JPH05331647A - Cvd方法及び装置 - Google Patents
Cvd方法及び装置Info
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- JPH05331647A JPH05331647A JP16007292A JP16007292A JPH05331647A JP H05331647 A JPH05331647 A JP H05331647A JP 16007292 A JP16007292 A JP 16007292A JP 16007292 A JP16007292 A JP 16007292A JP H05331647 A JPH05331647 A JP H05331647A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板ホルダーからの熱放射による熱損失をで
きるだけ少なくして、加熱効率を向上させると共に、複
数の基板を同時に処理可能にする。 【構成】 一対の基板ホルダー18、20を対向させ
て、これら基板ホルダーの外周部を取り囲むように熱反
射板28を配置する。基板ホルダー18、20と熱反射
板28とによって空間30を形成し、その内部の基板3
2にTiN膜を形成する。基板ホルダー18、20の内
部には基板加熱ヒータ22があり、基板32を500℃
に加熱する。基板ホルダー18、20が互いに対向して
いて、かつ、熱反射板28も配置されているので、基板
表面からの熱放射損失は非常に少なくなり、加熱効率が
向上する。
きるだけ少なくして、加熱効率を向上させると共に、複
数の基板を同時に処理可能にする。 【構成】 一対の基板ホルダー18、20を対向させ
て、これら基板ホルダーの外周部を取り囲むように熱反
射板28を配置する。基板ホルダー18、20と熱反射
板28とによって空間30を形成し、その内部の基板3
2にTiN膜を形成する。基板ホルダー18、20の内
部には基板加熱ヒータ22があり、基板32を500℃
に加熱する。基板ホルダー18、20が互いに対向して
いて、かつ、熱反射板28も配置されているので、基板
表面からの熱放射損失は非常に少なくなり、加熱効率が
向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板ホルダー及びその
周辺部の配置構成に特徴のあるCVD方法及び装置に関
する。
周辺部の配置構成に特徴のあるCVD方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】高集積化されたICでは、コンタクト電
極部の信頼性を高める上で拡散バリア−としてのTiN
の層形成が必須条件となってきている。そして、配線の
微細化に伴いCVD法によるTiN成膜が有力な方法と
して考えられてきている。一般的な熱CVD法によるT
iN膜の形成においては、チタン源としてTiCl
4を、窒素源としてNH3を使用する。あるいは、膜中へ
Clが不純物として混入するのを嫌って、有機チタン化
合物を用いることもある。いずれの反応においても基板
温度として500℃以上の高温が必要となる。
極部の信頼性を高める上で拡散バリア−としてのTiN
の層形成が必須条件となってきている。そして、配線の
微細化に伴いCVD法によるTiN成膜が有力な方法と
して考えられてきている。一般的な熱CVD法によるT
iN膜の形成においては、チタン源としてTiCl
4を、窒素源としてNH3を使用する。あるいは、膜中へ
Clが不純物として混入するのを嫌って、有機チタン化
合物を用いることもある。いずれの反応においても基板
温度として500℃以上の高温が必要となる。
【0003】従来、この種の技術として知られている熱
CVD法は、原料ガスであるTiCl4とNH3を、ガス
の流れが基板上に向かうように導入して、基板上で原料
ガスを熱分解させて化学反応を進行させている。この種
の技術は、例えば、1989年 3月発行、Journal of the E
lectrochemical Society、第136 巻、第1号、第882〜8
