JPH05317672A - 顔料分散方法 - Google Patents

顔料分散方法

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JPH05317672A
JPH05317672A JP4121854A JP12185492A JPH05317672A JP H05317672 A JPH05317672 A JP H05317672A JP 4121854 A JP4121854 A JP 4121854A JP 12185492 A JP12185492 A JP 12185492A JP H05317672 A JPH05317672 A JP H05317672A
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dispersion
pigment
dispersion medium
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JP4121854A
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Setsuo Kuramoto
節男 倉本
Yasuyuki Matsushita
泰之 松下
Hiromasa Kondo
博雅 近藤
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New Oji Paper Co Ltd
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New Oji Paper Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/50Mixing liquids with solids
    • B01F23/56Mixing liquids with solids by introducing solids in liquids, e.g. dispersing or dissolving
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/50Circulation mixers, e.g. wherein at least part of the mixture is discharged from and reintroduced into a receptacle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F2101/00Mixing characterised by the nature of the mixed materials or by the application field
    • B01F2101/30Mixing paints or paint ingredients, e.g. pigments, dyes, colours, lacquers or enamel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis

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Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で一定品質の分散液を効率良く得るため
の顔料分散方法を提供することを目的としている。 【構成】容器に収容された分散媒を撹はんする撹はん工
程と、容器底部から分散媒を吸込み、分散媒液面より高
い位置から分散媒を吐出して、分散媒を循環させる循環
工程と、顔料を添加する顔料添加工程と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽くて分散媒液面に浮
かびやすく、分散液を作りにくい顔料、例えば、多孔性
顔料、中空性顔料の分散方法に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な産業分野で、微粉シリカ、微粉ア
ルミナ、軽質炭酸カルシウム及び焼成カオリン等の無機
系多孔性顔料、尿素系樹脂顔料及びアクリル系樹脂顔料
等の有機系多孔性顔料並びに、塩化ビニリデン系共重合
体及びスチレン系共重合体等の中空性樹脂顔料が使用さ
