JPH05318355A - 位置補正方法及び位置補正装置 - Google Patents

位置補正方法及び位置補正装置

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JPH05318355A
JPH05318355A JP15758692A JP15758692A JPH05318355A JP H05318355 A JPH05318355 A JP H05318355A JP 15758692 A JP15758692 A JP 15758692A JP 15758692 A JP15758692 A JP 15758692A JP H05318355 A JPH05318355 A JP H05318355A
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Application number
JP15758692A
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English (en)
Inventor
Akira Kimura
明 木村
Junichi Kuzusako
淳一 葛迫
Shinichi Katayama
真一 片山
Motohiro Kobayashi
元宏 小林
Keiichi Nakamachi
啓一 中町
Hideo Tanaami
秀夫 店網
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テイーチング作業を容易かつ短い時間でなし得
ると共に、危険の伴うテイーチング作業から作業者を解
放し得る位置補正方法及び位置補正装置を提案する。 【構成】コマンド入力部から供給される組立データに基
づいて組立ロボツトが所定の組立作業をするようになさ
れた組立装置の組立目標データを補正する位置補正方法
において、ロボツトコントローラが組立目標ポイントP
1の周辺を組立動作の成功範囲を探索するような動作指
示データを組立ロボツトに送出すると共に、その結果得
られるデータを統計処理して組立目標ポイントの位置補
正をするようにしたことにより、補正装置は作業者が教
示作業をすることなく先行する複数の組立動作で得られ
たデータに基づき自動的に精密かつ正確に組立目標ポイ
ントの補正をなし得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図3〜図7) 作用 実施例 (1)全体構成(図1〜図3) (2)位置補正処理手順(図4〜図7) (3)実施例の動作 (4)実施例の効果 (5)他の実施例(図8〜図11) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は位置補正方法及び位置補
正装置に関し、特に製品を高精度で組み立てる組立装置
の組立位置を補正する位置補正方法及び位置補正装置に
適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、組み立て工場の組立装置において
は、組み立てラインの立上げ時や製品機種の切り換え時
など、作業内容が変わるたびに当該組立装置に新しい作
業内容を教示し調整する、いわゆるテイーチングが必要
である。
【0004】通常、このテイーチング作業は、作業者が
コントローラを用いて各組立装置の特性を考慮しながら
1台ずつ動かして組立動作を教示した後、実際に組立ラ
インを作動させて各組立装置における組立作業での問題
箇所を検出及び調整するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にテイーチング作業は煩雑なため、テイーチングを開始
してから終了するまで数週間から1〜2ヵ月もの長い時
間及び多くの人手がかかる問題があつた。またテイーチ
ング作業においては、作業者が組立装置の近傍で実際に
機械を動かしながら組立装置に組立動作の教示及び調整
をするため、当該作業者の安全面からも問題を残してい
る。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、テイーチング作業を容易かつ短い時間でなし得ると
共に、危険の伴うテイーチング作業から作業者を解放し
得る位置補正方法及び位置補正装置を提案しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、コマンド入力部2から供給さ
れる組立データに基づいて組立ロボツト5が所定の組立
作業をするようになされた組立装置1の組立目標データ
D1を補正する位置補正方法において、組立目標ポイン
トP1の組立目標データに基づき組立目標ポイントの周
辺を所定の探索方法を用いて組立ロボツト5に探索させ
ると共に、探索時に得られる組立目標ポイントP1の周
辺の各位置における組立可能又は組立不可能のデータD
2を統計処理して組立目標ポイントP1の位置補正をす
るようにした。
【0008】第2の発明においては、コマンド入力部2