83 頁、 N.Yokoyama 、K.Hinode、Y.Homma 著“LPCVD T
iN as Barrier Layerin VLSI”に記載されている。
CVD法は、原料ガスであるTiCl4とNH3を、ガス
の流れが基板上に向かうように導入して、基板上で原料
ガスを熱分解させて化学反応を進行させている。この種
の技術は、例えば、1989年 3月発行、Journal of the E
lectrochemical Society、第136 巻、第1号、第882〜8
83 頁、 N.Yokoyama 、K.Hinode、Y.Homma 著“LPCVD T
iN as Barrier Layerin VLSI”に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のT
iN膜形成方法において、基板加熱を基板ホルダ−から
の熱伝導によるものとすると、基板上面が開放されてい
るので基板からの熱放射が大きくなる。したがって、基
板ホルダ−からの伝導伝熱で基板表面を500℃にする
には基板の底部及び基板ホルダ−をそれ以上の温度にし
なければならなくなる。そのため、大きな加熱源が必要
になる。また、基板表面で所定の温度を得るためにはそ
の下部はより高温にしなければならず、その熱のために
基板がダメ−ジを受けるといった問題がある。
iN膜形成方法において、基板加熱を基板ホルダ−から
の熱伝導によるものとすると、基板上面が開放されてい
るので基板からの熱放射が大きくなる。したがって、基
板ホルダ−からの伝導伝熱で基板表面を500℃にする
には基板の底部及び基板ホルダ−をそれ以上の温度にし
なければならなくなる。そのため、大きな加熱源が必要
になる。また、基板表面で所定の温度を得るためにはそ
の下部はより高温にしなければならず、その熱のために
基板がダメ−ジを受けるといった問題がある。
【0005】本発明の目的は、基板ホルダーからの熱放
射による熱損失をできるだけ少なくして、加熱効率を向
上させると共に、複数の基板を同時に処理可能にしたC
VD方法及び装置を提供することにある。
射による熱損失をできるだけ少なくして、加熱効率を向
上させると共に、複数の基板を同時に処理可能にしたC
VD方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明のCVD方法
は、CVD反応室において、基板加熱可能な基板ホルダ
−と熱反射板とを互いに接近して配置することによって
基板ホルダーと熱反射板とで囲まれた空間を形成し、そ
の空間内に原料ガスを導入して、この空間内で基板上に
成膜するものである。基板ホルダーと熱反射板の配置形
態は種々のものが考えられる。例えば、一対の円形基板
ホルダーを対向させて、基板ホルダーの外周部に接近し
て、概略円筒状の熱反射板を配置することができる。あ
るいは、一つの基板ホルダーの基板配置側の空間を熱反
射板で取り囲むようにすることもできる。また、3個以
上の基板ホルダーを基板配置側が互いに内側に向くよう
に垂直に配置して空間を形成し、この空間の上下に熱反
射板を配置することもできる。いずれにしても、基板ホ
ルダーの基板配置側の表面と熱反射板とで、ほぼ閉じた
空間を形成できればよい。この場合、放射熱がこの空間
から空間外部にできるだけ逃げないようにすることが大
事である。ただし、この空間はガス導入すると同時に排
気もする必要があるので、完全な密閉空間としてはなら
ない。
は、CVD反応室において、基板加熱可能な基板ホルダ
−と熱反射板とを互いに接近して配置することによって
基板ホルダーと熱反射板とで囲まれた空間を形成し、そ
の空間内に原料ガスを導入して、この空間内で基板上に
成膜するものである。基板ホルダーと熱反射板の配置形
態は種々のものが考えられる。例えば、一対の円形基板
ホルダーを対向させて、基板ホルダーの外周部に接近し
て、概略円筒状の熱反射板を配置することができる。あ
るいは、一つの基板ホルダーの基板配置側の空間を熱反
射板で取り囲むようにすることもできる。また、3個以
上の基板ホルダーを基板配置側が互いに内側に向くよう
に垂直に配置して空間を形成し、この空間の上下に熱反
