JPH05319958A - 複合金属酸化物被膜形成用塗布液 - Google Patents

複合金属酸化物被膜形成用塗布液

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JPH05319958A
JPH05319958A JP4269040A JP26904092A JPH05319958A JP H05319958 A JPH05319958 A JP H05319958A JP 4269040 A JP4269040 A JP 4269040A JP 26904092 A JP26904092 A JP 26904092A JP H05319958 A JPH05319958 A JP H05319958A
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formula
metal
compound
reaction product
coating
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JP4269040A
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Akira Hashimoto
晃 橋本
Katsuya Tanitsu
克也 谷津
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/02Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by thermal decomposition
    • C23C18/12Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by thermal decomposition characterised by the deposition of inorganic material other than metallic material
    • C23C18/1204Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by thermal decomposition characterised by the deposition of inorganic material other than metallic material inorganic material, e.g. non-oxide and non-metallic such as sulfides, nitrides based compounds
    • C23C18/1208Oxides, e.g. ceramics
    • C23C18/1216Metal oxides

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 1回の塗布処理により厚膜が得られる実用性
の高い塗布液を提供する。 【構成】 (イ)一般式MAn(A:OR、ハロゲ
ン)で表わされる金属たとえばTiの化合物の中から選
択される少なくとも1種とβ−ジケトン化合物との反応
生成物、該反応生成物の部分加水分解物及び該反応生成
物の部分アシル化物の中から選択される少なくとも1
種、(ロ)多価アルコール化合物及び(ハ)一般式M
(OCOR)mで表わされる金属カルボン酸塩化合物、
(NO)mで表わされる金属たとえばPbの硝酸
塩化合物及びM(NO)lで表わされる金属たとえ
ばSrの亜硝酸塩化合物の中から選択される少なくとも
1種を含有する溶液からなる複合金属酸化物被膜形成用
塗布液と、上記 (イ)、(ロ)、(ハ)にさらに
(ニ)アルコール可溶性ポリマーを含有する溶液からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合金属酸化物被膜形成
用塗布液に関し、特に保存安定性に優れ、かつ厚膜の強
誘電体膜を形成する塗布液に関する。
【0002】
【従来の技術】PbTiO−PbZrO、PbTi
、PbTiO−PbZrO−La、Li
NbOなどの複合金属酸化物被膜は強誘電体膜として
利用されている。この強誘電体膜は、圧電性、焦電性、
電歪、電気光学効果を示し、超音波洗浄、蓄電器のピッ
クアップ振動子、通信用フイルター、音波遅延回路、高
電圧発生用トランス、赤外線センサーなどのエレクトロ
ニクス素子として多用されており、また着火素子や各種
の電気光学材料としても利用されている。
【0003】ところで、基体上に強誘電体膜を形成する
方法としては、基体上にPb、Zr、Tiなどの化合物
を含む溶液を塗布し、乾燥及び焼成して作成する方法が
操作の容易性や複雑な形状の基体上にも強誘電体膜を形
成できるなどの利点から多く用いられている。
【0004】しかしながら、従来の強誘電体膜を形成す
