JPH05317004A - 卵様風味食品 - Google Patents
卵様風味食品Info
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- JPH05317004A JPH05317004A JP4158627A JP15862792A JPH05317004A JP H05317004 A JPH05317004 A JP H05317004A JP 4158627 A JP4158627 A JP 4158627A JP 15862792 A JP15862792 A JP 15862792A JP H05317004 A JPH05317004 A JP H05317004A
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- Japan
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- egg
- people
- food
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 卵黄、あるいは卵を使用しなくても卵様の風
味が十分享受できる卵様風味食品を提供する。 【構成】 実質的に卵黄を含まない食品であって、下記
式(I)で表される化合物、及びイソチオシアン酸エス
テル類が添加されていることを特徴とする卵様風味食
品。 【化1】 [式(I)中、R1 及びR2 は、それぞれ独立に、水素
原子、アシル基、アルキル基又はアルケニル基を表し
(ただし、R1 及びR2 が同時に水素原子であることは
ない)、Xは、糖または糖誘導体を表す。] 特に、ド
レッシング類であることが好ましい。
味が十分享受できる卵様風味食品を提供する。 【構成】 実質的に卵黄を含まない食品であって、下記
式(I)で表される化合物、及びイソチオシアン酸エス
テル類が添加されていることを特徴とする卵様風味食
品。 【化1】 [式(I)中、R1 及びR2 は、それぞれ独立に、水素
原子、アシル基、アルキル基又はアルケニル基を表し
(ただし、R1 及びR2 が同時に水素原子であることは
ない)、Xは、糖または糖誘導体を表す。] 特に、ド
レッシング類であることが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、卵様風味食品に関す
る。更に詳しくは、本発明は、実質的に卵黄を使用しな
くても、卵様の風味を享受できる食品に関する。
る。更に詳しくは、本発明は、実質的に卵黄を使用しな
くても、卵様の風味を享受できる食品に関する。
【0002】
【従来の技術】マヨネーズは、サラダ油、食酢、卵黄
(あるいは全卵)、砂糖、食塩、マスタード、及びホワ
イトペッパーなどを原料として作られている。これらの
原料中、卵黄は、卵独特の風味を出す成分として機能す
る他、レシチンを含み、これが高い乳化力を発揮し、均
一性の高い乳化物を形成させる、また卵黄は、蛋白質を
含み、蛋白質原料となるなど、特にマヨネーズにおいて
は、不可欠な要素であると言える。しかしながら、卵黄
にはコレステロールも含まれており、コレステロールの
過剰摂取が問題となっている今日においては、卵黄(あ
るいは全卵)の摂取を控える傾向にある。このため、卵
黄を含まないか、含んでいてもわずかの量(3重量%以
下)のタイプのマヨネーズ様食品(所謂、ドレッシン
グ)への志向も高まっているのが現状である。
(あるいは全卵)、砂糖、食塩、マスタード、及びホワ
イトペッパーなどを原料として作られている。これらの
原料中、卵黄は、卵独特の風味を出す成分として機能す
る他、レシチンを含み、これが高い乳化力を発揮し、均
一性の高い乳化物を形成させる、また卵黄は、蛋白質を
含み、蛋白質原料となるなど、特にマヨネーズにおいて
は、不可欠な要素であると言える。しかしながら、卵黄
にはコレステロールも含まれており、コレステロールの
過剰摂取が問題となっている今日においては、卵黄(あ
るいは全卵)の摂取を控える傾向にある。このため、卵
黄を含まないか、含んでいてもわずかの量(3重量%以
下)のタイプのマヨネーズ様食品(所謂、ドレッシン
グ)への志向も高まっているのが現状である。
【0003】上記のような観点から卵黄に変わる性能を
持った材料を使用して調製したマヨネーズ様食品が種々
提案されている。例えば、大豆蛋白を使用した半固体状
のドレッシング(特開昭55−99173号公報)、あ
るいは未変性分離大豆蛋白質を使用した植物性マヨネー
ズ様食品(特開昭55−96076号公報)などがあ
る。
持った材料を使用して調製したマヨネーズ様食品が種々
提案されている。例えば、大豆蛋白を使用した半固体状
のドレッシング(特開昭55−99173号公報)、あ
るいは未変性分離大豆蛋白質を使用した植物性マヨネー
ズ様食品(特開昭55−96076号公報)などがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような卵黄(あるいは全卵)を使用しないで調製したマ
ヨネーズ様食品は、卵様の風味に劣る傾向にあり、従っ
て、これを野菜にかけて食べた場合には、この風味の不
十分さと相まって旨さも失われ易いといった問題があっ
た。また、特に、卵様の風味が比較的強く要求される食
品(例えば、カスタードクリームなど)の場合には、卵
黄に代わりうる適当なものがなかった。
