JPH0532906A - 新規なトリスアゾ化合物 - Google Patents
新規なトリスアゾ化合物Info
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- JPH0532906A JPH0532906A JP3194166A JP19416691A JPH0532906A JP H0532906 A JPH0532906 A JP H0532906A JP 3194166 A JP3194166 A JP 3194166A JP 19416691 A JP19416691 A JP 19416691A JP H0532906 A JPH0532906 A JP H0532906A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- trisazo compound
- group
- trisazo
- coupling component
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- Pending
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- Pyridine Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 新規なトリスアゾ化合物及びその製造方法を
提供すること。 【構成】 下記一般式(1)で表わされるトリスアゾ化
合物 (式中、CPはカップリング成分の残基を表わす)具体
的には、例えば、 この化合物は下記一般式(2)で表わされる化合物 をジアゾ化し、次いで H−CP (3) (式中、CPはカップリング成分の残基を表わす)のカ
ップリング成分にカップリングして製造される。 【効果】 このトリスアゾ化合物は溶解性に優れてお
り、分子吸光係数、反射率が大きいことから光記録用媒
体としてばかりでなく、インキ、フィルター、光シャッ
ター、光電変換素子、光変調素子、空間変調素子として
好適に使用することができる。
提供すること。 【構成】 下記一般式(1)で表わされるトリスアゾ化
合物 (式中、CPはカップリング成分の残基を表わす)具体
的には、例えば、 この化合物は下記一般式(2)で表わされる化合物 をジアゾ化し、次いで H−CP (3) (式中、CPはカップリング成分の残基を表わす)のカ
ップリング成分にカップリングして製造される。 【効果】 このトリスアゾ化合物は溶解性に優れてお
り、分子吸光係数、反射率が大きいことから光記録用媒
体としてばかりでなく、インキ、フィルター、光シャッ
ター、光電変換素子、光変調素子、空間変調素子として
好適に使用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なトリスアゾ化合
物に関する。
物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報データを高密度に蓄積する手
段として、光ディスク記録装置の開発が活発に行なわれ
ている。これらに用いる記録媒体の一つである光情報記
録媒体は、媒体への書き込み、ないし読み出しヘッドが
非接触であるので記録媒体が摩耗劣化しない、高密度化
ができるという特徴をもち、種々の光情報記録媒体の開
発が進められている。この様な光情報記録媒体のうち、
ヒートモードの光記録媒体の開発が活発になっている。
このヒートモードの光記録媒体は、記録光を熱として利
用する光情報記録媒体であり、一例としてレーザー等の
記録光で媒体の一部を融解、除去してビットと言われる
小穴を形成して書き込みを行ない、このビットにより情
報を記録し、このビットを読み出し光で検出して読み出
しを行なうビット形成タイプのものがある。
段として、光ディスク記録装置の開発が活発に行なわれ
ている。これらに用いる記録媒体の一つである光情報記
録媒体は、媒体への書き込み、ないし読み出しヘッドが
非接触であるので記録媒体が摩耗劣化しない、高密度化
ができるという特徴をもち、種々の光情報記録媒体の開
発が進められている。この様な光情報記録媒体のうち、
ヒートモードの光記録媒体の開発が活発になっている。
このヒートモードの光記録媒体は、記録光を熱として利
用する光情報記録媒体であり、一例としてレーザー等の
記録光で媒体の一部を融解、除去してビットと言われる
小穴を形成して書き込みを行ない、このビットにより情
報を記録し、このビットを読み出し光で検出して読み出
しを行なうビット形成タイプのものがある。
【0003】またこのほかにも相変化を利用したもの、
フォトクロミック材料を利用したものなど、様々な記録
方法が提案されてきている。光情報記録材料はレーザー
光のエネルギーを効率よく吸収する必要があるため記録
に使用する特定の波長のレーザー光に対する吸収が大き
いこと、情報の再生を正確に行なうため、再生に使用す
る特定の波長のレーザー光に対する反射率が高いことが
必要となる。
フォトクロミック材料を利用したものなど、様々な記録
方法が提案されてきている。光情報記録材料はレーザー
光のエネルギーを効率よく吸収する必要があるため記録
に使用する特定の波長のレーザー光に対する吸収が大き
いこと、情報の再生を正確に行なうため、再生に使用す
る特定の波長のレーザー光に対する反射率が高いことが
必要となる。
【0004】ビット形成タイプの記録媒体は、無機系の
Se,Teを主体とする材料が大半をしめている。しか
し近年無機系材料が環境汚染の問題があること、そして
より高感度化する必要があること等から、無機系に代え
て有機色素を主体にした有機系材料を記録層に用いる記
録媒体についての報告が増加している。この有機系材料
に用いる色素としてはシアニン色素(例えば、特開昭5
8−114989号公報)、金属錯体(例えば、特開昭
58−16888号公報)、フタロシアニン色素(例え
ば、特開平3−43461号公報)等の報告がなされて
いる。
Se,Teを主体とする材料が大半をしめている。しか
し近年無機系材料が環境汚染の問題があること、そして
より高感度化する必要があること等から、無機系に代え
て有機色素を主体にした有機系材料を記録層に用いる記
録媒体についての報告が増加している。この有機系材料
に用いる色素としてはシアニン色素(例えば、特開昭5
8−114989号公報)、金属錯体(例えば、特開昭
58−16888号公報)、フタロシアニン色素(例え
ば、特開平3−43461号公報)等の報告がなされて
いる。
【0005】半導体レーザーを使用する場合、これらの
化合物の中には吸収波長に関しては満足のゆくものが得
られている。しかしながら、空気中の保存において、酸
素、湿気に対して不安定であったり、溶解性や感度が低
いなど必ずしも充分に満足できる材料は得られておら
ず、いまなお改良がつづけられている。
化合物の中には吸収波長に関しては満足のゆくものが得
られている。しかしながら、空気中の保存において、酸
素、湿気に対して不安定であったり、溶解性や感度が低
いなど必ずしも充分に満足できる材料は得られておら
ず、いまなお改良がつづけられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新規なトリス
アゾ化合物およびその製造方法の提供を目的とするもの
である。
アゾ化合物およびその製造方法の提供を目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1.下記一般
式(1)で表わされるトリスアゾ化合物。
式(1)で表わされるトリスアゾ化合物。
【0008】
【化3】
【0009】(式中、CPはカップリング成分の残基を
表わす)及び2.請求項1に記載のトリスアゾ化合物の
製造方法において、
表わす)及び2.請求項1に記載のトリスアゾ化合物の
製造方法において、
【0010】
【化4】
【0011】をジアゾ化し、次いで
H−CP (3)
(式中、CPはカップリング成分の残基を表わす)のカ
ップリング成分にカップリングする方法を要旨とするも
のである。
ップリング成分にカップリングする方法を要旨とするも
のである。
【0012】上記式(2)の
【0013】
【化5】
【0014】は
【0015】
【化6】
【0016】のトリフェニルアミンを酢酸溶媒中で過剰
の硝酸と反応させて得られる下記化合物
の硝酸と反応させて得られる下記化合物
【0017】
【化7】
【0018】のトリニトロトリフェニルアミンを還元す
ることによって得られる。
ることによって得られる。
【0019】化合物(5)のトリニトロヒリフェニルア
ミンの還元反応としては、例えば水素添加法を挙げるこ
とができる。
ミンの還元反応としては、例えば水素添加法を挙げるこ
とができる。
【0020】この反応では均一系触媒を使用する系と不
均一系触媒を使用する系とがある。均一系触媒としては
ロジウム、ルテニウム、イリジウム、コバルトなどのVI
I属金属元素の錯化合物が使用され、また、不均一系触
媒としては白金化合物、ラネ−ニッケル、あるいは活性
炭、アルミナ、硫酸バリウムなどに担持された白金、パ
ラジアム、ロジウム又はルテニウムなどが使用される。
この場合、後処理が簡便な不均一系触媒を用いる方が好
ましい。
均一系触媒を使用する系とがある。均一系触媒としては
ロジウム、ルテニウム、イリジウム、コバルトなどのVI
I属金属元素の錯化合物が使用され、また、不均一系触
媒としては白金化合物、ラネ−ニッケル、あるいは活性
炭、アルミナ、硫酸バリウムなどに担持された白金、パ
ラジアム、ロジウム又はルテニウムなどが使用される。
この場合、後処理が簡便な不均一系触媒を用いる方が好
ましい。
【0021】不均一系触媒を用いる系では、反応系を密
閉系とし気相部を1気圧の水素ガスで置換して激しく撹
拌することにより反応させる。吸収された量に応じて水
素ガスが供給される減圧弁を介して水素ガスを供給す
る。理論量の水素ガスを吸収した時点で吸収が停止する
ので反応終了とする。この場合、反応温度は室温で良い
が、水素ガスの吸収が遅いときには加温してもよい。ま
た、反応溶媒にはメタノール、エタノール、プロパノー
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、
N,N−ジメチルホルムアミドなどを挙げることができ
る。
閉系とし気相部を1気圧の水素ガスで置換して激しく撹
拌することにより反応させる。吸収された量に応じて水
素ガスが供給される減圧弁を介して水素ガスを供給す
る。理論量の水素ガスを吸収した時点で吸収が停止する
ので反応終了とする。この場合、反応温度は室温で良い
が、水素ガスの吸収が遅いときには加温してもよい。ま
た、反応溶媒にはメタノール、エタノール、プロパノー
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、酢酸エチル、
N,N−ジメチルホルムアミドなどを挙げることができ
る。
【0022】こうして得られたトリアミノ化合物のジア
ゾ化は、このトリアミノ化合物を塩酸、硫酸等の無機酸
中に分散した後、これに−10〜20℃の温度で亜硝酸
ナトリウムを添加することにより行われ、反応は約2時
間で完結する。
ゾ化は、このトリアミノ化合物を塩酸、硫酸等の無機酸
中に分散した後、これに−10〜20℃の温度で亜硝酸
ナトリウムを添加することにより行われ、反応は約2時
間で完結する。
【0023】この反応によって下記一般式(6)のトリ
ス(ジアゾニウム)塩が得られるが、
ス(ジアゾニウム)塩が得られるが、
【0024】
【化8】
【0025】更にこのジアゾ化反応液に例えば硼弗化水
素酸、硼弗化ナトリウム等の水溶液を加えて、塩交換す
ることにより一般式(6)のトリス(ジアゾニウム)塩
を得ることができる。
素酸、硼弗化ナトリウム等の水溶液を加えて、塩交換す
ることにより一般式(6)のトリス(ジアゾニウム)塩
を得ることができる。
【0026】ここで本発明のビスアゾ化合物製造のため
のカップリング反応に使用するカップラーとしては、ア
シルアセトアリールアミド類、フェノール類、ピリドン
類、キノロン類、ピラゾール類、インドール類、ジフェ
ニルアミン類、アニリン類、アミノピリジン類、ピリミ
ジン類、ピリミドン類、ナフトール類、ナフチルアミン
類、ヒドロキシアントラセン類、アミノチアゾール類、
チオフェン類、ヒドロキシピリジン類等が挙げられる。
のカップリング反応に使用するカップラーとしては、ア
シルアセトアリールアミド類、フェノール類、ピリドン
類、キノロン類、ピラゾール類、インドール類、ジフェ
ニルアミン類、アニリン類、アミノピリジン類、ピリミ
ジン類、ピリミドン類、ナフトール類、ナフチルアミン
類、ヒドロキシアントラセン類、アミノチアゾール類、
チオフェン類、ヒドロキシピリジン類等が挙げられる。
【0027】さらにこれらのカップリング成分は無置換
か、またはアルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、ア
ミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリ
ールアミノ基、ジアリールアミノ基、ヒドロキシアルキ
ルアミノ基、ハロゲン原子、、アルコキシ基、アリール
オキシ基、アルキルアミノカルボニル基、アリールアミ
ノカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、スルホニル基、アルキルアミノ
スルホニル基、アリールアミノスルホニル基、アルキル
スルホン基、アリールスルホン基、ニトロ基、シアノ基
等によって置換されていてもよい。
か、またはアルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、ア
ミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アリ
ールアミノ基、ジアリールアミノ基、ヒドロキシアルキ
ルアミノ基、ハロゲン原子、、アルコキシ基、アリール
オキシ基、アルキルアミノカルボニル基、アリールアミ
ノカルボニル基、アルキルオキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、スルホニル基、アルキルアミノ
スルホニル基、アリールアミノスルホニル基、アルキル
スルホン基、アリールスルホン基、ニトロ基、シアノ基
等によって置換されていてもよい。
【0028】こうして得られたトリス(ジアゾニウム)
塩を用いて本発明のトリスアゾ化合物を製造するには、
まず反応液からトリス(ジアゾニウム)塩を単離した
後、これを前記一般式(3)で示されるカップラーとと
もにN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、1,4−ジオキサン等の有機溶媒に溶解し、これ
に−10〜4℃の温度で酢酸ナトリウム水溶液のような
アルカリ水溶液を滴下してカップリング反応をさせれば
よい。この反応は約5分〜3時間で完結する。反応終了
後、反応混合物を氷にそそぎ、析出した結晶を濾別し、
適当な方法、例えば再結晶、シリカゲルカラムクロマト
グラフ等で精製することにより、目的とするトリスアゾ
化合物が得られる。なおトリスアゾ化合物の製造は前記
ジアゾ化反応液にそのままカップラーを作用させること
によっても可能である。
塩を用いて本発明のトリスアゾ化合物を製造するには、
まず反応液からトリス(ジアゾニウム)塩を単離した
後、これを前記一般式(3)で示されるカップラーとと
もにN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、1,4−ジオキサン等の有機溶媒に溶解し、これ
に−10〜4℃の温度で酢酸ナトリウム水溶液のような
アルカリ水溶液を滴下してカップリング反応をさせれば
よい。この反応は約5分〜3時間で完結する。反応終了
後、反応混合物を氷にそそぎ、析出した結晶を濾別し、
適当な方法、例えば再結晶、シリカゲルカラムクロマト
グラフ等で精製することにより、目的とするトリスアゾ
化合物が得られる。なおトリスアゾ化合物の製造は前記
ジアゾ化反応液にそのままカップラーを作用させること
によっても可能である。
【0029】以上のようにして製造される本発明トリス
アゾ化合物の好ましい具体例を挙げるが本発明の範囲は
これらのみに限定されるものではない。
アゾ化合物の好ましい具体例を挙げるが本発明の範囲は
これらのみに限定されるものではない。
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】
【化11】
【0033】
【化12】
【0034】
【化13】
【0035】本発明のトリスアゾ化合物(I)を記録媒
体として使用する場合、基本的には基板とトリスアゾ化
合物(1)を含む記録層とから構成されるものである。
体として使用する場合、基本的には基板とトリスアゾ化
合物(1)を含む記録層とから構成されるものである。
【0036】本発明において使用する基板は、従来の情
報記録媒体の基板として用いられている各種の材料から
任意に選択することができる。基板の光学的特性、平面
性、加工性、取扱い性、経時安定性および製造コストな
どの点から、基板材料の例としてはソーダ石灰ガラス等
のガラス;セルキャストポリメチルメタクリレート、射
出成形ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポ
リ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹
脂;エポキシ樹脂;およびポリカーボネート樹脂、アモ
ルファスポリオレフィン、ポリエステルを挙げることが
できる。これらのうちで寸度安定性、透明性および平面
性などの点から、好ましいものは、ポリメチルメタクリ
レート、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、アモル
ファスポリオレフィン、ポリエステルおよびガラスであ
る。なお、これらの材料はフィルム状としてまたは剛性
のある基板として使うことができる。
報記録媒体の基板として用いられている各種の材料から
任意に選択することができる。基板の光学的特性、平面
性、加工性、取扱い性、経時安定性および製造コストな
どの点から、基板材料の例としてはソーダ石灰ガラス等
のガラス;セルキャストポリメチルメタクリレート、射
出成形ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂;ポ
リ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹
脂;エポキシ樹脂;およびポリカーボネート樹脂、アモ
ルファスポリオレフィン、ポリエステルを挙げることが
できる。これらのうちで寸度安定性、透明性および平面
性などの点から、好ましいものは、ポリメチルメタクリ
レート、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、アモル
ファスポリオレフィン、ポリエステルおよびガラスであ
る。なお、これらの材料はフィルム状としてまたは剛性
のある基板として使うことができる。
【0037】トリスアゾ化合物(1)を使用する際、膜
厚は100Å〜5μm、好ましくは1000Å〜3μm
である。成膜法としては真空蒸着法、スパッタリング
法、ドクターブレード法、キャスト法、スピナー法、浸
漬法など一般に行われている薄膜形成法で成膜すること
ができる。また、必要に応じてバインダーを使用するこ
ともできる。バインダーとしてはPVA、PVP、ニト
ロセルロース、酢酸セルロース、ポリビニルブチラー
ル、ポリカーボネートなど既知のものが用いられ、樹脂
に対するトリスアゾ化合物(1)の量は、重量比で0.
01以上あることが望ましい。スピナー法により成膜の
場合、回転数は500〜5000rpmが好ましく、ス
ピンコートの後、場合によっては、加熱あるいは溶媒蒸
気にあてる等の処理を行ってもよい。
厚は100Å〜5μm、好ましくは1000Å〜3μm
である。成膜法としては真空蒸着法、スパッタリング
法、ドクターブレード法、キャスト法、スピナー法、浸
漬法など一般に行われている薄膜形成法で成膜すること
ができる。また、必要に応じてバインダーを使用するこ
ともできる。バインダーとしてはPVA、PVP、ニト
ロセルロース、酢酸セルロース、ポリビニルブチラー
ル、ポリカーボネートなど既知のものが用いられ、樹脂
に対するトリスアゾ化合物(1)の量は、重量比で0.
01以上あることが望ましい。スピナー法により成膜の
場合、回転数は500〜5000rpmが好ましく、ス
ピンコートの後、場合によっては、加熱あるいは溶媒蒸
気にあてる等の処理を行ってもよい。
【0038】ドクターブレード法、キャスト法、スピナ
ー法、浸漬法、特にスピナー法等の塗布方法により記録
層を形成する場合の塗布溶媒としては、テトラクロロエ
タン、ブロモホルム、ジブロモエタン、エチルセロソル
ブ、キシレン、クロロベンゼン、クロロホルム、トルエ
ン、アセトン、エチレンジアミン、ピリジン等が好適に
使用される。
ー法、浸漬法、特にスピナー法等の塗布方法により記録
層を形成する場合の塗布溶媒としては、テトラクロロエ
タン、ブロモホルム、ジブロモエタン、エチルセロソル
ブ、キシレン、クロロベンゼン、クロロホルム、トルエ
ン、アセトン、エチレンジアミン、ピリジン等が好適に
使用される。
【0039】本発明のトリスアゾ化合物は溶解性に優れ
ており、分子吸光係数、反射率が大きいことから光記録
用媒体としてばかりでなく、インキ、フィルター、光シ
ャッター、光電変換素子、光変調素子、空間変調素子と
して好適に使用することができる。
ており、分子吸光係数、反射率が大きいことから光記録
用媒体としてばかりでなく、インキ、フィルター、光シ
ャッター、光電変換素子、光変調素子、空間変調素子と
して好適に使用することができる。
【0040】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明するが、
これにより本発明の実施の態様が限定されるものではな
い。
これにより本発明の実施の態様が限定されるものではな
い。
【0041】実施例1{トリス(ジアゾニウム塩)の製
造} 4,4’,4”−トリアミノトリフェニルアミン10.
00g(0.034mol)に濃塩酸80ml、水80
mlを加え、70℃に加熱して塩酸塩にした後、溶液を
塩−氷で−5℃に冷却する。次いで7.40g(0.1
07mol)の亜硝酸ナトリウムを20mlの水に溶解
した溶液を、温度を−5℃以下に保ちながら塩酸塩の溶
液に20分に亘って滴下反応させた。同温度で3時間撹
拌を行なった後、さらに−5℃以下の温度で17.50
g(0.159mol)のフッ化ホウ素酸ナトリウムを
25mlの水に溶解した溶液を滴下する。温度を0℃に
保って1時間撹拌した後、析出した黄色の結晶を濾別す
る。結晶は冷水で洗浄し、暗所、室温で減圧乾燥してト
リス(ジアゾニウム)塩を黄色粉末として17.95g
(収率90%)得た。
造} 4,4’,4”−トリアミノトリフェニルアミン10.
00g(0.034mol)に濃塩酸80ml、水80
mlを加え、70℃に加熱して塩酸塩にした後、溶液を
塩−氷で−5℃に冷却する。次いで7.40g(0.1
07mol)の亜硝酸ナトリウムを20mlの水に溶解
した溶液を、温度を−5℃以下に保ちながら塩酸塩の溶
液に20分に亘って滴下反応させた。同温度で3時間撹
拌を行なった後、さらに−5℃以下の温度で17.50
g(0.159mol)のフッ化ホウ素酸ナトリウムを
25mlの水に溶解した溶液を滴下する。温度を0℃に
保って1時間撹拌した後、析出した黄色の結晶を濾別す
る。結晶は冷水で洗浄し、暗所、室温で減圧乾燥してト
リス(ジアゾニウム)塩を黄色粉末として17.95g
(収率90%)得た。
【0042】実施例2(化合物No.1のトリスアゾ化合
物の製造) β−ナフトール1.88g(0.013mol)をDM
F100mlに溶解し、これにトリス(ジアゾニウム)
塩2.24g(0.0038mol)を加えた後、酢酸
ナトリウム2.14gを水10mlに溶解した溶液を室
温で20分に亘って滴下反応させた。次に同温度で3時
間撹拌した後、反応混合物を氷にそそぎ、さらに1時間
撹拌して析出した結晶を濾別した。この結晶をトルエン
100mlで再結晶し、得られた結晶を減圧下加熱乾燥
して化合物1のトリスアゾ化合物を緑色粉末として2.
18g(収率70%)得た。図1にこのトリスアゾ化合
物の赤外吸収スペクトル(KBr法)を示す。
物の製造) β−ナフトール1.88g(0.013mol)をDM
F100mlに溶解し、これにトリス(ジアゾニウム)
塩2.24g(0.0038mol)を加えた後、酢酸
ナトリウム2.14gを水10mlに溶解した溶液を室
温で20分に亘って滴下反応させた。次に同温度で3時
間撹拌した後、反応混合物を氷にそそぎ、さらに1時間
撹拌して析出した結晶を濾別した。この結晶をトルエン
100mlで再結晶し、得られた結晶を減圧下加熱乾燥
して化合物1のトリスアゾ化合物を緑色粉末として2.
18g(収率70%)得た。図1にこのトリスアゾ化合
物の赤外吸収スペクトル(KBr法)を示す。
【0043】実施例3(化合物No.2のトリスアゾ化合
物の製造) m−N,N−ジエチルアミノフェノール2.16g
(0.013mol)をDMF100mlに溶解し、氷
水で3℃に冷却する。これにトリス(ジアゾニウム)塩
2.24g(0.0038mol)を加えて後、酢酸ナ
トリウム2.14gを水10mlに溶解した溶液を同温
度で20分に亘って滴下反応させた。次に4℃で2時間
撹拌した後、反応混合物を氷にそそぎ、さらに1時間撹
拌して析出した結晶を濾別した。この結晶をクロロホル
ムを展開溶媒にしてシリカゲルカラムクロマトグラフで
精製し、さらにエタノール200mlで再結晶し、得ら
れた結晶を減圧下加熱乾燥して化合物No.2のトリスア
ゾ化合物を緑色光沢結晶として1.51g(収率50
%)得た。図2にこのトリスアゾ化合物の赤外吸収スペ
クトル(KBr法)を示す。
物の製造) m−N,N−ジエチルアミノフェノール2.16g
(0.013mol)をDMF100mlに溶解し、氷
水で3℃に冷却する。これにトリス(ジアゾニウム)塩
2.24g(0.0038mol)を加えて後、酢酸ナ
トリウム2.14gを水10mlに溶解した溶液を同温
度で20分に亘って滴下反応させた。次に4℃で2時間
撹拌した後、反応混合物を氷にそそぎ、さらに1時間撹
拌して析出した結晶を濾別した。この結晶をクロロホル
ムを展開溶媒にしてシリカゲルカラムクロマトグラフで
精製し、さらにエタノール200mlで再結晶し、得ら
れた結晶を減圧下加熱乾燥して化合物No.2のトリスア
ゾ化合物を緑色光沢結晶として1.51g(収率50
%)得た。図2にこのトリスアゾ化合物の赤外吸収スペ
クトル(KBr法)を示す。
【0044】実施例4〜8(化合物No.3〜7のトリス
アゾ化合物の製造) 化合物No.3〜7に対応するカップラーを用いて実施例
2のトリスアゾ化合物(化合物No.1)の製造法または
実施例3のトリスアゾ化合物(化合物No.2)の製造法
と同様にして、夫々化合物3〜7を製造した。これらの
ものの融点あるいは分解点、元素分析結果および吸収極
大波長、分子吸光係数は表−1、表−2に示したとおり
である。
アゾ化合物の製造) 化合物No.3〜7に対応するカップラーを用いて実施例
2のトリスアゾ化合物(化合物No.1)の製造法または
実施例3のトリスアゾ化合物(化合物No.2)の製造法
と同様にして、夫々化合物3〜7を製造した。これらの
ものの融点あるいは分解点、元素分析結果および吸収極
大波長、分子吸光係数は表−1、表−2に示したとおり
である。
【0045】
【化14】
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明のトリスアゾ化合物は、溶解性に
優れ、しかも吸光係数、反射率が大きいことから、光記
録媒体として有用である。
優れ、しかも吸光係数、反射率が大きいことから、光記
録媒体として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる化合物No.1の赤外線吸収スペ
クトル(KBr法)
クトル(KBr法)
【図2】本発明にかかる化合物No.2赤外線吸収スペク
トル(KBr法)
トル(KBr法)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
C07D 213/84 6701−4C
231/06 6701−4C
G11B 7/24 7215−5D
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で表わされるトリスア
ゾ化合物。 【化1】 (式中、CPはカップリング成分の残基を表わす) - 【請求項2】 請求項1に記載のトリスアゾ化合物の製
造方法において、 【化2】 をジアゾ化し、次いで H−CP (3) (式中、CPはカップリング成分の残基を表わす)のカ
ップリング成分にカップリングすることを特徴とする方
法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194166A JPH0532906A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 新規なトリスアゾ化合物 |
| US07/919,593 US5312906A (en) | 1991-07-25 | 1992-07-24 | Optical information recording media and bisazo compounds for use therein |
| US08/185,778 US5441844A (en) | 1991-07-25 | 1994-01-24 | Optical information recording medium using bisazo or trisazo compounds |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3194166A JPH0532906A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 新規なトリスアゾ化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532906A true JPH0532906A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16320032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3194166A Pending JPH0532906A (ja) | 1991-07-25 | 1991-08-02 | 新規なトリスアゾ化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532906A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2008995A3 (en) * | 2007-06-29 | 2009-05-06 | Ricoh Company, Ltd. | Azo compound and method of preparing the azo compound |
| EP2584007A1 (en) * | 2011-10-22 | 2013-04-24 | Clariant International Ltd. | Trisazo acid dyes based on pyridones |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3194166A patent/JPH0532906A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2008995A3 (en) * | 2007-06-29 | 2009-05-06 | Ricoh Company, Ltd. | Azo compound and method of preparing the azo compound |
| US8232376B2 (en) | 2007-06-29 | 2012-07-31 | Ricoh Company, Ltd. | Azo compound and method of preparing the azo compound |
| US8541557B2 (en) | 2007-06-29 | 2013-09-24 | Ricoh Company, Ltd. | Azo compound and method of preparing the azo compound |
| EP2584007A1 (en) * | 2011-10-22 | 2013-04-24 | Clariant International Ltd. | Trisazo acid dyes based on pyridones |
| WO2013056839A1 (en) * | 2011-10-22 | 2013-04-25 | Clariant International Ltd | Trisazo acid dyes based on pyridones |
| CN104011144A (zh) * | 2011-10-22 | 2014-08-27 | 克拉瑞特国际有限公司 | 基于吡啶酮类的三偶氮酸性染料 |
| JP2014534307A (ja) * | 2011-10-22 | 2014-12-18 | クラリアント インターナショナル リミティド | ピリドンをベースとするトリスアゾ酸性染料 |
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