JPH053313B2 - - Google Patents
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- JPH053313B2 JPH053313B2 JP60174941A JP17494185A JPH053313B2 JP H053313 B2 JPH053313 B2 JP H053313B2 JP 60174941 A JP60174941 A JP 60174941A JP 17494185 A JP17494185 A JP 17494185A JP H053313 B2 JPH053313 B2 JP H053313B2
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- atelocollagen
- succinylated
- succinylation
- collagen
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08H—DERIVATIVES OF NATURAL MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08H1/00—Macromolecular products derived from proteins
- C08H1/06—Macromolecular products derived from proteins derived from horn, hoofs, hair, skin or leather
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L27/00—Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses
- A61L27/14—Macromolecular materials
- A61L27/22—Polypeptides or derivatives thereof, e.g. degradation products
- A61L27/24—Collagen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2310/00—Prostheses classified in A61F2/28 or A61F2/30 - A61F2/44 being constructed from or coated with a particular material
- A61F2310/00005—The prosthesis being constructed from a particular material
- A61F2310/00365—Proteins; Polypeptides; Degradation products thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2430/00—Materials or treatment for tissue regeneration
- A61L2430/16—Materials or treatment for tissue regeneration for reconstruction of eye parts, e.g. intraocular lens, cornea
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はビスコサージヤリ(viscosurgery)用
及び代用硝子体用に適したスクシニル化アテロコ
ラーゲン溶液に関する。
及び代用硝子体用に適したスクシニル化アテロコ
ラーゲン溶液に関する。
なお本発明において、ビスコサージヤリとは、
白内障などの手術において人工レンズ挿入の際粘
性液体を注入する外科手術をいう。
白内障などの手術において人工レンズ挿入の際粘
性液体を注入する外科手術をいう。
本発明は、スクシニル化アテロコラーゲン溶液
において、 アテロコラーゲンの全リシン残基の10%以上を
スクシニル化し、緩衝生理的塩類溶液に溶解した
ことにより、 眼外科用及び代用硝子体用に適したスクシニル
化アテロコラーゲン溶液を得ることができるよう
にしたものである。
において、 アテロコラーゲンの全リシン残基の10%以上を
スクシニル化し、緩衝生理的塩類溶液に溶解した
ことにより、 眼外科用及び代用硝子体用に適したスクシニル
化アテロコラーゲン溶液を得ることができるよう
にしたものである。
従来、眼科ビスコサージヤリでは分別されたヒ
アルロン酸ナトリウム溶液が使用されていた。上
記ヒアルロン酸ナトリウム溶液の外科での用途は
Balazsの米国特許第4141973号、Pape,L.G.、
Balazs,E.A.らによる論文「眼内セグメント移
植手術におけるヒアルロン酸ナトリウム(ヒーロ
ン)の使用法(The Use of Sodium
Hyaluronate(Healon)」Ophthalmology87巻699
頁−705頁(1980年)並びにD.Miller及びR.
Stigmann著「ヒアロン(ヒアルロン酸ナトリウ
ム)眼外科におけるその使用の手引(Healon
(Sodium Hyaluro−nate)A Guide To its
Uses In Ophthalmic Surgery)」(John Willey
& Sons刊)に述べられている。本発明のス
クシニル化コラーゲン溶液は、外科で、上記のよ
うなヒアルロン酸ナトリウム溶液の代替物として
用途が見出されている。
アルロン酸ナトリウム溶液が使用されていた。上
記ヒアルロン酸ナトリウム溶液の外科での用途は
Balazsの米国特許第4141973号、Pape,L.G.、
Balazs,E.A.らによる論文「眼内セグメント移
植手術におけるヒアルロン酸ナトリウム(ヒーロ
ン)の使用法(The Use of Sodium
Hyaluronate(Healon)」Ophthalmology87巻699
頁−705頁(1980年)並びにD.Miller及びR.