ような卵黄(あるいは全卵)を使用しないで調製したマ
ヨネーズ様食品は、卵様の風味に劣る傾向にあり、従っ
て、これを野菜にかけて食べた場合には、この風味の不
十分さと相まって旨さも失われ易いといった問題があっ
た。また、特に、卵様の風味が比較的強く要求される食
品(例えば、カスタードクリームなど)の場合には、卵
黄に代わりうる適当なものがなかった。
【0005】従って、本発明の目的は、卵黄(あるいは
全卵)を使用しなくても卵様の風味が十分享受できる卵
様風味食品を提供することである。
全卵)を使用しなくても卵様の風味が十分享受できる卵
様風味食品を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、卵黄を使用
しなくても卵様の風味が十分享受できるような卵様風味
食品を求めて鋭意検討を重ねた。その結果、前記式で表
される化合物、及びイソチオシアン酸エステル類を使用
することにより、目的とする卵様風味食品が調製できる
ことを見い出し、本発明を完成した。
しなくても卵様の風味が十分享受できるような卵様風味
食品を求めて鋭意検討を重ねた。その結果、前記式で表
される化合物、及びイソチオシアン酸エステル類を使用
することにより、目的とする卵様風味食品が調製できる
ことを見い出し、本発明を完成した。
【0007】本発明は、実質的に卵黄を含まない食品で
あって、下記式(I)で表される化合物、及びイソチオ
シアン酸エステル類が添加されていることを特徴とする
卵様風味食品にある。
あって、下記式(I)で表される化合物、及びイソチオ
シアン酸エステル類が添加されていることを特徴とする
卵様風味食品にある。
【0008】
【化2】
【0009】[式(I)中、R1 及びR2 は、それぞれ
独立に、水素原子、アシル基、アルキル基又はアルケニ
ル基を表し(ただし、R1 及びR2 が同時に水素原子で
あることはない)、Xは、糖または糖誘導体を表す。]
尚、本明細書において、『実質的に卵黄を含まない』と
は、卵黄を全く含まないか、含んでいてもその含量が、
食品中に3重量%以下であることを意味する。
独立に、水素原子、アシル基、アルキル基又はアルケニ
ル基を表し(ただし、R1 及びR2 が同時に水素原子で
あることはない)、Xは、糖または糖誘導体を表す。]
尚、本明細書において、『実質的に卵黄を含まない』と
は、卵黄を全く含まないか、含んでいてもその含量が、
食品中に3重量%以下であることを意味する。
【0010】本発明は、以下の態様であることが好まし
い。 (1)前記式(I)で表される化合物が、ホスファチジ
ルイノシトール、ジホスホイノシチド、トリホスホイノ
シチド、ホスファチジルイノシトールモノマンノシド、
ホスファチジルイノシトールジマンノシド、ホスファチ
ジルグリセロール、グルコサミルホスファチジルグリセ
ロール、コージビオシルホスファチジルグリセロール、
ビスホスファチジン酸、及びこれらのリゾ体からなる群
より選ばれる少なくとも一種の化合物である。 (2)前記式(I)で表される化合物の配合量(含有
量)が、食品中に、0.005〜1重量%の範囲にあ
る。 (3)前記イソチオシアン酸エステル類が、イソチオシ
アン酸アリル及び/またはイソチオシアン酸p−ヒドロ
キシベンジルである。 (4)前記イソチオシアン酸エステル類の配合量(含有
量)が、食品中に、0.001〜0.2重量%の範囲に
ある。
い。 (1)前記式(I)で表される化合物が、ホスファチジ
ルイノシトール、ジホスホイノシチド、トリホスホイノ
シチド、ホスファチジルイノシトールモノマンノシド、
ホスファチジルイノシトールジマンノシド、ホスファチ
ジルグリセロール、グルコサミルホスファチジルグリセ
ロール、コージビオシルホスファチジルグリセロール、
ビスホスファチジン酸、及びこれらのリゾ体からなる群
より選ばれる少なくとも一種の化合物である。 (2)前記式(I)で表される化合物の配合量(含有
量)が、食品中に、0.005〜1重量%の範囲にあ
る。 (3)前記イソチオシアン酸エステル類が、イソチオシ
アン酸アリル及び/またはイソチオシアン酸p−ヒドロ
キシベンジルである。 (4)前記イソチオシアン酸エステル類の配合量(含有
量)が、食品中に、0.001〜0.2重量%の範囲に
ある。
【0011】[発明の詳細な記述]以下に、本発明の卵
様風味食品について詳述する。本発明の卵様風味食品に
は、下記式で表される化合物、及びイソチオシアン酸エ
ステル類が添加されていることを特徴とする。本発明の
卵様風味食品に使用される化合物は下記式で表される。
様風味食品について詳述する。本発明の卵様風味食品に
は、下記式で表される化合物、及びイソチオシアン酸エ
ステル類が添加されていることを特徴とする。本発明の
卵様風味食品に使用される化合物は下記式で表される。
【0012】
【化3】
【0013】式(I)において、R1 及びR2 は、それ
ぞれ独立に、水素原子、アシル基、アルキル基又はアル
ケニル基を表す。ただし、R1 及びR2 が同時に水素原
子であることはない。そしてXは、糖または糖誘導体を
表す。上記R1 及びR2 で表されるアシル基、アルキル
基又はアルケニル基の例としては、それぞれ飽和または
不飽和の炭素数4〜24の脂肪族基を挙げることができ
る。R1 またはR2 が水素原子の場合には、式(I)で
表される化合物は、リゾ体を構成する。上記Xで表され
