JPH05331205A - 分枝サイクロデキストリンの製造方法 - Google Patents
分枝サイクロデキストリンの製造方法Info
- Publication number
- JPH05331205A JPH05331205A JP19888992A JP19888992A JPH05331205A JP H05331205 A JPH05331205 A JP H05331205A JP 19888992 A JP19888992 A JP 19888992A JP 19888992 A JP19888992 A JP 19888992A JP H05331205 A JPH05331205 A JP H05331205A
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- JP
- Japan
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- branched
- dextrin
- cyclodextrin
- starch
- roasted
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- Pending
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 焙焼デキストリンにサイクロデキストリング
ルカノトランスフェラーゼを作用させることを特徴とす
る分枝サイクロデキストリンの製造方法。 【効果】 本発明の分枝サイクロデキストリンの製造方
法は、経済的であり、高収率に目的物を得ることができ
る。
ルカノトランスフェラーゼを作用させることを特徴とす
る分枝サイクロデキストリンの製造方法。 【効果】 本発明の分枝サイクロデキストリンの製造方
法は、経済的であり、高収率に目的物を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分枝サイクロデキスト
リンの製造方法に関するものである。
リンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サイクロデキストリン(以下、CDと略
記する)は、グルコースが6個以上、環状にα−1,4
結合したオリゴ糖であり、その特殊な包接作用のため、
香料、香辛料の安定化、特異臭のマスキング等の目的で
食品、その他の分野に広く利用されている。環を形成す
るグルコース残基の数により、α−(6個)、β−(7
個)、γ−(8個)CDと類別される。これらのCDに
は、水に対する溶解度が低いという問題点があり、これ
を解決するためにCDを枝切酵素により逆反応を利用し
てマルトシル化CDを製造する方法や、分枝デキストリ
ンを原料として、サイクロデキストリングルカノトラン
スフェラーゼ(以下、CGT−aseと略記する)を作
用させ、分枝CDを生成させ、さらに酵素処理して最終
的にはグルコシル化CDを製造する方法がある。(例え
ば、原耕三、月刊フードケミカル、1989−5、p2
7〜36)
記する)は、グルコースが6個以上、環状にα−1,4
結合したオリゴ糖であり、その特殊な包接作用のため、
香料、香辛料の安定化、特異臭のマスキング等の目的で
食品、その他の分野に広く利用されている。環を形成す
るグルコース残基の数により、α−(6個)、β−(7
個)、γ−(8個)CDと類別される。これらのCDに
は、水に対する溶解度が低いという問題点があり、これ
を解決するためにCDを枝切酵素により逆反応を利用し
てマルトシル化CDを製造する方法や、分枝デキストリ
ンを原料として、サイクロデキストリングルカノトラン
スフェラーゼ(以下、CGT−aseと略記する)を作
用させ、分枝CDを生成させ、さらに酵素処理して最終
的にはグルコシル化CDを製造する方法がある。(例え
ば、原耕三、月刊フードケミカル、1989−5、p2
7〜36)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法のうち、枝切
酵素によるマルトシル化CDの製造には、多量の枝切酵
素を必要とする問題点がある。また、後者の方法は、澱
粉を酵素分解し、分画精製した高価な分枝デキトリンを
原料としているために経済的に不利である。このように
簡便で安価な製造できる分枝デキストリンがないのが現
状である。
酵素によるマルトシル化CDの製造には、多量の枝切酵
素を必要とする問題点がある。また、後者の方法は、澱
粉を酵素分解し、分画精製した高価な分枝デキトリンを
原料としているために経済的に不利である。このように
簡便で安価な製造できる分枝デキストリンがないのが現
状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意研究の結果、焙焼デキストリンを
原料として、CGT−aseを作用させると、分枝デキ
ストリンが高収率で生成されることを見出し本発明を完
成するに至った。
を解決するため、鋭意研究の結果、焙焼デキストリンを
原料として、CGT−aseを作用させると、分枝デキ
ストリンが高収率で生成されることを見出し本発明を完
成するに至った。
【0005】焙焼デキストリンは、澱粉に小量の鉱酸と
ともにロースター等を用いて加熱焙焼して得られるもの
であり、湿式による酸加水分解、酵素変性デキストリン
のような単なる加水分解反応のみでなく、分解、再重合
反応をともなうために高度に分枝した構造をもってい
る。
ともにロースター等を用いて加熱焙焼して得られるもの
であり、湿式による酸加水分解、酵素変性デキストリン
のような単なる加水分解反応のみでなく、分解、再重合
反応をともなうために高度に分枝した構造をもってい
る。
【0006】本発明の焙焼デキストリンの原料澱粉とし
ては、例えば、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱
粉、甘藷澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、モチ
トウモロコシ澱粉、高アミロース含量トウモロコシ澱粉
等の未処理澱粉、またはこれらのエーテル化、エステル
化、酸化、酸処理化等を行ったものも挙げられる。これ
らの原料澱粉を常法により焙焼デキストリン化を行う
が、分枝構造をより高くするために焙焼時にグルコー
ス、ガラクトース等の単糖類、乳糖、庶糖等の二糖類を
添加して行ってもよい。焙焼デキストリンの加水分解度
(以下、DEと略記する。DEは還元糖値をデキストロ
ースに換算した値で表わす)は、0.5〜10のものが
利用できる。
ては、例えば、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱
粉、甘藷澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、モチ
トウモロコシ澱粉、高アミロース含量トウモロコシ澱粉
等の未処理澱粉、またはこれらのエーテル化、エステル
