JPH05319919A - 連続鋳造用ノズルの製造方法 - Google Patents
連続鋳造用ノズルの製造方法Info
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- JPH05319919A JPH05319919A JP4129125A JP12912592A JPH05319919A JP H05319919 A JPH05319919 A JP H05319919A JP 4129125 A JP4129125 A JP 4129125A JP 12912592 A JP12912592 A JP 12912592A JP H05319919 A JPH05319919 A JP H05319919A
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- Japan
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- nozzle
- alumina
- weight
- graphite
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的安価なアルミナ−ZRM−黒鉛質をベ
ースとして、閉塞防止効果が高く、かつ低コストの連続
鋳造用ノズルを提供する。 【構成】 A12 O3 25〜85重量%、ZrO2 10
〜70重量%、SiO25〜25重量%の化学組成を有
するクリンカー5〜80重量%、硼珪酸ガラス2〜20
重量%、残部が主としてアルミナ及び黒鉛からなる混合
物に有機質バインダーを添加して成形後、非酸化性雰囲
気で焼成する。これによって閉塞防止効果に優れ、且つ
耐食性、耐スポーリング性共にバランスの取れた連続鋳
造用ノズルを低コストで得ることができる。
ースとして、閉塞防止効果が高く、かつ低コストの連続
鋳造用ノズルを提供する。 【構成】 A12 O3 25〜85重量%、ZrO2 10
〜70重量%、SiO25〜25重量%の化学組成を有
するクリンカー5〜80重量%、硼珪酸ガラス2〜20
重量%、残部が主としてアルミナ及び黒鉛からなる混合
物に有機質バインダーを添加して成形後、非酸化性雰囲
気で焼成する。これによって閉塞防止効果に優れ、且つ
耐食性、耐スポーリング性共にバランスの取れた連続鋳
造用ノズルを低コストで得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼の連続鋳造用ノズ
ル、特にノズル閉塞を起こし易いAlを多く含有する鋼
種に好適に使用可能な連続鋳造用ノズルの製造方法に関
する。
ル、特にノズル閉塞を起こし易いAlを多く含有する鋼
種に好適に使用可能な連続鋳造用ノズルの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】鋼の連続鋳造用ノズルとしては、取鍋と
タンディシュ間を結ぶロングノズル、タンディシュとモ
ールド間のタンディシュノズル、及び浸漬ノズル等が挙
げられる。このうち、特に長尺のロングノズル、浸漬ノ
ズルにおいては、耐スポーリング性、耐摩耗性、耐食性
等に対する要求が厳しい。この要求を満足させるものと
して、現在ではアルミナ−黒鉛質が主たる材料として使
用されている。
タンディシュ間を結ぶロングノズル、タンディシュとモ
ールド間のタンディシュノズル、及び浸漬ノズル等が挙
げられる。このうち、特に長尺のロングノズル、浸漬ノ
ズルにおいては、耐スポーリング性、耐摩耗性、耐食性
等に対する要求が厳しい。この要求を満足させるものと
して、現在ではアルミナ−黒鉛質が主たる材料として使
用されている。
【0003】このアルミナ−黒鉛質ノズルは、高強度、
高耐食性を有するアルミナ粒と耐スポーリング性に優れ
た黒鉛とを組み合わせることにより、耐スポーリング
性、耐摩耗性、耐食性等の性質を満足するものである。
しかし、特にAlを多く含む鋼種に対してこのアルミナ
−黒鉛質ノズルを使用するとき、鋼中にあるAlの酸化
により生成したA12 O3 が耐火物壁に析出し易い欠点
がある。このA12 O3の析出が進行するとき、ノズル
閉塞が生じ易い。
高耐食性を有するアルミナ粒と耐スポーリング性に優れ
た黒鉛とを組み合わせることにより、耐スポーリング