る糖または糖誘導体の例としては、ケトース、アルドー
ス、デオキシ糖、及び硫黄糖などの糖、糖アルコール、
アミノ酸、ウロン酸などの糖誘導体、そしてこれらのリ
ン酸エステルなどを挙げることができる。また上記式
(I)で表される化合物は、塩を構成していてもよく、
このような塩を構成する対イオンの例としては、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニ
ウム、及びアンモニウム等のイオンを挙げることができ
る。
ぞれ独立に、水素原子、アシル基、アルキル基又はアル
ケニル基を表す。ただし、R1 及びR2 が同時に水素原
子であることはない。そしてXは、糖または糖誘導体を
表す。上記R1 及びR2 で表されるアシル基、アルキル
基又はアルケニル基の例としては、それぞれ飽和または
不飽和の炭素数4〜24の脂肪族基を挙げることができ
る。R1 またはR2 が水素原子の場合には、式(I)で
表される化合物は、リゾ体を構成する。上記Xで表され
る糖または糖誘導体の例としては、ケトース、アルドー
ス、デオキシ糖、及び硫黄糖などの糖、糖アルコール、
アミノ酸、ウロン酸などの糖誘導体、そしてこれらのリ
ン酸エステルなどを挙げることができる。また上記式
(I)で表される化合物は、塩を構成していてもよく、
このような塩を構成する対イオンの例としては、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニ
ウム、及びアンモニウム等のイオンを挙げることができ
る。
【0014】上記式(I)で表される化合物の好ましい
具体例としては、ホスファチジルイノシトール、ジホス
ホイノシチド、トリホスホイノシチド、ホスファチジル
イノシトールモノマンノシド、ホスファチジルイノシト
ールジマンノシド、ホスファチジルグリセロール、グル
コサミルホスファチジルグリセロール、コージビオシル
ホスファチジルグリセロール、ビスホスファチジン酸及
びこれらのリゾ体を挙げることができる。
具体例としては、ホスファチジルイノシトール、ジホス
ホイノシチド、トリホスホイノシチド、ホスファチジル
イノシトールモノマンノシド、ホスファチジルイノシト
ールジマンノシド、ホスファチジルグリセロール、グル
コサミルホスファチジルグリセロール、コージビオシル
ホスファチジルグリセロール、ビスホスファチジン酸及
びこれらのリゾ体を挙げることができる。
【0015】上記(I)で表される化合物は、公知の方
法を利用して得ることができる。例えば、天然レシチン
を原料として酵素処理、分画処理等により処理してリン
脂質混合物を得た後、更に溶剤分画、イオン交換カラ
ム、ケイ酸カラムによる分画、電気透析法による処理法
を利用して得ることができる。天然レシチンとしては、
例えば、大豆、菜種、ヒマワリ、コーン等の植物由来の
レシチンや、卵黄等の動物由来のレシチンが利用でき
る。
法を利用して得ることができる。例えば、天然レシチン
を原料として酵素処理、分画処理等により処理してリン
脂質混合物を得た後、更に溶剤分画、イオン交換カラ
ム、ケイ酸カラムによる分画、電気透析法による処理法
を利用して得ることができる。天然レシチンとしては、
例えば、大豆、菜種、ヒマワリ、コーン等の植物由来の
レシチンや、卵黄等の動物由来のレシチンが利用でき
る。
【0016】上記式(I)で表される化合物の使用態様
としては、上記のような方法を利用して得た本発明に係
る化合物を単独、あるいは二種以上を組み合わせて使用
することができるが、コスト等製造上の利点を考慮し
て、このような化合物を含むリン脂質混合物の形態で利
用してもよい。この場合、リン脂質混合物中のホスファ
チジルコリン(及びそのリゾ体)やホスファチジルエタ
ノールアミン(及びそのリゾ体)は、風味等に好ましく
ない影響を与え易いためにその含量は少ない方が良い。
本発明においては、本発明に係る化合物の含有量の和
が、リン脂質混合物中に25重量%以上(更に好ましく
は、30重量%以上)であり、かつホスファチジルコリ
及びそのリゾ体の含量の和が25重量%以下(更に好ま
しくは、20重量%以下)、及びホスファチジルエタノ
ールアミン及びそのリゾ体の含量の和が25重量%以下
(更に好ましくは、20重量%以下)であるようなリン
脂質混合物を使用することが好ましい。
としては、上記のような方法を利用して得た本発明に係
る化合物を単独、あるいは二種以上を組み合わせて使用
することができるが、コスト等製造上の利点を考慮し
て、このような化合物を含むリン脂質混合物の形態で利
用してもよい。この場合、リン脂質混合物中のホスファ
チジルコリン(及びそのリゾ体)やホスファチジルエタ
ノールアミン(及びそのリゾ体)は、風味等に好ましく
ない影響を与え易いためにその含量は少ない方が良い。
本発明においては、本発明に係る化合物の含有量の和
が、リン脂質混合物中に25重量%以上(更に好ましく
は、30重量%以上)であり、かつホスファチジルコリ
及びそのリゾ体の含量の和が25重量%以下(更に好ま
しくは、20重量%以下)、及びホスファチジルエタノ
ールアミン及びそのリゾ体の含量の和が25重量%以下
(更に好ましくは、20重量%以下)であるようなリン
脂質混合物を使用することが好ましい。
【0017】上記(I)で表される化合物の配合量(含
有量)は、調製される食品によって異なるが、通常、食
品中に、0.005〜1重量%(更に好ましくは、0.
