JPH0531474Y2 - - Google Patents

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JPH0531474Y2
JPH0531474Y2 JP6139987U JP6139987U JPH0531474Y2 JP H0531474 Y2 JPH0531474 Y2 JP H0531474Y2 JP 6139987 U JP6139987 U JP 6139987U JP 6139987 U JP6139987 U JP 6139987U JP H0531474 Y2 JPH0531474 Y2 JP H0531474Y2
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duct
air
damper
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air outlet
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車室内の空調装置に関し、特に窓
に付着する水滴による曇を防止するデフロスタ用
のダクトの構造に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、温風をウインドパネルに吹きつけて水滴
による窓の曇を除去するデフロスタには、例えば
実開昭61−9313号に開示されたような、インスト
ルメントパネルの上面に設けられた空気吹き出し
口の内部の両側に、ダクトから送風される吹き出
し空気の流路を次第に拡大する前後の案内壁を設
け、その上流には主流路を絞るノズルを設け、そ
のノズルの両側には前記各案内壁に対応して制御
流の吹き出し制御口を設けてなり、該各制御口へ
の空気の流入・遮断を、ノズルの下部の流路を横
断してスライド可能に設けられたダンバの移動に
よつて行い、これによつて前記前後の案内壁のい
ずれかに沿つて空気を吹き出させ、結果として風
向をフロントガラスに向けて直接にデフロスト作
用を行わせたり、又は乗員の方に向けて冷暖房効
果を主にしたりするものが提案されている。しか
し、この装置は構造が複雑で製造コストが非常に
高く、又空気の流路を横断してスライドするダン
パの機構のために装置全体が大きくなり、限定さ
れた自動車の車室内のスペースでは問題が多い。
別の例としては、特開昭59−102613号に開示さ
れた装置がある。これはインストルメントパネル
の上面に設けられた吹き出し口に通じるダクトに
沿つて、その内側を前後に二分して主吹き出し口
と副吹き出し口を形成するために仕切板を設け、
該仕切板の前面の上縁は前方に、即ち主吹き出し
口側に膨隆した半円状断面のガイド部を有し、更
に前記仕切板の下方には、前記副吹き出し口を開
閉するためのダンパを具えている。この構成によ
り、ダンパによつて副吹き出し口が開放されてい
る場合には、主副両方の吹き出し口から均等に空
気が吹き出し、吹き出し口の直ぐ上のフロントガ
ラスを指向して流れ、デフロスト作用を行い、一
方、副吹き出し口が遮蔽されると、空気は主吹き
出し口のみを流れるが、この場合には前記ガイド
部の作用によつてコアンダ効果が働き、空気流は
後方に押しやられ、主として冷暖房作用を行う。
しかし、この装置の場合、風向調節は二方向しか
選択できず、又、コアンダ効果による風向の偏向
作用は僅かなもので、実際上はこれによる効果は
余り期待できない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上述の従来技術の問題点に鑑み、こ
れを解決するためになされたものである。
即ち、本考案によれば、自動車室内の窓ガラス
の下方近傍に吹き出し口が開口するように設置さ
れるデフロスタ用ダクトであつて、前記吹き出し
口はダクトの前後両壁の互いに対向する方向への
傾斜によつて先細り状のスリツトとして形成され
ると共に、その内側を風向ガイドによつて前後に
二分されて前部流路と後部流路の両者を形成し、
前記風向ガイドは、ダクトの傾斜した前記前後両
壁に対して補完的な形状をなす紡錘形断面を有
し、一方、前記風向ガイドの下方にはその下縁と
平行に設けられた支軸によつてダンパが枢支さ
れ、該支軸を中心に回動することによつて前記前
後各流路への空気の供給比率を調節可能に構成さ
れているダクトが提供される。この機構によれ
ば、ダクトの吹き出し口の両流路から吹き出す空
気流は、それぞれダクトの壁と風向ガイドの表面
とによつて形成される流路の軸方向を指向し、前
部の流路からの風は斜め後方に、後部の流路から
の風は斜め前方に向かい、両者は吹き出し口の前
方で互いに合流する。この場合、ダンパの回動角
度を調整して、一方の開口、例えば前方の流路へ
の空気の供給を遮断すると、風は後方の流路だけ
から吹き出し、専ら前方、即ちフロントガラスの
方を指向してデフロスト作用を行う。逆に後方の
流路への空気の供給を遮断すると、風は前方の流
路だけから吹き出し、専ら後方、即ち乗員側を指
向し、冷暖房効果をもたらす。ダンパの回動角度
を中間位置に調節した場合には、その角度に応じ
て、両流路への空気の供給比率が制御され、吹き
出し口の前方で風が合流した際に風量の多い側に
偏つた方向を指向し、結果として風向調節が可能
となる。
〔実施例〕
以下、図面に示す好適実施例に基づいて本考案
を更に詳細に説明する。
第1図は、3個所に吹き出し口2を具えた本考
案のダクト1の外観をを示す。このダクト1は左
右に延在する水平ダクト部1aと中央の吹き出し
口2の下方に延びる垂直ダクト部1bとからな
り、該垂直ダクト1bによつてヒータユニツト3
に接続されている。このヒータユニツト3の下部
には、送風手段(図示しない)に接続された送風
ダクトが連結されている。
この本考案のダクト1は、第2図に示されるよ
うに、二つの成形部品X,Yを組み立てて構成さ
れる。
第3図に示すように、ダクト1は自動車のイン
スツルメントパネル13の上面の、フロントガラ
ス4の下方に吹き出し口2が位置するように設置
される。
各吹き出し口2は、ダクト1の互いに対向する