る塗布液は、Pb、Zr、Tiなどの化合物としてそれ
らのアルコキシド化合物を用いるのが普通であり、これ
らのアルコキシド化合物は、加水分解しやすく、塗布液
として調製して保存した際、塗布液中に析出物が発生し
やすく、保存安定性に優れたものではないという問題が
ある。そしてこのような問題を解決するため、特開昭6
1−97159号公報はアルコキシド化合物の一部のア
ルコキシ基をβ−ジケトン基で置換して用いることを提
案している。また特開平2−6335号公報には鉛アル
コキシド又は鉛塩、ジルコニウムアルコキシド、チタン
アルコキシド、エタノールアミン、アルコールを含む混
合物からなる溶液を採用することにより析出物の発生の
少ない塗布液を提案しているが、いずれも実用的な保存
安定性を有しておらず、より優れた保存安定性を有する
塗布液の開発が強く要望されている。また、従来公知の
塗布液では塗布処理において、1回の塗布操作で形成さ
れる強誘電体膜の限界膜厚は約1000A以下で、実用
的な膜厚を得るためには数回の重ね塗りが必要であり、
塗布工程を複雑にしてしまうという問題も有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、強誘電
体膜として作用する複合金属酸化物被膜を形成する塗布
液として、従来の塗布液と比較して、保存安定性に優
れ、かつ1回の塗布処理により厚膜が得られる実用性の
高い塗布液の提供を目的として鋭意研究を重ねた結果、
特定の化合物同士を組み合せて得られる塗布液により、
その目的が達成できることを見いだし、本発明をなすに
至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (イ)一般式(I) MAn…(I) (式中、MはTi、Zr、Nb、Hf又はTaを示
し、Aは−OR又はハロゲン原子を示す。ここでRは炭
素原子数1〜6の飽和又は不飽和炭化水素である。また
nは2〜5の整数である)で表わされる金属化合物の中
から選択される少なくとも1種とβ−ジケトン化合物と
の反応生成物、該反応生成物の部分加水分解物及び該反
応生成物の部分アシル化物の中から選択される少なくと
も1種、 (ロ)多価アルコール化合物及び (ハ)一般式(II)、(III)及び(IV) M(OCOR)m…(II) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
Y又はLiを示し、Rは炭素原子数1〜6の飽和又は不
飽和炭化水素を示す。またmは1〜4の整数である)で
表わされる金属カルボン酸塩化合物、 M(NO)m…(III) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
Y又はLiを示す。またmは1〜4の整数である)で表
わされる金属硝酸塩化合物、及び M(NO)l…(IV) (式中、MはSr、Ba又はLiを示す。またlは1
〜2の整数である)で表わされる金属亜硝酸塩化合物、
の中から選択される少なくとも1種を含有する溶液から
なる複合金属酸化物被膜形成用塗布液と (イ)一般式(I) MAn…(I) (式中、MはTi、Zr、Nb、Hf又はTaを示
し、Aは−OR又はハロゲン原子を示す。ここでRは炭
素原子数1〜6の飽和又は不飽和炭化水素である。また
nは2〜5の整数である)で表わされる金属化合物の中
から選択される少なくとも1種とβ−ジケトン化合物と
の反応生成物、該反応生成物の部分加水分解物及び該反
応生成物の部分アシル化物の中から選択される少なくと
も1種、 (ロ)多価アルコール化合物 (ハ)一般式(II)、(III)及び(IV) M(OCOR)m…(II) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
Y又はLiを示し、Rは炭素原子数1〜6の飽和又は不
飽和炭化水素を示す。またmは1〜4の整数である)で
表わされる金属カルボン酸塩化合物、 M(NO)m…(III) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
Y又はLiを示す。またmは1〜4の整数である)で表
わされる金属硝酸塩化合物、及び M(NO)l…(IV) (式中、MはSr、Ba又はLiを示す。またlは1
〜2の整数である)で表わされる金属亜硝酸塩化合物、
の中から選択される少なくとも1種及び (ニ)アルコール可溶性ポリマーを含有する溶液からな
る複合金属酸化物被膜形成用塗布液を提供するものであ
る。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
塗布液に使用される(イ)成分は上記一般式(I)で表
わされる金属化合物とβ−ジケトン化合物、該反応生成
物の部分加水分解物及び該反応生成物の部分アシル化物
である。具体的には上記一般式(I)で表わされる化合
物としては金属アルコキシド化合物や金属ハロゲン化合
物が挙げられ、金属アルコキシド化合物としては、Ti
(OCH、Ti(OC、Ti(OC
、Ti(OC、Ti(OC
11、Ti(OC13、Zr(OCH
、Zr(OC、Zr(OC
、Zr(OC、Zr(OC
11、Zr(OC13、Nb(OCH
、Nb(OC、Nb(OC、N
b(OC、Nb(OC11、Nb
(OC13、Ta(OCH、Ta(OC
、Ta(OC、Ta(OC
、Ta(OC11、Ta(OC
13、Hf(OCH、Hf(OC
、Hf(OC、Hf(OC
)4、Hf(OC11、Hf(OC
13などを挙げることができる。これらの金属アル
コキシド化合物は単独でも、また2種以上混合して用い
てもよい。
【0008】また、金属ハロゲン化合物としてはTiC
、TiBr、TiI、ZrCl、ZrB
、ZrI、NbCI、NbBr、NbI
TaCl、TaBr、TaI、HfCl、Hf
Brなどを例示することができる。これらの金属ハロ
ゲン化合物は単独でもまた2種以上混合して用いてもよ
い。
【0009】また、β−ジケトン化合物としては、例え
ばアセチルアセトン、トリフルオロアセチルアセトン、
へキサフルオロアセチルアセトン、ベンゾイルアセト
ン、ベンゾイルトリフルオロアセトン、ジベンゾイルメ
タン、アセト酢酸メチルエステル、アセト酢酸エチルエ
ステル、アセト酢酸ブチルエステルなどが挙げられる。
これらは単独でも、また2種以上混合して用いてもよ
い。このβ−ジケトン化合物として好ましいものは、ア
セト酢酸メチルエステル、アセト酢酸エチルエステル、
アセト酢酸ブチルエステルである。
【0010】(イ)成分を調製するための反応条件とし
ては上記した金属化合物1モルに対し、β−ジケトン化
合物を1〜6モルの割合で反応させたものが好ましく使
用できる。そしてこの反応は有機溶剤中で行ってもよ
く、また金属化合物を有機溶剤中に溶解して得られた溶
液に、β−ジケトン化合物を添加して反応させてもよ
い。また反応生成物の部分加水分解物や部分アシル化物
も本発明の(イ)成分として包含される。
【0011】本発明の塗布液で用いられる(ロ)成分の
多価アルコール化合物は、(ハ)成分の溶解性を高めた
り、塗布液の保存安定性を高めるために不可欠な成分で
あり、例えばエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ブタンジオール、ヘキシレングリコール、オクチレ
ングリコール、グリセリン、グリセリルモノアセテー
ト、グリセリルモノブチレート、トリメチロ−ルプロパ
ン、グリセリルモノアクリレート、グリセリルモノメタ
クリレートを挙げることができる。これらの多価アルコ
ール化合物は単独でも、2種以上混合して用いてもよ
い。
【0012】これらの、多価アルコール化合物の中、特
に好ましいものとしては、プロピレングリコール、グリ
セリルモノアセテート、グリセリルモノブチレート、グ
リセリルモノアクリレート、グリセリルモノメタクリレ
ートなどである。
【0013】また、本発明で使用される(ロ)成分の多
価アルコール化合物は、上記した(イ)成分と反応され
ることが好ましく、(イ)成分の金属化合物1モル当た
り、多価アルコール1〜6モルで反応させて得られる反
応生成物を用いることにより、極めて保存安定性に優れ
た塗布液が調製でき、反応生成物であることは(イ)成
分に(ロ)成分を配合して得られる反応溶液の色の変化
で確認することができ、(ロ)成分はその作用として後
述する塗布液としての塗膜性を得るための有機溶剤とは
全く異なるものである。
【0014】本発明の塗布液で用いられる(ハ)成分の
上記一般式(II)、(III)及び(IV)で表わさ
れる金属カルボン酸塩化合物、金属硝酸塩化合物及び金
属亜硝酸塩化合物としては、具体的には金属カルボン酸
塩化合物として、Ba(CHCOO)nHO、L
a(CHCOO)nHO、Pb(CHCOO)
nHO、Li(CHCOO)nHO、Zn(C
COO)nHO、Sr(CHCOO)nH
O、Y(CHCOO)nHO、Mg(CH
OO)nHOなどを挙げることができ、金属硝酸塩
化合物として、Ba(NOnHO、La(NO
nHO、Pb(NOnHO、Li(N
)nHO、Mg(NOnHO、Sr(N
nHO、Zn(NOnHO、Y(N
nHOなどを挙げることができ、金属亜硝酸
塩化合物として、Sr(NOnHO、Ba(N
nHO、Li(NO)nHOなどを挙げ
ることができる。これらは単独でも、2種以上混合して
も使用することができる。
【0015】本発明の塗布液は、上記した(イ)成分、
(ロ)成分及び(ハ)成分を含有してなるものの他に、
(ニ)成分としてアルコール可溶性ポリマーを配合させ
ることで、特に厚膜性が向上した被膜を形成する塗布液
を調整することができる。
【0016】この(ニ)成分であるアルコール可溶性ポ
リマーとしては、アルコールに溶解可能なポリマーであ
れば特に限定されるものではないが、ポリマー構造中に
水酸基を含有したポリマーが好ましい。具体的には酢酸
ビニル部分ケン価したポリビニルアルコール、ホルマー
ル樹脂、ブチラール樹脂、ポリグリセリン、2−ヒドロ
キシメチルアクリレート、2−ヒドロキシメチルメタク
リレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキ
シブチルメタクリレートなどの単独重合体及び共重合体
を挙げることができる。
【0017】本発明の塗布液は、上記した(イ)、
(ロ)及び(ハ)の各成分を含むもの、及び(イ)、
(ロ)、(ハ)の各成分に加えて上記(ニ)成分を配合
したものであるが、塗布液として塗膜性を良好にするた
めに、各成分を有機溶剤に溶解した形で使用するのが好
ましい。このような有機溶剤としては、例えばメチルア
ルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ジヘキシレングリコール、エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコール
モノフエニルエーテル、エチレングリコールモノベンジ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコー
ルジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエー
テル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレン
グリコールジプロピルエーテル、エチレングリコールジ
ベンジルエーテル、エチレングリコールメチルエチルジ
エーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プ
ロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリ
コールジブチルエーテル、メチルカルビトール、エチル
カルビトール、ブチルカルビトール、フエニルカルビト
ール、ベンジルカルビトール、ジメチルカルビトール、
ジエチルカルビトール、ジブチルカルビトール、ジフエ
ニルカルビトール、ジベンジルカルビトール、メチルエ
チルカルビトール、ジプロピレングリコールジメチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、ジ
プロピレングリコールジブチルエーテルなどを挙げるこ
とができる。これらの有機溶剤は単独でも、2種以上混
合して用いてもよい。
【0018】次に本発明塗布液の製造方法について説明
する。本発明の塗布液は、上記した(イ)、(ロ)及び
(ハ)の各成分からなるもの、および(イ)、(ロ)及
び(ハ)の各成分に(ニ)成分を加えたものを有機溶剤
に溶解して得られるもので、その製造方法としては
(イ)成分の反応生成物と(ロ)成分の多価アルコール
化合物との反応生成物を調製したのち、(ハ)成分の金
属カルボン酸塩化合物、金属硝酸塩化合物及び金属亜硝
酸塩化合物の中から選ばれた少なくとも1種を添加する
ことが重要であり、この順序が変わると溶解性及び保存
安定性に優れた塗布液が調製できない。また(ニ)成分
は上記したように(イ)、(ロ)及び(ハ)の各成分か
ら調整された塗布液に添加することが好ましい。
【0019】また、各成分の配合割合としては(イ)成
分である金属化合物1モルに対して(ロ)成分の多価ア
ルコール化合物1モル以上、好ましくは1〜6モルの範
囲で配合され、(ハ)成分の各種金属化合物0.5〜5
モル、好ましくは0.8〜3モルの範囲で配合される。
これらの配合範囲を逸脱すると保存安定性に優れた塗布
液を調製することができず好ましくない。また(ニ)成
分のアルコール可溶性ポリマーは、(イ)、(ロ)及び
(ハ)の各成分から得られる塗布液の固形分100重量
部当たり1〜100重量部、好ましくは3〜40重量部
の範囲で配合される。(ニ)成分がこの範囲を逸脱する
と厚膜で均一性に優れた塗布膜を得ることができないの
で好ましくない。
【0020】本発明の塗布液はプラスチックス、ガラ
ス、セラミックス、金属ナイトライドや金属カーボネー
トなどの粉末を焼成して得られた基板、金属、半導体基
板などに塗布され、加熱することで均一性に優れた強誘
電体膜である複合金属酸化物被膜を形成することができ
る。この場合の塗布手段としては浸漬引き上げ法、スプ
レー法、スピンコート法、刷毛塗り法、ロールコート
法、印刷法のいずれの方法でも用いることができる。ま
た加熱手段としてはホットプレート加熱、熱風加熱、バ
ーナー加熱、赤外線加熱、レーザー加熱、高周波加熱な
どを挙げることができる。加熱温度は250℃以上、好
ましくは350℃以上で化学的に安定した被膜を形成す
ることができるが、基板の材質などにより制限を受ける
ので、基板が耐えられる温度内で適宜選択する必要があ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明の塗布液は、上記した(イ)、
(ロ)及び(ハ)の各成分の組み合せにより、従来の塗
布液に比べて極めて保存安定性に優れた塗布液を容易に
調製することができ、特性の優れた強誘電体膜を容易に
形成することができるとともに、1回の塗布処理により
厚膜が得られるため、極めて実用的である。また
(イ)、(ロ)及び(ハ)の各成分の組み合わせにより
得られる塗布液に、(ニ)成分を加えることで、1回の
塗布処理による厚膜性を向上させることができ、より実
用性の高い塗布液ができる。
【0022】
【実施例】
実施例1 テトラプロポキシチタン28.4g(0.1モル)とア
セト酢酸メチル23.2g(0.2モル)を混合し、8
0℃で30分間かきまぜながら反応させたのち、氷酢酸
6.1g(0.1モル)を加え80℃で30分間反応さ
せ、次いで室温にもどしたところへ、グリセリルモノア
セテート13.4g(0.2モル)を加え、80℃で3
0分間反応させたのち、室温にもどし、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル50gと酢酸ストロンチウム2
1.4g(0.1モル)を加え、40℃に加熱して混合
溶解させることで塗布液を調製した。
【0023】次いで塗布液をシリコンウエーハ上に、ス
ピンナー法により3000rpmで30秒間塗布し、6
0℃で20分間乾燥したのち、400℃で30分間空気
中で焼成したところ、約1000AのSrTiOの透
明で均一な被膜が形成された。また、前記した塗布液は
室温で3カ月静置しても、塗布液中に不純物などの析出
は全く認められず、特性の変化も認められなかった。
【0024】実施例2 テトラプロポキシジルコニウム29.48g(0.09
モル)とテトラブトキシチタン3.40g(0.01モ
ル)を80℃で30分間かきまぜながら混合したのち、
アセト酢酸エチルエステル26g(0.1モル)を加
え、さらに80℃で30分間かきまぜながら反応させた
ところへ、水1.8g(0.1モル)、濃塩酸5μl、
エチレングリコールモノエチルエーテル10gを混合さ
せたものを加え、60℃で60分間反応させたのち、プ
ロピレングリコール15.2g(0.2モル)を加え、
60℃で30分間加熱したのち、酢酸鉛37.9gを加
え、50〜70℃で加熱しながら溶解させることで塗布
液を調製した。
【0025】次いで塗布液をシリコンウエハ上に、スピ
ンナー法により4000rpmで30秒間塗布し、80
℃で15分間乾燥したのち、500℃で40分間空気中
で焼成したところ、約2000Aの透明で均一な被膜が
形成された。また、前記した塗布液は室温で3カ月静置
しても、塗布液中に不純物などの析出は全く認められ
ず、特性の変化も認められなかった。
【0026】実施例3 テトラプロポキシジルコニウム29.48g(0.09
モル)とテトラブトキシチタン3.40g(0.01モ
ル)を80℃で30分間かきまぜながら混合したのち、
アセト酢酸エチルエステル26g(0.1モル)を加
え、さらに80℃で30分間かきまぜながら反応させた
のち、プロピレングリコール15.2g(0.2モル)
を加え、60℃で30分間加熱したのち、酢酸鉛37.
9gを加え、50〜70℃で加熱しながら溶解させるこ
とで塗布液を調製した。次いで、塗布液をシリコンウエ
ハ上に、スピンナー法により4000rpmで30秒間
塗布し、80℃で15分間乾燥したのち、500℃で4
0分間空気中で焼成したところ、約1500Aの透明で
均一な被膜が形成された。また、前記した塗布液は室温
で3カ月静置しても、塗布液中に不純物などの析出は全
く認められず、特性の変化も認められなかった。
【0027】実施例4 実施例3で得られた塗布液10gに2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレートの20重量%エチレングリコールモ
ノメチルエーテル溶液を15gを加えて得られた塗布液
を使用し、実施例3と同様の操作により被膜を形成した
結果、約5000Aの透明で均一な被膜が形成された。
また、この塗布液は室温で3カ月間静置しても、塗布液
中に不純物などの析出は全く認められず、特性の変化も
認められなかった。
【0028】実施例5 実施例3で得られた塗布液10gにブチラール樹脂30
00−2(電化化学工業社製)の20重量%エチレング
リコールモノメチルエーテル溶液を10gを加えて得ら
れた塗布液を使用し、実施例3と同様の操作により被膜
を形成した結果、約5000Aの透明で均一な被膜が形
成された。また、この塗布液は室温で3カ月間静置し
て、塗布液中に不純物などの析出は全く認められず、特
性の変化も認められなかった。
【0029】実施例6 テトラプロポキシジルコニウム170.40g(0.5
2モル)とテトラブトキシチタン160.37g(0.
48モル)を80℃で30分間かきまぜながら混合して
得られた溶液13.2gにアセト酢酸エチルエステル1
0.4g(0.04モル)を加え、さらに100℃で3
0分間かきまぜながら反応させたところへ、水0.72
g(0.04モル)、濃塩酸10μl、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル4gを混合させたものを加え、
80℃で30分間反応させたのち、プロピレングリコー
ル6g(0.08モル)を加え、80℃で30分間加熱
したのち、酢酸鉛15.7gを加え、50〜70℃で加
熱しながら溶解させて得られた溶液に、36重量%2−
ヒドロキシプロピルメタクリレートのエチレングリコー
ルモノメチルエーテル溶液10gを加えることで塗布液
を調製した。
【0030】次いで塗布液をシリコンウエハ上に、スピ
ンナー法により4000rpmで30秒間塗布し、80
℃で15分間乾燥したのち、500℃で40分間空気中
で焼成したところ、約5000Aの透明で均一な被膜が
形成された。また、前記した塗布液は室温で3カ月静置
しても、塗布液中に不純物などの析出は全く認められ
ず、特性の変化も認められなかった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)一般式(I) MAn…(I) (式中、MはTi、Zr、Nb、Hf又はTaを示
    し、Aは−OR又はハロゲン原子を示す。ここでRは炭
    素原子数1〜6の飽和又は不飽和炭化水素である。また
    nは2〜5の整数である)で表わされる金属化合物の中
    から選択される少なくとも1種とβ−ジケトン化合物と
    の反応生成物、該反応生成物の部分加水分解物及び該反
    応生成物の部分アシル化物の中から選択される少なくと
    も1種、 (ロ)多価アルコール化合物及び (ハ)一般式(II)、(III)及び(IV) M(OCOR)m…(II) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
    Y又はLiを示し、Rは炭素原子数1〜6の飽和又は不
    飽和炭化水素を示す。またmは1〜4の整数である)で
    表わされる金属カルボン酸塩化合物、 M(NO)m…(III) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
    Y又はLiを示す。またmは1〜4の整数である)で表
    わされる金属硝酸塩化合物、及び M(NO)l…(IV) (式中、MはSr、Ba又はLiを示す。またlは1
    〜2の整数である)で表わされる金属亜硝酸塩化合物、
    の中から選択される少なくとも1種を含有する溶液から
    なる複合金属酸化物被膜形成用塗布液。
  2. 【請求項2】 (イ)一般式(I) MAn…(I) (式中、MはTi、Zr、Nb、Hf又はTaを示
    し、Aは−OR又はハロゲン原子を示す。ここでRは炭
    素原子数1〜6の飽和又は不飽和炭化水素である。nは
    2〜5の整数である)で表わされる金属化合物の中から
    選択される少なくとも1種とβ−ジケトン化合物との反
    応生成物、該反応生成物の部分加水分解物及び該反応生
    成物の部分アシル化物の中から選択される少なくとも1
    種、 (ロ)多価アルコール化合物、 (ハ)一般式(II)、(III)及び(IV) M(OCOR)m…(II) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
    Y又はLiを示し、Rは炭素原子数1〜6の飽和又は不
    飽和炭化水素を示す。またmは1〜4の整数である)で
    表わされる金属カルボン酸塩化合物、 M(NO)m…(III) (式中、MはPb、Sr、Ba、Mg、Zn、La、
    Y又はLiを示す。またmは1〜4の整数である)で表
    わされる金属硝酸塩化合物、及び M(NO)l…(IV) (式中、MはSr、Ba又はLiを示す。またlは1
    〜2の整数である)で表わされる金属亜硝酸塩化合物、
    の中から選択される少なくとも1種及び (ニ)アルコール可溶性ポリマーを含有する溶液からな
    る複合金属酸化物被膜形成用塗布液。
  3. 【請求項3】 多価アルコールがプロピレングリコー
    ル、グリセリルモノアセテート、グリセリルモノブチレ
    ート、グリセリルモノアクリレート及びグリセリルモノ
    メタクリレートの中から選択される少なくとも1種であ
    る請求項1及び2記載の塗布液。
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US08/155,150 US5508332A (en) 1992-03-24 1993-11-22 Coating solution for forming composite metal oxide film and process for making same
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528247A (ja) * 2005-01-21 2008-07-31 コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション 改質物質を用いる活性化方法
JP2015054411A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 三井・デュポンポリケミカル株式会社 酸化金属膜の製造方法

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