JPH05319213A - 車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置 - Google Patents

車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置

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Publication number
JPH05319213A
JPH05319213A JP4123102A JP12310292A JPH05319213A JP H05319213 A JPH05319213 A JP H05319213A JP 4123102 A JP4123102 A JP 4123102A JP 12310292 A JP12310292 A JP 12310292A JP H05319213 A JPH05319213 A JP H05319213A
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JP
Japan
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wiper
washer
switch
resistor
delay time
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Application number
JP4123102A
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English (en)
Inventor
Kouki Imaeda
功旗 今枝
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウオッシャスイッチのオン操作後に所定の遅
延時間が経過したときにワイパを駆動する場合に、高速
走行時においてもウインドガラスを通じた視界を良好な
状態に保持する。 【構成】 ウオッシャスイッチ2のオン操作時には、ウ
オッシャモータ9に通電されてウインドウオッシャ液の
噴射が行われ、この後に抵抗21及びコンデンサ22の
充電時定数に応じた遅延時間が経過したときに、トラン
ジスタ24、11が順次オンして励磁コイル10に通電
されワイパが駆動開始される。車速が高くなって車速セ
ンサ28のリードスイッチ28aのオンオフ周期が短く
なると、微分回路47から出力される微分パルスの周期
も短くなって積分回路50の出力電圧Vdが上昇し、コ
ンパレータ41の出力がローレベル信号に反転し、トラ
ンジスタ38及び35が順次オンする。このため、コン
デンサ22に対する充電が抵抗21及び抵抗34の並列
回路を通じて行われ、前記遅延時間が短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウオッシャ液
噴射手段の駆動に連動してワイパを駆動させるようにし
た車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置においては、ウインドウオ
ッシャ液噴射手段を駆動するウオッシャスイッチがオン
操作されたときには、その操作に連動させてワイパを駆
動する構成としており、これによりウインドガラス面に
噴射されたウオッシャ液を自動的に払拭するようにして
いる。この場合、ウオッシャスイッチのオン操作後にウ
オッシャ液がウインドガラスに付着するまでには、ある
程度の時間遅れが避けられないため、従来の一般的な車
両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置では、ワイパの空駆
動に起因したワイパブレードの損傷及びウインドガラス
面の傷付きを防止するために、ウオッシャスイッチのオ
ン操作後に一定の遅延時間が経過したときに初めてワイ
パの駆動を開始する連動運転回路を設けることが行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成のウオッシャ連動ワイパ制御装置では、車両の停車状
態或は低速走行状態では、ウインドガラスに作用する風
圧が小さいため、そのウインドガラスに付着したウオッ
シャ液が大きく広がることがなくて何等支障を生じない
が、車両が高速走行される状況下では、連動運転回路に
設定された遅延時間が一定であることに起因して次に述
べるような問題点を生ずるものであった。即ち、車両を
高速走行させた状態でウオッシャスイッチをオン操作し
たときには、ウインドウオッシャ液噴射手段の駆動に応
じてウインドガラスに付着したウオッシャ液が、高速走
行に伴う風圧によって瞬時にウインドガラス面に大きく
