JPH05321484A - 建築物移動方法及びその部品 - Google Patents

建築物移動方法及びその部品

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JPH05321484A
JPH05321484A JP3280498A JP28049891A JPH05321484A JP H05321484 A JPH05321484 A JP H05321484A JP 3280498 A JP3280498 A JP 3280498A JP 28049891 A JP28049891 A JP 28049891A JP H05321484 A JPH05321484 A JP H05321484A
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building
moving
support
rail
corners
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JP3280498A
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Masumi Yamada
益美 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物を別の所に移動させる時、損傷少なく
確実に行なえる移動方法。 【構成】 建築物自体を補強し、補強した一部の支梁2
a,2bを利用して台車15を設け、移動用レール8上
を同時に移動させると共に、建築物一隅Y1を中心とし
三隅Y,Y,Yが画く円弧に沿って移動レール8
を設け三隅Y,Y,Y4下面に台車15を設けて旋
回させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨や木造の建築物を
別に適箇所に移動させる時、損傷もなく確実に移動する
ことが出来る建築物移動方法及びその部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建築物を梁等で補強後、全体をジャッキ
で持ち上げ、その下方適位置に移動方向に向けて適間隔
で平行なレールを設置する。そしてレール上に木製の転
を渡しその上に支梁を設け、この支梁に建築物を載置し
転上を移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方法
で建築物を移動させると、同一太さの丸太転の準備が必
要であるが、丸太では不可能であり、又移動方向に建築
物を引張っても左右にずれるため常に丸太転の修正が必
要で時間と労力が掛ると共に、相当の重量物のため丸太
転による移動では大きな力を必要としそれに合う装置が
大規模になる。更に、旋回が必要な時には、中央に鋼球
を設けて旋回させるため旋回後の位置が決らず修正に手
間が掛り再度移動が必要となる。又、移動後の建築物の
補修費用が嵩む等、建築物の移動上或いは移動設置上非
常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような不
都合を解消し、小さな力で建築物の破損を少なくし簡単
容易にどの位置にでも迅速に移動することが出来る建築
物移動方法及びその部品を提供せんとするにある。
【0005】1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎より任意高さ(一般的には約20cm)の
建築物内側全周に、建築物の長い場合には梯子状となる
よう支梁を枠状に建築物の柱に溶着固定する。そして枠
状の支梁各対角の隅部間を補強梁にて溶着にて連結し、
中央に支柱を直立設置し建築物のトラス下面の任意位置
を支持する。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を筋かいにて溶着し、更に中央交叉箇所を溶着固定して
補強する。
【0006】2.移動用レール及び台車の設置作業 (イ)建築物の持上げ 一方の支梁下方を適数箇のジャッキにて適寸法持上げた
後に、他方の支梁下方を適数箇のジャッキにて持上げて
支梁を全体的に水平とする。この作業を数回繰返えして
支梁を任意高さまで持上げておく。この時建築物も支梁
と同じ様に持上げられている。
【0007】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レールに直交して受材を適
ピッチに溶着し、更に補強板でレールに固着してなる移
動用レールを、枕木にて支えながら建築物の移動方向に
向けて支梁下方或いは基礎と支梁間に設ける。この時受
材も枕木にて支えておく。
【0008】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジを有するロールに支軸を設けたロ
ール本体と、フレーム両端に軸受を対向突設した受体と
の組合せからなる台車を、移動レール側にロール本体
を、又支梁側に受体となるよう支梁と移動用レール間に
設けて支梁と受体を溶着して台車を設置する。若し支梁
と受体間に空間があれば継足材にて継足して溶着する。
【0009】3.建築物の移動と移動修正作業 (イ)建築物の移動 一箇若しくは数箇のチルホール(市販品)を固定設置