れている。これらの顔料を用いて、粉体顔料を分散媒中
に分散して分散液を調製する工程がある。また、これら
の顔料は、多孔性及び中空性を有し、見かけ比重が小さ
い。分散液の調製で、これらの見かけ比重が小さい粉体
顔料の分散方法として、従来、分散媒を撹はんミキサー
で撹はんしながら、長時間かけて、この中に粉体顔料を
極少量づつ添加してゆくという方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】見かけ比重が小さい粉
体顔料は、分散時に、分散媒液面に浮き上がるので分散
媒中に入って行きにくく、分散液の調製は非常に困難で
ある。分散媒を撹はんミキサーで撹はんしながら、この
中に粉体顔料を極少量づつ添加してゆく従来の分散方法
では、分散に長時間がかかる。更に、粉体顔料は凝集し
やすく凝集体をつくり、凝集体表面の粉体にのみ分散媒
がなじみ中心部分は分散媒が浸透しない状態の未分散顔
料が生じる。未分散のまま溜ったボール状の粉体、いわ
ゆるダマができやすい。一旦ダマができると、これは非
常に分散しにくく最終的には、スクリーンを通して除か
なければならなくなる。このような従来の分散方法で
は、スクリーン処理の工程を設けなければならないのみ
ならず、スクリーンによってダマを除くことにより、分
散液の配合割合が所期のものからずれ、品質のばらつき
を発生させる一因ともなっているという問題があった。
【0004】以上の問題を解決して、本発明は、短時間
で一定品質の分散液を効率良く得るための顔料分散方法
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る顔料分散方
法は、容器に収容された分散媒を撹はんする撹はん工程
と、容器底部から分散媒を吸込み、分散媒液面より高い
位置から分散媒を吐出して、分散媒を循環させる循環工
程と、顔料を添加する顔料添加工程と、を具備する。
【0006】
【作用】循環手段によって分散媒が分散媒液面に上部か
ら注入されて、容器中の分散媒に上から下方向の流れを
作る。その流れにより、分散媒液面に浮遊している未分
散顔料が、分散媒中に引き込まれる。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は、本発明の顔料分散方法により顔料を分散する顔料
分散装置の構成の1例を示す側面図である。図1におい
て、顔料分散タンク1は、SUS304製で形状は内径
φ790、高さ1000mm、底部は10%皿底である。
また、タンク上部には、タンク内の分散液の飛散防止及
び、外部からの異物混入防止のため蓋11が設けられて
いる。
【0008】撹はん手段としての撹はんミキサー2は、
モーター部21にシャフトで接続されたφ245の羽根
部22から構成され、顔料分散タンク1の蓋11に設け
られている。モーター部21の回転数は、230〜27
20rpm の範囲で調節可能である。顔料分散タンク1内
の分散媒を循環させる分散媒循環手段として、循環ポン
プ3とその配管系は以下のように構成されている。顔料
分散タンク1の底部の中心部に設けられた吸込口12
は、吸込配管4によって循環ポンプ3の吸込口31に接
続されている。循環ポンプ3の吐出口32は、吐出配管
5によって、顔料分散タンク1の蓋11に接続されてい
る。本実施例の循環ポンプ3は、株式会社寺田ポンプ製
作所製の自吸式渦巻ポンプを使用した。また、吐出配管
5の吐出側はフレキシブルホース51によって構成され
ているので、その吐出口52と顔料分散タンク1内の液
面との距離Aを任意に変えることができる。
【0009】以上の装置を用いて、以下の手順で粉体顔
料の分散を行った。 (1)顔料分散タンク1に水を入れ、分散剤、界面活性
剤、消泡剤等の添加薬品を添加し、撹はんミキサー2で
撹はんして、あらかじめ分散媒を調製する。 (2)調製した分散媒を撹はんミキサー2で撹はんしつ
つ、循環ポンプ3で分散媒を循環させながら、顔料を顔
料投入口13から添加して顔料の分散を行う。
【0010】以上の粉体顔料の分散で、前述の距離Aを
適切に設定するために以下のような操作を行った。実施
例の吐出配管5の吐出口52と顔料分散タンク1内の液
面の距離Aを任意に変えて、分散媒の落下位置の液面に
凹みを生じさせた。更に、液面に浮遊している顔料が、
この凹みによって分散媒中に引き込まれる状態を目視で
観察した。