広がって視界を妨げた状態になる。ところが、従来構成
ではワイパが動作開始されるまでの遅延時間が一定であ
るため、その間は視界が妨げられた状態のままとなり、
安全運転上において好ましくない。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ウオッシャスイッチのオン操作後に
所定の遅延時間が経過したときにワイパを駆動する連動
運転回路を備えたものでありながら、高速走行時におい
てもウインドガラスを通じた視界を良好な状態に保持で
きる車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ウインドウオッシャ液噴射手段を駆動する
ためのウオッシャスイッチのオン操作後に所定の遅延時
間が経過したときにワイパを駆動する連動運転回路を備
えた車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置において、車
速を検知する車速検知手段を設けると共に、この車速検
知手段による検知車速が早くなるのに応じて前記遅延時
間を短縮する遅延時間変更手段を設ける構成としたもの
である。
【0006】
【作用】ウオッシャスイッチがオン操作されたときに
は、ウインドウオッシャ液噴射手段が駆動されてウイン
ドガラスにウオッシャ液が噴射されるようになり、連動
運転回路は、上記ウオッシャスイッチのオン操作後に所
定の遅延時間が経過したときにワイパを駆動開始させて
ウインドガラスに付着したウオッシャ液を払拭するよう
になる。このように、ウインドウオッシャ液噴射手段の
駆動後にワイパが遅れて駆動開始されることにより、ワ
イパブレードの損傷及びウインドガラス面の傷付きが防
止される。上述のようなワイパの連動駆動が行われる場
合、遅延時間変更手段が、車速検知手段により検知され
る車速が早くなるのに応じて前記遅延時間を短縮するよ
うになるから、車両の高速走行時においては、ウインド
ガラスに付着したウオッシャ液が風圧によってウインド
ガラス面に大きく広がる前にワイパが駆動されることに
なり、ウインドガラスを通じた視界確保が優先的に行わ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を自動車のフロントワイパに適
用した第1実施例について図1及び図2を参照しながら
説明する。
【0008】図1は電気回路構成を示すものであり、こ
の図1において、端子T1〜T6を有したワイパスイッ
チ1は、図示しない操作レバーの操作に応じて、停止モ
ード位置OFF、間欠モード位置INT、ローモード位
置LO、ハイモード位置HIへ夫々切換可能に構成され
ており、これらの位置OFF、INT、LO、HIへ切
換えられた各状態では、端子T1〜T6間を図示の如く
選択的に接続するようになっている。
【0009】端子W及びEwを有したウオッシャスイッ
チ2は、常時において端子W及びEw間を切り離したオ
フ位置OFFにあるが、図示しない操作ノブが操作され
た状態では、その操作期間のみ端子W及びEw間を接続
したオン位置ONへ切換えられる。尚、ウオッシャスイ
ッチ2の端子Ewは、グランドラインGNDに接続され
ており、このグランドラインGNDはアース端子に接続
されている。
【0010】電源ライン+Bは、ヒューズ3、イグニッ
ションスイッチ4を介して車載バッテリ5のプラス側端
子に接続されており、前記ワイパスイッチ1の端子T1
は、この電源ライン+Bに接続されている。
【0011】ワイパモータ6は、図示しないフロントウ
インドガラスを払拭動作させるためのもので、これはコ
モン端子C、高速回転端子H及び低速回転端子Lを有し
た周知構成のものである。この場合、ワイパモータ6に
あっては、コモン端子Cがアース端子に接続されている
と共に、高速回転端子H及び低速回転端子Lがワイパス
イッチ1の端子T2、T3に夫々接続されている。
【0012】定位置停止スイッチ7は、ワイパモータ6
に付随して設けられた周知構成のものであり、ワイパが
所定の待機位置のあるときに接点(c−b)間をオンし
た検知状態に切換えられると共に、ワイパが上記待機位
置から移動されたときに接点(c−a)間をオンした非
検知状態に切換えられる。このとき、定位置停止スイッ
チ7にあっては、その接点aが電源ライン+Bに接続さ
れ、接点bがアース端子に接続され、さらに共通接点c
がワイパスイッチ1の端子T4に対しリレースイッチ8
の常閉側接点(c−b)間を介して接続されている。
尚、このリレースイッチ8の常開接点aは電源ライン+
Bに接続されている。
【0013】ウインドウオッシャ液噴射手段としてのポ
ンプモータ9は、自動車において周知構成のウオッシャ
