JPH05329848A - チューブ被覆ローラの製造装置 - Google Patents
チューブ被覆ローラの製造装置Info
- Publication number
- JPH05329848A JPH05329848A JP14293392A JP14293392A JPH05329848A JP H05329848 A JPH05329848 A JP H05329848A JP 14293392 A JP14293392 A JP 14293392A JP 14293392 A JP14293392 A JP 14293392A JP H05329848 A JPH05329848 A JP H05329848A
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- Japan
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- tube
- mold
- wall
- roller
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チューブ被覆ローラを歩留りよく製造する。
【構成】 円筒金型22の内壁から外壁に折曲げてチュ
ーブ17を添装し、円筒金型22に上、下金型27、2
6を嵌合し、円筒金型22の外壁と上、下金型27また
は26の内壁でチューブ17を挟持する。上、下金型2
7及び26がチューブ17を介して円筒金型22に当接
するよう上、下金型27及び26に突状部37を設け
る。突状部37は液状ゴムがチューブ17に接着される
部分と余剰部分とを分離する。その後、液状ゴムを加熱
硬化してチューブ被覆ローラを製造する。 【効果】 金型から離型する際、チューブ17の端部が
引張られてしわが発生しない。そのため、歩留りよく製
造できる。
ーブ17を添装し、円筒金型22に上、下金型27、2
6を嵌合し、円筒金型22の外壁と上、下金型27また
は26の内壁でチューブ17を挟持する。上、下金型2
7及び26がチューブ17を介して円筒金型22に当接
するよう上、下金型27及び26に突状部37を設け
る。突状部37は液状ゴムがチューブ17に接着される
部分と余剰部分とを分離する。その後、液状ゴムを加熱
硬化してチューブ被覆ローラを製造する。 【効果】 金型から離型する際、チューブ17の端部が
引張られてしわが発生しない。そのため、歩留りよく製
造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザプリンタや電子複
写機等のトナー定着部に用いられるローラのチューブ被
覆ローラの製造装置に関する。
写機等のトナー定着部に用いられるローラのチューブ被
覆ローラの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子複写機やレーザプリンタ
のトナー定着部は、内部にヒータを備えた加熱ローラと
加圧ローラから構成され、加熱ローラによりトナーを加
熱すると共に、加圧ローラによりその間を通過するコピ
ー用紙を圧着してコピー用紙上にトナーを定着させてプ
リントしている。このような定着部のローラは通紙の安
定性を図り、鮮明な画像を得るため適度な弾性と、トナ
ーとの離型性のよいものが要求される。加えて定着部ロ
ーラを搭載する電子複写機やレザープリンタの高速化、
小型化の要求に伴い、小型化、高速化が問題となってい
る。そのため、芯金上の弾性体を設けただけの単層のロ
ーラでは、ニップ幅が確保できる低硬度で、表面平滑で
通紙性がよく、しかも磨耗しにくい耐久性の優れたロー
ラは得られなかった。そのため芯金上に適度な弾性を有
する弾性体を設け、その上層に離型性のよい最外層が積
層された多層構造のローラが用いられている。
のトナー定着部は、内部にヒータを備えた加熱ローラと
加圧ローラから構成され、加熱ローラによりトナーを加
熱すると共に、加圧ローラによりその間を通過するコピ
ー用紙を圧着してコピー用紙上にトナーを定着させてプ
リントしている。このような定着部のローラは通紙の安
定性を図り、鮮明な画像を得るため適度な弾性と、トナ
ーとの離型性のよいものが要求される。加えて定着部ロ
ーラを搭載する電子複写機やレザープリンタの高速化、