射板を配置することもできる。いずれにしても、基板ホ
ルダーの基板配置側の表面と熱反射板とで、ほぼ閉じた
空間を形成できればよい。この場合、放射熱がこの空間
から空間外部にできるだけ逃げないようにすることが大
事である。ただし、この空間はガス導入すると同時に排
気もする必要があるので、完全な密閉空間としてはなら
ない。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、原料
ガスとしてチタン化合物と窒素化合物とを用い、基板上
にTiN膜を形成するものである。チタン化合物として
はTiCl4や有機チタン化合物を、窒素化合物として
はNH3やN2、NH4を用いることができる。
ガスとしてチタン化合物と窒素化合物とを用い、基板上
にTiN膜を形成するものである。チタン化合物として
はTiCl4や有機チタン化合物を、窒素化合物として
はNH3やN2、NH4を用いることができる。
【0008】第3の発明のCVD装置は、CVD反応室
内において互いに対向して配置された一対の加熱可能な
基板ホルダ−と、前記一対の基板ホルダーの間の空間を
取り囲むように配置された熱反射板と、前記空間内に原
料ガスを導入するガス導入装置とを備えるものである。
内において互いに対向して配置された一対の加熱可能な
基板ホルダ−と、前記一対の基板ホルダーの間の空間を
取り囲むように配置された熱反射板と、前記空間内に原
料ガスを導入するガス導入装置とを備えるものである。
【0009】第4の発明は、第3の発明において、前記
一対の基板ホルダーを移動可能にして基板ホルダー間の
距離を変更可能にしたものである。
一対の基板ホルダーを移動可能にして基板ホルダー間の
距離を変更可能にしたものである。
【0010】第5の発明は、第3の発明において、前記
一対の基板ホルダーの外周部から中心部に向かって原料
ガスを導入するものである。
一対の基板ホルダーの外周部から中心部に向かって原料
ガスを導入するものである。
【0011】第6の発明は、第5の発明において、前記
ガス導入装置が同軸二重円管を備えるものである。
ガス導入装置が同軸二重円管を備えるものである。
【0012】第7の発明は、第3の発明において、前記
熱反射板が複数層になっているものである。
熱反射板が複数層になっているものである。
【0013】
【作用】従来の熱CVD法であれば、基板表面から放射
された熱は単なる熱損失となり、基板を一定温度に維持
するにはその損失分だけ多くの加熱量が必要となる。こ
れに対して、本発明のように、基板ホルダーと熱反射板
とで空間を形成して、この空間内で基板上に成膜するこ
とにより、基板表面から放射された熱は、この空間の境
界を形成する他の基板を加熱したり、熱反射板によって
反射されたりして、熱損失とはならない。したがって、
従来に比べて、基板を所定の温度に加熱維持するのに必
要な加熱量が少なくてすむ。また、基板の熱ダメージも
少なくなる。
された熱は単なる熱損失となり、基板を一定温度に維持
するにはその損失分だけ多くの加熱量が必要となる。こ
れに対して、本発明のように、基板ホルダーと熱反射板
とで空間を形成して、この空間内で基板上に成膜するこ
とにより、基板表面から放射された熱は、この空間の境
界を形成する他の基板を加熱したり、熱反射板によって
反射されたりして、熱損失とはならない。したがって、
従来に比べて、基板を所定の温度に加熱維持するのに必
要な加熱量が少なくてすむ。また、基板の熱ダメージも
少なくなる。
【0014】また、複数の基板ホルダーと熱反射板とを
利用して空間を形成するようにした場合は、複数の基板
に対して同時に成膜できるのでCVD装置のスループッ
ト(基板処理能力)が向上する。
利用して空間を形成するようにした場合は、複数の基板
に対して同時に成膜できるのでCVD装置のスループッ
ト(基板処理能力)が向上する。
【0015】
【実施例】図1は本発明のCVD装置の一実施例の正面
断面図である。CVD反応室10は、排気バルブ12を
通してタ−ボ分子ポンプ14とロ−タリ−ポンプ16に
よって排気される。CVD反応室10内には、一対の円
