JPH0532744A - ゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物 - Google Patents
ゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物Info
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- JPH0532744A JPH0532744A JP3194122A JP19412291A JPH0532744A JP H0532744 A JPH0532744 A JP H0532744A JP 3194122 A JP3194122 A JP 3194122A JP 19412291 A JP19412291 A JP 19412291A JP H0532744 A JPH0532744 A JP H0532744A
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- Japan
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- vinyl ester
- parts
- meth
- ester resin
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性に優れた皮膜を形成するゲルコート用
エポキシビニルエステル樹脂組成物を得る。 【構成】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂にメタアク
リル酸を付加させて得られたエポキシビニルエステル樹
脂100重量部に、スチレン50重量部と、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート16.7重量部に、重合
開始剤を加えて得られる。基材に塗布し、加熱硬化して
ゲルコートとする。 【効果】 エチレン性不飽和二重結合を3つ以上有する
エチレン性不飽和単量体を併用するので、耐熱性に優れ
た硬化物が得られる。本発明の組成物をゲルコートとし
て用いたバスタブや洗面化粧台は、煮沸水に長時間曝さ
れても格段に変色が少ないという格別顕著な効果を奏す
る。
エポキシビニルエステル樹脂組成物を得る。 【構成】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂にメタアク
リル酸を付加させて得られたエポキシビニルエステル樹
脂100重量部に、スチレン50重量部と、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート16.7重量部に、重合
開始剤を加えて得られる。基材に塗布し、加熱硬化して
ゲルコートとする。 【効果】 エチレン性不飽和二重結合を3つ以上有する
エチレン性不飽和単量体を併用するので、耐熱性に優れ
た硬化物が得られる。本発明の組成物をゲルコートとし
て用いたバスタブや洗面化粧台は、煮沸水に長時間曝さ
れても格段に変色が少ないという格別顕著な効果を奏す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維強化プラスチック成
形品(以下、FRPと略称)や人造大理石等に用いる耐
熱性、耐熱水性に優れたゲルコ−ト用ビニルエステル樹
脂組成物に関するものである。
形品(以下、FRPと略称)や人造大理石等に用いる耐
熱性、耐熱水性に優れたゲルコ−ト用ビニルエステル樹
脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽等のように高度な耐煮沸性を要求さ
れるFRP及び人造大理石製品は、その表面層を例えば
不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂を原料と
するゲルコ−トに依存していることは良く知られてい
る。
れるFRP及び人造大理石製品は、その表面層を例えば
不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂を原料と
するゲルコ−トに依存していることは良く知られてい
る。
【0003】近年、品質及び外観のレベルアップの要求
が高まるにつれて、従来のゲルコ−トでは満足出来ない
状況も数多くでてきている。例えば人造大理石用のゲル
コ−トは外観を良くして商品価値を高めるために、透明
ゲルコ−ト層を設けて成形品に深み感を与えている。
が高まるにつれて、従来のゲルコ−トでは満足出来ない
状況も数多くでてきている。例えば人造大理石用のゲル
コ−トは外観を良くして商品価値を高めるために、透明
ゲルコ−ト層を設けて成形品に深み感を与えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゲルコ−トに既存の不
飽和ポリエステル樹脂を使用した場合、煮沸テストで数
十時間のうちにふくれやクラックが発生してくる。
飽和ポリエステル樹脂を使用した場合、煮沸テストで数
十時間のうちにふくれやクラックが発生してくる。
【0005】この課題を解決するため、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂にメタアクリル酸を付加させた構造の
ビニルエステル樹脂をスチレン等で希釈したゲルコート
用組成物が用いられているが、この組成物は、ふくれや
クラックに対しては強いものの、熱や熱水により変色し
やすいためにゲルコ−ト層が変色し、著しく商品価値を
低下させてしまうという欠点があった。
A型エポキシ樹脂にメタアクリル酸を付加させた構造の
ビニルエステル樹脂をスチレン等で希釈したゲルコート
用組成物が用いられているが、この組成物は、ふくれや
クラックに対しては強いものの、熱や熱水により変色し
やすいためにゲルコ−ト層が変色し、著しく商品価値を
低下させてしまうという欠点があった。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、FRP
や人造大理石等を長時間の煮沸や高温に曝された場合で
も、変色などの外観に変化を生じない、成形品のゲルコ
−トを提供することにある。
や人造大理石等を長時間の煮沸や高温に曝された場合で
も、変色などの外観に変化を生じない、成形品のゲルコ
−トを提供することにある。