ように傾斜している前壁5と後壁6によつて先細
り状のスリツトとして形成されている。その内部
は、断面形状が紡錘形状をなす風向ガイド7を上
縁部に具えた仕切板8によつて、前部流路9と後
部流路10とに二分されている。
前記風向ガイド7の形状は、ダクトの前後壁
5,6の傾斜に対応して先細り状の断面をなし、
これによつて各壁5,6とこれに対面する風向ガ
イド7の表面との間の各流路9,10の軸方向
は、それぞれ矢印A,Bで示されるように斜め後
方及び斜め前方を向き、即ちそれぞれ乗員側及フ
ロントガラス側を指向している。
中央の吹き出し口1の下部の垂直ダクト部1b
内の前記仕切板8の下縁には、支軸11がこれに
沿つて設けられ、これにダンパ12が、両壁5,
6間を回動可能に枢支されている。
ダンパ12は、垂直ダクト1bの側壁を貫通し
た支軸11の端部に固定されたアームを操作ワイ
ヤ等で作動させることによつて任意の角度に回動
可能であり、これによつて第3図に実線で示され
たように後部流路10への空気の供給が完全に遮
蔽されている位置から、図に点線で示されたよう
に前部流路9への空気の供給が完全に遮断された
位置までの間の任意の位置を占めることが可能と
なつている。従つてこのダンパの操作によつて、
両流路9,10に対する空気の供給比率を制御す
ることが可能となる。
次に、上述の本考案の機構の作用について説明
する。
先ず、第3図に実線で示す位置にダンパ12を
移動させた場合には、ダクト1の後部流路10へ
の空気供給は遮断されて、前部流路9のみから風
が吹き出す。この場合の風向は矢印A、即ち乗員
側に最も傾いた方向となり、この空気を予め快適
な温湿度に調整しておけば、車室内の冷暖房を主
体とした空調が行われる。
図に点線で示す位置にダンパ12を移動させた
場合には、逆に前部流路9への空気供給が遮断さ
れ、後部流路10のみから風が吹き出し、その風
向は矢印B、即ちフロントガラス4を直接指向す
る。即ちこの場合には、ヒータユニツトによつて
適当な温度に加熱された空気によつて、デフロス
ト作用を主体とした空調が行われる。
勿論、前記二位置以外にもダンパ12の姿勢を
保持することが可能であり、この場合には、例え
ば後部流路10からの風量が前部流路9からの風
量よりも多ければ、合流した吹き出し空気はフロ
ントガラス4の方にやや偏つた方向を向き、その
逆であれば、乗員側にやや偏つた方向を指向する
ことは容易に理解できるであろう。従来のデフロ
スタにおいては、フロントガラス4の下部の特定
個所のみ風が当たるので、この個所での曇は除去
されても、他の個所の曇は中々解消しないことが
多かつたが、本考案の場合には、風向調節によつ
て所望の位置に風を移動させることができるの
で、フロントガラス全体を短時間でデフロストす
ることが可能になる。
なお、図示の実施例においては、3つの吹き出
し口の中央に設けられた垂直ダクト部内にダンパ
を設け、ここで前後に振り分けられた空気を、仕
切板によつて案内して、各吹き出し口に形成され
た前後部流路まで導いている。これに代えて、各
吹き出し口に対して専用の垂直ダクトを設けれ
ば、仕切板の高さを短縮して第4図に示すように
風向ガイドの直下にダンパを枢支することも可能
である。
又、吹き出し口の設置位置を適当に選べば、当
然リヤウインドウ及びサイドウインドウに対する
デフロスト作用を行わせることもでき、又は各ガ
ラスの外側に対する霜の付着防止にも応用可能で
ある。
更に、ダンパの操作を、環境条件の変化に対応
して自動的に行うようにすれば、常に快適な室内
環境が保持される。
〔考案の効果〕
このように、本考案によれば、ダクトの前後壁
と、仕切板に設けた風向ガイドとの作用によつ
て、前後各部流路を通過する吹き出し空気に別々
の指向性を与え、更に、仕切板の下方に設けたダ
ンパを操作することによつて、両流路に供給され
る風量を可変になしたので、吹き出し口の前方で
合流した両流路からの風の方向を所定の範囲で任
意に制御することが可能となつた。これによつ
て、一つのダクトによつてデフロスト作用と冷暖
房作用の両者を兼用させることが可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるデフロスタ用ダクトの
斜視図、第2図は同じく分解斜視図、第3図は本
考案のダクトによる風向を示す断面図、第4図は
本考案の別の実施例におけるダンパの取付け状態
を示す断面図である。 1……デフロスタ用ダクト、2……吹き出し
口、3……ヒータユニツト、4……フロントガラ
ス、5……前壁、6……後壁、7……風向ガイ
ド、8……仕切板、9……前部流路、10……後
部流路、11……支軸、12……ダンパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車室内の窓ガラスの下方近傍に吹き出し
    口が開口するように設置されるデフロスタ用ダ
    クトであつて、前記吹き出し口はダクトの前後
    両壁の互いに対向する方向への傾斜によつて先
    細り状のスリツトとして形成されると共に、そ
    の内側を風向ガイドによつて前後に二分されて
    前部流路と後部流路の両者を形成し、前記風向
    ガイドは、ダクトの傾斜した前記前後両壁に対
    して補完的な形状をなす紡錘形断面を有し、一
    方、前記風向ガイドの下方にはその下縁と平行
    に設けられた支軸によつてダンパが枢支され、
    該支軸を中心に回動することによつて前記前後
    各流路への空気の供給比率を調節可能に構成さ
    れているダクト。 2 前記風向ガイドと前記ダンパとの間に、前記
    前後流路を区分する仕切板が設置されている実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載されたダク
    ト。
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JPS63168746U JPS63168746U (ja) 1988-11-02
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