し、チルホールを作動させて支梁を少しづつ引張って建
築物を目的地へ移動させる。
【0010】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅を中心として他の三隅を円弧状
に旋回させてずれを修正する。旋回に際しては、一隅に
ベアリングにて回動自在の支軸をコイルスプリングにて
浮動状とした回転台車を支梁の一隅にて垂直に設け、他
の三隅に台車を設け回転台車を中心として画いた円弧に
沿って進むよう設けた短寸の移動用レール上に台車を載
置し、以前の台車をはずしてからチルホールにて少量引
張り移動用レールを円弧に合わせて修正しながら旋回し
移動修正所定位置にする。
【0011】4.建築物の設置作業 ジャッキで支梁を少し持上げた後に各台車を除去する。
そして移動用レールを取り除いてからジャッキで支梁を
下げて建築物を基礎上に載せる。その後支梁や筋かいを
取りはずして設置作業が終わる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を鉄骨の建築物について
説明する。 1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎1より高さ約20cmの建築物内側全周
に、建築物の長い場合には梯子状となるようH形鋼の支
梁2a,2bを枠状に建築物の柱3に溶着固定する。そ
して枠状の支梁2a,2b各対角の隅部間をみぞ形鋼の
補強梁4にて溶着にて連結し、中央にH形鋼の支柱5を
直立設置し建築物のトラス6下面に任意位置を支持す
る。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を適太さの筋かい7a,7b,7cにて溶着し、更に中
央交叉箇所Xを溶着固定して補強する。
【0013】2.移動用レール及び台車の設置作業 (イ)建築物の持上げ 一方の支梁2a下方を適数箇のジャッキにて約5cm持
上げた後に、他方の支梁2a下方を適数箇のジャッキに
て持上げて支梁2a,2bを全体的に水平とする。この
作業を数回繰返えして支梁2a,2bを任意高さまで持
上げておく。この時建築物も支梁2a,2bと同じ様に
持上げられている。
【0014】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レール8aに直交してみぞ
形鋼の受材8bを適ピッチに溶着し、更に補強板8cで
レール8aに固着してなる移動用レール8を、枕木9に
て支えながら建築物の移動方向に向けて基礎1と支梁2
a又は2b間に設ける。この時受材8bも枕木9にて支
えておく。
【0015】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジ10aを有するロール10に支軸
を11を設けたロール本体12と、みぞ形鋼のフレーム
13a両端に軸受13bを対向突設した受体14との組
合せからなる台車15を、移動レール8側にロール本体
12を、又支梁2a,2b側に受体14となるよう支梁
2a,2bと移動用レール8間に設けて支梁2a,2b
と受体を14を溶着して台車15を設置する。若し支梁
2a,2bと受体14間に空間があれば継足材にて継足
して溶着する。
【0016】3.建築物の移動と移動修正作業 (イ)建築物の移動 一箇若しくは数箇のチルホール(市販品)を固定設置
し、チルホールを作動させて支梁2a,2bを少しづつ
引張って建築物を目的地へ移動させる。
【0017】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅Yを中心として他の三隅
,Y,Yを円弧状に旋回させてずれを修正す
る。旋回に際しては、一隅Yにスラストベアリング1
6にて回動自在の支軸17を嵌合しコイルスプリング1
8にて浮動状とした回転台車19を支梁2a,2bの一
隅Yに垂直に設け、他の三隅Y,Y,Yに台車
を設け回転台車19を中心として画いた円弧に沿って進
むよう設けた短寸の移動用レール8上に台車15を載置
し、以前の台車15をはずしてからチルホールにて少量
引張り移動用レール8を円弧に合わせて修正しながら旋
回し移動修正所定位置にする。
【0018】4.建築物の設置作業 ジャッキで支梁2a,2bを少し持上げた後に各台車1
5を除去する。そして移動用レール8を取り除いてから
ジャッキで支梁2a,2bを下げて建築物を基礎1上に
載せる。その後支梁2a,2bや筋かい7a,7b等を
取りはずして設置作業が終わる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明は、同一寸法の台車を
使用するため、重量建築物であっても小さな力で移動が
可能であり、又、左右へのずれがなく一方向に確実に送
られるため建築物の移動が全体的に同時に無理なく行わ
れ、移動のずれによる無理から生じる建築物の破損が少
なくて済み、移動後の修繕の経費がかゝらず経済的であ
る。更に旋回も建築物の一隅を中心として行うため楽に
出来所定場所への位置決めが簡単で短時間に出来ると共
に、各部品等を任意数準備し、移動する建築物に合わせ
て必要数を持出して使用し、終れば元に戻して置けば途
中で材木のように破損がないため減少することがなく移
動用部品或いは資材の管理が容易であり、又、台車の支
軸が折れてもロール本体のフランジとフレームとの隙間