【0007】
【問題点を解決する手段】本発明者らは上述した従来技
術の問題点を改良する方法について鋭意研究した結果、
エポキシビニルエステル樹脂と、エチレン性不飽和二重
結合を1つ有するエチレン性不飽和単量体と、エチレン
性不飽和二重結合を3つ以上有するエチレン性不飽和単
量体を必須成分として含有してなるビニルエステル樹脂
組成物をゲルコ−トとして用いることにより、長時間の
煮沸や高温に曝された場合でも変色などの外観に変化が
生じず、商品価値の高いFRPや人造大理石等が得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
術の問題点を改良する方法について鋭意研究した結果、
エポキシビニルエステル樹脂と、エチレン性不飽和二重
結合を1つ有するエチレン性不飽和単量体と、エチレン
性不飽和二重結合を3つ以上有するエチレン性不飽和単
量体を必須成分として含有してなるビニルエステル樹脂
組成物をゲルコ−トとして用いることにより、長時間の
煮沸や高温に曝された場合でも変色などの外観に変化が
生じず、商品価値の高いFRPや人造大理石等が得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち本発明は、エポキシビニルエステル樹
脂(A)と、エチレン性不飽和二重結合を1つ有するエ
チレン性不飽和単量体(A)と、エチレン性不飽和二重
結合を3つ以上有するエチレン性不飽和単量体(C)と
を必須成分として含有してなるゲルコ−ト用ビニルエス
テル樹脂組成物を提供することにある。
脂(A)と、エチレン性不飽和二重結合を1つ有するエ
チレン性不飽和単量体(A)と、エチレン性不飽和二重
結合を3つ以上有するエチレン性不飽和単量体(C)と
を必須成分として含有してなるゲルコ−ト用ビニルエス
テル樹脂組成物を提供することにある。
【0009】本発明に用いられるエポキシビニルエステ
ル樹脂(A)は、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸との反
応によって得られる反応生成物である。まず、本発明に
おいて用いられるエポキシ樹脂としては、例えばビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂な
どの多価フェノール類のグリシジルエーテル類;ジプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロー
ルプロパントリグリシジルエーテル、ビスフェノールA
のアルキレンオキシド付加物のジグリシジルエーテルな
どの多価アルコール類のグリシジルエーテル類;3,4
−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−3,4
−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレー
ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、1−エポキ
シエチル−3,4−エポキシシクロヘキサンなどの脂環
式エポキシ樹脂;フタル酸ジグリシジルエステル、テト
ラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ジグリシジル
p−オキシ安息香酸、ダイマー酸グリシジルエステルな
どのグリシジルエステル類;テトラグリシジルジアミノ
ジフェニルメタン、テトラグリシジルm−キシリレンジ
アミン、トリグリシジルP−アミノフェノール、N,N
−ジグリシジルアニリンなどのグリシジルアミン類;
1,3−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、トリグリシジルイソシアヌレートなどの複素環式エ
ポキシ樹脂;2,2´,4,4´−テトラグリシドキシ
ビフェニル、ジメチルビスフェノールCジグリシジルエ
ーテル、ビスベータートリフルオロメチルジグリシジル
ビスフェノールAなどがあげられる。これらのエポキシ
樹脂は単独で用いても、複数のものの併用でもよい。
ル樹脂(A)は、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸との反
応によって得られる反応生成物である。まず、本発明に
おいて用いられるエポキシ樹脂としては、例えばビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂な
どの多価フェノール類のグリシジルエーテル類;ジプロ
ピレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロー
ルプロパントリグリシジルエーテル、ビスフェノールA
のアルキレンオキシド付加物のジグリシジルエーテルな
どの多価アルコール類のグリシジルエーテル類;3,4
−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル−3,4
−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレー
ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、1−エポキ
シエチル−3,4−エポキシシクロヘキサンなどの脂環
式エポキシ樹脂;フタル酸ジグリシジルエステル、テト
ラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ジグリシジル
p−オキシ安息香酸、ダイマー酸グリシジルエステルな
どのグリシジルエステル類;テトラグリシジルジアミノ
ジフェニルメタン、テトラグリシジルm−キシリレンジ
アミン、トリグリシジルP−アミノフェノール、N,N
−ジグリシジルアニリンなどのグリシジルアミン類;
1,3−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、トリグリシジルイソシアヌレートなどの複素環式エ
ポキシ樹脂;2,2´,4,4´−テトラグリシドキシ
ビフェニル、ジメチルビスフェノールCジグリシジルエ
ーテル、ビスベータートリフルオロメチルジグリシジル
ビスフェノールAなどがあげられる。これらのエポキシ
樹脂は単独で用いても、複数のものの併用でもよい。
