JPH05320506A - ランプリフレクタ - Google Patents
ランプリフレクタInfo
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- JPH05320506A JPH05320506A JP4133622A JP13362292A JPH05320506A JP H05320506 A JPH05320506 A JP H05320506A JP 4133622 A JP4133622 A JP 4133622A JP 13362292 A JP13362292 A JP 13362292A JP H05320506 A JPH05320506 A JP H05320506A
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- JP
- Japan
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- resin
- lamp reflector
- ether resin
- molded
- reflector according
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- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性、高温剛性、樹脂表面の表面平滑性や
樹脂表面の密着性、特に高温下/多湿下での密着性に極
めて優れ、さらに射出成形時における反り・変形が少な
く、しかも軽量化が図れる樹脂製ランプリフレクタを得
る。 【構成】 ポリフェニレンスルフィド(A)とポリフェ
ニレンエーテル(PPE)や該PPEににスチレン系樹
脂及び/または無水マレイン酸等で官能化PPEを含有
したPPE系樹脂(B)とを含有してなる樹脂組成物を
280〜330℃にて成形し、該成形品の反射面となる
面に必要によってはプライマーを塗布、焼き付けし、次
いでアルミニウム金属膜を真空蒸着法等によって設けた
ランプリフレクタ。
樹脂表面の密着性、特に高温下/多湿下での密着性に極
めて優れ、さらに射出成形時における反り・変形が少な
く、しかも軽量化が図れる樹脂製ランプリフレクタを得
る。 【構成】 ポリフェニレンスルフィド(A)とポリフェ
ニレンエーテル(PPE)や該PPEににスチレン系樹
脂及び/または無水マレイン酸等で官能化PPEを含有
したPPE系樹脂(B)とを含有してなる樹脂組成物を
280〜330℃にて成形し、該成形品の反射面となる
面に必要によってはプライマーを塗布、焼き付けし、次
いでアルミニウム金属膜を真空蒸着法等によって設けた
ランプリフレクタ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアリ−レンサルフ
ァイド樹脂とポリアリ−レンエ−テル系樹脂とを含有す
る樹脂組成物を成形し、該成形品の反射面となる面に金
属膜を設けたランプリフレクタ及びその製造法に関す
る。該ランプリフレクタは屋内外の照明、あるいは自動
車のヘッドライト、作業灯等に用いられるものである。
ァイド樹脂とポリアリ−レンエ−テル系樹脂とを含有す
る樹脂組成物を成形し、該成形品の反射面となる面に金
属膜を設けたランプリフレクタ及びその製造法に関す
る。該ランプリフレクタは屋内外の照明、あるいは自動
車のヘッドライト、作業灯等に用いられるものである。
【0002】
【 従来の技術】従来、劇場等の照明、あるいは自動車
のヘッドライト等に用いられるランプリフレクタには、
アルミニウム(以下、Alと略記する)材が多く使用さ
れてきた。しかし、Al材によってランプリフレクタを
製造するには、圧延したAl板をプレス加工してランプ
リフレクタの形状に成形した後、反射面にAlを蒸着
し、さらにスポット溶接や、かしめ加工によってランプ
取り付け部を固定する等、数多くの工程を経て製造され
るのでコスト高となるため、近年合成樹脂による一体成
形により製造することが試みられている。
のヘッドライト等に用いられるランプリフレクタには、
アルミニウム(以下、Alと略記する)材が多く使用さ
れてきた。しかし、Al材によってランプリフレクタを
製造するには、圧延したAl板をプレス加工してランプ
リフレクタの形状に成形した後、反射面にAlを蒸着
し、さらにスポット溶接や、かしめ加工によってランプ
取り付け部を固定する等、数多くの工程を経て製造され
るのでコスト高となるため、近年合成樹脂による一体成
形により製造することが試みられている。
【0003】例えばバルクモールディングコンパウンド
(BMC)を用いてランプリフレクタを製造することが
知られているが、このランプリフレクタでは製造時にお
ける工程の若干の簡略化は図られるものの、該コンパウ
ンドが熱硬化性樹脂であるために生産性が劣る上に、材
料のリサイクル性に乏しく、また耐熱性と表面平滑性に
も劣っていた。更に材料が高比重であることに加え、構
造上金属製のスライドが必要となる等ランプリフレクタ
自体がきわめて重量化してしまう不都合があった。
(BMC)を用いてランプリフレクタを製造することが
知られているが、このランプリフレクタでは製造時にお
ける工程の若干の簡略化は図られるものの、該コンパウ
ンドが熱硬化性樹脂であるために生産性が劣る上に、材
料のリサイクル性に乏しく、また耐熱性と表面平滑性に
も劣っていた。更に材料が高比重であることに加え、構
造上金属製のスライドが必要となる等ランプリフレクタ
自体がきわめて重量化してしまう不都合があった。
【0004】一方、熱可塑性樹脂、例えばポリアリ−レ
ンサルファイド(以後、PASと記す)樹脂よりなるラ
ンプリフレクタも知られている。PAS樹脂は、卓越し
た耐熱性、耐薬品性を有するエンジニアリングプラスチ
ックスとして近年注目されている。PAS樹脂によりラ
ンプリフレクタを製造する利点としては、射出成形可能
であることによるランプリフレクタの設計の自由度増大
と生産性向上、耐熱性改良と軽量化等が挙げられる。こ
のようなPAS樹脂よりなるランプリフレクタとして、
強度、剛性、耐変形性を考慮し、さらに材料の比重低下
とコスト増大回避を目的として、特定の微小中空粒状フ
ィラ−を充填したPAS樹脂組成物を用いたランプリフ
レクタ(特開平2−8247号)が知られている。
ンサルファイド(以後、PASと記す)樹脂よりなるラ
ンプリフレクタも知られている。PAS樹脂は、卓越し
た耐熱性、耐薬品性を有するエンジニアリングプラスチ
ックスとして近年注目されている。PAS樹脂によりラ
ンプリフレクタを製造する利点としては、射出成形可能
であることによるランプリフレクタの設計の自由度増大
と生産性向上、耐熱性改良と軽量化等が挙げられる。こ
のようなPAS樹脂よりなるランプリフレクタとして、
強度、剛性、耐変形性を考慮し、さらに材料の比重低下
とコスト増大回避を目的として、特定の微小中空粒状フ
ィラ−を充填したPAS樹脂組成物を用いたランプリフ
レクタ(特開平2−8247号)が知られている。
【0005】しかしながらこのランプリフレクタでは、
充填したフィラーのために本来の有利さである材料の比
重が低いことやコスト面での優位性がかえって失われ、
また樹脂表面の表面平滑性が不十分であったり、プライ
マ−を樹脂表面に塗布しても樹脂表面での密着性が劣っ
ていた。更にこれらのランプリフレクタにおいては、P
AS樹脂のガラス転移点が低いことに起因して高温下で
の剛性が十分でないため、例えばハロゲンランプを想定
した150℃を越える高温雰囲気下でランプリフレクタ
が自重変形して、配光性能(光度)が低下したり、光軸
がずれる等を生じ、ランプとしての実用的性能(例えば
JIS D 5500等)を満足しない等の問題が生じた。またP
AS樹脂自体の異方性のため、射出成形時におけるラン
プリフレクタに反り・変形が生じ、上述同様、配光性
能、光軸等に異常が発生したり、組立時のランプ装着工
程やネジ止め工程等で支障をきたして生産効率を大幅に
低下させる場合がある。
充填したフィラーのために本来の有利さである材料の比
重が低いことやコスト面での優位性がかえって失われ、
また樹脂表面の表面平滑性が不十分であったり、プライ
マ−を樹脂表面に塗布しても樹脂表面での密着性が劣っ
ていた。更にこれらのランプリフレクタにおいては、P
AS樹脂のガラス転移点が低いことに起因して高温下で
の剛性が十分でないため、例えばハロゲンランプを想定
した150℃を越える高温雰囲気下でランプリフレクタ
が自重変形して、配光性能(光度)が低下したり、光軸
がずれる等を生じ、ランプとしての実用的性能(例えば
JIS D 5500等)を満足しない等の問題が生じた。またP
AS樹脂自体の異方性のため、射出成形時におけるラン
プリフレクタに反り・変形が生じ、上述同様、配光性
能、光軸等に異常が発生したり、組立時のランプ装着工
程やネジ止め工程等で支障をきたして生産効率を大幅に
低下させる場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術が有
する課題を解決して、設計時における自由度が大きい、
製造時における生産性(反り・変形特性を含む)やコス
ト面で優位である、耐熱性に優れる、高温下での剛性に
優れる、軽量である、樹脂表面の表面平滑性に優れる、
樹脂表面の密着性に富む等の数々の特徴を有するランプ
リフレクタを提供することにある。
する課題を解決して、設計時における自由度が大きい、
製造時における生産性(反り・変形特性を含む)やコス
ト面で優位である、耐熱性に優れる、高温下での剛性に
優れる、軽量である、樹脂表面の表面平滑性に優れる、
樹脂表面の密着性に富む等の数々の特徴を有するランプ
リフレクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記した目
的を達成すべく鋭意研究した結果、本発明を完成するに
至った。
的を達成すべく鋭意研究した結果、本発明を完成するに
至った。
【0008】即ち本発明は、ポリアリ−レンサルファイ
ド樹脂とポリアリーレンエーテル系樹脂とを含有する特
定の樹脂組成物に必要によっては更に強化材及び/また
は無機フィラー、脂肪酸金属塩等を添加した配合物を成
形し、該成形品の反射面となる面に金属膜を設けて、屋
内外の照明、あるいは自動車のヘッドライト、作業灯等
に用いられるランプリフレクタを提供するにある。
ド樹脂とポリアリーレンエーテル系樹脂とを含有する特
定の樹脂組成物に必要によっては更に強化材及び/また
は無機フィラー、脂肪酸金属塩等を添加した配合物を成
形し、該成形品の反射面となる面に金属膜を設けて、屋
内外の照明、あるいは自動車のヘッドライト、作業灯等
に用いられるランプリフレクタを提供するにある。
【0009】PAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テ
ル系樹脂(B)とを含有する特定の樹脂組成物を用いて
成形する本発明のランプリフレクタの第一の特徴は、
(1)良好な樹脂表面平滑性を有する、(2)樹脂表面
が密着性に極めて富む、このことは樹脂表面とプライマ