【0011】その結果、吐出配管5の吐出口52と液面
の距離Aが、200〜1000mmで、顔料が効率よく分
散媒中に引き込まれる状態が見られた。また、200mm
以下の距離では、顔料が分散媒中に引き込まれる効果が
少なく、1000mm以上の距離では、顔料が飛散し、分
散液に泡立ちが見られた。以上の結果より、以下の試行
例では、吐出配管5の吐出口52と液面の距離Aを50
0mmにして顔料の分散を行った。また、吐出口52が、
分散媒中すなわち分散媒液面より低い位置では、顔料が
分散媒中に引き込まれる効果は見られなかった。
【0012】[試行例1]以下の手順で、試行例1の顔
料の分散を行った。 (1)分散媒の調製 顔料分散タンク1に水をいれ、以下の添加薬品を添加
し、撹はんミキサー2で700rpm で撹はんして、あら
かじめ分散媒を調製した。 (a )添加薬品 (a.1 )分散剤…リン酸系分散剤(燐化学株式会社製、
商品名「ナンカリンS‐1」を 0.2部。 (a.2 )消泡剤…サン・ノプコ株式会社製、商品名「ノ
プコ1407‐K」を0.03部。
【0013】(2)顔料の分散 撹はんミキサー2を700rpm で撹はんしつつ、循環ポ
ンプ3を用いて、前記(1)項で調製した分散媒を35
リットル/分で循環させながら、多孔性顔料として見か
け比重0.043の微粉シリカ(徳山曹達株式会社製、
商品名「ファインシールX‐37」)100部を添加し
た。微粉シリカは、5kgづつ5回に分けて25kg添加し
た。まず、第1回目に5kgを添加し、分散媒液面の未分
散シリカの浮遊状況を目視で確かめ、浮遊微粉シリカ粉
末がほとんど見られない状態になった時に、2回目の5
kgの微粉シリカの添加をおこなった。このような添加操
作を5回繰り返して、合計25kgの微粉シリカを添加
し、固形分濃度20%の分散液を得た。この試行例1で
使用した見かけ比重0.043の微粉シリカは、普通紙
基材の表面に多孔性顔料と接着剤を主成分とするインク
受容層を設けたインクジェット記録用紙の塗料の原料と
して使用される顔料である。
【0014】[試行例2]以下の手順で、試行例2の顔
料の分散を行った。試行例2では試行例1で使用した顔
料に比較して、見かけ比重の比較的重い多孔性顔料で見
かけ比重0.12の微粉アルミナ(水沢化学工業株式会
社製、商品名「アルミナ‐A」)を使用した。それに伴
い以下の添加薬品を使用した。
【0015】(1)分散媒の調製 試行例1の(1)と同様の手順で以下の添加薬品を添加
し、分散媒を調製した。 (a )添加薬品 (a.1 )分散剤…ポリアクリル酸ナトリウム系分散剤
(東亜合成株式会社製、商品名「アロンA‐9」)を
0.3部。 (a.2 )消泡剤…試行例1と同じサン・ノプコ株式会社
製、商品名「ノプコ1407‐K」を0.05部。 (2)顔料の分散 試行例2では、前記(1)項で、調製した分散媒に試行
例1と同じ分散条件で、微粉アルミナ100部、1kgを
500g づつ2回に分けて添加した。まず、第1回目に
500g を添加し、分散媒液面の未分散アルミナの浮遊
状況を目視で確かめ、浮遊微粉アルミナ粉末がほとんど
見られない状態になった時に、2回目の500g の微粉
アルミナの添加をおこない、固形分濃度20%の分散液
を得た。この試行例2で使用した見かけ比重0.12の
微粉アルミナは、普通紙基材の表面に多孔性顔料と接着
剤を主成分とするインク受容層を設けたインクジェット
記録用紙の塗料の原料として使用される顔料である。
【0016】[試行例3]以下の手順で、試行例3の顔
料の分散を行った。試行例3では、試行例1、試行例2
で使用した多孔性顔料とは違った中空顔料を使用した。
この中空の顔料としては、見かけ比重0.07のポリア
クリロニトリルとポリ塩化ビニリデンの共重合体をシェ
ルとする中空粒子(日本油脂製薬株式会社製、商品名
「マイクロスフェアーF‐30」)を使用した。(以
下、単に中空粒子と略す)それに伴い以下の添加薬品を
使用した。
【0017】(1)分散媒の調製 試行例1の(1)と同様の手順で以下の添加薬品を添加
し、分散媒を調製した。 (a)添加薬品 (a.1 )界面活性剤…コハク酸系界面活性剤(日本油脂
株式会社製、商品名「ラピゾールB‐80」)を0.0
2部。 (a.2 )消泡剤…試行例1と同じサン・ノプコ株式会社
製、商品名「ノプコ1407‐K」を0.05部。
【0018】(2)顔料の分散 試行例3では、前記(1)項で、調製した分散媒に試行