【0010】次に、不飽和一塩基酸としては、例えばア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、アクリ
ル酸ダイマー、モノメチルマレート、モノプロピルマレ
ート、モノブチルマレート、モノ(2−エチルヘキシ
ル)マレート、あるいはソルビン酸などがあげられる。
これら酸は単独でも2種以上併用しても一向に差し支え
ない。
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、アクリ
ル酸ダイマー、モノメチルマレート、モノプロピルマレ
ート、モノブチルマレート、モノ(2−エチルヘキシ
ル)マレート、あるいはソルビン酸などがあげられる。
これら酸は単独でも2種以上併用しても一向に差し支え
ない。
【0011】エポキシ樹脂と、不飽和一塩基酸との配合
比率は、特に限定されるものではないが、通常樹脂のエ
ポキシ基の1.0当量に対して、酸の0.1〜1.2モ
ルなる範囲である。例えばエポキシ基の当量に対して酸
の当量が小さくなる様な割合でエステル化反応を行え
ば、生成する樹脂は、エポキシビニルエステル樹脂
(A)と、原料のエポキシ樹脂との混合物が得られる。
比率は、特に限定されるものではないが、通常樹脂のエ
ポキシ基の1.0当量に対して、酸の0.1〜1.2モ
ルなる範囲である。例えばエポキシ基の当量に対して酸
の当量が小さくなる様な割合でエステル化反応を行え
ば、生成する樹脂は、エポキシビニルエステル樹脂
(A)と、原料のエポキシ樹脂との混合物が得られる。
【0012】本発明で用いるエポキシビニルエステル樹
脂(A)を製造するに当たっては、上記エポキシ樹脂及
び不飽和一塩基酸を必須の成分とし、さらに必要に応じ
て、エステル化触媒、重合禁止剤を用いることができ
る。
脂(A)を製造するに当たっては、上記エポキシ樹脂及
び不飽和一塩基酸を必須の成分とし、さらに必要に応じ
て、エステル化触媒、重合禁止剤を用いることができ
る。
【0013】エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸酸とのエス
テル化反応を効率的に進め、そのほかの副反応を抑える
ためには、エステル化触媒を用いることが好ましい。前
記エステル化触媒としては、例えばトリエチルアミン、
ベンジルジメチルアミン、α−メチルベンジルジメチル
アミン、ジメチルアミノメチルフェノール、トリジメチ
ルアミノメチルフェノールなどの第三級アミン類;トリ
メチルアンモニウムクロライド、トリメチルアンモニウ
ムブロマイド、トリエチルベンジルアンモニウムクロラ
イドなどの第四級アンモニウム塩類;2−メチルイミダ
ゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイ
ミダゾール化合物;トリフェニルホスフィンなどの有機
ホスフィン化合物等が挙げられる。
テル化反応を効率的に進め、そのほかの副反応を抑える
ためには、エステル化触媒を用いることが好ましい。前
記エステル化触媒としては、例えばトリエチルアミン、
ベンジルジメチルアミン、α−メチルベンジルジメチル
アミン、ジメチルアミノメチルフェノール、トリジメチ
ルアミノメチルフェノールなどの第三級アミン類;トリ
メチルアンモニウムクロライド、トリメチルアンモニウ
ムブロマイド、トリエチルベンジルアンモニウムクロラ
イドなどの第四級アンモニウム塩類;2−メチルイミダ
ゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイ
ミダゾール化合物;トリフェニルホスフィンなどの有機
ホスフィン化合物等が挙げられる。
【0014】かかるエステル化触媒を用いる場合の使用
量は、通常エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸との合計重量
100重量部に対して0.01〜5.0重量部となる範
囲が、好ましくは、0.05〜2.0重量部となる範囲
が適切である。
量は、通常エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸との合計重量
100重量部に対して0.01〜5.0重量部となる範
囲が、好ましくは、0.05〜2.0重量部となる範囲
が適切である。
【0015】また、こうしたエステル化反応時において
は、ビニルエステル樹脂の製造の際のゲル化を防止する
ためや、できあがったビニルエステル樹脂の貯蔵時のゲ
ル化を防止するために重合禁止剤を使用する事が好まし
い。
は、ビニルエステル樹脂の製造の際のゲル化を防止する
ためや、できあがったビニルエステル樹脂の貯蔵時のゲ
ル化を防止するために重合禁止剤を使用する事が好まし
い。
【0016】かかる重合禁止剤としては、例えばハイド
ロキノン、p−t−ブチルカテコール、2,5−ジ−t
−ブチルハイドロキノン、モノ−t−ブチルハイドロキ
ノンなどのハイドロキノン類;p−ベンゾキノン、ナフ
トキノン、フェナンスラキノン、2,5−ジフェニル−
p−ベンゾキノンなどのキノン類;ハイドロキノンモノ
メチルエーテル、ジ−t−ブチル−p−クレゾールなど
のフェノール類;ナフテン酸銅などの銅塩類等が挙げら
れる。
ロキノン、p−t−ブチルカテコール、2,5−ジ−t
−ブチルハイドロキノン、モノ−t−ブチルハイドロキ
ノンなどのハイドロキノン類;p−ベンゾキノン、ナフ
トキノン、フェナンスラキノン、2,5−ジフェニル−
p−ベンゾキノンなどのキノン類;ハイドロキノンモノ
メチルエーテル、ジ−t−ブチル−p−クレゾールなど
のフェノール類;ナフテン酸銅などの銅塩類等が挙げら
れる。
【0017】つぎに、エチレン性不飽和二重結合を1つ
有する単量体(B)の代表的なものとしては、例えばス
チレン、ビニルトルエン、p−メチルスチレン、α−メ
チルスチレン、t−ブチルスチレン、ハロゲン化スチレ
ンなどの芳香族モノビニル化合物;ピバリン酸ビニル、
2−エチルヘキサン酸ビニル、ラウリル酸ビニル、安息
香酸ビニルなどのカルボン酸モノビニルエステル類;2
ーエチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリール(メタ)アクリレート、
イソホ゛ロニル(メタ)アクリレート、フェニル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フ
ェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレートな
どの(メタ)アクリル酸のエステル類;ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート類;メトキシエチル(メタ)アクリレート、エト
キシエチル(メタ)アクリレートなどのアルコキシアル
キレングリコールモノ(メタ)アクリレート類;N,N
−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,
N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−
ブチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどのアミノ
アルキル(メタ)アクリレート類;(メタ)アクリルア
ミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ
メチルアクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アク
リルアミド、(メタ)アクリロイルモルホリンなどの
(メタ)アクリルアミド類;ビニルピロリドンなどがあ
る。これらの単量体(B)は、常温で液状であることが
好ましく、特にスチレンやビニルトルエンなどの芳香族
モノビニル化合物が好ましい。
有する単量体(B)の代表的なものとしては、例えばス
チレン、ビニルトルエン、p−メチルスチレン、α−メ
チルスチレン、t−ブチルスチレン、ハロゲン化スチレ
ンなどの芳香族モノビニル化合物;ピバリン酸ビニル、
2−エチルヘキサン酸ビニル、ラウリル酸ビニル、安息
香酸ビニルなどのカルボン酸モノビニルエステル類;2
ーエチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、テトラヒドロフルフリール(メタ)アクリレート、
イソホ゛ロニル(メタ)アクリレート、フェニル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フ
ェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレートな
どの(メタ)アクリル酸のエステル類;ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート類;メトキシエチル(メタ)アクリレート、エト
キシエチル(メタ)アクリレートなどのアルコキシアル
キレングリコールモノ(メタ)アクリレート類;N,N
−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N
−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,
N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−
ブチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどのアミノ
アルキル(メタ)アクリレート類;(メタ)アクリルア
ミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ
メチルアクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アク
リルアミド、(メタ)アクリロイルモルホリンなどの
(メタ)アクリルアミド類;ビニルピロリドンなどがあ
る。これらの単量体(B)は、常温で液状であることが
好ましく、特にスチレンやビニルトルエンなどの芳香族
モノビニル化合物が好ましい。
【0018】エチレン性不飽和二重結合を3つ以上有す
るエチレン性不飽和単量体(C)の代表的なものとして
は、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、グリセロ−ルトリ(メタ)アクリレ−ト、ジトリメ
チロ−ルプロパンテトラ(メタ)アクリレ−ト、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリト−ルペンタ(メタ)アクリレ−ト、ジペンタ
エリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどのアル
キレンポリオールポリ(メタ)アクリレート類;ポリエ
トキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ポリプロポキシ化トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレートなどのポリオキシアルキレングリ
コールポリ(メタ)アクリレート類;ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキ
ルポリ(メタ)アクリレート類;トリス〔(メタ)アク
リロキシエチル〕イソシアヌレートなどのイソシアヌレ
ート型ポリ(メタ)アクリレート類;イソシアヌル酸ト
リアリルなどのアリルモノマー類;リン酸トリ(メタ)
アクリレ−ト等が挙げられる。特に、アルキレンポリオ
ールポリ(メタ)アクリレート類や、ポリオキシアルキ
レングリコールポリ(メタ)アクリレート類等の(メ
タ)アクリル酸多価アルコールエステル類が好ましい。
これらの単量体(C)は、1種または、2種以上を組
み合わせて使用する事も可能である。
るエチレン性不飽和単量体(C)の代表的なものとして
は、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、グリセロ−ルトリ(メタ)アクリレ−ト、ジトリメ
チロ−ルプロパンテトラ(メタ)アクリレ−ト、ペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリト−ルペンタ(メタ)アクリレ−ト、ジペンタ
エリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどのアル
キレンポリオールポリ(メタ)アクリレート類;ポリエ
トキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ポリプロポキシ化トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレートなどのポリオキシアルキレングリ
コールポリ(メタ)アクリレート類;ペンタエリスリト
ールトリ(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキ
ルポリ(メタ)アクリレート類;トリス〔(メタ)アク
リロキシエチル〕イソシアヌレートなどのイソシアヌレ
ート型ポリ(メタ)アクリレート類;イソシアヌル酸ト
リアリルなどのアリルモノマー類;リン酸トリ(メタ)
アクリレ−ト等が挙げられる。特に、アルキレンポリオ
ールポリ(メタ)アクリレート類や、ポリオキシアルキ
レングリコールポリ(メタ)アクリレート類等の(メ
タ)アクリル酸多価アルコールエステル類が好ましい。
これらの単量体(C)は、1種または、2種以上を組
み合わせて使用する事も可能である。
【0019】なお、上記単量体(B)の使用量は、特に
制限されないが、前記樹脂(A)100重量部に対して
通常10〜150重量部、なかでも30〜55重量部と
なる割合が好ましい。また、単量体(C)の使用量も特
に制限されないが、通常、前記樹脂(A)と単量体
(B)との合計100重量部に対して5〜60重量部、
なかでも8〜45重量部となる割合が、樹脂組成物の粘
度が低くく作業性が良好で、耐熱性の向上効果にも優れ
る点で好ましい。
制限されないが、前記樹脂(A)100重量部に対して
通常10〜150重量部、なかでも30〜55重量部と
なる割合が好ましい。また、単量体(C)の使用量も特
に制限されないが、通常、前記樹脂(A)と単量体
(B)との合計100重量部に対して5〜60重量部、
なかでも8〜45重量部となる割合が、樹脂組成物の粘
度が低くく作業性が良好で、耐熱性の向上効果にも優れ
る点で好ましい。
【0020】ところで、本発明の組成物は、硬化触媒を
使用することなく、単に加熱するだけでも、充分に硬化
させることが出来るが、必要に応じて有機過酸化物を用
いることができるのは勿論であり、さらに光重合開始剤
を使用することにより紫外線や電子線などの活性エネル
ギー線により硬化せることも可能である。
使用することなく、単に加熱するだけでも、充分に硬化
させることが出来るが、必要に応じて有機過酸化物を用
いることができるのは勿論であり、さらに光重合開始剤
を使用することにより紫外線や電子線などの活性エネル
ギー線により硬化せることも可能である。
【0021】上記した有機過酸化物として代表的なもの
は、メチルエチルケトンパーオキシド、メチルイソブチ
ルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド
などのケトンパーオキシド類;ベンゾイルパーオキシ
ド、イソブチルパーオキシドなどのジアシルパーオキド
類;クメンハイドロパーオキシド、t−ブチルハイドロ
パーオキシドなどのハイドロパーオキシド類;ジクミル
パーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシドなどのジア
ルキルパーオキシド類;1,1−ジ−t−ブチルパーオ
キシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、2,
2−ジ−(t−ブチルパーオキシ)−ブタンなどのパー
オキシケタール類;t−ブチルパーベンゾエート、t−
ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートなどのア
ルキルパーエステル類;ビス(4−t−ブチルシクロヘ
キシル)パ−オキシジカ−ボネ−ト、t−ブチルパーオ
キシイソブチルカーボネートなどのパーカーボネート類
などが挙げられ、これらの有機過酸化物を用い加熱硬化
させることができる。これらは単独または2種以上の混
合物として使用できる。
は、メチルエチルケトンパーオキシド、メチルイソブチ
ルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド
などのケトンパーオキシド類;ベンゾイルパーオキシ
ド、イソブチルパーオキシドなどのジアシルパーオキド
類;クメンハイドロパーオキシド、t−ブチルハイドロ
パーオキシドなどのハイドロパーオキシド類;ジクミル
パーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシドなどのジア
ルキルパーオキシド類;1,1−ジ−t−ブチルパーオ
キシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、2,
2−ジ−(t−ブチルパーオキシ)−ブタンなどのパー
オキシケタール類;t−ブチルパーベンゾエート、t−
ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートなどのア
ルキルパーエステル類;ビス(4−t−ブチルシクロヘ
キシル)パ−オキシジカ−ボネ−ト、t−ブチルパーオ
キシイソブチルカーボネートなどのパーカーボネート類
などが挙げられ、これらの有機過酸化物を用い加熱硬化
させることができる。これらは単独または2種以上の混
合物として使用できる。
【0022】また、ナフテン酸コバルトやオクテン酸コ
バルトの如き金属塩類と、メチルエチルケトンパ−オキ
シドやメチルイソブチルケトンパ−オキシドなどのケト
ンパーオキシド類との併用による硬化系;N,N−ジメ
チルアニリンなどの芳香族3級アミン類とベンゾイルパ
−オキシドなどのアシルパーオキシド類との併用などに
よる酸化還元触媒系を用いることにより、勿論、常温で
硬化させることも出来る。
バルトの如き金属塩類と、メチルエチルケトンパ−オキ
シドやメチルイソブチルケトンパ−オキシドなどのケト
ンパーオキシド類との併用による硬化系;N,N−ジメ
チルアニリンなどの芳香族3級アミン類とベンゾイルパ
−オキシドなどのアシルパーオキシド類との併用などに
よる酸化還元触媒系を用いることにより、勿論、常温で
硬化させることも出来る。
【0023】この際の有機過酸化物の使用量は、通常前
記樹脂(A)と、単量体(B)と単量体(C)とからな
るビニルエステル樹脂組成物100重量部に対して0.
1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部となる割
合である。
記樹脂(A)と、単量体(B)と単量体(C)とからな
るビニルエステル樹脂組成物100重量部に対して0.