ポンプを駆動してフロントガラスにウインドウオッシャ
液を噴射するためのもので、電源ライン+Bとウオッシ
ャスイッチ2の端子Wとの間に接続されている。
【0014】前記リレースイッチ8を駆動するための励
磁コイル10は、一端が電源ライン+Bに接続され、他
端がnpn形トランジスタ11のコレクタ・エミッタ間
を介してグランドラインGNDに接続されている。尚、
上記トランジスタ11には、そのベース・エミッタ間に
抵抗12が接続され、コレクタ・エミッタ間には過電圧
保護用の図示極性の定電圧ダイオード13が接続されて
いる。
【0015】インターバル制御回路14は、間欠モード
時におけるワイパの間欠払拭周期を決定するためのもの
で、次のような構成となっている。つまり、このインタ
ーバル制御回路14は、ワイパスイッチ1の端子T5と
定位置停止スイッチ7の共通接点cとの間に、計時要素
としてのコンデンサ15を接続し、同端子T5と電源ラ
イン+Bとの間に、インターバル時間調節用の可変抵抗
16及び抵抗17を直列に接続し、ワイパスイッチ1の
端子T6と前記トランジスタ11のベースとの間に、図
示極性のダイオード18及び抵抗19を直列に接続して
成る。
【0016】連動運転回路20は、ウオッシャスイッチ
2のオン操作後に所定の遅延時間が経過したときにワイ
パを駆動するためのものであり、これは次のような構成
となっている。
【0017】即ち、連動運転回路20にあっては、ウオ
ッシャスイッチ2の端子Wと電源ライン+Bとの間に、
抵抗21及び遅延時間決定用のコンデンサ22を直列に
接続すると共に、そのコンデンサ22と並列に抵抗23
を接続している。また、電源ライン+Bとグランドライ
ンGNDとの間に、pnp形トランジスタ24のエミッ
タ・コレクタ間、抵抗25及びワイパ連動時の動作時間
を確保するためのコンデンサ26を直列に接続してい
る。さらに、前記抵抗21及びコンデンサ22の共通接
続点をトランジスタ24のベースに接続すると共に、前
記抵抗25及びコンデンサ26の共通接続点を前記トラ
ンジスタ11のベースに対し抵抗27を介して接続して
いる。
【0018】一方、車速検知手段としての車速センサ2
8は、自動車の速度に応じた周期でオンオフされるリー
ドスイッチ28aを有した周知構成のもので、その一端
が車速検知回路29の入力端子に対応した端子Tvに接
続されていると共に、他端がアース端子に接続されてい
る。
【0019】さて、上記車速検知回路29は本発明でい
う遅延時間変更手段に相当するものであり、以下これに
ついて説明する。
【0020】即ち、電源ライン+Bに対し抵抗30を介
して接続された補助電源ライン+Vccとグランドライン
GNDとの間には、図示極性の定電圧ダイオード31及
び抵抗32が直列に接続されると共に、平滑用コンデン
サ33が接続される。前記連動運転回路20内のトラン
ジスタ24のベースとウオッシャスイッチ2の接点Wと
の間には、抵抗34、npn形トランジスタ35のコレ
クタ・エミッタ間及び図示極性のダイオード36が直列
に接続され、そのトランジスタ34のベース・エミッタ
間には抵抗37が接続される。
【0021】補助電源ライン+Vccと上記トランジスタ
34のベースとの間には、pnp形トランジスタ38の
エミッタ・コレクタ間及び抵抗39の直列回路が接続さ
れ、そのトランジスタ38のエミッタ・ベース間には抵
抗40が接続される。
【0022】オペアンプより成るコンパレータ41は、
補助電源ライン+Vcc及びグランドラインGNDから給
電される接続となっており、その出力端子が前記トラン
ジスタ38のベースに抵抗42を介して接続される。ま
た、このコンパレータ41の出力端子は、プルアップ抵
抗43を介して補助電源ライン+Vccに接続されると共
に、ヒステリシス付与用の抵抗44を介して自身の非反
転入力端子(+)に接続される。
【0023】基準電圧発生回路45は、補助電源ライン
+VccとグランドラインGNDとの間に分圧用抵抗45
a、45bを直列に接続して構成されたもので、その分
圧電圧に応じた基準電圧Vsを、コンパレータ41の非
反転入力端子(+)に対し抵抗46を介して与えるよう
に接続される。
【0024】微分回路47は、補助電源ライン+Vccと
図中のP点との間に、抵抗47a及びコンデンサ47b
を直列に接続して構成されており、その抵抗47a及び
コンデンサ47bの共通接続点が図示極性のダイオード
48を介して前記端子Tvに接続されている。
【0025】上記P点は、ダイオード49を介して積分
回路50に接続される。この積分回路50は、ダイオー
ド49のカソードとグランドラインGNDとの間に抵抗
50a及びコンデンサ50bを直列に接続して成るもの
で、それらの共通接続点である図中Q点は、抵抗51を