例1と同じ分散条件で、中空粒子100部、2kgを1kg
づつ2回に分けて添加した。まず、第1回目に1kgを添
加し、分散媒液面の未分散中空粒子の浮遊状況を目視で
確かめ、浮遊中空粒子粉末がほとんど見られない状態に
なった時に、2回目の1kgの中空粒子の添加をおこな
い、固形分濃度10%の分散液を得た。この試行例3で
使用した見かけ比重0.07の中空粒子は、例えば、感
熱用紙の下塗用塗料の原料として使用される顔料であ
る。
【0019】[比較例1]比較例1では、試行例1に対
して循環ポンプ3を用いず、撹はんミキサー2のみを使
用して試行例1と同じ顔料の微粉シリカの分散を以下の
手順で行った。 (1)分散媒の調製 比較例1は、試行例1と同じ添加薬品を同量用いて、試
行例1と同じ方法で分散媒を得た。
【0020】(2)顔料の分散 比較例1では、前記(1)項で調製した分散媒を、循環
ポンプ3を用いない点を除いては、試行例1と同一の条
件で顔料の分散を行った。また、顔料の添加方法は、試
行例1と同じ方法で、試行例1と同量の微粉シリカ25
kgを5kgづつ5回に分けて添加した。比較例1では、循
環ポンプ3を用いず、撹はんミキサー2のみで分散をお
こなったので、1回1回の添加では、試行例1に比べて
時間がかかった。したがって、全量の微粉シリカ25kg
を添加するのに相当時間をかけて、顔料の分散を行い、
固形分濃度20%の分散液を得た。
【0021】[比較例2]比較例2では、試行例2に対
して循環ポンプ3を用いず、撹はんミキサー2のみで試
行例2と同じ顔料の微粉アルミナの分散を以下の手順で
行った。 (1)分散媒の調製 比較例2は、試行例2と同じ添加薬品を同量用いて、試
行例2と同じ方法で分散媒を得た。
【0022】(2)顔料の分散 比較例2では、前記(1)項で調製した分散媒を、循環
ポンプ3を用いない点を除いては、試行例2と同一の条
件で顔料の分散を行った。また、顔料の添加方法は、試
行例2と同じ方法で、試行例2と同量の微粉アルミナ1
kgを500gづつ2回に分けて添加した。比較例2で
は、循環ポンプ3を用いず、撹はんミキサー2のみで分
散をおこなったので、1回1回の添加では、試行例2に
比べて時間がかかった。したがって、全量の微粉アルミ
ナ1kgを添加するのに相当時間をかけて、顔料の分散を
行い、固形分濃度20%の分散液を得た。
【0023】[比較例3]比較例3では、試行例3に対
して循環ポンプ3を用いず、撹はんミキサー2のみで試
行例3と同じ顔料の中空粒子の分散を以下の手順で行っ
た。 (1)分散媒の調製 比較例3は、試行例3と同じ添加薬品を同量用いて、試
行例3と同じ方法で分散媒を得た。
【0024】(2)顔料の分散 比較例3では、前記(1)項で調製した分散媒を、循環
ポンプ3を用いない点を除いては、試行例3と同一の条
件で顔料の分散を行った。また、顔料の添加方法は、試
行例3と同じ方法で、試行例3と同量の中空粒子2kgを
1kgづつ2回に分けて添加した。比較例3では、循環ポ
ンプ3を用いず、撹はんミキサー2のみで分散をおこな
ったので、1回1回の添加では、試行例3に比べて時間
がかかった。したがって、全量の中空粒子2kgを添加す
るのに相当時間をかけて、顔料の分散を行い、固形分濃
度10%の分散液を得た。
【0025】[試行例と比較例の評価項目]試行例と比
較例の顔料の分散状況を評価する上で、直接的な分散状
況の評価指標として分散時間、分散液の状態を評価し
た。また、間接的な分散状況の評価指標としては、試行
例と比較例で得られた分散液に薬品を添加して調製した
塗料を用いて、上質紙に塗工した塗工紙の表面強度を評
価した。この評価を行ったのは、顔料の分散液中に未分
散の顔料が含まれていると、塗工紙の表面が剥離しやす
くなり、顔料の分散の程度が表面強度に与える影響力が
大きいためである。試行例1と比較例1の顔料分散に使
用した微粉シリカ及び、試行例2と比較例2の顔料分散
に使用した微粉アルミナは、インクジェット記録用紙の
塗料の原料として使用される顔料である。このインクジ
ェット記録用紙では、表面強度が低いと印字中に記録用
紙の表面が剥離し記録用紙が汚れたり、剥離した部分が
インキノズルヘッドに付着したりして正しい印字ができ
ないことがある。よって、表面強度の評価は、試行例1
と比較例1の比較評価、試行例2と比較例2の比較評価
について行った。また、試行例3と比較例3の顔料分散
