JPH05314873A - 投入抵抗付パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

投入抵抗付パッファ形ガス遮断器

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JPH05314873A
JPH05314873A JP11450092A JP11450092A JPH05314873A JP H05314873 A JPH05314873 A JP H05314873A JP 11450092 A JP11450092 A JP 11450092A JP 11450092 A JP11450092 A JP 11450092A JP H05314873 A JPH05314873 A JP H05314873A
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JP
Japan
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closing
closing resistance
resistance
circuit breaker
insulating
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JP11450092A
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English (en)
Inventor
Seiji Azuma
誠司 東
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の
小型化に貢献可能で、組立性・保守点検性の良好な、優
れた投入抵抗付パッファ形ガス遮断器を提供する。 【構成】 絶縁性ガスを封入した容器1内に収納され、
容器1に対して絶縁支持された消弧室4と、この消弧室
4と電気的に並列に接続され、投入時の過電圧を抑制す
る投入抵抗27と、この投入抵抗27と電気的に直列に
接続された投入抵抗接点部5を有する。容器1に対して
消弧室4とは別に投入抵抗27を絶縁支持する絶縁支持
手段102と、消弧室4の固定部6と投入抵抗接点部5
の固定部22との間に投入抵抗27を着脱可能に接続す
る電気接続手段103を設ける。電気接続手段103
は、一般的に摺動通電構造(104,105)または弾
性体118を介在させた構造とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投入抵抗付ガス遮断器
に係り、特に、1点切り投入抵抗付パッファ形ガス遮断
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送電系統の大容量化に伴ない、変電所や
開閉所に用いられる遮断器は、その遮断容量が増大し、
且つ、高い信頼性が要求されている。遮断器の信頼性を
高めるためには部品点数を少なくし、構造を単純化する
ことが重要である。そのため、遮断器の遮断点数の減少
が図られている。例えば、現在550kVの2点切り遮
断器が実用化されているが、さらにこれを1点切り化す
ることが要求されている。
【0003】ところで、550kV級のような大容量系
統における線路用の遮断器においては、投入時の投入過
電圧を抑制するために、投入抵抗方式が採用されてい
る。この投入抵抗方式は、遮断器の主接点と並列に投入
抵抗を有する投入抵抗接点が投入され、その投入抵抗に
より投入過電圧が抑制された状態で主接点が投入される
ものである。また、この方式では、遮断時に、まず投入
抵抗接点が開離し、次いで主接点が開極することが必要
である。
【0004】この投入抵抗接点を駆動する方式として、
2点切りのパッファ形ガス遮断器では、従来、例えば、
図11に示すような構造が考えられている。すなわち、
図11のパッファ形ガス遮断器は、絶縁性ガスを封入し
た横型配置の容器1内に、2つの遮断部2を収納して構
成されている。そして、この2つの遮断部2は、対称的
に配置され、支持部材3を介して直列に接続されてお
り、それぞれ、消弧室4と投入抵抗接点部5から構成さ
