JPH053314B2 - - Google Patents
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- JPH053314B2 JPH053314B2 JP63217259A JP21725988A JPH053314B2 JP H053314 B2 JPH053314 B2 JP H053314B2 JP 63217259 A JP63217259 A JP 63217259A JP 21725988 A JP21725988 A JP 21725988A JP H053314 B2 JPH053314 B2 JP H053314B2
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- pipe
- urinary
- pressure adjustment
- siphon
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、補助膀胱装置に関するものであり、
さらに詳しくは従来の導尿カテーテルのごとく体
内留置されることによつて、必然的に招来する膀
胱機能の喪失を伴うことを解決し、かつカテーテ
ルの留置時においても、膀胱の充満、収縮による
自然排尿行為を維持することが可能な補助膀胱装
置に関するものである。
さらに詳しくは従来の導尿カテーテルのごとく体
内留置されることによつて、必然的に招来する膀
胱機能の喪失を伴うことを解決し、かつカテーテ
ルの留置時においても、膀胱の充満、収縮による
自然排尿行為を維持することが可能な補助膀胱装
置に関するものである。
(従来の技術)
脊髄損傷、脳出血、脳軟化症あるいは手術後の
患者や寝たきり老人等においては、排尿困難や尿
失禁等の症状を伴うことが多い。このような場合
には、円滑な尿路を確保し、腎機能を維持や改善
を促すか、あるいは尿の漏出を防止する観点か
ら、導尿カテーテルが広く使用されている。
患者や寝たきり老人等においては、排尿困難や尿
失禁等の症状を伴うことが多い。このような場合
には、円滑な尿路を確保し、腎機能を維持や改善
を促すか、あるいは尿の漏出を防止する観点か
ら、導尿カテーテルが広く使用されている。
しかるに、従来の導尿カテーテルのごとく長期
体内留置されるところの持続導尿方法では、膀胱
は常に収縮した状態にあり、生体本来の充満と収
縮の繰り返しによる正常な排尿機能は完全に喪失
した状態となつている。すなわち、正常人の排尿
機構においては、尿の膀胱への貯留、充満により
膀胱壁が伸展することにより、膀胱壁に本来備わ
つている固有の受容器(リセプター)を刺激し、
その刺激は一旦脊髄、脳幹部、大脳排尿中枢に達
した後、今度は逆に大脳から刺激が脊髄に下降
し、膀胱壁収縮、骨盤底筋群弛緩、尿道括約筋の
弛緩、排尿というメカニズムをとつている。これ
に対し、従来のカテーテル留置患者における持続
導尿方法では、膀胱の充満、すなわち膀胱壁の伸
展によるリセプター刺激という排尿メカニズムの
最も基本的なプロセスが欠如するため、以後の排
尿機構は全く停止した状態になる。つまり、膀胱
としての機能をほとんど100%喪失することにな
るといつても過言ではないような、単なる尿の通
過路ないしは残尿の溜まり場としての機能しかも
たなくなつている。
体内留置されるところの持続導尿方法では、膀胱
は常に収縮した状態にあり、生体本来の充満と収
縮の繰り返しによる正常な排尿機能は完全に喪失
した状態となつている。すなわち、正常人の排尿
機構においては、尿の膀胱への貯留、充満により
膀胱壁が伸展することにより、膀胱壁に本来備わ
つている固有の受容器(リセプター)を刺激し、
その刺激は一旦脊髄、脳幹部、大脳排尿中枢に達
した後、今度は逆に大脳から刺激が脊髄に下降
し、膀胱壁収縮、骨盤底筋群弛緩、尿道括約筋の
弛緩、排尿というメカニズムをとつている。これ
に対し、従来のカテーテル留置患者における持続
導尿方法では、膀胱の充満、すなわち膀胱壁の伸
展によるリセプター刺激という排尿メカニズムの