−との密着性が良好、特に高温下/多湿下での密着性に
極めて優れるであるばかりか、今まで全く不可能であっ
た樹脂表面に金属膜を直接設けることを可能にする、加
えて(3)大幅な軽量化が可能、等が達成されることに
ある。
ル系樹脂(B)とを含有する特定の樹脂組成物を用いて
成形する本発明のランプリフレクタの第一の特徴は、
(1)良好な樹脂表面平滑性を有する、(2)樹脂表面
が密着性に極めて富む、このことは樹脂表面とプライマ
−との密着性が良好、特に高温下/多湿下での密着性に
極めて優れるであるばかりか、今まで全く不可能であっ
た樹脂表面に金属膜を直接設けることを可能にする、加
えて(3)大幅な軽量化が可能、等が達成されることに
ある。
【0010】本発明のランプリフレクタの第二の特徴
は、高温下での剛性に優れ、さらにランプリフレクタの
射出成形時においてリフレクタ自体の反り・変形が小さ
いことにある。
は、高温下での剛性に優れ、さらにランプリフレクタの
射出成形時においてリフレクタ自体の反り・変形が小さ
いことにある。
【0011】本発明のランプリフレクタに使用する樹脂
組成物は、PAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テル
系樹脂(B)を含有して成る。
組成物は、PAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テル
系樹脂(B)を含有して成る。
【0012】本発明におけるPAS樹脂としては、一般
式下記化1で示される構成単位を70モル%以上含むも
のが、すぐれた特性のランプリフレクタをもたらすので
好ましい。特にポリフェニレンサルファイド(PPS)
樹脂が好ましく使用される。
式下記化1で示される構成単位を70モル%以上含むも
のが、すぐれた特性のランプリフレクタをもたらすので
好ましい。特にポリフェニレンサルファイド(PPS)
樹脂が好ましく使用される。
【0013】
【化1】
【0014】このポリマ−の重合方法としては、p−ジ
クロルベンゼンを硫黄と炭酸ソーダの存在下で重合させ
る方法、極性溶媒中で硫化ナトリウムあるいは水硫化ナ
トリウムと水酸化ナトリウム叉は硫化水素と水酸化ナト
リウムの存在下で重合させる方法、p−クロルチオフェ
ノールの自己縮合などがあげられるが、N−メチルピロ
リドン、ジメチルアセトアミドなどのアミド系溶剤やス
ルホラン等のスルホン系溶媒中で硫化ナトリウムとp−
ジクロルベンゼンを反応させる方法が適当である。この
際に重合度を調節するためにカルボン酸やスルホン酸の
アルカリ金属塩を添加したり、水酸化アルカリを添加し
たりすることは好ましい方法である。
クロルベンゼンを硫黄と炭酸ソーダの存在下で重合させ
る方法、極性溶媒中で硫化ナトリウムあるいは水硫化ナ
トリウムと水酸化ナトリウム叉は硫化水素と水酸化ナト
リウムの存在下で重合させる方法、p−クロルチオフェ
ノールの自己縮合などがあげられるが、N−メチルピロ
リドン、ジメチルアセトアミドなどのアミド系溶剤やス
ルホラン等のスルホン系溶媒中で硫化ナトリウムとp−
ジクロルベンゼンを反応させる方法が適当である。この
際に重合度を調節するためにカルボン酸やスルホン酸の
アルカリ金属塩を添加したり、水酸化アルカリを添加し
たりすることは好ましい方法である。
【0015】共重合成分として30モル%未満であれ
ば、例えば下記に示すようなメタ結合、エーテル結合、
スルホン結合、スルフィドケトン結合、ビフェニル結
合、置換フェニルスルフィド結合、3官能フェニルスル
フィド結合、ナフチル結合などを含有していてもポリマ
ーの結晶性に大きく影響しない範囲でかまわないが、好
ましくは共重合成分は10モル%以下がよい。
ば、例えば下記に示すようなメタ結合、エーテル結合、
スルホン結合、スルフィドケトン結合、ビフェニル結
合、置換フェニルスルフィド結合、3官能フェニルスル
フィド結合、ナフチル結合などを含有していてもポリマ
ーの結晶性に大きく影響しない範囲でかまわないが、好
ましくは共重合成分は10モル%以下がよい。
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】特に3官能基以上のフェニル結合やビフェ
ニル結合、ナフチルスルフィド結合等を共重合に選ぶ場
合は3モル%以下、さらに好ましくは1モル%以下がよ
い。
ニル結合、ナフチルスルフィド結合等を共重合に選ぶ場
合は3モル%以下、さらに好ましくは1モル%以下がよ
い。
【0025】かかるPAS樹脂は一般的な製造法、例え
ば(1) ハロゲン置換芳香族化合物と硫化アルカリとの反
応(米国特許第2513188号明細書等、特公昭44
−27671号および特公昭45−3368号参照)
(2) チオフェノール類のアルカリ触媒叉は銅塩等の共存
下に於ける縮合反応(米国特許第3274615号、英
国特許第1160660号参照)(3) 芳香族化合物を塩
化硫黄とのルイス酸触媒共存下に於ける縮合反応(特公
昭46−27255号、ベルギー特許第29437号参
照)等により合成されるものであり、目的に応じ任意に
選択し得る。
ば(1) ハロゲン置換芳香族化合物と硫化アルカリとの反
応(米国特許第2513188号明細書等、特公昭44
−27671号および特公昭45−3368号参照)
(2) チオフェノール類のアルカリ触媒叉は銅塩等の共存
下に於ける縮合反応(米国特許第3274615号、英
国特許第1160660号参照)(3) 芳香族化合物を塩
化硫黄とのルイス酸触媒共存下に於ける縮合反応(特公
昭46−27255号、ベルギー特許第29437号参
照)等により合成されるものであり、目的に応じ任意に
選択し得る。
【0026】本発明のランプリフレクタに使用されるP
AS樹脂として、架橋されていない、もしくは架橋度の
小さいPAS樹脂を使用するのであれば、特に特開昭5
0−84698号、特開昭51−144495号により
公知である高分子量PAS樹脂が好適に使用できる。こ
れらの架橋されていない、もしくは架橋度の低い、高分
子量PPS樹脂のうち、特にASTM D1238によ
る316℃/5000g荷重下(オリフィス;0.08
25±0.002インチ径 × 0.315±0.00
1インチ長さ)でのメルトフロ−レ−トが800g/1
0分以下のPAS樹脂が好適である。
AS樹脂として、架橋されていない、もしくは架橋度の
小さいPAS樹脂を使用するのであれば、特に特開昭5
0−84698号、特開昭51−144495号により
公知である高分子量PAS樹脂が好適に使用できる。こ
れらの架橋されていない、もしくは架橋度の低い、高分
子量PPS樹脂のうち、特にASTM D1238によ
る316℃/5000g荷重下(オリフィス;0.08
25±0.002インチ径 × 0.315±0.00
1インチ長さ)でのメルトフロ−レ−トが800g/1
0分以下のPAS樹脂が好適である。
【0027】一方、本発明のランプリフレクタに使用さ
れるPAS樹脂として、架橋度の高いPAS樹脂が使用
されるが、これらの架橋度の高いPAS樹脂のうち、特
にASTM D1238による316℃/5000g荷
重下(オリフィス;0.0825±0.002インチ径
× 0.315±0.001インチ長さ)でのメルト
フロ−レ−トが800g/10分以下のPAS樹脂が好
適である。
れるPAS樹脂として、架橋度の高いPAS樹脂が使用
されるが、これらの架橋度の高いPAS樹脂のうち、特
にASTM D1238による316℃/5000g荷
重下(オリフィス;0.0825±0.002インチ径
× 0.315±0.001インチ長さ)でのメルト
フロ−レ−トが800g/10分以下のPAS樹脂が好
適である。
【0028】本発明のランプリフレクタに使用される樹
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)として
はポリフェニレンエ−テル樹脂を使用することができ
る。
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)として
はポリフェニレンエ−テル樹脂を使用することができ
る。
【0029】本発明で使用することができるポリフェニ
レンエ−テル樹脂は、例えば下記一般式化10で示され
る単位を一種以上含有するホモポリマーまたはコポリマ
ーの総称である。
レンエ−テル樹脂は、例えば下記一般式化10で示され
る単位を一種以上含有するホモポリマーまたはコポリマ
ーの総称である。
【0030】
【化10】
【0031】(式中、R2 、R3 、R4 、およびR5 は
それぞれ独立に水素、ハロゲン、炭化水素、ハロ炭化水
素、炭化水素オキシおよびハロ炭化水素オキシで構成さ
れる群から選択され、lはモノマー単位の総数を表わ
し、20以上の整数である。)
それぞれ独立に水素、ハロゲン、炭化水素、ハロ炭化水
素、炭化水素オキシおよびハロ炭化水素オキシで構成さ
れる群から選択され、lはモノマー単位の総数を表わ
し、20以上の整数である。)
【0032】上記したポリフェニレンエ−テル樹脂の製
造方法は、特に限定されるものではないが、米国特許第
3306874号、同第3306875号、同第325
7357号および同第3257358号に記載の方法で
フェノール類の反応によって製造できる。これらのフェ
ノール類としては、2,6−ジメチルフェノール、2,
6−ジエチルフェノール、2,6−ジブチルフェノー
ル、2,6−ジラウリルフェノール、2,6−ジプロピ
ルフェノール、2,6−ジフェニルフェノール、2−メ
チル−6−エチルフェノール、2−メチル−6−シクロ
ヘキシルフェノール、2−メチル−6−メトキシフェノ
ール、2−メチル−6−ブチルフェノール、2,6−ジ
メトキシフェノール、2,3,6−トリメチルフェノー
ル、2,3,5,6−テトラメチルフェノールおよび
2,6−ジエトキシフェノールが含まれるが、これらに
限定されるものではない。
造方法は、特に限定されるものではないが、米国特許第
3306874号、同第3306875号、同第325
7357号および同第3257358号に記載の方法で
フェノール類の反応によって製造できる。これらのフェ
ノール類としては、2,6−ジメチルフェノール、2,
6−ジエチルフェノール、2,6−ジブチルフェノー
ル、2,6−ジラウリルフェノール、2,6−ジプロピ
ルフェノール、2,6−ジフェニルフェノール、2−メ
チル−6−エチルフェノール、2−メチル−6−シクロ
ヘキシルフェノール、2−メチル−6−メトキシフェノ
ール、2−メチル−6−ブチルフェノール、2,6−ジ
メトキシフェノール、2,3,6−トリメチルフェノー
ル、2,3,5,6−テトラメチルフェノールおよび
2,6−ジエトキシフェノールが含まれるが、これらに
限定されるものではない。
【0033】また本発明のポリフェニレンエ−テル樹脂
としては、化式10で示されるホモポリマ−またはコポ
リマ−にスチレン系化合物がグラフトした共重合体であ
ってもよい。このスチレン系化合物グラフト化ポリフェ
ニレンエ−テル樹脂としては、化式10で示されるホモ
ポリマ−またはコポリマ−にスチレン系化合物として、