れている。なお、これら2つの遮断部2は、全く同一の
構成を有しているため、一方の遮断部2は、図面中省略
されている。
【0005】まず、消弧室4は、水平方向に対向配置さ
れた固定部6と可動部7を備えている。このうち、固定
部6は、通常電流を通電する固定フィンガー8、固定ア
ーク電極9、固定側のシールド10、及びこれらを支え
る導電材製の固定支え11が一体に固定されて構成され
ている。また、可動部7は、通常の電流を通電する可動
電極12、可動アーク電極13、絶縁ノズル14、操作
ロッド15、及び導電材製のパッファシリンダ16が一
体に固定されて構成されている。一方、可動部7を支持
するために、容器1のフランジ部1aに固定された支持
絶縁筒17及び支持絶縁筒シールド18が設けられ、加
えて、支持部材3を介して固定された可動支え19が設
けられており、この可動支え19によって可動部7が支
持されている。また、可動支え19には、パッファシリ
ンダ16と圧縮室を構成するパッファピストン20が固
定されている。さらに、可動支え19には、絶縁棒21
を介して固定部6が固定され、可動支え19によって支
持されている。なお、絶縁棒21は、絶縁筒またはコン
デンサとされる場合もある。
【0006】次に、投入抵抗接点部5は、対向配置され
た投入抵抗接点固定部22と投入抵抗接点可動電極23
を備えている。このうち、投入抵抗接点固定部22は、
絶縁部材24を介して固定支え11に固定されている。
この投入抵抗接点固定部22は、投入抵抗接点固定電極
25と、この投入抵抗接点固定電極25を移動可能に支
持するバネ26を備えている。そして、開極状態におい
ては、このバネ26を利用して、投入抵抗接点固定電極
25を投入抵抗接点可動電極23側に突出させる形で保
持するように構成されている。また、投入抵抗接点可動
電極23は、可動電極12のフランジ部を延設してなる
アーム状突出部12aに、機械的に固定されると共に、
電気的に接続されている。
【0007】この場合、投入抵抗接点固定部22のバネ
26は、その復元する速度が投入抵抗接点可動電極23
の移動速度より遅くなるように選定されており、また、
投入抵抗接点部5と消弧室4とは、投入抵抗接点部5の
電極のワイプよりも消弧室4の電極のワイプの方が大き
くなるように構成されている。すなわち、前述したよう
に、投入時には、投入抵抗接点部5が先に投入され、そ
の後主接点である消弧室4が投入され、また、遮断時に
は、投入抵抗接点可動電極23が消弧室4の可動部7と
同じ速度で移動しても、投入抵抗接点部5が先に開離
し、次いで、主接点である消弧室4が開極するように構
成されている。
【0008】一方、投入抵抗27は、遮断部2の背面に
配置され、その一端において、投入抵抗接点固定部22
に機械的に固定されると共に、電気的に直列に接続され
ている。この投入抵抗27は、その他端において、導体
28を介して固定支え11に機械的に固定されると共
に、電気的に接続されている。従って、投入抵抗27
は、機械的には、可動支え19により、絶縁棒21を介
し、固定部6と共に支持されている。
【0009】なお、消弧室4の可動部7の操作ロッド1
5には、垂直方向に配置された絶縁操作ロッド29を介
して、容器1の下方に配置された機構箱30内の駆動源
(図示せず)が連結されている。そして、この機構箱3
0内の駆動源による絶縁操作ロッド29の垂直方向動作
によって、両側の遮断部2の操作ロッド15が互いに逆
方向に水平動作し、各遮断部2の可動部7及び投入抵抗
接点可動電極23が一体に移動するように構成されてい
る。より詳細には、操作ロッド15は、パッファピスト
ン20及び可動支え19の内面に設けられた摺動部材3
1,32により、パッファピストン20及び可動支え1
9に対して摺動可能に構成されている。また、操作ロッ
ド15は、リンク33とレバー34を介して絶縁操作ロ
ッド29に連結されており、この構成によって、絶縁操
作ロッド29の駆動力が水平方向に変換され、操作ロッ
ド15に伝達されるようになっている。さらに、機構箱
30は、容器1のフランジ部1aに固定され、このフラ
ンジ部1a及び支持絶縁筒17を介して2つの遮断部2