Stigmann著「ヒアロン(ヒアルロン酸ナトリウ
ム)眼外科におけるその使用の手引(Healon
(Sodium Hyaluro−nate)A Guide To its
Uses In Ophthalmic Surgery)」(John Willey
& Sons刊)に述べられている。本発明のス
クシニル化コラーゲン溶液は、外科で、上記のよ
うなヒアルロン酸ナトリウム溶液の代替物として
用途が見出されている。
スクシニル化コラーゲン組成物は公知であり、
米国特許第4223984号(Miyataら)ではコンタク
トレンズに、米国特許第4294241号(Miyata)で
は皮膚又は傷の手当に、米国特許第4164559号
(Miyataら)では眼科薬品運搬用薄膜にそれぞれ
使用されている。
米国特許第4223984号(Miyataら)ではコンタク
トレンズに、米国特許第4294241号(Miyata)で
は皮膚又は傷の手当に、米国特許第4164559号
(Miyataら)では眼科薬品運搬用薄膜にそれぞれ
使用されている。
精製したトロポコラーゲンから作られた安定化
コラーゲンゲルはウサギ及びサルの眼の代用硝子
体として使用されてきた。(Stenzel,K.H.、
Dunn,M.W.、Rubin,A.L.及びMiyata,T.ら
による「コラーゲンゲル:代用硝子体の設計
(Collagen Gels:Design for a Vitreous
Replacement)」、Science、1969年6月13日第
164巻、1282頁〜1283頁を参照。) しかし、上記の未修飾コラーゲンゲルは、眼の
中のPH条件下で不透明になるという欠点があるこ
とがわかつた。
コラーゲンゲルはウサギ及びサルの眼の代用硝子
体として使用されてきた。(Stenzel,K.H.、
Dunn,M.W.、Rubin,A.L.及びMiyata,T.ら
による「コラーゲンゲル:代用硝子体の設計
(Collagen Gels:Design for a Vitreous
Replacement)」、Science、1969年6月13日第
164巻、1282頁〜1283頁を参照。) しかし、上記の未修飾コラーゲンゲルは、眼の
中のPH条件下で不透明になるという欠点があるこ
とがわかつた。
前記の問題点に鑑み、本発明は、アテロコラー
ゲンが全リシン残基の約10%以上をスクシニル化
され、緩衝生理的塩類溶液に0.5〜5重量%の濃
度で溶解してなる、眼科ビスコサージヤリ用及び
代用硝子体用に適したスクシニル化アテロコラー
ゲン溶液を提供するものである。このスクシニル
化アテロコラーゲン溶液は好ましくは、アテロコ
ラーゲンのスクシニル化度が約20%〜50%であ
る。また本発明では、スクシニル化アテロコラー
ゲンが緩衝生理的塩類水溶液に約0.5〜5重量%
の濃度で溶解してなり、眼球内環境下において透
明性を維持する粘弾性溶液を提供するものであ
る。
ゲンが全リシン残基の約10%以上をスクシニル化
され、緩衝生理的塩類溶液に0.5〜5重量%の濃
度で溶解してなる、眼科ビスコサージヤリ用及び
代用硝子体用に適したスクシニル化アテロコラー
ゲン溶液を提供するものである。このスクシニル
化アテロコラーゲン溶液は好ましくは、アテロコ
ラーゲンのスクシニル化度が約20%〜50%であ
る。また本発明では、スクシニル化アテロコラー
ゲンが緩衝生理的塩類水溶液に約0.5〜5重量%
の濃度で溶解してなり、眼球内環境下において透
明性を維持する粘弾性溶液を提供するものであ
る。
本発明によつて、粘性があり、透明で、発熱物
質を含まない改良された等脹溶液がスクシニル化
コラーゲンから作られる。この溶液はビスコサー
ジヤリにおいて、そして代用硝子体として有用で
ある。
質を含まない改良された等脹溶液がスクシニル化
コラーゲンから作られる。この溶液はビスコサー
ジヤリにおいて、そして代用硝子体として有用で
ある。
本発明の一実施態様によれば、改良された粘弾
性溶液は特にその潤滑剤としての作用の結果とし