から供給される組立データに基づいて組立ロボツト5が
所定の組立作業をするようになされた組立装置1の組立
目標データD1を補正する位置補正方法において、組立
目標ポイントP1の組立目標データに基づき組立目標ポ
イントP1の周辺を所定の探索方法を用いて組立ロボツ
ト5に探索させると共に、探索時に得られる組立目標ポ
イントP1の周辺の各位置における組立可能又は組立不
可能のデータD2を統計処理して組立目標ポイントP2
の位置補正をし、当該補正された補正位置データD1に
基づいて組立作業を組立ロボツト5によつて実行するロ
ボツトコントローラ4を設けた。
【0009】第3の発明においては、探索方法は、組立
目標ポイントP1を中心として螺旋状に探索するように
した。
【0010】第4の発明においては、探索方法は、組立
目標ポイントP1を中心とする同心円状に探索するよう
にした。
【0011】
【作用】ロボツトコントローラ4が組立目標ポイントP
1の周辺を組立動作の可能領域AREA1を探索するよ
うな動作データD1を組立ロボツト5に送出すると共
に、その結果得られるデータD2を統計処理して組立目
標ポイントP1の位置補正をするようにしたことによ
り、補正装置1は作業者が教示作業をすることなく先行
する複数の組立動作で得られたデータD2に基づき自動
的に精密かつ正確に組立目標ポイントP1の補正をなし
得、かくして容易にテイーチング作業をなし得る補正装
置1を実現できる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】(1)全体構成 図1において、1は全体として組立装置を示し、コマン
ド入力部2は組立動作の指示データ及び組立動作の目標
ポイント(以下これを組立目標ポイントと呼ぶ)の位置
データを組立データD1として補正装置3のロボツトコ
ントローラ4を介して組立ロボツト5に供給する。
【0014】組立ロボツト5は、組立データD1に基づ
き、組立目標ポイントに部品を搬送した後所定の組立動
作を実行すると共に、当該組立動作がうまく出来なかつ
た場合には所定の探索方法によつて組立目標ポイントの
周辺付近を組立動作しながら当該組立動作が正しくでき
る領域(以下これを組立可能領域と呼ぶ)を探索し、こ
のときの部品搬送及び組立手段の位置と各位置における
組立動作の成否を探索データD2として順次ロボツトコ
ントローラ4に送出する。
【0015】ロボツトコントローラ4は探索データD2
を統計処理して実際上の組立可能領域の代表点(例えば
組立可能領域の重心)を算出し、当該代表点を新しい組
立目標ポイントとして続く組立動作を実行するような組
立データD1を組立ロボツト5に送出する(以下これら
組立ロボツト5及びロボツトコントローラ4の一連の動
作を位置補正動作と呼ぶ)。
【0016】この実施例の場合、当該組立装置1におい
ては、図2に示すようなカセツトテープレコーダのシヤ
ーシ10に植立された突起10Aに組立部品としての嵌
合部材11を嵌合する組立ラインに用いられている。こ
の場合組立装置1においては、コマンド入力部2とし
て、入力された情報に基づく図形を画像表示できるCA
D(computer aided design )が用いられ、かくして部
品搬送及び組立手段としての組立ハンド23(図3)の
形状データ並びに突起10Aの位置及び形状等の組立作
業に必要なデータをコマンド入力部2に入力することに
より、オペレータが表示画像を目視確認しながら組立ロ
ボツト5の組立動作をプログラムできるようになされて
いる。
【0017】組立ロボツト5は、図3に示すように、基
台20の天板20Aに固定された棒状の本体部21及び
本体部21の上方に取り付けられたアーム状の支持アー
ム部22からなり、支持アーム部22の先端には複数本
の棒状のハンド部材23Aからなる組立ハンド23が取
り付けられ、これにより嵌合部材11を握持して搬送及
び組立てるようになされている。
【0018】この場合組立ロボツト5においては、組立
ハンド23にセンサ(図示せず)が取り付けられてお
り、かくして組立ハンド23による嵌合作業が正確に出
来たか否かを検出できるようになされている。ロボツト
コントローラ4はマイクロコンピユータでなり、所定の
プログラムに基づき補正動作を実行する。
【0019】(2)位置補正処理手順 ここで、ロボツトコントローラ4は、組立動作時に嵌合
動作が正しく出来なかつた場合、図4に示す位置補正処
理手順に従つて組立ロボツト5に供給する組立目標ポイ
ントの位置データを補正するようになされている。すな
わちロボツトコントローラ4は、ステツプSP1におい
て、コマンド入力部2から組立目標ポイントの位置デー
タを入力するとステツプSP2に進んで当該組立目標ポ
イントの周辺における組立可能領域を探索する。
【0020】ここで組立装置1の場合、組立ハンド23
が図5(A)に示すように当該組立目標ポイントP1を
中心とする螺旋状に移動しながら約 0.2〔mm〕の間隔ご
とに順次嵌合動作をする(以下これを探索動作と呼ぶ)
