JPH05328310A - Museデコード処理用ノイズリデューサ - Google Patents

Museデコード処理用ノイズリデューサ

Info

Publication number
JPH05328310A
JPH05328310A JP4126340A JP12634092A JPH05328310A JP H05328310 A JPH05328310 A JP H05328310A JP 4126340 A JP4126340 A JP 4126340A JP 12634092 A JP12634092 A JP 12634092A JP H05328310 A JPH05328310 A JP H05328310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
noise reducer
processing means
noise
luminance signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4126340A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Okamura
巧 岡村
Noboru Kojima
昇 小島
Masahito Sugiyama
雅人 杉山
Kentaro Teranishi
謙太郎 寺西
Hatsuji Kimura
初司 木村
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
Yuichi Ninomiya
佑一 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4126340A priority Critical patent/JPH05328310A/ja
Publication of JPH05328310A publication Critical patent/JPH05328310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 MUSE方式による映像信号にノイズリデュ
ース処理を施すに際し、S/Nの改善と動画部分にボケ
の防止を達成する。 【構成】 静止画処理手段8の出力輝度信号Y、クロマ
信号Cと動画処理手段11の出力輝度信号Y、クロマ信
号Cとがミックス処理手段13で動き領域検出手段7か
らの動き信号に応じてミックスされ、ミックス処理手段
13の出力輝度信号Yの低域領域は低域すげ替え手段1
4で入力処理手段3の出力輝度信号の低域領域とすげ替
えられる。低域すげ替え手段14の出力輝度信号Yとミ
ックス処理手段の出力クロマ信号Cとは、動き信号でノ
イズリデュース量が可変の適応型ノイズリデューサ18
により、静止画部分ではノイズリデュース量が多く、動
画部分ではノイズリデュース量が少なくなるように、適
応的にノイズリデュース処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン受信機に
用いられるMUSEデコーダに係り、特に、そのノイズ
リデュース処理に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン放送方式の1つとして、M
USE方式がNHKによって開発された。このMUSE
方式は、「NHK技術研究」 昭和62.第39巻・第
2号での二宮 祐一等による論文「MUSE方式の開
発」に報告されているように、広帯域のハイビジョン信
号をサブサンプリングを用いて帯域圧縮して伝送するも
のであって、この伝送信号を受信するためには、帯域圧
縮されたハイビジョン信号を元の広帯域なハイビジョン
信号に戻すためのMUSEデコーダが必要となる。
【0003】かかるMUSEデコーダについては、例え
ば、「ハイビジョンMUSE衛星放送、ハイビジョン技
術・平成3年9月12日・NHKエンジニアリングサー
ビス」に記載されているが、これを図7を用いて説明す
る。但し、1はMUSE信号の入力端子、2はLPF
(ローパスフィルタ)、3は入力処理手段、4はA/D
(アナログ/ディジタル)変換手段、5はディエンファ
シス処理手段、6は逆伝送ガンマ処理手段、7は動き領
域検出手段、8は静止画処理手段、9はフレーム間内挿
手段、10はフィールド間内挿手段、11は動画処理手
段、12はフィールド内内挿手段、13はミックス処理
手段、14は低域すげ替え手段、15は制御信号発生手
段、16は音声信号処理手段、17はTCI(Time
Compressed Integration)デ
コーダ、18は出力処理手段、19は逆マトリクス手
段、20はガンマ処理手段、21はD/A(ディジタル
/アナログ)変換手段、22はLPF、23、24、2
5は出力端子である。
【0004】同図において、入力端子1から入力された
MUSE信号はLPF2を通って入力処理手段3に供給
される。入力処理手段3では、このMUSE信号は、A
/D変換手段4でディジタル信号に変換された後、ディ
エンファシス処理手段5及び逆伝送ガンマ処理手段6等
で入力処理されて、動き領域検出手段7、静止画処理手
段8、動画処理手段11及び低域すげ替え手段14に供
給される。また、A/D変換手段4から出力されるディ
ジタルMUSE信号は制御信号発生手段15と音声信号
処理手段16とに供給され、夫々でMUSEデコーダに
おける各処理に必要な制御信号の発生、MUSE信号に
おける音声デ−タの復調等の処理が行なわれる。
【0005】動き領域検出手段7では、ディジタルMU
SE信号における映像の動きのある部分(動き部分)が
検出され、この動き部分の有無を示す信号(以下、動き
信号という)を形成して出力する。また、静止画処理手
段8では、ディジタルMUSE信号の時分割多重された
輝度信号Yとクロマ信号Cとを、フレーム間内挿手段
9、フィールド間内挿手段10等で夫々毎に4フィール
ドの映像信号の内挿処理がなされて元の広帯域な映像信
号に復調され、ミックス処理手段13に供給される。動
画処理手段11では、同様に時分割多重された輝度信号
Yとクロマ信号Cとにフィールド内内挿手段12等によ
って元の広帯域の映像信号が復調され、ミックス処理手
段13に供給される。
【0006】ミックス処理手段13では、動き領域検出
手段7からの動き信号に応じて、輝度信号Yとクロマ信
号Cとの夫々毎に、静止画処理手段8からの静止画処理
信号と動画処理手段11からの動画処理信号とがミック
スされる。即ち、映像信号に動きがある領域では動画処
理信号が、これ以外の領域では静止画処理信号が多くな
るように適応的にミックスされる。ミックス処理手段1
3からは輝度信号Yとクロマ信号Cとが別々に出力され
て輝度信号Yのみが低域すげ替え手段14に供給され、
この輝度信号Yの低周波成分が入力処理手段3から出力
されるディジタル信号のうちの映像信号の輝度信号の低
周波成分とすげ替えられて、新たな輝度信号Yとして、
クロマ信号Cとともに、TCIデコーダ17に供給され
る。
【0007】ここで、このクロマ信号Cは2つの色差信
号R−Y、B−Yが1ライン(走査線)毎に交互に時分
割多重された線順次信号であり、TCIデコーダ17で
は、かかるクロマ信号Cから色差信号R−Y、B−Yが
夫々分離され、ライン補間が施されて夫々が連続した色
差信号R−Y、B−Yとして輝度信号とともに出力処理
手段18に供給する。出力処理手段18では、まず、輝
度信号Yと2つの色差信号R−Y、B−Yとが逆マトリ
クス手段(MTX)19に供給されて3つの原色信号
R、G、Bが生成され、これらがガンマ処理手段20で
ガンマ補正された後、D/A変換手段21によってアナ
ログ信号に変換されて出力される。これらアナログの原
色信号R、G、BはLPF22を介して夫々出力端子2
3、24、25から出力される。
【0008】かかる従来のMUSEデコーダにおいて、
ノイズリデュースは静止画処理手段8にノイズリデュー
サが設けられており、現在到来している映像フィールド
と1フレーム前の映像フィールドと2フレーム前の映像
フィールドとの差分をノイズとして検出し、この検出出
力にコアリング処理を施して現フィールドの映像信号か
ら減算することにより、ノイズリデュースが行なわれる
ことが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
においては、ノイズリデュースが静止画処理のフレーム
間内挿処理で行なわれているが、これは、静止画のフレ
ーム間相関が高いこととノイズが相関をもたないことを
利用したものである。しかし、このようにノイズリデュ
ース処理された静止画とかかる処理がなされない動画が
ミックスされ、さらに、低周波数領域でノイズリデュー
ス処理されていない輝度信号のすげ替えが行なわれるた
め、ノイズリデュース処理が施された画像部分は静止画
の高周波数領域だけとなり、画像の平坦(低周波数領
域)な静止画部分でノイズリデュースの効果がなく、す
げ替えられた輝度信号の低周波領域でノイズが生ずる
と、画像の平坦な静止画部分では、ノイズが非常に目立
ちやすいといった問題があった。
【0010】本発明の目的は、かかる問題を解消し、画
像の平坦な静止画部分でもノイズが目立ちにくくしたノ
イズリデューサを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、低域すげ替え処理手段の後段に適応型ノ
イズリデューサを設け、動領域検出処理手段で検出した
動きに応じてノイズリデュース量を制御する。
【0012】
【作用】適応型ノイズリデューサは、低域すげ替え処理
された映像信号に対し、動画領域ではノイズリデュース
量を小さく、静止画領域ではノイズリデュース量を大き
くするように、適応的に制御してノイズリデュース処理
を施す。これにより、従来例ではノイズリデュース処理
されていなかった部分にも、ノイズリデュースが施され
ることになるし、また、静止画領域では、ノイズリデュ
ース効果が大きくてこの部分でのノイズの目立ちがなく
なり、動画領域では、ノイズリデュース効果が小さめと
なって映像のボケが生じない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明によるMUSEデコーダの一実施例を
示すブロック図であって、26は適応型ノイズリデュー
サであり、図7に対応する部分には同一符号をつけて重
複する説明を省略する。
【0014】同図において、図7に示した従来のMUS
Eデコーダと同様に、静止画処理手段8からのノイズリ
デュースされた輝度信号Yと動画処理手段11からの輝
度信号Yとが、また、静止画処理手段8からのクロマ信
号Cと動画処理手段11からのクロマ信号Cとが夫々、
ミックス処理手段13で動き領域検出手段7からの動き
信号に応じて適応的にミックスされ、さらに、ミックス
処理手段13から出力される輝度信号の低域成分は、低
域すげ替え手段14により、入力処理手段3の出力ディ
ジタル信号における輝度信号の低域成分とすげ替えられ
るが、この低域すげ替え手段14の後段に適応型ノイズ
リデューサ26が設けられており、低域すげ替え手段1
4から出力される輝度信号Yとミックス処理手段13か
ら出力されるクロマ信号Cとが供給される。
【0015】この適応型ノイズリデューサ26は動き領
域検出手段7から出力される動き信号に応じて動作し、
映像の動きが大きい領域ではノイズリデュース量が小さ
く、映像の動きが小さい領域ではノイズリデュース量が
大きくなるように適応的にノイズリデュース処理を行な
う。この場合、適応型ノイズリデューサ26には、輝度
信号Yとクロマ信号Cとが再び時分割に多重されて入力
され、時分割にノイズリデュース処理される。
【0016】適応型ノイズリデューサ26で全画面及び
全周波数領域で適応的にノイズリデュース処理した輝度
信号Yとクロマ信号Cとは再び分離され、TCIデコー
ダ17以降の手段で図7に示した従来のMUSEデコー
ダと同様の処理が施され、出力端子23、24、25か
ら元の広帯域なハイビジョン映像信号が出力される。
【0017】以上のように、適応型ノイズリデューサ2
6は、低域すげ替え処理されたY信号に対し、動画領域
ではノイズリデュース量が小さく、静止画領域ではノイ
ズリデュース量が大きくするように、適応的に制御して
ノイズリデュース処理を施すから、ミックス処理及び低
域すげ替え処理によって静止画領域の高周波領域以外の
ノイズリデュース処理されていない部分にも、適応型ノ
イズリデューサ26によってノイズリデュースが施され
ることになるし、また、静止画領域では、ノイズリデュ
ース効果が大きくてこの部分でノイズが目立つことがな
く、動画領域では、ノイズリデュース効果が小さ目とな
って映像信号がボケることはない。
【0018】図2は図1における適応型ノイズリデュー
サ26の一具体例を示す構成図であって、201は映像
信号の入力端子、202は動き領域検出手段7(図1)
から出力される動き信号の入力端子、203は定数Kを
可変する乗算器、204は加算器、205は定数Kを可
変する乗算器、206は輝度信号Yの場合には1フレー
ム遅延を、色差信号Cの場合には2フレーム遅延を得る
フレーム遅延手段、207は出力端子である。
【0019】図2において、この適応型ノイズリデュー
サ26は、上記のように、輝度信号Yとクロマ信号Cと
を時分割にノイズリデュース処理する。ここで、まず、
輝度信号Yが入力端子201から入力されているとする
と、乗算器203に供給されて定数K(0<K<1)が
乗算される。この定数Kは、入力端子202から入力さ
れる動き領域検出手段7(図1)からの動き信号に応じ
て変化し、動きがある動画領域では大きく、動きのない
静止画領域では小さくなる。例えば、完全に動きのある
領域では、K=0.9とし、動きのない静止画領域で
は、K=0.1というように、映像内の動きの量に応じ
て定数Kがディジタル的に何段階かに変化するようにし
てもよいし、あるいは、動き量に応じて定数Kがアナロ
グ的に0<K<1の範囲で変化するようにしてもよい。
【0020】この乗算器203の出力輝度信号は加算器
204に供給される。加算器204で乗算器205の出
力信号と加算され、出力端子207から図1のTCIデ
コーダ26に供給されるとともに、フレーム遅延手段2
06に供給されて1フレーム分遅延され、乗算器205
で定数(1−K)が乗ぜられて加算器204に供給され
る。この定数(1−K)の値Kも、乗算器203の定数
Kと同様、入力端子202からの動き信号に応じて制御
される。
【0021】ここで、加算器204、フレーム遅延手段
206、乗算器205からなるループでは、K倍された
入力輝度信号Yがさらに(1−K)倍されて次のK倍さ
れた入力輝度信号Yに加算され、かかる加算が順次行な
われるから、乗算器205の出力信号はノイズリデュー
スされたものであり、定数Kが小さいと、このノイズリ
デュース効果が大きい。そこで、動きのない静止画領域
では、上記のように定数Kが小さいから、この場合出力
端子207に得られる輝度信号はノイズが充分抑圧され
ており、従って、ノイズが目立ちやすい動きのない静止
画領域でノイズが充分抑圧されて目立たなくなる。これ
に対して、動きがある動画領域では、上記のように定数
Kが大きいから、出力端子207に得られる輝度信号は
主としてK倍された入力信号Yからなり、従って、ノイ
ズリデュース効果は小さいが、ノイズリデュース処理に
伴なう解像度の劣化がなく、この場合にはノイズがあっ
ても目立つことがほとんどないから、ボケのない高画質
の映像が得られる。
【0022】以上は輝度信号の場合であったが、入力端
子201からクロマ信号Cが入力されるときには、フレ
ーム遅延手段206の遅延量としては、加算器204の
2つの入力信号に相関性をもたせるために、2フレーム
分とする。これ以外については、上記の輝度信号の場合
と同様である。このため、フレーム遅延手段206とし
ては、遅延量が1フレーム分の遅延手段と2フレーム分
の遅延手段とを有しており、輝度信号とクロマ信号とで
使用する遅延手段を切り替えるようにする。
【0023】図3は図1における適応型ノイズリデュー
サ26の他の具体例を示すブロック図であって、30
1、302は減算器、303は乗算器であり、図2に対
応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略す
る。
【0024】同図において、入力端子201からの入力
輝度映像信号Yは、減算器301に供給されるととも
に、減算器302にも供給され、フレーム遅延手段20
6の出力信号が減算される。これらの差信号は乗算器3
03で定数Kが乗ぜられ、減算器301に供給されて入
力輝度信号Yから差し引かれる。この減算器301の出
力輝度信号は出力端子207から図1のTCIデコーダ
17に供給されるとともに、フレーム遅延手段206に
供給される。この場合、フレーム遅延手段206の遅延
量は、図2の具体例と同様、1フレーム分であるが、入
力端子201からの入力信号がクロマ信号Cである場合
には、2フレーム分であることはいうまでもない。
【0025】ここで、乗算器303での定数Kは、入力
端子202からの動き信号に応じて0<K≦0.5の範
囲で変化する。そして、動きがある動画領域では、動き
量が大きい程定数Kが0に近い値となるように、動きの
ない静止画領域では、定数Kが0.5に近い値となるよ
うに乗算器303が制御される。これにより、図2に示
した具体例と同様の効果が得られる。
【0026】以上、図1における適応型ノイズリデュー
サ26の具体例について説明したが、この実施例では、
適応型ノイズリデューサ26としてかかる具体例にのみ
限定されるものではなく、映像の動き量に応じて適応的
にノイズリデュース処理するものであれば、どのような
構成のものでもよい。
【0027】以上のように、この実施例によれば、静止
画と動画が適応的にミックスされ、さらにすげ替え処理
を施した輝度信号やクロマ信号に対し、適応的にノイズ
リデュース処理を施すことができるので、映像の静止画
領域、動画領域に応じたノイズリデュース処理を行なう
ことができ、S/Nが良好で、かつ映像のボケの少ない
映像信号を得ることが可能となる。
【0028】図4は本発明によるMUSEデコーダの他
の実施例を示すブロック図であって、27は遅延手段で
あり、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明を省略する。
【0029】図4において、動き領域検出手段7から出
力される動き信号は、遅延手段27で遅延された後、適
応型ノイズリデューサ26に供給される。これ以外は図
1に示した実施例と同様である。動き信号に応じたミッ
クス処理手段13でのミックス処理や低域すげ替え手段
14での処理により、動き領域検出手段7から出力され
る動き信号に対し、適応型ノイズリデューサ26に供給
される輝度信号Y、クロマ信号Cに遅れが生ずるが、遅
延手段27はこの遅れ分動き信号を遅延して、適応型ノ
イズリデューサ26に供給される輝度信号Y、クロマ信
号Cと動き信号との時間差をなくすようにしている。
【0030】これにより、映像信号の動き量を示す動き
信号が輝度信号Y、クロマ信号Cと同位相で適応型ノイ
ズリデューサ26に供給されることになり、この適応型
ノイズリデューサ26で映像の動きに応じたノイズリデ
ュース処理が、図1に示した実施例よりもさらに正確に
行なわれることになる。
【0031】図5は本発明によるMUSEデコーダのさ
らに他の実施例を示すブロック図であって、26a、2
6bは適応型ノイズリデューサであり、図1に対応する
部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0032】同図において、2つの適応型ノイズリデュ
ーサ26a、26bが用いられ、適応型ノイズリデュー
サ26aに低域すげ替え手段14からの輝度信号Yが、
適応型ノイズリデューサ26bにミックス処理手段13
からのクロマ信号Cが夫々供給される。これ以外につい
ては図1に示した実施例と同様である。これら適応型ノ
イズリデューサ26a、26bは、輝度信号Y、クロマ
信号C毎に夫々、動き領域検出手段7からの動き信号に
応じて適応的にノイズリデュース処理を施し、TCIデ
コード17に供給する。
【0033】これにより、静止画と動画とが適応的にミ
ックスされ、さらに低周波数領域がすげ替え処理された
輝度信号Yと、静止画と動画とが適応的にミックスされ
たクロマ信号とに、夫々に応じたノイズリデュース処理
を施すことができる。
【0034】なお、適応型ノイズリデューサ26a、2
6bとして例えば図2に示した構成のものを用いた場合
に、図1に示した実施例とは異なり、適応型ノイズリデ
ューサ26a、26bでのフレーム遅延手段206は夫
々1つの遅延手段からなるものであって、適応型ノイズ
リデューサ26aのフレーム遅延手段206の遅延量は
1フレーム分、適応型ノイズリデューサ26bのフレー
ム遅延手段206の遅延量は2フレーム分とする。
【0035】以上のように、この実施例においても、図
1に示した実施例と同様に、静止画と動画が適応的にミ
ックスされ、さらに低域すげ替え処理を施した映像信号
に対して適応的にノイズリデュース処理を施すことがで
きるので、映像の静止画領域、動画領域に応じたノイズ
リデュース処理を行なうことができ、S/Nが良好で動
画領域での映像のボケの少ない映像信号を得ることが可
能となる。また、この実施例では、輝度信号とクロマ信
号とで別々にノイズリデュース処理を施すことができる
ので、輝度信号Yに対する適応型ノイズリデューサ26
aでのノイズリデュース量Kと、クロマ信号Cに対する
適応型ノイズリデューサ26bでのノイズリデュース量
Kを適宜異ならせることができ、夫々の信号にそのノイ
ズに応じたノイズリデュース処理を施すことが可能とな
る。
【0036】なお、図4に示した実施例のように、遅延
手段により、適応型ノイズリデューサ26a、26bに
供給される動き信号をミックス処理13に供給される動
き信号よりも遅らせるようにしてもよいことは、いうま
でもない。
【0037】図6は本発明によるMUSEデコーダのさ
らに他の実施例を示すブロック図であって、26´は適
応型ノイズリデューサであり、図1に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0038】同図において、TCIデコーダ17、出力
処理手段18間に適応型ノイズリデューサ26´が設け
られる。これ以外の部分は、図1に示した実施例と同様
である。低域すげ替え手段14からの輝度信号Yとミッ
クス処理手段13からのクロマ信号CとはTCIデコー
ダ17に供給され、ここで生成される輝度信号Yと2つ
の色差信号R−Y、B−Yとが適応型ノイズリデューサ
26´に供給される。適応型ノイズリデューサ26´は
例えば図2で示したように構成されたものが輝度信号
Y、2つの色差信号R−Y、B−Y毎に設けられてな
り、動き領域検出手段7からの動き信号に応じて、TC
Iデコーダ17から出力される輝度信号Y、色差信号R
−Y、B−Y毎に上記実施例と同様のノイズリデュース
処理を施す。ノイズリデュース処理されたこれら信号は
出力処理手段18に供給される。
【0039】以上により、この実施例においても、図1
に示した一実施例と同様に、静止画と動画が適応的にミ
ックスされ、さらに低域すげ替え処理を施した映像信号
に対し、適応的にノイズリデュース処理を施すことがで
きるので、映像の静止画領域、動画領域に応じたノイズ
リデュース処理を行なうことができ、S/Nが良好でか
つ動画領域での映像のボケの少ない映像信号を得ること
が可能となる。
【0040】なお、この実施例においても、適応型ノイ
ズリデューサ26´に供給される動き信号を図4で示し
た実施例のように遅延手段で遅延したものとしてもよい
し、適応型ノイズリデューサ26´において、輝度信号
Yと色差信号R−Y、B−Yとでノイズリデュース量を
異ならせるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像信号全体にわたって、映像の動き良に応じたノイズ
リデュース処理が可能となり、ノイズが目立ちやすい静
止画領域でのS/Nが大幅に向上するとともに、動画領
域での解像度の劣化を防止できて動画部分のボケをなく
すことができ、全体として高画質の映像が得られること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMUSEデコーダの一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1における適応型ノイズリデューサの一具体
例を示す構成図である。
【図3】図1における適応型ノイズリデューサの他の具
体例を示す構成図である。
【図4】本発明によるMUSEデコーダの他の実施例を
示すブロック図である。
【図5】本発明によるMUSEデコーダのさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【図6】本発明によるMUSEデコーダのさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【図7】従来のMUSEデコーダの一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 MUSE信号の入力端子 3 入力処理手段 7 動き領域検出手段 8 静止画処理手段 11 動画処理手段 13 ミックス処理手段 14 低域すげ替え手段 17 TCIデコーダ 18 出力処理手段 23、24、25 出力端子 26、26a、26b、26´ 適応型ノイズリデュー
サ 27 遅延手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 雅人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 寺西 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 木村 初司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 長谷川 敬 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 二宮 佑一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力MUSE信号の輝度信号、線順次色
    差信号夫々に対して少なくとも4フィールド単位でフィ
    ールド間内挿処理し、元の広帯域な静止画信号にデコー
    ドする静止画領域処理手段と、 該入力MUSE信号の輝度信号、線順次色差信号夫々に
    対して1フィールド単位でフィールド内内挿処理し、元
    の広帯域な動画信号にデコードする動画領域処理手段
    と、 該静止領域処理手段からの輝度信号、線順次色差信号夫
    々毎の静止画領域信号と該動領域処理手段からの輝度信
    号、線順次色差信号夫々毎の動画領域信号とを、該MU
    SE信号の内の輝度信号のフレーム間またはフィールド
    間の動き量等に応じて、適応的に混合する混合手段と、 該混合手段から出力される輝度信号の低域成分を、該入
    力MUSE信号における輝度信号の低域成分とすげ替
    え、あるいは所定の比率で混合する低域すげ替え手段
    と、 該混合手段からの線順次色差信号を同時色差信号に変換
    する線順次デコード手段とを具備し、 該静止画領域処理手段でノイズリデュース処理を施すよ
    うにして、ハイビジョン信号を帯域圧縮したMUSE信
    号を元の広帯域なハイビジョン信号にデコードするMU
    SEデコーダにおいて、 該低域すげ替え手段の後段に、フレーム間またはフィー
    ルド間の相関性を利用したノイズリデューサを設けたこ
    とを特徴とするMUSEデコード処理用ノイズリデュー
    サ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ノイズリデューサは、前記動き量に応じて適応的に
    相関係数が制御されることを特徴とするMUSEデコー
    ド処理用ノイズリデューサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記ノイズリデューサは、1フレーム間または1フィー
    ルド間の動き量に応じて適応的に相関係数が制御される
    第1のノイズリデューサと、1フレーム間または2フレ
    ーム間の動き量に応じて適応的に相関係数が制御される
    第2のノイズリデューサからなり、 前記低域すげ替え処理手段から出力される前記輝度信号
    が該第1のノイズリデューサに供給されて、前記混合手
    段から出力される線順次色差信号が該第2のノイズリデ
    ューサを介して前記線順次デコード手段に供給されるこ
    とを特徴とするMUSEデコード処理用ノイズリデュー
    サ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記ノイズリデューサは、1フレーム間または1フィー
    ルド間の動き量に応じて適応的に相関係数が制御される
    第1のノイズリデューサと、1フレーム間または2フレ
    ーム間の動き量に応じて適応的に相関係数が制御される
    第2のノイズリデューサからなり、 該第1のノイズリデューサを前記低域すげ替え処理手段
    の後段に設け、該第2のノイズリデューサを前記線順次
    デコード手段の後段に設けたことを特徴とするMUSE
    デコード処理用ノイズリデューサ。
JP4126340A 1992-05-19 1992-05-19 Museデコード処理用ノイズリデューサ Pending JPH05328310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126340A JPH05328310A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 Museデコード処理用ノイズリデューサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126340A JPH05328310A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 Museデコード処理用ノイズリデューサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05328310A true JPH05328310A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14932752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4126340A Pending JPH05328310A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 Museデコード処理用ノイズリデューサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05328310A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041946A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Sony Corp 画像補正装置及び撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041946A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Sony Corp 画像補正装置及び撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3729863B2 (ja) 劣化した垂直クロミナンス遷移部を有するテレビジョン信号の垂直解像度を高めるための方法および装置
US4754322A (en) YC-signal separation circuit responsive to magnitude of vertical correlation
US5430487A (en) Method and apparatus for improving temporal video signal processing using motion vectors transmitted with the video signal
JPH06113175A (ja) ビデオ雑音低減装置
JPH06113176A (ja) 順次走査システム
US4716462A (en) Motion adaptive television signal processing system
JP3295762B2 (ja) 順次走査変換装置
JPH05236304A (ja) ビデオ信号のアーティファクト低減装置
JPH05328310A (ja) Museデコード処理用ノイズリデューサ
JP2574370B2 (ja) 画質改善用走査変換装置
JP3214957B2 (ja) ノイズ軽減回路
JP2517652B2 (ja) 帯域圧縮テレビジョン信号の受信装置
JPH07143454A (ja) 高品位テレビジョン受信機
JP2667492B2 (ja) 複合テレビジョン信号生成回路
JPH07131680A (ja) ノイズ軽減回路
JPH0686307A (ja) 色ノイズリデューサ付きmuseデコーダ
JP3361143B2 (ja) テレビジョン信号処理回路及びテレビジョン信号処理装置
JP2517651B2 (ja) 帯域圧縮テレビジョン信号の受信装置
JP2928597B2 (ja) 帯域圧縮テレビジョン信号の受信装置
JPH11196295A (ja) ノイズ低減回路
JP2564378B2 (ja) Muse信号処理回路
JP2778018B2 (ja) 低域置換回路
JP2669543B2 (ja) 画像信号処理回路
JP2685542B2 (ja) クロマ信号処理回路
JPH0458693A (ja) 帯域圧縮テレビジョン信号の受信装置