化、酸化、酸処理化等を行ったものも挙げられる。これ
らの原料澱粉を常法により焙焼デキストリン化を行う
が、分枝構造をより高くするために焙焼時にグルコー
ス、ガラクトース等の単糖類、乳糖、庶糖等の二糖類を
添加して行ってもよい。焙焼デキストリンの加水分解度
(以下、DEと略記する。DEは還元糖値をデキストロ
ースに換算した値で表わす)は、0.5〜10のものが
利用できる。
【0007】CGT−aseは、その起源により各種の
ものがあるが、B.macerans,B.megat
erium,B.stearothernophilu
s等のCGT−aseが利用し得る。
ものがあるが、B.macerans,B.megat
erium,B.stearothernophilu
s等のCGT−aseが利用し得る。
【0008】上記の焙焼デキストリンの4〜20%水溶
液にCGT−aseを焙焼デキストリンに対して5〜1
50ユニット添加し、pH5〜9で温度30〜60℃で
10〜160時間反応させると分枝デキストリンが生成
される。反応液中にエタノールを焙焼デキストリンの3
0〜60%添加すると分枝CDの生成率が上昇する。C
GT−aseは、粉末状、水溶液状のものを用いるが、
通常の方法により固定化したCGT−aseも使用する
ことができる。
液にCGT−aseを焙焼デキストリンに対して5〜1
50ユニット添加し、pH5〜9で温度30〜60℃で
10〜160時間反応させると分枝デキストリンが生成
される。反応液中にエタノールを焙焼デキストリンの3
0〜60%添加すると分枝CDの生成率が上昇する。C
GT−aseは、粉末状、水溶液状のものを用いるが、
通常の方法により固定化したCGT−aseも使用する
ことができる。
【0009】反応終了後、反応液を常法により脱色精製
し、濃縮後、スプレードライヤー、ドラムドライヤー等
を用いて乾燥し、分枝CD高含有デキストリン含末を得
ることができる。上記反応液より、分枝CDを常法によ
り分画精製し、純度の高い分枝CDを得ることができ
る。
し、濃縮後、スプレードライヤー、ドラムドライヤー等
を用いて乾燥し、分枝CD高含有デキストリン含末を得
ることができる。上記反応液より、分枝CDを常法によ
り分画精製し、純度の高い分枝CDを得ることができ
る。
【0010】
【作用】本発明は以上のように、高度に分枝した分子構
造をもつ焙焼デキストリンを原料として使用するためC
GT−aseを作用させると生成される分枝CDの収量
が増大する。
造をもつ焙焼デキストリンを原料として使用するためC
GT−aseを作用させると生成される分枝CDの収量
が増大する。
【0011】
【実施例】以下、実施例により本発明を、具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 馬鈴薯澱粉の焙焼デキストリン(DE4.6)40gを
水400mlに溶解し、0.1N水酸化ナトリウム水溶
液を用いてpH6.5に調整し、コンチザイム(天野製
薬(株)製B.maceransのCGT−ase,6
00ユニット/ml)を8ml添加し、40℃で1時間
反応後、エタノール24ml添加し、40℃で48時間
反応した。反応終了後、酸により失活、脱色、▲ろ▼
過、濃縮して分枝CD高含有デキストリンをシロップ状
で得た。分枝CDの収率の測定は、上記反応液をα−グ
ルコシダーゼで処理した後、残存する分枝CDとCDを
高速液体クロマトグラフィーを用いて定量し求めた。 比較例1 焙焼デキストリンの代わりに酵素変性デキストリンを用
いて実施例1と同様にしてデキストリンシロップを得
た。実施例1と同様に分枝CDの収率を測定し表1に示
す。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 馬鈴薯澱粉の焙焼デキストリン(DE4.6)40gを
水400mlに溶解し、0.1N水酸化ナトリウム水溶
液を用いてpH6.5に調整し、コンチザイム(天野製
薬(株)製B.maceransのCGT−ase,6
00ユニット/ml)を8ml添加し、40℃で1時間
反応後、エタノール24ml添加し、40℃で48時間
反応した。反応終了後、酸により失活、脱色、▲ろ▼
過、濃縮して分枝CD高含有デキストリンをシロップ状
で得た。分枝CDの収率の測定は、上記反応液をα−グ
ルコシダーゼで処理した後、残存する分枝CDとCDを
高速液体クロマトグラフィーを用いて定量し求めた。 比較例1 焙焼デキストリンの代わりに酵素変性デキストリンを用
いて実施例1と同様にしてデキストリンシロップを得
た。実施例1と同様に分枝CDの収率を測定し表1に示
す。
【表1】
【0012】
【効果】表1より明らかなように、本発明は高価な分枝
デキストリンを使用することなく、安価な焙焼デキスト
リンを原料として高収率で分枝CDを得ることができる
ものである。
デキストリンを使用することなく、安価な焙焼デキスト
リンを原料として高収率で分枝CDを得ることができる
ものである。
Claims (1)
- 【請求項1】焙焼デキストリンにサイクロデキストリン
グルカノトランスフェラーゼを作用させることを特徴と
する分枝サイクロデキストリンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19888992A JPH05331205A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 分枝サイクロデキストリンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19888992A JPH05331205A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 分枝サイクロデキストリンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331205A true JPH05331205A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=16398628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19888992A Pending JPH05331205A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 分枝サイクロデキストリンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05331205A (ja) |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP19888992A patent/JPH05331205A/ja active Pending
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