JPH05321485A - 建物の床下面に車庫を作る方法 - Google Patents
建物の床下面に車庫を作る方法Info
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- JPH05321485A JPH05321485A JP15276692A JP15276692A JPH05321485A JP H05321485 A JPH05321485 A JP H05321485A JP 15276692 A JP15276692 A JP 15276692A JP 15276692 A JP15276692 A JP 15276692A JP H05321485 A JPH05321485 A JP H05321485A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 建物1の布基礎2の上部適宜位置に開口を設
け、該開口を用いて建物1の土台下面を通して建物下面
に複数本の長尺鋼材3を位置せしめ、さらに上述同様に
して、該長尺鋼材3の下方に直交するように複数本の長
尺鋼材3を配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結せし
めた後、浮揚用具で建物1を所定の高さまで浮揚させ、
必要に応じて建物下面の土地を一部または全面掘り下げ
て車庫として要望する空間を得、然る後、建物の下面に
車庫高さに等しい高さの新たな基礎を設け、該基礎上に
建物1を下降させ固定する。 【効果】 建物が密集して新たに車庫用地の手当ての不
可能な市街地の狭い敷地で車庫用地の確保が困難な既存
住宅でも建て物を壊すことなく車庫を作ることができ
る。建物を壊すことがなくそのまま利用するので安くか
つ短期に車庫が設置できる。
け、該開口を用いて建物1の土台下面を通して建物下面
に複数本の長尺鋼材3を位置せしめ、さらに上述同様に
して、該長尺鋼材3の下方に直交するように複数本の長
尺鋼材3を配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結せし
めた後、浮揚用具で建物1を所定の高さまで浮揚させ、
必要に応じて建物下面の土地を一部または全面掘り下げ
て車庫として要望する空間を得、然る後、建物の下面に
車庫高さに等しい高さの新たな基礎を設け、該基礎上に
建物1を下降させ固定する。 【効果】 建物が密集して新たに車庫用地の手当ての不
可能な市街地の狭い敷地で車庫用地の確保が困難な既存
住宅でも建て物を壊すことなく車庫を作ることができ
る。建物を壊すことがなくそのまま利用するので安くか
つ短期に車庫が設置できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は既存建物の床下面に車
庫空間を作る方法に関する。
庫空間を作る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来既設の住宅地に車庫用地が確保でき
ない場合は住宅を壊して車庫を設けその上に住居部を増
設し又は新規に建築することで車庫と住居を確保せねば
ならなかった。
ない場合は住宅を壊して車庫を設けその上に住居部を増
設し又は新規に建築することで車庫と住居を確保せねば
ならなかった。
【0003】しかし、この方法では居住可能な建物を壊
すことになり、又、壊して更地にした後、新規に建築せ
ねばならないので、費用が高く、工事の期間も長期にな
るという欠点がある。この発明はかかる欠点を解消する
ことを目的とするもので特に新たな用地の確保が困難な
市街地において車庫の確保に有用なものである。
すことになり、又、壊して更地にした後、新規に建築せ
ねばならないので、費用が高く、工事の期間も長期にな
るという欠点がある。この発明はかかる欠点を解消する
ことを目的とするもので特に新たな用地の確保が困難な
市街地において車庫の確保に有用なものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、建物の布基
礎の上部適宜位置に開口を設け、該開口を用いて建物の
土台下面を通して建物下面に複数本の長尺鋼材を位置せ
しめ、さらに上述同様にして、該長尺鋼材の下方に直交
するように複数本の長尺鋼材を配し、直交する両鋼材を
連結金具で累結せしめた後、浮揚用具で建物を所定の高
さまで浮揚させ、必要に応じて建物下面の土地を一部ま
たは全面掘り下げて車庫として要望する空間を得、然る
後、建物の下面に車庫高さに等しい高さの新たな基礎を
設け、該基礎上に建物を下降させ固定することを特徴と
し、あるいは、既設建物の並立する各柱の下端部を一対
の長尺鋼材その他の軽量長尺鋼材で挟み、該一対の長尺
鋼材を連結金具で圧締した後、浮揚用具で建物を所定の
位置まで浮揚させ、該浮揚によりまたは該浮揚後基礎を
徹去し必要に応じて更に建物の下面の土地を一部または
全面掘り下げることにより、車庫として要望する高さの
空間を設け、然る後建物の下面に新たな基礎を設け該基
礎上に建物を下降させ固定することを特徴とする。
礎の上部適宜位置に開口を設け、該開口を用いて建物の
土台下面を通して建物下面に複数本の長尺鋼材を位置せ
しめ、さらに上述同様にして、該長尺鋼材の下方に直交
するように複数本の長尺鋼材を配し、直交する両鋼材を
連結金具で累結せしめた後、浮揚用具で建物を所定の高
さまで浮揚させ、必要に応じて建物下面の土地を一部ま
たは全面掘り下げて車庫として要望する空間を得、然る
後、建物の下面に車庫高さに等しい高さの新たな基礎を
設け、該基礎上に建物を下降させ固定することを特徴と
し、あるいは、既設建物の並立する各柱の下端部を一対
の長尺鋼材その他の軽量長尺鋼材で挟み、該一対の長尺
鋼材を連結金具で圧締した後、浮揚用具で建物を所定の
位置まで浮揚させ、該浮揚によりまたは該浮揚後基礎を
徹去し必要に応じて更に建物の下面の土地を一部または
全面掘り下げることにより、車庫として要望する高さの
空間を設け、然る後建物の下面に新たな基礎を設け該基
礎上に建物を下降させ固定することを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成によると、建物の並立する各柱の下端
部を一対のC型長尺鋼材で挟み、該一対のC型長尺鋼材
を連結金具で圧締する。その後対になった長尺鋼材毎に
複数個配されている浮揚用具で建物を浮揚させる。すな
わち水平面に於てある柱が縦方向および横方向に位置す
る場合二方向の長尺鋼材で圧締される。建物の浮揚は建
物全体を出来るだけ水平状態を保った状態で全体のバラ
ンスをくずすことなく静かにかつ徐々に行う必要があ
る。なんとなれば浮揚に伴う建物の変形、ヒズミの発
生、家具・建具の倒立、その他種々の障害の発生が予想
されることによる。一方建物は浮揚、降下に伴う振動
や、衝撃に耐えることができるものでないといけない。
すなわち腐朽、損傷等により浮揚に耐えられない場合は
充分補強しておく必要がある。該浮揚によりまたは該浮
揚後更に建物の下面の土地を一部または全面掘り下げる
ことにより、車庫として要望する高さの空間を設けてい
るので、新規に車庫を設ける場合に建物を壊す必要がな
い。
部を一対のC型長尺鋼材で挟み、該一対のC型長尺鋼材
を連結金具で圧締する。その後対になった長尺鋼材毎に
複数個配されている浮揚用具で建物を浮揚させる。すな
わち水平面に於てある柱が縦方向および横方向に位置す
る場合二方向の長尺鋼材で圧締される。建物の浮揚は建
物全体を出来るだけ水平状態を保った状態で全体のバラ
ンスをくずすことなく静かにかつ徐々に行う必要があ
る。なんとなれば浮揚に伴う建物の変形、ヒズミの発
生、家具・建具の倒立、その他種々の障害の発生が予想
されることによる。一方建物は浮揚、降下に伴う振動
や、衝撃に耐えることができるものでないといけない。
すなわち腐朽、損傷等により浮揚に耐えられない場合は
充分補強しておく必要がある。該浮揚によりまたは該浮
揚後更に建物の下面の土地を一部または全面掘り下げる
ことにより、車庫として要望する高さの空間を設けてい
るので、新規に車庫を設ける場合に建物を壊す必要がな
い。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を示す図面により
説明する。図1は建物1の正面図であり、2は建物1を
支える基礎である。建物1は家屋、倉庫等である。3は
C型長尺鋼材であり、建物1の並立する柱4を一対のC
型長尺鋼材3で挟んでいる。従って縦方向、横方向に並
列する位置にある柱は長尺鋼材にて井桁状に狭まれてい
る。一対のC型長尺鋼材3はコ型のボルト、ナットによ
る連結金具5で柱4を両面より押圧するように圧締され
ている。
説明する。図1は建物1の正面図であり、2は建物1を
支える基礎である。建物1は家屋、倉庫等である。3は
C型長尺鋼材であり、建物1の並立する柱4を一対のC
型長尺鋼材3で挟んでいる。従って縦方向、横方向に並
列する位置にある柱は長尺鋼材にて井桁状に狭まれてい
る。一対のC型長尺鋼材3はコ型のボルト、ナットによ
る連結金具5で柱4を両面より押圧するように圧締され
ている。
【0007】建物1の床下面に車庫空間Aを設けるに
は、図5に示すように建物1の並立する各柱4を壁面
に設けた孔を通した一対のC型長尺鋼材3で挟み、一対
のC型長尺鋼材3は図6に示すようにコ型のボルト、ナ
ットによる連結金具5で柱毎に順次圧締固定し各柱を挟
着する。対となったC型長尺鋼材3の下面に複数個配
された手動、油圧、空気圧ジャッキ等の浮揚道具(図示
せず)を取り付けると共に基礎と土台とを連結している
ボルトを切断する。建物1の下端位置(a)より任意
の高さ(b)まで出来る限り水平状態を維持した状態で
土台ごと浮揚させ、既設の基礎を除去し、敷地面が道
路より高い場合等必要に応じて浮揚した建物1の下面の
土地の一部または全面を(d)まで掘り下げて車庫高さ
Hを確保した基礎2´および基礎に代わる柱を設け、
新に設置した基礎2′に建物1を浮揚道具(図示せず)
を操作して降下させることで建物1を車庫空間Aとして
要望する高さHで固定する。この後出入口等を設け、
その他車庫を設け、あるいは壁に設けた孔の閉塞その他
浮揚に伴う損傷等若干の補修を行うが直ちに居住可能な
ものである。尚、浮揚後、新規の基礎上に設置するまで
の間浮揚道具のみで建物を空中で保持するのは危険を伴
う為この間他の固定的な道具で補強することが好まし
い。
は、図5に示すように建物1の並立する各柱4を壁面
に設けた孔を通した一対のC型長尺鋼材3で挟み、一対
のC型長尺鋼材3は図6に示すようにコ型のボルト、ナ
ットによる連結金具5で柱毎に順次圧締固定し各柱を挟
着する。対となったC型長尺鋼材3の下面に複数個配
された手動、油圧、空気圧ジャッキ等の浮揚道具(図示
せず)を取り付けると共に基礎と土台とを連結している
ボルトを切断する。建物1の下端位置(a)より任意
の高さ(b)まで出来る限り水平状態を維持した状態で
土台ごと浮揚させ、既設の基礎を除去し、敷地面が道
路より高い場合等必要に応じて浮揚した建物1の下面の
土地の一部または全面を(d)まで掘り下げて車庫高さ
Hを確保した基礎2´および基礎に代わる柱を設け、
新に設置した基礎2′に建物1を浮揚道具(図示せず)
を操作して降下させることで建物1を車庫空間Aとして
要望する高さHで固定する。この後出入口等を設け、
その他車庫を設け、あるいは壁に設けた孔の閉塞その他
浮揚に伴う損傷等若干の補修を行うが直ちに居住可能な
ものである。尚、浮揚後、新規の基礎上に設置するまで
の間浮揚道具のみで建物を空中で保持するのは危険を伴
う為この間他の固定的な道具で補強することが好まし
い。
【0008】
【効果】この発明によれば建物が密集して新たに車庫用
地の手当ての不可能な市街地の狭い敷地で車庫用地の確
保が困難な既存住宅でも建て物を壊すことなく車庫を作
ることができる。建物を壊すことがなくそのまま利用す
るので安くかつ短期に車庫が設置できる。
地の手当ての不可能な市街地の狭い敷地で車庫用地の確
保が困難な既存住宅でも建て物を壊すことなく車庫を作
ることができる。建物を壊すことがなくそのまま利用す
るので安くかつ短期に車庫が設置できる。
【0009】
【図1】既存の建物の正面説明図である。
【図2】既存の建物を下端位置(a)より任意の高さ
(b)まで浮揚させた場合の正面説明図である。
(b)まで浮揚させた場合の正面説明図である。
【図3】車庫として要望する高さHの空間を土地を掘り
下げることにより設けた建物の正面説明図である。
下げることにより設けた建物の正面説明図である。
【図4】建物の並立する各柱を一対のC型長尺鋼材で挟
んだ説明図である。
んだ説明図である。
【図5】図4の部分拡大説明図である。
【図6】C型長尺鋼材からなる枠型を示す説明図であ
る。
る。
1 建物 2 基礎 2′ 基礎 3 C型長尺鋼材 4 柱 5 コ型のボルト、ナットによる連結金具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 建物の床下面に車庫を作る方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は既存建物の床下面に車
庫空間を作る方法に関する。
庫空間を作る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年自動車は必需品とも云える位一般に
普及している。しかしながら自動車を保有することは、
当然車庫を確保しなければならず、既設の住宅に隣接し
て車庫用地を得られない場合は、住宅の一部を壊して車
庫を設けその上に住宅部を設け、あるいは住宅を取り除
き車庫と住居を新規に建設せねばならなかった。
普及している。しかしながら自動車を保有することは、
当然車庫を確保しなければならず、既設の住宅に隣接し
て車庫用地を得られない場合は、住宅の一部を壊して車
庫を設けその上に住宅部を設け、あるいは住宅を取り除
き車庫と住居を新規に建設せねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では居
住可能な建物を壊すことになり、又壊して更地にして
後、新規に建築しなければならず、費用が高くつき、工
事の期間も長期になるとともにその間の家具等の保管場
所が必要となる欠点がある。この発明はこのような欠点
を解消するもので既存の建物をそのまま利用し新たな車
庫用地を確保するもので、新たな用地のない市街地の住
宅等において車庫の確保に有用なものである。
住可能な建物を壊すことになり、又壊して更地にして
後、新規に建築しなければならず、費用が高くつき、工
事の期間も長期になるとともにその間の家具等の保管場
所が必要となる欠点がある。この発明はこのような欠点
を解消するもので既存の建物をそのまま利用し新たな車
庫用地を確保するもので、新たな用地のない市街地の住
宅等において車庫の確保に有用なものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、既存の建物
の布基礎の上部適宜位置に開口部を設け、該開口部を用
いて建物の土台下面を通して建物下面に複数本の長尺鋼
材を平行に位置せしめ、さらに上述同様にして、該長尺
鋼材の下方に直交するように複数本の長尺鋼材を平行に
配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結せしめた後、浮
揚用具で建物を所定の高さまで浮揚させ、必要に応じて
建物下面の土地を一部または全面掘り下げて車庫として
要望する空間を得、然る後、建物の下面に車庫高さに等
しい高さの新たな基礎を設け、該基礎上に建物を下降さ
せ固定することを特徴とし、あるいは建物の並立する各
柱の下端部を一対の長尺鋼材その他の軽量長尺鋼材で挟
み、該一対の長尺鋼材を連結金具で圧締した後、浮揚用
具で建物を所定の位置まで浮揚させ、該浮揚によりまた
は該浮揚後更に建物の下面の土地を一部または全面掘り
下げることにより、車庫として要望する高さの空間を設
け、然る後建物の下面に新たな基礎を設け該基礎上に建
物を下降させ固定することを特徴とする。
の布基礎の上部適宜位置に開口部を設け、該開口部を用
いて建物の土台下面を通して建物下面に複数本の長尺鋼
材を平行に位置せしめ、さらに上述同様にして、該長尺
鋼材の下方に直交するように複数本の長尺鋼材を平行に
配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結せしめた後、浮
揚用具で建物を所定の高さまで浮揚させ、必要に応じて
建物下面の土地を一部または全面掘り下げて車庫として
要望する空間を得、然る後、建物の下面に車庫高さに等
しい高さの新たな基礎を設け、該基礎上に建物を下降さ
せ固定することを特徴とし、あるいは建物の並立する各
柱の下端部を一対の長尺鋼材その他の軽量長尺鋼材で挟
み、該一対の長尺鋼材を連結金具で圧締した後、浮揚用
具で建物を所定の位置まで浮揚させ、該浮揚によりまた
は該浮揚後更に建物の下面の土地を一部または全面掘り
下げることにより、車庫として要望する高さの空間を設
け、然る後建物の下面に新たな基礎を設け該基礎上に建
物を下降させ固定することを特徴とする。
【0005】この発明は、既存建物が位置する布基礎の
上部適宜位置に開口部を設け該開口部を用いて建物の土
台下面を通して建物下面に複数本の長尺鋼材を位置せし
める。ここに於て開口は一定間隔で設けるのが一般的で
あるが一部に荷重が集中している場合は間隔をせばめて
設けられる。又開口は鋼材を持ち上げる時の事を考え、
基礎上面より掘り下げた形に形成される。そして用いら
れる鋼材はC型鋼、H型鋼、口型鋼等の軽量で強度の大
きなものを用いるのが好ましい。次に上述同様にして、
該長尺鋼材の下方に直交するように複数本の長尺鋼材を
配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結する。こうして
格子状に配された長尺鋼材上に建物が位置する形とな
る。次に油圧ジャッキその他の浮揚用具を長尺鋼材の下
面に設置し建物を浮揚させるが浮揚に先立つ適宜の段階
で基礎と土台を連結しているボルトが切断される。そし
て浮揚用具で建物を所定の高さまで浮揚させる。この浮
揚は家具等の転倒を防ぐ為出来るだけ水平状態を保ちつ
つ、緩やかに行われる。建物が浮揚後既設の布基礎を撤
去しあるいは部分的に再利用するように保存し、必要に
応じて建物下面の土地を一部または全面掘り下げて車庫
として要望する空間を得、然る後、建物の下面に車庫高
さに等しい高さの新たな基礎を設ける。尚一定面積の平
面を確保する必要上、布基礎に代え、柱材を立設しても
よく、これらを組合すことも出来る。基礎は一般にコン
クリート又は鋼材柱によって構成され、コンクリートの
場合は硬化後、該基礎に建物を下降させ固定する。こ
の、下降時においても浮揚時と同様出来るだけ水平状態
を保ち緩やかに行う必要がある。
上部適宜位置に開口部を設け該開口部を用いて建物の土
台下面を通して建物下面に複数本の長尺鋼材を位置せし
める。ここに於て開口は一定間隔で設けるのが一般的で
あるが一部に荷重が集中している場合は間隔をせばめて
設けられる。又開口は鋼材を持ち上げる時の事を考え、
基礎上面より掘り下げた形に形成される。そして用いら
れる鋼材はC型鋼、H型鋼、口型鋼等の軽量で強度の大
きなものを用いるのが好ましい。次に上述同様にして、
該長尺鋼材の下方に直交するように複数本の長尺鋼材を
配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結する。こうして
格子状に配された長尺鋼材上に建物が位置する形とな
る。次に油圧ジャッキその他の浮揚用具を長尺鋼材の下
面に設置し建物を浮揚させるが浮揚に先立つ適宜の段階
で基礎と土台を連結しているボルトが切断される。そし
て浮揚用具で建物を所定の高さまで浮揚させる。この浮
揚は家具等の転倒を防ぐ為出来るだけ水平状態を保ちつ
つ、緩やかに行われる。建物が浮揚後既設の布基礎を撤
去しあるいは部分的に再利用するように保存し、必要に
応じて建物下面の土地を一部または全面掘り下げて車庫
として要望する空間を得、然る後、建物の下面に車庫高
さに等しい高さの新たな基礎を設ける。尚一定面積の平
面を確保する必要上、布基礎に代え、柱材を立設しても
よく、これらを組合すことも出来る。基礎は一般にコン
クリート又は鋼材柱によって構成され、コンクリートの
場合は硬化後、該基礎に建物を下降させ固定する。こ
の、下降時においても浮揚時と同様出来るだけ水平状態
を保ち緩やかに行う必要がある。
【0006】一方第2発明は基礎部分に開口を設けるこ
とが難しい建物に用いられるもので、土台下面に鋼材を
配することが出来ないので既設建物の並行する各柱の下
端部を一対の長尺鋼材で挟み、直交するように配される
一対の長尺鋼材と連結金具で緊結する。すなわち一対の
長尺鋼材が格子状に組まれ、その交点の中心に柱が位置
する形となり、以降は前記と同様の方法で車庫が形成さ
れる。この方法は柱の下端部を鋼材で挟む為に壁面に孔
を設けねばならず、従って新しい基礎上に固定された
後、壁面を補修する必要があることである。その為に、
この方法は前記方法では難しい場合にのみ適用される。
このように本願発明は既存建物の下面又は下端部を平行
な複数本の長尺鋼材で支持し、長尺鋼材毎に複数個配さ
れている浮揚用具で建物を浮揚させる。建物の浮揚に
は、建物自体の変形、ヒズミの発生、家具・建具の倒
立、その他種々の障害の発生が予想される為に浮揚は建
物全体を出来るだけ水平状態を保った状態で全休のバラ
ンスをくずすことなく緩やかにかつ徐々に行なわれる。
一方建物は浮揚、降下に耐える必要があり、腐朽、損傷
等により浮揚に耐えられない場合は充分補強しておく必
要がある。
とが難しい建物に用いられるもので、土台下面に鋼材を
配することが出来ないので既設建物の並行する各柱の下
端部を一対の長尺鋼材で挟み、直交するように配される
一対の長尺鋼材と連結金具で緊結する。すなわち一対の
長尺鋼材が格子状に組まれ、その交点の中心に柱が位置
する形となり、以降は前記と同様の方法で車庫が形成さ
れる。この方法は柱の下端部を鋼材で挟む為に壁面に孔
を設けねばならず、従って新しい基礎上に固定された
後、壁面を補修する必要があることである。その為に、
この方法は前記方法では難しい場合にのみ適用される。
このように本願発明は既存建物の下面又は下端部を平行
な複数本の長尺鋼材で支持し、長尺鋼材毎に複数個配さ
れている浮揚用具で建物を浮揚させる。建物の浮揚に
は、建物自体の変形、ヒズミの発生、家具・建具の倒
立、その他種々の障害の発生が予想される為に浮揚は建
物全体を出来るだけ水平状態を保った状態で全休のバラ
ンスをくずすことなく緩やかにかつ徐々に行なわれる。
一方建物は浮揚、降下に耐える必要があり、腐朽、損傷
等により浮揚に耐えられない場合は充分補強しておく必
要がある。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例を示す図面1〜9により
説明する。 実施例1 図1、は建物の正面図であり、1は家屋、倉庫等の建物
であり、2は建物1を支える基礎である。 3はC型長尺鋼材であり、基礎2に適宜間隔を置いて
設けた開口6を通って土台7下面に配されその端部は建
物1の左右に突出している。長尺鋼材3は建物の柱下方
又はその近傍を通すことが好ましい。3′は同様の長尺
鋼材で3とは直交するように配され3、3′はその交点
でボルト、ナットその他の連結金具で図9に示すように
緊結される。 これらの長尺鋼材3、3′は、手動、油圧、空気圧ジ
ャッキ等の浮揚道具(図示せず)が、その下面に複数個
配されこれを用いて建物全体を浮揚させるが浮揚に先立
ち適 宜の時点で基礎2と土台5を連結しているボルト
が切断される。 建物1はその下端位置すなわち土台5下面(a)(図
7にしめす)から車庫空間を確保する高さcより大な任
意の高さ(b)(図8に示す)まで出来るかぎり水平状
態を維持した状態で浮揚される。すなわち格子状に組ま
れた長尺鋼材3、3′上に建物1は載置された状態で浮
揚させ既設の基礎2が撤去される。 次に敷地面が道路より高い場合等、必要に応じて浮揚
した建物1の下面の土地の一部または全面を(d)まで
掘り下げて車庫高さHを確保した基礎2′およびび基礎
に変わる柱を設け 新たに設置した基礎2′に建物1を浮揚道具を操作し
て下降させ建物1を車庫空間Aを確保した高さHで固定
させる。この場合高さHはb〜cの間に設けられること
が多い。 この後高さが変ったことに伴う階段等の設置により直
ちに居住可能な車庫付住居等が得られる。尚浮揚後新規
の基礎上に設置するまでの間、浮揚道具のみで建物を空
中で保持するのは危険を伴うので、この間他の固定的な
道具で補強することが好ましい。
説明する。 実施例1 図1、は建物の正面図であり、1は家屋、倉庫等の建物
であり、2は建物1を支える基礎である。 3はC型長尺鋼材であり、基礎2に適宜間隔を置いて
設けた開口6を通って土台7下面に配されその端部は建
物1の左右に突出している。長尺鋼材3は建物の柱下方
又はその近傍を通すことが好ましい。3′は同様の長尺
鋼材で3とは直交するように配され3、3′はその交点
でボルト、ナットその他の連結金具で図9に示すように
緊結される。 これらの長尺鋼材3、3′は、手動、油圧、空気圧ジ
ャッキ等の浮揚道具(図示せず)が、その下面に複数個
配されこれを用いて建物全体を浮揚させるが浮揚に先立
ち適 宜の時点で基礎2と土台5を連結しているボルト
が切断される。 建物1はその下端位置すなわち土台5下面(a)(図
7にしめす)から車庫空間を確保する高さcより大な任
意の高さ(b)(図8に示す)まで出来るかぎり水平状
態を維持した状態で浮揚される。すなわち格子状に組ま
れた長尺鋼材3、3′上に建物1は載置された状態で浮
揚させ既設の基礎2が撤去される。 次に敷地面が道路より高い場合等、必要に応じて浮揚
した建物1の下面の土地の一部または全面を(d)まで
掘り下げて車庫高さHを確保した基礎2′およびび基礎
に変わる柱を設け 新たに設置した基礎2′に建物1を浮揚道具を操作し
て下降させ建物1を車庫空間Aを確保した高さHで固定
させる。この場合高さHはb〜cの間に設けられること
が多い。 この後高さが変ったことに伴う階段等の設置により直
ちに居住可能な車庫付住居等が得られる。尚浮揚後新規
の基礎上に設置するまでの間、浮揚道具のみで建物を空
中で保持するのは危険を伴うので、この間他の固定的な
道具で補強することが好ましい。
【0008】実施例2 本願の第2発明の実施例を図面により説明する。 図1は
建物1の正面図であり、2は建物1を支える基礎であ
る。建物1は家屋、倉庫等である。3はC型長尺鋼材で
あり、建物1の並立する柱4を一対のC型長尺鋼材3で
挟んでいる。従って縦方向、横方向に並列する位置にあ
る柱は長尺鋼材にて井桁状に狭まれている。一対のC型
長尺鋼材3はコ型のボルト、ナットによる連結金具5で
柱4を両面より押圧するように圧締されている。建物1
の床下面に車庫空間Aを設けるには、図5に示すよう
に建物1の並立する各柱4を壁面に設けた孔を通した一
対のC型長尺鋼材3で挟み、一対のC型長尺鋼材3は図
6に示すようにコ型のボルト、ナットによる連結金具5
で柱毎に順次圧締固定し各柱を挟着する。対となった
C型長尺鋼材3の下面に複数個配された手動、油圧、空
気圧ジャッキ等の浮揚道具(図示せず)を取り付けると
共に基礎と土台とを連結しているボルトを切断する。
建物1の下端位置(a)より任意の高さ(b)まで出来
る限り水平状態を維持した状態で土台ごと浮揚させ、既
設の基礎を除去し、敷地面が道路より高い場合等必要
に応じて浮揚した建物1の下面の土地の一部または全面
を(d)まで掘り下げて車庫高さHを確保した基礎2′
および基礎に代わる柱を設け、新に設置した基礎2′
に建物1を浮揚道具(図示せず)を操作して降下させる
ことで建物1を車庫空間Aとして要望する高さHで固定
する。この後出入口等を設け、その他車庫を設け、あ
るいは壁に設けた孔の閉塞その他浮揚に伴う損傷等若干
の補修を行うが直ちに居住可能なものである。尚、浮揚
後、新規の基礎上に設置するまでの間浮揚道具のみで建
物を空中で保持するのは危険を伴う為この間他の固定的
な道具で補強することが好ましい。
建物1の正面図であり、2は建物1を支える基礎であ
る。建物1は家屋、倉庫等である。3はC型長尺鋼材で
あり、建物1の並立する柱4を一対のC型長尺鋼材3で
挟んでいる。従って縦方向、横方向に並列する位置にあ
る柱は長尺鋼材にて井桁状に狭まれている。一対のC型
長尺鋼材3はコ型のボルト、ナットによる連結金具5で
柱4を両面より押圧するように圧締されている。建物1
の床下面に車庫空間Aを設けるには、図5に示すよう
に建物1の並立する各柱4を壁面に設けた孔を通した一
対のC型長尺鋼材3で挟み、一対のC型長尺鋼材3は図
6に示すようにコ型のボルト、ナットによる連結金具5
で柱毎に順次圧締固定し各柱を挟着する。対となった
C型長尺鋼材3の下面に複数個配された手動、油圧、空
気圧ジャッキ等の浮揚道具(図示せず)を取り付けると
共に基礎と土台とを連結しているボルトを切断する。
建物1の下端位置(a)より任意の高さ(b)まで出来
る限り水平状態を維持した状態で土台ごと浮揚させ、既
設の基礎を除去し、敷地面が道路より高い場合等必要
に応じて浮揚した建物1の下面の土地の一部または全面
を(d)まで掘り下げて車庫高さHを確保した基礎2′
および基礎に代わる柱を設け、新に設置した基礎2′
に建物1を浮揚道具(図示せず)を操作して降下させる
ことで建物1を車庫空間Aとして要望する高さHで固定
する。この後出入口等を設け、その他車庫を設け、あ
るいは壁に設けた孔の閉塞その他浮揚に伴う損傷等若干
の補修を行うが直ちに居住可能なものである。尚、浮揚
後、新規の基礎上に設置するまでの間浮揚道具のみで建
物を空中で保持するのは危険を伴う為この間他の固定的
な道具で補強することが好ましい。
【0009】
【効果】この発明によれば建物が密集して新たに車庫用
地が不可能な市街地の狭い敷地の既存住宅でも居住面積
を減らすことなく車庫が確保出来るものであり、しかも
建物を壊すことなくそのまま利用するので新規に建物を
建てる場合に比べ安価に、かつ短期に車庫が得られるも
のでありしかも家具等を他所に移動する必要もないもの
である。
地が不可能な市街地の狭い敷地の既存住宅でも居住面積
を減らすことなく車庫が確保出来るものであり、しかも
建物を壊すことなくそのまま利用するので新規に建物を
建てる場合に比べ安価に、かつ短期に車庫が得られるも
のでありしかも家具等を他所に移動する必要もないもの
である。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】既存の建物の正面説明図である。
【図2】既存の建物を下端位置(a)より任意の高さ
(b)まで浮揚させた場合の正面説明図である。
(b)まで浮揚させた場合の正面説明図である。
【図3】車庫として要望する高さHの空間を土地を掘り
下げることにより設けた建物の正面説明図である。
下げることにより設けた建物の正面説明図である。
【図4】建物の並立する各柱を一対のC型長尺鋼材で挟
んだ説明図である。
んだ説明図である。
【図5】図4の部分拡大説明図である。
【図6】C型長尺鋼材からなる枠型を示す説明図であ
る。
る。
【図7】既存の建物の基礎開口部にC型長尺鋼材を配し
た正面説明図である。
た正面説明図である。
【図8】既存の建物を下端位置(a)より任意の高さ
(b)まで浮揚させた場合の正面説明図である。
(b)まで浮揚させた場合の正面説明図である。
【図9】直行するC型長尺鋼材を結合金具で緊結した場
合の説明図である。
合の説明図である。
【符号の説明】 1 建物 2 基礎 2′ 基礎 3 C型長尺鋼材 4 柱 5 コ型のボルト、ナットによる連結金具6 開口部 7 土台
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7 図8 図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
【図8】
【図9】
Claims (2)
- 【請求項1】建物の布基礎の上部適宜位置に開口を設
け、該開口を用いて建物の土台下面を通して建物下面に
複数本の長尺鋼材を位置せしめ、さらに上述同様にし
て、該長尺鋼材の下方に直交するように複数本の長尺鋼
材を配し、直交する両鋼材を連結金具で緊結せしめた
後、浮揚用具で建物を所定の高さまで浮揚させ、必要に
応じて建物下面の土地を一部または全面掘り下げて車庫
として要望する空間を得、然る後、建物の下面に車庫高
さに等しい高さの新たな基礎を設け、該基礎上に建物を
下降させ固定することを特徴とする建物の床下面に車庫
空間を作る方法。 - 【請求項2】建物の並立する各柱の下端部を一対の長尺
鋼材その他の軽量長尺鋼材で挟み、該一対の長尺鋼材を
連結金具で圧締した後、浮揚用具で建物を所定の位置ま
で浮揚させ、該浮揚によりまたは該浮揚後更に建物の下
面の土地を一部または全面掘り下げることにより、車庫
として要望する高さの空間を設け、然る後建物の下面に
新たな基礎を設け該基礎上に建物を下降させ固定するこ
とを特徴とする建物の床下面に車庫空間を作る方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15276692A JPH05321485A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 建物の床下面に車庫を作る方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15276692A JPH05321485A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 建物の床下面に車庫を作る方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321485A true JPH05321485A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15547686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15276692A Pending JPH05321485A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 建物の床下面に車庫を作る方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321485A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5079140A (ja) * | 1973-11-13 | 1975-06-27 | ||
| JPS5883765A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-19 | 江本 央 | 住宅などのジヤツキアツプ装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP15276692A patent/JPH05321485A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5079140A (ja) * | 1973-11-13 | 1975-06-27 | ||
| JPS5883765A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-19 | 江本 央 | 住宅などのジヤツキアツプ装置 |
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