形の基板ホルダー18、20が対向して配置されてい
る。基板ホルダ−18は基板加熱ヒ−タ−22を内蔵し
ている。基板ホルダー18は複数の支持棒24に固定さ
れ、この支持棒24は支持棒スリーブ26を通して水平
方向に移動可能である。したがって、支持棒24を移動
させることにより基板ホルダー18は水平方向に移動で
きる。もう一方の基板ホルダー20も基板ホルダー18
と同じ構成である。一方の基板ホルダー18を図の右方
向に移動させると共に、他方の基板ホルダー20を左方
向に移動させると、二つの基板ホルダー18、20の間
の距離が広がり、その逆方向に移動させると基板ホルダ
ー間の距離が狭くなる。
断面図である。CVD反応室10は、排気バルブ12を
通してタ−ボ分子ポンプ14とロ−タリ−ポンプ16に
よって排気される。CVD反応室10内には、一対の円
形の基板ホルダー18、20が対向して配置されてい
る。基板ホルダ−18は基板加熱ヒ−タ−22を内蔵し
ている。基板ホルダー18は複数の支持棒24に固定さ
れ、この支持棒24は支持棒スリーブ26を通して水平
方向に移動可能である。したがって、支持棒24を移動
させることにより基板ホルダー18は水平方向に移動で
きる。もう一方の基板ホルダー20も基板ホルダー18
と同じ構成である。一方の基板ホルダー18を図の右方
向に移動させると共に、他方の基板ホルダー20を左方
向に移動させると、二つの基板ホルダー18、20の間
の距離が広がり、その逆方向に移動させると基板ホルダ
ー間の距離が狭くなる。
【0016】二つの基板ホルダー18、20の外周部に
接近するように熱反射板28が配置されている。この熱
反射板28は、円形の基板ホルダーの外周部を取り囲む
ことができるように、概略円筒状に形成されている。こ
の実施例では、熱反射板28は3層構造になっている。
層の数を増加させればさせるほど、熱反射板28から外
部へと失われる熱量を少なくできる。熱反射板28は、
放出ガスを少なくするためと、熱反射効率を良くするた
めに、タンタルで作られている。
接近するように熱反射板28が配置されている。この熱
反射板28は、円形の基板ホルダーの外周部を取り囲む
ことができるように、概略円筒状に形成されている。こ
の実施例では、熱反射板28は3層構造になっている。
層の数を増加させればさせるほど、熱反射板28から外
部へと失われる熱量を少なくできる。熱反射板28は、
放出ガスを少なくするためと、熱反射効率を良くするた
めに、タンタルで作られている。
【0017】上述のような構成により、一対の基板ホル
ダー18、20と熱反射板28とにより、これらに囲ま
れた空間30が形成される。基板ホルダー18、20に
取り付けられた基板32は、この空間30内に配置され
ることになり、この基板32上に成膜される。
ダー18、20と熱反射板28とにより、これらに囲ま
れた空間30が形成される。基板ホルダー18、20に
取り付けられた基板32は、この空間30内に配置され
ることになり、この基板32上に成膜される。
【0018】空間30の内部には環状のガス吹き出し管
34が配置され、このガス吹き出し管34に二つのガス
導入管36、38が接続されている。一方のガス導入管
36には原料ガスのTiCl4を導入し、他方のガス導
入管38には他方の原料ガスのNH3を導入する。ガス
吹き出し管34と二つのガス導入管36、38とによっ
てガス導入装置が構成されている。
34が配置され、このガス吹き出し管34に二つのガス
導入管36、38が接続されている。一方のガス導入管
36には原料ガスのTiCl4を導入し、他方のガス導
入管38には他方の原料ガスのNH3を導入する。ガス
吹き出し管34と二つのガス導入管36、38とによっ
てガス導入装置が構成されている。
【0019】図2の(A)は、ガス吹き出し管34の外
管を断面にした側面図であり、(B)はガス吹き出し管
34の一部を破断した拡大斜視図である。ガス吹き出し
管34は2重円管構造になっており、外管40の内部に
内管42が配置されている。一方のガス導入管36は内
管42に接続されていて、このガス導入管36を流れて
