JPH05320687A - 油脂抽出機の緊急運転停止方法 - Google Patents

油脂抽出機の緊急運転停止方法

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JPH05320687A
JPH05320687A JP15887392A JP15887392A JPH05320687A JP H05320687 A JPH05320687 A JP H05320687A JP 15887392 A JP15887392 A JP 15887392A JP 15887392 A JP15887392 A JP 15887392A JP H05320687 A JPH05320687 A JP H05320687A
Authority
JP
Japan
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extractor
solvent
vapor
temperature
steam
Prior art date
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Pending
Application number
JP15887392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiteru Noguchi
明照 野口
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Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抽出機内に残存している溶剤を短時間内にパー
ジし、そして抽出機内を冷却して、抽出機内を安全に点
検できる状態にするとともに、装置の運転停止期間が短
くてすむ回転セル型油脂抽出機の緊急運転停止方法を提
供する。 【構成】次の運転工程から構成される運転停止方法。 (1)リサイクルブロワを駆動して、抽出機内の溶剤ベ
ーパをベーパーヒータを介して加熱してから抽出機に循
環する工程。 (2)抽出機から蒸発して発生する溶剤ベーパを溶剤回
収装置で回収する工程。 (3)抽出機内の温度が所定温度に達すれば、抽出機内
にスチームを供給して、残存している溶剤を気化してパ
ージする工程。 (4)抽出機の空気取り入れ口を開放し、リサイクルブ
ロワにて大気空気を抽出機内に導入して抽出機内部を冷
却する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は油脂抽出機の緊急運転停
止方法に関し、さらに詳しくは回転セル型油脂抽出機の
緊急運転停止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転セル型油脂抽出機(例えば、商品
名;ロートセル抽出装置)は、抽出効率が高いこと、装
置容積に較べて処理能力が大きいこと等の利点を有する
ため、大豆等の植物種子の大容量抽出の分野で多く用い
られている。ここで回転セル型油脂抽出機の概略構造に
ついて、図2にもとずいて説明する。図において、1は
ロータ2の周囲に放射状に配設される平面形状が扇形の
複数個のセルであり、駆動機5により緩速回転される。
セル1の天井部は開口されており、底部は半径方向の1
辺がセルの仕切板の縁部でヒンジにより開閉自在に支持
される金網製の開閉扉3から成っている。4は円筒状の
本体ケーシングであり、抽出に使用される揮発性の溶剤
を気密に遮蔽する役目も有している。セル1は開閉扉を
閉鎖した状態で回動しながら、原料種子がミセラ(溶剤
と油の混合物)とのスラリー状態で原料供給管6からセ
ル1内に裝入され、次いで溶剤が頂部のスプレー管7か
ら散布され、底部からポンプ8により抜き出される。こ
の様にしてセル1中の種子は溶剤と多段に向流接触して
油脂分が抽出される。抽出を終了したセルは、所定の位
置に来た時点で下部の開閉扉3を開放して、セル内の種
子を下方のコンベアに落下させて機外に送出する。
【0003】以上説明した回転セル型油脂抽出機におい
て、抽出用の溶剤としてはノルマルヘキサンが最も多く
用いられている。これはノルマルヘキサンは、植物油脂
の溶解能が大きいこと、簡単な蒸留操作により植物油脂
と容易に分離して回収できること、石油より精留して得
られるため安価である等、溶剤としての必要条件を備え
ているためである。しかしながら、ノルマルヘキサンは
揮発性が高いと同時に引火温度が低く、且つ燃焼速度も
速いため、一且不測の事態に至った場合は大災害を引き
起こす恐れがある。
