JPH05330247A - 染料熱転写受容シート - Google Patents

染料熱転写受容シート

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JPH05330247A
JPH05330247A JP4141873A JP14187392A JPH05330247A JP H05330247 A JPH05330247 A JP H05330247A JP 4141873 A JP4141873 A JP 4141873A JP 14187392 A JP14187392 A JP 14187392A JP H05330247 A JPH05330247 A JP H05330247A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin coating
coating layer
glossiness
sheet
receiving sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP4141873A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Hayashi
滋雄 林
Koji Narita
光司 成田
Yukio Kusaka
幸雄 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表裏を間違えることなく、正確にプリンター
に装着できる染料熱転写受容シートを提供する。 【構成】 シート状支持体の一方の面に表面側樹脂被覆
層と画像受容層とを順次形成し、シート状支持体のもう
一方の面に裏面側樹脂被覆層を形成し、かつJIS Z
9741の方法で測定した、画像受容層の光沢度と裏
面側樹脂被覆層の光沢度の差が、下記の(1)式を満足
するようにした染料熱転写受容シート。 |G1−G2|≧15 (1) (但し、G1は画像受容層の光沢度を示し、G2は裏面
側樹脂被覆層の光沢度を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染料熱転写受容シート
(以下、受容シートと云う)に関するものである。更に
詳しくは、本発明は、表面と裏面とを間違えることなく
染料熱転写プリンターに装着できる受容シートに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱転写方式の高画質のカラーハー
ドコピー、特に染料熱転写型プリンターの開発が急速に
進んでいる。 染料熱転写型プリンターでは、3色(イ
エロー、マゼンタ、シアン)の昇華性染料層を、サーマ
ルヘッドの加熱エネルギーを連続的に制御して加熱し、
それぞれの色の染料の転写量を変化させ、濃度階調のフ
ルカラー画像を可能にしている。
【0003】従来の受容シート用基材としては、特開昭
62ー198497号、USP4778782号等に開
示されているように、セルロースを主体とした紙等の芯
材の両面に、ポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂を主成
分とした空隙を有する二軸延伸フィルム(合成紙)を積
層貼合したものや、特開平2ー106397号、2ー3
07786号、USP4774224号に開示されてい
るような、紙両面にポリオレフィン樹脂をラミネートし
たものがある。これらの受容シート用基材は、表面と裏
面とが同種の材料からなるために、表面に画像受容層を
塗布しても白色度がやや異なるだけで、表裏の区別がつ
きにくい欠点があった。このため、室内に設置されたプ
リンターに受容シートを装着する場合に、表裏を間違え
て給紙部に装着してしまい、受容シートの裏面とインク
シートとが融着し、受容シートがプリンターから取り出
せなくなり、プリンターが故障するなどの不都合が生じ
ていた。この場合、裏面との融着を防ぐために、裏面側
にシリコン等の離型剤を塗布することも可能であるが、
コストアップとなるため、この問題に対するより良い改
善方法が要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、受容シート
用基材として合成紙貼合せ基材や、両面をポリオレフィ
ン樹脂でラミネートした紙基材を用いた場合の表裏の区
別の難しさを解消した受容シートを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の染料熱転写受容
シートは、シート状支持体の一方の面に表面側樹脂被覆
層と画像受容層とを順次に形成し、前記シート状支持体
のもう一方の面に裏面側樹脂被覆層を形成した染料熱転
写受容シートにおいて、JIS Z 8741の方法で
測定した前記画像受容層の光沢度と前記裏面側樹脂被覆
層の光沢度の差が、下記(1)式の関係を満足すること
