JPH0532560Y2 - - Google Patents

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JPH0532560Y2
JPH0532560Y2 JP6175687U JP6175687U JPH0532560Y2 JP H0532560 Y2 JPH0532560 Y2 JP H0532560Y2 JP 6175687 U JP6175687 U JP 6175687U JP 6175687 U JP6175687 U JP 6175687U JP H0532560 Y2 JPH0532560 Y2 JP H0532560Y2
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cross
fiber
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cotton
insect
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案はダニなどの住居衛生害虫を忌避する防
虫ふとん綿に関する。 〔従来の技術〕 ダニなどの住居衛生害虫は古くはDDTなどの
殺虫剤を使用し、最近でも、プレミアムマラソ
ン、DDVP、フエニトロチオン、ダイアジノン、
フエニトロチオンなどの殺虫剤を散布し駆除して
いるのが実情である。 ところが、安全性、臭気などの面から、業界で
はより手軽で、より安全性の高い防虫素材の出現
を強く要望している。特にふとん綿にに関しては
安全性が高く、しかもいやな臭気もなく、かつ防
虫効果の高いものが望まれている。 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案はこのような背景のもとに、より安全性
が高く、しかも、いやな臭気のない耐久性のある
防虫ふとん綿の提供を目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、前述の目的を達成するために、次の
如き構成を有する。 すなわち、繊維断面の先端突起部分間を直線で
結び囲まれた凹部の面積S1に対する、繊維の断
面積S2との比率が0.30〜0.85である異形断面を
有するポリエステル繊維の該凹部に第4級アンモ
ニウム塩基含有オレガノシリコーンを付着せしめ
てなる綿成分を含有することを特徴とする防虫ふ
とん綿である。 本考案をさらに詳細に説明する。 第1図ないし第4図は本考案に用いる繊維の断
面形状を例示したものである。 これらの図において、Aは繊維の断面形状を示
し、ハツチングした部分はその繊維の断面積S2
を示す。Bは繊維断面における先端突起部1間を
補助直線2で結び、これらの補助直線2と繊維の
外周縁で囲まれた部分の面積S1(ハツチングし
た部分)を示す。またCは防虫処理剤3が繊維に
付着した状態を示す。 本考案において繊維断面における両者の面積比
S2/S1を0.30〜0.85となした異形断面形状の
繊維をふとん綿となすものである。 なお、この両者の面積比S2/S1が0.30以下
の場合は、後述するシリコーン系防虫処理剤の付
着効果が大きく、防虫性能面では好ましいが、ポ
リエステル繊維を紡糸、延伸して製造する場合、
繊維形状のコントロール、強伸度などの基本物性
を維持することが困難であり、また、ふとん綿と
しての必要特性である嵩高圧縮回復特性が悪く好
ましくない。 一方、前記の面積比S2/S1が0.85以上であ
れば、紡糸、延伸する場合のトラブルは、ほとん
ど発生せず、繊維物性にも大きな問題は発生しな
いが、後述する防虫処理剤であるシリコーン系防
虫処理剤の付着効果が小さく、特にレンタルふと
んなどの場合、洗濯を実施する関係上、付着せし
めたシリコーン系防虫処理剤が容易に脱落する傾
向を示し、本考案の目的とする耐久性に富んだ防
虫性能を有するふとん綿とすることが難しい。 したがつて本考案では、前記の面積比S2/S
1が0.30〜0.85であることが必須であり、より好
ましくは、0.50〜0.80が本考案の目的を満足させ
る上で望ましい。 なお、本考案にいう断面積比の求め方として
は、各々の面積を面積計で求める方法、さらに簡
便法としては、均質な紙に断面を拡大表示し、カ
ツターで切り取り重量比で算出する方法がある
が、一般に後者の方法がよく採用されている。 第1図ないし第4図のA,Bに示したものから
断面積比を後者の方法で求めたところ、各々
0.64、0.75、0.69、0.78であつた。 次に、本考案にいう第4級アンモニウム塩基を
有するオルガノシリコーンとは、第3級窒素含有
基(例えばジアルキル置換アミノアルキル基)を
有するシロキサン単位をもつジオルガノポリシロ
キサンを4級化した構造のオルガノシリコーン 一般式〔(R)3si−R1−N(R2o(R33〜o〕X (ただし、Rはアルコキシ基、ハロゲン原子ま
たはアシル基であつて、1個はヒドロキシル基で
あつてもよい。Rは置換または非置換の炭素原子
数が20以下の2価の炭化水素基または酸素原子、
窒素原子を含有する炭素原子数が20以下の2価の
炭化水素基であつてもよい。Rは低級アルキル
基、Rは炭素原子数が1〜20のアルキル基、アル
ケニル基、環状脂肪族炭化水素基、芳香族基、ア
ルカリル基である。nは1〜3の正の整数、Xは
アニオン例えば塩素原子、臭気原子等である。)
で例示される。 さらに具体的には、 (ただし、nは16〜20) などがある。 かかる第4級アンモニウム塩基を有するオルガ
ノシリコーンを、異形断面形状を有するポリエス
テル繊維に処理し、主に繊維断面の凹部分に多く
付着せしめるが、これは、防虫処理剤をブロツク
状に量的にまとめて付着せしめることにより、防
虫効果を高めるばかりでなく、前述したようにレ
ンタルふとんなどの場合は洗濯による性能の耐久
性も向上させる効果がある。なお、繊維断面形状
との関係においては、面積比S2/S1が0.30〜
0.85が好ましいと、記載したが、特に、防虫効果
を高め、さらに洗濯耐久性を高めるためには、断
面形状の凹部が鋭角に、繊維断面内部に入つてい
ることが防虫処理剤をブロツク的に、量的にまと
まつて付着させ、防虫効果の助長、耐久性の向上
をはかる上で好ましい。繊維断面に付着している
第4級アンモニウム塩基を有するオルガノシリコ
ーンは第1図ないし第4図Cに示した如く、繊維
断面形状にくぼみがあり、その出口部分が狭い形
のものも、本考案の目的を達成する上で好まし
い。 かかる断面形状を有するポリエステル繊維に対
する該防虫効果を有する第4級アンモニウム塩基
型オルガノシリコーンの付着量としては0.2〜3.0
重量%が好ましい。この付着量が0.2重量%以下
であれば、本考案の目的とする防虫効果を付与す
ることが難しく、また3.0重量%以上であれば、
ふとん綿のすべりが大きくなり、ふとん綿のふと
ん内移動が大きくなりすぎて、実用上好ましくな
いばかりでなく、コスト面でも不利になる。した
がつて、本考案では0.2〜3.0%の付着で、良好な
防虫効果を有する洗濯耐久性の優れたふとん綿の
提供が可能になる。 上記の防虫処理されたポリエステル繊維は少な
くとも30%、好ましくは50%以上の割合で他のふ
とん綿に混綿することで防虫ふとんを形成する。 他のふとん綿としては、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維、あ
るいは木綿などの天然繊維、および、これらの混
交品などが挙げられる。勿論防虫ふとん綿はふと
んシートの上面または下面の一方に偏つて分布さ
せて用いる方が効果上好ましい。適用の仕方に
は、かかる防虫ふとん綿を用いてなる糸条で網状
物、編織物状物となして、ふとん中または下敷き
として挿入することもできる。 なお、該防虫処理剤の繊維に対する付着手段と
しては、ポリエステル繊維の製造段階において、
紡糸、延伸後、スプレー方式、デツプ方式などで
付与した後、熱処理する方法、あるいは、トウ、
ステープル形状でデツプ、スプレー方式で付与し
た後、乾燥あるいは熱処理する方法などがある。 また、合成繊維の場合は、繊度は5〜30デニー
ルでカツト長は50〜110mmのものがよい。 次に本考案で用いた防虫効果の評価法について
説明する。 飼料誘引法を用いた、高さ30mm直径200mmのシ
ヤーレにダニ繁殖中の粉末飼料(日本クレア(株)
CE−2.)を出来るだけ均一にひろげ、この上に
1gの無処理の綿と防虫処理した綿をそれぞれ8
cm×8cmの大きさに広げ左右対称に一枚づづ置い
た。この綿の上中央に高さ1.4cm、直径2.8cmの容
器にダニのまつたく入つていない粉末飼料(水分
15%)1.0gを入れたものを置き、室温25℃±2
℃湿度70〜80%の範囲に調節したふ卵器に入れ40
時間放置した後に、容器の中の飼料中に這入した
ダニ数を食塩水浮遊法でかぞえ忌避率を求めて防
虫効果を評価した。忌避率とは、以下の式で算出
した。忌避率の数字が大きい程防虫効果がある。 忌避率(%)=(x−y)/x×100 式中:x=無処理の綿のダニ数 y=防虫処理綿のダニ数 以下、実施例により本考案を説明する。 [実施例] 実施例 1 第4図に示したような断面形状を有する10デニ
ール×68mm系ポリエステル系合成繊維から成るふ
とん綿に 水溶液をパツド−ドライ方式で付与し、固形分付
着量にして1.1重量%付与した原綿を得た。 この物はケナガコナダニの忌避効果が高く、洗
濯耐久性にも優れていた。 次に比較例として繊維断面形状の丸形のものに
凹部のない三角断面、四角断面のポリエステル系
合成繊維からなる10デニール×101mmのふとん綿
に実施例と同様の方法で防虫剤を処理し、(比較
例A,B,C)防虫効果、耐久性を評価した。こ
れらの結果を第1表に示した。 さらに比較例として、実施例1中のシリコーン
系防虫剤に代えて、一般に抗菌性があるといわれ
ているクロルヘキシジン、2,4,4′−トリクロ
ロ−2′ハイドロキシジフエニールエーテル、硫化
第二銅の非イオン系界面活性剤ならびにプロピル
アルコールによる乳化分散液を用い、あとは実施
例1と同様に処理したが、防虫効果、耐久性は次
表に示すとおりであり、本考案の目的を満足さす
ものではなかつた(比較例D〜F)。
【表】
【表】 実施例 2 繊維断面形状が図1に示す如き形状を有する15
デニール×76mmのポリエステル系合成繊維からな
る、ふとん綿(断面積比S2/S1=0.64)に次
式で示される第4級アンモニウム塩型オルガノシ
リコーンをスプレー法で付与した後155℃で10分
間熱処理を施し、固形分付着量にして1.2重量%
のふとん綿を作成した。 このものは、極めて高い防虫効果を有し、洗濯
耐久性もあつた。 次に比較として、実施例2中の防虫剤の固形分
付着量を0.1重量%のもの、および3.5重量%のも
のを試作したが、前者は、防虫効果が乏しく、後
者は、ふとんを作成し実用性を検討したが、ふと
ん綿の局部移動が大きく、実用性のないものにな
つた。 [考案の効果] 以上、実施例からも明らかなように、本考案に
係る防虫ふとん綿は断面形状が特定された異形断
面繊維において、第4級アンモニウム塩基を有す
るオルガノシリコーンを付着せしめることによつ
て、防虫効果の高い、耐久性の優れた有用なふと
ん綿を提供することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に用いる繊維の断
面形状を例示したものである。これらの図におい
て、Aは繊維の断面形状を示し、ハツチングした
部分はその繊維の断面積S2を示す。Bは繊維断
面における先端突起部間を補助直線で結び、これ
らの補助直線と繊維の外周縁で囲まれた部分の面
積S1(ハツチングした部分)を示す。またCは
防虫処理剤が繊維に付着した状態を示す。 1……先端突起部、2……補助直線、3……防
虫処理剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 繊維断面の先端突起部分間を直線で結び囲まれ
    た凹部の面積S1に対する、繊維の断面積S2と
    の比率が0.30〜0.85である異形断面を有するポリ
    エステル繊維の該凹部に第4級アンモニウム塩基
    含有オルガノシリコーンを付着せしめてなる綿成
    分を有することを特徴とする防虫ふとん綿。
JP6175687U 1987-04-23 1987-04-23 Expired - Lifetime JPH0532560Y2 (ja)

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JPS63170494U JPS63170494U (ja) 1988-11-07
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