全体を支持している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された2点切りのパッファ形ガス遮断器を1点切
り化した場合には、図12に示すように、遮断部2が1
つとなるため、遮断部2間を接続する支持部材3を省略
し、可動支え19を、支持絶縁筒17及び支持絶縁筒シ
ールド18に直接固定することになる。また、駆動力の
伝達方向を2方向に変換する必要がなくなるため、構成
の簡略化の観点から、操作ロッド15の動作軸上に、絶
縁操作ロッド29及び機構箱30を順次連結して、機構
箱30からの駆動力を操作ロッド15に対して直線方向
に伝達するように構成する。そして、この機構箱30の
配置に伴ない、支持絶縁筒17を機構箱30と容器1と
の仕切り壁30aに固定し、この機構箱30により、支
持絶縁筒17を介して遮断部2全体を支持する。
【0011】このように、2点切りのパッファ形ガス遮
断器を1点切り化した場合、消弧室4及び投入抵抗接点
部5からなる遮断部2については、2個から1個と単純
に半減でき、その構成及び動作は、基本的に、図11の
パッファ形ガス遮断器の遮断部2と同一である。これに
対して、遮断部2に付属する投入抵抗27については、
遮断器を適用する系統に応じた一定の抵抗値が要求され
ることから、単純に半減することができないため、1つ
の遮断部に付属する投入抵抗の重量が相対的に大きくな
る。この点について、以下に説明する。
【0012】すなわち、投入抵抗27は、遮断器投入時
の投入電圧・投入時間の条件を考慮して決定されてお
り、投入電圧に十分耐えるだけの耐電圧性能と、投入時
に入力される電気エネルギーに十分耐えるだけの耐量性
能を持たなければならない。その上、投入抵抗27を支
持する部材として、絶縁部材24を使用する場合、入力
された電気エネルギーによる投入抵抗27の温度上昇
は、絶縁部材24に損傷を与えない程度でなければなら
ない。
【0013】そして、投入抵抗27の抵抗値は、以上の
ような条件に基づいて決定されるため、1点切り化した
パッファ形ガス遮断器においても、2点切りのパッファ
形ガス遮断器と同一の抵抗値が要求されることになる。
言い換えれば、1点切りのパッファ形ガス遮断器では、
2点切りのパッファ形ガス遮断器において2つの遮断部
2に分割されて配置されていた投入抵抗27を、単一の
遮断部2に一括して付属させることになる。具体的に、
パッファ形ガス遮断器を1点切り化することにより、1
つの遮断部2に付属する投入抵抗27の重量は、2点切
りの際に各遮断部2に付属させていた投入抵抗27の重
量の約2倍となる。さらに、投入抵抗27を構成する材
料としては、一般的に、重量の大きいセラミックスが使
用されているため、投入抵抗27は、相当な大重量とな
る。この場合、投入抵抗27は、前述の通り、可動支え
19により、絶縁棒21を介して固定部6と共に支持さ
れている。従って、投入抵抗27が大重量となると、絶
縁棒21にはかなりの荷重が加わるため、以下のような
問題が生じる可能性がある。
【0014】すなわち、投入抵抗27の重量が増大する
と、特に、遮断器の操作時に発生する操作振動により遮
断部2の固定部6が振動し、これに伴ない、絶縁棒21
に過大な応力が発生し、機械的強度が脅かされる可能性
がある。また、遮断器の操作時に発生する操作振動によ
り固定部6が振動する結果、固定アーク電極9の中心位
置が変位して可動アーク電極13の中心位置とずれてし
まう可能性もある。そして、このように、消弧室4のア
ーク電極9,13間の中心位置がずれた状態で、投入指
令により遮断器が投入動作すると、可動アーク電極13
と固定アーク電極9とが衝突し、これらのアーク電極
9,13が破損する可能性がある。さらに、遮断部2全
体を機構箱30から支持する支持絶縁筒17の機械的強
度に与える影響も無視できないものと想定される。
【0015】一方、1点切り化にあたり、2点切りのパ
ッファ形ガス遮断器において2つの遮断部2に分割され
て配置されていた投入抵抗27を、単一の遮断部2に一
括して付属させた場合、重量だけでなく、投入抵抗27
の寸法についても約2倍になるため、遮断器全体の小型