【0004】回転セル型油脂抽出機は、低速度とはいえ
大型のセルを常時駆動する回転機械であり、しかも、処
理する物質も大豆種子のような大量の粉体でもあるた
め、緊急運転停止を必要とする運転中の事故が発生する
ことがある。この緊急停止時の従来の運転方法としては
次の二つの方法が採用されている。すなわち第1の方法
は、抽出機に吸込側を接続する大容量のパージブロワを
設置しておき、緊急停止時はこのパージブロワを駆動し
て、セル内に原料種子をいれたまま、ケーシング内を大
容量の空気を通して、常用運転温度が60℃前後である
セルを冷却すると同時にセルの種子層内に残存している
ノルマルヘキサンを吸引してベント管を通して大気放出
している。そして冷却とパージングが進行してケーシン
グ内の温度が所定温度迄下がるとともに、空気中のノル
マルヘキサンのベーパーの濃度も所定の安全な濃度以下
迄低下すれば、運転員が酸素マスクを着用して抽出機内
に入り、故障個所等を点検する方法である。第2の方法
は、抽出機本体にスチームを直接導入して、スチームの
保有する熱でもって、種子層内に残存しているノルマル
ヘキサンを比較的短い時間で加熱気化してスチームとと
もに大気放出する。この後第1の方法と同時にブロワで
大気空気を導入してセルを冷却する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の緊
急運転停止方法には、次のような問題がある。すなわち
第1の方法には、常温の空気でケーシング内をパージし
ているため、ノルマルヘキサンの蒸発気化速度が遅く、
セル中に残存しているノルマルヘキサンの減少速度が遅
くパージングに長時間を要し、このため装置の運転停止
期間が長くなる問題があり、第2の方法には抽出機内に
導入したスチームがセル内のミール(原料種子の細粉)
層内で凝縮し、この凝縮水がミールと種子を固着して種
子の団塊を形成し、セルからの種子の排出が困難になる
問題がある。本発明は、以上の従来技術の問題点を解消
し、抽出機内に残存している溶剤を短時間内にパージし
そして抽出機内を冷却して、抽出機内を安全に点検でき
る状態にするとともに、装置の運転停止期間が短くて済
む回転セル型油脂抽出機の緊急運転停止方法を提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、回転セル型油脂抽出機の緊急運転停止に際して、
次の運転工程に従って運転停止することを特徴とする方
法である。 (1)リサイクルブロワを駆動して、吸込側に接続され
る抽出機内の溶剤ベーパを吸引して、吐出側に接続され
るベーパーヒータを介して加熱してから抽出機に循環す
る工程、(2)抽出機から蒸発して発生する溶剤ベーパ
を圧力制御弁を介して溶剤回収装置に導出して回収する
工程、(3)抽出機内の温度が所定温度に達すれば、
(1)の工程を停止して、抽出機内にスチームを供給
し、残存している溶剤を気化してパージする工程、
(4)抽出機の空気取り入れ口を開放し、リサイクルブ
ロワにて大気空気を抽出機内に導入して抽出機内部を冷
却する工程。
【0007】
【作用】抽出機内に残存している溶剤ベーパをリサイク
ルブロワで吸引して、スチーム等で加熱してから抽出機
内に循環することにより、ケーシング内特にセル内に残
存している溶剤を加熱して気化を促進する。そして発生
する溶剤ベーパは、抽出装置に通常設置される溶剤回収
装置に導出して回収する。加熱した溶剤ベーパの循環に
より、抽出機内の温度が、例えば100度C以上に達し
てスチームの凝縮の恐れがなくなれば、熱容量の大きい
スチームを抽出機内に直接導入して、残存している溶剤
の気化速度をさらに速めてパージを短時間内に終了す
る。次いで作業員が内部に入れるように、抽出機の空気
取り入れ口を開放して、前記のリサイクルブロワを駆動
して、抽出機内に大量の空気を導入して流し、強制的に
冷却する。この様にして常温近くまで冷却され、安全に
点検できる状態になる。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の一実施例の系統図である。
図において、図2と同じ部材については、同じ符番で示
してある。図において、1は駆動機5によりロータ2を
介して緩速回転されるセルであり、内部に投入されてい
る原料種子は、回動しながら溶剤と向流接触して油脂分
を抽出され、コンベア9上の位置で下部の開閉扉3を開
放して抜き出され、続いて新しい原料種子が原料供給管
6から投入されて抽出運転が継続される。
【0009】以上の回転セル型油脂抽出機において、何
等かの原因により、緊急運転停止が必要になった場合