最も基本的なプロセスが欠如するため、以後の排
尿機構は全く停止した状態になる。つまり、膀胱
としての機能をほとんど100%喪失することにな
るといつても過言ではないような、単なる尿の通
過路ないしは残尿の溜まり場としての機能しかも
たなくなつている。
このような場合に引き起こされる医学ないし生
理学上の問題点としては、従来から以下の3点が
指摘されている。その1つは、従来のカテーテル
留置患者における持続導尿法では、特に仰臥位で
は膀胱の後底部がデツドスペースとなるため、尿
が少量溜まり、この残尿がカテーテルの管内外を
通して侵入した細菌の絶好の倍地となるので、膀
胱炎、ひいては腎盂炎、さらには腎盂腎炎を引き
起こす温床となつている点である。2つめには、
フオーリイ・チツプ・ネクロシス(Foley tip ne
−crosis)としてよく知られているように、留置
したバルーンカテーテルの先端が収縮した膀胱壁
を常に圧迫し、そのため、その部分に血行不良に
よる潰瘍、さらには壊死をもたらす結果、その部
分が細菌の絶好の侵入口となり、膀胱炎を引き起
こす危険性が高いという点である。そして、3つ
めには、カテーテルの留置に伴い膀胱機能が完全
に停止する結果、カテーテルの留置が長期に及べ
ば及ぶほど、カテーテル除去後の膀胱の機能回復
が遅れるという点である。例えば、脊髄損傷、脳
血管障害、骨盤内手術後における神経因性膀胱に
おける尿閉患者の場合、排尿機能異常が一応安定
化してくる亜急性期においては膀胱訓練を開始す
るが、留置カテーテルを長時間持続使用したもの
については、その訓練が困難であることが従来指
摘されている。
理学上の問題点としては、従来から以下の3点が
指摘されている。その1つは、従来のカテーテル
留置患者における持続導尿法では、特に仰臥位で
は膀胱の後底部がデツドスペースとなるため、尿
が少量溜まり、この残尿がカテーテルの管内外を
通して侵入した細菌の絶好の倍地となるので、膀
胱炎、ひいては腎盂炎、さらには腎盂腎炎を引き
起こす温床となつている点である。2つめには、
フオーリイ・チツプ・ネクロシス(Foley tip ne
−crosis)としてよく知られているように、留置
したバルーンカテーテルの先端が収縮した膀胱壁
を常に圧迫し、そのため、その部分に血行不良に
よる潰瘍、さらには壊死をもたらす結果、その部
分が細菌の絶好の侵入口となり、膀胱炎を引き起
こす危険性が高いという点である。そして、3つ
めには、カテーテルの留置に伴い膀胱機能が完全
に停止する結果、カテーテルの留置が長期に及べ
ば及ぶほど、カテーテル除去後の膀胱の機能回復
が遅れるという点である。例えば、脊髄損傷、脳
血管障害、骨盤内手術後における神経因性膀胱に
おける尿閉患者の場合、排尿機能異常が一応安定
化してくる亜急性期においては膀胱訓練を開始す
るが、留置カテーテルを長時間持続使用したもの
については、その訓練が困難であることが従来指
摘されている。
また、別法として、このような長期体内留置用
バルーンカテーテルを用いた持続導尿法の場合に
比較すると、はるかに多くの時間と手間がかかる
という欠点はあるが、近年推奨される方法として
間歇(自己)導尿方法があげられる。この方法
は、1日に数回、膀胱が充満するごとに看護婦又
は自らがカテーテルを挿入し、排尿する方法であ
る。
バルーンカテーテルを用いた持続導尿法の場合に
比較すると、はるかに多くの時間と手間がかかる
という欠点はあるが、近年推奨される方法として
間歇(自己)導尿方法があげられる。この方法
は、1日に数回、膀胱が充満するごとに看護婦又
は自らがカテーテルを挿入し、排尿する方法であ
る。
従来は、この方法は、何回も導尿しているうち
に間もなく細菌感染を起こし、尿が長時間膀胱内
に貯留すると、その間に細菌が増殖し、膀胱ばか
りでなく、さらに上位の腎盂腎炎も併発する可能
性が高いために、持続導尿法よりは劣るものとみ
なされてきた。しかし、近年、導尿の間隔を短く
して(できれば3時間以内、遅くとも5時間以
内)膀胱内の細菌が多大に増殖する前に完全に尿
を排出させれば、膀胱に感染が認められなくなる
ことが多いこともわかり、導尿が2週間以上の長
期にわたる場合には、むしろこの方法がよいと推
奨されている。この間歇導尿法では、最も生理的
な液体である自尿によつて膀胱を周期的に洗浄
し、排出するという希釈効果と、充満、収縮を繰
り返す健常な膀胱壁に由来する生体本来の感染防
御効果等の自浄作用があるために、細菌の膀胱内
での増殖が防がれていると考えられる。そして、
なによりも、間歇(自己)導尿法が優れている点
は、膀胱の充満、収縮という生体本来の自然の排
尿機能を維持できる点であり、例えば、脊損患者
等の神経因性膀胱の機能回復が持続導尿法に比し
はるかに早い点である。
に間もなく細菌感染を起こし、尿が長時間膀胱内
に貯留すると、その間に細菌が増殖し、膀胱ばか
りでなく、さらに上位の腎盂腎炎も併発する可能
性が高いために、持続導尿法よりは劣るものとみ
なされてきた。しかし、近年、導尿の間隔を短く
して(できれば3時間以内、遅くとも5時間以
内)膀胱内の細菌が多大に増殖する前に完全に尿
を排出させれば、膀胱に感染が認められなくなる
ことが多いこともわかり、導尿が2週間以上の長
期にわたる場合には、むしろこの方法がよいと推
奨されている。この間歇導尿法では、最も生理的
な液体である自尿によつて膀胱を周期的に洗浄
し、排出するという希釈効果と、充満、収縮を繰
り返す健常な膀胱壁に由来する生体本来の感染防
御効果等の自浄作用があるために、細菌の膀胱内
での増殖が防がれていると考えられる。そして、
なによりも、間歇(自己)導尿法が優れている点
は、膀胱の充満、収縮という生体本来の自然の排
尿機能を維持できる点であり、例えば、脊損患者
等の神経因性膀胱の機能回復が持続導尿法に比し
はるかに早い点である。
しかし、この間歇導尿法は、既述のとおり多く
の時間と手間を必要とし、とりわけこれを無菌的
に行う無菌間歇導尿法では、外陰部の剃毛と十
分な消毒、導尿前の尿導洗浄、手指、手袋、
器具等の消毒、導尿後の数回の膀胱洗浄、抗
生物質の注入、最終的に外陰部を滅菌袋または
ガーゼで覆つておく等の諸操作を必要とするた
め、広く一般に普及するには至らなかつた。
の時間と手間を必要とし、とりわけこれを無菌的
に行う無菌間歇導尿法では、外陰部の剃毛と十
分な消毒、導尿前の尿導洗浄、手指、手袋、
器具等の消毒、導尿後の数回の膀胱洗浄、抗
生物質の注入、最終的に外陰部を滅菌袋または
ガーゼで覆つておく等の諸操作を必要とするた
め、広く一般に普及するには至らなかつた。
そこで本発明者らは、先に、膀胱内に留置され
る導尿カテーテルの吐出端が、同心軸型サイホン
管を内蔵する圧力調整室に該同心軸型サイホン管
の内管の最上端部と該同心軸型サイホン管の外管
の最下端部の間で直接接続されるかまたは連結管
を介して接続され、前記圧力調整室と該圧力調整
室より下方に設けられた蓄尿室が前記同心軸型サ
イホン管の内管で接続され、かつ前記圧力調整室
には、前記同心軸型サイホン管の最高位置よりも
さらに高い位置に通気抵抗フイルターにより封緘
された通気口を設けた補助膀胱装置を提案した
(特開昭60−176661号公報)。
る導尿カテーテルの吐出端が、同心軸型サイホン
管を内蔵する圧力調整室に該同心軸型サイホン管
の内管の最上端部と該同心軸型サイホン管の外管
の最下端部の間で直接接続されるかまたは連結管
を介して接続され、前記圧力調整室と該圧力調整
室より下方に設けられた蓄尿室が前記同心軸型サ
イホン管の内管で接続され、かつ前記圧力調整室
には、前記同心軸型サイホン管の最高位置よりも
さらに高い位置に通気抵抗フイルターにより封緘
された通気口を設けた補助膀胱装置を提案した
(特開昭60−176661号公報)。
この補助膀胱装置は、導尿カテーテルの吐出端
に同心軸型サイホン管を持続した自動間歇導尿シ
ステムを採用するものであり、このシステムを用
いることにより、導尿カテーテルの膀胱内留置時
においても、一般的な間歇導尿法の場合のごとき
繁雑な操作を必要とすることなく、膀胱は一定周
期で充満、収縮を繰り返し、生体本来の排尿機能