が小さいため衝撃が少なく大勢には影響がない等、多く
の特長があり産業利用上非常に優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明基礎周辺の準備状態の一部を破断した概
略正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明移動建築物の補強状態一部の斜視図であ
る。
【図5】本発明移動建築物の補強状態の一部の斜視図で
ある。
【図6】本発明移動実施状態の平面図である。
【図7】本発明移動実施状態の平面図である。
【図8】本発明移動状態の拡大図である。
【図9】本発明旋回実施状態の平面図である。
【図10】本発明に用いる台車の正面図である。
【図11】本発明に用いる台車の側面図である。
【図12】本発明に用いる回転台車の一部を破断した正
面図である。
【符号の説明】
1 基礎 2a 支梁 2b 支梁 3 柱 4 補強梁 5 支柱 6 トラス 7a 筋かい 7b 筋かい 7c 筋かい 8 移動用レール 8a レール 8b 受材 8c 補強板 9 枕木 10 ロール 10a フランジ 11 支軸 12 ロール本体 13a フレーム 13b 軸受 14 受体 15 台車 16 スラストベアリング 17 支軸 18 コイルスプリング 19 回転台車 X 交叉箇所 Y1 一隅 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅を中心として他の三隅を円弧状
に旋回させてずれを修正する。旋回に際しては、一隅に
ベアリングにて回動自在の支軸をコイルスプリングにて
浮動状とした回転台車を支梁の一隅にて垂直に設け、他
の三隅及び回転台車に隣接してそれぞれ台車を設け回転
台車を中心として画いた円弧に沿って進むよう設けた短
寸の移動用レール上に台車を載置し、以前の台車をはず
してからチルホールにて少量引張り移動用レールを円弧
に合わせて修正しながら旋回し移動修正所定位置にす
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を鉄骨の建築物について
説明する。 1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎1より高さ約20cmの建築物内側全周
に、建築物の長い場合には梯子状となるようH形鋼の支
梁2a,2bを枠状に建築物の柱3に溶着固定する。そ
して枠状の支梁2a,2b各対角の隅部間をみぞ形鋼の
補強梁4にて溶着にて連結し、中央にみぞ形鋼の支柱5
を直立設置し建築物のトラス6下面に任意位置を支持す
る。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を適太さの筋かい7a,7b,7cにて溶着し、更に中
央交叉箇所Xを溶着固定して補強する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジ10aを有するロール10に支軸
11を設けたロール本体12と、みぞ形鋼のフレーム1
3a両端に焼入にて硬くした軸受13bを対向突設した
受体14との組合せからなる台車15を、移動レール8
側にロール本体12を、又支梁2a,2b側に受体14
となるよう支梁2a,2bと移動用レール8間に設けて
支梁2a,2bと受体を14を溶着して台車15を設置
する。若し支梁2a,2bと受体14間に空間があれば
継足材にて継足して溶着する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅Yを中心として他の三隅
,Y,Yを円弧状に旋回させてずれを修正す
る。旋回に際しては、一隅Yにスラストベアリング1
6にて回動自在の支軸17を嵌合しコイルスプリング1
8にて浮動状とした回転台車19を支梁2a,2bの一
隅Yに垂直に設け、他の三隅Y,Y,Y 及び回
転台車19に隣接して台車15を設け回転台車19を中
心として画いた円弧に沿って進むよう設けた短寸の移動
用レール8上に台車15を載置し、以前の台車15をは
ずしてからチルホールにて少量引張り移動用レール8を
円弧に合わせて修正しながら旋回し移動修正所定位置に
する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】追加
【補正内容】
【0005】1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎より任意高さ(一般的には約20cm)の
建築物内側全周に、建築物の長い場合には梯子状となる
よう支梁を枠状に建築物の柱に溶着固定する。そして枠
状の支梁各対角の隅部間を補強梁にて溶着にて連結し、
中央に支柱を直立設置し建築物のトラス下面の任意位置
を支持する。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を筋かいにて溶着し、更に中央交叉箇所を溶着固定して
補強する。なお、建築物が長く一本の筋かいでは補強出
来ない場合には、二本或は三本の複数本の筋かいを用
い、他端を隅部等に溶着してからラチェットにて一端を
引っ張り突き合わせ溶着等にて接続後、ラチェットをは
ずして筋かいの補強を行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】追加
【補正内容】
【0007】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レールに直交して受材を適
ピッチに溶着し、更に補強板でレールに固着してなる移
動用レールを、枕木にて支えながら建築物の移動方向に
向けて支梁下方或いは基礎と支梁間に設ける。この時受
材も枕木にて支えておく。なお、建築物が重い場合に
は、H鋼にかえて断面角形の鉄柱をレールとして使用す
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 建築物移動方法及びその部品
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨や木造の建築物を
別に適箇所に移動させる時、損傷もなく確実に移動する
ことが出来る建築物移動方法及びその部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建築物を梁等で補強後、全体をジャッキ
で持ち上げ、その下方適位置に移動方向に向けて適間隔
で平行なレールを設置する。そしてレール上に木製の転
を渡しその上に支梁を設け、この支梁に建築物を載置し
転上を移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方法
で建築物を移動させると、同一太さの丸太転の準備が必
要であるが、丸太では不可能であり、又移動方向に建築
物を引張っても左右にずれるため常に丸太転の修正が必
要で時間と労力が掛ると共に、相当の重量物のため丸太
転による移動では大きな力を必要としそれに合う装置が
大規模になる。更に、旋回が必要な時には、中央に鋼球
を設けて旋回させるため旋回後の位置が決らず修正に手
間が掛り再度移動が必要となる。又、移動後の建築物の
補修費用が嵩む等、建築物の移動上或いは移動設置上非
常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような不
都合を解消し、小さな力で建築物の破損を少なくし簡単
容易にどの位置にでも迅速に移動することが出来る建築
物移動方法及びその部品を提供せんとするにある。
【0005】1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎より任意高さ(一般的には約20cm)の
建築物内側全周に、建築物の長い場合には梯子状となる
よう支梁を枠状に建築物の柱に溶着固定する。そして枠
状の支梁各対角の隅部間を補強梁にて溶着にて連結し、
中央に支柱を直立設置し建築物のトラス下面の任意位置
を支持する。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を筋かい(鉄筋)にて溶着し、更に中央交叉箇所を溶着
固定して補強する。その方法としてラジェットで筋かい
の双方をラジェットのフックが掛る様、4cm位の短い
鉄筋を筋かい(鉄筋)に溶接し、それにフックを掛けて
双方を引張り突き合わせ溶接する。
【0006】2.移動用レール及び台車の設置作業 (イ)建築物の持上げ 一方の支梁下方を適数箇のジャッキにて適寸法持上げた
後に、他方の支梁下方を適数箇のジャッキにて持上げて
支梁を全体的に水平とする。この作業を数回繰返えして
支梁を任意高さまで持上げておく。この時建築物も支梁
と同じ様に持上げられている。
【0007】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レールに直交して受材を適
ピッチに溶着し、更に補強板でレールに固着してなる移
動用レールを、枕木にて支えながら建築物の移動方向に
向けて支梁下方或いは基礎と支梁間に設ける。この時受
材も枕木にて支えておく。なお、建築物が重い場合に
は、H鋼にかえて断面角形の鉄柱をレールとして使用す
る。
【0008】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジを有するロールに支軸を設けたロ
ール本体と、フレーム両端に軸受を対向突設した受体と
の組合せからなる台車を、移動レール側にロール本体
を、又支梁側に受体となるよう支梁と移動用レール間に
設けて支梁と受体を溶着して台車を設置する。若し支梁
と受体間に空間があれば継足材にて継足して溶着する。
【0009】3.建築物の移動と移動修正作業 (イ)建築物の移動 一箇若しくは数箇のチルホール(市販品)を固定設置
し、チルホールを作動させて支梁を少しづつ引張って建
築物を目的地へ移動させる。
【0010】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅を中心として他の三隅を円弧状
に旋回させてずれを修正する。旋回に際しては、一隅に
ベアリングにて回動自在の支軸をコイルスプリングにて
浮動状とした回転台車を支梁の一隅にて垂直に設け、他
の三隅及び回転台車に隣接してそれぞれ台車を設け回転
台車を中心として画いた円弧に沿って進むよう設けた短
寸の移動用レール上に台車を載置し、以前の台車をはず
してからチルホールにて少量引張り移動用レールを円弧
に合わせて修正しながら旋回し移動修正所定位置にす
る。
【0011】4.建築物の設置作業 ジャッキで支梁を少し持上げた後に各台車を除去する。