介して前記コンパレータ41の反転入力端子(−)に接
続されると共に、抵抗52を介してグランドラインGN
Dに接続される。尚、P点とグランドラインGNDとの
間には、図示極性のダイオード53及び抵抗54が直列
に接続される。
【0026】次に上記構成の作用について説明する。
【0027】イグニッションスイッチ4がオンされたと
きには、電源ライン+Bに対し車載バッテリ5から給電
されるようになる。この場合、ワイパスイッチ1がオフ
モード位置OFFにある状態では、その端子T3及びT
4間が接続された状態にあり、また、ワイパが所定の待
機位置にあった場合には定位置停止スイッチ7が接点
(c−b)間をオンした状態にあるため、インターバル
制御回路14内のコンデンサ15が、電源ライン+Bか
ら抵抗17、可変抵抗16、上記定位置停止スイッチ7
の接点(c−b)間を介して充電されるようになり、そ
のコンデンサ15の端子電圧は電源ライン+Bの電圧レ
ベルまで上昇する。
【0028】このような充電状態から、ワイパスイッチ
1が操作されるの応じて、以下に述べるような動作制御
が行われる。
【0029】ワイパスイッチ1が間欠モード位置IN
Tへ切換えられたとき… このときには、ワイパスイッチ1の端子T3及びT4
間、T5及びT6間が夫々接続された状態となり、ま
た、コンデンサ15は前述のように充電された状態にあ
るため、トランジスタ11のベース電位が、電源ライン
+Bの出力電圧によって、抵抗17、可変抵抗16、端
子T5及びT6間、ダイオード18、抵抗19を通じて
直ちに上昇するようになり、そのトランジスタ11がオ
ンされる。
【0030】すると、励磁コイル10に通電されてリレ
ースイッチ8の接点(c−a)間がオンされるため、電
源ライン+Bから上記接点(c−a)間、ワイパスイッ
チ1の端子T4及びT3間、ワイパモータ6の低速回転
端子L及びコモン端子C間を介してグランドラインGN
Dに至る通電路が形成され、ワイパモータ6が比較的低
速で回転されるようになる。これによりワイパによるウ
インドガラスの払拭動作が開始され、これに連動して定
位置停止スイッチ7が接点(c−a)間をオンした状態
に切換わる。
【0031】このため、コンデンサ15の両端が、定位
置停止スイッチ7の接点(c−a)間、可変抵抗16、
抵抗17を介して電源ライン+Bの両端に接続された状
態となって、当該コンデンサ15の充電電荷が放電され
るようになるが、トランジスタ11のオン状態は、ワイ
パスイッチ1の端子T5及びT6間、ダイオード18な
どを通じてそのまま保持されてワイパモータ6への通電
が継続される。
【0032】このような通電継続に応じてワイパが待機
位置まで復帰し、以て定位置停止スイッチ7が接点(c
−b)間をオンさせた状態に戻ると、このときにはコン
デンサ15の充電電荷が放電されているから、抵抗17
及び可変抵抗16を介して上記コンデンサ15に対する
再充電が行われることになる。このようにワイパが待機
位置へ復帰した瞬間にコンデンサ15への充電が開始さ
れる結果、トランジスタ11のベース電位が低下するよ
うになって、そのトランジスタ11がオフされるため、
励磁コイル10の断電に応じてリレースイッチ8が接点
(c−b)間をオンした状態に復帰し、ワイパモータ6
が断電停止される。
【0033】尚、この場合には、ワイパモータ6の低速
回転端子L及びコモン端子C間が、ワイパスイッチ1の
端子T3及びT4間、リレースイッチ8の接点(c−
a)間、定位置停止スイッチ7の接点(c−b)間を介
して短絡されるようになるから、ワイパモータ6に制動
がかけられてワイパが待機位置に確実に停止するように
なる。
【0034】また、上述のようにコンデンサ15に対す
る充電が開始された後には、その端子電圧が所定レベル
以上になった段階でトランジスタ11が再オンされるこ
とになる。このため、これ以降は、前述したようなワイ
パモータ6の通断電に応じたワイパの払拭動作及び待機
位置への停止動作が反復して行われるものであり、以て
ワイパの間欠払拭動作が行われる。尚、このようなワイ
パの間欠払拭動作の周期は、コンデンサ16、可変抵抗
17及び抵抗18の充電時定数によって決まるものであ
り、従って、その間欠払拭動作周期は可変抵抗17によ
って調節できることになる。
【0035】ワイパスイッチ1がローモード位置LO
へ切換えられたとき… このときには、ワイパスイッチ1の端子T1及びT3間
が接続された状態となるため、電源ライン+Bから上記
端子端子T1及びT3間、ワイパモータ6の低速回転端
子L及びコモン端子C間を介してグランドラインGND
に至る通電路が形成されるようになり、これによりワイ
パモータ6が比較的低速で回転されてワイパの低速払拭
動作が行われる。
