波変調磁界発
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12203192A JPH05314404A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 高周波変調磁界発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12203192A JPH05314404A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 高周波変調磁界発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314404A true JPH05314404A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14825884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12203192A Withdrawn JPH05314404A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 高周波変調磁界発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05314404A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6847591B1 (en) | 1999-02-25 | 2005-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic head device and recording reproducing apparatus |
| US6854125B2 (en) * | 2000-11-07 | 2005-02-08 | Matshushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic head |
| KR101388891B1 (ko) * | 2011-12-28 | 2014-04-24 | 삼성전기주식회사 | 트랜스포머와 이를 구비하는 파워 모듈 |
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1992
- 1992-05-14 JP JP12203192A patent/JPH05314404A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6847591B1 (en) | 1999-02-25 | 2005-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic head device and recording reproducing apparatus |
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