性、耐摩耗性、耐食性等の性質を満足するものである。
しかし、特にAlを多く含む鋼種に対してこのアルミナ
−黒鉛質ノズルを使用するとき、鋼中にあるAlの酸化
により生成したA12 O3 が耐火物壁に析出し易い欠点
がある。このA12 O3の析出が進行するとき、ノズル
閉塞が生じ易い。
【0004】このノズル閉塞を防ぐ手段として、従来か
ら多くの提案が行なわれている。例えば特開昭57−7
1860号公報においては、CaOを含有させることに
より、優れたノズル閉塞防止効果を黒鉛質ノズルに付与
している。このCaO添加は、主として次のような理由
によりノズル閉塞防止に効果があるものと考えられてい
る。
ら多くの提案が行なわれている。例えば特開昭57−7
1860号公報においては、CaOを含有させることに
より、優れたノズル閉塞防止効果を黒鉛質ノズルに付与
している。このCaO添加は、主として次のような理由
によりノズル閉塞防止に効果があるものと考えられてい
る。
【0005】すなわち、CaOを含有した連続鋳造用ノ
ズルの内壁では、溶鋼から析出したアルミナが、ノズル
材質中のCaOと反応して、アルミナより大輻に低融点
の反応物を生成する。この反応物は低融点物質であるた
め粘性が低く、溶鋼流によって容易に流出されノズル内
壁への付着が抑制される。このため、耐火物壁でアルミ
ナが成長してノズル閉塞を起こすことが少なくなる。
ズルの内壁では、溶鋼から析出したアルミナが、ノズル
材質中のCaOと反応して、アルミナより大輻に低融点
の反応物を生成する。この反応物は低融点物質であるた
め粘性が低く、溶鋼流によって容易に流出されノズル内
壁への付着が抑制される。このため、耐火物壁でアルミ
ナが成長してノズル閉塞を起こすことが少なくなる。
【0006】このようにノズル材質中に適当な量のCa
O成分を含有させることは、ノズル閉塞を防ぐ上で大き
な効果がある。
O成分を含有させることは、ノズル閉塞を防ぐ上で大き
な効果がある。
【0007】しかしながら、CaOは熱膨張率が大きく
材料内部に大きな熱応力を発生するため耐スポーリング
性に劣り、また、常温でも空気中の水分を吸収して変質
し、製造及び保管が難しいなどの問題がある。このた
め、鋳造用ノズルの材料としては必ずしも十分満足の行
くものではない。
材料内部に大きな熱応力を発生するため耐スポーリング
性に劣り、また、常温でも空気中の水分を吸収して変質
し、製造及び保管が難しいなどの問題がある。このた
め、鋳造用ノズルの材料としては必ずしも十分満足の行
くものではない。
【0008】これに対して、特許第1600979号に
おいては、CaO源としてカルシウムジルコネート系ク
リンカー(CaZrO3 )を使用することが提案されて
いる。このカルシウムジルコネート系クリンカーは、熱
膨張率がCaOと比較して小さく、また水分の吸湿によ
る変質がないため、前記問題を解決している。
おいては、CaO源としてカルシウムジルコネート系ク
リンカー(CaZrO3 )を使用することが提案されて
いる。このカルシウムジルコネート系クリンカーは、熱
膨張率がCaOと比較して小さく、また水分の吸湿によ
る変質がないため、前記問題を解決している。
【0009】また、特許第1244139号において
は、主たる鉱物相がムライト、バッデライト、コランダ
ムよりなり、A12 O3 25〜85重量%、ZrO2 1
0〜70重量%、SiO2 5〜25重量%の範囲内にあ
る電融もしくは焼成してなる耐火物原料クリンカー(ジ
ルコニアムライト;以下ZRMと記す)を使用したアル
ミナ−黒鉛質ノズルが提案され、このZRMが閉塞防止
に効果があることを示している。
は、主たる鉱物相がムライト、バッデライト、コランダ
ムよりなり、A12 O3 25〜85重量%、ZrO2 1
0〜70重量%、SiO2 5〜25重量%の範囲内にあ
る電融もしくは焼成してなる耐火物原料クリンカー(ジ
ルコニアムライト;以下ZRMと記す)を使用したアル
ミナ−黒鉛質ノズルが提案され、このZRMが閉塞防止
に効果があることを示している。
【0010】ZRMはアルミナより耐火度が低いため、
表面に高粘性のガラス被膜を形成し、そのガラス被膜と
アルミナとが反応することによってアルミナが低粘性化
され、低粘性化されたアルミナが溶鋼流によってノズル
内壁から流出される。
表面に高粘性のガラス被膜を形成し、そのガラス被膜と