1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部となる割
合である。
【0024】一方、光重合を行う際に用いる光重合開始
剤として代表的なものは、ベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
ベンジルメチルケタールなどのベンゾインとそのアルキ
ルエーテル類;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニルプロパン−1−オン、ジエトキシア
セトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−
1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリ
ノ−プロパン−1−オンなどのアセトフェノン類;メチ
ルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−タ
シャリーブチルアントラキノン、1−クロロアントラキ
ノン、2−アミルアントラキノンなどのアントラキノン
類;チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジクロロチオ
キサントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジイ
ソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン類;ア
セトフェンノンジメチルケタール、ベンジルジメチルケ
タールなどのケタール類;ベンゾフェノン、4,4−ビ
スメチルアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類
及びアゾ化合物などがある。これらは単独または2種以
上の混合物として使用でき、さらにはトリエタノールア
ミン、メチルジエタノールアミンなどの第3級アミン;
2−ジメチルアミノエチル安息香酸、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチルなどの安息香酸誘導体などの光開始助
剤などと組み合わせて使用することができる。その使用
量は、前記ビニルエステル樹脂組成物100重量部に対
して通常0.5〜20重量部、好ましくは1〜15重量
部となる割合である。
剤として代表的なものは、ベンゾイン、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイ
ソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、
ベンジルメチルケタールなどのベンゾインとそのアルキ
ルエーテル類;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−
2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニルプロパン−1−オン、ジエトキシア
セトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−
1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリ
ノ−プロパン−1−オンなどのアセトフェノン類;メチ
ルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−タ
シャリーブチルアントラキノン、1−クロロアントラキ
ノン、2−アミルアントラキノンなどのアントラキノン
類;チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジクロロチオ
キサントン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジイ
ソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン類;ア
セトフェンノンジメチルケタール、ベンジルジメチルケ
タールなどのケタール類;ベンゾフェノン、4,4−ビ
スメチルアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類
及びアゾ化合物などがある。これらは単独または2種以
上の混合物として使用でき、さらにはトリエタノールア
ミン、メチルジエタノールアミンなどの第3級アミン;
2−ジメチルアミノエチル安息香酸、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチルなどの安息香酸誘導体などの光開始助
剤などと組み合わせて使用することができる。その使用
量は、前記ビニルエステル樹脂組成物100重量部に対
して通常0.5〜20重量部、好ましくは1〜15重量
部となる割合である。
【0025】さらに、本発明のビニルエステル樹脂組成
物には、必要に応じてシリカ粉末のような無機系、水添
ヒマシ油のような有機系のチキソ剤や、着色剤、レベリ
ング剤、消泡剤、充填材、離型剤、重合禁止剤、無機繊
維、有機繊維等を併用することが出来る。
物には、必要に応じてシリカ粉末のような無機系、水添
ヒマシ油のような有機系のチキソ剤や、着色剤、レベリ
ング剤、消泡剤、充填材、離型剤、重合禁止剤、無機繊
維、有機繊維等を併用することが出来る。
【0026】本発明の組成物は、ハンドレイアップやR
TM成形による浴槽などのFRPや、カウンタートップ
や浴槽などの人造大理石製品のゲルコート、SMCのプ
レス成形品のインモールドコーティング用樹脂などの用
途ばかりでなく、注型成形用、土木接着用、電気絶縁
用、複合材料用、紫外線硬化塗料などの用途にも使用可
能である。
TM成形による浴槽などのFRPや、カウンタートップ
や浴槽などの人造大理石製品のゲルコート、SMCのプ
レス成形品のインモールドコーティング用樹脂などの用
途ばかりでなく、注型成形用、土木接着用、電気絶縁
用、複合材料用、紫外線硬化塗料などの用途にも使用可
能である。
【0027】
【実施例】次に本発明を実施例及び比較例により具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例により何等限定
されるものではない。以下において部および%はとくに
断りの無い限り、すべて重量基準であるものとする。 合成例1 攪はん機、冷却器、温度計、気体導入管、加熱装置を備