が維持されて、これによる自浄作用や感染防御作
用が自動的に実施されるので、細菌の尿路感染を
招来することもなく、脊髄損傷者、脳血管障害
者、手術後患者、寝たきり老人等の尿閉または尿
失禁患者の膀胱機能回復訓練に利用が可能なもの
であつた。
に同心軸型サイホン管を持続した自動間歇導尿シ
ステムを採用するものであり、このシステムを用
いることにより、導尿カテーテルの膀胱内留置時
においても、一般的な間歇導尿法の場合のごとき
繁雑な操作を必要とすることなく、膀胱は一定周
期で充満、収縮を繰り返し、生体本来の排尿機能
が維持されて、これによる自浄作用や感染防御作
用が自動的に実施されるので、細菌の尿路感染を
招来することもなく、脊髄損傷者、脳血管障害
者、手術後患者、寝たきり老人等の尿閉または尿
失禁患者の膀胱機能回復訓練に利用が可能なもの
であつた。
(発明が解決しようとする課題)
前述した先の発明の補助膀胱装置を用いて長時
間の導尿を実施した場合において、尿によるサイ
ホン流動が終了した後、サイホン管の内管の内壁
面に付着した残尿が液柱となり、これに伴う陰圧
によりサイホン管の内管、外管の液面が圧力調整
室内の液面より内管に残つた液柱の高さだけ高く
なる。従つて、患者の膀胱に尿が少ししか溜まら
ないうちに、前記の陰圧のために圧力調整室へ尿
が排出されることになり、次のサイホン流動が働
く場合がしばしば認められた。
間の導尿を実施した場合において、尿によるサイ
ホン流動が終了した後、サイホン管の内管の内壁
面に付着した残尿が液柱となり、これに伴う陰圧
によりサイホン管の内管、外管の液面が圧力調整
室内の液面より内管に残つた液柱の高さだけ高く
なる。従つて、患者の膀胱に尿が少ししか溜まら
ないうちに、前記の陰圧のために圧力調整室へ尿
が排出されることになり、次のサイホン流動が働
く場合がしばしば認められた。
先の発明の装置によつて上記のような不規則な
稼働が行われると、補助膀胱装置としては生体本
来の排尿機能の維持が持続しえず、患者の膀胱機
能回復訓練用としては最適な装置であるとはいえ
ないものであることが判明した。
稼働が行われると、補助膀胱装置としては生体本
来の排尿機能の維持が持続しえず、患者の膀胱機
能回復訓練用としては最適な装置であるとはいえ
ないものであることが判明した。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検
討を重ねた結果、本出願人が先に提案した補助膀
胱装置において、圧力調整室に内装する同心軸型
サイホン管の内管の下方部に枝管たる連通管を連
通させ、この連通管を外管の外側方に沿わせ、サ
イホン管の上頂部よりも高い位置に開口させるも
のとすることにより、課題が解決することを見出
し、本発明に到達したものである。
討を重ねた結果、本出願人が先に提案した補助膀
胱装置において、圧力調整室に内装する同心軸型
サイホン管の内管の下方部に枝管たる連通管を連
通させ、この連通管を外管の外側方に沿わせ、サ
イホン管の上頂部よりも高い位置に開口させるも
のとすることにより、課題が解決することを見出
し、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、膀胱内に留置する導尿カ
テーテル2、圧力調整室3および蓄尿室5を備え
てなり、圧力調整室3内に、内管11とこれに外
嵌した外管12とからなる同心軸型サイホン管1
0を設けるとともに、このサイホン管10の内管
11の下方部に連通させた枝管たる連通管16を
外管12の外側方に沿わせて先端をサイホン管1
0の上頂部よりも高い位置に開口させて設け、圧
力調整室3の下方に蓄尿室5を連設し、上記外管
12の最下端部の位置もしくはこれより下方の位
置において膀胱内に留置される導尿カテーテル2
の吐出端を圧力調整室3に連結し、かつ連通管1
6より上方にて圧力調整室3に通気抵抗性フイル
ター15を設けてなることを特徴とする補助膀胱
装置を要旨とするものである。
テーテル2、圧力調整室3および蓄尿室5を備え
てなり、圧力調整室3内に、内管11とこれに外
嵌した外管12とからなる同心軸型サイホン管1
0を設けるとともに、このサイホン管10の内管
11の下方部に連通させた枝管たる連通管16を
外管12の外側方に沿わせて先端をサイホン管1
0の上頂部よりも高い位置に開口させて設け、圧
力調整室3の下方に蓄尿室5を連設し、上記外管
12の最下端部の位置もしくはこれより下方の位
置において膀胱内に留置される導尿カテーテル2
の吐出端を圧力調整室3に連結し、かつ連通管1
6より上方にて圧力調整室3に通気抵抗性フイル
ター15を設けてなることを特徴とする補助膀胱
装置を要旨とするものである。
(作用)
本発明の補助膀胱装置の使用時における作動
は、膀胱内に留置した導尿カテーテルに圧力調整
室を連設して、一定時間後、膀胱並びに圧力調整
室に尿が充満するとサイホン流動が始まり、一定
時間後、膀胱と圧力調整室が空になり、サイホン
流動が停止する。この際、サイホン管の内管の内
壁面に付着した残尿が内管内で液柱となるが、こ
の液柱により発生する陰圧は、大気と同圧である
圧力調整室より連通管を通じて直ちに空気が補給
されるので、液柱は蓄尿室に落下して、内管並び
にサイホン管内の陰圧は消去される。以後は、以
上のサイクルを繰り返すことになり、サイホン流
動後の内管における残尿の液柱は生じなくなり、
補助膀胱装置としての本来の作動が円滑かつ適切
に繰り返されるものとなるのである。
は、膀胱内に留置した導尿カテーテルに圧力調整
室を連設して、一定時間後、膀胱並びに圧力調整
室に尿が充満するとサイホン流動が始まり、一定
時間後、膀胱と圧力調整室が空になり、サイホン
流動が停止する。この際、サイホン管の内管の内
壁面に付着した残尿が内管内で液柱となるが、こ
の液柱により発生する陰圧は、大気と同圧である
圧力調整室より連通管を通じて直ちに空気が補給
されるので、液柱は蓄尿室に落下して、内管並び
にサイホン管内の陰圧は消去される。以後は、以
上のサイクルを繰り返すことになり、サイホン流
動後の内管における残尿の液柱は生じなくなり、
補助膀胱装置としての本来の作動が円滑かつ適切
に繰り返されるものとなるのである。
(実施例)
本発明の一実施例態様を第1図によつて具体的
に示す。
に示す。
第1図において、1は膀胱、2は膀胱内に留置
された導尿カテーテルで、カテーテル2は圧力調
整室3に連結されている。この圧力調整室3には
同心軸型サイホン管10の内管11とこれに外嵌
した外管12とよりなる同心軸型サイホン管10
およびサイホン管10の内管11の下方部(なる
べく圧力調整室3の内底近く)に連通させた枝管
たる連通管16とが内装してあり、上記内管11
は外管12から下方へ延出している。この場合に
内管11の下方部に一端を連通させた連通管16
は、外管12の外側方に沿わせ、先端をサイホン
管10の上頂部より高い位置で開口させてある。
連通管16の一端は圧力調整室3内の外管12の
下端部より下方にて内管11の連結されている。
4は導尿カテーテル2と圧力調整室3の下部連結
口3hとを連結するチユーブ、すなわち連結管で
ある。5は圧力調整室3の下方に設けられ、サイ
ホン管10の内管11からの尿を上部開口部から
受け入れる蓄尿室である。この蓄尿室5は、圧力
調整室3の下部に突出して開口するサイホン管1
0の内管11によつて、圧力調整室3と連結され
ている。蓄尿室5には、受入部の細菌溯行阻止装
置13、通気口6、通気口6に設けた除菌フイル
ター7、蓄尿室5の下部に設けた排出口8、排出
口8のストツパーが設けられている。また、圧力
調整室3には、圧力調整室3内での尿の充満、排
出による空気の排出・補給のための通気口14、
通気口14に内挿する通気抵抗性フイルター15
が設けられている。通気抵抗性フイルター15と
しては、空気流量が10〜20000ml/分のものが好
ましく用いられる。この場合の空気流量とは、20
℃の無粒子空気を0.07Kg/cm2(1psl)の圧力で濾
過したときの値で示される。
された導尿カテーテルで、カテーテル2は圧力調