化が制限される問題もある。また、投入抵抗27を、そ
の一端で投入抵抗接点固定部22に固定すると共に、そ
の他端で導体28を介して固定支え11に固定するとい
う組立作業は、一定の技術及び時間を要する。さらに、
遮断部2の背面に投入抵抗27を配置した場合、消弧室
4の保守点検時に電極部に近付き難いという問題もあ
る。
【0016】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、電
気的・機械的信頼性が高く、遮断器全体の小型化に貢献
可能で、組立性・保守点検性の良好な、優れた投入抵抗
付パッファ形ガス遮断器を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性ガスを
封入した容器内に収納され、容器に対して絶縁支持され
た消弧室と、この消弧室と電気的に並列に接続され、投
入時の過電圧を抑制する投入抵抗と、この投入抵抗と電
気的に直列に接続された投入抵抗接点部とを有する投入
抵抗付パッファ形ガス遮断器において、前記容器に対し
て前記消弧室とは別に前記投入抵抗を絶縁支持する絶縁
支持手段と、前記消弧室の固定部と前記投入抵抗接点部
の固定部との間に前記投入抵抗を着脱可能に接続する電
気接続手段を設けたことを特徴としている。この場合、
電気接続手段は、一般的に、摺動通電構造または弾性体
を介在させた構造とされる。
【0018】
【作用】以上のような構成を有する本発明においては、
投入抵抗を、容器に対して消弧室とは別に絶縁支持する
ことにより、遮断部の電極間を支持する絶縁棒や遮断部
を支持する支持絶縁筒などの絶縁部材に投入抵抗の荷重
が加わることがない。従って、遮断器の操作時に操作振
動が発生しても、遮断部の電極間の中心位置にずれを生
じる可能性がなくなると共に、ずれに伴なう電極の衝突
や破損を防止することができる。
【0019】また、投入抵抗は、電気接続手段によって
消弧室の固定部と投入抵抗接点部の固定部の間に電気的
に接続されるため、遮断器の投入時には、投入抵抗を先
行投入できる。特に、電気接続手段を、摺動通電構造ま
たは弾性体を介在させた構造とした場合には、遮断器操
作時に発生する操作振動が投入抵抗に直接加わることが
ない。さらに、このように、消弧室の固定部と投入抵抗
接点部の固定部との間に投入抵抗を着脱可能に接続する
電気接続手段を設けたことにより、投入抵抗の遮断部に
対する着脱が容易になる。
【0020】
【実施例】以下には、本発明による投入抵抗付パッファ
形ガス遮断器の複数の実施例について、図1乃至図10
を参照して具体的に説明する。この場合、図1は、本発
明による投入抵抗付パッファ形ガス遮断器の代表的な一
実施例(第1実施例)、図2及び図3は第2実施例、図
4及び図5は第3実施例、図6乃至図8は第4実施例、
図9及び図10は第5実施例をそれぞれ示している。な
お、図11及び図12に示した従来技術と同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。
【0021】まず、図1に示す第1実施例について説明
する。この図1の実施例において、絶縁性ガスを封入し
た横型配置の容器1内に、遮断部2が収納され、この遮
断部2が、消弧室4と投入抵抗接点部5から構成される
点は、図12に示した従来の1点切りのパッファ形ガス
遮断器と同様である。そしてまた、遮断部2の電極間、
すなわち、固定部6と可動部7との間が、絶縁棒21に
よって支持される点、及び、遮断部2が支持絶縁筒17
によって支持される点も、図12の従来技術と同様であ
る。
【0022】しかしながら、本実施例において、投入抵
抗27周辺の構成については、図12の従来技術と全く
異なる。すなわち、図1に示すように、投入抵抗27
は、支持絶縁筒シールド101を介して、投入抵抗支持
絶縁筒(絶縁支持手段)102により、容器1に対して
消弧室4とは別に固定されている。この投入抵抗27
は、2分割された等しい長さの2つの投入抵抗27a,
27bとして構成され、2つの投入抵抗27a,27b
は並べて配置され、支持絶縁筒シールド101を介して
電気的に直列接続されている。そして、投入抵抗27a
と固定部6の固定支え11との間、及び投入抵抗27b