て組織の損傷を防ぐことによつて眼外科の処理を
し易くする。この溶液は又癒着の発生を防いで手
術後の組織の分離が確実に行なわれるようにする
一方、外科の操作において一層大きな空間を付与
する。このような粘弾性溶液を使用して行う眼外
科はビスコサージヤリとして公知である。
性溶液は特にその潤滑剤としての作用の結果とし
て組織の損傷を防ぐことによつて眼外科の処理を
し易くする。この溶液は又癒着の発生を防いで手
術後の組織の分離が確実に行なわれるようにする
一方、外科の操作において一層大きな空間を付与
する。このような粘弾性溶液を使用して行う眼外
科はビスコサージヤリとして公知である。
本発明の別の実施態様によれば、眼球への移植
に適するように改良された代用硝子体としてスク
シニル化アテロコラーゲン溶液が使用される。人
間の硝子体は透明なゲル様の構造を備え、眼の後
部に位置する。硝子体が損傷した場合には、損傷
した硝子体をスクシニル化コラーゲンの透明な溶
液で置き換えることが視力の回復の助けとなる。
に適するように改良された代用硝子体としてスク
シニル化アテロコラーゲン溶液が使用される。人
間の硝子体は透明なゲル様の構造を備え、眼の後
部に位置する。硝子体が損傷した場合には、損傷
した硝子体をスクシニル化コラーゲンの透明な溶
液で置き換えることが視力の回復の助けとなる。
本発明のスクシニル化アテロコラーゲン溶液の
実施例をその製造方法によつて以下に説明する。
実施例をその製造方法によつて以下に説明する。
実施例 1
新鮮な小牛の皮膚を表皮、真皮及び肉の3層に
分離した。マイクロカツターによつて1Kgの真皮
を細断し、次いで5%のNaCI溶液で洗浄して、
不溶性真皮コラーゲンに付随する可溶性物質を除
去した。細断した真皮コラーゲンを水洗後、20℃
で3日間20の酸性ペプシン水溶液(PH3、ペプ
シン:コラーゲン=0.5:100重量比)で処理し
た。ペプシン処理中に上記混合物をゆつくり撹拌
した。不溶性真皮コラーゲンはペプシン処理によ
つて完全に可溶化された。ペプシン処理によつ
て、コラーゲン分子から抗原性部分(テロペプチ
ド)が除去されるという理由から、上記のような
コラーゲン処理は生物材料を製造する場合には好
ましい。得られたコラーゲン(アテロコラーゲ
ン)はペプシン処理されないコラーゲンに比べて
外科用途として優れている。
分離した。マイクロカツターによつて1Kgの真皮
を細断し、次いで5%のNaCI溶液で洗浄して、
不溶性真皮コラーゲンに付随する可溶性物質を除
去した。細断した真皮コラーゲンを水洗後、20℃
で3日間20の酸性ペプシン水溶液(PH3、ペプ
シン:コラーゲン=0.5:100重量比)で処理し
た。ペプシン処理中に上記混合物をゆつくり撹拌
した。不溶性真皮コラーゲンはペプシン処理によ
つて完全に可溶化された。ペプシン処理によつ
て、コラーゲン分子から抗原性部分(テロペプチ
ド)が除去されるという理由から、上記のような
コラーゲン処理は生物材料を製造する場合には好
ましい。得られたコラーゲン(アテロコラーゲ
ン)はペプシン処理されないコラーゲンに比べて
外科用途として優れている。
次いで、可溶化したペプシン処理コラーゲン溶
液を1.0μ、0.6μ及び0.45μの孔径の細孔をそれぞれ
有する膜で順に濾過した。瀘液のPHを7.5に調整
し、再生したコラーゲン繊維(アテロコラーゲ
ン)を遠心機で集めた。このアテロコラーゲン繊
維をPH3の水溶液5に再び溶解させ、NaOH
溶液でPHを8に調整した。酸性媒体に溶解したア
テロコラーゲンは、PHを8に調整すると沈殿し、
乳白色のアテロコラーゲン分散液が生成した。PH
を8に保ちながらこの分散液に4gの無水コハク
酸を含む40mlのアセトンを徐々に加え、その間、
分散液を撹拌した。無水コハク酸の添加を行なう
間PHを8に保つため1NのNaOH溶液を徐々に加
えた。この反応溶液を、PH8に保つて一晩撹拌し
た。乳白色のアテロコラーゲンの沈殿はスクシニ
ル化反応によつて溶解し、溶液は透明になつた。
