JPH0532517Y2 - - Google Patents
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- JPH0532517Y2 JPH0532517Y2 JP1987140557U JP14055787U JPH0532517Y2 JP H0532517 Y2 JPH0532517 Y2 JP H0532517Y2 JP 1987140557 U JP1987140557 U JP 1987140557U JP 14055787 U JP14055787 U JP 14055787U JP H0532517 Y2 JPH0532517 Y2 JP H0532517Y2
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Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は発熱体を備えた防寒具に係り、特に、
熱源としてアルコールの酸化分解熱を利用した防
寒具に関する。
熱源としてアルコールの酸化分解熱を利用した防
寒具に関する。
「従来の技術」
防寒具として使用される防止、衣服、テント等
は、表地と裏地との間に、熱の通過を遮断する断
熱層が介在されて、内部の熱を外部に逃さないよ
うにするとともに、外部の冷気の侵入を阻止する
ようにしている。
は、表地と裏地との間に、熱の通過を遮断する断
熱層が介在されて、内部の熱を外部に逃さないよ
うにするとともに、外部の冷気の侵入を阻止する
ようにしている。
「考案が解決しようとする問題点」
しかしながら、前記断熱層の材料や厚さ等は、
機動性、軽さ等の要求からくる制限があり、この
ため、断熱効果の向上にも限界が生じて、厳寒時
等には補助的にカイロや暖房器具等を併用する必
要があつた。
機動性、軽さ等の要求からくる制限があり、この
ため、断熱効果の向上にも限界が生じて、厳寒時
等には補助的にカイロや暖房器具等を併用する必
要があつた。
本考案は前記事情に鑑みて提案されたもので、
特別な温熱器具を必要としないで身体を暖めるこ
とができるとともに、機動性等にも優れる防寒具
の提供を目的とする。
特別な温熱器具を必要としないで身体を暖めるこ
とができるとともに、機動性等にも優れる防寒具
の提供を目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、内表面を形成する裏地に伝熱層が積
層されるとともに、該伝熱層の表面の少なくとも
一部に、アルコール酸化分解用の触媒が塗布され
た多孔質セラミツクスが固着され、該セラミツク
スに、アルコールを充填した燃料容器が連設さ
れ、該燃料容器には、セラミツクスと対向させら
れる蒸発ガス流出口と、栓により開閉可能なアル
コール注入口とが形成されていることを特徴とす
るものである。
層されるとともに、該伝熱層の表面の少なくとも
一部に、アルコール酸化分解用の触媒が塗布され
た多孔質セラミツクスが固着され、該セラミツク
スに、アルコールを充填した燃料容器が連設さ
れ、該燃料容器には、セラミツクスと対向させら
れる蒸発ガス流出口と、栓により開閉可能なアル
コール注入口とが形成されていることを特徴とす
るものである。
「作用」
本考案の防寒具は、燃料容器にアルコールを充
填すると、その蒸発ガスが蒸発ガス流出口から流
出してセラミツクスに接触し、該セラミツクス表
面の触媒の働きにより酸化分解反応を生じて、発
熱する。そして、その熱は、セラミツクスに連設
されている伝熱層を面方向に伝わつて、該伝熱層
全体を速やかに昇温させるものである。この場
合、多孔質セラミツクスにより大きな触媒反応面
積が確保され、小型のものであつても有効な発熱
作用を生じさせることができる。
填すると、その蒸発ガスが蒸発ガス流出口から流
出してセラミツクスに接触し、該セラミツクス表
面の触媒の働きにより酸化分解反応を生じて、発
熱する。そして、その熱は、セラミツクスに連設
されている伝熱層を面方向に伝わつて、該伝熱層
全体を速やかに昇温させるものである。この場
合、多孔質セラミツクスにより大きな触媒反応面
積が確保され、小型のものであつても有効な発熱
作用を生じさせることができる。
「実施例」
以下、本考案の防寒具の実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は防寒具が防止である本考案の第1実施
例を示している。この防寒具は、頭頂部1、つば
部2、耳当て部3から構成され、頭頂部1および
耳当て部3が、裏地4に、アルミニウム箔等の伝
熱層5、断熱層6、表地7が順次積層された構成