ようになされている。この場合、組立ロボツト5は図5
(B)に示すように当該探索動作を所定の探索領域AR
EA1に対して実施し、この結果得られた探索データD
2に基づきロボツトコントローラ4が嵌合動作の可能領
域AREA2を検出すると共に、当該可能領域AREA
2の重心P2を算出するようになされている。
【0021】すなわちロボツトコントローラ4は、ステ
ツプSP2において第1の探索ポイントP10に組立ハ
ンドを移動させた後嵌合動作を実行するような動作デー
タD1を組立ロボツト5に送出するとステツプSP3に
進み、探索データD2に基づきステツプSP2において
嵌合が正確に出来たか否かを判断する。ロボツトコント
ローラ4は、このステツプSP3において否定結果を得
るとステツプSP5に進んで組立ロボツト5による探索
領域AREA1に対する探索動作を終了したか否かを判
断する。
【0022】これに対してロボツトコントローラ4は、
ステツプSP3において肯定結果を得るとステツプSP
4に進んで、組立ハンド23の位置を記憶した後ステツ
プSP5に進む。ここで、このステツプSP5で否定結
果を得ることは組立可能領域AREA2を検出し終えて
いないことを意味し、このときロボツトコントローラ4
はステツプSP2に戻り、以後ステツプSP5で肯定結
果を得るまでステツプSP5−SP2−SP3−SP4
−SP5のループを繰り返す。
【0023】これに対して、ステツプSP5で否定結果
を得ることは組立可能領域AREA2を検出し終えたこ
とを意味し、このときロボツトコントローラ4はステツ
プSP6に進んで組立可能領域AREA2の重心P2の
位置を算出した後ステツプSP7に進み、当該算出結果
を続く組立動作の新しい組立目標ポイントとして組立動
作するような組立データD1を組立ロボツト5に送出し
て続くステツプSP8において自動補正処理手順を終了
する。
【0024】またロボツトコントローラ4は、部品搬送
プレート12(図2)又は嵌合部品11のロツトが複数
ある場合の組立目標ポイントの位置補正に対しては、図
6に示す位置補正処理手順を実行する。すなわちロボツ
トコントローラ4は、ステツプSP10で組立動作開始
後、ステツプSP11において上述のステツプSP0〜
SP8に示す位置補正処理を終了するとステツプSP1
2に進んで、組立ロボツト5が1つの部品搬送プレート
12上に乗せられた複数個のカセツトテープレコーダシ
ヤーシ10に対する嵌合作業をすべて終了したか否かを
判断する。
【0025】ロボツトコントローラ4は、このステツプ
SP12において否定結果を得るとステツプSP11に
戻り、これに対して肯定結果を得るとステツプSP13
に進んで嵌合部材11のうち1つのロツト内の全てのパ
ーツが終了したか否かを判断する。ロボツトコントロー
ラ4は、このステツプSP13において否定結果を得る
とステツプSP14進んで当該部品搬送プレート12に
おける組立目標ポイントの補正位置データ等の変数(以
下これをプラテン変数と呼ぶ)を記憶した後設定を初期
化してステツプSP10に戻り、続く部品搬送プレート
12上に乗せられた各カセツトテーププレイヤシヤーシ
10に対する嵌合作業を実行する。
【0026】これに対してロボツトコントローラ4は、
ステツプSP12において肯定結果を得るとステツプS
P14に進んでプラテン変数に基づき、図7に示すよう
な各部品搬送プレート12全体としての組立可能領域A
REA3A〜3Cを演算出すると共に、各組立可能領域
AREA3A〜3Cに共通の領域AREA10(斜線
部)の重心P3(以下これを共通組立重心と呼ぶ)を算
出する。さらにロボツトコントローラ4はこのステツプ
SP14において、当該ロツトの嵌合部材11を用いた
場合における各部品搬送プレート12の組立目標ポイン
トP1及び組立重心P1の位置誤差の相関計算、各部品
搬送プレート12における組立目標ポイントP1の補正
位置に対する標準偏差値計算等の統計処理を実行し、か
くして複数の部品搬送プレート12及び嵌合部材11の
ロツトに対応できる組立目標ポイントP1を求めるよう
になされている。
【0027】この後ロボツトコントローラ4は、ステツ
プSP15に進んでステツプSP14において得られた
共通組立重心P3を最終的な組立目標ポイントP1の補
正位置(以下これを最終補正位置と呼ぶ)として篏合部
材の異なる新たなロツトの組立動作の新しい組立目標ポ
イントとするような動作データD1を組立ロボツト5に
送出し、ステツプSP16において部品搬送プレート1
2又は嵌合部材11のロツトが複数ある場合における位
置補正処理手順を終了する。
【0028】(3)実施例の動作 以上の構成において、組立装置1のロボツトコントロー
ラ4は、組立ロボツト5による組立動作が正しく出来な
かつた場合にコマンド入力部2から組立目標ポイントP
1の位置データを入力(ステツプSP1)した後組立ロ
ボツト5に当該位置データに基づく組立データD1送出
し、組立ロボツト5は当該組立データD1に基づき組立