を特徴とするものである。 |G1−G2|≧15 (1) (但し、G1は画像受容層の光沢度を示し、G2は裏面
側樹脂被覆層の光沢度を示す。)
【0006】従来の受容シート用基材は、その表裏がカ
ール等の問題から同種の材料で構成されていた。そのた
め、受容シート用基材の表面に、飽和ポリエステル樹脂
や塩酢ビ樹脂等からなる画像受容層を設けても、受容シ
ート表裏の白色度、光沢度の差は僅かであり、室内で受
容シートの表裏を識別することが難しかった。本発明の
受容シートは、画像受容層と裏面側樹脂被覆層との光沢
度の差を15%以上にすることにより、室内においても
表裏の識別が容易にできるようにしたものである。この
場合、受容シート用基材の表面側樹脂被覆層と裏面側樹
脂被覆層との光沢度の差が20%以上であれば、上記
(1)式を充分に満足することができ、その結果、受容
シートの表裏を確実に識別することが可能となる。画像
受容層と裏面側樹脂被覆層に光沢度の差を設けるには、
画像受容層をキャスト塗工により形成する、あるいは画
像受容層または裏面側樹脂被覆層にエンボス加工を施す
等により可能である。また、表面側樹脂被覆層と裏面側
樹脂被覆層に光沢度の差を設けるには、樹脂被覆層をラ
ミネート塗工する際のクーリングロールに表面形状の異
なるものを用いる、あるいはどちらか一方の側の樹脂被
覆層にエンボス加工を施す等の方法により可能である。
【0007】本発明において使用されるシート状支持体
は、パルプを主体とする原紙が有利に使用される。原紙
の製造に使用されるパルプは、特に限定はされないが、
例えば、広葉樹や針葉樹に化学的処理や機械的処理を施
して得られる木材パルプ、古紙パルプ、麻や綿等の非木
材天然パルプ、ポリエチレンやポリプロピレン等を原料
とした合成パルプ等を使用することができる。これらの
パルプを単独で使用しても良く、数種類のものを組み合
わせて使用しても良い。さらに上記のパルプの他に、ア
クリル繊維やレーヨン繊維、フェノール繊維、ポリアミ
ド繊維、ポリエステル繊維等の有機繊維、ガラス繊維や
炭素繊維、アルミナ繊維等の無機繊維等、各種の繊維を
混抄してもよいが、抄紙性の観点より、パルプを50重
量%以上配合した原紙が好ましい。また、原紙を製造す
る工程で、各種の歩留り向上剤、紙力増強剤、サイズ
剤、填料等を適宜選択して使用でき、さらに染料、pH
調整剤、スライムコントロール剤、消泡剤等も必要に応
じて使用できる。また、サイズプレスやゲートロール、
ブレードコーター、エアナイフコーター等により、原紙
表面に澱粉やポリビニルアルコール、表面サイズ剤、顔
料等を塗布することも可能である。原紙の坪量には特に
制限はないが、好ましくは60〜250g/m2 であ
る。
【0008】本発明において使用可能な、表面側および
裏面側樹脂被覆層を形成する樹脂は、押出コーティング
可能な熱可塑性樹脂であり、例えば低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、
ポリペンテン等のホモポリマーまたはエチレン・ポリプ
ロピレン共重合体等のオレフィンの2つ以上からなる共
重合体あるいはエチレンとαオレフィンとの共重合体で
ある直鎖状低密度ポリエチレンおよびこれらの混合物で
あり、各種の密度およびメルトインデックスのものを単
独にあるいはそれらを混合して使用できる。本発明の樹
脂被覆層には、受容シートの白色度を向上させるために
白色顔料を添加するのが好ましい。白色顔料としては酸
化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム等が使用
できる。さらにステアリン酸アミド、ステアリン酸亜鉛
等の樹脂金属塩、ヒンダードフェノール等の酸化防止
剤、コバルトブルー、群青等の顔料や染料を添加しても
よい。
【0009】本発明の受容シートには、表面側樹脂被覆
層と画像受容層との接着性を改善するために、両層の間
に中間層を設けてもよい。中間層を形成するために使用
することのできる樹脂としては、各種の親水性樹脂、疎
水性樹脂が使用可能であり、例えばポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン等のビニルポリマーおよびそ
の誘導体、ポリアクリルアミド、ポリジメチルアクリル
アミド、ポリアクリル酸またはその塩、ポリアクリル酸
エステル等のアクリル基を含むポリマー、ポリメタクリ
ル酸、ポリメタクリル酸エステル等のメタクリル基を含
むポリマー、澱粉、アルギン酸ソーダ、アラビアゴム、
カゼイン、カルボキシメチルセルロースなどの天然ポリ
マーまたは誘導体などが挙げられる。
【0010】本発明の受容シートは、前記表面樹脂被覆
層上に画像受容層を設けて作成される。本発明の画像受
容層に使用される樹脂としては、染料の染着性が良好
で、転写速度が早く、画像濃度が高く、熱による退色が
少なく、走行性が良好であることが要求される。具体的
には、熱可塑性飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プロピオン酸ビニル共
重合体などの塩ビ系樹脂が好ましく、その他ポリカーボ
ネート樹脂、ポリビニルアセタール、ポリアミド、ポリ
アクリル酸エステルなども使用できる。本発明の画像受
容層には、プリントの際に、熱によるインクシートとの
融着を防ぐ目的で、樹脂の架橋剤や滑剤、剥離剤、顔料
等を必要に応じて添加してもよい。さらに、必要に応じ
て他の添加剤、例えば、顔料や蛍光染料、ブルー、バイ
オレットなどの染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを
添加することができる。これらの添加剤は、画像受容層
の主成分と混合しても良く、あるいは別の被覆層として
画像受容層の上もしくは下に設けてもよい。
【0011】画像受容層の厚さは、1〜10μm、好ま
しくは2〜6μmである。画像受容層が1μm未満で
は、画像の濃度及び感度が低下し、あるいはプリント面
の光沢が低下する等の欠点がある。また10μmを越え
て厚くなると、効果は飽和し、不経済であるばかりでな
く画像受容層の強度も低下する。また、受容シートのプ
リンター内での走行時に静電気が発生し、走行トラブル
となることを防ぐために、受容シートの少なくとも一方
の面に帯電防止剤含む層を設けても良い。帯電防止剤と
しては、カチオン系親水性高分子が有利に用いられる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらによって制限されるものではな
い。
【0013】実施例1〜2、および比較例1 坪量150g/m2 の上質紙の両面に、表1に示す樹脂
組成物を用いて押し出しコーティングにより、光沢度の
異なる表面側樹脂被覆層および裏面側樹脂被覆層を設け
た。次いで、表面側樹脂被覆層表面に、コロナ処理を施
した後、下記に示す組成の画像受容層形成用塗料組成物
をワイヤーバーを用いて、固形分塗布量が6g/m2
なるように塗布、乾燥して画像受容層を形成し、受容シ
ートを作製した。得られた各受容シートの画像受容層、
表面側樹脂被覆層、および裏面側樹脂被覆層の光沢度を
表1に示す。なお、光沢度はJIS Z 8741の測
定方法3に示されている方法で測定し、光沢度計はGM
−260(村上色彩研究所製)を使用した。
【0014】画像受容層形成用塗料組成物 成 分 配 合 量 ポリエステル樹脂 100重量部 (商標:バイロン200、東洋紡社製) シリコンオイル 3重量部 (商標:KF393、信越シリコン社製) イソシアネート 5重量部 (商標:タケネートD-110N、武田薬品社製) トルエン 300重量部
【0015】得られた各受容シート10枚づつを用い
て、室内において、4人の試験者により表裏の判定を行
なった。表2に表裏を間違えた枚数を示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】本発明の染料熱転写受容シートは、表裏
を間違えることなく正確にプリンターに装着できるもの
であり、実用上極めて優れたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状支持体の一方の面に表面側樹脂
    被覆層と画像受容層とを順次に形成し、前記シート状支
    持体のもう一方の面に裏面側樹脂被覆層を形成した染料
    熱転写受容シートにおいて、JIS Z 8741の方
    法で測定した前記画像受容層の光沢度と前記裏面側樹脂
    被覆層の光沢度の差が、下記(1)式の関係を満足する
    ことを特徴とする染料熱転写受容シート。 |G1−G2|≧15 (1) (但し、G1は画像受容層の光沢度を示し、G2は裏面
    側樹脂被覆層の光沢度を示す。)
JP4141873A 1992-06-03 1992-06-03 染料熱転写受容シート Pending JPH05330247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007088797A1 (ja) * 2006-02-03 2007-08-09 Toray Industries, Inc. 面光源反射部材用フィルム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007088797A1 (ja) * 2006-02-03 2007-08-09 Toray Industries, Inc. 面光源反射部材用フィルム
JP5040647B2 (ja) * 2006-02-03 2012-10-03 東レ株式会社 面光源反射部材用フィルム

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