そして移動用レールを取り除いてからジャッキで支梁を
下げて建築物を基礎上に載せる。その後支梁や筋かいを
取りはずして設置作業が終わる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を鉄骨の建築物について
説明する。 1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎1より高さ約20cmの建築物内側全周
に、建築物の長い場合には梯子状となるようH形鋼の支
梁2a,2bを枠状に建築物の柱3に溶着固定する。そ
して枠状の支梁2a,2b各対角の隅部間をみぞ形鋼の
補強梁4にて溶着にて連結し、中央にみぞ形鋼の支柱5
を直立設置し建築物のトラス6下面に任意位置を支持す
る。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を適太さの筋かい7a,7b,7cにて溶着し、更に中
央交叉箇所Xを溶着固定して補強する。
【0013】2.移動用レール及び台車の設置作業 (イ)建築物の持上げ 一方の支梁2a下方を適数箇のジャッキにて約5cm持
上げた後に、他方の支梁2a下方を適数箇のジャッキに
て持上げて支梁2a,2bを全体的に水平とする。この
作業を数回繰返えして支梁2a,2bを任意高さまで持
上げておく。この時建築物も支梁2a,2bと同じ様に
持上げられている。
【0014】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レール8aに直交してみぞ
形鋼の受材8bを適ピッチに溶着し、更に補強板8cで
レール8aに固着してなる移動用レール8を、枕木9に
て支えながら建築物の移動方向に向けて基礎1と支梁2
a又は2b間に設ける。この時受材8bも枕木9にて支
えておく。
【0015】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジ10aを有するロール10に支軸
11を設けたロール本体12と、みぞ形鋼のフレーム1
3a両端に焼入にて硬くした軸受13bを対向突設した
受体14との組合せからなる台車15を、移動レール8
側にロール本体12を、又支梁2a,2b側に受体14
となるよう支梁2a,2bと移動用レール8間に設けて
支梁2a,2bと受体を14を溶着して台車15を設置
する。若し支梁2a,2bと受体14間に空間があれば
継足材にて継足して溶着する。
【0016】3.建築物の移動と移動修正作業 (イ)建築物の移動 一箇若しくは数箇のチルホール(市販品)を固定設置
し、チルホールを作動させて支梁2a,2bを少しづつ
引張って建築物を目的地へ移動させる。
【0017】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅Yを中心として他の三隅
,Y,Yを円弧状に旋回させてずれを修正す
る。旋回に際しては、一隅Yにベアリング16の外輪
16aに鉄筋を溶接して一体とした支台19aを作り、
支軸17をベアリング16に嵌合しコイルスプリング1
8にて浮動状とした回転台車19を支梁2a,2bの一
隅Yに垂直に溶着設置し、他の三隅Y,Y,Y
及び回転台車19に隣接して台車15を設け回転台車1
9を中心として画いた円弧に沿って進むよう設けた短寸
の移動用レール8上に台車15を載置し、以前の台車1
5をはずしてからチルホールにて少量引張り移動用レー
ル8を円弧に合わせて修正しながら旋回し移動修正所定
位置にする。
【0018】4.建築物の設置作業 ジャッキで支梁2a,2bを少し持上げた後に各台車1
5を除去する。そして移動用レール8を取り除いてから
ジャッキで支梁2a,2bを下げて建築物を基礎1上に
載せる。その後支梁2a,2bや筋かい7a,7b等を
取りはずして設置作業が終わる。なお、建物に応じてロ
ーラー10の支軸11を太くすると共に、移動用レール
8や台車15を増加させる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明は、同一寸法の台車を
使用するため、重量建築物であっても小さな力で移動が
可能であり、又、左右へのずれがなく一方向に確実に送
られるため建築物の移動が全体的に同時に無理なく行わ
れ、移動のずれによる無理から生じる建築物の破損が少
なくて済み、移動後の修繕の経費がかゝらず経済的であ
る。更に旋回も建築物の一隅を中心として行うため楽に
出来所定場所への位置決めが簡単で短時間に出来ると共
に、各部品等を任意数準備し、移動する建築物に合わせ
て必要数を持出して使用し、終れば元に戻して置けば途
中で材木のように破損がないため減少することがなく移
動用部品或いは資材の管理が容易であり、又、台車の支
軸が折れてもロール本体のフランジとフレームとの隙間
が小さいため衝撃が少なく大勢には影響がない等、多く
の特長があり産業利用上非常に優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明基礎周辺の準備状態の一部を破断した概
略正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明移動建築物の補強状態一部の斜視図であ
る。
【図5】本発明移動建築物の補強状態の一部の斜視図で
ある。
【図6】本発明移動実施状態の平面図である。
【図7】本発明移動実施状態の平面図である。
【図8】本発明移動状態の拡大図である。
【図9】本発明旋回実施状態の平面図である。
【図10】本発明に用いる台車の正面図である。
【図11】本発明に用いる台車の側面図である。
【図12】本発明に用いる回転台車の一部を破断した正
面図である。
【符号の説明】 1 基礎 2a 支梁 2b 支梁 3 柱 4 補強梁 5 支柱 6 トラス 7a 筋かい 7b 筋かい 7c 筋かい 8 移動用レール 8a レール 8b 受材 8c 補強板 9 枕木 10 ロール 10a フランジ 11 支軸 12 ロール本体 13a フレーム 13b 軸受 14 受体 15 台車 16 スラストベアリング16a 外輪 17 支軸 18 コイルスプリング 19 回転台車19a 支台 X 交叉箇所 Y1 一隅 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 建築物移動方法及びその部品
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨や木造の建築物を
別に適箇所に移動させる時、損傷もなく確実に移動する
ことが出来る建築物移動方法及びその部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建築物を梁等で補強後、全体をジャッキ
で持ち上げ、その下方適位置に移動方向に向けて適間隔
で平行なレールを設置する。そしてレール上に木製の転
を渡しその上に支梁を設け、この支梁に建築物を載置し
転上を移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような方法
で建築物を移動させると、同一太さの丸太転の準備が必
要であるが、丸太では不可能であり、又移動方向に建築
物を引張っても左右にずれるため常に丸太転の修正が必
要で時間と労力が掛ると共に、相当の重量物のため丸太
転による移動では大きな力を必要としそれに合う装置が
大規模になる。更に、旋回が必要な時には、中央に鋼球
を設けて旋回させるため旋回後の位置が決らず修正に手
間が掛り再度移動が必要となる。又、移動後の建築物の
補修費用が嵩む等、建築物の移動上或いは移動設置上非
常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような不
都合を解消し、小さな力で建築物の破損を少なくし簡単
容易にどの位置にでも迅速に移動することが出来る建築
物移動方法及びその部品を提供せんとするにある。
【0005】1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎より任意高さ(一般的には約20cm)の
建築物内側全周に、建築物の長い場合には梯子状となる
よう支梁を枠状に建築物の柱に溶着固定する。そして枠
状の支梁各対角の隅部間を補強梁にて溶着にて連結し、
中央に支柱を直立設置し建築物のトラス下面の任意位置
を支持する。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を筋かい(鉄筋)にて溶着し、更に中央交叉箇所を溶着
固定して補強する。その方法としてラジェットで筋かい
の双方をラジェットのフックが掛る様、4cm位の短い
鉄筋を筋かい(鉄筋)に溶接し、それにフックを掛けて
双方を引張り突き合わせ溶接する。
【0006】2.移動用レール及び台車の設置作業 (イ)建築物の持上げ 一方の支梁下方を適数箇のジャッキにて適寸法持上げた
後に、他方の支梁下方を適数箇のジャッキにて持上げて
支梁を全体的に水平とする。この作業を数回繰返えして
支梁を任意高さまで持上げておく。この時建築物も支梁
と同じ様に持上げられている。
【0007】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レールに直交して受材を適
ピッチに溶着し、更に補強板でレールに固着してなる移
動用レールを、枕木にて支えながら建築物の移動方向に
向けて支梁下方或いは基礎と支梁間に設ける。この時受
材も枕木にて支えておく。なお、建築物が重い場合に
は、H鋼にかえて断面角形の鉄柱をレールとして使用す
る。
【0008】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジを有するロールに支軸を設けたロ
ール本体と、フレーム両端に軸受を対向突設した受体と
の組合せからなる台車を、移動レール側にロール本体
を、又支梁側に受体となるよう支梁と移動用レール間に
設けて支梁と受体を溶着して台車を設置する。
【0009】3.建築物の移動と移動修正作業 (イ)建築物の移動 一箇若しくは数箇のチルホール(市販品)を固定設置
し、チルホールを作動させて支梁を少しづつ引張って建
築物を目的地へ移動させる。
【0010】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅を中心として他の三隅を円弧状
に旋回させてずれを修正する。旋回に際しては、一隅に
ベアリングにて回動自在の支軸をコイルスプリングにて
浮動状とした回転台車を支梁の一隅にて垂直に設け、他
の三隅及び回転台車に隣接してそれぞれ台車を設け回転
台車を中心として画いた円弧に沿って進むよう設けた短
寸の移動用レール上に台車を載置し、以前の台車をはず
してからチルホールにて少量引張り移動用レールを円弧
に合わせて修正しながら旋回し移動修正所定位置にす
る。
【0011】4.建築物の設置作業 ジャッキで支梁を少し持上げた後に各台車を除去する。
そして移動用レールを取り除いてからジャッキで支梁を
下げて建築物を基礎上に載せる。その後支梁や筋かいを
取りはずして設置作業が終わる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を鉄骨の建築物について
説明する。 1.準備作業 (イ)基礎周辺の準備 建築物の基礎1より高さ約20cmの建築物内側全周
に、建築物の長い場合には梯子状となるようH形鋼の支
梁2a,2bを枠状に建築物の柱3に溶着固定する。そ
して枠状の支梁2a,2b各対角の隅部間をみぞ形鋼の
補強梁4にて溶着にて連結し、中央にみぞ形鋼の支柱5
を直立設置し建築物のトラス6下面に任意位置を支持す
る。 (ロ)建築物の補強 建築物の各対角の隅部間と、対応する対角の梁中央間と
を適太さの筋かい7a,7b,7cにて溶着し、更に中
央交叉箇所Xを溶着固定して補強する。
【0013】2.移動用レール及び台車の設置作業 (イ)建築物の持上げ 一方の支梁2a下方を適数箇のジャッキにて約5cm持
上げた後に、他方の支梁2a下方を適数箇のジャッキに
て持上げて支梁2a,2bを全体的に水平とする。この
作業を数回繰返えして支梁2a,2bを任意高さまで持
上げておく。この時建築物も支梁2a,2bと同じ様に
持上げられている。
【0014】(ロ)移動用レールの設置 H鋼からなるレール下面に、レール8aに直交してみぞ
形鋼の受材8bを適ピッチに溶着し、更に補強板8cで
レール8aに固着してなる移動用レール8を、枕木9に
て支えながら建築物の移動方向に向けて基礎1と支梁2
a又は2b間に設ける。この時受材8bも枕木9にて支
えておく。
【0015】(3)台車の設置 円柱で両端にフランジ10aを有するロール10に支軸
11を設けたロール本体12と、みぞ形鋼のフレーム1
3a両端に焼入にて硬くした軸受13bを対向突設した
受体14との組合せからなる台車15を、移動レール8
側にロール本体10を、又支梁2a,2b側に受体15
となるよう支梁2a,2bと移動用レール8間に設けて
溶着して台車15を設置する。
【0016】3.建築物の移動と移動修正作業 (イ)建築物の移動 一箇若しくは数箇のチルホール(市販品)を固定設置
し、チルホールを作動させて支梁2a,2bを少しづつ
引張って建築物を目的地へ移動させる。
【0017】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅Yを中心として他の三隅
,Y,Yを円弧状に旋回させてずれを修正す
る。旋回に際しては、一隅Yにベアリング16aの外
16に鉄筋を溶接して一体とした支台19aを作り、
支軸17をベアリング16に嵌合しコイルスプリング1
8にて浮動状とした有蓋円筒状に鉄筋で補強した回転台
車19を支梁2a,2bの一隅Yに垂直に溶着設置
し、他の三隅Y,Y,Y及び回転台車19に隣接
して台車15を設け回転台車19を中心として画いた円
弧に沿って進むよう設けた短寸の移動用レール8上に台
車15を載置し、以前の台車15をはずしてからチルホ
ールにて少量引張り移動用レール8を円弧に合わせて修
正しながら旋回し移動修正所定位置にする。
【0018】4.建築物の設置作業 ジャッキで支梁2a,2bを少し持上げた後に各台車1
5を除去する。そして移動用レール8を取り除いてから
ジャッキで支梁2a,2bを下げて建築物を基礎1上に
載せる。その後支梁2a,2bや筋かい7a,7b等を
取りはずして設置作業が終わる。なお、建物に応じてロ
ーラー10の支軸11を太くすると共に、移動用レール
8や台車15を増加させる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明は、同一寸法の台車を
使用するため、重量建築物であっても小さな力で移動が
可能であり、又、左右へのずれがなく一方向に確実に送
られるため建築物の移動が全体的に同時に無理なく行わ
れ、移動のずれによる無理から生じる建築物の破損が少
なくて済み、移動後の修繕の経費がかゝらず経済的であ
る。更に旋回も建築物の一隅を中心として行うため楽に
出来所定場所への位置決めが簡単で短時間に出来ると共
に、各部品等を任意数準備し、移動する建築物に合わせ
て必要数を持出して使用し、終れば元に戻して置けば途
中で材木のように破損がないため減少することがなく移
動用部品或いは資材の管理が容易であり、又、台車の支
軸が折れてもロール本体のフランジとフレームとの隙間
が小さいため衝撃が少なく大勢には影響がない等、多く
の特長があり産業利用上非常に優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明基礎周辺の準備状態の一部を破断した概
略正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明移動建築物の補強状態一部の斜視図であ
る。
【図5】本発明移動建築物の補強状態の一部の斜視図で
ある。
【図6】本発明移動実施状態の平面図である。
【図7】本発明移動実施状態の平面図である。