に使用した中空粒子は、感熱用紙の下塗用塗料の原料と
して使用される顔料として用いられるため表面強度の評
価は行わなかった。
【0026】以下に、評価項目を記す。 (1)分散時間 所定量の顔料の1回目の添加開始から最終回の添加終了
後、未分散顔料のダマが分散液上に浮遊していない状態
を目視で確認するまでの時間。 (2)分散液の状態 分散液液面には、未分散顔料のダマが見られないが、分
散液中には未分散顔料のダマが含有している。その分散
液を80メッシュのスクリーンに通して、スクリーン上
に残った未分散顔料のダマの有無を評価した。
【0027】評価基準 ○:ほとんどダマなし ×:相当量ダマあり (3)表面強度 (3.1 )試行例1と比較例1では、仕上げた分散液10
0部に対して、シリル変性ポリビニルアルコールを15
部添加した塗液をバーコーティングで5g/m 2 上質紙
に塗工し、乾燥させて塗工紙を得た。この塗工紙を用い
て、明製作所株式会社製のRI型印刷試験機を利用し、
Fグロス黒インキ(大日本インキ製)0.5ccを印刷
し、印刷面の剥離の状態を目視で評価した。
【0028】(3.2 )試行例2と比較例2では、仕上げ
た分散液100部に対してポリビニルアルコール30部
を水溶液として加え、さらに水を加えて固形分濃度15
%の塗料とした。この塗料をバーコーティングで5g/
2 上質紙に塗工し、乾燥させて塗工紙を得た。この塗
工紙を用いて、明製作所株式会社製のRI型印刷試験機
を利用し、Fグロス黒インキ(大日本インキ製)0.5
ccを印刷し、印刷面の剥離の状態を目視で評価した。
【0029】評価基準 〇:ほとんど剥離なし △:剥離あり ×:相当剥離あり [試行例1と比較例1の比較評価結果]試行例1と比較
例1の比較評価結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】試行例1と比較例1を、分散時間、分散液
の状態、表面強度の評価項目について比較評価した結果
を以下に示す。 (分散時間)比較例1では、撹はんミキサー2を使用し
て、微粉シリカを添加し分散を行った。微粉シリカを添
加終了後、分散液上に未分散シリカが浮遊していない状
態になるまでに、60分を要した。これに対し、試行例
1では、撹はんミキサー2と循環ポンプ3を使用して微
粉シリカを添加し分散を行い、比較例1に比べ分散時間
が25分に短縮できた。これは、循環ポンプで循環させ
た分散媒を分散媒液面に上部から注入することで、分散
媒に上から下方向の流れができ、分散媒液面に浮遊して
いる未分散シリカを分散媒中に引き込む状態が生じ、顔
料の分散が促進されたためである。また、更に、循環ポ
ンプ3が、未分散顔料をせん断する作用も期待できる。
【0032】(分散液の状態)得られた分散液の状態を
比較すると比較例1、試行例1共に分散液液面には、未
分散シリカのダマは見られないが分散液をスクリーンに
通すと比較例1では、相当量の未分散シリカのダマがス
クリーン上に残った。これに対し試行例1では、ほとん
ど見られず分散が十分行えた。 (表面強度)試行例1と比較例1で得られた分散液に薬
品を添加して調製した塗料を用いて、上質紙に塗工した
塗工紙をRI型印刷試験機を利用して表面強度の評価を
した。比較例1は表面の剥離がみられたが、試行例1で
は、顔料の分散が十分に行われているため表面の剥離は
ほとんどなかった。この結果、顔料の分散の程度が、表
面の剥離に影響力が大きいということがわかった。
【0033】[試行例2と比較例2の比較評価結果]試
行例2と比較例2の比較評価結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】試行例2と比較例2を、分散時間、分散液
の状態、表面強度の評価項目について比較評価した結果
を以下に示す。 (分散時間)比較例2では、撹はんミキサー2を使用し
て、微粉アルミナを添加し分散を行った。微粉アルミナ
を添加終了後、分散液上に未分散アルミナが浮遊してい
ない状態になるまでに、50分を要した。これに対し、
試行例2では、撹はんミキサー2と循環ポンプ3を使用
して微粉アルミナを添加し分散を行い、比較例2に比べ
分散時間が20分に短縮できた。これは、循環ポンプで
循環させた分散媒を分散媒液面に上部から注入すること
で、分散媒に上から下方向の流れができ、分散媒液面に
浮遊している未分散アルミナを分散媒中に引き込む状態
が生じ、顔料の分散が促進されたためである。また、更
に、循環ポンプ3が、未分散顔料をせん断する作用も期
待できる。
【0036】(分散液の状態)得られた分散液の状態を
比較すると比較例2、試行例2共に分散液液面には、未
分散アルミナのダマは見られないが分散液をスクリーン
に通すと比較例2では、相当量の未分散アルミナのダマ
がスクリーン上に残った。これに対し試行例2では、ほ
とんど見られず分散が十分行えた。 (表面強度)試行例2と比較例2で得られた分散液に薬
品を添加して調製した塗料を用いて、上質紙に塗工した
塗工紙をRI型印刷試験機を利用して表面強度の評価を
した。比較例2は表面の剥離がみられたが、試行例2で
は、顔料の分散が十分に行われているため表面の剥離は
ほとんどなかった。
【0037】[試行例3と比較例3の比較評価結果]比
較例3と試行例3の比較評価結果を表3にしめす。
【0038】
【表3】
【0039】試行例3と比較例3を、分散時間の評価項
目について比較評価した結果を以下に示す。試行例3と
比較例3では、中空粒子を添加終了後、分散液上に未分
散の中空粒子が浮遊せず、且つ、分散液中に未分散の中
空粒子のダマが存在しないことで、分散完了と判定し
た。この分散に要した分散時間は、比較例では、45分
を要したのに対し、試行例3では、20分に短縮でき
た。これは、循環ポンプで循環させた分散媒を分散媒液
面に上部から注入することで、分散媒に上から下方向の
流れができ、分散媒液面に浮遊している未分散中空粒子
を分散媒中に引き込む状態が生じ、顔料の分散が促進さ
れたためである。また、更に、循環ポンプ3が、未分散
顔料をせん断する作用も期待できる。
【0040】[全試行例と全比較例の比較評価]全試行
例と全比較例の比較評価を行った。以上の表1、表2、
表3より分散時間が、顔料の種類に関係なく分散媒循環
手段を用いたそれぞれの試行例が、それぞれの比較例に
比べて約半分になることがわかった。
【0041】以上の実施例で使用した多孔性または中空
性顔料以外にも、水に濡れにくい比較的比重が小さい有
機性顔料がある。これらの顔料においても、上記顔料分
散方法を用いると効率良く顔料の分散が行われることは
言うまでもない。以上の実施例では、顔料分散タンク1
の底部の中心部に、吸込口12が設けられているが、吸
込口12は顔料分散タンク1の底部であれば、その中心
部に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】循環させた分散媒を分散媒液面に上部か
ら注入することで、分散媒に上下方向の液の流れがで
き、分散媒表面に浮遊している未分散顔料を分散媒中に
引き込む状態が生じ、分散が促進され分散時間が大幅に
短縮される。また、顔料の分散が十分に行われるため、
分散液中に未分散顔料のダマが見られず、スクリーンで
ダマを除去する工程が省ける。従って、分散液の配合割
合が所期のものからずれることなく一定品質の分散液が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の顔料分散方法により顔料を分
散する顔料分散装置の構成の1例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 顔料分散タンク 11 顔料分散タンクの蓋 12 顔料分散タンクの吸込口 13 顔料投入口 2 撹はんミキサー 21 モーター部 22 羽根部 3 循環ポンプ 31 循環ポンプの吸込口 32 循環ポンプの吐出口 4 吸込配管 5 吐出配管 51 フレキシブルホース 52 吐出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器に収容された分散媒を撹はんする撹は
    ん工程と、容器底部から分散媒を吸込み、分散媒液面よ
    り高い位置から分散媒を吐出して、分散媒を循環させる
    循環工程と、顔料を添加する顔料添加工程と、を具備す
    る顔料分散方法。
  2. 【請求項2】前記顔料が多孔性または中空性顔料である
    ことを特徴とする請求項1記載の顔料分散方法。
  3. 【請求項3】撹はん工程と循環工程が同時に行われてい
    る間に、顔料添加工程が行われることを特徴とする請求
    項2記載の顔料分散方法。
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