きたTiCl4は、内管42の内部に入る。他方のガス
導入管38は外管40に接続されていて、このガス導入
管38を流れてきたNH3は外管40と内管42の間に
入る。図2の(B)に良く示されているように、外管4
0と内管42の内周側には環状のスリット44、46が
形成されている。内管42のスリット46から出たTi
Cl4は、外管40と内管42の間のNH3と混合して、
外管40のスリット44から半径方向内方に吹き出す。
管を断面にした側面図であり、(B)はガス吹き出し管
34の一部を破断した拡大斜視図である。ガス吹き出し
管34は2重円管構造になっており、外管40の内部に
内管42が配置されている。一方のガス導入管36は内
管42に接続されていて、このガス導入管36を流れて
きたTiCl4は、内管42の内部に入る。他方のガス
導入管38は外管40に接続されていて、このガス導入
管38を流れてきたNH3は外管40と内管42の間に
入る。図2の(B)に良く示されているように、外管4
0と内管42の内周側には環状のスリット44、46が
形成されている。内管42のスリット46から出たTi
Cl4は、外管40と内管42の間のNH3と混合して、
外管40のスリット44から半径方向内方に吹き出す。
【0020】次に、図1に示すCVD装置を用いてTi
N薄膜を作製する方法を説明する。まず、二つの基板ホ
ルダー18、20の間隔を広げて、それぞれの基板ホル
ダーに基板32を取り付ける。その後、二つの基板ホル
ダー18、20の間隔を狭くしていき、基板間距離を数
cmに設定する。この基板間距離は任意に調節すること
ができて、これにより、空間30の閉じ込め加減を調節
できるようになっている。CVD反応室10を排気し
て、二つのガス導入管36、38からTiCl4とNH3
を導入し、CVD反応室10の内部を約1〜10mTo
rrに保つ。TiCl4の流量は約1〜50sccmで
あり、NH3の流量は約100〜500sccmであ
る。このとき、基板ホルダー18、20と熱反射板28
とによって囲まれた空間30は、CVD反応室10内の
他の領域に比べて圧力が高くなり、約100〜500m
Torrになる。それぞれの基板ホルダー18、20の
基板加熱ヒーター22に約500Wの電力を投入して、
それぞれの基板温度を500℃にする。このような条件
で基板32上にTiN膜を形成する。
N薄膜を作製する方法を説明する。まず、二つの基板ホ
ルダー18、20の間隔を広げて、それぞれの基板ホル
ダーに基板32を取り付ける。その後、二つの基板ホル
ダー18、20の間隔を狭くしていき、基板間距離を数
cmに設定する。この基板間距離は任意に調節すること
ができて、これにより、空間30の閉じ込め加減を調節
できるようになっている。CVD反応室10を排気し
て、二つのガス導入管36、38からTiCl4とNH3
を導入し、CVD反応室10の内部を約1〜10mTo
rrに保つ。TiCl4の流量は約1〜50sccmで
あり、NH3の流量は約100〜500sccmであ
る。このとき、基板ホルダー18、20と熱反射板28
とによって囲まれた空間30は、CVD反応室10内の
他の領域に比べて圧力が高くなり、約100〜500m
Torrになる。それぞれの基板ホルダー18、20の
基板加熱ヒーター22に約500Wの電力を投入して、
それぞれの基板温度を500℃にする。このような条件
で基板32上にTiN膜を形成する。
【0021】以上説明したように、本実施例では、基板
ホルダー18、20と熱反射板28とによって囲まれた
空間30内においては、ここから外部に漏れる放射熱量
は非常に少なくなり、加熱効率が高くなる。したがっ
て、本実施例では基板温度500℃を得るために基板1
枚当たり約500Wの電力投入で済み、従来法(1枚当
り約1000W)に比べて加熱効率が2倍になる。これ
を詳しく説明すると、従来の熱CVD法では所定の温度
を維持するためには基板表面から放射する熱量Q1と基
板ホルダ−裏面から放射する熱量Q2とを加えた熱量Q
1+Q2を基板ホルダーに投入しなくてはならなかっ
た。これに対して、本実施例では、一対の基板ホルダー