01〜0.8重量%)の範囲にあることが好ましい。ま
た、上記のようにリン脂質混合物として利用する場合に
は、リン脂質混合物の配合量(含有量)は、食品中に、
0.02〜4重量%(更に好ましくは、0.04〜3.
2重量%)の範囲にあることが好ましい。
有量)は、調製される食品によって異なるが、通常、食
品中に、0.005〜1重量%(更に好ましくは、0.
01〜0.8重量%)の範囲にあることが好ましい。ま
た、上記のようにリン脂質混合物として利用する場合に
は、リン脂質混合物の配合量(含有量)は、食品中に、
0.02〜4重量%(更に好ましくは、0.04〜3.
2重量%)の範囲にあることが好ましい。
【0018】本発明の卵様風味食品に使用されるイソチ
オシアン酸エステル類の例としては、イソチオシアン酸
アリル、イソチオシアン酸プロペニル、イソチオシアン
酸γ−ブテニル、イソチオシアン酸sec-ブチル、イソチ
オシアン酸フェニル、イソチオシアン酸ベンジル、イソ
チオシアン酸β−フェニルエチル、イソチオシアン酸p
−ヒドロキシベンジル、イソチオシアン酸ブチルメルカ
プトブチル、ケイロリン(メチルプロピルイソチオシア
ネートスルホン)、エリソリン、及びイソチオシアン酸
ブチルメルカプト−δ−ブテニルを挙げることができ
る。これらは、二種以上を組み合わせて使用してもよ
い。
オシアン酸エステル類の例としては、イソチオシアン酸
アリル、イソチオシアン酸プロペニル、イソチオシアン
酸γ−ブテニル、イソチオシアン酸sec-ブチル、イソチ
オシアン酸フェニル、イソチオシアン酸ベンジル、イソ
チオシアン酸β−フェニルエチル、イソチオシアン酸p
−ヒドロキシベンジル、イソチオシアン酸ブチルメルカ
プトブチル、ケイロリン(メチルプロピルイソチオシア
ネートスルホン)、エリソリン、及びイソチオシアン酸
ブチルメルカプト−δ−ブテニルを挙げることができ
る。これらは、二種以上を組み合わせて使用してもよ
い。
【0019】上記イソチオシアン酸エステル類の多く
は、天然芥子(植物)中に配糖体として存在しており、
芥子油と呼ばれている。従って、芥子からその油分を抽
出して、それに含まれているエステル成分を使用しても
良いし、直接芥子粉末を使用することによって、本発明
の卵様風味食品に含ませることができる。また化学合成
品を使用してもよい。なお、上記イソチオシアン酸エス
テル類についての詳細(性状、存在、製法等)は、(奥
田 治著『香料化学総覧2(単離香料、合成香料)香料
の応用』、42年刊行、廣川書店)に記載されている。
上記イソチオシアン酸エステル類の中では、イソチオシ
アン酸アリル、またはイソチオシアン酸p−ヒドロキシ
ベンジルが好ましい。特に、この両者を併用することが
好ましい。
は、天然芥子(植物)中に配糖体として存在しており、
芥子油と呼ばれている。従って、芥子からその油分を抽
出して、それに含まれているエステル成分を使用しても
良いし、直接芥子粉末を使用することによって、本発明
の卵様風味食品に含ませることができる。また化学合成
品を使用してもよい。なお、上記イソチオシアン酸エス
テル類についての詳細(性状、存在、製法等)は、(奥
田 治著『香料化学総覧2(単離香料、合成香料)香料
の応用』、42年刊行、廣川書店)に記載されている。
上記イソチオシアン酸エステル類の中では、イソチオシ
アン酸アリル、またはイソチオシアン酸p−ヒドロキシ
ベンジルが好ましい。特に、この両者を併用することが
好ましい。
【0020】上記イソチオシアン酸エステル類の配合量
(含有量)は、調製される食品によって異なるが、通
常、食品中に、0.001〜0.2重量%(更に好まし
くは、0.005〜0.05重量%)の範囲にあること
が好ましい。
(含有量)は、調製される食品によって異なるが、通
常、食品中に、0.001〜0.2重量%(更に好まし
くは、0.005〜0.05重量%)の範囲にあること
が好ましい。
【0021】前述したように式(I)で表される化合
物、及びイソチオシアン酸エステル類を含む本発明の卵
様風味食品としては、卵様風味が生かされた食品であれ
ば特に制限はない。例えば、フレンチドレッシングなど
のドレッシング類、菓子パンなどのパン類、カスタード
クリームなどのクリーム類、カステラなどのケーキ類、
プディング、ババロアなどのデザート類を挙げることが
できる。
物、及びイソチオシアン酸エステル類を含む本発明の卵
様風味食品としては、卵様風味が生かされた食品であれ
ば特に制限はない。例えば、フレンチドレッシングなど
のドレッシング類、菓子パンなどのパン類、カスタード
クリームなどのクリーム類、カステラなどのケーキ類、
プディング、ババロアなどのデザート類を挙げることが
できる。
【0022】上記のような食品は、本発明に係る化合物
(リン脂質混合物でもよい)、及びイソチオシアン酸エ
ステルテル類と、小麦粉、油脂(バター、マーガリン、
ショートニング、その他、ドレッシングなどではサラダ
油などの植物性油脂が好ましい)、食塩、糖類(砂糖、
ブドウ糖など)、食酢、グルタミン酸ナトリウムなどの
調味料、牛乳、生クリーム、粉乳などの乳製品、キサン
タンガムなどの増粘剤、乳化剤(卵黄を除く)等の中か
ら必要な原料をそれぞれの食品に応じて配合し、従来の
方法で調製することにより、得ることができる。
(リン脂質混合物でもよい)、及びイソチオシアン酸エ
ステルテル類と、小麦粉、油脂(バター、マーガリン、
ショートニング、その他、ドレッシングなどではサラダ
油などの植物性油脂が好ましい)、食塩、糖類(砂糖、
ブドウ糖など)、食酢、グルタミン酸ナトリウムなどの
調味料、牛乳、生クリーム、粉乳などの乳製品、キサン
タンガムなどの増粘剤、乳化剤(卵黄を除く)等の中か
ら必要な原料をそれぞれの食品に応じて配合し、従来の
方法で調製することにより、得ることができる。
【0023】下記の表1に、上記のような食品で利用す
る場合の本発明の各構成成分の好ましい添加量を記載す
る。なお、リン脂質混合物は、以下の組成のものを使用
した場合の添加量である。 リン脂質混合物の組成:ホスファチジルイノシトール
(PI)30重量%、ホスファチジン酸(PA)20重
量%、ホスファチジルエタノールアミン(PE)25重
量%、ホスファチジルコリン(PC)20重量%、及び
その他5重量%
る場合の本発明の各構成成分の好ましい添加量を記載す
る。なお、リン脂質混合物は、以下の組成のものを使用
した場合の添加量である。 リン脂質混合物の組成:ホスファチジルイノシトール
(PI)30重量%、ホスファチジン酸(PA)20重
量%、ホスファチジルエタノールアミン(PE)25重
量%、ホスファチジルコリン(PC)20重量%、及び
その他5重量%
【0024】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 食品への好ましい添加量(重量%) 食品の種類 化合物(I) リン脂質混合物 エステル類 ──────────────────────────────────── ドレッシング類0.01〜0.8 0.04〜3.2 0.01〜0.05 ケーキ類 0.1〜0.5 0.4〜2.0 0.005〜0.01 パン類 0.2〜0.6 0.8〜2.4 0.01〜0.05 デザート類 0.5〜0.8 2.0〜3.2 0.005〜0.02 クリーム類 0.3〜0.5 1.2〜2.0 0.005〜0.01 ────────────────────────────────────
【0025】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。ただし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
説明する。ただし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
【0026】[実施例1]以下の配合からなる本発明に
従う半固体状ドレッシングAを従来の方法で調製し、2
0℃で2週間熟成した。なお、下記の配合において、イ
エローマスタード末の添加量(1重量%)は、イソチオ
シアン酸p−ヒドロキシベンジル0.01重量%に相当
する。また、マスタードオイルは、イソチオシアン酸ア
リルを95重量%含有する。リン脂質混合物Aの組成
は、ホスファチジルイノシトール(PI)75重量%、
ホスファチジン酸(PA)16重量%、ホスファチジル
エタノールアミン(PE)6重量%、ホスファチジルコ
リン(PC)1重量%、及びその他2重量%である。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── サラダ油 40 キサンタンガム 0.5 食酢(酸度5%) 8 食塩 5 砂糖 2 グルタミン酸ソーダ 0.2 脱脂粉乳 1.5 リン脂質混合物A 0.03 イエローマスタード末 1 マスタードオイル 0.005 水 バランス
従う半固体状ドレッシングAを従来の方法で調製し、2
0℃で2週間熟成した。なお、下記の配合において、イ
エローマスタード末の添加量(1重量%)は、イソチオ
シアン酸p−ヒドロキシベンジル0.01重量%に相当
する。また、マスタードオイルは、イソチオシアン酸ア
リルを95重量%含有する。リン脂質混合物Aの組成
は、ホスファチジルイノシトール(PI)75重量%、
ホスファチジン酸(PA)16重量%、ホスファチジル
エタノールアミン(PE)6重量%、ホスファチジルコ
リン(PC)1重量%、及びその他2重量%である。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── サラダ油 40 キサンタンガム 0.5 食酢(酸度5%) 8 食塩 5 砂糖 2 グルタミン酸ソーダ 0.2 脱脂粉乳 1.5 リン脂質混合物A 0.03 イエローマスタード末 1 マスタードオイル 0.005 水 バランス
【0027】[比較例1]上記実施例1において、リン
脂質混合物A及びイエローマスタード末を添加しなかっ
た以外は、上記実施例1と同様にして比較用の半固体状
ドレッシングAcを調製した。
脂質混合物A及びイエローマスタード末を添加しなかっ
た以外は、上記実施例1と同様にして比較用の半固体状
ドレッシングAcを調製した。
【0028】[卵様風味食品としての評価]上記で得た
半固体状ドレッシング(A(実施例1)及びAc(比較
例1))各々15gを生野菜40gにかけ、25名の専
門パネラーによる官能試験を行って、評価した。評価方
法は食べた時の「卵風味」(卵様風味)の比較、及び滑
らかさ等の食感や上記風味などを含めた全体的な「コク
味」の比較で評価した。結果を下記に示す。 (卵っぽさ) 実施例1の方が卵風味を認識できる 15人 実施例1の方がやや卵風味を認識できる 6人 どちらとも言えない 3人 比較例1の方が卵風味を認識できる 1人 比較例1の方がやや卵風味を認識できる 0人 (コク旨味) 実施例1の方がコク味を認識できる 10人 実施例1の方がややコク味を認識できる 5人 どちらとも言えない 5人 比較例1の方がコク味を認識できる 3人 比較例1の方がややコク味を認識できる 2人 上記の結果から、本発明に従うドレッシングA(実施例
1)は、卵黄が添加されていないのに拘らず、比較用の
ドレッシングAc(比較例1)に比べ、卵風味が付与さ
れていることがわかる。
半固体状ドレッシング(A(実施例1)及びAc(比較
例1))各々15gを生野菜40gにかけ、25名の専