目標ポイントP1において組立動作を実行すると共に、
嵌合が正確に出来たか否かの情報を探索データD2とし
てロボツトコントローラ4に送出する。
【0029】この嵌合動作が正しく出来なかつた場合、
ロボツトコントローラ4は組立ロボツト5に初期目標ポ
イントP1を中心とする螺旋状に 0.2〔mm〕の間隔で順
次嵌合動作しながら移動するような組立データD1を送
出すると共に、組立ロボツト5はこのときの嵌合の成否
結果及び組立ハンド23の位置を探索データD2として
ロボツトコントローラ4に順次伝達する(ステツプSP
2)。このときロボツトコントローラ4は、探索データ
D2に基づき順次組立が可能か否かを判定する(ステツ
プSP3)と共に、嵌合動作の可能なポイントP10、
P11、……の位置を記憶しておき(ステツプSP
4)、所定の領域AREA2に対して当該探索動作を繰
り返す(ステツプSP5−SP2−SP3−SP4−S
P5)。
【0030】この後ロボツトコントローラ4は、探索動
作を終了すると得られたデータに基づき嵌合動作の可能
領域AREA2の重心P2を算出し(ステツプSP
6)、これを続く組立動作の新しい組立目標ポイントと
して組立動作を実行するような動作データD1を組立ロ
ボツト5に送出して自動補正処理を終了する(ステツプ
SP8)。これに対してロボツトコントローラ4は、部
品搬送プレート12又は嵌合部材のロツトが複数ある場
合、上述の自動補正処理と同様の手順によつて組立ハン
ド23の組立目標ポイントP1を補正する(ステツプS
P10)と、この後1つの部品搬送プレート12上の各
カセツトテープレコーダシヤーシ10に対する組立動作
を全て終了したか否か及び複数ある嵌合部材11のロツ
トうち1つのロツトにおける全てのパーツが終了したか
否かを判定する(ステツプSP11及びSP12)。
【0031】この場合ロボツトコントローラ4は、1つ
の部品搬送プレート12上の各カセツトテープレコーダ
シヤーシ10に対する組立動作を全て終了した場合には
複数回の探索動作で得られたデータに基づき、設定した
当該部品搬送プレート12に対する嵌合動作の可能領域
AREA2の重心P1等の変数を初期化する(ステツプ
SP13)。
【0032】これに対してロボツトコントローラ4は、
全ての部品搬送プレート12上の各カセツトテープレコ
ーダシヤーシ10に対する組立動作及び複数ある嵌合部
材11のロツトのうち1つのロツトにおける全てのパー
ツが終了した場合には、各部品搬送プレート12毎の補
正作業によつて得られた組立目標ポイントP1の位置デ
ータを用いて部品搬送プレート12及びロツトの位置誤
差の相関計算、各部品搬送プレート12に対する組立位
置の標準偏差値計算等の統計処理を実行し(ステツプS
P14)、複数の部品搬送プレート及びロツトに対応し
得る組立目標ポイントP1これを新しい組立動作の指示
データ及び目標ポイントP1の位置データとして組立ロ
ボツト5に供給する(ステツプSP15)。
【0033】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、ロボツトコントローラ4が組立目
標ポイントP1における組立ロボツト5の組立動作が成
功しなかつた場合に、当該組立目標ポイントP1の周辺
を螺旋状に組立動作の可能領域を探索するような動作デ
ータD1を組立ロボツト5に送出すると共に、その結果
得られる探索データD2を統計処理して最も組立動作の
組立可能領域AREA2及び当該可能領域AREA2の
重心P1を検出し、続く組立動作に利用するようにした
ことにより、補正装置1は作業者が教示作業をすること
なく先行する複数の組立動作において得られたデータに
基づき自動的に精密かつ正確な組立目標ポイントP1を
検出し得、かくして容易にテイーチング作業をなし得る
補正装置1を実現できる。
【0034】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、組立ハンド23が目標ポ
イントP1を中心とする螺旋状に嵌合の可能領域ARE
A2を探索するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、組立可能領域AREA2が楕円状又
は平行四辺形状である場合には、図8に示すような探索
方法をするようにしても良い。すなわちコマンド入力部
2から供給される組立目標ポイントP1の位置データに
基づく組立目標ポイントP1のX座標だけを変化させな
がら組立可能領域AREA2のX座標の中点を検出し、
次に当該X座標の中点のY座標だけを変化させながら組
立可能領域AREA2のY座標の中点を検出する。
【0035】この後当該Y座標の中点のX座標だけを変
化させながら組立可能領域AREA2のX座標の中点を
検出した後、当該X座標の中点のY座標だけを変化させ
ながら組立可能領域AREA2のY座標の中点を検出す
る行為を所定回数繰り返し、X座標及びY座標が共に1
点に収束した点を組立目標ポイントP1の補正位置とす
るようにすれば良い。