と投入抵抗接点固定部22との間には、着脱可能な電気
接続部(電気接続手段)103が構成されている。この
電気接続部103は、投入抵抗27a,27bに設けら
れた雄形接触子104と、固定支え11及び投入抵抗接
点固定部22に設けられた雌形接触部105から構成さ
れており、さらに、雌形接触部105の凹部には、雄形
接触子103と通電できるように、摺動形の集電部10
6が設けられている。なお、この場合、電気接続部10
3の構成としては、逆に、投入抵抗27a,27bに雌
形接触部105を設け、固定支え11及び投入抵抗接点
固定部22に雄形接触子104を設ける構成も可能であ
る。
【0023】以上のような構成を有する本実施例におい
ては、投入抵抗支持絶縁筒102によって、投入抵抗2
7を容器1に対して単独で絶縁支持できるため、従来の
ように、遮断部2の電極間を支持する絶縁棒21や、遮
断部2を支持する支持絶縁筒17などの絶縁部材に、投
入抵抗27の荷重が加わることがない。従って、遮断器
の操作時の振動加速度による投入抵抗27の振動荷重
が、遮断部2側に加わらないので、固定部6の振動変位
を従来の遮断器に比べて格段に低減できると共に、絶縁
棒21及び支持絶縁筒17に加わる操作時荷重を格段に
低減できる。
【0024】また、投入抵抗27は、電気接続部103
によって、固定部6と投入抵抗接点固定部22の間に電
気的に接続されるため、遮断器の投入時には、投入抵抗
27を先行投入できる。特に、本実施例においては、電
気接続部103が、摺動通電構造とされているため、遮
断器操作時に発生する操作振動が投入抵抗27に直接加
わることがない。さらに、このように、電気接続部10
3が、雄形接触子104と雌形接触部105からなる摺
動通電構造とされているため、投入抵抗27を遮断部2
から容易に着脱できる。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
遮断部2の絶縁棒21や支持絶縁筒17などの絶縁部材
に投入抵抗27の大きな荷重が加わることがなく、逆
に、遮断器操作時に発生する操作振動、投入抵抗27に
直接加わることもなく、遮断部2の固定部6の変位を従
来よりも格段に低減できるため、電極の衝突による損傷
を防止することができ、電気的・機械的信頼性を向上で
きる。また、本実施例においては、投入抵抗27を2分
割して並べて配置したため、単に直線上に配置した場合
に比べて、遮断器全体の小型化に貢献できるという利点
もある。さらに、電気接続部103により、投入抵抗2
7を遮断部2から容易に着脱できるため、良好な組立性
・保守点検性が得られる。
【0026】次に、図2及び図3に示す第2実施例につ
いて説明する。図2及び図3に示す実施例において、そ
の基本構成は前記第1実施例と同様である。しかしなが
ら、本実施例において、投入抵抗27及び電気接続部1
03の構成は、前記第1実施例と異なる。すなわち、図
2に示すように、投入抵抗27は、両端のシールド11
1,112の間にドーナツ形状の抵抗素子113が積層
され、この抵抗素子113の中空部を貫通するように絶
縁棒114が配置され、さらに、抵抗素子113がバネ
115によって押さえ付けられるように構成されてい
る。
【0027】そして、本実施例において、投入抵抗27
と固定支え11及び投入抵抗接点固定部22との間に設
けられた電気接続部103は、図3に示すように、両端
の板116,117の間に、コイル形状のバネ118が
配置され、このバネ118の両端が、バネ押さえ119
によって板116,117にそれぞれ固定され、さら
に、バネ118に金属箔120が巻き付けられることに
よって構成されている。この金属箔120は、投入抵抗
接点の通電時に、この電気接続部103に抵抗電流を通
電するために設けられており、これによって、片側の板
116から金属箔120を介して反対側の板117に至
る電流経路が形成されている。また、金属箔120の材
料としては、銅などの通電性能の高い材料が使用されて
いる。この電気接続部103は、ボルトなどの固定手段
により、投入抵抗27に固定されている。なお、この場
合、逆に、電気接続部103を固定支え11及び投入抵