反応後、混合物のPHを4.5に調整してスクシニル
化アテロコラーゲンを沈殿させた。この沈殿を遠
心機で集め、PH4.5の酸水溶液で5回洗浄して未
反応のコハク酸を除去した。洗浄したスクシニル
化アテロコラーゲンを凍結乾燥し、保管した。眼
外科で有用である粘性を有するスクシニル化アテ
ロコラーゲン溶液を最終的に作るために、30m
molのNa2HPO4と200mmolのNaClとを含むPH
7.4のリン酸塩緩衝生理的塩類溶液1に、凍結
乾燥したスクシニル化アテロコラーゲン10gを溶
解した。この生理的塩類溶液の粘度は1200センチ
ポアズ(c.p.)であり、発熱物質を含んでいなか
つた。
液を1.0μ、0.6μ及び0.45μの孔径の細孔をそれぞれ
有する膜で順に濾過した。瀘液のPHを7.5に調整
し、再生したコラーゲン繊維(アテロコラーゲ
ン)を遠心機で集めた。このアテロコラーゲン繊
維をPH3の水溶液5に再び溶解させ、NaOH
溶液でPHを8に調整した。酸性媒体に溶解したア
テロコラーゲンは、PHを8に調整すると沈殿し、
乳白色のアテロコラーゲン分散液が生成した。PH
を8に保ちながらこの分散液に4gの無水コハク
酸を含む40mlのアセトンを徐々に加え、その間、
分散液を撹拌した。無水コハク酸の添加を行なう
間PHを8に保つため1NのNaOH溶液を徐々に加
えた。この反応溶液を、PH8に保つて一晩撹拌し
た。乳白色のアテロコラーゲンの沈殿はスクシニ
ル化反応によつて溶解し、溶液は透明になつた。
反応後、混合物のPHを4.5に調整してスクシニル
化アテロコラーゲンを沈殿させた。この沈殿を遠
心機で集め、PH4.5の酸水溶液で5回洗浄して未
反応のコハク酸を除去した。洗浄したスクシニル
化アテロコラーゲンを凍結乾燥し、保管した。眼
外科で有用である粘性を有するスクシニル化アテ
ロコラーゲン溶液を最終的に作るために、30m
molのNa2HPO4と200mmolのNaClとを含むPH
7.4のリン酸塩緩衝生理的塩類溶液1に、凍結
乾燥したスクシニル化アテロコラーゲン10gを溶
解した。この生理的塩類溶液の粘度は1200センチ
ポアズ(c.p.)であり、発熱物質を含んでいなか
つた。
こうして作られた、滅菌されて発熱物質を含ま
ないスクシニル化アテロコラーゲン溶液をウサギ
の眼の前室に注入したところ、透明な状態を維持
し、炎症性反応はごくわずか見られたのみで、代
用硝子体として有用であることが実証された。
ないスクシニル化アテロコラーゲン溶液をウサギ
の眼の前室に注入したところ、透明な状態を維持
し、炎症性反応はごくわずか見られたのみで、代
用硝子体として有用であることが実証された。
この発明の属する分野における通常の知識を有
する者であれば理解できるように、アテロコラー
ゲンの濃度を調整することによつてスクシニル化
アテロコラーゲン溶液の粘度を調節することがで
きる。即ち1%溶液の粘度は1200c.p.であり、2
%溶液の粘度は約2000c.p.であり、3%溶液粘度
は約10000c.p.である。有用な緩衝生理的塩類溶
液のアテロコラーゲン濃度は0.5〜5重量%の範
囲内にある。
する者であれば理解できるように、アテロコラー
ゲンの濃度を調整することによつてスクシニル化
アテロコラーゲン溶液の粘度を調節することがで
きる。即ち1%溶液の粘度は1200c.p.であり、2
%溶液の粘度は約2000c.p.であり、3%溶液粘度
は約10000c.p.である。有用な緩衝生理的塩類溶
液のアテロコラーゲン濃度は0.5〜5重量%の範
囲内にある。
一方、スクシニル化アテロコラーゲン溶液の無
菌化を、0.45μのミリポアフイルターを用いる濾
過によつて行うかわりに、エチレンオキシドガス
(EOG)を利用して行うことができる。凍結乾燥
したスクシニル化アテロコラーゲンは適当な方法
でEOGによつて処理し、次いで過剰のEOGを完
全に除去した後、リン酸塩緩衝塩類溶液に溶解さ
せる。このようなEOG滅菌スクシニル化アテロ