門パネラーによる官能試験を行って、評価した。評価方
法は食べた時の「卵風味」(卵様風味)の比較、及び滑
らかさ等の食感や上記風味などを含めた全体的な「コク
味」の比較で評価した。結果を下記に示す。 (卵っぽさ) 実施例1の方が卵風味を認識できる 15人 実施例1の方がやや卵風味を認識できる 6人 どちらとも言えない 3人 比較例1の方が卵風味を認識できる 1人 比較例1の方がやや卵風味を認識できる 0人 (コク旨味) 実施例1の方がコク味を認識できる 10人 実施例1の方がややコク味を認識できる 5人 どちらとも言えない 5人 比較例1の方がコク味を認識できる 3人 比較例1の方がややコク味を認識できる 2人 上記の結果から、本発明に従うドレッシングA(実施例
1)は、卵黄が添加されていないのに拘らず、比較用の
ドレッシングAc(比較例1)に比べ、卵風味が付与さ
れていることがわかる。
【0029】[実施例2]上記実施例1において、リン
脂質混合物A(0.03重量%添加)の代わりに、リン
脂質混合物B(ホスファチジルイノシトール(PI)5
2重量%、ホスファチジン酸(PA)28重量%、ホス
ファチジルエタノールアミン(PE)19重量%、ホス
ファチジルコリン(PC)1重量%)を0.06重量%
添加した以外は、実施例1同様にして、本発明に従う半
固体状ドレッシングBを調製した。
脂質混合物A(0.03重量%添加)の代わりに、リン
脂質混合物B(ホスファチジルイノシトール(PI)5
2重量%、ホスファチジン酸(PA)28重量%、ホス
ファチジルエタノールアミン(PE)19重量%、ホス
ファチジルコリン(PC)1重量%)を0.06重量%
添加した以外は、実施例1同様にして、本発明に従う半
固体状ドレッシングBを調製した。
【0030】[比較例2]上記実施例2において、リン
脂質混合物B及びイエローマスタード末を添加しなかっ
た以外は、上記実施例2と同様にして比較用の半固体状
ドレッシングBcを調製した。
脂質混合物B及びイエローマスタード末を添加しなかっ
た以外は、上記実施例2と同様にして比較用の半固体状
ドレッシングBcを調製した。
【0031】[実施例3]以下の配合からなる本発明に
従う半固体状ドレッシングCを従来の方法で調製した。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── サラダ油 40 キサンタンガム 0.5 食酢(酸度5%) 8 食塩 5 砂糖 2 グルタミン酸ソーダ 0.2 脱脂粉乳 1.5 リゾホスファチジルイノシトール(LPI) 0.015 イソチオシアン酸アリル 0.01 イソチオシアン酸p−ヒドロキシベンジル 0.02 水 バランス
従う半固体状ドレッシングCを従来の方法で調製した。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── サラダ油 40 キサンタンガム 0.5 食酢(酸度5%) 8 食塩 5 砂糖 2 グルタミン酸ソーダ 0.2 脱脂粉乳 1.5 リゾホスファチジルイノシトール(LPI) 0.015 イソチオシアン酸アリル 0.01 イソチオシアン酸p−ヒドロキシベンジル 0.02 水 バランス
【0032】[比較例3]上記実施例3において、リゾ
ホスファチジルイノシトール(LPI)及びイソチオシ
アン酸アリルを添加しないこと、及びイソチオシアン酸
p−ヒドロキシベンジルの添加量を0.005重量%に
変えた以外は、上記実施例3と同様にして比較用の半固
体状ドレッシングCcを調製した。
ホスファチジルイノシトール(LPI)及びイソチオシ
アン酸アリルを添加しないこと、及びイソチオシアン酸
p−ヒドロキシベンジルの添加量を0.005重量%に
変えた以外は、上記実施例3と同様にして比較用の半固
体状ドレッシングCcを調製した。
【0033】[卵様風味食品としての評価]上記で得た
半固体状ドレッシング(B、C(実施例2、3)、及び
Bc、Cc(比較例2、3))各々15gを生野菜40
gにかけ、前記実施例1と同様な方法で、評価した。結
果を下記に示す。 実施例の製品と比較例の製品との比較 (卵風味) B/Bc C/Cc 実施例の方が卵風味を認識できる 13人 10人 実施例の方がやや卵風味を認識できる 4人 9人 どちらとも言えない 5人 5人 比較例の方が卵風味を認識できる 2人 1人 比較例の方がやや卵風味を認識できる 1人 0人 (コク味) 実施例の方がコク味を認識できる 10人 8人 実施例の方がややコク味を認識できる 7人 10人 どちらとも言えない 4人 3人 比較例の方がコク味を認識できる 1人 3人 比較例の方がややコク味を認識できる 3人 1人 上記の結果から、本発明に従うドレッシングB、C(実
施例2、3)は、卵黄が添加されていないのに拘らず、
比較用のドレッシングBc、Cc(比較例2、3)に比
べ、卵風味が付与されていることがわかる。
半固体状ドレッシング(B、C(実施例2、3)、及び
Bc、Cc(比較例2、3))各々15gを生野菜40
gにかけ、前記実施例1と同様な方法で、評価した。結
果を下記に示す。 実施例の製品と比較例の製品との比較 (卵風味) B/Bc C/Cc 実施例の方が卵風味を認識できる 13人 10人 実施例の方がやや卵風味を認識できる 4人 9人 どちらとも言えない 5人 5人 比較例の方が卵風味を認識できる 2人 1人 比較例の方がやや卵風味を認識できる 1人 0人 (コク味) 実施例の方がコク味を認識できる 10人 8人 実施例の方がややコク味を認識できる 7人 10人 どちらとも言えない 4人 3人 比較例の方がコク味を認識できる 1人 3人 比較例の方がややコク味を認識できる 3人 1人 上記の結果から、本発明に従うドレッシングB、C(実
施例2、3)は、卵黄が添加されていないのに拘らず、
比較用のドレッシングBc、Cc(比較例2、3)に比
べ、卵風味が付与されていることがわかる。
【0034】[実施例4]以下の配合からなる本発明に
従うケーキを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 卵白粉末 6.2 砂糖 38.5 小麦粉 13.4 小麦粉澱粉 1.7 食塩 0.2 リン酸1カルシウム 0.3 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.2 マスタードオイル 0.006 バニラエッセンス 適量 水 バランス
従うケーキを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 卵白粉末 6.2 砂糖 38.5 小麦粉 13.4 小麦粉澱粉 1.7 食塩 0.2 リン酸1カルシウム 0.3 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.2 マスタードオイル 0.006 バニラエッセンス 適量 水 バランス
【0035】[比較例4]上記実施例4において、ホス
ファチジルイノシトール(PI)及びマスタードオイル
を添加しなかったこと以外は、上記実施例4と同様にし
て比較用のケーキを調製した。
ファチジルイノシトール(PI)及びマスタードオイル
を添加しなかったこと以外は、上記実施例4と同様にし
て比較用のケーキを調製した。
【0036】[実施例5]以下の配合からなる本発明に
従う卵菓子パンを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 小麦粉 50.0 卵白液 10.0 砂糖 10.0 ブドウ糖 2.5 食塩 0.4 イースト 1.75 イーストフード 0.05 油脂 5.0 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.5 イソチオシアン酸アリル 0.01 水 バランス
従う卵菓子パンを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 小麦粉 50.0 卵白液 10.0 砂糖 10.0 ブドウ糖 2.5 食塩 0.4 イースト 1.75 イーストフード 0.05 油脂 5.0 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.5 イソチオシアン酸アリル 0.01 水 バランス
【0037】[比較例5]上記実施例5において、ホス
ファチジルイノシトール(PI)及びイソチオシアン酸
アリルを添加しないこと以外は、上記実施例5と同様に
して比較用の卵菓子パンを作った。
ファチジルイノシトール(PI)及びイソチオシアン酸
アリルを添加しないこと以外は、上記実施例5と同様に
して比較用の卵菓子パンを作った。
【0038】[実施例6]以下の配合からなる本発明に
従うプディングを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 牛乳 65.0 砂糖 10.0 卵白 25.0 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.8 イソチオシアン酸p−ヒドロキシベンジル 0.004 マスタードオイル 0.002 バニラエッセンス 適量 水 バランス
従うプディングを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 牛乳 65.0 砂糖 10.0 卵白 25.0 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.8 イソチオシアン酸p−ヒドロキシベンジル 0.004 マスタードオイル 0.002 バニラエッセンス 適量 水 バランス
【0039】[比較例6]上記実施例6において、ホス
ファチジルイノシトール(PI)及びイソチオシアン酸
p−ヒドロキシベンジル及びマスタードオイルを添加し
なかった以外は、上記実施例6と同様にして比較用のプ
ディングを作った。
ファチジルイノシトール(PI)及びイソチオシアン酸
p−ヒドロキシベンジル及びマスタードオイルを添加し
なかった以外は、上記実施例6と同様にして比較用のプ
ディングを作った。
【0040】[実施例7]以下の配合からなる本発明に
従うクリームを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 牛乳 60.0 コーンスターチ 5.0 小麦粉 5.0 砂糖 15.0 バター 4.0 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.3 イソチオシアン酸p−ヒドロキシベンジル 0.005 バニラエッセンス 適量 水 バランス
従うクリームを従来の方法で作った。 (配合成分) 配合量(重量%) ─────────────────────────── 牛乳 60.0 コーンスターチ 5.0 小麦粉 5.0 砂糖 15.0 バター 4.0 ホスファチジルイノシトール(PI) 0.3 イソチオシアン酸p−ヒドロキシベンジル 0.005 バニラエッセンス 適量 水 バランス
【0041】[比較例7]上記実施例7において、ホス
ファチジルイノシトール(PI)及びイソチオシアン酸
p−ヒドロキシベンジルを添加しなかった以外は、上記
実施例7と同様にして比較用のクリームを作った。
ファチジルイノシトール(PI)及びイソチオシアン酸
p−ヒドロキシベンジルを添加しなかった以外は、上記
実施例7と同様にして比較用のクリームを作った。
【0042】[卵様風味食品としての評価]上記で得た
各食品(実施例4〜7、及び比較例4〜7)について、
25名のパネラーによる官能評価を行った。結果をまと
めて下記の表2に示す。
各食品(実施例4〜7、及び比較例4〜7)について、
25名のパネラーによる官能評価を行った。結果をまと
めて下記の表2に示す。
【0043】
【表2】 表2 ──────────────────────────────────── 評価項目 ケーキ 卵菓子パン プディング クリーム ──────────────────────────────────── (卵風味) 実施例の方が卵風味 12人 12人 9人 12人 を認識できる 実施例の方がやや 8人 6人 7人 8人 卵風味を認識できる どちらとも言えない 3人 4人 3人 3人 比較例の方が卵風味 2人 1人 1人 1人 を認識できる 比較例の方がやや 2人 2人 5人 1人 卵風味を認識できる ──────────────────────────────────── (コク味) 実施例の方がコク味 13人 15人 10人 15人 を認識できる 実施例の方がやや 8人 5人 5人 5人 コク味を認識できる どちらとも言えない 2人 3人 5人 2人 比較例の方がコク味 1人 0人 2人 1人 を認識できる 比較例の方がやや 1人 2人 3人 2人 コク味を認識できる ────────────────────────────────────
【0044】上記の結果から、本発明に従う卵様風味食
品(実施例4〜7)は、卵黄が添加されていないのに拘
らず、比較用の食品(比較例7)に比べ、卵風味が付与
されていることがわかる。
品(実施例4〜7)は、卵黄が添加されていないのに拘
らず、比較用の食品(比較例7)に比べ、卵風味が付与
されていることがわかる。
【0045】
【発明の効果】本発明の卵様風味食品によれば、卵黄
(あるいは全卵)を使用しなくても、十分卵様の風味が
享受できる。このため、卵黄等を使用しない分だけコレ
ステロールの摂取の低減が図れるから、今日の時代に合
った食品が提供できる。
(あるいは全卵)を使用しなくても、十分卵様の風味が
享受できる。このため、卵黄等を使用しない分だけコレ
ステロールの摂取の低減が図れるから、今日の時代に合
った食品が提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 実質的に卵黄を含まない食品であって、
下記式(I)で表される化合物、及びイソチオシアン酸
エステル類が添加されていることを特徴とする卵様風味
食品。 【化1】 [式(I)中、R1 及びR2 は、それぞれ独立に、水素
原子、アシル基、アルキル基又はアルケニル基を表し
(ただし、R1 及びR2 が同時に水素原子であることは
ない)、Xは、糖または糖誘導体を表す。]
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158627A JPH05317004A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 卵様風味食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158627A JPH05317004A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 卵様風味食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317004A true JPH05317004A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15675844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4158627A Withdrawn JPH05317004A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 卵様風味食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05317004A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034603A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | T Hasegawa Co Ltd | 酸味・酸臭抑制剤 |
| JP2015073476A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | キユーピー株式会社 | マヨネーズ様調味料 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4158627A patent/JPH05317004A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034603A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | T Hasegawa Co Ltd | 酸味・酸臭抑制剤 |
| JP2015073476A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | キユーピー株式会社 | マヨネーズ様調味料 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |