JPH0686307A - 色ノイズリデューサ付きmuseデコーダ - Google Patents

色ノイズリデューサ付きmuseデコーダ

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JPH0686307A
JPH0686307A JP4235487A JP23548792A JPH0686307A JP H0686307 A JPH0686307 A JP H0686307A JP 4235487 A JP4235487 A JP 4235487A JP 23548792 A JP23548792 A JP 23548792A JP H0686307 A JPH0686307 A JP H0686307A
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JP
Japan
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signal
color
motion
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muse
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Application number
JP4235487A
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English (en)
Inventor
Takumi Okamura
巧 岡村
Noboru Kojima
昇 小島
Masahito Sugiyama
雅人 杉山
Kentaro Teranishi
謙太郎 寺西
Hatsuji Kimura
初司 木村
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
Yuichi Ninomiya
佑一 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色信号に対し正確な相関性を利用したノイズ
リデュースを行え、さらに、時間伸長によって目につき
やすい低周波領域に変換されたノイズについて効果的に
ノイズリデュースを行えるようにする。 【構成】 適応混合処理手段20の後段に設けられる適応
型色ノイズリデューサ31は、色信号として導かれた線順
次色差信号が2フレーム間で相関を持つことを利用し、
ノイズリデュースを行う。この時、動き検出処理手段15
からの映像の動きを示す動き信号により、映像の動きが
大きい領域ではノイズリデュース量を小さくし、映像の
動きが小さい領域ではノイズリデュース量を大きくし
て、適応的に線順次色差信号のノイズリデュースを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン受信機に
おけるMUSEデコーダに関し、特に色信号のノイズを
効果的に除去する色ノイズリデューサを備えた色ノイズ
リデューサ付きMUSEデコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン放送方式の1つとして、M
USE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)方
式が日本放送協会(NHK)によって開発された。この
MUSE方式については、二宮他4名による「MUSE
方式の開発」NHK技術研究・昭和62・第39巻・第
2号に報告されている。
【0003】このMUSE方式は、広帯域なハイビジョ
ン信号をサブサンプリングを用いて帯域圧縮するもの
で、これを受信するためには帯域圧縮された信号を元の
広帯域な信号に戻すMUSEデコーダが必要となる。こ
のMUSEデコーダとしては、例えば、織茂他3名によ
る「MUSEデコーダ」NEC技報・Vol.43N
o.4・1990にあるような構成が知られている。
【0004】このMUSEデコーダの従来例を図8に示
し、以下にその動作を説明する。入力端子1から入力さ
れたMUSE信号は、ローパスフィルタ(LPF)2を
通り入力処理手段3へ導かれる。入力処理手段3におい
ては、入力処理として、アナログ−ディジタル変換器
(ADC)4によりディジタル信号に変換され、ノンリ
ニアディエンファシス処理手段5でノンリニアディエン
ファシス処理が行われる。この入力処理された映像信号
は、輝度信号処理手段6におけるフレーム間内挿処理手
段7,フィールド内内挿処理手段11,低域すげ替え処理
手段14と、動き検出処理手段15とに導かれる。
【0005】入力処理された映像信号のうち、輝度信号
については、輝度信号処理手段6において、静止画処理
として、フレーム間内挿処理手段7でフレーム間内挿処
理が、静止画用ローパスフィルタ(LPF)8でフィル
タ処理が、サンプリング周波数変換処理手段9でサンプ
リング周波数変換処理が、フィールド間内挿処理手段10
でフィールド間内挿処理が、それぞれ行われ、動画処理
として、フィールド内内挿処理手段11でフィールド内内
挿処理が、サンプリング周波数変換処理手段12でサンプ
リング周波数変換処理が、それぞれ行われる。この動画
処理された輝度信号と静止画処理された輝度信号とは適
応混合処理手段13に導かれる。
【0006】一方、動き検出処理手段15は、入力処理手
段3からの現フィールドの信号と、フレーム間内挿処理
手段7から導かれる1フレーム前の信号及び2フレーム
前の信号とから、映像の動きの有る部分を検出して動き
量を得、その動き量に応じた動き信号を輝度信号処理手
段6における適応混合処理手段13と色信号処理にかかる
適応混合処理手段20とに導く。
【0007】適応混合処理手段13は、動画処理された輝
度信号と静止画処理された輝度信号とを、動き信号に応
じて適応的に混合する。こうして静止画と動画が適応的
に混合された輝度信号は、低域すげ替え処理手段14によ
り、その低周波成分が、入力処理手段3から導かれる現
在到来している輝度信号の低周波成分とすげ替えられ
る。その後、低周波成分のすげ替えられた輝度信号は、
出力処理手段22の逆マトリクス処理手段23に導かれる。
【0008】入力処理された映像信号のうち、色信号に
ついては、静止画処理として、フレーム間内挿処理手段
7において輝度信号と同時にフレーム間内挿処理され、
その後、時間伸長処理手段16で4倍に時間伸長されて、
フィールド間内挿処理手段17によりフィールド間内挿処
理が行われる。また、動画処理として、フィールド内内
挿処理手段11において輝度信号と同時にフィールド内内
挿処理され、その後、時間伸長処理手段18で4倍に時間
伸長されて、フィールド内内挿処理手段19によりフィー
ルド内内挿処理が行われる。この動画処理された色信号
と静止画処理された色信号とは適応混合処理手段20に導
かれる。
【0009】適応混合処理手段20は、静止画処理された
色信号と動画処理された色信号とを、動き検出処理手段
15から導かれる動き信号に応じて適応的に混合し、線順
次デコード処理手段21に導く。線順次デコード処理手段
21は、色信号として導かれた線順次色差信号(即ち、色
差信号R−Y,B−Yを走査線1ライン毎に交互に時分
割多重して得られた色差信号)を、線順次デコード処理
として、2つの色差信号それぞれに分離し各色差信号各
々でライン補間を施して、もとの色差信号R−Y,B−
Yを得、出力処理手段22の逆マトリクス処理手段23へ導
く。
【0010】出力処理手段22においては、逆マトリック
ス処理手段23により、導かれた輝度信号と色差信号をR
GB信号に変換し、ガンマ補正処理手段24でガンマ補正
を行い、ディジタル−アナログ変換(DAC)25により
アナログ信号に変換し、出力する。そして、これらアナ
ログRGB信号は、ローパスフィルタ(LPF)26を介
して出力端子27,28,29から出力する。
【0011】MUSE方式においては、色信号を輝度信
号の1/4に時間軸圧縮することで色信号と輝度信号の
データレートを同じにし、輝度信号と色信号とを時分割
で多重し伝送している。このため、MUSEデコーダで
は、輝度信号処理手段6のフレーム間内挿処理手段7と
フィールド内内挿処理手段11とでそれぞれに内挿処理を
施した後、色信号を輝度信号から分離して時間伸長処理
手段16,18へ導き、色信号処理を施すようにしている。
【0012】この時、信号のノイズ除去(ノイズリデュ
ース)は、色信号についての時間伸長処理を行う前にフ
レーム間内挿処理手段7において、輝度信号と色信号と
も同じ手段によって行っている。即ち、現在到来してい
る映像信号のフィールドと2フレーム前の映像信号のフ
ィールドとの差分をノイズとして検出し、現フィールド
の映像信号から減算して、ノイズリデュースを行うもの
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のMUSEデコーダにおいては、輝度信号及び色信号に
対するノイズリデュースを、色信号についての時間伸長
処理を行う前にフレーム間内挿処理手段7において同じ
手段により行っていた。
【0014】従って、色信号に対しては、サブサンプリ
ングを用いて帯域圧縮したMUSE信号形式のまま、即
ち、サブサンプリングによって高周波成分が低周波領域
に折り返された信号のまま、ノイズリデュースを行って
いた。
【0015】しかし、このようにMUSE信号形式のま
ま、フレーム間内挿処理手段7においてノイズリデュー
スを行おうとすると、その際、MUSEシステムにおけ
る帯域圧縮による折り返し成分を含んだ信号形式のまま
信号の相関性が検出されてしまい、正確な相関性が検出
されないため、正確な相関性を利用したノイズリデュー
スを行うことが困難であると言う問題があった。
【0016】また、輝度信号は明るさのみを表すため、
正の方向の値しか持たないのに対し、色信号としての色
差信号は、例えば、R−Y信号については、赤を表すた
めに正の方向の値を、補色であるシアンを表すために負
の方向の値をそれぞれ持っており、このため、輝度信号
と色信号(色差信号)のビット幅が同じである場合に
は、色信号のダイナミックレンジは実質的に輝度信号の
半分になってしまう。
【0017】従って、輝度信号及び色信号に対するノイ
ズリデュースを、フレーム間内挿処理手段7において同
じ手段で行おうとすると、色信号に対するノイズリデュ
ースは、どうしても輝度信号に対するノイズリデュース
より劣ってしまい、この結果、色差信号は輝度信号より
S/Nが3dB悪くなると言う問題もあった。
【0018】また、こうして、フレーム間内挿処理手段
7において色信号のノイズが十分除去されない場合に
は、後段の時間伸長処理手段16,18において、色信号が
4倍に時間伸長される際、除去しきれなかったノイズも
4倍に時間伸長されて、その周波数帯域が1/4にな
り、目につきやすい低周波領域のノイズに変換されてし
まうという問題があった。
【0019】そこで、本発明の目的は、上記した従来の
問題点を解決し、色信号に対し、正確な相関性を利用し
たノイズリデュースを行え、しかも、色信号専用でノイ
ズリデュースを行え、さらに、時間伸長によって目につ
きやすい低周波領域に変換されたノイズについて、効果
的にノイズリデュースを行える色ノイズリデューサ付き
MUSEデコーダを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、静止画処理された色差信号と動画
処理された色差信号とを動き信号に応じて混合する適応
混合手段と、混合して得られた色信号を線順次化された
色差信号から2つの色差信号にデコードする線順次デコ
ード手段と、の間、または、該線順次デコード手段の後
段に、2フレーム間の相関性を利用して色差信号のノイ
ズを除去する色ノイズリデューサを設けるようにした。
【0021】
【作用】前記色ノイズリデューサは、静止画処理として
のフレーム間/フィールド間内挿処理及び動画処理とし
てのフィールド内内挿処理を施すことによって帯域圧縮
による折り返し成分(即ち、MUSE信号形式における
折り返し成分)を除去し、かつ、時間伸長処理を施すこ
とによって時間伸長した色信号に対して、ノイズリデュ
ースを行うことになる。
【0022】これにより、ノイズリデュースを行うに際
し、帯域圧縮による折り返し成分が除去された色信号の
相関性を検出することになるため、より正確な相関性の
検出が可能となり、ノイズリデュースの性能向上が図れ
る。また、時間伸長によって低周波領域に変換され、目
につきやすくなった色差信号のノイズを除去することが
できるので、S/Nの良い良質な映像信号を得ることが
できる。
【0023】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に示す。図1に
おいて、30は色ノイズリデューサであり、そのほかは図
8の従来例と同じである。以下、従来例と異なる色信号
処理について説明する。
【0024】色信号は、静止画処理として、フレーム間
内挿処理手段7によりフレーム間内挿され、時間伸長処
理手段16によって4倍に時間伸長され、さらにフィール
ド間内挿処理手段17でフィールド間内挿することで、2
度のサブサンプリングによって折り返された成分が除去
される。また、色信号は、動画処理として、フィールド
内内挿手段11によりサブサンプリングで生じた折り返し
成分が除去され、時間伸長処理手段18によって4倍に時
間伸長され、フィールド内内挿処理手段19でフィールド
内内挿される。
【0025】その後、この動画処理した色信号と前記静
止画処理した色信号とを、適応混合処理手段20におい
て、動き検出処理手段15から導かれる動き信号をもとに
適応的に混合する。静止画と動画とが混合された色信号
は、色ノイズリデューサ30に導かれる。
【0026】色ノイズリデューサ30は、色信号として導
かれた線順次色差信号(即ち、色差信号R−Y,B−Y
を走査線1ライン毎に交互に時分割多重して得られた色
差信号)が2フレーム間で相関を持つことを利用し、ノ
イズリデュースを行う。このノイズリデュースが施され
た線順次色差信号は、線順次デコード処理手段21に導か
れる。以後は図8の従来例と同様に処理され、元の広帯
域なハイビジョン映像信号が出力端子27,28,29から出
力される。
【0027】以上により、MUSE方式に変換され折り
返し成分を含んだ色信号に対し、その折り返し成分を除
去した後に、ノイズリデュースを行うために、色信号の
相関性の検出を正確に行うことができ、ノイズリデュー
スの性能向上を図ることができる。
【0028】次に、図1における色ノイズリデューサ30
の具体的な一構成例を図2に示す。図2において、201
は線順次色差信号入力端子、202は乗数(1−K)を乗
じる第1の乗算器、203は加算器、204は乗数Kを乗じる
第2の乗算器、205は加算器203から出力される線順次色
差信号を2フレーム遅延する2フレーム遅延手段、206
は加算器203の加算出力を出力する端子である。以下、
線順次色差信号に対するノイズリデュース処理の動作を
説明する。
【0029】線順次色差信号が端子201に入力され、第
1の乗算器202に導かれる。乗算器202は乗数(1−K)
を線順次色差信号に乗ずる。乗数(1−K)が乗ぜられ
た線順次色差信号は加算器203に導かれる。加算器203は
第1の乗算器202と第2の乗算器204の出力を加算し、端
子206へ出力する。2フレーム遅延手段205は加算器203
の出力信号を2フレーム遅延し出力する。第2の乗算器
204は2フレーム遅延手段205によって2フレーム遅延さ
れた信号に乗数Kを乗じ、その乗じた結果を加算器203
へ出力する。
【0030】線順次色差信号のデータは2フレームで1
巡し、この2フレームの間隔で相関を持つ。ここで、K
の値の取りうる範囲は0<K<1であり、例えば、Kの
値として0.5を与えれば、3dBのS/N向上が行な
え、端子206にノイズリデュースされた線順次色差信号
を得ることができる。
【0031】従って、本構成例により、線順次色差信号
に対するノイズリデュースを行うことができる。なお、
この図2に示したノイズリデューサは一例であり、この
構成に限るものではない。
【0032】以上のように、本実施例によれば、MUS
E方式によって周波数に折り返し成分を含んだ色信号に
対し、その折り返し成分を除去するための信号処理を施
した後にノイズリデュース処理を施すことができるの
で、色信号の相関性を正確に検出してノイズリデュース
の性能向上を図ることができ、S/Nが良い色信号を得
ることが可能となる。
【0033】次に、本発明の第2の実施例を図3に示
す。本実施例が図1の実施例と異なる点は、色ノイズリ
デューサ30の代わりに適応型色ノイズリデューサ31を用
い、動き検出処理手段15から動き信号に応じてノイズリ
デュースを行うようにした点であり、その他は図1の実
施例と同じである。以下、図1の実施例と異なる点につ
いて、その動作を説明する。
【0034】適応型色ノイズリデューサ31は、色信号と
して導かれた線順次色差信号が2フレーム間で相関を持
つことを利用し、ノイズリデュースを行う。この時、適
応型色ノイズリデューサ31は、動き検出処理手段15から
導かれる映像に動きの有るなしを何段階かで示す動き信
号により、動きの大きさに応じて、映像の動きが大きい
領域ではノイズリデュース量を小さくし、映像の動きが
小さい領域ではノイズリデュース量を大きくして、適応
的に線順次色差信号のノイズリデュースを行う。そし
て、この適応的にノイズリデュースが施された線順次色
差信号は、線順次デコード処理手段21に導かれる。以後
は図8の従来例と同様に処理され、元の広帯域なハイビ
ジョン映像信号が出力端子27,28,29から出力される。
【0035】次に、図3における適応型色ノイズリデュ
ーサ31の具体的な一構成例を図4に示す。図4におい
て、401は動き領域検出手段15から導かれる映像の動き
領域を示す動き信号を入力する端子、402は乗数Kを乗
じると共に端子401から導かれた動き信号によってKの
値を可変する第3の乗算器、403は乗数(1−K)を乗
じると共に端子401から導かれた動き信号によってKの
値を可変する第4の乗算器であり、その他は図2の構成
例と同じである。以下、線順次色差信号のノイズリデュ
ース処理の動作を説明する。
【0036】線順次色差信号が端子201に入力され、第
3の乗算器402に導かれる。乗算器402は、端子401から
導かれる動き信号に応じてKの値を変化させ、動きが有
る領域では乗数Kを大きくし、動きの無い領域では乗数
Kを小さくして、乗数Kを線順次色差信号に乗ずる。映
像の動き量に応じた乗数Kが乗ぜられた線順次色差信号
は加算器203に導かれる。加算器203は第3の乗算器402
と第4の乗算器403の出力を加算し、端子206へ出力す
る。フレーム遅延手段205は加算器203の出力信号を2フ
レーム遅延し出力する。第4の乗算器403は、端子401か
ら導かれる動き信号に応じてKの値を変化させ、動きが
有る領域では乗数(1−K)を小さくし、動きの無い領
域では乗数(1−K)を大きくして、2フレーム遅延手
段205によって2フレーム遅延された信号に乗数(1−
K)を乗じ、その乗じた結果を加算器203へ出力する。
【0037】線順次色差信号のデータは2フレームで1
巡し、この2フレームの間隔で相関を持つ。ここで、K
の値の取り得る範囲は0<K<1であり、例えば、Kの
値として完全に動きの有る領域の場合に0.9、動きの
無い静止画の場合に0.1となるように、動きの量に応
じてこれらの値の間を何段階かに分割してKの値をディ
ジタル的に制御しても良く、あるいは、動きの量に応じ
てアナログ的に0<K<1の範囲で制御しても良い。従
って、本構成例により、映像の動き量に応じて適応的に
線順次色差信号に対するノイズリデュースを行うことが
できる。
【0038】なお、本構成例においては、Kの値を0<
K<1の範囲で自在に可変できることから、線順次色差
信号におけるR−Y信号/B−Y信号の切り換わりに応
じて、Kの値を、例えば、R−Y信号に対応するKR-Y
とB−Y信号に対応するKB-Yとの間で交互に切り換え
るよう制御することも可能であり、その様にした場合に
は、人の目の、色に対する反応に応じて、線順次色差信
号におけるR−Y信号,B−Y信号にそれぞれ適切なノ
イズリデュースを行うことが可能となる。
【0039】次に、図3のにおける適応型色ノイズリデ
ューサ31の具体的な他の構成例を図5に示す。図5にお
いて、501は第1の減算器、503は第2の減算器、502は
第5の乗算器であり、他は図4の構成例と同じである。
以下、線順次色差信号のノイズリデュース処理の動作を
説明する。
【0040】減算器501は、入力端子201から導かれる線
順次色差信号から第5の乗算器502の出力信号を減算
し、出力端子206へ出力する。2フレーム遅延手段205は
第1の減算器501から導かれる信号を2フレーム遅延
し、第2の減算器503へ出力する。第2の減算器503は、
端子201から導かれる線順次色差信号から、2フレーム
遅延手段205から導かれた2フレーム前線順次色差信号
を減算し、第5の乗算器502へ出力する。第5の乗算器5
02は、端子401から導かれる映像の動き領域を示す動き
信号に応じてKの値を変化させ、動きの有る領域では乗
数Kを小さくし、動きの無い領域では乗数Kを大きくし
て、第2の減算器503から導かれた信号に乗数Kを乗
じ、第1の減算器501へ出力する。
【0041】ここで、Kの値は0<K≦0.5の範囲で
あり、動き量が大きい場合には0に近い値を、動きの無
い静止画の場合には0.5に近い値を取るように制御す
る。従って、本構成例によっても、映像の動き量に応じ
て適応的に線順次色差信号にノイズリデュースを行うこ
とができる。
【0042】なお、本構成例においても、Kの値を0<
K≦0.5の範囲で自在に可変できることから、線順次
色差信号におけるR−Y信号/B−Y信号の切り換わり
に応じて、Kの値を、例えば、R−Y信号に対応するK
R-YとB−Y信号に対応するKB-Yとの間で交互に切り換
えるよう制御することも可能であり、その様にした場合
には、人の目の、色に対する反応に応じて、線順次色差
信号におけるR−Y信号,B−Y信号にそれぞれ適切な
ノイズリデュースを行うことが可能となる。
【0043】以上、図3における適応型色ノイズリデュ
ーサ31の構成例について説明したが、構成例としては図
4あるいは図5に示したものに限るものではなく、映像
の動き信号に応じて適応的にノイズリデュースできるも
のであれば良い。
【0044】以上のように、本実施例によれば、MUS
E方式によって周波数に折り返し成分を含んだ色信号に
対し、その折り返し成分を除去するための信号処理を施
した後に適応的にノイズリデュース処理を施すことがで
きるので、色信号の相関性を正確に検出してノイズリデ
ュースの性能向上を図ることができると共に、さらに映
像の静止画領域,動画領域に応じたノイズリデュースを
行うことができ、S/Nが良く動画領域での映像のボケ
の少ない色信号を得ることが可能となる。
【0045】また、本実施例によれば、線順次色差信号
におけるR−Y信号/B−Y信号の切り換わりに応じ
て、適応型色ノイズリデューサ31における乗算器のKの
値を、例えば、R−Y信号に対応するKR-YとB−Y信
号に対応するKB-Yとの間で交互に切り換えるよう制御
するようにした場合には、人の目の、色に対する反応に
応じて、線順次色差信号におけるR−Y信号,B−Y信
号にそれぞれ適切なノイズリデュースを行うことが可能
となる。
【0046】次に、本発明の第3の実施例を図6に示
す。本実施例が図3の実施例と異なる点は、適応混合処
理手段20で用いる動き信号と同一の信号を所定の時間遅
延して、適応型色ノイズリデューサ31で用いるようにし
た点であり、その他は図3の実施例と同じである。以
下、図3の実施例と異なる点について、その動作を説明
する。
【0047】適応型色ノイズリデューサ31には、映像の
動きの有る領域を示す動き信号として、適応混合処理手
段20に導かれる動き信号と同一の信号を、遅延手段32
で、所定の時間、即ち、適応混合処理からノイズリデュ
ース処理までに要する処理時間分、遅延して導く。これ
により、映像の動きを示す動き信号は時間的に正しく導
かれるので、映像の動きに応じたノイズリデュースを施
すことができる。
【0048】以上により、本実施例においても、図3の
実施例と同様に、MUSE方式によって周波数に折り返
し成分を含んだ色信号に対し、その折り返し成分を除去
するための信号処理を施した後に適応的にノイズリデュ
ース処理を施すことができるので、色信号の相関性を正
確に検出してノイズリデュースの性能向上を図ることが
できると共に、さらに映像の静止画領域,動画領域に応
じたノイズリデュースを行うことができ、S/Nが良く
動画領域での映像のボケの少ない色信号を得ることが可
能となる。また、本実施例によれば、動き検出処理手段
15から出力される映像の動きの有る部分を示す動き信号
を適応混合処理手段20と適応型色ノイズリデューサ31と
で兼用することができるので、動き検出処理手段15にお
ける映像の動きの検出が簡単になる。
【0049】次に、本発明の第4の実施例を図7に示
す。本実施例が図3の実施例と異なる点は、線順次デコ
ード処理手段21の前段に配置されていた適応型色ノイズ
リデューサ31を、線順次デコード処理手段21の後段に適
応型色ノイズリデューサ33として設け、その適応型色ノ
イズリデューサ33により、線順次デコード処理手段21に
おいて線順次デコードして得られた2つの色差信号R−
Y,B−Yに対して、ノイズリデュース処理を施す点で
あり、その他は図3の実施例と同じである。以下、図3
の実施例と異なる点について、その動作を説明する。な
お、線順次デコード処理手段21までの動作は図8の従来
例と同じである。
【0050】線順次デコード処理手段21において線順次
デコードして得られた2つの色差信号R−Y,B−Y
は、適応型色ノイズリデューサ33へ導かれる。適応型色
ノイズリデューサ33は、R−Y信号用とB−Y信号用と
して、例えば、図4に示した構成例を2つ用いて構成さ
れており、動き検出処理手段15から導かれる映像の動き
の有る無しを示す動き信号により、動きの無い静止画の
部分ではノイズリデュース量を大きく、動きの有る動画
の部分ではノイズリデュース量を小さくして、色差信号
R−Y,B−Yそれぞれにノイズリデュース処理を施
す。このノイズリデュース処理の施された色差信号R−
Y,B−Yは出力処理手段22へ導かれる。
【0051】以上により、本実施例においても、図3の
実施例と同様に、MUSE方式によって周波数に折り返
し成分を含んだ色信号に対し、その折り返し成分を除去
するための信号処理を施した後に適応的にノイズリデュ
ース処理を施すことができるので、色信号の相関性を正
確に検出してノイズリデュースの性能向上を図ることが
できると共に、さらに映像の静止画領域,動画領域に応
じたノイズリデュースを行うことができ、S/Nが良く
動画領域での映像のボケの少ない色信号を得ることが可
能となる。
【0052】なお、本実施例においても、図6の実施例
と同様に、適応混合処理手段20で用いる動き信号と同一
の信号を所定の時間遅延して、適応型色ノイズリデュー
サ33で用いるようにしても良い。また、本実施例におい
ても、色ノイズリデューサの簡単化を狙って、図1の実
施例と同様に、図2に示したような色ノイズリデューサ
を用いても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、MUSE方式により帯
域圧縮されることでその信号の周波数帯域に折り返し成
分を持つ線順次色差信号に対して、静止画領域ではフレ
ーム間内挿およびフィールド間内挿処理を施し、また、
動画領域ではフィールド内内挿処理を施し、折り返し成
分を除去して、もとの広帯域信号に戻した後に、ノイズ
リデュース処理を施すことができる。従って、色信号の
相関性を正確に検出して、正確な相関性を利用したノイ
ズリデュースを行え、ノイズリデュースの性能向上を図
ることができる。しかも、色信号専用でノイズリデュー
スを行え、さらには、時間伸長によって低周波領域に変
換されたことにより目につきやすくなったノイズについ
て、効果的にノイズリデュース処理を施すことができ
る。よって、S/Nが良く、かつ動画領域での映像のボ
ケの少ない色信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における色ノイズリデューサの具体的な一
構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3における色ノイズリデューサの具体的な一
構成例を示すブロック図である。
【図5】図3における色ノイズリデューサの具体的な他
の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】MUSEデコーダの従来例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…MUSE信号入力端子、2…ローパスフィルタ、3
…入力処理手段、4…アナログ−ディジタル変換器、5
…ノンリニアディエンファシス処理手段、6…輝度信号
処理手段、7…フレーム間内挿処理手段、8…静止画用
ローパスフィルタ、9…サンプリング周波数変換処理手
段、10…フィールド間内挿処理手段、11…フィールド内
内挿処理手段、12…サンプリング周波数変換処理手段、
13…適応混合処理手段、14…低域すげ替え処理手段、15
…動き検出処理手段、16…時間伸長処理手段、17…フィ
ールド間内挿処理手段、18…時間伸長処理手段、19…フ
ィールド内内挿処理手段、20…適応混合処理手段、21…
線順次デコード処理手段、22…出力処理手段、23…逆マ
トリクス処理手段、24…ガンマ補正処理手段、25…ディ
ジタル−アナログ変換手段、26…ローパスフィルタ、27
…R信号出力端子、28…G信号出力端子、29…B信号出
力端子、30…色ノイズリデューサ、31…適応型色ノイズ
リデューサ、32…遅延手段、33…適応型色ノイズリデュ
ーサ、201…線順次色差信号入力端子、202…第1の乗算
器、203…加算器、204…第2の乗算器、205…2フレー
ム遅延手段、206…映像信号出力端子、401…動き信号入
力端子、402…第3の乗算器、403…第4の乗算器、501
…第1の減算器、502…第5の乗算器、503…第2の減算
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 雅人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 寺西 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 木村 初司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 長谷川 敬 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 二宮 佑一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域なハイビジョン信号を帯域圧縮し
    て得られるMUSE(Multiple Sub-Nyquist Sampling
    Encoding)信号を、元の広帯域なハイビジョン信号にデ
    コードするMUSEデコーダにおいて、 予めディジタル化された前記MUSE信号のうち、輝度
    信号を、少なくとも4フィールド分用いてフィールド間
    内挿することにより、広帯域な静止画輝度信号にデコー
    ドする第1の静止領域処理手段と、ディジタル化された
    前記MUSE信号のうち、輝度信号を、1フィールド分
    用いてフィールド内内挿することにより、元の広帯域な
    動画輝度信号にデコードする第1の動領域処理手段と、
    ディジタル化された前記MUSE信号のうち、輝度信号
    のフレーム間またはフィールド間の動き量を検出し、そ
    の動き量に応じた動き信号を出力する動き量検出手段
    と、デコードして得られた前記静止画輝度信号と動画輝
    度信号とを、前記動き量検出手段より出力された前記動
    き信号に応じて混合する第1の混合手段と、該第1の混
    合手段により混合して得られた輝度信号のうち、低域成
    分を、ディジタル化された前記MUSE信号のうちの輝
    度信号の低域成分とすげ替えるか、あるいは、前記第1
    の混合手段により混合して得られた輝度信号のうち、低
    域成分に、ディジタル化された前記MUSE信号のうち
    の輝度信号の低域成分を或る比率で混合する低域すげ替
    え手段と、 ディジタル化された前記MUSE信号のうち、線順次化
    された色差信号を、少なくとも4フィールド分用いてフ
    ィールド間内挿することにより、広帯域な静止画色差信
    号にデコードする第2の静止領域処理手段と、ディジタ
    ル化された前記MUSE信号のうち、線順次化された色
    差信号を、1フィールド分用いてフィールド内内挿する
    ことにより、元の広帯域な動画色差信号にデコードする
    第2の動領域処理手段と、デコードして得られた前記静
    止画色差信号と動画色差信号とを、前記動き量検出手段
    より出力された前記動き信号に応じて混合する第2の混
    合手段と、該第2の混合手段により混合して得られた色
    差信号を線順次化された色差信号から2つの色差信号に
    デコードする線順次デコード手段と、を具備し、前記第
    2の混合手段と線順次デコード手段との間または該線順
    次デコード手段の後段に、2フレーム間の相関性を利用
    して前記色差信号のノイズを除去する色ノイズリデュー
    サを設けたことを特徴とする色ノイズリデューサ付きM
    USEデコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の色ノイズリデューサ付
    きMUSEデコーダにおいて、前記色ノイズリデューサ
    は、前記色差信号のノイズを、前記動き量検出手段より
    出力された前記動き信号に応じて、除去することを特徴
    とする色ノイズリデューサ付きMUSEデコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の色ノイズリデューサ付
    きMUSEデコーダにおいて、前記動き量検出手段より
    出力された前記動き信号のうち、前記色ノイズリデュー
    サにおいて用いる動き信号は、前記第2の混合手段にお
    いて用いる動き信号と同一の信号であることを特徴とす
    る色ノイズリデューサ付きMUSEデコーダ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20240371567A1 (en) * 2023-05-03 2024-11-07 Fair-Rite Products, Corp. Retention clips for assemling ferrite cores to cables

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US12451287B2 (en) * 2023-05-03 2025-10-21 Fair-Rite Products, Corp. Retention clips for assemling ferrite cores to cables

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