えた4ツ口フラスコに「エピクロン1050」(大日本
インキ化学工業株式会社製ビスフェノ−ルA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量470)470部(1当量)とメタ
クリル酸86部(1当量)を仕込み、その総重量に対し
て、ハイドロキノンを0.28部、トリフェニルホスフ
ィン1.7部を加え、110℃で5時間反応させ酸価が
4に達したところで反応を終了し、エポキシビニルエス
テル樹脂Aを得た。 合成例2 合成例1と同様にして、「エピクロンN−740」(同
上社製フェノールノボラック型エポキシ樹脂、エポキシ
当量180)360部(2当量)とメタクリル酸172
部(2当量)を仕込み、その総重量に対して、ハイドロ
キノンを0.27部、2−メチルイミダゾ−ル1.6部
を加え、110℃で6時間反応させ酸価が7に達したと
ころで反応を終了し、エポキシビニルエステル樹脂Bを
得た。 実施例1 上記合成例1で得たエポキシビニルエステル樹脂A60
部と、スチレンモノマ−30部、トリメチロ−ルプロパ
ントリアクリレ−ト10部とを加熱溶解して得たエポキ
シビニルエステル樹脂組成物100部に対して、「パー
カドックス16」(化薬アクゾ社製ビス(4−t−ブチ
ルシクロヘキシル)パ−オキシジカ−ボネ−ト)1部を
加え、充分混合した。減圧脱泡した後、硝子板で作成し
た3mm厚の型枠に注入、60℃で予備硬化後、110
℃で1時間アフタ−キュア−を行い、3mm厚の注型板
を作成した。得られた注型板を用い、耐熱性試験および
煮沸試験を行い、その変色の度合いについて測定した。
その結果を表−1に示した。
に説明するが、本発明はこれらの実施例により何等限定
されるものではない。以下において部および%はとくに
断りの無い限り、すべて重量基準であるものとする。 合成例1 攪はん機、冷却器、温度計、気体導入管、加熱装置を備
えた4ツ口フラスコに「エピクロン1050」(大日本
インキ化学工業株式会社製ビスフェノ−ルA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量470)470部(1当量)とメタ
クリル酸86部(1当量)を仕込み、その総重量に対し
て、ハイドロキノンを0.28部、トリフェニルホスフ
ィン1.7部を加え、110℃で5時間反応させ酸価が
4に達したところで反応を終了し、エポキシビニルエス
テル樹脂Aを得た。 合成例2 合成例1と同様にして、「エピクロンN−740」(同
上社製フェノールノボラック型エポキシ樹脂、エポキシ
当量180)360部(2当量)とメタクリル酸172
部(2当量)を仕込み、その総重量に対して、ハイドロ
キノンを0.27部、2−メチルイミダゾ−ル1.6部
を加え、110℃で6時間反応させ酸価が7に達したと
ころで反応を終了し、エポキシビニルエステル樹脂Bを
得た。 実施例1 上記合成例1で得たエポキシビニルエステル樹脂A60
部と、スチレンモノマ−30部、トリメチロ−ルプロパ
ントリアクリレ−ト10部とを加熱溶解して得たエポキ
シビニルエステル樹脂組成物100部に対して、「パー
カドックス16」(化薬アクゾ社製ビス(4−t−ブチ
ルシクロヘキシル)パ−オキシジカ−ボネ−ト)1部を
加え、充分混合した。減圧脱泡した後、硝子板で作成し
た3mm厚の型枠に注入、60℃で予備硬化後、110
℃で1時間アフタ−キュア−を行い、3mm厚の注型板
を作成した。得られた注型板を用い、耐熱性試験および
煮沸試験を行い、その変色の度合いについて測定した。
その結果を表−1に示した。
【0028】なお表−1の各性能の試験方法および判定
基準は次の通りである。 耐熱性試験……5cm角、3mm厚の寸法の注型板を1
80℃に保持された熱風乾燥器の中に1時間放置後取り
出し、注型板の色差を測定し、判定は色差の値を持って
行った。色差は、東京電色社製のDouble−Bea
m ColorAnalyzar C−5200を用い
て測定を行った。
基準は次の通りである。 耐熱性試験……5cm角、3mm厚の寸法の注型板を1
80℃に保持された熱風乾燥器の中に1時間放置後取り
出し、注型板の色差を測定し、判定は色差の値を持って
行った。色差は、東京電色社製のDouble−Bea
m ColorAnalyzar C−5200を用い
て測定を行った。
【0029】煮沸試験……5cm角、3mm厚の寸法の
注型板を95〜98℃に保持された熱水の中に浸漬し2
00時間後に取り出し、注型板の色差を測定を行った。 実施例2〜7、比較例1〜6 合成例1〜2で得たエポキシビニルエステル樹脂A〜B
を用いて、表−1に示すエチレン性不飽和単量体を所定
量加えて、ビニルエステル樹脂組成物を得、実施例1と
同様の試験を行った。この結果を併せて表−1に示し
た。
注型板を95〜98℃に保持された熱水の中に浸漬し2
00時間後に取り出し、注型板の色差を測定を行った。 実施例2〜7、比較例1〜6 合成例1〜2で得たエポキシビニルエステル樹脂A〜B
を用いて、表−1に示すエチレン性不飽和単量体を所定
量加えて、ビニルエステル樹脂組成物を得、実施例1と
同様の試験を行った。この結果を併せて表−1に示し
た。
【0030】尚、「パーブチル O」は、日本油脂
(株)製t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエ
ートである。
(株)製t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエ
ートである。
【0031】
【表1】
【0032】表−1より実施例1〜7の本発明の樹脂組
成物は、従来の組成物に比べて長時間の煮沸や高温に曝
された場合でも格段に変色の少ないことが確認された。
実施例2の組成物は、特により高温での成形でも優れた
耐熱変色性を有していた。この組成物は、ハイプレッシ
ャーインモールド成形法に特に適していた。 実施例8 実施例1で用いた本発明のビニルエステル樹脂組成物
(パーカドックス16を混合する前のもの)100部、
ポリトンカラーアイボリー〔大日本インキ化学工業
(株)製着色剤〕13部、アエロジル#200〔日本ア
エロジル(株)製シリカ〕3部、スチレン5部、メチル
エチルケトンパーオキサイド1.0部、ナフテン酸コバ
ルト(コバルト含有率6%)0.7部を良く混合して、
洗面台型内にスプレーで厚さ0.5mmとなるように塗
装し、硬化させてゲルコート層を形成させた。
成物は、従来の組成物に比べて長時間の煮沸や高温に曝