抗接点固定部22に固定する構成も可能である。
【0028】以上のような構成を有する本実施例におい
ては、電気接続部103の片側の板117を、固定支え
11及び投入抵抗接点固定部22に接触させることによ
り、投入抵抗27と固定支え11及び投入抵抗接点固定
部22とが電気的に接続される。この場合、板117の
平面を、この平面よりも広い、固定支え11及び投入抵
抗接点固定部22の平面に単純に接触させればよいた
め、組立時の位置合わせ作業を容易にできる。また、電
気接続部103と固定支え11及び投入抵抗接点固定部
22との通電接触部の接触荷重は、バネ118のバネ係
数と使用時のたわみ量を適当に設定することにより容易
に調整可能である。さらに、遮断部2と投入抵抗27の
間にバネ118が介在することになるため、操作時の振
動が投入抵抗27に直接伝達されることを有効に防止で
きる。加えて、本実施例においては、抵抗素子113の
中空部に絶縁棒114を貫通させるように構成している
ことから、抵抗素子113の外周表面が全てガス中にあ
るため、抵抗投入時に発生した熱を速やかに放出するの
に有効であり、遮断器の耐量性能を向上することができ
ると共に、機械的強度を向上できる。
【0029】続いて、図4及び図5に示す第3実施例に
ついて説明する。図4及び図5に示す実施例において、
その基本構成は前記第1、第2実施例と同様である。し
かしながら、本実施例において、投入抵抗27及び電気
接続部103の構成は、前記第1、第2実施例と異な
る。すなわち、図4に示すように、2分割されて並べら
れた2つの投入抵抗27a,27bは、各々、両端のシ
ールド111,112の間に絶縁筒121が配置され、
この絶縁筒121の内部に抵抗素子122が積層され、
この抵抗素子122がバネ115によって押さえ付けら
れるように構成されている。なお、2つの投入抵抗27
a,27bは、前記第1実施例と同様に、並べて配置さ
れ、支持絶縁筒シールド101を介して電気的に直列接
続され、投入抵抗27を構成している。
【0030】そして、本実施例において、投入抵抗27
a,27bと固定支え11及び投入抵抗接点固定部22
との間に設けられた電気接続部103は、図5に示すよ
うに、両端の板116,117の対向面に、一対の穴が
複数対設けられ、各対の穴に、通電可能な金属棒123
として、例えば銅などの、通電性能が高く且つ弾性を有
する材料からなる棒が、複数本挿入されることによって
構成されている。この電気接続部103は、ボルトなど
の固定手段により、投入抵抗27a,27bに固定され
ている。なお、この場合、電気接続部103を、固定支
え11及び投入抵抗接点固定部22に固定する構成も可
能である。
【0031】以上のような構成を有する本実施例におい
ては、前記第2実施例と同様に、電気接続部103の片
側の板117を、固定支え11及び投入抵抗接点固定部
22に接触させることにより、投入抵抗27と固定支え
11及び投入抵抗接点固定部22とが電気的に接続さ
れ、組立時の位置合わせ作業が容易になる。特に、本実
施例においては、電気接続部103の構造を極めて簡略
化することができる。また、通電接触部の接触荷重は、
金属棒123の太さ及びたわみ量を適当に設定すること
により容易に調整可能である。さらに、前記第2実施例
と同様に、遮断部2と投入抵抗27の間に弾性体として
金属棒123が介在するため、操作時の振動が投入抵抗
27に直接伝達されることを有効に防止できる。加え
て、本実施例においては、投入抵抗27を構成するのに
絶縁筒121を使用しているため、抵抗素子122を多
数積層する場合でも、十分な機械的強度を得ることが可
能である。
【0032】さらに、図6乃至図8に示す第4実施例に
ついて説明する。図6乃至図8に示す実施例において、
その基本構成は前記第1乃至第3実施例と同様である。
しかしながら、本実施例において、投入抵抗27及び電
気接続部103の構成は、前記第1乃至第3実施例と異
なる。すなわち、図6及び図7に示すように、2分割さ
れて並べられた2つの投入抵抗27a,27bは、各
々、両端のシールド111,112の間に、抵抗素子1
22が積層され、この抵抗素子122がバネ115によ