アルミナとが反応することによってアルミナが低粘性化
され、低粘性化されたアルミナが溶鋼流によってノズル
内壁から流出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
1600979号のCaZrO3 クリンカーは、原料コ
ストが高く、そのためノズルのコストも従来品と比較し
て高くなる。
1600979号のCaZrO3 クリンカーは、原料コ
ストが高く、そのためノズルのコストも従来品と比較し
て高くなる。
【0012】一方、特許第1244139号のZRMを
使用した鋳造用ノズルは、CaZrO3 クリンカーを使
用する場合と比較してコストは低下するものの、閉塞防
止効果については必ずしも十分ではない。
使用した鋳造用ノズルは、CaZrO3 クリンカーを使
用する場合と比較してコストは低下するものの、閉塞防
止効果については必ずしも十分ではない。
【0013】このようなことから、Alを多く含む鋼種
に対する鋳造用ノズル材質として、低コストでかつ閉塞
防止効果の高いものが必要とされている。
に対する鋳造用ノズル材質として、低コストでかつ閉塞
防止効果の高いものが必要とされている。
【0014】本発明は、比較的安価なアルミナ−ZRM
−黒鉛質をベースとして、閉塞防止効果が高く、かつ低
コストの連続鋳造用ノズルを提供することを目的とす
る。
−黒鉛質をベースとして、閉塞防止効果が高く、かつ低
コストの連続鋳造用ノズルを提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の連続鋳造用ノズ
ルの製造方法は、所定の化学組成を有するZRM5〜8
0重量%、硼珪酸ガラス2〜20重量%、残部が主とし
てアルミナ及び黒鉛からなる混合物に、有機質バインダ
ーを添加して成形後、非酸化性雰囲気で焼成することに
よって、上記目的を達成したものである。
ルの製造方法は、所定の化学組成を有するZRM5〜8
0重量%、硼珪酸ガラス2〜20重量%、残部が主とし
てアルミナ及び黒鉛からなる混合物に、有機質バインダ
ーを添加して成形後、非酸化性雰囲気で焼成することに
よって、上記目的を達成したものである。
【0016】
【作用】本発明者らは、前述したアルミナ−ZRM一黒
鉛質ノズルが低コストでかつ閉塞防止効果を有する性質
を活かし、さらにこれに添加物を加えることによって閉
塞防止効果を増大させるべく鋭意検討を行なった。
鉛質ノズルが低コストでかつ閉塞防止効果を有する性質
を活かし、さらにこれに添加物を加えることによって閉
塞防止効果を増大させるべく鋭意検討を行なった。
【0017】その結果、ZRMを添加したアルミナ−Z
RM−黒鉛質ノズルの閉塞防止効果を高めるためには、
より低粘性のガラス被膜をノズル内壁に形成させること
が必要であるという結論を得た。さらに添加物として有
用なものを探索した結果、閉塞防止効果を高めかつ安価
なものとして、硼珪酸ガラスが有用であることを見いだ
して本発明を完成するに至った。
RM−黒鉛質ノズルの閉塞防止効果を高めるためには、
より低粘性のガラス被膜をノズル内壁に形成させること
が必要であるという結論を得た。さらに添加物として有
用なものを探索した結果、閉塞防止効果を高めかつ安価
なものとして、硼珪酸ガラスが有用であることを見いだ
して本発明を完成するに至った。
【0018】硼珪酸ガラスは溶鋼からの加熱により低融
点物を形成し、ZRMから形成されるガラス被膜の粘性
を低下させる。また、硼珪酸ガラスに含有されるナトリ
ウム、硼素成分はアルミナと反応して低融点物質を生成
するため、ノズル内壁に付着したアルミナは低融点化合
物となって溶鋼流により外部に流し出される。従って、
ノズルの内壁へのアルミナの付着は抑制され閉塞防止に
効果がある。
点物を形成し、ZRMから形成されるガラス被膜の粘性
を低下させる。また、硼珪酸ガラスに含有されるナトリ
ウム、硼素成分はアルミナと反応して低融点物質を生成
するため、ノズル内壁に付着したアルミナは低融点化合
物となって溶鋼流により外部に流し出される。従って、
ノズルの内壁へのアルミナの付着は抑制され閉塞防止に
効果がある。
【0019】硼珪酸ガラスの配合量は、2重量%未満で
は閉塞防止の効果が少なく、20重量%を越えると耐食
性が大きく低下しノズルの耐用性に悪影響を及ぼすの