された場合でも格段に変色の少ないことが確認された。
実施例2の組成物は、特により高温での成形でも優れた
耐熱変色性を有していた。この組成物は、ハイプレッシ
ャーインモールド成形法に特に適していた。 実施例8 実施例1で用いた本発明のビニルエステル樹脂組成物
(パーカドックス16を混合する前のもの)100部、
ポリトンカラーアイボリー〔大日本インキ化学工業
(株)製着色剤〕13部、アエロジル#200〔日本ア
エロジル(株)製シリカ〕3部、スチレン5部、メチル
エチルケトンパーオキサイド1.0部、ナフテン酸コバ
ルト(コバルト含有率6%)0.7部を良く混合して、
洗面台型内にスプレーで厚さ0.5mmとなるように塗
装し、硬化させてゲルコート層を形成させた。
【0033】この上に第1層としてガラス繊維サーフェ
スマット30Pを、第2層以下はシランカップリング剤
処理済みガラスチョップドストランド(繊維長5cm)
で洗面台形状にプリフォームされた3mm厚のプリフォ
ームマットを、樹脂としてはディックライトUE−35
05〔大日本インキ化学工業(株)製ビニルエステル樹
脂〕を用いて、順次ハンドレイアップしながら積層硬化
した。充分に乾燥硬化した後に、これを型から取り外し
洗面台を得た。
スマット30Pを、第2層以下はシランカップリング剤
処理済みガラスチョップドストランド(繊維長5cm)
で洗面台形状にプリフォームされた3mm厚のプリフォ
ームマットを、樹脂としてはディックライトUE−35
05〔大日本インキ化学工業(株)製ビニルエステル樹
脂〕を用いて、順次ハンドレイアップしながら積層硬化
した。充分に乾燥硬化した後に、これを型から取り外し
洗面台を得た。
【0034】この洗面台からテストピース(5cm×5
cm×0.4cm)を切り出し、実施例1と同様に、耐
熱性試験及び煮沸試験を行ったところ、極めて耐熱性に
優れており、着色も極めて少なかった。
cm×0.4cm)を切り出し、実施例1と同様に、耐
熱性試験及び煮沸試験を行ったところ、極めて耐熱性に
優れており、着色も極めて少なかった。
【0035】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、エチレン性不飽
和単量体として、エチレン性不飽和二重結合を3つ以上
有するエチレン性不飽和単量体を必須成分として用いる
ので、従来のゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物に
比べて、長時間の煮沸や高温に曝された場合でも格段に
変色の少ないという格別顕著な効果を奏する。
和単量体として、エチレン性不飽和二重結合を3つ以上
有するエチレン性不飽和単量体を必須成分として用いる
ので、従来のゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物に
比べて、長時間の煮沸や高温に曝された場合でも格段に
変色の少ないという格別顕著な効果を奏する。
Claims (4)
- 【請求項1】 エポキシビニルエステル樹脂(A)と、
エチレン性不飽和二重結合を1つ有するエチレン性不飽
和単量体(B)と、エチレン性不飽和二重結合を3つ以
上有するエチレン性不飽和単量体(C)とを必須成分と
して含有してなるゲルコ−ト用ビニルエステル樹脂組成
物。 - 【請求項2】 樹脂(A)と単量体(B)との合計10
0重量部当たり、5〜60重量部の単量体(C)を用い
る請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 エチレン性不飽和二重結合を1つ有する
エチレン性不飽和単量体が、常温液状の単量体である請
求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 エチレン性不飽和二重結合を1つ有する
エチレン性不飽和単量体が芳香族モノビニル化合物で、
かつエチレン性不飽和二重結合を3つ以上有するエチレ
ン性不飽和単量体が(メタ)アクリル酸多価アルコ−ル
エステルである請求項1記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194122A JPH0532744A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | ゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194122A JPH0532744A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | ゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532744A true JPH0532744A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16319280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194122A Pending JPH0532744A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | ゲルコート用ビニルエステル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013209510A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Dainippon Toryo Co Ltd | 繊維強化樹脂成形体被覆組成物、該被覆組成物を塗装して得られる繊維強化樹脂成形体及び該繊維強化樹脂成形体の製造方法 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3194122A patent/JPH0532744A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013209510A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Dainippon Toryo Co Ltd | 繊維強化樹脂成形体被覆組成物、該被覆組成物を塗装して得られる繊維強化樹脂成形体及び該繊維強化樹脂成形体の製造方法 |
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