って押さえ付けられると共に、両端のシールド111,
112の間における抵抗素子122の周囲に、3本の絶
縁棒114が配置されることによって構成されている。
なお、2つの投入抵抗27a,27bは、前記第1、第
3実施例と同様に、並べて配置され、支持絶縁筒シール
ド101を介して電気的に直列接続され、投入抵抗27
を構成している。
【0033】そして、本実施例において、投入抵抗27
a,27bと固定支え11及び投入抵抗接点固定部22
との間に設けられた電気接続部103は、図8に示すよ
うに、板116の片側に、バネ筒124が配置され、こ
の内部に摺動可能に可動接触子125が配置され、この
可動接触子125に対して、バネ118により常時バネ
荷重が与えられると共に、板116と可動接触子125
との間に導体126が接続されることによって構成され
ている。この導体126は、投入抵抗接点の通電時に抵
抗電流を通電するために設けられており、柔軟性を有す
る編み導体などが使用されている。この電気接続部10
3は、ボルトなどの固定手段により、投入抵抗27に固
定されているが、逆に、電気接続部103を固定支え1
1及び投入抵抗接点固定部22に固定する構成も可能で
ある。
【0034】以上のような構成を有する本実施例におい
ては、電気接続部103の可動接触子125を、固定支
え11及び投入抵抗接点固定部22に接触させることに
より、投入抵抗27と固定支え11及び投入抵抗接点固
定部22とが電気的に接続され、組立時の位置合わせ作
業が容易になる。また、通電接触部の接触荷重は、バネ
118のバネ係数と使用時のたわみ量を適当に設定する
ことにより容易に調整可能である。さらに、遮断部2と
投入抵抗27の間にバネ118が介在するため、操作時
の振動が投入抵抗27に直接伝達されることを有効に防
止できる。加えて、本実施例においては、抵抗素子12
2の周囲に絶縁棒114を配置していることから、抵抗
素子122の外周表面が全てガス中にあるため、抵抗投
入時に発生した熱を速やかに放出するのに有効であり、
遮断器の耐量性能を向上することができると共に、機械
的強度を向上できる。
【0035】最後に、図9及び図10に示す第5実施例
について説明する。図9及び図10に示す実施例におい
て、その基本構成は前記第1乃至第4実施例と同様であ
る。しかしながら、本実施例において、投入抵抗27の
構成は、前記第1乃至第4実施例と異なる。すなわち、
図9及び図10に示すように、投入抵抗27は、4分割
されて第1乃至第4の投入抵抗27a〜27dから構成
されている。すなわち、第1のシールド131aと第2
のシールド131bの間に第1の投入抵抗27aが構成
され、第2のシールド131bと第3のシールド131
cの間に第2の投入抵抗27bが構成され、第3のシー
ルド131cと第4のシールド131dの間に第3の投
入抵抗27cが構成され、第4のシールド131dと第
5のシールド131eの間に第4の投入抵抗27dが構
成されている。このように構成されることにより、投入
抵抗27a〜27dが電気的に直列に接続され、投入抵
抗27を構成している。また、第4のシールド131d
と投入抵抗支持絶縁筒102の間には、投入時に発生す
る電位差に耐え、且つ、機械的に投入抵抗27を支持す
るための絶縁部材132が設けられている。このように
構成した本実施例においては、特に、投入抵抗27を4
分割したため、さらに投入抵抗27の長さを短縮でき、
遮断器全体の小型化に一層貢献できる。
【0036】なお、本発明は、前記各実施例に限定され
るものではなく、例えば、いずれか一つの実施例中の投
入抵抗の構造と他の実施例中の電気接続部の構造を適宜
組み合わせることも可能である。また、投入抵抗を絶縁
支持する絶縁支持手段は、支持絶縁筒に限定されるもの
ではなく、絶縁ロッドなどの他の形状の絶縁手段を使用
することも可能である。すなわち、本発明において、投
入抵抗やその絶縁支持手段、及び電気接続手段の具体的
な構造は適宜変更可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、容器に対して消弧室とは別に投入抵抗を絶縁支持す
る絶縁支持手段と、消弧室の固定部と投入抵抗接点部の