小型化の要求に伴い、小型化、高速化が問題となってい
る。そのため、芯金上の弾性体を設けただけの単層のロ
ーラでは、ニップ幅が確保できる低硬度で、表面平滑で
通紙性がよく、しかも磨耗しにくい耐久性の優れたロー
ラは得られなかった。そのため芯金上に適度な弾性を有
する弾性体を設け、その上層に離型性のよい最外層が積
層された多層構造のローラが用いられている。
【0003】このような多層構造のローラはかなりの高
温に加熱されるため、耐熱性であり、しかも熱伝導性が
よくなければならず、弾性体としてシリコーンゴムやフ
ッ素ゴムが使用され、最外層としてパーフロロアルコキ
シ樹脂(PFA樹脂)やポリテトラフロロエチレン樹脂
(PTFE樹脂)等のフッ素樹脂が採用されている。多
層構造のローラを製造するには、最外層と成るフッ素樹
脂を予めチューブに成形し、このチューブに所望のニッ
プ幅が得られるシリコーンゴム等の弾性体を芯金上に形
成した弾性ローラを挿入するか、あるいは金型内壁に配
置したチューブ内に液状ゴムを注入し、その後金型毎加
熱し、液状ゴムを硬化すると共にチューブと弾性体を一
体化してチューブ被覆ローラを製造していた。
温に加熱されるため、耐熱性であり、しかも熱伝導性が
よくなければならず、弾性体としてシリコーンゴムやフ
ッ素ゴムが使用され、最外層としてパーフロロアルコキ
シ樹脂(PFA樹脂)やポリテトラフロロエチレン樹脂
(PTFE樹脂)等のフッ素樹脂が採用されている。多
層構造のローラを製造するには、最外層と成るフッ素樹
脂を予めチューブに成形し、このチューブに所望のニッ
プ幅が得られるシリコーンゴム等の弾性体を芯金上に形
成した弾性ローラを挿入するか、あるいは金型内壁に配
置したチューブ内に液状ゴムを注入し、その後金型毎加
熱し、液状ゴムを硬化すると共にチューブと弾性体を一
体化してチューブ被覆ローラを製造していた。
【0004】
【発明が解決すべき課題】このような定着部ローラの製
造装置は、図3に示すように、内壁面にフッ素樹脂チュ
ーブ1が添装される円筒金型2を備え、フッ素樹脂チュ
ーブ1の両端部を円筒金型2の外壁面に折返えして設置
する。円筒金型2の中心に同軸上に設置される芯金3の
上下端部にはそれぞれ円錐形のキャップ4が設けられ
る。更に、キャップ4が嵌められた芯金3を嵌合する嵌
合部5をそれぞれ備え、嵌合部5にキャップ4を嵌合す
ることにより芯金3を円筒金型2と同軸状に挟持する下
部金型6及び上部金型7が設けられる。下部金型6には
射出装置(図示せず)に連結された液状ゴム8の射出口
9と嵌合するゴム注入口10が設けられる。また、上部
金型7には板バネ11を備えた圧力調整弁12が設けら
れ、液状ゴム8注入時、あるいは加硫時に一定圧以上の
圧力が負荷されると弁が開き、内部の圧力が調整される
ようになっている。圧力調整弁12には液状ゴム注入時
の空気の逃道(図示せず)を形成してもよい。上部金型
7及び下部金型6は突起13を有し、突起13に掛止さ
れるスプリング14で互に固定される。
造装置は、図3に示すように、内壁面にフッ素樹脂チュ
ーブ1が添装される円筒金型2を備え、フッ素樹脂チュ
ーブ1の両端部を円筒金型2の外壁面に折返えして設置
する。円筒金型2の中心に同軸上に設置される芯金3の
上下端部にはそれぞれ円錐形のキャップ4が設けられ
る。更に、キャップ4が嵌められた芯金3を嵌合する嵌
合部5をそれぞれ備え、嵌合部5にキャップ4を嵌合す
ることにより芯金3を円筒金型2と同軸状に挟持する下
部金型6及び上部金型7が設けられる。下部金型6には
射出装置(図示せず)に連結された液状ゴム8の射出口
9と嵌合するゴム注入口10が設けられる。また、上部
金型7には板バネ11を備えた圧力調整弁12が設けら
れ、液状ゴム8注入時、あるいは加硫時に一定圧以上の
圧力が負荷されると弁が開き、内部の圧力が調整される
ようになっている。圧力調整弁12には液状ゴム注入時
の空気の逃道(図示せず)を形成してもよい。上部金型
7及び下部金型6は突起13を有し、突起13に掛止さ
れるスプリング14で互に固定される。
【0005】このようなローラの製造装置を用いてチュ
ーブ被覆ローラを製造するには、円筒金型にチューブを
添装し、芯金3を挿入して上、下部金型6及び7をセッ
トし、液状ゴム注入口10から圧力調整弁12が押上げ
られるまで液状ゴム8を注入する。その後、金型毎亘温
槽に放置し、液状ゴム8を硬化させる。硬化後、金型か
ら離型しチューブ被覆ローラを得ている。
ーブ被覆ローラを製造するには、円筒金型にチューブを
添装し、芯金3を挿入して上、下部金型6及び7をセッ
トし、液状ゴム注入口10から圧力調整弁12が押上げ
られるまで液状ゴム8を注入する。その後、金型毎亘温
槽に放置し、液状ゴム8を硬化させる。硬化後、金型か
ら離型しチューブ被覆ローラを得ている。
【0006】しかしながら、金型から成形品を離型する
際、円筒金型2から、上、下部金型6または7を外す時
に、円筒金型2と上、下部金型6または7で挟持する部
分のフッ素樹脂チューブ1を引張ってしまう。このた
め、製品の端部にしわが生じてしまうことがあり、製品
の歩留りが悪くなってしまった。本発明は上記の欠点を
解消するためになされたものであって、金型の離型時に
チューブに負荷がかからず、そのためチューブの端部に
しわが生じず、歩留りよくチューブ被覆ローラを製造で
きるチューブ被覆ローラの製造装置を提供することを目
的とする。
際、円筒金型2から、上、下部金型6または7を外す時
に、円筒金型2と上、下部金型6または7で挟持する部
分のフッ素樹脂チューブ1を引張ってしまう。このた
め、製品の端部にしわが生じてしまうことがあり、製品
の歩留りが悪くなってしまった。本発明は上記の欠点を
解消するためになされたものであって、金型の離型時に
チューブに負荷がかからず、そのためチューブの端部に
しわが生じず、歩留りよくチューブ被覆ローラを製造で
きるチューブ被覆ローラの製造装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のチューブ被覆ローラの製造装置は、内壁に
チューブが添装される円筒金型と、前記円筒金型の上下
をそれぞれ嵌合し前記チューブの端部を前記円筒金型と
挟持し且つ前記円筒金型内に挿入される芯金とを同軸状
に固定する上部金型及び下部金型と、前記下部金型に設
けられ前記芯金と前記チューブ間に液状ゴムを注入する
液状ゴム注入口とを備えたチューブ被覆ローラの製造装
置において、前記上部金型及び前記下部金型は前記チュ
ーブが前記円筒金型の内壁から外壁へ添装されて折返さ
れる部分の円周に亘り前記液状ゴムの径方向の端部に当
接する突状部を有するものである。
め、本発明のチューブ被覆ローラの製造装置は、内壁に
チューブが添装される円筒金型と、前記円筒金型の上下
をそれぞれ嵌合し前記チューブの端部を前記円筒金型と
挟持し且つ前記円筒金型内に挿入される芯金とを同軸状
に固定する上部金型及び下部金型と、前記下部金型に設
けられ前記芯金と前記チューブ間に液状ゴムを注入する
液状ゴム注入口とを備えたチューブ被覆ローラの製造装
置において、前記上部金型及び前記下部金型は前記チュ
ーブが前記円筒金型の内壁から外壁へ添装されて折返さ
れる部分の円周に亘り前記液状ゴムの径方向の端部に当
接する突状部を有するものである。
【0008】
【作用】円筒金型の内壁にチューブを添装し、チューブ
の端部を円筒金型の外壁に折返し、円筒金型の外壁と上
部金型及び下部金型の内壁でこの折返された端部を挟持
すると共に、芯金を円筒金型と同軸状に固定する。上部
金型及び下部金型には円筒金型内壁に添装されたチュー
ブが外壁に折返される部分に、円周に亘って突上部が設
けられるため、下部金型に設けられた液状ゴム注入口か
ら芯金とチューブ間に注入される液状ゴムは、突状部に
よりチューブ面と、形成のための余剰部分とに分割され
る。このため液状ゴムを加熱、硬化し弾性体とした後、
円筒金型から上、下部金型を外す際、円筒金型の外壁に
折返されたチューブの端部には負荷がかかるが、弾性体
に接着された部分のチューブには負荷がかからない。更
に、弾性体はチューブに接着された部分と余剰部分とが
分離されているため、離型の際にチューブに接着された
部分に負荷がかからない。このため、ローラの端部にし
わが発生することがなく、歩留りよく製造できる。
の端部を円筒金型の外壁に折返し、円筒金型の外壁と上
部金型及び下部金型の内壁でこの折返された端部を挟持
すると共に、芯金を円筒金型と同軸状に固定する。上部
金型及び下部金型には円筒金型内壁に添装されたチュー
ブが外壁に折返される部分に、円周に亘って突上部が設
けられるため、下部金型に設けられた液状ゴム注入口か
ら芯金とチューブ間に注入される液状ゴムは、突状部に
よりチューブ面と、形成のための余剰部分とに分割され
る。このため液状ゴムを加熱、硬化し弾性体とした後、
円筒金型から上、下部金型を外す際、円筒金型の外壁に
折返されたチューブの端部には負荷がかかるが、弾性体
に接着された部分のチューブには負荷がかからない。更
に、弾性体はチューブに接着された部分と余剰部分とが
分離されているため、離型の際にチューブに接着された
部分に負荷がかからない。このため、ローラの端部にし
わが発生することがなく、歩留りよく製造できる。
【0009】
【実施例】本発明のチューブ被覆ローラの製造装置を電
子複写機の定着部ローラの加圧ローラに適用した一実施
例を図面を参照して説明する。図1に示すように、チュ
ーブ被覆ローラである加圧ローラRは芯金15上に弾性
体層16及び最外層としてチューブから成るフッ素樹脂
層17が接着されて一体化されたものである。
子複写機の定着部ローラの加圧ローラに適用した一実施
例を図面を参照して説明する。図1に示すように、チュ
ーブ被覆ローラである加圧ローラRは芯金15上に弾性
体層16及び最外層としてチューブから成るフッ素樹脂
層17が接着されて一体化されたものである。
【0010】芯金15は弾性体層16との接着のよい材
質、例えば、鉄、アルミニウム等で形成される。芯金1
5上に形成される弾性体層16は熱による劣化が少ない
ものが好ましく、通紙性を満足するよう適宣な弾性を備
えたものであり、シリコーンゴム、フッ素ゴム等が用い
られる。特に熱による劣化が少ないものとして、シリコ
ーンゴムが用いられる。弾性体層16はチューブ被覆ロ
ーラを形成する際、注入して硬化できる付加反応型シリ
コーンゴム(LTVシリコーンゴム)、縮合反応型シリ
コーンゴム(RTVシリコーンゴム)等の液状ゴムが用
いられる。弾性体層16はトナーの離型性がよいよう
に、半導電性を有するものであり、カーボンブラック等
が適宣添加されて成る。また、弾性体層16には他の充
填剤を添加させてもよい。
質、例えば、鉄、アルミニウム等で形成される。芯金1
5上に形成される弾性体層16は熱による劣化が少ない
ものが好ましく、通紙性を満足するよう適宣な弾性を備
えたものであり、シリコーンゴム、フッ素ゴム等が用い
られる。特に熱による劣化が少ないものとして、シリコ
ーンゴムが用いられる。弾性体層16はチューブ被覆ロ
ーラを形成する際、注入して硬化できる付加反応型シリ
コーンゴム(LTVシリコーンゴム)、縮合反応型シリ
コーンゴム(RTVシリコーンゴム)等の液状ゴムが用
いられる。弾性体層16はトナーの離型性がよいよう
に、半導電性を有するものであり、カーボンブラック等
が適宣添加されて成る。また、弾性体層16には他の充
填剤を添加させてもよい。
【0011】更に、最外層と成るフッ素樹脂層17は熱
による劣化が少なく、トナーとの離型性に優れ、摩擦係
数の小さいものであり、ポリフルオロアルコキシ樹脂
(PFA樹脂)やポリテトラフロロエチレン樹脂(PT
FE樹脂)等を予めチューブに作成したものから成る。
このような構成の加圧ローラRを作成するのは、図2に
示すローラの製造装置Sを用いる。製造装置Sは内壁面
にフッ素樹脂チューブ17が添装される円筒金型22を
備える。フッ素樹脂チューブ17は円筒金型22の内径
の95〜98%の径を有し、その両端部を円筒金型22
の外壁面に折返されて設置される。図示はしないが折返
された端部を固定する固定具を備えるようにしてもよ
い。円筒金型22の中心に同軸状に設置される芯金15
の上下端部にはそれぞれ円錐形のキャップ24が設けら
れる。更に、キャップ24が嵌められた芯金15を嵌合
する嵌合部25をそれぞれ備え、嵌合部25にキャップ
24を嵌合することにより芯金15を円筒金型22と同
軸状に挟持する下部金型26及び上部金型27が設けら
れる。下部金型26には射出装置(図示せず)に連結さ
れた液状ゴム8の射出口29と嵌合するゴム注入口30
が設けられる。更に、下部金型26及び上部金型27を
相互に固定する下押板31及び上押板32がナット34
で支柱33の所望の位置に接続されてなる。下押板31
の下部金型26のゴム注入口30に対応する位置に液状
ゴム射出口35が設けられ、上押板32の中央部には内
部圧調整口36が設けられる。液状ゴム注入時、あるい
は加硫時に、ナット34で下押板31及び上押板32の
間隔を調整し、芯金15とフッ素樹脂チューブ17間の
圧力が調整されるようになっている。
による劣化が少なく、トナーとの離型性に優れ、摩擦係
数の小さいものであり、ポリフルオロアルコキシ樹脂
(PFA樹脂)やポリテトラフロロエチレン樹脂(PT
FE樹脂)等を予めチューブに作成したものから成る。
このような構成の加圧ローラRを作成するのは、図2に
示すローラの製造装置Sを用いる。製造装置Sは内壁面
にフッ素樹脂チューブ17が添装される円筒金型22を
備える。フッ素樹脂チューブ17は円筒金型22の内径
の95〜98%の径を有し、その両端部を円筒金型22
の外壁面に折返されて設置される。図示はしないが折返
された端部を固定する固定具を備えるようにしてもよ
い。円筒金型22の中心に同軸状に設置される芯金15
の上下端部にはそれぞれ円錐形のキャップ24が設けら
れる。更に、キャップ24が嵌められた芯金15を嵌合
する嵌合部25をそれぞれ備え、嵌合部25にキャップ
24を嵌合することにより芯金15を円筒金型22と同
軸状に挟持する下部金型26及び上部金型27が設けら
れる。下部金型26には射出装置(図示せず)に連結さ
れた液状ゴム8の射出口29と嵌合するゴム注入口30
が設けられる。更に、下部金型26及び上部金型27を
相互に固定する下押板31及び上押板32がナット34
で支柱33の所望の位置に接続されてなる。下押板31
の下部金型26のゴム注入口30に対応する位置に液状
ゴム射出口35が設けられ、上押板32の中央部には内
部圧調整口36が設けられる。液状ゴム注入時、あるい
は加硫時に、ナット34で下押板31及び上押板32の
間隔を調整し、芯金15とフッ素樹脂チューブ17間の
圧力が調整されるようになっている。
【0012】このようなローラの製造装置Sの下部金型
26及び上部金型27にはフッ素樹脂チューブ17を介
して円筒金型22を当接する部分、即ち円筒金型22の
内壁に添装されたフッ素樹脂チューブ17の端部が円筒
金型22の外壁へ添装されて折返される部分の円周に亘
り突状部37が備えられる。突状部37は弾性体16の
径方向の端部に当接し、弾性体の形成時の余剰の液状ゴ
ムとフッ素樹脂チューブに接着される部分を分離するも
のである。
26及び上部金型27にはフッ素樹脂チューブ17を介
して円筒金型22を当接する部分、即ち円筒金型22の
内壁に添装されたフッ素樹脂チューブ17の端部が円筒
金型22の外壁へ添装されて折返される部分の円周に亘
り突状部37が備えられる。突状部37は弾性体16の
径方向の端部に当接し、弾性体の形成時の余剰の液状ゴ
ムとフッ素樹脂チューブに接着される部分を分離するも
のである。
【0013】このような製造装置Sを用いて加圧ローラ
Rを製造するには、円筒金型22の内壁にフッ素樹脂チ
ューブ17を添装する。更に、ブラスト処理し、脱脂し
た後、弾性体層16と接着性のよい接着剤を塗布し、キ
ャップ24を嵌めた芯金15を円筒金型22に挿入す
る。キャップ24を嵌合部25に嵌合させて上部金型2
7及び下部金型26を円筒金型22に嵌合し、芯金15
を同軸状に固定すると共に、フッ素樹脂チューブ17を
円筒金型22の外壁と上部金型27または下部金型26
の内壁で挟持し固定させる。この時、円筒金型22の内
壁から外壁に添装され折り曲げられるフッ素樹脂チュー
ブ17は突状部37に当接される。この時、突状部37
は円筒金型22の厚さに相当するフッ素樹脂チューブ1
7を当接し、更に突出した部分を残している。そして下
押板31と上押板32を支柱で連結し、円筒金型22に
下部金型26及び上部金型27を挟持してナット34で
所望の間隔に固定する。その後、下押板31の液状ゴム
射出口35に液状ゴム8の射出口29を嵌合し、LTV
シリコーンゴム等の液状ゴムを注入する。そして、上押
板32の内部圧調整口36より液状ゴム8が流出するま
で注入する。この時、フッ素樹脂チューブ17を当接し
更に突出している突状部37により液状ゴム8は分離さ
れている。その後、金型ごと所望の温度の恒温槽に所望
時間放置して、液状ゴム8を硬化し弾性体層16がフッ
素樹脂チューブ17に接着されて形成される。脱型の
際、円筒金型22から下部金型26及び上部金型27を
外す時、フッ素樹脂チューブ17の端部は弾性体層16
に接着された部分は引張られない。しかも、フッ素樹脂
チューブ17に接着された弾性体層16と、フッ素樹脂
チューブ17に接着されない余剰の弾性体層16とは突
状部37で分離されているため簡単に分割され、フッ素
樹脂チューブ17を弾性体層16から剥離する力が加わ
らない。このため、離型時にフッ素樹脂チューブ17に
しわが発生することがない。従って、歩留りよく加圧ロ
ーラRを製造することができる。
Rを製造するには、円筒金型22の内壁にフッ素樹脂チ
ューブ17を添装する。更に、ブラスト処理し、脱脂し
た後、弾性体層16と接着性のよい接着剤を塗布し、キ
ャップ24を嵌めた芯金15を円筒金型22に挿入す
る。キャップ24を嵌合部25に嵌合させて上部金型2
7及び下部金型26を円筒金型22に嵌合し、芯金15
を同軸状に固定すると共に、フッ素樹脂チューブ17を
円筒金型22の外壁と上部金型27または下部金型26
の内壁で挟持し固定させる。この時、円筒金型22の内
壁から外壁に添装され折り曲げられるフッ素樹脂チュー
ブ17は突状部37に当接される。この時、突状部37
は円筒金型22の厚さに相当するフッ素樹脂チューブ1
7を当接し、更に突出した部分を残している。そして下
押板31と上押板32を支柱で連結し、円筒金型22に
下部金型26及び上部金型27を挟持してナット34で
所望の間隔に固定する。その後、下押板31の液状ゴム
射出口35に液状ゴム8の射出口29を嵌合し、LTV
シリコーンゴム等の液状ゴムを注入する。そして、上押
板32の内部圧調整口36より液状ゴム8が流出するま
で注入する。この時、フッ素樹脂チューブ17を当接し
更に突出している突状部37により液状ゴム8は分離さ
れている。その後、金型ごと所望の温度の恒温槽に所望
時間放置して、液状ゴム8を硬化し弾性体層16がフッ
素樹脂チューブ17に接着されて形成される。脱型の
際、円筒金型22から下部金型26及び上部金型27を
外す時、フッ素樹脂チューブ17の端部は弾性体層16
に接着された部分は引張られない。しかも、フッ素樹脂
チューブ17に接着された弾性体層16と、フッ素樹脂
チューブ17に接着されない余剰の弾性体層16とは突
状部37で分離されているため簡単に分割され、フッ素
樹脂チューブ17を弾性体層16から剥離する力が加わ
らない。このため、離型時にフッ素樹脂チューブ17に
しわが発生することがない。従って、歩留りよく加圧ロ
ーラRを製造することができる。
【0014】上記の説明は、本発明の一実施例の説明で
あって、本発明は加圧ローラに限らず、耐熱性及び弾性
の要求されるチューブ被覆ローラならば何れのものにも
適用できる。
あって、本発明は加圧ローラに限らず、耐熱性及び弾性
の要求されるチューブ被覆ローラならば何れのものにも
適用できる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のチューブ被覆ローラの製造装置によれば、チューブ
が内壁から外壁に折り曲げられて添装される円筒金型に
嵌合する下部金型及び上部金型の内周に亘って突状部を
設けることで、金型から離型する際、チューブの端部に
しわが発生せずに、歩留りよくチューブ被覆ローラを製
造することができる。
明のチューブ被覆ローラの製造装置によれば、チューブ
が内壁から外壁に折り曲げられて添装される円筒金型に
嵌合する下部金型及び上部金型の内周に亘って突状部を
設けることで、金型から離型する際、チューブの端部に
しわが発生せずに、歩留りよくチューブ被覆ローラを製
造することができる。
【図1】本発明のチューブの被覆ローラの製造装置によ
り形成されるチューブ被覆ローラの断面図。
り形成されるチューブ被覆ローラの断面図。
【図2】本発明のチューブ被覆ローラの製造装置を適用
した一実施例を示す断面図。
した一実施例を示す断面図。
【図3】従来のチューブ被覆ローラの製造装置の断面
図。
図。
【符号説明】8‥‥‥液状ゴム 15‥‥芯金 17‥‥フッ素樹脂チューブ(チューブ) 22‥‥円筒金型 26‥‥下部金型 27‥‥上部金型 30‥‥液状ゴム注入口 37‥‥突状部 R‥‥‥加圧ローラ(チューブ被覆ローラ) S‥‥‥チューブ被覆ローラの製造装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:32 4F (72)発明者 佐藤 桂二 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 深堀 純一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 國島 敏賢 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】内壁にチューブが添装される円筒金型と、
前記円筒金型の上下をそれぞれ嵌合し前記チューブの端
部を前記円筒金型と挟持し且つ前記円筒金型内に挿入さ
れる芯金とを同軸状に固定する上部金型及び下部金型
と、前記下部金型に設けられ前記芯金と前記チューブ間
に液状ゴムを注入する液状ゴム注入口とを備えたチュー
ブ被覆ローラの製造装置において、前記上部金型及び前
記下部金型は前記チューブが前記円筒金型の内壁から外
壁へ添装されて折返される部分の円周に亘り前記液状ゴ
ムの径方向の端部に当接する突状部を有することを特徴
とするチューブ被覆ローラの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14293392A JPH05329848A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | チューブ被覆ローラの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14293392A JPH05329848A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | チューブ被覆ローラの製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329848A true JPH05329848A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15327025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14293392A Withdrawn JPH05329848A (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | チューブ被覆ローラの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329848A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355827A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-10 | Bridgestone Corp | 発泡体ローラの製造方法及びその装置 |
| JP2007015157A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法、およびゴムロール。 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP14293392A patent/JPH05329848A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355827A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-10 | Bridgestone Corp | 発泡体ローラの製造方法及びその装置 |
| JP2007015157A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Suzuka Fuji Xerox Co Ltd | ゴムロールの製造装置、ゴムロールの製造方法、およびゴムロール。 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |