JPH0532308A - 移動用フツク - Google Patents

移動用フツク

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Publication number
JPH0532308A
JPH0532308A JP3348794A JP34879491A JPH0532308A JP H0532308 A JPH0532308 A JP H0532308A JP 3348794 A JP3348794 A JP 3348794A JP 34879491 A JP34879491 A JP 34879491A JP H0532308 A JPH0532308 A JP H0532308A
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JP
Japan
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hook
manhole cover
moving
hole
main body
Prior art date
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Application number
JP3348794A
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English (en)
Inventor
Otohiko Mochizuki
乙彦 望月
Susumu Mochizuki
享 望月
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MOCHIZUKI MOTORS KK
Original Assignee
MOCHIZUKI MOTORS KK
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】例えばマンホール蓋のように移動用工具を停止
させるための受入部の形状が多岐にわたっている場合、
一つの工具でこれらすべての形状の受入部に作用し、所
定の移動作業を行なう。 【構成】適宜の移動部材に対し一端に回動支持点9を有
し、所定の範囲で回動し得る張出腕部10と、この張出
腕部10の他端からこれにほぼ直交する方向に延長形成
される挿入部11とを有してなり、且つ挿入部11に
は、回動支持点9側に係止突起12が設けられているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は例えばマンホール蓋のよ
うに移動用工具を係止させるための受入部が穴状となっ
ている部材を移動させるのに適した移動用フックに関す
るものであって、本出願人がすでに特開昭59−258
799号「マンホール蓋の開閉装置」(以下原出願とい
う)において開示した発明の分割出願に係るものであ
る。
【0002】
【発明の背景】本出願人は前記原出願においてマンホー
ル蓋の開閉装置について提案を行っている。このものは
マンホール蓋に形成されている引き上げ工具の係止孔が
多岐にわたることに鑑み、これらに汎用的に使用できる
開閉装置を開示したものであるが、その主要部分の一つ
である吊鉤部にあっては、更に他の荷役工具等の組み合
わせにより別途有用な装置が得られることに鑑み、この
部分を別途権利取得すべく分割出願に及ぶものである。
【0003】本出願人の説明に先立ち原出願のなされた
背景について簡単に説明する。即ち原出願において目的
の一つとされたことは、あらゆる形状の鉤穴を有したマ
ンホール蓋の開閉装置を開発することにあった。即ち従
来は、図10に示すようにマンホール蓋の鉤穴について
種々のものが構成されており、概ねマンホール蓋30に
対し、その周辺近くに鉤穴31a〜31fが形成され
る。勿論この図10の説明図は便宜上一つのマンホール
蓋30に対し種々の鉤穴31(個々の形状の鉤穴を特に
指称しない場合には鉤穴31と符号を付す)一挙に図示
したものであるが、当然これらの鉤穴31の一つまたは
二つが選択的に一つのマンホール蓋に形成されているも
のである。
【0004】これらについて更に説明すると、図10に
おいて符号31a及び31bで示す鉤穴は、英国標準規
格のものであって、円孔の直径線上に、併せ図示した吊
鉤45の係止突起46を挿入するための挿入孔が形成さ
