JPH0532605Y2 - - Google Patents

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JPH0532605Y2
JPH0532605Y2 JP3407686U JP3407686U JPH0532605Y2 JP H0532605 Y2 JPH0532605 Y2 JP H0532605Y2 JP 3407686 U JP3407686 U JP 3407686U JP 3407686 U JP3407686 U JP 3407686U JP H0532605 Y2 JPH0532605 Y2 JP H0532605Y2
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opener lever
lever
opener
arm portion
remote control
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のバツクドアにおけるドアロ
ツクのリモコン装置に関する。
(従来の技術) バツクドアロツクのリモコン装置に関し、例え
ば本出願人が特願昭60−158698号(特開昭62−
21975号)によつて先に提案したものや、従来よ
り「トヨタハイエース新型車解説書」(トヨタ自
動車(株)サービス部、昭和58年2月21日再版、
P322参照)に記載されたものが知られている。
これらの従来装置は、ベースに軸支したオープ
ナレバーの一端にロツク装置が連結され、このオ
ープナレバーをアウトドアハンドルやインナドア
ハンドル等によつて下方向に回動させて、この回
動に連動してロツク装置を解錠させる構造となつ
ていた。
この場合、オープナレバーの下方回動に連動し
てロツク装置が解錠し、かつこのオープナレバー
が車体前後方向に対して垂直に起立するように取
付けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、これらの従来装置には、自動車
の後面衝突時におけるバツクドアの開放防止手段
は設けられておらず、このため、後面衝突による
衝撃力が、オープナレバー等、リモコン装置の各
部に、オープナレバーを下方向移動させる方向に
作用した場合には、このオープナレバーの下方向
回動に連動してロツク装置が解錠し、バツクドア
が開放してしまうことがあるという問題があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、そのために本考案のリ
モコン装置では、ドアパネルの内面にベースが取
付けられ、該ベースには支軸を介してオープナレ
バーが左側位置と右側位置との間を移動可能で、
上下方向に回動可能に軸支され、オープナレバー
に該オープナレバーを左側位置と右側位置に可逆
的に付勢するターンオーバスプリングが設けら
れ、ドアには、前記オープナレバーの下方向回動
によつて解錠するように該オープナレバーに連結
されたロツク装置と、オープナレバーを左右方向
に移動させるように該オープナレバーに連結され
たキー操作装置と、オープナレバーが左右いずれ
か一方の位置にあるときは押圧レバーがオープナ
レバーに設けたキツク部に対向し、他方の位置に
あるときは押圧レバーがキツク部に非対向するア
ウタハンドルとが備えられたバツクドアロツクの
リモコン装置において、前記オープナレバーの支
軸を境とした左側腕部分と右側腕部分のうち、回
動モーメントが大きい側の腕部分にロツク装置が
連結されているときは、前記オープナレバーの支
軸が車体前後方向に対して後下がりに設けられ
て、オープナレバーが上縁側を後向きにした傾斜
状態に取付けられ、又、回動モーメントが小さい
側の腕部分にロツク装置が連結されているとき
は、オープナレバーの支軸が車体前後方向に対し
て前下がりに設けられて、オープナレバーが上縁
側を前向きにした傾斜状態に取付けられた構成と
した。
(作用) 自動車の後面衝突によりバツクドアに車体後方
から前方に向けて衝撃力が加わると、オープナレ
バー等、リモコン装置の各部には相対的に後向き
の慣性力が生じる。
このとき、支軸が車体前後方向に対し傾斜して
設けられ、この支軸にオープナレバーが傾斜状態
に取付けられていると、この慣性力は支軸の軸方
向に向かう分力と、該支軸の軸直角方向となるオ
ープナレバーの傾斜に沿つた斜め方向の分力に分
けられる。
支軸方向の分力は、ベースを介してドアパネル
で受け止められるが、傾斜に沿つた斜め方向の分
力は、オープナレバーの支軸を境とした左側腕部
分と右側腕部分の重心にそれぞれ働いて、両側の
腕部分にそれぞれ先端側を上下同方向に回動させ