整室3に連結されている。この圧力調整室3には
同心軸型サイホン管10の内管11とこれに外嵌
した外管12とよりなる同心軸型サイホン管10
およびサイホン管10の内管11の下方部(なる
べく圧力調整室3の内底近く)に連通させた枝管
たる連通管16とが内装してあり、上記内管11
は外管12から下方へ延出している。この場合に
内管11の下方部に一端を連通させた連通管16
は、外管12の外側方に沿わせ、先端をサイホン
管10の上頂部より高い位置で開口させてある。
連通管16の一端は圧力調整室3内の外管12の
下端部より下方にて内管11の連結されている。
4は導尿カテーテル2と圧力調整室3の下部連結
口3hとを連結するチユーブ、すなわち連結管で
ある。5は圧力調整室3の下方に設けられ、サイ
ホン管10の内管11からの尿を上部開口部から
受け入れる蓄尿室である。この蓄尿室5は、圧力
調整室3の下部に突出して開口するサイホン管1
0の内管11によつて、圧力調整室3と連結され
ている。蓄尿室5には、受入部の細菌溯行阻止装
置13、通気口6、通気口6に設けた除菌フイル
ター7、蓄尿室5の下部に設けた排出口8、排出
口8のストツパーが設けられている。また、圧力
調整室3には、圧力調整室3内での尿の充満、排
出による空気の排出・補給のための通気口14、
通気口14に内挿する通気抵抗性フイルター15
が設けられている。通気抵抗性フイルター15と
しては、空気流量が10〜20000ml/分のものが好
ましく用いられる。この場合の空気流量とは、20
℃の無粒子空気を0.07Kg/cm2(1psl)の圧力で濾
過したときの値で示される。
図示例においては、導尿カテーテル2の吐出端
を連結管4を介して圧力調整装置3に接続したも
のであるが、導尿カテーテル2を直接圧力調整装
置3に接続してもよい。また、導尿カテーテル2
と圧力調整装置3との接続は、導尿カテーテル2
の吐出端がサイホン管10の外管12の最下端部
と同等の高さか又はこれよりも下方の位置になる
ように接続することが好ましい。
を連結管4を介して圧力調整装置3に接続したも
のであるが、導尿カテーテル2を直接圧力調整装
置3に接続してもよい。また、導尿カテーテル2
と圧力調整装置3との接続は、導尿カテーテル2
の吐出端がサイホン管10の外管12の最下端部
と同等の高さか又はこれよりも下方の位置になる
ように接続することが好ましい。
(発明の効果)
本発明の補助膀胱装置によると、複雑な機械的
または電気的な駆動、制御機構を一切使用するこ
となく、導尿カテーテルを膀胱内に留置すること
だけで、他のサイホン利用の装置に見られるよう
な不規則なサイホン流動を起こすこともなく、膀
胱が一定周期で円滑に充満、収縮を繰り返すこと
が可能となるので、脊髄損傷、脳出血、脳軟化症
あるいは手術後患者や寝たきり老人等の排尿因難
や尿失禁の症状を呈する患者において用いると著
しく効果的である。例えば、脊髄患者に使用した
場合に、従来の持続導尿法では1〜2カ月も留置
カテーテルを必要としたものが、本発明の装置を
用いることにより、尿路感染することもなく、例
えば2週間程度の短時日でカテーテルを必要とし
ない状態までに膀胱機能を回復することもでき
る。本発明装置は、かくのごとくリハビリテーシ
ヨン上の効もを多大な装置である。
または電気的な駆動、制御機構を一切使用するこ
となく、導尿カテーテルを膀胱内に留置すること
だけで、他のサイホン利用の装置に見られるよう
な不規則なサイホン流動を起こすこともなく、膀
胱が一定周期で円滑に充満、収縮を繰り返すこと
が可能となるので、脊髄損傷、脳出血、脳軟化症
あるいは手術後患者や寝たきり老人等の排尿因難
や尿失禁の症状を呈する患者において用いると著
しく効果的である。例えば、脊髄患者に使用した
場合に、従来の持続導尿法では1〜2カ月も留置
カテーテルを必要としたものが、本発明の装置を
用いることにより、尿路感染することもなく、例
えば2週間程度の短時日でカテーテルを必要とし
ない状態までに膀胱機能を回復することもでき
る。本発明装置は、かくのごとくリハビリテーシ
ヨン上の効もを多大な装置である。
第1図は、本発明の補助膀胱装置の一実施例の
全体的な位置関係を示す概略側面図である。 1……膀胱、2……導尿カテーテル、3……圧
力調整室、3h……下部連結口、4……連結管、
5……蓄尿室、6,14……通気口、7……除菌
フイルター、8……排出口、9……ストツパー、
10……同心軸型サイホン管、11……内管、1
2……外管、13……細菌溯行阻止装置、15…
…通気抵抗性フイルター、16……連通管。
全体的な位置関係を示す概略側面図である。 1……膀胱、2……導尿カテーテル、3……圧
力調整室、3h……下部連結口、4……連結管、
5……蓄尿室、6,14……通気口、7……除菌
フイルター、8……排出口、9……ストツパー、
10……同心軸型サイホン管、11……内管、1
2……外管、13……細菌溯行阻止装置、15…
…通気抵抗性フイルター、16……連通管。
Claims (1)
- 1 膀胱内に留置する導尿カテーテル2、圧力調
整室3および蓄尿室5を備えてなり、圧力調整室
3内に、内管11とこれに外嵌した外管12とか
らなる同心軸型サイホン管10を設けるととも
に、このサイホン管10の内管11の下方部に連
通させた枝管たる連通管16を外管12の外側方
に沿わせて先端をサイホン管10の上頂部よりも
高い位置に開口させて設け、圧力調整室3の下方
に蓄尿室5を連設し、膀胱内に留置される導尿カ
テーテル2の吐出端を圧力調整室3に連結し、か
つ連通管16の先端より上方にて圧力調整室3の
通気抵抗性フイルター15を設けてなることを特
徴とする補助膀胱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63217259A JPH0263467A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 補助膀胱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63217259A JPH0263467A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 補助膀胱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0263467A JPH0263467A (ja) | 1990-03-02 |
| JPH053314B2 true JPH053314B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16701343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63217259A Granted JPH0263467A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 補助膀胱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0263467A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4861773B2 (ja) * | 2006-08-30 | 2012-01-25 | 株式会社日本テクナート | 長波検出回路及びその装置 |
| CN107296987A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-10-27 | 张阳 | 一种胸腔引流装置 |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63217259A patent/JPH0263467A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0263467A (ja) | 1990-03-02 |
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