固定部との間に投入抵抗を着脱可能に接続する電気接続
手段を設けたことにより、電気的・機械的信頼性が高
く、遮断器全体の小型化に貢献可能で、組立性・保守点
検性の良好な、優れた投入抵抗付パッファ形ガス遮断器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投入抵抗付パッファ形ガス遮断器
の代表的な一実施例(第1実施例)を示す断面図。
【図2】本発明による投入抵抗付パッファ形ガス遮断器
の第2実施例における投入抵抗周辺の構造を示す断面
図。
【図3】図2の実施例における電気接続部の構造を示す
断面図。
【図4】本発明による投入抵抗付パッファ形ガス遮断器
の第3実施例における投入抵抗周辺の構造を示す断面
図。
【図5】図4の実施例における電気接続部の構造を示す
断面図。
【図6】本発明による投入抵抗付パッファ形ガス遮断器
の第4実施例における投入抵抗周辺の構造を示す断面
図。
【図7】図6のA矢視断面図。
【図8】図6の実施例における電気接続部の構造を示す
断面図。
【図9】本発明による投入抵抗付パッファ形ガス遮断器
の第5実施例における投入抵抗周辺の構造を示す断面
図。
【図10】図9の実施例における投入抵抗とそのシール
ドを示す斜視図。
【図11】従来の2点切りの投入抵抗付パッファ形ガス
遮断器の一例を示す断面図。
【図12】従来の1点切りの投入抵抗付パッファ形ガス
遮断器の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1…容器 2…遮断部 4…消弧室 5…投入抵抗接点部 6…固定部 7…可動部 9…固定アーク電極 11…固定支え 13…可動アーク電極 15…操作ロッド 16…パッファシリンダ 17…支持絶縁筒 19…可動支え 20…パッファピストン 21…絶縁棒 22…投入抵抗接点固定部 23…投入抵抗接点可動電極 24…絶縁部材 27,27a〜27d…投入抵抗 28…導体 29…絶縁操作ロッド 30…機構箱 101…支持絶縁筒シールド 102…投入抵抗支持絶縁筒(絶縁支持手段) 103…電気接続部(電気接続手段) 104…雄形接触子 105…雌形接触部 106…集電部 111,112,131a〜131d…シールド 113,122…抵抗素子 114…絶縁棒 115,118…バネ 116,117…板 119…バネ押さえ 120…金属箔 121…絶縁筒 123…金属棒 124…バネ筒 125…可動接触子 126…導体 132…絶縁部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスを封入した容器内に収納さ
    れ、容器に対して絶縁支持された消弧室と、この消弧室
    と電気的に並列に接続され、投入時の過電圧を抑制する
    投入抵抗と、この投入抵抗と電気的に直列に接続された
    投入抵抗接点部とを有する投入抵抗付パッファ形ガス遮
    断器において、 前記容器に対して前記消弧室とは別に前記投入抵抗を絶
    縁支持する絶縁支持手段と、前記消弧室の固定部と前記
    投入抵抗接点部の固定部との間に前記投入抵抗を着脱可
    能に接続する電気接続手段を設けたことを特徴とする投
    入抵抗付パッファ形ガス遮断器。
JP11450092A 1992-05-07 1992-05-07 投入抵抗付パッファ形ガス遮断器 Pending JPH05314873A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016054853A1 (zh) * 2014-10-09 2016-04-14 河南平高电气股份有限公司 一种灭弧室组件及瓷柱式六氟化硫断路器
JP2016085960A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. 特別高圧遮断器の投入抵抗支持構造
CN112397336A (zh) * 2019-08-15 2021-02-23 西安西电开关电气有限公司 断路器及其合闸电阻的安装结构

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