る向きの回動モーメントを生じさせる。
この場合、両方の腕部分の回動モーメントが等
しいと、それぞれの回動モーメントが打ち消し合
つてオープナレバーは回動せず、両方の腕部分の
回動モーメントが異なる場合は、その回動モーメ
ントが大きい方の腕部分がその回動モーメントが
勝る分だけ、その回動モーメントの方向への力が
腕部分の先端に動くことになる。
従つて、第9図に示すように、オープナレバー
100の回動モーメントが大きい側の腕部分10
2(左側腕部分)にロツク装置104が、該左側
腕部分102の下方向回動によつて解錠するよう
に連結されている場合、オープナレバー100を
上縁側が後向きになるように傾斜して取付ける
と、後向きの慣性力により該オープナレバー10
0には傾斜に沿つて上方に向かう分力が作用し、
この分力によつて左側腕部分102及び右側腕部
分106にそれぞれ先端側を上方向に回動させる
ような回動モーメントm1,m2が生じる。このと
き左側腕部分102の回動モーメントm1が右側
腕部分106の回動モーメントm2より勝ること
から、この回動モーメントm1の方向(左側腕部
分102の上方向)への力がオープナレバー10
0の先端に働く。そして、この方向がロツク装置
104を解錠する方向とは逆方向になるため、後
面衝突時のバツクドアの開放は防止される。
又、第10図に示すように、オープナレバー1
00の回動モーメントが小さい側の腕部分102
(左側腕部分)にロツク装置104が、該左側腕
部分102の下方向回動によつて解錠するように
連結されている場合、オープナレバー100を上
縁側が前向きになるように傾斜して取付けると、
後向きの慣性力により該オープナレバー100に
は傾斜に沿つて下方に向かう分力が作用し、この
分力によつて左側腕部分102及び右側腕部分1
06にそれぞれ先端側を下方向に回動させるよう
な回動モーメントm3,m4が生じる。このとき右
側腕部分106の回動モーメントm4が左側腕部
分102の回動モーメントm3より勝ることから、
この回動モーメントm4の方向(右側腕部分10
6の下方向)への力がオープナレバー100の先
端に働く。そして、この方向がロツク装置104
を解錠する方向とは逆方向となるため、後面衝突
時のバツクドアの開放は防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、ロツク装置がオープナレバーの回動モー
メントが大きい側の腕部分に連結された第1実施
例の構成を第1図〜第5図により説明する。
本実施例のリモコン装置Aは、ベース1、オー
プナレバー2、ロツク装置3、ベルクランク4、
キー操作装置5、アウタハンドル6、インナハン
ドル7を主要な構成として備えている。
ベース1は、バツクドア9のインナドアパネル
91の内面にビス11により取付けられるもの
で、上側が車体の前後方向に対して後向きに傾斜
した取付け面12が形成されている。
オープナレバー2は、細長板状に形成され、中
央部よりやや右側寄りの位置に支軸21が突設さ
れ、該支軸21をベース1に形成した横長孔13
内に摺動可能かつ回動可能に嵌合することで、該
オープナレバー2がベース1に左側位置と右側位
置との間を移動可能で、上下方向に回動可能に軸
支されている。
そして、前記支軸21はその軸方向がベース1
の取付け面12に対して直角になるように後下が
りに軸支され、これに伴ないオープナレバー2は
車体の前後方向に対して上縁側を後向きにした傾
斜状態に取付けられている。
又、このオープナレバー2の支軸21を境にし
た左側腕部分22の先端部上縁には後向きに突出
してキツク部23が形成され、かつ右側腕部分2
4の先端にはその弾性力でオープナレバー2を左
側位置(第3図)と右側位置(第5図)に可逆的
に付勢すると共に、右側腕部分24の先端を下方
向に押圧付勢するターンオーバスプリング25が
ベース1との間に設けられている。
ロツク装置3は、バツクドア9の下端部に設け
られると共に、ロツド31を介してオープナレバ
ー2の左側腕部分22の先端に連結され、該左側
腕部分22の下方向回動によつて解錠する。
尚、このロツク装置3には、解錠動作に抗する
スプリング(図示せず)が装着され、通常走行時
の上下振動等によつて解錠しないようになつてい
る。
ベルクランク4は、ベース1にピン41によつ
て軸着されると共に、三方向に延出して下向き腕
42、上向き腕43、横向き腕44が形成され、
その下向き腕42の先端が該腕42に形成した縦
長孔421とオープナレバー2に突設したピン2
6を介して該オープナレバー2の右側腕部分24
に連結されている。そして、縦長孔421の下端
にピン26が当接することでオープナレバー2の
上下方向回動を阻止している。尚、45はストツ
パ穴で、両端部がベース1に突設した係止爪14
に係合する範囲内で、ベルクランク4の回動範囲
が規制される。
キー操作装置5は、バツクドア9のアウタドア
パネル92の外面に取付けられたキーシリンダ5
1と、バツクドア9のインナドアパネル91の上
面を貫通して車内に突出したノブロツク52とを
備え、キーシリンダ51はロツド511を介して
ベルクランク4の上向き腕43に連結され、ノブ
ロツク52はロツド521を介して前記ベルクラ
ンク4の横向き腕44に連結されている。
そして、このキーシリンダ51及びノブロツク
52のキーロツクオン操作に連動するベルクラン
ク4の時計方向回動で、オープナレバー2が左側
位置に移動し、キーロクツオフ操作に連動するベ
ルクランク4の反時計方向回動で、オープナレバ
ー2が右側位置に移動する。
アウタハンドル6は、バツクドア9のアウタド
アパネル92の外面に設けられると共に、ドア内
部に貫通する押圧レバー61が設けられ、該押圧
レバー61は、前記オープナレバー2が左側位置
に移動した状態でキツク部23に対向し(第3
図)、オープナレバー2が右側位置に移動した状
態でキツク部23に非対向となる(第5図)。
そして、このアウタハンドル6は、常時は押圧
レバー61がキツク部23から離反する方向にス
プリング(図示せず)により付勢されており、オ
ープナレバー2が左側位置にある状態で、アウタ
ハンドル6をスプリングに抗して操作すると、押
圧レバー61でキツク部23が押圧されて、オー
プナレバーの左側腕部分22が下方向に回動し、
ロツド31を介してロツク装置3がスプリングに
抗して解錠方向に作動し、該ロツク装置3が解除
されバツクドア9が開放する(第4図)。尚、オ
ープナレバー2が右側位置にあるときは、押圧レ
バー61がキツク部23に対して空振りし、ロツ
ク装置3は作動しない。
インナハンドル7は、バツクドア9のインナド
アパネル91の車内側面に設けられると共に、ド
ア内部のロツド71を介してオープナレバー2の
左側腕部分22に連設され、オープナレバー2の
左右位置に関係なく、その回動操作によりロツド
71を介してオープナレバー2の左側腕部分22
を下向きに回動させ、ロツク装置3を解錠させる
ように形成されている。尚、このインナハンドル
7についても、常時はスプリング(図示せず)に
よりロツク装置3を解錠させない方向に付勢され
ている。
次に、本実施例の作用を説明する。
追突事故に等によりバツクドア9に後方向から
前方向に向かう衝撃力が加わると、これと相対的
に後向きの慣性力が生じる。
このとき、オープナレバー2は支軸21を介し
て上縁側を後向きにした傾斜状態(後傾)に取付
けられているため、この慣性力は、支軸21の軸
方向に向かう分力とオープナレバー2の傾斜に沿
つた上方向の分力に分けられる。
このうち支軸21の軸方向に向かう分力は、ベ
ース1を介してインナドアパネル91に受け止め
られるが、オープナレバー2の傾斜に沿つた上方
向の分力は、該オープナレバー2に作用して、こ
れが左側腕部分22及び右側腕部分24の重心に
それそれ上向きに働くことから、この左右の腕部
分22,24には先端側を上方向に回動させるよ
うな回動モーメントM1,M2が生じる。
この場合、本実施例では、左側腕部分22の回
動モーメントM1が右側腕部分24の回動モーメ
ントM2に勝つているため、この左側腕部分22
の先端に上方向の力が働くことになる。
従つて、この左側腕部分22にロツド31を介
して連結されたロツク装置3には上向きの力、即
ち解錠方向とは逆方向の力が働くので、バツクド
ア9の開放を防止することができる。
尚、後面衝突時の衝撃力によつて、ロツク装置
3やアウタハンドル6やインナハンドル7等に、
ロツク装置3を解錠させる方向の力が作用して
も、これらはそれぞれスプリングによつてロツク
装置3を解錠させない方向に付勢されており、か
つこの力はオープナレバー22の上方向の力に抗
することになるので、その力は抑止される。
次に、第6図〜第8図は第2実施例のリモコン
装置Bを示しており、この第2実施例では、回動
モーメントM3が小さい左側腕部分22にロツク
装置3が連結されており、この場合、オープナレ
バー2は、中央部よりやや左側寄りに突設された
支軸21を介して上縁側が車体前後方向に対して
前方向に傾斜する状態(前傾)でベース1の取付
け面12に取付けられている。尚、この第2実施
例において、第1実施例の構成と同一構成部分に
ついては便宜上図面の符号を同じにして説明を省
略する。
従つて、後面衝突時に、衝撃力に相対して生じ
る後向きの慣性力は、支軸21の軸方向に向かう
分力と、オープナロツド2の傾斜に沿つた下方向
の分力に分けられ、この下方向の分力によつて、
左側腕部分22に生じる回動モーメントM3より
も右側腕部分24に生じる回動モーメントM4
勝り、右側腕部分24の先端に下方向の力が働い
て支軸21を境とした左側腕部分22の先端に上
方向の力が働くことから、これに連結されたロツ
ク装置3には上向きの力、即ち解錠方向とは逆方
向に力が働くので、バツクドア9が開放すること
はない。
以上、本考案の実施例を図面により説明した
が、本考案の具体的な構成は前記実施例に限定さ
れることはなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、左側腕部分にロツク装置
を連結した場合を示したが、右側腕部分にロツク
装置を連結してもよく、要は、回動モーメントの
大きい方にロツク装置を連結したときは、オープ
ナレバーを後傾し、回動モーメントが小さい方に
ロツク装置を連結したときは、オープナレバーを
前傾して取付ければよい。
また、本考案でいう回動モーメントは、オープ
ナレバーの腕部分の長さ、自重、及びこれに連結
された各ロツドから受ける上下方向の力を含めた
もので、この回動モーメントを大きくするため
に、カウンターウエートを取付けるようにしても
よい。
又、実施例では、ベルクランクを介してキー操
作装置をオープナレバーに連結したが、キー操作
装置をオープナレバーに直結してもよいし、又、
このキー操作装置のうち、ノブロツドは必ずしも
必要でなく、又、運転席で操作されるソレノイド
や負圧アクチユエータ等をキー操作装置としてオ
ープナレバーに直結又はベルクランクを介して連
結してもよい。
又、インナハンドルについても、アウタハンド
ルと同様に空振り機能を持たせるようにしてもよ
く、又、このインナハンドルは必ずしも必要でな
い。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のリモコン操
置にあつては、オープナレバーを後傾或いは前傾
させるだけの簡単な構造でありながら、後面衝突
時のバツクドアの開放を防止することができ、安
全性を向上させることができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例のリモコン装置を示
す断面図、第2図は該リモコン装置を示す全体後
面図、第3図〜第5図は該リモコン装置の作動説
明図、第6図は第2実施例のリモコン装置を示す
断面図、第7図及び第8図は該リモコン装置の作
動説明図、第9図及び第10図は本考案の作用説
明図である。 A……リモコン装置、1……ベース、2……オ
ープナレバー、3……ロツク装置、5……キー操
作装置、6……アウタハンドル、9……バツクド
ア、21……支軸、22……左側腕部分、24…
…右側腕部分、25……ターンオーバスプリン
グ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドアパネルの内面にベースが取付けられ、 該ベースには支軸を介してオープナレバーが左
    側位置と右側位置との間を移動可能で、上下方向
    に回動可能に軸支され、 オープナレバーに該オープナレバーを左側位置
    と右側位置に可逆的に付勢するターンオーバスプ
    リングが設けられ、 ドアには、前記オープナレバーの下方向回動に
    よつて解錠するように該オープナレバーに連結さ
    れたロツク装置と、オープナレバーを左右方向に
    移動させるように該オープナレバーに連結された
    キー操作装置と、オープナレバーが左右いずれか
    一方の位置にあるときは押圧レバーがオープナレ
    バーに設けたキツク部に対向し、他方の位置にあ
    るときは押圧レバーがキツク部に非対向するアウ
    タハンドルとが備えられたバツクドアロツクのリ
    モコン装置において、 前記オープナレバーの支軸を境とした左側腕部
    分と右側腕部分のうち、回動モーメントが大きい
    側の腕部分にロツク装置が連結されているとき
    は、前記オープナレバーの支軸が車体前後方向に
    対して後下がりに設けられて、オープナレバーが
    上縁側を後向きにした傾斜状態に取付けられ、
    又、回動モーメントが小さい側の腕部分にロツク
    装置が連結されているときは、オープナレバーの
    支軸が車体前後方向に対して前下がりに設けられ
    て、オープナレバーが上縁側を前向きにした傾斜
    状態に取付けられていることを特徴とするバツク
    ドアロツクのリモコン装置。
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