で、その配合量としては2〜20重量%の範囲が適当で
ある。
は閉塞防止の効果が少なく、20重量%を越えると耐食
性が大きく低下しノズルの耐用性に悪影響を及ぼすの
で、その配合量としては2〜20重量%の範囲が適当で
ある。
【0020】硼珪酸ガラスには様々な組成のものが存在
するが、本発明においては特に限定されることはない。
異なる成分の硼珪酸ガラスにおいて、同等の閉塞防止効
果を期待する場合には、高軟化点のガラスは添加量を多
く、低い軟化点のガラスは添加量を少なくすればよい。
するが、本発明においては特に限定されることはない。
異なる成分の硼珪酸ガラスにおいて、同等の閉塞防止効
果を期待する場合には、高軟化点のガラスは添加量を多
く、低い軟化点のガラスは添加量を少なくすればよい。
【0021】またZRMは特許第1244139号に記
載の通り、A12 O3 25〜85重量%、ZrO2 10
〜70重量%、SiO2 5〜25重量%の化学組成を有
し、ジルコンとアルミナを主要原料として溶融したクリ
ンカー、またはバッデライトを添加し溶融調製したクリ
ンカー等を用いる。このようなZRMは、閉塞防止効果
だけではなく、耐食性、耐スポーリング性にも優れ、そ
の配合量は、5重量%未満ではZRM添加の効果が少な
くなり、80重量%を越えると耐食性の点で問題があ
る。
載の通り、A12 O3 25〜85重量%、ZrO2 10
〜70重量%、SiO2 5〜25重量%の化学組成を有
し、ジルコンとアルミナを主要原料として溶融したクリ
ンカー、またはバッデライトを添加し溶融調製したクリ
ンカー等を用いる。このようなZRMは、閉塞防止効果
だけではなく、耐食性、耐スポーリング性にも優れ、そ
の配合量は、5重量%未満ではZRM添加の効果が少な
くなり、80重量%を越えると耐食性の点で問題があ
る。
【0022】残部はアルミナ及び黒鉛を主成分とするこ
とが望ましい。アルミナは耐食性を黒鉛は耐スポーリン
グ性を向上させ、またコストも低い。使用可能な黒鉛と
して鱗状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛、キッシュ黒鉛など
の粉末状のものがあるが、特に耐蝕性、耐熱衝撃性の点
からは天然の鱗状黒鉛が優れている。アルミナと黒鉛の
配合割合は使用される条件、ノズルの形状・構造などに
より適宜検討して決定することが望ましい。
とが望ましい。アルミナは耐食性を黒鉛は耐スポーリン
グ性を向上させ、またコストも低い。使用可能な黒鉛と
して鱗状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛、キッシュ黒鉛など
の粉末状のものがあるが、特に耐蝕性、耐熱衝撃性の点
からは天然の鱗状黒鉛が優れている。アルミナと黒鉛の
配合割合は使用される条件、ノズルの形状・構造などに
より適宜検討して決定することが望ましい。
【0023】これら粉末の混合物に、フェノール樹脂な
どの有機質バインダーを添加して混練する。これをノズ
ル形状に成形し、成形体を非酸化雰囲気中で焼成するこ
とによって連続鋳造用ノズルが得られる。
どの有機質バインダーを添加して混練する。これをノズ
ル形状に成形し、成形体を非酸化雰囲気中で焼成するこ
とによって連続鋳造用ノズルが得られる。
【0024】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。
【0025】A12 O3 45重量%、ZrO2 37重量
%、SiO2 18重量%の化学組成を有するクリンカー
に、表1に示す配合の、硼珪酸ガラス,鱗状黒鉛,アル
ミナを添加し、さらに適量のフェノール樹脂を混合して
混練したのち、ラバープレスにて1200kg/cm2
の圧力で成形した。これを非酸化雰囲気中で焼成してサ
ンプルを作製した。本実施例では硼珪酸ガラスとして、
SiO2 60重量%、B2 O3 35重量%、Na2 O2
0重量%、軟化点600°Cのものを使用した。
%、SiO2 18重量%の化学組成を有するクリンカー
に、表1に示す配合の、硼珪酸ガラス,鱗状黒鉛,アル
ミナを添加し、さらに適量のフェノール樹脂を混合して
混練したのち、ラバープレスにて1200kg/cm2
の圧力で成形した。これを非酸化雰囲気中で焼成してサ
ンプルを作製した。本実施例では硼珪酸ガラスとして、
SiO2 60重量%、B2 O3 35重量%、Na2 O2
0重量%、軟化点600°Cのものを使用した。
【0026】これらのサンプルについて、かさ比重、見
掛け気孔率、曲げ強さ、耐食性、耐スポーリング性、耐
アルミナ付着性を調査した。
掛け気孔率、曲げ強さ、耐食性、耐スポーリング性、耐
アルミナ付着性を調査した。
【0027】
【表1】 ここで、耐食性は、高周波溶解炉にて溶解した1600
℃の低炭素鋼中に、20×20×200mmの棒状のサ
ンプルを3時間浸漬し、溶鋼により侵食された量を測定
し、相対的に4段階に分けて評価した。
℃の低炭素鋼中に、20×20×200mmの棒状のサ
ンプルを3時間浸漬し、溶鋼により侵食された量を測定
し、相対的に4段階に分けて評価した。
【0028】耐スポーリング性は、30×30×250
mmの棒状サンプルを1600℃の溶鋼中に浸漬し、3
分後に取り出して水中にて急冷し、断面の亀裂の程度を
相対的に4段階に分けて評価した。
mmの棒状サンプルを1600℃の溶鋼中に浸漬し、3
分後に取り出して水中にて急冷し、断面の亀裂の程度を
相対的に4段階に分けて評価した。
【0029】また、耐アルミナ付着性は、1600℃に
溶解した低炭素鋼にアルミニウムを1%添加し、これに
棒状のサンプルを1時間浸漬し、引き上げたときのサン
プル表面へのアルミナの付着状態を、相対的に4段階に
分けて評価した。
溶解した低炭素鋼にアルミニウムを1%添加し、これに
棒状のサンプルを1時間浸漬し、引き上げたときのサン
プル表面へのアルミナの付着状態を、相対的に4段階に
分けて評価した。
【0030】表1から明らかなように、実施例l〜5の
連続鋳造用ノズルは、耐食性、耐スポーリング性、耐ア
ルミナ付着性のバランスに優れているのが判る。なお、
実施例3及び5は、耐食性が他の実施例と比較して相対
的に劣るが、耐アルミナ付着性に優れている。
連続鋳造用ノズルは、耐食性、耐スポーリング性、耐ア
ルミナ付着性のバランスに優れているのが判る。なお、
実施例3及び5は、耐食性が他の実施例と比較して相対
的に劣るが、耐アルミナ付着性に優れている。
【0031】これに対して硼珪酸ガラスを添加しない比
較例1は、耐アルミナ付着性が劣っている。また、比較
例2は硼珪酸ガラスの添加量が本発明品より多い場合
で、耐アルミナ付着性には優れているものの、耐食性が
非常に悪く、また耐スポーリング性も劣っている。比較
例3はZRMの添加量が本発明の範囲より少ない場合
で、耐食性、耐スポーリング性、耐アルミナ付着性とも
本発明品より劣っている。比較例4はZRMの添加量が
本発明の範囲より多く、且つ黒鉛量が少ない場合であ
り、ZRMが多いため耐食性が悪く、また黒鉛量が少な
いため耐スポーリング性が非常に悪くなっている。
較例1は、耐アルミナ付着性が劣っている。また、比較
例2は硼珪酸ガラスの添加量が本発明品より多い場合
で、耐アルミナ付着性には優れているものの、耐食性が
非常に悪く、また耐スポーリング性も劣っている。比較
例3はZRMの添加量が本発明の範囲より少ない場合
で、耐食性、耐スポーリング性、耐アルミナ付着性とも
本発明品より劣っている。比較例4はZRMの添加量が
本発明の範囲より多く、且つ黒鉛量が少ない場合であ
り、ZRMが多いため耐食性が悪く、また黒鉛量が少な
いため耐スポーリング性が非常に悪くなっている。
【0032】さらに、実炉試験として、実施例2と比較
例1の材質を浸漬ノズルの内孔と吐出口周辺に配置し、
アルミキルド鋼の鋳造に供した。その結果、比較例1が
5chで内孔が閉塞して鋳造中止になったの対して、実
施例2は10ch鋳造してもアルミナの付着は軽微で非
常に良好な結果が得られた。
例1の材質を浸漬ノズルの内孔と吐出口周辺に配置し、
アルミキルド鋼の鋳造に供した。その結果、比較例1が
5chで内孔が閉塞して鋳造中止になったの対して、実
施例2は10ch鋳造してもアルミナの付着は軽微で非
常に良好な結果が得られた。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、所定の化学組成を有するZRMに、特定量の硼珪酸
ガラスを含有させることによって、閉塞防止効果に優
れ、且つ耐食性、耐スポーリング性共にバランスの取れ
た連続鋳造用ノズルを低コストで得ることができる。
は、所定の化学組成を有するZRMに、特定量の硼珪酸