とされ、前記つば部2との接続部付近において、
伝熱層5の外側表面に、アルミナ系等のセラミツ
クス8が前記接続部の長さ方向に相互間隔をおい
て複数固着されている。これらセラミツクス8
は、ブロツク状に形成されるとともに、ハニカム
状等に多数の孔が形成されて、多孔質に構成され
ており、表面に白金黒(塩化白金酸塩を還元して
得た黒色の白金微粉)等の触媒が塗布されてい
る。
例を示している。この防寒具は、頭頂部1、つば
部2、耳当て部3から構成され、頭頂部1および
耳当て部3が、裏地4に、アルミニウム箔等の伝
熱層5、断熱層6、表地7が順次積層された構成
とされ、前記つば部2との接続部付近において、
伝熱層5の外側表面に、アルミナ系等のセラミツ
クス8が前記接続部の長さ方向に相互間隔をおい
て複数固着されている。これらセラミツクス8
は、ブロツク状に形成されるとともに、ハニカム
状等に多数の孔が形成されて、多孔質に構成され
ており、表面に白金黒(塩化白金酸塩を還元して
得た黒色の白金微粉)等の触媒が塗布されてい
る。
一方、つば部2には燃料容器9が収納されてい
る。該燃料容器9は、プラスチツクと金属箔との
ラミネート材等が使用され、内部に、メチルアル
コール、エチルアルコール等のアルコール(メチ
ルアルコールの方が好ましい)を含浸させた綿、
不織布等の綿状体10が充填されており、頭頂部
1との接続部においては、前記セラミツクス8と
対向させられる蒸発ガス流出口11が形成されて
いる。また、つば部2の上面には、燃料容器9の
アルコール注入口12を密封する栓13が着脱可
能に取り付けられている。
る。該燃料容器9は、プラスチツクと金属箔との
ラミネート材等が使用され、内部に、メチルアル
コール、エチルアルコール等のアルコール(メチ
ルアルコールの方が好ましい)を含浸させた綿、
不織布等の綿状体10が充填されており、頭頂部
1との接続部においては、前記セラミツクス8と
対向させられる蒸発ガス流出口11が形成されて
いる。また、つば部2の上面には、燃料容器9の
アルコール注入口12を密封する栓13が着脱可
能に取り付けられている。
なお、前記裏地4および表地7は、アルコール
の酸化に必要な酸素、および酸化により生成する
水蒸気、二酸化炭素を通すが、分子量の大きなア
ルコールは通さないような選択的透過膜が使用さ
れる。
の酸化に必要な酸素、および酸化により生成する
水蒸気、二酸化炭素を通すが、分子量の大きなア
ルコールは通さないような選択的透過膜が使用さ
れる。
このように構成した防寒具は、燃料容器9にア
ルコール注入口12からアルコールを充填する
と、その蒸発ガスが蒸発ガス流出口11から流出
して、セラミツクス8に接触することにより、該
蒸発ガスが空気中の酸素と接触して酸化し、セラ
ミツクス8に塗布した触媒の働きにより酸化分解
反応を促進させて、発熱し、その熱が伝熱層5を
面方向に速やかに伝導して、頭頂部1および耳当
て部3全面を均一に昇温させるものである。この
場合、セラミツクス8を多孔質に形成したことに
より、大きな触媒反応面積が確保され、小型のも
のであつても有効な発熱作用を生じさせることが
できる。例えば、セラミツクス8の反応表面積を
約10m2/gとするとともに、該セラミツクス1g
当たり約10mgの触媒を塗布して、燃料容器9にア
ルコール20c.c.程度充填して使用すると、約150℃
で6時間持続して発熱させることができる。この
場合、反応面積、触媒の量等は必要とする発熱温
度、持続時間等に応じて設定すればよい。
ルコール注入口12からアルコールを充填する
と、その蒸発ガスが蒸発ガス流出口11から流出
して、セラミツクス8に接触することにより、該
蒸発ガスが空気中の酸素と接触して酸化し、セラ
ミツクス8に塗布した触媒の働きにより酸化分解
反応を促進させて、発熱し、その熱が伝熱層5を
面方向に速やかに伝導して、頭頂部1および耳当
て部3全面を均一に昇温させるものである。この
場合、セラミツクス8を多孔質に形成したことに
より、大きな触媒反応面積が確保され、小型のも
のであつても有効な発熱作用を生じさせることが
できる。例えば、セラミツクス8の反応表面積を
約10m2/gとするとともに、該セラミツクス1g
当たり約10mgの触媒を塗布して、燃料容器9にア
ルコール20c.c.程度充填して使用すると、約150℃
で6時間持続して発熱させることができる。この
場合、反応面積、触媒の量等は必要とする発熱温
度、持続時間等に応じて設定すればよい。
このように、防寒具事態に発熱機能が付与され
るので、身体を暖めることができ、しかも、その
熱源として炎の生じないアルコールの酸化分解熱
を利用しているから、安全である。また、燃料容
器9のアルコール注入口12からアルコールを補
充することにより、繰り返し使用が可能である。
るので、身体を暖めることができ、しかも、その
熱源として炎の生じないアルコールの酸化分解熱
を利用しているから、安全である。また、燃料容
器9のアルコール注入口12からアルコールを補
充することにより、繰り返し使用が可能である。
また、第2図は防寒具が衣服である本考案の第
2実施例を示しており、この防寒具は、例えば背
中の部分の裏地4全面に伝熱層5が積層されると
ともに、該伝熱層5の外側表面に、面方向に均一
に分散するように適宜間隔をおいて複数のセラミ
ツクス8が固着されており、燃料容器15も伝熱
層5全面を覆うように設けられて、各セラミツク
ス8に対向する蒸発ガス流出口11が形成されて
いるものである。そして、燃料容器15のアルコ
ール注入口12は、背中の部分の上部に適宜の個
数設けられ、着脱可能な栓13により密封されて
いる。なお、表地7と裏地4は、第1実施例と同
じ選択的透過膜が使用される。
2実施例を示しており、この防寒具は、例えば背
中の部分の裏地4全面に伝熱層5が積層されると
ともに、該伝熱層5の外側表面に、面方向に均一
に分散するように適宜間隔をおいて複数のセラミ
ツクス8が固着されており、燃料容器15も伝熱
層5全面を覆うように設けられて、各セラミツク
ス8に対向する蒸発ガス流出口11が形成されて
いるものである。そして、燃料容器15のアルコ
ール注入口12は、背中の部分の上部に適宜の個
数設けられ、着脱可能な栓13により密封されて
いる。なお、表地7と裏地4は、第1実施例と同
じ選択的透過膜が使用される。
したがつて、この防寒具は、伝熱層5の全面に
均一に配設されたセラミツクス8の部分で発熱作
用を生じて、伝熱層5全面を加熱し、身体を背中
の部分から均一に暖めることができるものであ
る。なお、衣服に本考案を適用する場合、背中以
外にも、胸部、脚部、足部、腰部、ポケツト、ズ
ボン等必要な部分に適用すればよい。
均一に配設されたセラミツクス8の部分で発熱作
用を生じて、伝熱層5全面を加熱し、身体を背中
の部分から均一に暖めることができるものであ
る。なお、衣服に本考案を適用する場合、背中以
外にも、胸部、脚部、足部、腰部、ポケツト、ズ
ボン等必要な部分に適用すればよい。
さらに、第3図は防寒具がテントである本考案
の第3実施例を示している。この防寒具は、グラ
ンドシート部20を除く屋根21等の部分は、裏
地4に伝熱層5、断熱層6、表地7を順次積層し
た構成とされているが、グランドシート部20
は、裏地4に積層した伝熱層5に複数のセラミツ
クス8が固着されるとともに、伝熱層5全面を覆
うように燃料容器22が設けられている。この場
合、アルコール注入口12は側部等の露出部分に
設けられる。
の第3実施例を示している。この防寒具は、グラ
ンドシート部20を除く屋根21等の部分は、裏
地4に伝熱層5、断熱層6、表地7を順次積層し
た構成とされているが、グランドシート部20
は、裏地4に積層した伝熱層5に複数のセラミツ
クス8が固着されるとともに、伝熱層5全面を覆
うように燃料容器22が設けられている。この場
合、アルコール注入口12は側部等の露出部分に
設けられる。
すなわち、この防寒具は、テントのグランドシ
ート部20に発熱機能を付与して、伝熱層5によ
り全面を加熱するようにしたものであり、排気の
必要なストーブ等を使用することなく有効に暖房
することができる。この場合、屋根21等に局部
的に窓を形成するなどの変更は任意である。
ート部20に発熱機能を付与して、伝熱層5によ
り全面を加熱するようにしたものであり、排気の
必要なストーブ等を使用することなく有効に暖房
することができる。この場合、屋根21等に局部
的に窓を形成するなどの変更は任意である。
なお、本考案において、セラミツクスは必ずし
も焼結したものを使用する必要はなく、触媒を担
持させた粒子の集合体でもよい。この場合、該粒
子よりも小さいメツシユのケースに入れて集合体
を保持すればよい。また、前記各実施例の他に
も、手袋、腹巻き、くつ等にも本考案を適用する
ことができ、この場合、燃料容器は、伝熱層の全
面に設けてもよいし、局部的に設けてもよく、例
えばくつに適用する場合であると、その側方部の
部分に収納するようにしてもよい。
も焼結したものを使用する必要はなく、触媒を担
持させた粒子の集合体でもよい。この場合、該粒
子よりも小さいメツシユのケースに入れて集合体
を保持すればよい。また、前記各実施例の他に
も、手袋、腹巻き、くつ等にも本考案を適用する