例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、クロルスチレンなどをグラフト重合して得られる共
重合体である。本発明において使用できる好ましいポリ
フェニレンエ−テル樹脂は、ポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フェニレン)エーテルである。
としては、化式10で示されるホモポリマ−またはコポ
リマ−にスチレン系化合物がグラフトした共重合体であ
ってもよい。このスチレン系化合物グラフト化ポリフェ
ニレンエ−テル樹脂としては、化式10で示されるホモ
ポリマ−またはコポリマ−にスチレン系化合物として、
例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、クロルスチレンなどをグラフト重合して得られる共
重合体である。本発明において使用できる好ましいポリ
フェニレンエ−テル樹脂は、ポリ(2,6−ジメチル−
1,4−フェニレン)エーテルである。
【0034】本発明のランプリフレクタに使用される樹
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)には、
スチレン系樹脂を含有することができる。
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)には、
スチレン系樹脂を含有することができる。
【0035】本発明で含有することができるスチレン系
樹脂は下記一般式化11で示されるビニル芳香族化合物
から誘導された繰り返し構造単位を、その重合体中に2
5重量%以上有するものでなければならない。
樹脂は下記一般式化11で示されるビニル芳香族化合物
から誘導された繰り返し構造単位を、その重合体中に2
5重量%以上有するものでなければならない。
【0036】
【化11】
【0037】(式中、R6は水素または炭素原子数1〜
4のアルキル基であり、Zはハロゲンまたは炭素原子数
1〜4のアルキル基である置換基を示し、pは1〜5の
整数である。)
4のアルキル基であり、Zはハロゲンまたは炭素原子数
1〜4のアルキル基である置換基を示し、pは1〜5の
整数である。)
【0038】かかるスチレン系重合体としては例えばス
チレンもしくはその誘導体の単独重合体並びに例えばポ
リブタジエン、ポリイソプレン、ブチルゴム、EPD
M、エチレン−プロピレン共重合体、天然ゴム、エピク
ロルヒドリンの如き天然または合成エラストマ−物質の
混合あるいはこれらで変性したスチレン系重合体、さら
にはスチレン含有共重合体、例えばスチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、酸
変性スチレン−水添ブタジエン共重合体、エポキシ変性
スチレン−水添ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体を挙げることができる。
チレンもしくはその誘導体の単独重合体並びに例えばポ
リブタジエン、ポリイソプレン、ブチルゴム、EPD
M、エチレン−プロピレン共重合体、天然ゴム、エピク
ロルヒドリンの如き天然または合成エラストマ−物質の
混合あるいはこれらで変性したスチレン系重合体、さら
にはスチレン含有共重合体、例えばスチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、酸
変性スチレン−水添ブタジエン共重合体、エポキシ変性
スチレン−水添ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体を挙げることができる。
【0039】本発明で含有することができる好ましいス
チレン系樹脂は、ホモポリスチレン、ゴム強化ポリスチ
レン、酸変性−スチレン−水添ブタジエン共重合体およ
びエポキシ変性−スチレン−水添ブタジエン共重合体で
ある。
チレン系樹脂は、ホモポリスチレン、ゴム強化ポリスチ
レン、酸変性−スチレン−水添ブタジエン共重合体およ
びエポキシ変性−スチレン−水添ブタジエン共重合体で
ある。
【0040】ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)に対
するスチレン系樹脂の含有率は、ポリアリ−レンエ−テ
ル系樹脂(B)/スチレン系樹脂=100/0〜20/
80の範囲が好ましい。
するスチレン系樹脂の含有率は、ポリアリ−レンエ−テ
ル系樹脂(B)/スチレン系樹脂=100/0〜20/
80の範囲が好ましい。
【0041】ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)がス
チレン系樹脂を含有する場合において、PAS樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とからな
る樹脂組成物を調製する方法としては、あらかじめポリ
アリ−レンエ−テル系樹脂とスチレン系樹脂とを溶融混
練した後、さらに該溶融混練物とPAS樹脂(A)とを
溶融混練する方法が好ましいが、これに限定されるもの
ではない。
チレン系樹脂を含有する場合において、PAS樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とからな
る樹脂組成物を調製する方法としては、あらかじめポリ
アリ−レンエ−テル系樹脂とスチレン系樹脂とを溶融混
練した後、さらに該溶融混練物とPAS樹脂(A)とを
溶融混練する方法が好ましいが、これに限定されるもの
ではない。
【0042】本発明のランプリフレクタに使用される樹
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)には、
分子中に(a)エチレン性二重結合と(b)カルボキシ
ル基、酸無水物基、水酸基およびエポキシ基からなる群
から選ばれる官能基を同時に有する有機化合物から選ば
れた官能化剤で官能化して得られる官能化ポリフェニレ
ンエ−テル樹脂を含有することができる。
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)には、
分子中に(a)エチレン性二重結合と(b)カルボキシ
ル基、酸無水物基、水酸基およびエポキシ基からなる群
から選ばれる官能基を同時に有する有機化合物から選ば
れた官能化剤で官能化して得られる官能化ポリフェニレ
ンエ−テル樹脂を含有することができる。
【0043】本発明で含有することができる官能化ポリ
フェニレンエ−テル樹脂は、既述のポリフェニレンエ−
テル樹脂を特定の官能化剤により官能化して得ることが
できる。
フェニレンエ−テル樹脂は、既述のポリフェニレンエ−
テル樹脂を特定の官能化剤により官能化して得ることが
できる。
【0044】官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂の調製
に用いられる官能化剤とは、分子中に(a)エチレン性
二重結合と(b)カルボキシル基、酸無水物基、水酸基
およびエポキシ基からなる群から選ばれる官能基を同時
に有する有機化合物であり、具体的には、マレイン酸、
フマル酸、クロロマレイン酸、シトラコン酸、イタコン
酸等で例示されるα,β−不飽和ジカルボン酸;アクリ
ル酸、プラン酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メタクリル
酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸等で例示される不飽和モ
ノカルボン酸;これらのα,β−不飽和ジカルボン酸お
よび不飽和モノカルボン酸の無水物;上記α,β−不飽
和ジカルボン酸1モルとエチレングリコ−ル、プロピレ
ングリコ−ル、トリメチレングリコ−ル、ブタン−1,
4−ジオ−ル、テトラメチレングリコ−ル、ペンタエチ
レングリコ−ル等の脂肪族ジオ−ル、およびヒドロキノ
ン、レゾルシン、カテコ−ル、m−キシリレンジオ−
ル、P−キシリレンジオ−ル、4,4’−ジヒドロキシ
ビフェニルエ−テル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−
ルS,ビスフェノ−ルF等の芳香族ジオ−ル2モルから
誘導される構造を有するジヒドロキシ−α,β−不飽和
ジカルボン酸エステル;α,β−不飽和ジカルボン酸1
モルと脂肪族ジオ−ルまたは芳香族ジヒドロキシ化合物
の1モルから誘導される構造を有するヒドロキシ−α,
β−不飽和ジカルボン酸エステル;α,β−不飽和ジカ
ルボン酸とグリセロ−ル、ペンタエリスリト−ル等の脂
肪族多価アルコ−ルまたはピロガロ−ル等の芳香族多価
フェノ−ルより誘導される構造を有するヒドロキシエス
テル類;前述の不飽和モノカルボン酸1モルと前述の脂
肪族ジオ−ルまたは芳香族ジヒドロキシ化合物1モルか
ら誘導される構造を有するヒドロキシ不飽和モノカルボ
ン酸エステル類;不飽和モノカルボン酸と前述の脂肪族
多価アルコ−ルまたは芳香族多価フェノ−ルより誘導さ
れる構造を有するヒドロキシポリ不飽和モノカルボン酸
エステル類;前述のα,β−不飽和ジカルボン酸または
不飽和モノカルボン酸とエピクロルヒドリンとの反応生
成物であってグリシジルマレエ−ト、グリシジルアクリ
レ−ト、グリシジルメタクリレ−ト等で例示される不飽
和エポキシ化合物等を挙げることができる。
に用いられる官能化剤とは、分子中に(a)エチレン性
二重結合と(b)カルボキシル基、酸無水物基、水酸基
およびエポキシ基からなる群から選ばれる官能基を同時
に有する有機化合物であり、具体的には、マレイン酸、
フマル酸、クロロマレイン酸、シトラコン酸、イタコン
酸等で例示されるα,β−不飽和ジカルボン酸;アクリ
ル酸、プラン酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メタクリル
酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸等で例示される不飽和モ
ノカルボン酸;これらのα,β−不飽和ジカルボン酸お
よび不飽和モノカルボン酸の無水物;上記α,β−不飽
和ジカルボン酸1モルとエチレングリコ−ル、プロピレ
ングリコ−ル、トリメチレングリコ−ル、ブタン−1,
4−ジオ−ル、テトラメチレングリコ−ル、ペンタエチ
レングリコ−ル等の脂肪族ジオ−ル、およびヒドロキノ
ン、レゾルシン、カテコ−ル、m−キシリレンジオ−
ル、P−キシリレンジオ−ル、4,4’−ジヒドロキシ
ビフェニルエ−テル、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−
ルS,ビスフェノ−ルF等の芳香族ジオ−ル2モルから
誘導される構造を有するジヒドロキシ−α,β−不飽和
ジカルボン酸エステル;α,β−不飽和ジカルボン酸1
モルと脂肪族ジオ−ルまたは芳香族ジヒドロキシ化合物
の1モルから誘導される構造を有するヒドロキシ−α,
β−不飽和ジカルボン酸エステル;α,β−不飽和ジカ
ルボン酸とグリセロ−ル、ペンタエリスリト−ル等の脂
肪族多価アルコ−ルまたはピロガロ−ル等の芳香族多価
フェノ−ルより誘導される構造を有するヒドロキシエス
テル類;前述の不飽和モノカルボン酸1モルと前述の脂
肪族ジオ−ルまたは芳香族ジヒドロキシ化合物1モルか
ら誘導される構造を有するヒドロキシ不飽和モノカルボ
ン酸エステル類;不飽和モノカルボン酸と前述の脂肪族
多価アルコ−ルまたは芳香族多価フェノ−ルより誘導さ
れる構造を有するヒドロキシポリ不飽和モノカルボン酸
エステル類;前述のα,β−不飽和ジカルボン酸または
不飽和モノカルボン酸とエピクロルヒドリンとの反応生
成物であってグリシジルマレエ−ト、グリシジルアクリ
レ−ト、グリシジルメタクリレ−ト等で例示される不飽
和エポキシ化合物等を挙げることができる。
【0045】本発明で含有することができる官能化ポリ
フェニレンエ−テル樹脂の調製は、次のような方法によ
って行うが、特にこれに限定されたものではない。例え
ば、官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂は、既述のポリ
フェニレンエ−テル樹脂と官能化剤とをロ−ルミル、バ
ンバリ−ミキサ−、押出機等を用いて150〜350℃
の温度で溶融混練して反応させることによって調製して
も、ベンゼン、トルエン、キシレン等で例示される溶媒
中でポリフェニレンエ−テル樹脂と官能化剤とを加熱、
反応させることによって調製してもよい。
フェニレンエ−テル樹脂の調製は、次のような方法によ
って行うが、特にこれに限定されたものではない。例え
ば、官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂は、既述のポリ
フェニレンエ−テル樹脂と官能化剤とをロ−ルミル、バ
ンバリ−ミキサ−、押出機等を用いて150〜350℃
の温度で溶融混練して反応させることによって調製して
も、ベンゼン、トルエン、キシレン等で例示される溶媒
中でポリフェニレンエ−テル樹脂と官能化剤とを加熱、
反応させることによって調製してもよい。
【0046】官能化反応を容易に進めるために、反応系
にベンゾイルパ−オキサイド、ジ−t−ブチルパ−オキ
サイド、ジクミルパ−オキサイド、t−ブチルパ−オキ
シベンゾエ−ト等で例示される有機過酸化物やアゾビス
イソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等で
例示されるアゾ化合物で代表される、ラジカル開始剤を
存在させることは有効である。より実用的な官能化方法
は、ラジカル開始剤の存在下で溶融混練する方法であ
る。
にベンゾイルパ−オキサイド、ジ−t−ブチルパ−オキ
サイド、ジクミルパ−オキサイド、t−ブチルパ−オキ
シベンゾエ−ト等で例示される有機過酸化物やアゾビス
イソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等で
例示されるアゾ化合物で代表される、ラジカル開始剤を
存在させることは有効である。より実用的な官能化方法
は、ラジカル開始剤の存在下で溶融混練する方法であ
る。
【0047】本発明のランプリフレクタに使用される樹
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)におけ
る官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂の含有率は、特定
の範囲に限定されるものではなく、PAS樹脂(A)と
ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とからなる樹脂組
成物によるランプリフレクタにおいて、優れた特性を発
現せしめるものであればいずれの範囲であってもよい。
脂組成物のポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)におけ
る官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂の含有率は、特定
の範囲に限定されるものではなく、PAS樹脂(A)と
ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とからなる樹脂組
成物によるランプリフレクタにおいて、優れた特性を発
現せしめるものであればいずれの範囲であってもよい。
【0048】本発明のランプリフレクタに使用される樹
脂組成物のPAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テル
系樹脂(B)との混合割合は、特定の割合に限定される
ものではないが、PAS樹脂(A)/ポリアリ−レンエ
−テル系樹脂(B)=5/95〜95/5の範囲が、優
れた特性を有するランプリフレクタを得る上で好まし
い。
脂組成物のPAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テル
系樹脂(B)との混合割合は、特定の割合に限定される
ものではないが、PAS樹脂(A)/ポリアリ−レンエ
−テル系樹脂(B)=5/95〜95/5の範囲が、優
れた特性を有するランプリフレクタを得る上で好まし
い。
【0049】本発明のランプリフレクタに使用される樹
脂組成物には、リン酸エステル系化合物を含むことがで
きる。リン酸エステル系化合物としては、例えばトリメ
チルフォスフェイト、トリエチルフォスフェイト、トリ
ブチルフォスフェイト、トリオクチルフォスフェイト、
トリブトキシエチルフォスフェイト、トリフェニルフォ
スフェイト、トリクレジルフォスフェイト、クレジルフ
ェニルフォスフェイト、イソプロピルフェノ−ルとフェ
ノ−ルとの混合物より得られるフォスフェイト、ベンゾ
ヒドロキノンあるいはビスフェノ−ルAのような二官能
性フェノ−ルと他のアルコ−ルあるいはフェノ−ル類か
ら得られるフォスフェイトおよび芳香族ポリフォスフェ
イトを挙げることができる。特に好ましいリン酸エステ
ル系化合物は、芳香族ポリフォスフェイトである。芳香
族ポリフォスフェイトは、下記一般式化12で示される
構造を有する。
脂組成物には、リン酸エステル系化合物を含むことがで
きる。リン酸エステル系化合物としては、例えばトリメ
チルフォスフェイト、トリエチルフォスフェイト、トリ
ブチルフォスフェイト、トリオクチルフォスフェイト、
トリブトキシエチルフォスフェイト、トリフェニルフォ
スフェイト、トリクレジルフォスフェイト、クレジルフ
ェニルフォスフェイト、イソプロピルフェノ−ルとフェ
ノ−ルとの混合物より得られるフォスフェイト、ベンゾ
ヒドロキノンあるいはビスフェノ−ルAのような二官能
性フェノ−ルと他のアルコ−ルあるいはフェノ−ル類か
ら得られるフォスフェイトおよび芳香族ポリフォスフェ
イトを挙げることができる。特に好ましいリン酸エステ
ル系化合物は、芳香族ポリフォスフェイトである。芳香
族ポリフォスフェイトは、下記一般式化12で示される
構造を有する。
【0050】
【化12】
【0051】(式中、R7、R8、R9、R10、R1
1、R12はそれぞれ水素原子または低級アルキル基を
示し、nは正の整数を示す。)
1、R12はそれぞれ水素原子または低級アルキル基を
示し、nは正の整数を示す。)
【0052】芳香族ポリフォスフェイトの具体的な例と
しては、クレジル・レゾルシン・ポリフォスフェイト、
フェニル・クレジル・レゾルシン・ポリフォスフェイ
ト、キシリル・レゾルシン・ポリフォスフェイト、フェ
ニル・イソプロピルフェニル・レゾルシン・ポリフォス
フェイト、クレジル・キシリル・レゾルシン・ポリフォ
スフェイト、フェニル・イソプロピルフェニル・ジイソ
プロピルフェニルレゾルシン等及びこれらに置換基を導
入したその誘導体を挙げることができる。
しては、クレジル・レゾルシン・ポリフォスフェイト、
フェニル・クレジル・レゾルシン・ポリフォスフェイ
ト、キシリル・レゾルシン・ポリフォスフェイト、フェ
ニル・イソプロピルフェニル・レゾルシン・ポリフォス
フェイト、クレジル・キシリル・レゾルシン・ポリフォ
スフェイト、フェニル・イソプロピルフェニル・ジイソ
プロピルフェニルレゾルシン等及びこれらに置換基を導
入したその誘導体を挙げることができる。
【0053】本発明において含むことができるリン酸エ
ステル系化合物は、PAS樹脂(A)とポリアリ−レン
エ−テル系樹脂(B)からランプリフレクタ用樹脂組成
物を調製する際に添加することが好ましい。
ステル系化合物は、PAS樹脂(A)とポリアリ−レン
エ−テル系樹脂(B)からランプリフレクタ用樹脂組成
物を調製する際に添加することが好ましい。
【0054】本発明におけるリン酸エステル系化合物の
添加量は、本発明のランプリフレクタに用いる樹脂組成
物の成分(A)、(B)の合計(A)+(B);100
重量部に対して0.01〜40重量部であり、好ましく
は0.1〜10重量部である。
添加量は、本発明のランプリフレクタに用いる樹脂組成
物の成分(A)、(B)の合計(A)+(B);100
重量部に対して0.01〜40重量部であり、好ましく
は0.1〜10重量部である。
【0055】また本発明のランプリフレクタに用いる樹
脂組成物には、脂肪酸金属塩を含むことができる。本発
明において添加することができる脂肪酸金属塩は、本発
明のランプリフレクタの樹脂表面とプライマ−もしくは
Al蒸着膜との密着性を更に向上させることを目的とし
て添加されるものであり、好ましくは脂肪酸の炭素数は
18以上、更に好ましくは24以上である。脂肪酸金属
塩の炭素数が18未満であると、金属塩自体の耐熱性が
劣りことより、添加効果が達成されない、ランプリフレ
クタの強度を低下させる等のため好ましくない。好まし
い脂肪酸金属塩の例としては、モンタン酸亜鉛を挙げる
ことができる。
脂組成物には、脂肪酸金属塩を含むことができる。本発
明において添加することができる脂肪酸金属塩は、本発
明のランプリフレクタの樹脂表面とプライマ−もしくは
Al蒸着膜との密着性を更に向上させることを目的とし
て添加されるものであり、好ましくは脂肪酸の炭素数は
18以上、更に好ましくは24以上である。脂肪酸金属
塩の炭素数が18未満であると、金属塩自体の耐熱性が
劣りことより、添加効果が達成されない、ランプリフレ
クタの強度を低下させる等のため好ましくない。好まし
い脂肪酸金属塩の例としては、モンタン酸亜鉛を挙げる
ことができる。
【0056】本発明において添加することができる脂肪
酸金属塩は、PAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テ
ル系樹脂(B)からランプリフレクタ用樹脂組成物を調
製する際に添加することが好ましい。
酸金属塩は、PAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テ
ル系樹脂(B)からランプリフレクタ用樹脂組成物を調
製する際に添加することが好ましい。
【0057】本発明における脂肪酸金属塩の添加量は、
本発明のランプリフレクタに用いる樹脂組成物の成分
(A)、(B)の合計(A)+(B);100重量部に
対して0.01〜10重量部であり、好ましくは0.1
〜3重量部である。
本発明のランプリフレクタに用いる樹脂組成物の成分
(A)、(B)の合計(A)+(B);100重量部に
対して0.01〜10重量部であり、好ましくは0.1
〜3重量部である。
【0058】更に本発明のランプリフレクタに用いる樹
脂組成物には、繊維状強化材及び/または無機フィラ−
を含有せしめることが可能である。繊維状強化材として
は、ガラス繊維、アスベスト繊維、炭素繊維、シリカ繊
維、シリカ・アルミナ繊維、ジルコニア繊維、窒化ホウ
素繊維、窒化珪素繊維、ホウ素繊維、チタン酸カリウム
繊維、さらにステンレス、アルミニウム、チタン、銅、
真ちゅう等の金属の繊維状物の無機質繊維状物質及びア
ラミド繊維等の有機質繊維状物質等が挙げられ、形態と
してはチョップドファイバ−、ミルドファイバ−等いず
れのものでも使用することができる。なおポリアミド、
フッ素樹脂、アクリル樹脂等の高融点有機質繊維状物質
も使用することができる。特に代表的な繊維状強化材
は、ガラス繊維、または炭素繊維である。本発明に用い
ることができる繊維状強化材の繊維径は、ランプリフレ
クタの表面平滑性を考慮すると好ましくは8μm以下で
ある。
脂組成物には、繊維状強化材及び/または無機フィラ−
を含有せしめることが可能である。繊維状強化材として
は、ガラス繊維、アスベスト繊維、炭素繊維、シリカ繊
維、シリカ・アルミナ繊維、ジルコニア繊維、窒化ホウ
素繊維、窒化珪素繊維、ホウ素繊維、チタン酸カリウム
繊維、さらにステンレス、アルミニウム、チタン、銅、
真ちゅう等の金属の繊維状物の無機質繊維状物質及びア
ラミド繊維等の有機質繊維状物質等が挙げられ、形態と
してはチョップドファイバ−、ミルドファイバ−等いず
れのものでも使用することができる。なおポリアミド、
フッ素樹脂、アクリル樹脂等の高融点有機質繊維状物質
も使用することができる。特に代表的な繊維状強化材
は、ガラス繊維、または炭素繊維である。本発明に用い
ることができる繊維状強化材の繊維径は、ランプリフレ
クタの表面平滑性を考慮すると好ましくは8μm以下で
ある。
【0059】また無機フィラ−としては、炭化珪素、窒
化ホウ素、各種金属粉末、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、カオリン、クレ−、パイロフィライト、ベントナイ
ト、セリサイト、ゼオライト、雲母、ネフェリンシナイ
ト、タルク、アタルパルジャイト、ウオラストナイト、
PMF、フェライト、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、
三酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化鉄、二硫
化モリブデン、黒鉛、石膏、ガラスビ−ズ、ガラスパウ
ダ−、ガラスバル−ン、石英、シリカ、石英ガラス等を
挙げることができる。特に好ましい無機フィラ−として
は、炭酸カルシウム及び/または水酸化マグネシウムを
挙げることができる。
化ホウ素、各種金属粉末、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、カオリン、クレ−、パイロフィライト、ベントナイ
ト、セリサイト、ゼオライト、雲母、ネフェリンシナイ
ト、タルク、アタルパルジャイト、ウオラストナイト、
PMF、フェライト、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、
三酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化鉄、二硫
化モリブデン、黒鉛、石膏、ガラスビ−ズ、ガラスパウ
ダ−、ガラスバル−ン、石英、シリカ、石英ガラス等を
挙げることができる。特に好ましい無機フィラ−として
は、炭酸カルシウム及び/または水酸化マグネシウムを
挙げることができる。
【0060】本発明において添加することができる繊維
状強化材及び/または無機フィラ−は、PAS樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)からラン
プリフレクタ用樹脂組成物を調製する際に添加すること
が好ましい。
状強化材及び/または無機フィラ−は、PAS樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)からラン
プリフレクタ用樹脂組成物を調製する際に添加すること
が好ましい。
【0061】本発明のランプリフレクタに用いる樹脂組
成物には、本発明の目的を損わない範囲で下記の如き重
合体を混合して使用できる。これら重合体としてはエチ
レン、ブチレン、ペンテン、ブタジエン、イソプレン、
クロロプレン、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビ
ニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、(メタ)アクリロニトリルなどの単量体の単
独重合体または共重合体、ポリウレタン、ポリアミド、
ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンテレフタレ
−ト等のポリエステル、ポリアセタ−ル、ポリカ−ボネ
−ト、ポリサルホン、ポリアリルサルホン、ポリエ−テ
ルサルホン、ポリア−リレ−ト、ポリエ−テルケトン、
ポリエ−テルエ−テルケトン、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリエ−テルイミド、シリコ−ン樹脂、フェノ
キシ樹脂、フッ素樹脂、液晶ポリマ−、ポリアリ−ルエ
−テルなどの単独重合体、ランダム共重合体またはブロ
ック共重合体、グラフト共重合体等を挙げることができ
る。
成物には、本発明の目的を損わない範囲で下記の如き重
合体を混合して使用できる。これら重合体としてはエチ
レン、ブチレン、ペンテン、ブタジエン、イソプレン、
クロロプレン、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビ
ニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、(メタ)アクリロニトリルなどの単量体の単
独重合体または共重合体、ポリウレタン、ポリアミド、
ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンテレフタレ
−ト等のポリエステル、ポリアセタ−ル、ポリカ−ボネ
−ト、ポリサルホン、ポリアリルサルホン、ポリエ−テ
ルサルホン、ポリア−リレ−ト、ポリエ−テルケトン、
ポリエ−テルエ−テルケトン、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリエ−テルイミド、シリコ−ン樹脂、フェノ
キシ樹脂、フッ素樹脂、液晶ポリマ−、ポリアリ−ルエ
−テルなどの単独重合体、ランダム共重合体またはブロ
ック共重合体、グラフト共重合体等を挙げることができ
る。
【0062】また、本発明のランプリフレクタに用いる
樹脂組成物には、可塑剤、少量の離型剤、着色剤、滑
剤、耐熱安定剤、耐候性安定剤、発泡剤、防錆剤、難燃
剤等を添加してもよい。
樹脂組成物には、可塑剤、少量の離型剤、着色剤、滑
剤、耐熱安定剤、耐候性安定剤、発泡剤、防錆剤、難燃
剤等を添加してもよい。
【0063】本発明のランプリフレクタに用いる樹脂組
成物は、公知の方法で調製が可能である。例えば、PA
S樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)、
さらには必要に応じその他の原料とををタンブラ−又は
ヘンシェルミキサ−のような混合機で均一に混合の後、
1軸又は2軸押出混練機に供給して200℃〜350℃
の温度範囲下で溶融混練し、ペレットとして本発明のラ
ンプリフレクタに用いる樹脂組成物を得る方法がある。
成物は、公知の方法で調製が可能である。例えば、PA
S樹脂(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)、
さらには必要に応じその他の原料とををタンブラ−又は
ヘンシェルミキサ−のような混合機で均一に混合の後、
1軸又は2軸押出混練機に供給して200℃〜350℃
の温度範囲下で溶融混練し、ペレットとして本発明のラ
ンプリフレクタに用いる樹脂組成物を得る方法がある。
【0064】ただし、ポリアリ−レンエ−テル系樹脂
(B)がスチレン系樹脂を含有する場合は、前述のよう
にあらかじめポリアリ−レンエ−テル系樹脂とスチレン
系樹脂とを200〜300℃にて溶融混練してポリアリ
−レンエ−テル系樹脂(B)を調製した後、該ポリアリ
−レンエ−テル系樹脂(B)とPAS樹脂(A)とを溶
融混練することが好ましい。
(B)がスチレン系樹脂を含有する場合は、前述のよう
にあらかじめポリアリ−レンエ−テル系樹脂とスチレン
系樹脂とを200〜300℃にて溶融混練してポリアリ
−レンエ−テル系樹脂(B)を調製した後、該ポリアリ
−レンエ−テル系樹脂(B)とPAS樹脂(A)とを溶
融混練することが好ましい。
【0065】前記した樹脂組成物を用いてランプリフレ
クタ用成形品を成形温度280〜330℃にて成形した
後、該成形品の反射面となる面に金属膜を設ける。
クタ用成形品を成形温度280〜330℃にて成形した
後、該成形品の反射面となる面に金属膜を設ける。
【0066】金属膜を設ける手法としては、「ドライプ
レーティング」(所謂、乾式の金属メッキ法)が挙げら
れ、具体的には真空蒸着法、イオンプレーティング法
(イオンメッキ法)やこれらの中間的技術であるスパッ
タリング法が例示できる。
レーティング」(所謂、乾式の金属メッキ法)が挙げら
れ、具体的には真空蒸着法、イオンプレーティング法
(イオンメッキ法)やこれらの中間的技術であるスパッ
タリング法が例示できる。
【0067】以下に真空蒸着法を一例としてその具体的
製法を以下に示す。 (1)射出成形されたランプリフレクタ成形品を、イソ
プロピルアルコール等の溶剤に浸す(Dipping)
などすることによって脱脂し、さらに必要によっては6
0〜120℃で乾燥する、(2)脱脂後のランプリフレ
クタ成形品の表面に必要とあらばプライマー(アンダー
コート)を塗布、硬化させる、(3)該成形品を支持用
治具に取り付け、真空容器に挿入した後真空排気し、所
定の圧力下で蒸発させた金属アルミニウム等の蒸発金属
の蒸着を開始する。この際、必要の応じ取り付けた治具
を蒸発源の上方で自転、公転させたりする。金属膜の厚
みは0.05〜0.1μmである、(4)蒸着後、必要
によってはトップコーティングを施し、蒸着面を保護す
る、等の方法による。
製法を以下に示す。 (1)射出成形されたランプリフレクタ成形品を、イソ
プロピルアルコール等の溶剤に浸す(Dipping)
などすることによって脱脂し、さらに必要によっては6
0〜120℃で乾燥する、(2)脱脂後のランプリフレ
クタ成形品の表面に必要とあらばプライマー(アンダー
コート)を塗布、硬化させる、(3)該成形品を支持用
治具に取り付け、真空容器に挿入した後真空排気し、所
定の圧力下で蒸発させた金属アルミニウム等の蒸発金属
の蒸着を開始する。この際、必要の応じ取り付けた治具
を蒸発源の上方で自転、公転させたりする。金属膜の厚
みは0.05〜0.1μmである、(4)蒸着後、必要
によってはトップコーティングを施し、蒸着面を保護す
る、等の方法による。
【0068】本発明のランプリフレクタ成形品では樹脂
表面が金属膜と密着し易いためプライマー(アンダーコ
ート)を特には必要としないが、プライマーを用いない
場合は、基材との密着性に優れるイオンプレーティング
法(イオンメッキ法)を採用することが好ましい。
表面が金属膜と密着し易いためプライマー(アンダーコ
ート)を特には必要としないが、プライマーを用いない
場合は、基材との密着性に優れるイオンプレーティング
法(イオンメッキ法)を採用することが好ましい。
【0069】ランプリフレクタ成形品の反射面に塗布す
るプライマーは、(1)該反射面の表面平滑性を向上す
る、(2)金属膜と成形品表面の密着性を向上する等を
目的として行われる。その膜厚は約10〜50μm程度
である。プライマー塗料としては、メラミンアルキッド
系、ウレタン系、アクリル系が一般的で、アクリル系は
UV硬化型が、その他のものは加熱硬化型が主体であ
る。本発明のランプリフレクタにおいて使用するに好ま
しいプライマーは耐熱性に優れた硬化膜が得られるウレ
タン系が好ましい。特に、ポリブタジエンを主鎖とする
長鎖ジオールとフェノール等でブロックされたブロッキ
ングイソシアネートとの反応(硬化、焼き付け条件は1
50℃以上好ましくは180℃以上で1時間以上加熱す
る)よるものが好ましい。
るプライマーは、(1)該反射面の表面平滑性を向上す
る、(2)金属膜と成形品表面の密着性を向上する等を
目的として行われる。その膜厚は約10〜50μm程度
である。プライマー塗料としては、メラミンアルキッド
系、ウレタン系、アクリル系が一般的で、アクリル系は
UV硬化型が、その他のものは加熱硬化型が主体であ
る。本発明のランプリフレクタにおいて使用するに好ま
しいプライマーは耐熱性に優れた硬化膜が得られるウレ
タン系が好ましい。特に、ポリブタジエンを主鎖とする
長鎖ジオールとフェノール等でブロックされたブロッキ
ングイソシアネートとの反応(硬化、焼き付け条件は1
50℃以上好ましくは180℃以上で1時間以上加熱す
る)よるものが好ましい。
【0070】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。尚、例中の部は重量部を意味する。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。尚、例中の部は重量部を意味する。
【0071】参考例1(PPS−(1)の製造 ) 攪拌機付の5リットルのオ−トクレ−ブにN−メチルピ
ロリドン1993部と硫化ナトリウム2.7水塩 53
7部(4.1モル)、水酸化ナトリウム 1.6部
(0.04モル)および酢酸ナトリウム 144部
(1.0モル)とを仕込み、窒素雰囲気下に200℃ま
で約2時間かけて攪拌しながら徐々に昇温させて102
mlの水を留出させた。
ロリドン1993部と硫化ナトリウム2.7水塩 53
7部(4.1モル)、水酸化ナトリウム 1.6部
(0.04モル)および酢酸ナトリウム 144部
(1.0モル)とを仕込み、窒素雰囲気下に200℃ま
で約2時間かけて攪拌しながら徐々に昇温させて102
mlの水を留出させた。
【0072】次いで、反応系を150℃に冷却したのち
p−ジクロルベンゼン 603部(4.1モル)と1,
2,4−トリクロルベンゼン 1.8部(0.01モ
ル)およびN−メチルピロリドン 310部を加え、2
30℃で2時間、さらに260℃で3時間反応させた
が、この間、重合反応終了時の内圧は9.0kg/cm
2であった。
p−ジクロルベンゼン 603部(4.1モル)と1,
2,4−トリクロルベンゼン 1.8部(0.01モ
ル)およびN−メチルピロリドン 310部を加え、2
30℃で2時間、さらに260℃で3時間反応させた
が、この間、重合反応終了時の内圧は9.0kg/cm
2であった。
【0073】しかるのち、オ−トクレ−ブを冷却して内
容物を濾別し、次いでケ−キを熱水で3回洗浄し、さら
にアセトンで2回洗浄してから120℃で乾燥せしめ
て、394部の淡灰褐色をした粒状のPPSを得た(収
率=89%)。
容物を濾別し、次いでケ−キを熱水で3回洗浄し、さら
にアセトンで2回洗浄してから120℃で乾燥せしめ
て、394部の淡灰褐色をした粒状のPPSを得た(収
率=89%)。
【0074】ここに得られたPPSは対数粘度〔η〕
0.20、メルトフロ−レ−ト550g/10分であっ
た。これをPPS−(1)と称す。尚、PPSの対数粘
度〔η〕は、PPSのα−メチルクロルナフタレン溶液
(PPS濃度0.4g/100ml)の206℃(40
0°F)における相対粘度値を測定し、次式により算出
したものである。 〔η〕=ln(相対粘度値)/PPS濃度
0.20、メルトフロ−レ−ト550g/10分であっ
た。これをPPS−(1)と称す。尚、PPSの対数粘
度〔η〕は、PPSのα−メチルクロルナフタレン溶液
(PPS濃度0.4g/100ml)の206℃(40
0°F)における相対粘度値を測定し、次式により算出
したものである。 〔η〕=ln(相対粘度値)/PPS濃度
【0075】参考例2(PPS−(2)の製造) 50リットルスケ−ルのオ−トクレ−ブにN−メチルピ
ロリドンをモル比で70、硫化ナトリウム9水塩を0.
99、安息香酸ナトリウムを0.60、水酸化ナトリウ
ムを0.15モルの比で仕込み(50モルスケ−ル)、
窒素気流中で210℃まで昇温し脱水率110%まで脱
水を行なった。系を160℃まで冷却後P−ジクロルベ
ンゼンをモル比1.0で仕込み、封をした後窒素で内圧
を2.5kg/cm2まで加圧した。重合による発熱を
考慮しながら温度コントロ−ルを行なって270℃まで
昇温し5時間攪拌下に重合を行なった。内圧は17kg
/cm2に上昇していた。次に系を冷却後放圧し、内容
物を大量の水中へ注ぎフレ−ク状のポリマ−を回収し
た。ポリマ−は熱水とアセトンによる洗浄をくり返して
最終的に70%の収率で白色フレ−ク状であった。この
白色フレ−ク状の PPSポリマ−(対数粘度〔η〕
0.19、メルトフロ−レ−ト1500g/10分)を
リボンブレンダ−に投入し、245℃で空気を吹き込み
ながら攪拌して、4時間熱処理し、架橋せしめて最終的
に対数粘度〔η〕0.20、メルトフロ−レ−ト550
g/10分のPPSポリマ−を得た。これをPPS−
(2)と称す。
ロリドンをモル比で70、硫化ナトリウム9水塩を0.
99、安息香酸ナトリウムを0.60、水酸化ナトリウ
ムを0.15モルの比で仕込み(50モルスケ−ル)、
窒素気流中で210℃まで昇温し脱水率110%まで脱
水を行なった。系を160℃まで冷却後P−ジクロルベ
ンゼンをモル比1.0で仕込み、封をした後窒素で内圧
を2.5kg/cm2まで加圧した。重合による発熱を
考慮しながら温度コントロ−ルを行なって270℃まで
昇温し5時間攪拌下に重合を行なった。内圧は17kg
/cm2に上昇していた。次に系を冷却後放圧し、内容
物を大量の水中へ注ぎフレ−ク状のポリマ−を回収し
た。ポリマ−は熱水とアセトンによる洗浄をくり返して
最終的に70%の収率で白色フレ−ク状であった。この
白色フレ−ク状の PPSポリマ−(対数粘度〔η〕
0.19、メルトフロ−レ−ト1500g/10分)を
リボンブレンダ−に投入し、245℃で空気を吹き込み
ながら攪拌して、4時間熱処理し、架橋せしめて最終的
に対数粘度〔η〕0.20、メルトフロ−レ−ト550
g/10分のPPSポリマ−を得た。これをPPS−
(2)と称す。
【0076】参考例3(ポリフェニレンエ−テル樹脂:
PPE−1の製造) 窒素で置換した、酸素吸込み装置、冷却用コイル、撹拌
機を備えた反応器に、臭化第2銅 32.2g、ジ−n
−ブチルアミン 666g、トルエン 24リットルに
2、6−キシレノール 5.25kgを溶解させたもの
を混合添加し、均一に溶解した後、酸素を急激に吸込み
ながら反応容器内部を30℃に保ったまま90分間重合
した。重合終了後、トルエン 18リットルを添加し、
さらに、エチレンジアミン四酢酸20%水溶液を加えて
反応を停止させた。得た生成混合物を遠心分離、重合溶
解相を取出し、撹拌しながらメタノールを徐々に添加し
た。分別後、乾燥し、極限粘度「0.50」(クロロホ
ルムを溶媒として30℃にて測定)のポリフェニレンエ
−テル樹脂を得た。これを PPE−1と称す。
PPE−1の製造) 窒素で置換した、酸素吸込み装置、冷却用コイル、撹拌
機を備えた反応器に、臭化第2銅 32.2g、ジ−n
−ブチルアミン 666g、トルエン 24リットルに
2、6−キシレノール 5.25kgを溶解させたもの
を混合添加し、均一に溶解した後、酸素を急激に吸込み
ながら反応容器内部を30℃に保ったまま90分間重合
した。重合終了後、トルエン 18リットルを添加し、
さらに、エチレンジアミン四酢酸20%水溶液を加えて
反応を停止させた。得た生成混合物を遠心分離、重合溶
解相を取出し、撹拌しながらメタノールを徐々に添加し
た。分別後、乾燥し、極限粘度「0.50」(クロロホ
ルムを溶媒として30℃にて測定)のポリフェニレンエ
−テル樹脂を得た。これを PPE−1と称す。
【0077】参考例4(官能化ポリフェニレンエ−テル
樹脂:FPPE−1の製造) 参考例3で合成したポリフェニレンエ−テル樹脂:「P
PE−1」 3kgに無水マレイン酸 90gを添加
し、ヘンシェルミキサ−により混合した後、二軸押出機
で300〜320℃の温度で溶融混練しペレット化し
た。これをFPPE−1と称す。得られたFPPE−1
のペレット 2gをクロロホルム 50mlに溶解した
後、この溶液を500mlのメタノ−ルに加えてポリマ
−を沈澱せしめた。得られたポリマ−を濾別、乾燥した
(減圧下、80℃/10時間)。
樹脂:FPPE−1の製造) 参考例3で合成したポリフェニレンエ−テル樹脂:「P
PE−1」 3kgに無水マレイン酸 90gを添加
し、ヘンシェルミキサ−により混合した後、二軸押出機
で300〜320℃の温度で溶融混練しペレット化し
た。これをFPPE−1と称す。得られたFPPE−1
のペレット 2gをクロロホルム 50mlに溶解した
後、この溶液を500mlのメタノ−ルに加えてポリマ
−を沈澱せしめた。得られたポリマ−を濾別、乾燥した
(減圧下、80℃/10時間)。
【0078】得られた試料の赤外分光分析を行い、ポリ
フェニレンエ−テル樹脂と無水マレイン酸とから前もっ
て作成しておいた検量線を用いて、ポリフェニレンエ−
テル樹脂に結合している無水マレイン酸の重量%を算出
し、無水マレイン酸の結合量とした。この結果、FPP
E−1における無水マレイン酸の結合量は、1.1重量
%であった。
フェニレンエ−テル樹脂と無水マレイン酸とから前もっ
て作成しておいた検量線を用いて、ポリフェニレンエ−
テル樹脂に結合している無水マレイン酸の重量%を算出
し、無水マレイン酸の結合量とした。この結果、FPP
E−1における無水マレイン酸の結合量は、1.1重量
%であった。
【0079】参考例5(官能化ポリフェニレンエ−テル
樹脂:FPPE−2の製造) 参考例3で合成したポリフェニレンエ−テル樹脂:「P
PE−1」 3kgにグリシジルメタクリレ−ト 90
gとジクミルパ−オキサイド 15gを添加し、ヘンシ
ェルミキサ−により混合した後、二軸押出機で300〜
320℃の温度で溶融混練しペレット化した。これをF
PPE−2と称す。
樹脂:FPPE−2の製造) 参考例3で合成したポリフェニレンエ−テル樹脂:「P
PE−1」 3kgにグリシジルメタクリレ−ト 90
gとジクミルパ−オキサイド 15gを添加し、ヘンシ
ェルミキサ−により混合した後、二軸押出機で300〜
320℃の温度で溶融混練しペレット化した。これをF
PPE−2と称す。
【0080】得られたFPPE−2のペレット 2gを
クロロホルム 50mlに溶解した後、この溶液を50
0mlのメタノ−ルに加えてポリマ−を沈澱せしめた。
得られたポリマ−を濾別、乾燥した(減圧下、80℃/
10時間)。
クロロホルム 50mlに溶解した後、この溶液を50
0mlのメタノ−ルに加えてポリマ−を沈澱せしめた。
得られたポリマ−を濾別、乾燥した(減圧下、80℃/
10時間)。
【0081】得られた試料の赤外分光分析を行い、ポリ
フェニレンエ−テル樹脂とグリシジルメタクリレ−トと
から前もって作成しておいた検量線を用いて、ポリフェ
ニレンエ−テル樹脂に結合しているグリシジルメテクリ
レ−トの重量%を算出し、グリシジルメタクリレ−トの
結合量とした。この結果、FPPE−2におけるグリシ
ジルメタクリレ−トの結合量は、1.3重量%であっ
た。
フェニレンエ−テル樹脂とグリシジルメタクリレ−トと
から前もって作成しておいた検量線を用いて、ポリフェ
ニレンエ−テル樹脂に結合しているグリシジルメテクリ
レ−トの重量%を算出し、グリシジルメタクリレ−トの
結合量とした。この結果、FPPE−2におけるグリシ
ジルメタクリレ−トの結合量は、1.3重量%であっ
た。
【0082】実施例1〜5及び比較例1〜3 参考例で合成したPAS樹脂(A)、ポリフェニレンエ
−テル樹脂、官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂ほか下
表中に示す原料(繊維状強化材、無機フィラー、脂肪酸
金属塩など)を、表中に示す割合(数値は重量部であ
る)で添加し、均一に混合したの後、35mmφの2軸
押出機にて 290℃で溶融混練しペレットを得た。
−テル樹脂、官能化ポリフェニレンエ−テル樹脂ほか下
表中に示す原料(繊維状強化材、無機フィラー、脂肪酸
金属塩など)を、表中に示す割合(数値は重量部であ
る)で添加し、均一に混合したの後、35mmφの2軸
押出機にて 290℃で溶融混練しペレットを得た。
【0083】ただし、ポリアリ−レンエ−テル系樹脂
(B)がポリフェニレンエ−テル樹脂(「PPE−1」
)とスチレン系樹脂を含有するものである実施例2の
場合は、ポリフェニレンエ−テル樹脂(「PPE−
1」)とスチレン系樹脂とを35mmφの2軸押出機に
て260℃で溶融混練してポリアリ−レンエ−テル系樹
脂(B)を調製し、その後、該ポリアリ−レンエ−テル
系樹脂(B)とPAS樹脂(A)を上述の方法で溶融混
練してペレットを得た(2段階製法)。
(B)がポリフェニレンエ−テル樹脂(「PPE−1」
)とスチレン系樹脂を含有するものである実施例2の
場合は、ポリフェニレンエ−テル樹脂(「PPE−
1」)とスチレン系樹脂とを35mmφの2軸押出機に
て260℃で溶融混練してポリアリ−レンエ−テル系樹
脂(B)を調製し、その後、該ポリアリ−レンエ−テル
系樹脂(B)とPAS樹脂(A)を上述の方法で溶融混
練してペレットを得た(2段階製法)。
【0084】さらに、実施例5においては、ポリアリ−
レンエ−テル系樹脂(B)がポリフェニレンエ−テル樹
脂(「PPE−1」)、スチレン系樹脂及び官能化ポリ
フェニレンエ−テル樹脂を含有するが、この場合にはあ
らかじめポリフェニレンエ−テル樹脂(「PPE−
1」)とスチレン系樹脂とを35mmφの2軸押出機に
て260℃で溶融混練してポリアリ−レンエ−テル系樹
脂(B)の一部中間体を調製して後、該ポリアリ−レン
エ−テル系樹脂(B)一部中間体と官能化ポリフェニレ
ンエ−テル樹脂(「FPPE−2」)さらにはPAS樹
脂(A)を上述の方法で混練しペレットを得た(2段階
製法)。
レンエ−テル系樹脂(B)がポリフェニレンエ−テル樹
脂(「PPE−1」)、スチレン系樹脂及び官能化ポリ
フェニレンエ−テル樹脂を含有するが、この場合にはあ
らかじめポリフェニレンエ−テル樹脂(「PPE−
1」)とスチレン系樹脂とを35mmφの2軸押出機に
て260℃で溶融混練してポリアリ−レンエ−テル系樹
脂(B)の一部中間体を調製して後、該ポリアリ−レン
エ−テル系樹脂(B)一部中間体と官能化ポリフェニレ
ンエ−テル樹脂(「FPPE−2」)さらにはPAS樹
脂(A)を上述の方法で混練しペレットを得た(2段階
製法)。
【0085】このPAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ
−テル系樹脂(B)とから成るペレットを、インライン
スクリュ−式の3オンス射出成形機を用いシリンダ−温
度290℃、金型温度135℃、射出圧力1000kg
f/cm2、射出スピード中速にて、ランプリフレクタ
(金型表面粗さ:0.02μm以下)及び100mm×
100mm×2mm(厚み)のシ−ト(金型表面粗さ:
0.02μm以下)、樹脂組成物機械的特性(比重を含
む)及び反り・変形特性の各評価用テストピ−スを成形
し、各種特性を評価した。この結果を表に示す。
−テル系樹脂(B)とから成るペレットを、インライン
スクリュ−式の3オンス射出成形機を用いシリンダ−温
度290℃、金型温度135℃、射出圧力1000kg
f/cm2、射出スピード中速にて、ランプリフレクタ
(金型表面粗さ:0.02μm以下)及び100mm×
100mm×2mm(厚み)のシ−ト(金型表面粗さ:
0.02μm以下)、樹脂組成物機械的特性(比重を含
む)及び反り・変形特性の各評価用テストピ−スを成形
し、各種特性を評価した。この結果を表に示す。
【0086】評価した項目は以下の通りである。 <ランプリフレクタでのプライマ−/Al蒸着膜密着性
(碁盤目剥離試験)>成形したランプリフレクタの反射
面をイソプロピルアルコ−ルで脱脂の後、プライマ−
(ブロッキングイソシアネート型ウレタン系塗料:東洋
工業塗料(株)製、「BP−50」)を塗布し、180
℃/1時間加熱により硬化させる。プライマ−硬化後直
ちに、Alを0.01〜0.5μm厚みに真空蒸着し、
24時間放置後碁盤目剥離試験によりプライマ−/Al
蒸着膜密着性(初期密着性)を評価した。さらにAl蒸
着後のランプリフレクタを、オ−ブン中で150℃/1
00時間加熱した後、初期密着性同様碁盤目剥離試験に
より加熱エ−ジング後のプライマ−/Al蒸着膜密着性
(エ−ジング後密着性)を評価した。
(碁盤目剥離試験)>成形したランプリフレクタの反射
面をイソプロピルアルコ−ルで脱脂の後、プライマ−
(ブロッキングイソシアネート型ウレタン系塗料:東洋
工業塗料(株)製、「BP−50」)を塗布し、180
℃/1時間加熱により硬化させる。プライマ−硬化後直
ちに、Alを0.01〜0.5μm厚みに真空蒸着し、
24時間放置後碁盤目剥離試験によりプライマ−/Al
蒸着膜密着性(初期密着性)を評価した。さらにAl蒸
着後のランプリフレクタを、オ−ブン中で150℃/1
00時間加熱した後、初期密着性同様碁盤目剥離試験に
より加熱エ−ジング後のプライマ−/Al蒸着膜密着性
(エ−ジング後密着性)を評価した。
【0087】<表面平滑性(単位:μm)>成形した1
00mm×100mm×2mm(厚み)のシ−トの表面
粗さ(樹脂表面表面粗さ)を、表面粗さ計(商品名:s
urfcom、東京精密(株)製)にて測定した。
00mm×100mm×2mm(厚み)のシ−トの表面
粗さ(樹脂表面表面粗さ)を、表面粗さ計(商品名:s
urfcom、東京精密(株)製)にて測定した。
【0088】(測定項目は、Rmax:最大高さ/JIS規
格、Rz:10点平均粗さ/JIS規格、測定距離:2.5
0mm、倍率:10,000倍)さらに該シ−トに対
し、上記ランプリフレクタ同様にしてプライマ−塗布し
たシ−トの表面粗さ(プライマ−面表面粗さ)も測定し
た。
格、Rz:10点平均粗さ/JIS規格、測定距離:2.5
0mm、倍率:10,000倍)さらに該シ−トに対
し、上記ランプリフレクタ同様にしてプライマ−塗布し
たシ−トの表面粗さ(プライマ−面表面粗さ)も測定し
た。
【0089】<写像性(C値)>成形した100mm×
100mm×2mm(厚み)のシ−トを用いて、写像性
測定器(スガ試験機(株)製)により、光学くし幅:
1.0mm、反射角:45゜の条件で写像性(C値)を
測定した。
100mm×2mm(厚み)のシ−トを用いて、写像性
測定器(スガ試験機(株)製)により、光学くし幅:
1.0mm、反射角:45゜の条件で写像性(C値)を
測定した。
【0090】<樹脂組成物の機械的特性> (1) 比重 …ASTM D-792に準拠して、曲げ特性測
定に使用の試片にて測定 (2) 剛性 …ASTM D-790に準拠して、23℃下及
び150℃下での曲げ強度/曲げ弾性率を1/8″(厚) ×
1/2″(幅) × 5″(長)の試片にて測定 (3) Izod衝撃強度…ASTM D-256に準拠して、ノッチ無し
衝撃強度を1/8″(厚)×1/2″(幅)×2・1/2″(長)の試
片にて測定
定に使用の試片にて測定 (2) 剛性 …ASTM D-790に準拠して、23℃下及
び150℃下での曲げ強度/曲げ弾性率を1/8″(厚) ×
1/2″(幅) × 5″(長)の試片にて測定 (3) Izod衝撃強度…ASTM D-256に準拠して、ノッチ無し
衝撃強度を1/8″(厚)×1/2″(幅)×2・1/2″(長)の試
片にて測定
【0091】<樹脂組成物の反り・変形特性>図1に示
す「L字形」反り・変形測定用金型を用いて成形した成
形品のL字倒れ角;θを、工具顕微鏡にて測定。
す「L字形」反り・変形測定用金型を用いて成形した成
形品のL字倒れ角;θを、工具顕微鏡にて測定。
【0092】また、表中に配合した成分は以下の通り。 1)スチレン系樹脂は、 PST :ポリスチレン、商品名ディックスチレン「C
R−3500」、大日本インキ化学工業(株)製 AHSBR:酸変性水添スチレンブタジエンゴム、商品
名タフテック「M−1913」、旭化成工業(株)製 2)繊維状強化材は、 強化材A:繊維径6μm、平均繊維長60μm、ミルド
グラスファイバ− 強化材B:繊維径6μm、3mm長さ、チョッップドス
トランドグラスファイバ− 強化材C:繊維径13μm、3mm長さ、チョッップド
ストランドグラスファイバ− 3)無機フィラーは、フィラ −A :キスマ5B、水酸化マグネシウム、協和化学
工業(株)製フィラ −B :重質炭酸カルシウム、平均粒径1.6μmフィラ −C :珪酸アルミニウムバル−ン(SiO2 52wt.% ,
Al2O3 33wt.% ,比 重 2.1, 平均粒子
径 10μm)、Zeelan社製 4)リン酸エステル系化合物は、 APP−1:芳香族ポリフォスフェイト、「クレジル・
レゾルシン・ポリフォスフェイト」 APP−2:芳香族ポリフォスフェイト、「フェニル・
イソプロピルフェニル・レゾルシン・ポリフォスフェイ
ト」
R−3500」、大日本インキ化学工業(株)製 AHSBR:酸変性水添スチレンブタジエンゴム、商品
名タフテック「M−1913」、旭化成工業(株)製 2)繊維状強化材は、 強化材A:繊維径6μm、平均繊維長60μm、ミルド
グラスファイバ− 強化材B:繊維径6μm、3mm長さ、チョッップドス
トランドグラスファイバ− 強化材C:繊維径13μm、3mm長さ、チョッップド
ストランドグラスファイバ− 3)無機フィラーは、フィラ −A :キスマ5B、水酸化マグネシウム、協和化学
工業(株)製フィラ −B :重質炭酸カルシウム、平均粒径1.6μmフィラ −C :珪酸アルミニウムバル−ン(SiO2 52wt.% ,
Al2O3 33wt.% ,比 重 2.1, 平均粒子
径 10μm)、Zeelan社製 4)リン酸エステル系化合物は、 APP−1:芳香族ポリフォスフェイト、「クレジル・
レゾルシン・ポリフォスフェイト」 APP−2:芳香族ポリフォスフェイト、「フェニル・
イソプロピルフェニル・レゾルシン・ポリフォスフェイ
ト」
【0093】
【表1】
【0094】
【表2】
【0095】
【表3】
【0096】実施例6 実施例2と同様の組成配合からなる樹脂組成物から成形
したランプリフレクタの反射面にプライマーを塗布せず
に直接Alを真空蒸着したものについて、碁盤目剥離試
験によりAl蒸着膜密着性(初期密着性)を評価したと
ころ、80/100であった。更にAl蒸着後のランプ
リフレクタを、オ−ブン中で150℃/100時間加熱
した後、初期密着性と同様に碁盤目剥離試験により加熱
エ−ジング後のAl蒸着膜密着性(エ−ジング後密着
性)を評価したところ、70/100であった。
したランプリフレクタの反射面にプライマーを塗布せず
に直接Alを真空蒸着したものについて、碁盤目剥離試
験によりAl蒸着膜密着性(初期密着性)を評価したと
ころ、80/100であった。更にAl蒸着後のランプ
リフレクタを、オ−ブン中で150℃/100時間加熱
した後、初期密着性と同様に碁盤目剥離試験により加熱
エ−ジング後のAl蒸着膜密着性(エ−ジング後密着
性)を評価したところ、70/100であった。
【0097】
【発明の効果】PAS樹脂(A)とポリアリ−レンエ−
テル系樹脂(B)とを含有する特定の樹脂組成物より成
形し、該成形品の反射面となる面に金属膜を設ける本発
明のランプリフレクタは、良好な表面平滑性と高温下で
高い剛性を有すると共に、樹脂表面の密着性、特に高温
下/多湿下での密着性に極めて優れる、射出成形時の反
り・変形特性も極めて優れる、軽量化を図ることが可能
である等、ランプリフレクタとしての高い実用性/機能
性を保持するものである。
テル系樹脂(B)とを含有する特定の樹脂組成物より成
形し、該成形品の反射面となる面に金属膜を設ける本発
明のランプリフレクタは、良好な表面平滑性と高温下で
高い剛性を有すると共に、樹脂表面の密着性、特に高温
下/多湿下での密着性に極めて優れる、射出成形時の反
り・変形特性も極めて優れる、軽量化を図ることが可能
である等、ランプリフレクタとしての高い実用性/機能
性を保持するものである。
【図1】図1は、本発明のランプリフレクタに使用され
る樹脂組成物の反り・変形特性を評価するための「L字
形」測定用金型を示す。
る樹脂組成物の反り・変形特性を評価するための「L字
形」測定用金型を示す。
【図2】図2は、「L字形」反り・変形測定用金型を用
いて成形した成形品のL字倒れ角;θの測定個所を示
す。
いて成形した成形品のL字倒れ角;θの測定個所を示
す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B32B 27/00 A 7344−4F 103 N 7344−4F
Claims (14)
- 【請求項1】 ポリアリ−レンレンスルフィド樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とを含有
してなる樹脂組成物を成形し、該成形品の反射面となる
面に金属膜を設けることを特徴とするランプリフレク
タ。 - 【請求項2】 ポリアリ−レンレンスルフィド樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とを含有
してなる樹脂組成物を成形し、該成形品の反射面となる
面にプライマーを塗布し、次いで金属膜を設けることを
特徴とするランプリフレクタ。 - 【請求項3】 ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)が
ポリフェニレンエ−テル樹脂である請求項1または2記
載のランプリフレクタ。 - 【請求項4】 ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)が
さらにスチレン系樹脂を含有する請求項1、2または3
記載のランプリフレクタ。 - 【請求項5】 樹脂組成物がポリアリ−レンエ−テル系
樹脂とスチレン系樹脂との溶融混練物と(A)とを溶融
混練してなる請求項4記載のランプリフレクタ。 - 【請求項6】 ポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)
が、分子中に(a)エチレン性二重結合と(b)カルボ
キシル基、酸無水物基、水酸基およびエポキシ基からな
る群から選ばれる官能基を同時に有する有機化合物から
選ばれた官能化剤で官能化して得られる官能化ポリフェ
ニレンエ−テル樹脂を含有する請求項1、2、3、4ま
たは5記載のランプリフレクタ。 - 【請求項7】 更に強化材及び/または無機フィラ−を
含む請求項1、2、3、4、5または6記載のランプリ
フレクタ。 - 【請求項8】 強化材が8μm以下の繊維径を有する繊
維状強化材である請求項7記載のランプリフレクタ。 - 【請求項9】 無機フィラ−が炭酸カルシウム及び/ま
たは水酸化マグネシウムである請求項7記載のランプリ
フレクタ。 - 【請求項10】 更に脂肪酸金属塩を含む請求項1、
2、3、4、5、6、7、8または9記載のランプリフ
レクタ。 - 【請求項11】 脂肪酸金属塩がモンタン酸亜鉛である
請求項10記載のランプリフレクタ。 - 【請求項12】 更にリン酸エステル系化合物を含む請
求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または
11記載のランプリフレクタ。 - 【請求項13】 ポリアリ−レンレンスルフィド樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とを含有
してなる樹脂組成物を成形し、該成形品の反射面となる
面に金属膜を設けることを特徴とするランプリフレクタ
の製造法。 - 【請求項14】 ポリアリ−レンレンスルフィド樹脂
(A)とポリアリ−レンエ−テル系樹脂(B)とを含有
してなる樹脂組成物を成形し、該成形品の反射面となる
面にプライマーを塗布し、次いで金属膜を設けることを
特徴とするランプリフレクタの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133622A JPH05320506A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ランプリフレクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133622A JPH05320506A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ランプリフレクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05320506A true JPH05320506A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15109129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4133622A Pending JPH05320506A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ランプリフレクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05320506A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0753865A (ja) * | 1993-08-11 | 1995-02-28 | Toray Ind Inc | 樹脂組成物および成形体 |
| US5504165A (en) * | 1995-03-17 | 1996-04-02 | General Electric Company | Poly(phenylene ether)-poly(arylene sulfide)resin compositions. |
| US5612401A (en) * | 1995-03-17 | 1997-03-18 | General Electric Company | Compositions of poly(phenylene ether) poly(arylene sulfide) polyester resins and compatibilizer compound |
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| WO2019220882A1 (ja) * | 2018-05-16 | 2019-11-21 | Dic株式会社 | ポリアリーレンスルフィド樹脂組成物、並びこれを用いた二軸延伸フィルムおよび積層体 |
| JPWO2021079883A1 (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-29 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133622A patent/JPH05320506A/ja active Pending
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| JPWO2021079883A1 (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-29 | ||
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