【0036】ワイパスイッチ1がハイモード位置HI
へ切換えられたとき… このときには、ワイパスイッチ1の端子T1及びT2間
が接続された状態となるため、電源ライン+Bから上記
端子端子T1及びT2間、ワイパモータ6の高速回転端
子H及びコモン端子C間を介してグランドラインGND
に至る通電路が形成されるようになり、これによりワイ
パモータ6が比較的高速で回転されてワイパの高速払拭
動作が行われる。
【0037】一方、ウオッシャスイッチ2がオン操作さ
れたときには、以下に述べるような動作制御が行われ
る。
【0038】即ち、ウオッシャスイッチ2がオン操作さ
れたときには、そのオン操作と同時に、ポンプモータ9
に対し接点W及びEwを介して通電されるようになり、
これにより図示しないウオッシャポンプが駆動されてフ
ロントガラスにウインドウオッシャ液が噴射されるよう
になる。
【0039】このとき、特に、ワイパスイッチ1が停止
モード位置OFFにあった場合、或はワイパスイッチ1
が間欠モード位置INTにある状態でワイパが待機位置
にあった場合(ワイパの間欠払拭動作が休止されている
場合)には、連動運転回路20及び車速検知回路29が
機能するようになる。
【0040】具体的には、連動運転回路20及び車速検
知回路29は、車速センサ28が検知する車速に応じ
て、以下に述べる二つの異なる態様で動作するものであ
る。
【0041】車速が比較的遅い場合… この場合には、車速センサ28が有するリードスイッチ
28aのオンオフ周期が長くなるため、微分回路47か
ら図中のP点に出力される微分パルスの周期も長くな
る。このため、積分回路50の出力電圧Vd(図中Q点
の出力電圧)が、基準電圧発生回路45からの基準電圧
Vsを越えることがなく、コンパレータ41はハイレベ
ル信号を出力した状態を保持する。従って、トランジス
タ38及び35がオフ状態に保持される。
【0042】このとき、連動運転回路20においては、
ウオッシャスイッチ2のオン操作に応じてコンデンサ2
2に対する充電が抵抗21を通じて行われるようにな
り、このときの充電時定数τ1 に応じた遅延時間が経過
してコンデンサ22の端子電圧が所定レベルまで上昇し
たときにトランジスタ24がオンされる。すると、コン
デンサ26がトランジスタ24及び抵抗25を通じて充
電されると共に、このときの充電時定数τ0 に応じた所
定時間経過後にトランジスタ11がオンされるため、励
磁コイル10に通電されてリレースイッチ8が接点(c
−a)間をオンするようになる。尚、上記抵抗25を介
したコンデンサ26の充電時定数τ0 は十分に小さくな
るように設定されている。
【0043】このとき、ワイパスイッチ1が停止モード
位置OFFにある場合、並びに間欠モード位置INTに
ある場合には、そのワイパスイッチ1が端子T3及びT
4間を接続した状態にあるから、ワイパモータ6に上記
リレースイッチ8の接点(c−a)間、端子T4及びT
3間などを介して通電されるようになり、これに応じて
ワイパの払拭動作がウオッシャポンプの駆動後に所定の
遅延時間Δt1(=τ1+τ0 )が経過したときに開始さ
れることになる。尚、この遅延時間Δt1は、例えば0.
5秒程度に設定される。
【0044】この後、ウオッシャスイッチ2のオン操作
が解除されたときには、ポンプモータ9が断電されてウ
インドウオッシャ液の噴射が停止されると共に、トラン
ジスタ24がオフされるようになる。このようにトラン
ジスタ24がオフしたときには、コンデンサ26の充電
電荷が抵抗27及び12を介して放電されるようにな
り、そのコンデンサ26の端子電圧が所定レベル以下に
下がるまでの間はトランジスタ11がオン状態に保持さ
れる。このため、リレースイッチ8は、ウオッシャスイ
ッチ2のオン操作が解除された後においても所定時間だ
け接点(c−a)間をオンした状態に保持され、これに
よりウインドウオッシャ液の噴射停止後においてもワイ
パが複数回だけ払拭動作を行うようになる。
【0045】車速が比較的早い場合… この場合には、車速センサ28が有するリードスイッチ
28aのオンオフ周期が短くなるため、微分回路47か
ら図中のP点に出力される微分パルスの周期も短くな
る。このため、積分回路50の出力電圧Vdが、車速が
早くなるのに応じて上昇するようになり、車速が所定速
度(例えば時速40km)以上となったときには、上記
出力電圧Vdが基準電圧発生回路45からの基準電圧V
sを越えるようになる。すると、コンパレータ41の出
力がローレベル信号に反転するようになり、トランジス
タ38及び35が順次オンされる。
【0046】従って、連動運転回路20においては、ウ
オッシャスイッチ2のオン操作に応じて、コンデンサ2
