JPH05314894A - X線管陰極構体およびその製造方法 - Google Patents

X線管陰極構体およびその製造方法

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JPH05314894A
JPH05314894A JP4146899A JP14689992A JPH05314894A JP H05314894 A JPH05314894 A JP H05314894A JP 4146899 A JP4146899 A JP 4146899A JP 14689992 A JP14689992 A JP 14689992A JP H05314894 A JPH05314894 A JP H05314894A
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JP
Japan
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focusing electrode
filament
insulator
ray tube
cathode assembly
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Pending
Application number
JP4146899A
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English (en)
Inventor
Tadashi Hayashi
肇志 林
Koji Akita
浩二 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Publication of JPH05314894A publication Critical patent/JPH05314894A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】X線管の陰極について、その組立作業の工程を
少なくし、作業を簡略化する。 【構成】フィラメント1,支持リード2,集束電極3,
絶縁物4を備えるX線管の陰極において、フィラメント
1と支持リード2を取り付けた後に、フィラメント1と
集束電極3の相対位置を定めた状態で、支持リード2,
集束電極3,絶縁物4を同時に真空中でろう付けにより
組立てる。集束電極3と絶縁物4との取付部に、フィラ
メント1と集束電極3との位置決めに必要な調整用すき
間を設ける。 【効果】組立作業が簡略化し、組立加工費用が低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線管の陰極構造および
その陰極の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線管の陰極構造および製造方法
の一例が、特開昭62−295327号公報に開示されている。
陰極構造としては、集束電極とフィラメントとの組立に
ついて、フィラメントを取り付けた支持リードを支持ス
リーブと絶縁物を介して集束電極に取り付けることによ
り、フィラメントと集束電極との相対位置を所定寸法に
対し正確に設置するようになっていた。また、組立作業
方法としては、フィラメントと支持リードとの取り付
け、支持スリーブと絶縁物との取り付け、支持リードと
支持スリーブとの取り付け、絶縁物と集束電極との取り
付けなどの部分的な取り付けを段階的に遂次行うことに
よって、フィラメントと集束電極との組立を完成するよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、組立
作業の簡略化の点で配慮されておらず、陰極組立の開始
から完成までに多段階の工程を経なければならず、従っ
て作業時間が多くかかり、さらに作業期間も長くかかる
という問題があった。本発明の目的は、X線管の陰極組
立作業を簡略化することにあり、その目的に適した陰極
構体を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、X線管陰極構体の構造について、構成
部材に要求される耐熱性の区分により、フィラメントと
支持リードとの組立と、支持リード,絶縁物,集束電極
の同時組立とに区分して、2段階で組立てるようにX線
管陰極構体を形成したものである。また、2段階での組
立を行うためには、支持リード,絶縁物,集束電極の取
り付けにろう付け技術を採用したものである。
【0005】
【作用】X線管使用時の陰極構体各部の動作温度に応じ
て、高温部と低温部との間を最小限の温度域に区分け
し、それぞれの温度域に適する材料の選択と、部材の接
合手段を講じることによって、組立作業の作業工程が簡
略化される。また、ろう付けによる部材の接合方法は多
数の部材を同時に組立てるのに適するので、X線管の陰
極構体の動作に適した構造にすることにより、組立作業
を簡略化することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1において、1はフィラメント、2,2aは支持
リード、3は集束電極、4は絶縁物、5,5a,6はろ
う材である。X線管使用時に、フィラメント1の熱電子
を放出するコイル部分は2,000℃ 以上の高温で動作
するので、フィラメント1と支持リード2,2aとそれ
らの取り付けは、その動作条件に耐えるようにしなけれ
ばならない。通常フィラメント1はタングステン線から
成り、支持リード2,2aはモリブデンなどの耐熱性金
属から成り、フィラメント1は支持リード2,2aの一
端に溶接して組立てられる。支持リード2,2aの他端
はフィラメント加熱用電極(図示せず)からの端子に接
続される。フィラメント1で発生した熱は大部分は熱輻
射で放熱されるが、一部支持リード2,2aを通して熱
伝導で放熱される。このとき、支持リード2,2aの他
端(フィラメント加熱用電源接続側)では、500℃程