ガラスを含有させることによって、閉塞防止効果に優
れ、且つ耐食性、耐スポーリング性共にバランスの取れ
た連続鋳造用ノズルを低コストで得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内之倉 克己 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内 (72)発明者 花桐 誠司 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内 (72)発明者 中村 州児 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内 (72)発明者 鷹居 宣光 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項1】 A12 O3 25〜85重量%、ZrO2
10〜70重量%、SiO2 5〜25重量%の化学組成
を有するクリンカー5〜80重量%、硼珪酸ガラス2〜
20重量%、残部が主としてアルミナ及び黒鉛からなる
混合物に有機質バインダーを添加して成形後、非酸化性
雰囲気で焼成することを特徴とする連続鋳造用ノズルの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4129125A JPH05319919A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 連続鋳造用ノズルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4129125A JPH05319919A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 連続鋳造用ノズルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319919A true JPH05319919A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15001709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4129125A Withdrawn JPH05319919A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 連続鋳造用ノズルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05319919A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004101466A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2006-07-13 | 旭硝子セラミックス株式会社 | ジルコニア質不定形耐火物 |
| WO2009096550A1 (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Krosakiharima Corporation | ジルコニアムライト耐火原料及びプレートれんが |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4129125A patent/JPH05319919A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPWO2004101466A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2006-07-13 | 旭硝子セラミックス株式会社 | ジルコニア質不定形耐火物 |
| EP1810956A4 (en) * | 2003-05-14 | 2007-11-28 | Asahi Glass Ceramics Co Ltd | MONOLITHIC FIRE-RESISTANT FABRIC ON ZIRCONIUM OXIDE BASE |
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