2に対する充電が抵抗21及び抵抗34の並列回路を通
じて行われるようになり、コンデンサ22に対する充電
時定数τ2 が前記の場合の充電時定数τ1 より小さく
なる。そして、上記時定数τ2 に応じた遅延時間が経過
してコンデンサ22の端子電圧が所定レベルまで上昇し
たときにトランジスタ24がオンされるため、コンデン
サ26に前記時定数τ0 で充電されると共に、トランジ
スタ11がオンされるようになり、これに応じて励磁コ
イル10に通電されてリレースイッチ8が接点(c−
a)間をオンするようになる。
【0047】このとき、ワイパスイッチ1が停止モード
位置OFFにある場合、並びに間欠モード位置INTに
ある場合には、そのワイパスイッチ1が端子T3及びT
4間をオンした状態にあるから、ワイパモータ6に上記
リレースイッチ8の接点(c−a)間、端子T4及びT
3間などを介して通電されるようになり、これに応じて
ワイパの払拭動作がウオッシャポンプの駆動後に所定の
遅延時間Δt2(=(τ2 +τ0 )<Δt1)が経過したと
きに開始されることになる。尚、この遅延時間Δt2は、
例えば0.2秒程度に設定される。
【0048】また、この後にウオッシャスイッチ2のオ
ン操作が解除されたときには、ポンプモータ9が断電さ
れてウインドウオッシャ液の噴射が停止されると共に、
前述同様にウインドウオッシャ液の噴射停止後において
もワイパが複数回だけ払拭動作を行うようになる。
【0049】以上要するに、上記した実施例では、ワイ
パの動作が停止されている状態で、ウオッシャスイッチ
2がオン操作されたときには、ポンプモータ9が通電駆
動されてウインドガラスにウオッシャ液が噴射されると
共に、連動運転回路20が機能して上記ウオッシャスイ
ッチ2のオン操作後に所定の遅延時間(Δt1或はΔt2)
が経過したときにワイパを駆動開始させるようになり、
これに応じてウインドガラスに付着したウオッシャ液が
払拭されるようになる。従って、このようにポンプモー
タ9の駆動に応じたウインドウオッシャ液の噴射後にワ
イパが遅れて駆動開始されることにより、ワイパブレー
ドの損傷及びウインドガラス面の傷付きが防止される。
【0050】特に、上述のようなワイパの連動駆動が行
われる場合、ウオッシャスイッチ2のオン操作後にワイ
パの連動駆動が開始されるまでの遅延時間が、車速セン
サ28により検知される自動車の車速が早い場合ほど程
短くなるように変更される構成、具体的には、図2に示
すように、車速が所定速度(時速40km)より低い状
態では遅延時間Δt1(0.5秒程度)が選択され、車速
が上記所定速度以上となった状態では遅延時間Δt2
(0.2秒程度)が選択される構成となっているから、
自動車が高速走行される状況下では、ウインドガラスに
付着したウオッシャ液が風圧によってウインドガラス面
に大きく広がる前にワイパが駆動されるようになり、ウ
インドガラスを通じた視界確保が優先的に行われて、自
動車の安全運転上において有益となる。
【0051】尚、上記第1実施例では、ウオッシャスイ
ッチ2のオン操作後にワイパの連動駆動が開始されるま
での遅延時間を1段階だけ変更する構成としたが、上記
遅延時間をリニアに変更する構成としても良いものであ
り、以下においては、このような構成を採用した本発明
の第2実施例について、前記第1実施例と異なる部分の
みを図3〜図6を参照しながら説明する。
【0052】即ち、電気的構成の要部を示す図3におい
て、トランジスタ24のコレクタと抵抗25との間には
ダイオード55が図示極性状態で介在され、前記実施例
における車速検知回路29に代えて遅延時間変更手段と
しての車速検知回路56が設けられるものである。
【0053】上記車速検知回路56は次のような構成と
なっている。つまり、電源ライン+Bに対し抵抗57を
介して接続された補助電源ライン+Vccとグランドライ
ンGNDとの間には、図示極性の定電圧ダイオード58
及び抵抗59が直列に接続されると共に、平滑用コンデ
ンサ60が接続される。その補助電源ライン+Vccと前
記ダイオード55のカソードとの間には、pnp形トラ
ンジスタ61のエミッタ・コレクタ間及び図示極性のダ
イオード62が直列に接続され、そのトランジスタ61
のエミッタ・ベース間には抵抗63が接続される。
【0054】補助電源ライン+Vcc及びグランドライン
GNDから給電されるカウンタ64は、そのセット端子
SETに対する入力信号が立ち下がったタイミングでセ
ットされるものであり、そのセット状態では、入力端子
INに入力されるパルス信号の立ち上がりを計数すると
共に、その計数値が例えば「10」に到達したときに出
力端子OUTからローレベル信号より成るキャリー信号
Scを出力する構成となっている。尚、このカウンタ6
4は、リセット端子RSETの入力信号が立ち上がった
ときに、計数内容を初期化してキャリー信号Scを出力
停止する構成となっている。
【0055】上記カウンタ64の出力端子OUTは、抵
抗65を介して前記トランジスタ61のベースに接続さ
れ、セット端子SETは、図示極性のダイオード66を
介してウオッシャスイッチ2の端子Wに接続されると共
に、抵抗67を介して補助電源ライン+Vccに接続され
る。また、カウンタ64のリセット端子RSETは、抵
抗68、69を直列に介してグランドラインGNDに接
続され、それら抵抗68、69の共通接続点は前記ダイ
オード55のアノードに接続される。
【0056】さらに、カウンタ64の入力端子INは、
抵抗70、71を直列に介して補助電源ライン+Vccに
接続され、それら抵抗70、71の共通接続点は図示極
性のダイオード72を介して端子Tvに接続される。こ
のとき、端子Tvの電位レベルは、車速センサ28が有
するリードスイッチ28aのオンオフに応じて、補助電
源ライン+Vccの電位レベルとアースレベルとの間で周
期的に変化するものであり、従ってカウンタ64の入力
端子INには、自動車の車速が早くなるほどに短い周期
となるパルス信号Psが与えられることになる。
【0057】次に、ワイパスイッチ1の動作が停止され
ている状態でウオッシャスイッチ2がオン操作された場
合の作用について説明する。
【0058】ウオッシャスイッチ2がオン操作されたと
きには、カウンタ64のセット端子SETが、ダイオー
ド66、ウオッシャスイッチ2の端子W及びEw間を介
してアースレベルに落ちるため、そのカウンタ64が計
数動作を開始する。また、前記第1実施例と同様に、ウ
オッシャスイッチ2のオン操作と同時にポンプモータ9
に対し接点W及びEwを介して通電されるため、図示し
ないウオッシャポンプが駆動されてフロントガラスにウ
インドウオッシャ液が噴射され、この後に以下に述べる
ような遅延時間が経過したときにワイパが駆動される。
【0059】つまり、車速センサ28による検知車速が
比較的遅い状態では、車速センサ28が有するリードス
イッチ28aのオンオフ周期が長くなるため、図4に示
すように、カウンタ64の入力端子INに与えられるパ
ルス信号Psの周期も長くなる。一方、図4に示すタイ
ミングt1でウオッシャスイッチ2がオン操作されたと
きには、第1実施例と同様に、コンデンサ22に対する
充電が抵抗21を通じて行われるようになる。この場
合、パルス信号Psの周期が長い場合には、カウンタ6
4の計数値が、このときのコンデンサ22に対する充電
時定数τ1 に応じた遅延時間が経過するまでの間におい
て「10」に達することがなく、そのカウンタ64の出
力端子OUTからキャリー信号Sc(ローレベル信号)
が出力されることはない。
【0060】このため、トランジスタ61がオンされる
ことがなく、前記充電時定数τ1 に応じた遅延時間が経
過してコンデンサ22の端子電圧が所定レベルまで上昇
したときにトランジスタ24がオンされる。これによ
り、コンデンサ26がトランジスタ24及び抵抗25を
通じて充電されると共に、このときの充電時定数τ0 に
応じた所定時間経過後にトランジスタ11がオンされ、
これに応じたリレースイッチ8の接点(c−a)間のオ
ンによりワイパモータ6に通電されるようになり、ワイ
パの払拭動作がウオッシャポンプの駆動後に所定の遅延
時間Δt1(=τ1+τ0 )が経過したタイミングt2で
開始されることになる。
【0061】これに対して、車速センサ28による検知
車速が比較的早い状態では、車速センサ28が有するリ
ードスイッチ28aのオンオフ周期が短くなるため、図
5に示すように、カウンタ64の入力端子INに与えら
れるパルス信号Psの周期も短くなる。この場合にも、
図5に示すタイミングt3でウオッシャスイッチ2がオ
ン操作されたときには、コンデンサ22に対する充電が
抵抗21を通じて行われるようになるが、パルス信号P
sの周期が短い場合には、カウンタ64の計数値は、所
定時間τx が経過したタイミングt4(コンデンサ22
に対する充電時定数τ1 に応じた遅延時間が経過する前
の時点)において「10」に達するようになり、そのカ
ウンタ64の出力端子OUTからキャリー信号Sc(ロ
ーレベル信号)が出力される。
【0062】このため、トランジスタ61がオンされ
て、前記充電時定数τ1 に応じた遅延時間が経過する前
の段階で、コンデンサ26に対しトランジスタ24及び
抵抗25を通じて充電されるようになり、このときの充
電時定数τ0 に応じた所定時間経過後にトランジスタ1
1がオンされ、これに応じたリレースイッチ8の接点
(c−a)間のオンによりワイパモータ6に通電される
ようになる。これにより、ワイパの払拭動作がウオッシ
ャポンプの駆動後に所定の遅延時間Δtx(=(τx+τ0
)<Δt1)が経過したタイミングt4で開始されるこ
とになるものであり、上記遅延時間Δtxは、車速が早く
なるのに応じて短くなる。
【0063】以上要するに、上記した第2実施例でも、
ワイパの動作が停止されている状態で、ウオッシャスイ
ッチ2がオン操作されたときには、ポンプモータ9が通
電駆動されてウインドガラスにウオッシャ液が噴射され
ると共に、上記ウオッシャスイッチ2のオン操作後に所
定の遅延時間が経過したときにワイパが駆動開始されて
ウインドガラスに付着したウオッシャ液が払拭されるよ
うになる。
【0064】特に、この場合には、ウオッシャスイッチ
2のオン操作後にワイパの連動駆動が開始されるまでの
遅延時間が、図6に示すように車速センサ28により検
知される自動車の車速に応じて変化される構成、具体的
には、例えば車速が時速30kmより低い状態では遅延
時間Δt1(0.5秒程度)が選択され、車速が上記所定
速度以上となった状態では、その車速が早くなるのに応
じて短くなる遅延時間Δtxが選択される構成となってい
るから、ウインドガラスに付着したウオッシャ液が風圧
によってウインドガラス面に大きく広がる前にワイパを
駆動する制御を、車速に応じた状態で最適に行い得るよ
うになる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、ウオッシャスイッチのオン操作後に所定の
遅延時間が経過したときにワイパを駆動する連動運転回
路を備えたものでありながら、上記遅延時間を車速に応
じて変更する構成としたので、高速走行時においてもウ
インドガラスを通じた視界を良好な状態に保持できると
いう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の回路構成図
【図2】車速と遅延時間との関係を示す図
【図3】本発明の第2実施例を示す要部の回路構成図
【図4】作用説明用のタイミングチャートその1
【図5】作用説明用のタイミングチャートその2
【図6】図2相当図
【符号の説明】
図中、1はワイパスイッチ、2はウオッシャスイッチ、
6はワイパモータ、7は定位置停止スイッチ、8はリレ
ースイッチ、9はウオッシャモータ(ウインドウオッシ
ャ液噴射手段)、14はインターバル制御回路、20は
連動運転回路、28は車速センサ(車速検知手段)、2
9、56は車速検知回路(遅延時間変更手段)、64は
カウンタを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オン操作によりウインドウオッシャ液噴
    射手段を駆動するウオッシャスイッチと、このウオッシ
    ャスイッチのオン操作後に所定の遅延時間が経過したと
    きにワイパを駆動する連動運転回路とを備えた車両用ウ
    オッシャ連動ワイパ制御装置において、 車速を検知する車速検知手段と、 この車速検知手段による検知車速が早くなるのに応じて
    前記遅延時間を短縮する遅延時間変更手段とを設けたこ
    とを特徴とする車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置。
JP4123102A 1992-05-15 1992-05-15 車両用ウオッシャ連動ワイパ制御装置 Pending JPH05319213A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6940244B2 (en) 2003-02-14 2005-09-06 Nissan Motor Co., Ltd. Wiper control apparatus and wiper control method
US7748075B2 (en) 2006-09-12 2010-07-06 Asmo Co., Ltd. Wiper system with wash and wipe mode
CN102381287A (zh) * 2011-10-18 2012-03-21 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车挡风玻璃清洗装置及其控制方法
JP2013522102A (ja) * 2010-03-16 2013-06-13 ヴァレオ システム デシュヤージュ 自動車のワイパーシステムに関連するウィンドウォッシャシステムの制御
JP2018008700A (ja) * 2017-10-18 2018-01-18 アスモ株式会社 ワイパ・ウォッシャ制御装置

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