【図8】本発明移動状態の拡大図である。
【図9】本発明旋回実施状態の平面図である。
【図10】本発明に用いる台車の正面図である。
【図11】本発明に用いる台車の側面図である。
【図12】本発明に用いる回転台車の一部を破断した正
面図である。
【符号の説明】 1 基礎 2a 支梁 2b 支梁 3 柱 4 補強梁 5 支柱 6 トラス 7a 筋かい 7b 筋かい 7c 筋かい 8 移動用レール 8a レール 8b 受材 8c 補強板 9 枕木 10 ロール 10a フランジ 11 支軸 12 ロール本体 13a フレーム 13b 軸受 14 受体 15 台車16a ベアリング 16 外輪 17 支軸 18 コイルスプリング 19 回転台車 19a 支台 X 交叉箇所 Y1 一隅 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(ロ)移動修正 目的地まで平行移動させても一部に多少のずれが生じた
場合には、建築物の一隅Yを中心として他の三隅
,Y,Yを円弧状に旋回させてずれを修正す
る。旋回に際しては、一隅Yにベアリング16aの外
輪16に鉄筋を溶接して一体とした基盤19bを略正方
形状若しくは十字形状とし、支台19aを作り、支軸1
7をベアリング16に嵌合しコイルスプリング18にて
浮動状とした円筒状パイプの片方を丸い鉄板で溶接した
パイプに帯板と鉄筋で溶接補強した回転台車19とを支
梁2a,2bの一隅Yに垂直に溶着設置し、他の三隅
,Y,Y及び回転台車19に隣接して台車15
を設け回転台車19を中心として画いた円弧に沿って進
むよう設けた短寸の移動用レール8上に台車15を載置
し、以前の台車15をはずしてからチルホールにて少量
引張り移動用レール8を円弧に合わせて修正しながら旋
回し移動修正所定位置にする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明基礎周辺の準備状態の一部を破断した概
略正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明移動建築物の補強状態一部の斜視図であ
る。
【図5】本発明移動建築物の補強状態の一部の斜視図で
ある。
【図6】本発明移動実施状態の平面図である。
【図7】本発明移動実施状態の平面図である。
【図8】本発明移動状態の拡大図である。
【図9】本発明旋回実施状態の平面図である。
【図10】本発明に用いる台車の正面図である。
【図11】本発明に用いる台車の側面図である。
【図12】本発明に用いる回転台車の一部を破断した正
面図である。
【図13】本発明に用いる回転台車の斜面図を示すもの
である。
【符号の説明】 1 基礎 2a 支梁 2b 支梁 3 柱 4 補強梁 5 支柱 6 トラス 7a 筋かい 7b 筋かい 7c 筋かい 8 移動用レール 8a レール 8b 受材 8c 補強板 9 枕木 10 ロール 10a フランジ 11 支軸 12 ロール本体 13a フレーム 13b 軸受 14 受体 15 台車 16a ベアリング 16 外輪 17 支軸 18 コイルスプリング 19 回転台車19b 基盤 19a 支台 X 交叉箇所 Y1 一隅 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部 Y 三隅の一部
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】追加
【補正内容】
【図13】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の基礎より任意高さの建築物内側
    全周に、枠状或いは梯子状に支梁を建築物の柱に溶着
    し、その枠状或いは梯子状各対角隅部間を補強梁にて固
    定し、中央に支柱を直立設置して建築物のトラス下面の
    任意位置を支持し、建築物の各対角の隅部間と、対応す
    る対角の梁中央間とを筋かいにて固定し中央交叉点を溶
    着して補強する準備作業と、支梁下方をジャッキにて持
    上げ、移動用レールを枕木にて支えながら建築物の移動
    方向に向けて支梁下方に適間隔に設け、台車を支梁の任
    意位置下面に設置する設置作業と、チルホールにて支梁
    を少しづつ引張って移動させる移動作業と、ジャッキで
    支梁を適量持ち上げ台車と移動用レールを除いた後に支
    梁を下げて新しい基礎上に移動して来た建築物を載せ、
    支梁や筋かいを取りはずす設置作業とからなる建築物移
    動方法及びその部品。
  2. 【請求項2】 建築物の一隅を中心として他の三隅が画
    く円弧に合わせて移動レールを設け、その移動レール上
    に台車を載置しチルホールにて少しづゝ引張りながら旋
    回させるようにした建築物移動方法及びその部品。
  3. 【請求項3】 レールに直交して受材を適ピッチに設
    け、受材とレール間を補強板で溶着してなる移動用レー
    ル。
  4. 【請求項4】 支軸を有するロールの両端にフランジを
    突設してなるロール本体と、フレーム両端に軸受を対向
    突設してなる受体との組合せとしてなる台車。
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