れて成るものであり、それぞれの穿設方向が90°異な
るものである。また31cは蓋の表面を抉るようにし
て、その抉りの中央部分に表面が突出しないように固着
されて成るものである。また31dはいわゆるハッチ型
と称されるものであり、蓋に対し引き上げ自在のハンド
ルを取り付けたものである。これら鉤穴31c及び31
dはこれらの係止部分に吊鉤を掛けることができればよ
いものであり、例えば併せ図示したように先端が円弧状
に形成されたフック部47を有する吊鉤45によって引
き上げ作業を行うものである。
【0005】このように符号31a〜31dで示す鉤穴
については、マンホール蓋30の引き上げ操作が容易に
行い得るものであるが、符号31e及び31fで示す鉤
穴はいわゆるピックホールと呼ばれるものであり、米国
における上下水道、電話施設に多用されており、単なる
円孔、多孔状のものである。このようなピックホールと
呼ばれる鉤穴31e、31fはその名のとおり作業用の
ツルハシ(ピッケル)の先端をこの鉤穴に差し込み、ツ
ルハシの柄を操作してマンホール蓋30の開閉を行うも
のであった。しかし当然ながらこのようなピックホール
タイプの鉤穴ではツルハシの係合が必ずしも充分ではな
く、その作業性の悪さは否めない。原出願は上述したよ
うに特にその取り扱いが難しかったピックホールタイプ
の鉤穴にも対応できることを前提に、更に他のタイプの
鉤穴にも適用できるような新規な装置の開発を試みてい
る。
【0006】そして原出願における着想の主要な部分の
一つとして鉤穴に直接作用するフック装置(原出願にお
いては「吊鉤」と称する)があり、このものは差し込み
部分が小径の丸穴等の鉤穴に差し込み得る程度の細い管
状部材でありながらも確実に引き上げ作業時においてマ
ンホール蓋に係合し、引き上げを可能にしている。
【0007】
【分割を試みた技術的事項】ここにおいて原出願におけ
る「フック装置」が移動のために用意されている種々の
穴状の受入部に極めて有用に作用することに着目して、
この部分における具体的構成を権利内容として分割出願
を試みるものである。
【0008】
【発明の構成】
【目的達成の手段】即ち本出願に係る発明たる移動用フ
ック装置は、適宜の移動部材に対し、移動方向と直交す
る回動支持点において接続される係止部材において、こ
の係止部材は,張出腕部と張出腕部から引込方向と反対
方向であって前記回動支持点とは離れた位置から伸びる
挿入部とを具え、且つこの挿入部における回動支持点側
には係止部を具えていることを特徴として成るものであ
り、もって前記目的を達成しようとするものである。
【0009】
【発明の作用】本発明の移動用フックは、このフックを
支持する支持部材に対して、張出腕部を介して挿入部を
設けているから、挿入部は回動支持点を中心として、挿
入部並びに張出腕部の自重により、またセットスプリン
グによる弾性力により回動し、挿入部が傾倒し、挿入部
に形成されている係止部が、この挿入部の受入部の縁部
に係合し、その移動を可能にする。
【0010】
【実施例】以下本発明の移動用フックについて図面に基
づいて具体的に説明する。説明の順序としては、本発明
の移動用フックを適用した一例である原出願に開示した
マンホール蓋の開閉装置を例にとって、その装置の概要
並びに本発明の移動用フックの構造についてまず説明
し、次いで他の応用例について説明する。
【0011】I.マンホール蓋の開閉装置に適用した実
施例 符号1は本発明たる移動用フックを適用したマンホール
蓋の開閉装置であって、梃子棒状の本体2及び本発明の
移動用フック3、支点部4とを主要部材として構成され
るものである。まず本体2は、一例として逆ヘ字状に屈
曲した梃子棒状のものであって、例えば外周断面を六角
形状とするとともに中心部を円弧状の中空とした異径パ
イプをもって構成する。勿論このような六角断面の鉄棒
を用いた理由は、後述するように支点部4の装着等の便
を考慮したためであり、必ずしものような断面形状に限
定するものではない。他の角パイプあるいは丸パイプ等
を用いることももとより差し支えない。要はマンホール
蓋30の開閉操作に耐えるだけの強度を有する材料で構
成されればよい。
【0012】そしてこの本体2の一端は力点2aとなる
ものであって、ここにハンドル2bを取り付けるととも
に他端側における屈曲点より先端側の範囲を支点調節部
2cとするものである。このような本体2に対し支点調
節部2c側の端部が作用端となるものであり、この先端
には移動用フック3の支持ブラケット6を設ける。この
ものは一例として本体2に外嵌めされる六角形状の固定
部7と、ここから下方に平行に延びる二股状の脚部8と
によって構成されるものであり、左右一対の脚部8の下
端にピン状の回動支持点9を介して本発明の移動用フッ
ク3を回動自在に取り付ける。
【0013】この移動用フック3は全体としてほぼL字
状を成すものであって、回動支持点9にその一端を取り
付ける張出腕部10と、この張出腕部10の自由端側に
おいてほぼ直角に屈曲形成される棒状の挿入部11とを
有し、更にこの挿入部11の下端には回動支持点9側に
突出した係止突起12を形成して成る。勿論、移動用フ
ック3の具体的な形状については更に他の適宜の形状が
とり得るものであるが、要は挿入部11の長手方向中心
に対し回動支持点9が偏心した位置に設けられるように
構成されていればよい。尚、符号13は移動用フック3
の操作の便を考慮して設けたフックである。
【0014】以上述べた説明からも理解できるように移
動用フック3は支持ブラケット6の下方において回動し
得るものであり、更に移動用フック3における張出腕部
10は、これが上方(支持ブラケット6における固定部
7側)に回動した際に少なくとも、図4に示すように脚
部8の間に充分に重畳的に入り得る位置から前方回りに
140°の範囲の角度まで回転し得るように構成され
る。尚、本実施例においては移動用フック3は一例とし
て支持ブラケット6を介して本体2に取り付けられ、且
つこの支持ブラケット6における固定部7においてボル
ト・ナット14の組み合わせによって支持ブラケット6
と本体2との固定が図られ、このボルト・ナット14を
取り外すことにより支持ブラケット6を本体2から取外
し自在となるべく構成されているものであるが、これら
支持ブラケット6と本体2との関係について溶接等によ
って固定した構成としてももとより差し支えない。
【0015】次に支点部4について述べると、このもの
は移動用フック3におけると同様に支点ブラケット15
とその下端における車輪16とによって構成されて成
る。まずこの支点ブラケット15は断面六角形状とした
本体2に対する固定部17、並びにその下方に延長形成
される脚部18及びその脚部18から水平に張り出した
車軸19とを具え、更に固定部17には一部にメネジ2
0を形成してここにロックボルト21を螺合させ、支点
ブラケット15と本体2との固定を図るように構成して
いる。
【0016】因みに支点ブラケット15における固定部
17と本体2とは相互に摺動自在の嵌め合いがなされて
いるが、断面六角形状であることに因み、これが回転す
るおそれはなく、常に直立状態を保ち得るものである。
本体2の断面が丸棒状の場合には例えばキー溝状の嵌め
合いなど他の適宜の回転防止手段を必要に応じて具えさ
せる。このような支点ブラケット15における車軸19
に対し車輪16を取り付けるものであり、この車輪16
は例えばスナップピン23が車軸19の端部に嵌め込ま
れることにより装着される。勿論この実施例では車輪1
6は左右一対の車輪をもって構成したものであるが、比
較的幅広のローラ状の車輪等を適用する場合には、中央
に一個のみ設けてもよい。また係る車輪は後述するよう
に本装置移動あるいはマンホール蓋30の開閉操作を行
うにあたり、その作業が円滑に行える点で好ましいもの
であるが、必ずしも回転輪とすることを限定するもので
はなく、単なる突起状のものであってもよい。
【0017】またこの支点部4について、本発明にあっ
てはその設定位置を調節自在とすることが要件となって
いるものであるが、調節自在とするにあたっての具体的
な構成はすでに述べた実施例に限定されるものではな
い。例えば図9(a)に示すように本体2に対して回動
自在に支点ブラケット15´を設け、このものを回動さ
せて車輪16の設定位置を力点2a寄り、あるいは作用
点たる移動用フック3寄りに設定するように図ってもよ
い。
【0018】また支点そのものは縁切作業時とマンホー
ル蓋の移動時とによって少なくとも二カ所選択できれば
よいから、図9(b)に示すように作業に応じて二つの
支点15a、15bを本体2に設けておき、使用しない
支点側はこれを側方ないし上方に退去させておくように
用いてももとより差し支えない。要は支点部4の下端が
構成する支点位置が本体2に対し少なくとも二カ所選択
的に設定自在となっていればよいのである。
【0019】また移動用フック3について図11に示す
ように他の実施例が存在する。即ち移動用フック3はマ
ンホール蓋の開閉装置1を使用するにあたって、その挿
入部11をマンホール蓋の鉤穴31に差し込んだ際に、
張出腕部10の自重によって自然に傾き、係止突起12
が鉤穴の下縁に係止することとなるが、この動きを更に
確実にさせるためのものである。このために前述の構成
に加え、回動支持点9においてセットスプリングSを張
出腕部10と脚部8との間に係止させ、張出腕部10と
脚部8との角度を前方回りに140°傾倒した姿勢にあ
らかじめ設定する。尚、このようなセットスプリングS
を用いた場合には引き上げ方向のみならず種々の方向の
係止が可能となる。
【0020】本発明の移動用フック3並びにこれを適用
した一例であるマンホール蓋の開閉装置1は以上述べた
ような具体的な構成を有するものであり、次に述べるよ
うに作動してマンホール蓋の開閉を行う。以下閉蓋状態
のマンホール蓋30を開ける場合の作業の順を追って説
明する。
【0021】i)縁切作業 まず縁切作業にあたっては固着したマンホール蓋30を
幾分か浮き上がらせるものであり、約1000kg程度の
力を必要とする。この場合はまず支点ブラケット15に
おけるロックボルト21を緩めて支点ブラケット15を
移動用フック3側に充分引き寄せ、梃子比を大きく設定
する。このようにした後、移動用フック3における挿入
部11をマンホール蓋30における鉤穴31に挿入する
(図5(a)参照)。
【0022】因みにマンホール蓋30には、すでに述べ
た種々の形式の鉤穴31が存在するが、本発明の移動用
フック3にあっては棒状の挿入部の先端にピックホール
形式の鉤穴31eあるいは31fに入り得る程度の寸法
の係止突起12が設けられているだけであるから、他の
いずれの形式の鉤穴にも挿入し得る(図8参照)。この
ようにセットした場合、挿入部11は自重で先下がりと
なり、係止突起12は鉤穴底面に係止するので、このよ
うにした後、作業者は本体2における力点2a側を下方
に押し下げるように操作する。
【0023】このように操作すると、本体2は支点部4
における下端、即ち車輪16の接地部を支点として作用
端たる移動用フック3側が引き上げられるように移動す
る。このようにしたときはこの引き上げに伴い支持ブラ
ケット下端における回動支持点9が移動用フック3を持
ち上げるものであるが、この際、鉤穴31に挿入された
挿入部11の長手方向とこの回動支持点9とが偏心状態
にあるから、この引き上げに伴い挿入部11は図5
(b)に示すように鉤穴31内において鉤穴31の形成
方向に対して斜めに角度をずらせたような姿勢となり、
挿入部11の背面(係止突起12の形成されていない側
の面)の上部が鉤穴上部に押し付けられるとともに、係
止突起12が確実にマンホール蓋30の鉤穴31の底面
における周縁に係止した状態となるのである。
【0024】そしてこの状態で更に本体2の力点2a側
の押し下げが進められると、実質的な作用点である回動
支持点9が偏心していることに因む充分に大きな梃子比
により、鉤穴31と移動用フック3との係止状態を更に
強めながらマンホール蓋30の周囲を引き上げるように
作用し、マンホール蓋30の固着が解除されていわゆる
縁切りがなされる。
【0025】そして例えば鉤穴31がマンホール蓋30
の周囲から隔たった内側位置に形成されていても、固着
縁切時の作用点と支点との距離は、作用端たる回動支持
点9を移動用フック3における張出腕部10の長さの設
定如何によって、充分にマンホール蓋30の周縁近く
に、極端にはマンホール受枠上の位置に設定できるこ
と、支点部4を充分に作用端側へ偏寄させられることに
より、充分短く例えば5cm以内にすることも可能である
ことにより梃子比を充分増大させ、上記移動用フック3
とマンホール蓋30との係合と併せ、強力な縁切力を発
揮させることができる。
【0026】ii)マンホール蓋の引き上げ 次にマンホール蓋30を引き上げ、その下面にマンホー
ル蓋の移動の用に供するコロ50を挿入する作業につい
て説明する。この作業はすでにマンホール蓋30の縁切
りがなされているマンホール蓋30の片側を引き上げる
ものであるから、その自重のほぼ1/2程度の荷重がか
かるだけであり、このため本体2における梃子比はさほ
ど大きくは要求されず、その代わりに充分な作用点側の
リフト高が要求される。この作業者が支点ブラケット1
5におけるロックボルト21を緩め、支点ブラケット1
5を本体2における支点調節部2cの最も力点2a寄り
に移動させ、梃子比を小さくなるように設定し、挿入部
11を鉤穴31に挿入する(図6(a)参照)。
【0027】このようにした後は前述の縁切作業と同様
に本体2における力点a側を押し下げることにより、移
動用フック3は図6(b)に示すようにマンホール蓋3
0の一端を充分に高く上げる。このように操作した後は
直ちにマンホール蓋30の下にコロ50を差し入れ、本
体2における力点側ないしはハンドル2bを持ち、マン
ホール蓋30をコロ50に載せるようにして引き出すの
である。尚、マンホール蓋の下面に突起部分があったり
して支障があるときは引出動作によって行うものであ
る。
【0028】iii)反転操作法によるマンホール蓋の引出
作業 a)押し下げ操作(図7(a)参照) この作業は前工程において引き上げられた側のマンホー
ルの下面にコロ50を挿入した後も、もう一つのコロ5
0を未だ引き上げられていない側のマンホール蓋30の
下面に挿入するための取り扱い動作であって、マンホー
ル蓋下面に係止用突起等がある場合に有効な作業であ
る。即ちこの操作はまず前述の移動用フック3を回動さ
せ、その張出腕部10が支持ブラケット6における脚部
8にほぼ沿うように回動させる。このようにしたときは
側面形状は支持ブラケット6における脚部8の中間付近
からほぼ直角に移動用フック3の挿入部11が張り出す
ような状態となる。
【0029】このようにしてすでに前工程において引き
上げた側の下面にコロ50を支点として他の側を持ち上
げるには、図7(a)に示すようにコロ50側に本装置
の下方、即ち支点部4の車輪16ないしは支持ブラケッ
ト6における脚部8側が位置するようにした状態で挿入
部11をマンホール蓋30における鉤穴31に挿入す
る。因みにこの操作にあたっては、本装置における支点
部4は格別使用されないから、その設定位置はいずれに
あっても差し支えない。
【0030】このようにした後、本体2における力点を
図中時計方向に引き寄せるように操作する。この操作に
よりまず本体2と支持ブラケット6との間において本体
2におけるマンホール蓋30に当接している先端部が支
点となって支持ブラケット6の下端部における回動支持
点9を図中ほぼ上方に引き上げるように作用する。この
ようにしたときにはここに回動自在に取り付けられてい
る移動用フック3は張出腕部10における回動支持点9
側が持ち上げられることにより鉤穴31内において傾く
ようになり、挿入部11における係止突起12がマンホ
ール蓋30における鉤穴31の底部において強く係合す
る状態となる。
【0031】このようにして更に本体2の引き倒しが続
けられると、本体2の支持ブラケット6の側端部あるい
は支持ブラケット6そのものがマンホール蓋30の端縁
部を押し下げるように作用し、マンホール蓋30はその
下方に挿入したコロ50を中心として他端側を持ち上げ
るように引き起こされるのである。このようにした後は
未だコロ50の挿入されていない引き上げられた側に一
本ないしは適宜の数のコロ50を挿入してマンホール蓋
30を設置位置から引き出すように扱う。
【0032】b)引き上げ操作(図7(b)参照) 以上述べた操作はマンホール蓋30における鉤穴31側
を押し下げる操作であるが、逆に鉤穴31側を引き上げ
たい場合には、図7(b)に示すように鉤穴31に対す
る挿入方向を逆にセットして行う。即ちマンホール蓋3
0の鉤穴31に対し、その下面に挿入されているコロ5
0側に本体2が位置するようにして移動用フック3にお
ける挿入部11を鉤穴31に差し込む。そしてこの際に
も同様に本体2の力点2a側を引き倒すように図7
(b)中、反時計方向に回動するときは、移動用フック
3側における本体2の先端を支点として、まず支持ブラ
ケット6の先端、即ち回動支持点9側が上方に引き起こ
されるようになり、これに伴い移動用フック3における
張出腕部10の回動支持点9側が上方に持ち上げられる
ように傾くものである。
【0033】このようにしたときは鉤穴31内に挿入さ
れている挿入部11も傾き、その先端における係止突起
12が鉤穴31の下面縁部に食い込み、移動用フック3
とマンホール蓋30との強固な係合がまずなされる。続
いて本体2の引き倒しがされるとマンホール蓋30に対
しては全体としてコロ50を中心として鉤穴31側を引
き上げる力が作用し、これによってマンホール蓋30に
おける鉤穴31側が引き上げられる。尚、コロ50を挿
入するにあたって、本項で述べた操作法のほか、例えば
鉤穴31がマンホール蓋30の直径線上の外周辺に二カ
所対設されているものにあっては、まず最初に持ち上げ
た側の鉤穴31近くにコロ50を挿入した後、他の鉤穴
31を前記ii)項で述べた手法で引き上げて、更に他の
一本のコロ50を挿入することもできる。
【0034】iv)閉口作業 このようにして開口したマンホール蓋30は、通常は作
業が終わるまで少なくとも一つのコロ50はマンホール
蓋30の下面に位置したままでマンホール穴の近傍に置
くものである。この後、これを戻すには例えば図7
(a)に示すようないわゆる反転操作法によってマンホ
ール蓋30の鉤穴31側を幾分か押し下げるとともに、
少なくとも一つのコロ50にマンホール蓋30を支承さ
せた状態でマンホール受枠側にこれを引き込むようにす
る。勿論、この戻し方向は図7(b)に示すように逆操
作するものであってももとより差し支えない。要はコロ
50を利用して少なくともマンホール蓋30がマンホー
ル受枠に片側が嵌まり込むような状態に移動させればよ
いのである。そしてこの後は通常の図6に示した引き上
げ方法によりマンホール蓋30を引き上げた状態とし
て、その下面に設けたコロ50を取外し、更に本体2の
力点2a側の押し下げを解除してマンホール蓋30を嵌
め込む。
【0035】II. その他の応用例 本発明の移動用フック3は、前述したマンホール蓋の開
閉装置1に適用できるほか、例えば図13に示すように
荷揚げ用の昇降装置1aにも適用できる。即ち図13に
示す昇降装置1aは、縦方向に配した昇降コンベヤ25
に対し、複数本のアーム26を巻回する無端帯からアタ
ッチメントとして適宜の間隔をもって取り出し、このア
ーム26の先端に本発明の移動用フック3を取り付けた
ものである。そしてこの場合の作動状態を示せば、まず
昇降コンベヤ25の最下端に位置する移動用フック3が
前記マンホール蓋の開閉装置1について説明したのと同
様に荷物Aの受入孔32に作用し、この受入孔32と係
合することにより荷物Aを保持し、昇降コンベヤ25の
駆動に伴って上方の所定の荷揚げ位置まで荷物Aを移載
する。
【0036】また昇降装置1aとしては、図14(a)
に示すようにシリンダ27を用いてシリンダ27のロッ
ド28の先端に本発明の移動用フック3を設けることも
できる。この場合にはシリンダ27のロッド28が伸張
した状態において荷物Aの受入孔32に移動用フック3
が係合し、係合状態を保ったまま、シリンダ27のロッ
ド28が収縮し、上方の所定荷揚げ位置まで荷物Aを移
載するようにすることもできる。
【0037】また移動用フック3によ荷揚げされる荷物
Aとしては、図15に示すようなロール状原紙40も適
用でき、このようなロール状原紙40を吊り上げるに際
しては、ロール状原紙40の芯体41に形成される段差
孔42を利用し、その段差部43に本発明の移動用フッ
ク3を係合させるようにするのである。
【0038】
【発明の効果】本発明の移動用フック3は以上のべたよ
うな構成を有するものであって、以下のような効果を発
揮する。即ち本発明の移動用フック3は、支持部材に対
し張出腕部10を回動自在に設け、このものの先端に挿
入部11を設けるようにしているから、回動支持点9を
中心としてその自重等により回動し、挿入部11に形成
された係止突起12が受入部の縁部に作用し、係合状態
を形成しているから、極めて簡単な構造で且つ小孔の受
入部であっても適用できる。
【0039】そして本発明の移動用フック3をマンホー
ル蓋の開閉装置1に適用した場合には、重く且つ強く固
着した状態のマンホール蓋を極めて少ない力で縁切り
し、且つ外すことができ、作業者の労力軽減並びに安全
な作業をもたらし、従来生じていた労働災害や、この種
の重労働を行う作業者の雇用の促進にも寄与できる。更
に本発明の移動用フック3を用いた場合には、いわゆる
ピックホールタイプの鉤穴を有するマンホール蓋をも開
閉できることとなり、ほとんどすべての貫通穴タイプの
マンホール蓋に対応できる。
【0040】このほか、本発明の移動用フック3は、ク
レーンや荷揚げ用のリフタ等各種の昇降、搬送機に適用
でき、汎用性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明たる移動用フックを適用したマンホール
蓋の開閉装置を示す斜視図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】本発明の移動用フック並びに支点部を示す拡大
分解斜視図である。
【図4】移動用フックの一部破断側面図である。
【図5】縁切作業における使用状態を示す側面図であ
る。
【図6】マンホール蓋の引き上げ作業を示す側面図であ
る。
【図7】マンホール蓋の開閉装置の他の使用法である反
転操作法を示す側面図である。
【図8】各種のマンホール蓋における鉤穴との係合状態
を示す平面図である。
【図9】支点部の他の実施例を示す骨格的側面図であ
る。
【図10】本発明の処理対象の一例たるマンホール蓋に
おける各種の鉤穴を一つのマンホール蓋上に示し、併せ
それぞれの鉤穴に適応する移動用フックを示す説明図で
ある。
【図11】移動用フックの他の実施例を示す側面図であ
る。
【図12】マンホール蓋を開閉する際の梃子の作用図で
ある。
【図13】本発明の移動用フックの他の応用例を示す説
明図である。
【図14】同上更に他の応用例を示す説明図である。
【図15】ロール状原紙の移載を行う場合の係合状態を
示す骨格的中央縦断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール蓋の開閉装置 1a 昇降装置 2 本体 2a 力点 2b ハンドル 2c 支点調節部 3 移動用フック 4 支点部 6 支持ブラケット 7 固定部 8 脚部 9 回動支持点 10 張出腕部 11 挿入部 12 係止突起 13 フック 14 ボルト・ナット 15 支点ブラケット 15´ 支点ブラケット 15a 支点 15b 支点 16 車輪 17 固定部 18 脚部 19 車軸 20 メネジ 21 ロックボルト 23 スナップピン 25 昇降コンベヤ 26 アーム 27 シリンダ 28 ロッド 29 シャトルコンベヤ 30 マンホール蓋 31 鉤穴 31a 鉤穴 31b 鉤穴 31c 鉤穴 31d 鉤穴 31e 鉤穴 31f 鉤穴 32 受入孔 40 ロール状原紙 41 芯体 42 段差孔 43 段差部 45 吊鉤 46 係止突起 47 フック部 50 コロ A 荷物 S セットスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E02D 29/12 B 9126−2D

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 適宜の移動部材に対し、移動方向と直交
    する回動支持点において接続される係止部材において、
    この係止部材は,張出腕部と張出腕部から引込方向と反
    対方向であって前記回動支持点とは離れた位置から伸び
    る挿入部とを具え、且つこの挿入部における回動支持点
    側には係止部を具えていることを特徴とする移動用フッ
    ク。
JP3348794A 1991-12-05 1991-12-05 移動用フツク Pending JPH0532308A (ja)

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JP59258799A Division JPS61137926A (ja) 1984-12-07 1984-12-07 マンホ−ル蓋の開閉装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079494A (ja) * 2006-08-24 2008-04-03 Matsushita Electric Works Ltd 防滴プレート
KR20190007756A (ko) * 2017-07-13 2019-01-23 정승훈 덮개 개폐 장치 및 이를 이용한 덮개 개폐 방법
JP2023180744A (ja) * 2022-06-10 2023-12-21 鴻池運輸株式会社 手鉤具

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