コラーゲン溶液は、無菌であり、発熱物質を含ま
ないので、ビスコサージヤリ材料及び代用硝子体
として有用である。
菌化を、0.45μのミリポアフイルターを用いる濾
過によつて行うかわりに、エチレンオキシドガス
(EOG)を利用して行うことができる。凍結乾燥
したスクシニル化アテロコラーゲンは適当な方法
でEOGによつて処理し、次いで過剰のEOGを完
全に除去した後、リン酸塩緩衝塩類溶液に溶解さ
せる。このようなEOG滅菌スクシニル化アテロ
コラーゲン溶液は、無菌であり、発熱物質を含ま
ないので、ビスコサージヤリ材料及び代用硝子体
として有用である。
アテロコラーゲンのE−NH2基のスクシニル
化度は、無水コハク酸の量、PH及び反応時間を調
整することによつて制御することができる。上記
の方法によつて調整されたアテロコラーゲンのス
クシニル化度は85%を超え、アテロコラーゲンの
等電点は4.5であつた。スクシニル化度は、
TNBS(2,4,6−トリニトロベンゼンスルホ
ン酸)法(Kakade,M.L.and Liener,I.E.,
(1969年)Anal.Biochem.第27巻、273頁−280頁)
よつて決定することができる。
化度は、無水コハク酸の量、PH及び反応時間を調
整することによつて制御することができる。上記
の方法によつて調整されたアテロコラーゲンのス
クシニル化度は85%を超え、アテロコラーゲンの
等電点は4.5であつた。スクシニル化度は、
TNBS(2,4,6−トリニトロベンゼンスルホ
ン酸)法(Kakade,M.L.and Liener,I.E.,
(1969年)Anal.Biochem.第27巻、273頁−280頁)
よつて決定することができる。
全リシン残基(E−NH2)の10%以上がスク
シニル化されたアテロコラーゲンは生体内条件
(PH7.0、等張条件)で可溶性である。従つて、眼
科ビスコサージヤリで使用する場合、生成した溶
液が透明であるためにはアテロコラーゲンのE−
NH2基の10%以上をスクシニル化することが必
要である。
シニル化されたアテロコラーゲンは生体内条件
(PH7.0、等張条件)で可溶性である。従つて、眼
科ビスコサージヤリで使用する場合、生成した溶
液が透明であるためにはアテロコラーゲンのE−
NH2基の10%以上をスクシニル化することが必
要である。
スクシニル化アテロコラーゲンの変性温度
(TD)はスクシニル化度に依存する。スクシニ
ル化が進むにつれTDは低下するため、好ましい
スクシニル化度に上限が置かれる。例えば、TD
は、スクシニル化度24%で39.5℃、スクシニル化
度35%で39.2℃、そしてスクシニル化度90%で
34.0℃である。もちろん眼球で使用するためには
TDが高い方が好ましい。従つてE−NH2基のス
クシニル化度として10%以上が必要であるが、20
〜50%のスクシニル化度が好ましい。
(TD)はスクシニル化度に依存する。スクシニ
ル化が進むにつれTDは低下するため、好ましい
スクシニル化度に上限が置かれる。例えば、TD
は、スクシニル化度24%で39.5℃、スクシニル化
度35%で39.2℃、そしてスクシニル化度90%で
34.0℃である。もちろん眼球で使用するためには
TDが高い方が好ましい。従つてE−NH2基のス
クシニル化度として10%以上が必要であるが、20
〜50%のスクシニル化度が好ましい。
実施例 2
様々なスクシニル化度のアテロコラーゲンを次
のようにして調製した。
のようにして調製した。
PH3.0の0.5%アテロコラーゲン溶液100mlに
0.1NのNaOHを加えてPHを9.0に調整した。
0.1NのNaOHを加えてPHを9.0に調整した。
このPH9.0のアテロコラーゲン溶液に1%の無
水コハク酸アセトン溶液0.1mlを加え、この反応
混合物に、0.1NのNaOHを加えてPHを9.0に3時
間維持した。次に、この混合物を水で透析してコ
ハク酸を除去した。透析したスクシニル化アテロ
コラーゲンを凍結乾燥した後、PH7の生理的塩類
溶液に再溶解させて濃度2%のアテロコラーゲン
溶液とした。このアテロコラーゲンのスクシニル
化度は11.3%であつた。
水コハク酸アセトン溶液0.1mlを加え、この反応
混合物に、0.1NのNaOHを加えてPHを9.0に3時
間維持した。次に、この混合物を水で透析してコ
ハク酸を除去した。透析したスクシニル化アテロ
コラーゲンを凍結乾燥した後、PH7の生理的塩類
溶液に再溶解させて濃度2%のアテロコラーゲン
溶液とした。このアテロコラーゲンのスクシニル
化度は11.3%であつた。
実施例 3及び4
1%の無水コハク酸アセトン溶液を0.3ml及び
1ml使用して上記の手順を繰り返した。得られた
各アテロコラーゲン試料のスクシニル化度はそれ
ぞれ24%及び35%であつた。
1ml使用して上記の手順を繰り返した。得られた
各アテロコラーゲン試料のスクシニル化度はそれ
ぞれ24%及び35%であつた。
本発明によれば、スクシニル化アテロコラーゲ
ン溶液において、アテロコラーゲンの全リシン残
基の10%以上をスクシニル化し、緩衝生理的塩類
溶液に0.5〜5重量%の濃度で溶解してなるため、
等張性であり、透明で、粘性を備え、眼科ビスコ
サージヤリにおいて有用なものとなる。
ン溶液において、アテロコラーゲンの全リシン残
基の10%以上をスクシニル化し、緩衝生理的塩類
溶液に0.5〜5重量%の濃度で溶解してなるため、
等張性であり、透明で、粘性を備え、眼科ビスコ
サージヤリにおいて有用なものとなる。
また本発明によれば、上記のスクシニル化アテ
ロコラーゲン溶液においてスクシニル化度20%〜
50%とすることにより、上記の溶液が眼球内で使
用することができる様になる。
ロコラーゲン溶液においてスクシニル化度20%〜
50%とすることにより、上記の溶液が眼球内で使
用することができる様になる。
さらにまた本発明によれば粘弾性溶液がスクシ
ニル化アテロコラーゲンを緩衝生理的塩類水溶液
に0.5〜5重量%の濃度で溶解してなり、眼球内
の環境下でも透明な状態を維持する様にしている
ため代用硝子体として有用な材料が得られる。
ニル化アテロコラーゲンを緩衝生理的塩類水溶液
に0.5〜5重量%の濃度で溶解してなり、眼球内
の環境下でも透明な状態を維持する様にしている
ため代用硝子体として有用な材料が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アテロコラーゲンが全リシン残基の10%以上
をスクシニル化され、緩衝生理的塩類溶液に0.5
〜5重量%の濃度で溶解してなる、眼科ビスコサ
ージヤリ用及び代用硝子体用のスクシニル化アテ
ロコラーゲン溶液。 2 アテロコラーゲンのスクシニル化度が20%〜
50%である特許請求の範囲第1項記載の溶液。 3 スクシニル化アテロコラーゲンが緩衝生理的
塩類水溶液に0.5〜5重量%の濃度で溶解してな
り、眼球内環境下において透明性を維持する粘弾
性溶液。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US69308485A | 1985-01-22 | 1985-01-22 | |
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|---|---|
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| JPH053313B2 true JPH053313B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=24783245
Family Applications (1)
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| JP (1) | JPS61168363A (ja) |
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