は、次の運転工程に従って運転停止する。
【0010】(1)リサイクルブロワ10を駆動して、
抽出機ケーシング4内の溶剤ベーパを吸込み、吐出側管
路に設けられるサイクロン式等のセパレータ11を通し
て飛散して来るベーパ中のミール粒子を補集してから、
スチーム加熱式のベーパヒータ12を通して加熱して抽
出機ケーシング4に循環する。この際加熱後の溶剤ベー
パの温度は、温度指示調節計13により、ベーパヒータ
12に入るスチーム量を調節して制御する。 (2)リサイクルベーパの加熱循環が進行するにつれ
て、セル中の原料種子層の温度が上昇するとともに、種
子層内に残存しているノルマルヘキサンが蒸発気化して
発生してくるので、これを抽出機ケーシング4から管路
にて溶剤回収装置に導出し、冷却等により凝縮して回収
する。この際抽出機ケーシング4に設置される圧力指示
調節計14により、抽出機内の圧力が一定になるよう、
溶剤回収設備に送出される溶剤ベーパを調節して制御す
る。以上の運転操作を継続して、抽出機特に回転セル中
に残存している溶剤の大部分を回収する。
【0011】(3)リサイクルベーパの加熱循環によ
り、抽出機内の温度が70〜100度Cのスチームが凝
縮しない温度に達したならば、リサイクルベーパの加熱
循環運転を停止して、弁15を開にして抽出機内にスチ
ームを導入し、セル内に残存している溶剤を加熱気化し
てスチームとともに前記の溶剤回収設備に供給して回収
する。
【0012】(4)前記スチームパージ運転を所定時間
で打ち切った後に、次に大気空気による冷却運転を行
う。リサイクルブロワ10を再起動して、空気取り入れ
弁16を開にして、大気空気を抽出機内を通すことによ
り強制的に冷却する。リサイクルブロワ10を出る空気
は、必要の場合は、セパレータ11を通して、ミール等
を除去してから大気放出する方が望ましい。この冷却運
転により、抽出機内の温度が常温近くまで下がれば、作
業員が抽出機内に入り、必要な点検作業等を行うことが
できる。
【0013】本発明は、溶剤についてはノルマルヘキサ
ンのみならず、他の揮発性の溶剤にも適用できること、
また原料種子についても、大豆種子に限らず他の植物種
子についても適用できることは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、次の効果
が得られるので本発明は産業上極めて有益である。 (1)抽出機を加熱した溶剤ベーパで循環予熱してから
スチームで加熱パージするため、溶剤ベーパのパージが
完全であるとともに、セル中の種子の固着による団塊の
生成を防止できるので、運転停止後のセルからの種子の
抜き出しが容易である。 (2)抽出機内に残存している溶剤は、全て回収できる
ので経済的であると同時に環境保全上の利点もある。 (3)抽出機内を短時間でパージ及び冷却ができるの
で、緊急運転停止に伴う装置の運転停止期間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図。
【図2】回転セル型油脂抽出機の概略構造図。 1;セル、2;ロータ、3;開閉扉、4;ケーシング、
5;駆動機、6;原料供給管、7;スプレー管、8;溶
剤循環ポンプ、9;コンベア、10;リサイクルブロ
ワ、11;セパレータ、12;ベーパヒータ、13;温
度指示調節計、14;圧力指示調節計、15;弁、1
6;弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転セル型油脂抽出機の緊急運転停止に際
    して、次の運転工程に従って運転停止することを特徴と
    する油脂抽出機の緊急運転停止方法。 (1)リサイクルブロワを駆動して、吸込側に接続され
    る抽出機内の溶剤ベーパを吸引して、吐出側に接続され
    るベーパーヒータを介して加熱してから抽出機に循環す
    る工程、 (2)抽出機から蒸発して発生する溶剤ベーパを圧力制
    御弁を介して溶剤回収装置に導出して回収する工程、 (3)抽出機内の温度が所定温度に達すれば、(1)の
    工程を停止して、抽出機内にスチームを供給し、残存し
    ている溶剤を気化してパージする工程、 (4)抽出機の空気取り入れ口を開放し、リサイクルブ
    ロワにて大気空気を抽出機内に導入して抽出機内部を冷
    却する工程。
JP15887392A 1992-05-27 1992-05-27 油脂抽出機の緊急運転停止方法 Pending JPH05320687A (ja)

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