ことができ、この場合、燃料容器は、伝熱層の全
面に設けてもよいし、局部的に設けてもよく、例
えばくつに適用する場合であると、その側方部の
部分に収納するようにしてもよい。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案の防寒具によれ
ば、次のような効果を奏することができる。
ば、次のような効果を奏することができる。
(i) 防寒具自体が発熱機能を有しているから、防
寒はもちろん、特別の温熱器具を使用すること
なく身体を暖めることができる。
寒はもちろん、特別の温熱器具を使用すること
なく身体を暖めることができる。
(ii) 熱源として炎のないアルコールの酸化分解熱
を利用しているから、安全であるとともに、電
源接続コード等が不要で、取り扱い性が良い。
を利用しているから、安全であるとともに、電
源接続コード等が不要で、取り扱い性が良い。
(iii) アルコールの蒸発ガスを酸化分解させるよう
にしているから、長時間安定した発熱を生じさ
せることができる。
にしているから、長時間安定した発熱を生じさ
せることができる。
(iv) セラミツクスを多孔質に形成して、触媒を塗
布しているから、その反応面積を大きく確保し
得て、小型軽量化を図ることができ、身体に取
り付け機動性を損なうことがないとともに、携
帯にも便利である。
布しているから、その反応面積を大きく確保し
得て、小型軽量化を図ることができ、身体に取
り付け機動性を損なうことがないとともに、携
帯にも便利である。
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断面図、
第2図は第2実施例を示す一部を断面にした斜視
図、第3図は第3実施例を示す一部を断面にした
斜視図である。 1……頭頂部、2……つば部、3……耳当て
部、4……裏地、5……伝熱層、6……断熱層、
7……表地、8……セラミツクス、9……燃料容
器、10……綿状体、11……蒸発ガス流出口、
12……アルコール注入口、13……栓、15…
…燃料容器、20……グランドシート部、21…
…屋根、22……燃料容器。
第2図は第2実施例を示す一部を断面にした斜視
図、第3図は第3実施例を示す一部を断面にした
斜視図である。 1……頭頂部、2……つば部、3……耳当て
部、4……裏地、5……伝熱層、6……断熱層、
7……表地、8……セラミツクス、9……燃料容
器、10……綿状体、11……蒸発ガス流出口、
12……アルコール注入口、13……栓、15…
…燃料容器、20……グランドシート部、21…
…屋根、22……燃料容器。
Claims (1)
- 内表面を形成する裏地に伝熱層が積層されると
ともに、該伝熱層の表面の少なくとも一部に、ア
ルコール酸化分解用の触媒が塗布された多孔質セ
ラミツクスが固着され、該セラミツクスに、アル
コールを充填した燃料容器が連設され、該燃料容
器には、セラミツクスと対向させられる蒸発ガス
流出口と、栓により開閉可能なアルコール注入口
とが形成されていることを特徴とする防寒具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987140557U JPH0532517Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987140557U JPH0532517Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445748U JPS6445748U (ja) | 1989-03-20 |
| JPH0532517Y2 true JPH0532517Y2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=31404838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987140557U Expired - Lifetime JPH0532517Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532517Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP1987140557U patent/JPH0532517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6445748U (ja) | 1989-03-20 |
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