【0036】なおこの場合、探索はY座標を変化させる
ことから始めても良い。また上述の実施例においては、
組立ロボツト5が組立目標ポイントP1におけるの組立
動作が成功しなかつた場合に、組立ハンド23が当該組
立目標ポイントP1を中心とする螺旋状に組立可能領域
AREA2を探索するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、組立ハンド23が例えば図
9に示すような組立目標ポイントP1を中心とする放射
線状又は図10に示すような組立目標ポイントP1を中
心とする同心円状に探索するようにしても良く、この他
探索方法としては種々の方法を適用できる。
【0037】さらに上述の実施例においては、組立ロボ
ツト5が組立目標ポイントP1におけるの組立動作が成
功しなかつた場合に、組立ハンドが 0.2〔mm〕の間隔で
目標ポイントP1を探索するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、探索の間隔は 0.2〔m
m〕以外であつても良く、要は、組立動作の対象に応じ
て当該探索の間隔を調整すれば良い。
【0038】さらに上述の実施例においては、コマンド
入力部2としてCADを用いる場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、組立ロボツト5に組立動作に必
要なデータを供給できるものであれば、CAD以外の他
の情報伝達手段を利用し得る。
【0039】この場合情報伝達手段として、例えば図1
1に示すように作業者30がマニユアルで大まかに組立
目標ポイントP1の位置情報を組立ロボツト5に与える
ようにしても良い。
【0040】さらに上述の実施例においては、複数の部
品搬送プレート12又は複数のロツトを対象とする補正
動作で先行する各部品搬送プレートの共通組立重心を算
出してこれを新しい組立目標ポイントP1として組立ロ
ボツト5に送出するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、各パーツ毎に得られた組立目標
ポイントP1におけるX座標及びY座標の初期目標ポイ
ントP1からのばらつきが所定数のパーツに対して越え
ないような範囲を検出すると共に、当該範囲を検出し得
たときまでの探索データデータに基づいて最終的な組立
目標ポイントP1を設定するようにしても良い。
【0041】さらに上述の実施例においては、組立ロボ
ツト5が組立目標ポイントP1におけるの組立動作が成
功しなかつた場合すべてに対し、組立ハンド23が目標
ポイントP1を中心とする螺旋状に嵌合の可能領域AR
EA2を探索するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、ロボツトコントローラ4が組立ロ
ボツト5の作業位置(又は姿勢)、組立ハンド23及び
嵌合部材12等をパラメータとして初期組立目標ポイン
トP1と最終補正位置P3との位置ずれの傾向を統計的
に検出し、当該検出結果に基づいて螺旋状の検索動作を
開始する前に組立目標ポイントP1を探索し易い方向に
組立ハンド23を移動させるような動作データを生成し
て組立ロボツト5に送出するようにしても良い。
【0042】さらに上述の実施例においては、1つのカ
セツトテープレコーダシヤーシ10の突起10Aに対し
て1個の嵌合部材11を用いて自動補正処理手順のステ
ツプSP1〜SP8を実行して組立目標ポイントP1の
補正位置P2を算出するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、当該突起10Aに対して複
数個の嵌合部材11を用いて自動補正処理手順のステツ
プSP1〜SP8を実行すると共に、図12に示すよう
に、各パーツ毎に得られた補正位置P2をXY平面上で
配置したときのX及びY座標の平均値又は荷重平均値を
算出し、これを最終的な組立目標ポイントP1の補正位
置P3とするようにしても良い。
【0043】さらに上述の実施例においては、補正装置
1が組立ロボツト5が組立目標ポイントP1におけるの
組立動作が成功しなかつた場合すべてに対し、組立ハン
ドが目標ポイントP1を中心とする螺旋状に探索領域A
REA1を探索する機能をのみを有する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、当該補正装置1に例え
ば先行する自動補正動作によつて補正位置P2位置が最
適でなかつた場合や機構系に経時変化が起きてずれが生
じた場合等のように組立作業を続ける内に組立ミスが増
えてきた場合に過去の作業ミスの履歴に従い補正量を自
動調整するような学習機能を与えるようにしても良い。
【0044】この場合補正装置1に、例えば過去50回
の組立作業中に3回程度の嵌合失敗があつた場合には補
正位置P2を所定方向に 100〔μm〕ずらし、10回以
上の嵌合失敗があつた場合には補正位置P2を所定方向
に 200〔μm〕ずらすというように決めるようにすれば