度に低下しているので、他の陰極構体の部分は、少なく
ともその温度に耐えられればよい。支持リード2はフィ
ラメント1の周囲に配設する集束電極3に対し、絶縁物
4を介して取り付けられ、また支持リード2aは集束電
極3に直接取り付けられる。
【0007】支持リード2,2a,集束電極3,絶縁物
4相互の組立ては、各部材の接続部に線状のろう材5,
5aまたは板状のろう材6を載置し、真空中でろう材を
加熱溶解することによって行う。この場合、フィラメン
ト1と集束電極3との相対位置がX線管焦点の寸法精度
に関係するので、この相対位置を正確に出すため、ろう
付治具などの補助具(図示せず)を用いて保持する。各
ろう材は、使用上500℃以上の耐熱性があればよいの
で、銅,銀,金またはそれらの金属の合金のような普通
のろう材を用いることができるが、絶縁物4のろう付の
ために絶縁物4のろう付部にメタライズ処理を施さない
場合には、チタン(Ti)の如き還元性金属を含有する
前記各金属またはニッケル−チタン(Ni−Ti)合金
などを用いる。
【0008】また、絶縁物4はその製造上の都合によ
り、高い寸法精度が得られ難いという問題があるので、
集束電極3に取付座9を設け、集束電極3と絶縁物4と
の間に調整すき間7を設けて寸法精度差を補正できるよ
うにする。絶縁物4は集束電極3と支持リード2との電
気的絶縁を保つために、絶縁物4の内径と支持リード2
との間にろう材付着を防止する凹部8を設けて、ろう材
による絶縁低下を防止するのがよい。
【0009】図2は本発明の他の実施例を示したもので
ある。絶縁物4aには突出部10が設けてあり、集束電
極3の穴の中にその突出部10を挿入し、突出部10と
集束電極3との間に調整すき間11を設けて、位置調整
ができるようにすると共に、支持リード2と集束電極3
との間の電気絶縁を保持する。
【0010】上記の実施例によれば、X線管の陰極がフ
ィラメント1と支持リード2,2aとの組立工程と、支
持リード2,2aと集束電極3との組立工程との2段階
の工程で組立てることができるようになり、作業が簡略
化される。また、ろう付け作業は真空中で行われるの
で、陰極構体に残留する気体成分も排気されて少なくな
り、X線管に組み込んだ後のガス抜きも容易となり、X
線管使用時にガス放出による真空度低下を招来するおそ
れのない高品質の陰極構体が得られる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、陰極の組立が簡略化さ
れるので、作業時間が短縮され、加工費用が低減される
という効果が得られる。また、陰極構成部材が機能上必
要とする最少限度にすることができ、かつ陰極構体の残
留ガスが少ないものが得られるので、X線管製作上経済
性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の陰極構体の縦断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の陰極構体の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フィラメント 2 支持リード 2a 支持リード 3 集束電極 4 絶縁物 4a 絶縁物 5 線状ろう材 5a 線状ろう材 6 板状ろう状 6a 板状ろう状 7 調整すき間 8 凹部 10 突出部 11 調整すき間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィラメントと、フィラメント支持リード
    と、集束電極と、絶縁物とを備えるX線管陰極構体にお
    いて、フィラメントとフィラメント支持リードを組立て
    た後に、フィラメントと集束電極との相対位置を定めて
    フィラメント支持リード,集束電極および絶縁物を同時
    に真空中においてろう付けにより組立てるようにしたこ
    とを特徴とするX線管陰極構体の製造方法。
  2. 【請求項2】フィラメントと、フィラメント支持リード
    と、集束電極と、絶縁物とを備えるX線管陰極構体にお
    いて、フィラメント支持リード,集束電極および絶縁物
    が相互に同時にろう付けにより組立てられたことを特徴
    とするX線管陰極構体。
  3. 【請求項3】集束電極に対する絶縁物の取付座にフィラ
    メントと集束電極との相対位置決めの際の寸法調整を行
    うための調整すき間を設けたことを特徴とする請求項2
    記載のX線管陰極構体。
  4. 【請求項4】絶縁物の集束電極とろう付けする面側に、
    フィラメント支持リードと集束電極との間の電気的絶縁
    を保つための凹部を設けたことを特徴とする請求項3記
    載のX線管陰極構体。
  5. 【請求項5】絶縁物の集束電極に取り付ける側に突出部
    を設け、突出部を集束電極の中に挿入し、突出部外径と
    集束電極との間に調整すき間を設けたことを特徴とする
    請求項2記載のX線管陰極構体。
JP4146899A 1992-05-13 1992-05-13 X線管陰極構体およびその製造方法 Pending JPH05314894A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498185A (en) * 1994-09-26 1996-03-12 General Electric Company Methods of making an improved X-ray tube cathode cup assembly
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EP3033761A4 (en) * 2013-09-10 2017-04-26 Moxtek, Inc. Dual tube support for electron emitter

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