良く、この後変更した結果をフイードバツクさせ移動方
向及び調整量とも学習させるようにすることにより調整
員の負担を軽減できる。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コマンド
入力部から供給される組立データに基づいて組立ロボツ
トが所定の組立作業をするようになされた組立装置の組
立目標データを補正する位置補正方法において、ロボツ
トコントローラが組立目標ポイントの周辺を組立動作の
成功範囲を探索するような動作指示データを組立ロボツ
トに送出すると共に、その結果得られるデータを統計処
理して組立目標ポイントの位置補正をするようにしたこ
とにより、補正装置は作業者が教示作業をすることなく
先行する複数の組立動作で得られたデータに基づき自動
的に精密かつ正確に組立目標ポイントの補正をなし得、
かくして容易にテイーチング作業をなし得る補正装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補正装置を用いた組立装置の全体
構成を示すブロツク図である。
【図2】カセツトテープレコーダシヤーシの突起及び嵌
合部材を示す斜視図である。
【図3】組立ロボツトを示す斜視図である。
【図4】自動補正処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【図5】組立ハンドの探索方法の一実施例を示す平面図
である。
【図6】自動補正処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【図7】最終補正一の検出方法の説明に供する平面図で
ある。
【図8】組立目標ポイントの検出方法に対する変形例の
説明に供する平面図である。
【図9】組立目標ポイントの検出方法に対する変形例の
説明に供する平面図である。
【図10】組立目標ポイントの検出方法に対する変形例
の説明に供する平面図である。
【図11】組立ロボツトに組立データを供給する手段の
変形例の説明に供する平面図である。
【図12】補正データ算出方法の他の実施例を示す略線
図である。
【符号の説明】
1……組立装置、2……コマンド入力部、3……位置補
正装置、4……ロボツトコントローラ、5……組立ロボ
ツト、10……カセツトテープレコーダシヤーシ、10
A……突起、11……嵌合部材、12……部品搬送プレ
ート、23……組立ハンド、D1……動作データ、D2
……探索データ、P1……組立目標ポイント、P2……
補正位置、P3……最終補正位置、AREA1……探索
領域、AREA2……組立可能領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 元宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 中町 啓一 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 店網 秀夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマンド入力部から供給される組立データ
    に基づいて組立ロボツトが所定の組立作業をするように
    なされた組立装置の組立目標データを補正する位置補正
    方法において、 組立目標ポイントの組立目標データに基づき上記組立目
    標ポイントの周辺を所定の探索方法を用いて上記組立ロ
    ボツトに探索させると共に、上記探索時に得られる上記
    組立目標ポイントの周辺の各位置における組立可能又は
    組立不可能のデータを統計処理して組立目標ポイントの
    位置補正をすることを特徴とする位置補正方法。
  2. 【請求項2】コマンド入力部から供給される組立データ
    に基づいて組立ロボツトが所定の組立作業をするように
    なされた組立装置の組立目標データを補正する位置補正
    方法において、 組立目標ポイントの組立目標データに基づき上記組立目
    標ポイントの周辺を所定の探索方法を用いて上記組立ロ
    ボツトに探索させると共に、上記探索時に得られる上記
    組立目標ポイントの周辺の各位置における組立可能又は
    組立不可能のデータを統計処理して組立目標ポイントの
    位置補正をし、当該補正された補正位置データに基づい
    て上記組立作業を上記組立ロボツトによつて実行するロ
    ボツトコントローラを具えることを特徴とする位置補正
    装置。
  3. 【請求項3】上記探索方法は、上記組立目標ポイントを
    中心として螺旋状に探索することを特徴とする請求項1
    に記載の位置補正方法。
  4. 【請求項4】上記探索方法は、上記組立目標ポイントを
    中心とする同心円状に探索することを特徴とする請求項
    1に記載の位置補正方法。
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