を対向して配置すると共に熱反射板を設置することによ
り、基板表面からの熱放射損失Q1が無視できるため、
2枚の基板を所定温度に維持するための加熱量は2×Q
2となる。もし、Q1=Q2と仮定すれば、従来法では
基板1枚当りの加熱量は2Q1となり、本実施例では基
板1枚当たりの加熱量はQ1となる。さらに、本実施例
では同時に2枚の基板が処理できるので基板の1枚当り
の処理時間は従来法の約1/2となる。
ホルダー18、20と熱反射板28とによって囲まれた
空間30内においては、ここから外部に漏れる放射熱量
は非常に少なくなり、加熱効率が高くなる。したがっ
て、本実施例では基板温度500℃を得るために基板1
枚当たり約500Wの電力投入で済み、従来法(1枚当
り約1000W)に比べて加熱効率が2倍になる。これ
を詳しく説明すると、従来の熱CVD法では所定の温度
を維持するためには基板表面から放射する熱量Q1と基
板ホルダ−裏面から放射する熱量Q2とを加えた熱量Q
1+Q2を基板ホルダーに投入しなくてはならなかっ
た。これに対して、本実施例では、一対の基板ホルダー
を対向して配置すると共に熱反射板を設置することによ
り、基板表面からの熱放射損失Q1が無視できるため、
2枚の基板を所定温度に維持するための加熱量は2×Q
2となる。もし、Q1=Q2と仮定すれば、従来法では
基板1枚当りの加熱量は2Q1となり、本実施例では基
板1枚当たりの加熱量はQ1となる。さらに、本実施例
では同時に2枚の基板が処理できるので基板の1枚当り
の処理時間は従来法の約1/2となる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、基板ホルダーと熱反射板とで
空間を形成して、この空間内で基板上に成膜することに
より、基板表面から放射された熱が熱損失とはならず、
従来に比べて、基板を所定の温度に加熱維持するのに必
要な加熱量が少なくてすむ。また、基板の熱ダメージも
少なくなる。さらに、複数の基板ホルダーと熱反射板と
を利用して空間を形成するようにした場合は、複数の基
板に対して同時に成膜できるのでCVD装置のスループ
ット(基板処理能力)が向上する。
空間を形成して、この空間内で基板上に成膜することに
より、基板表面から放射された熱が熱損失とはならず、
従来に比べて、基板を所定の温度に加熱維持するのに必
要な加熱量が少なくてすむ。また、基板の熱ダメージも
少なくなる。さらに、複数の基板ホルダーと熱反射板と
を利用して空間を形成するようにした場合は、複数の基
板に対して同時に成膜できるのでCVD装置のスループ
ット(基板処理能力)が向上する。
【図1】本発明のCVD装置の一実施例の正面断面図で
ある。
ある。
【図2】(A)はガス吹き出し管の外管を断面にした側
面図であり、(B)はガス吹き出し管の一部を破断した
拡大斜視図である。
面図であり、(B)はガス吹き出し管の一部を破断した
拡大斜視図である。
10…CVD反応室 18、20…基板ホルダー 22…基板加熱ヒーター 24…支持棒 28…熱反射板 30…空間 32…基板 34…ガス吹き出し管 36、38…ガス導入管
Claims (7)
- 【請求項1】 CVD反応室において、基板加熱可能な
基板ホルダ−と熱反射板とを互いに接近して配置するこ
とによって基板ホルダーと熱反射板とで囲まれた空間を
形成し、その空間内に原料ガスを導入して、この空間内
で基板上に成膜することを特徴とするCVD方法。 - 【請求項2】 原料ガスとしてチタン化合物と窒素化合
物とを用い、基板上にTiN膜を形成することを特徴と
する請求項1記載のCVD方法。 - 【請求項3】 CVD反応室内において互いに対向して
配置された一対の加熱可能な基板ホルダ−と、前記一対
の基板ホルダーの間の空間を取り囲むように配置された
熱反射板と、前記空間内に原料ガスを導入するガス導入
装置とを備えることを特徴とするCVD装置。 - 【請求項4】 前記一対の基板ホルダーを移動可能にし
て基板ホルダー間の距離を変更可能にしたことを特徴と
する請求項3記載のCVD装置。 - 【請求項5】 前記一対の基板ホルダーの外周部から中
心部に向かって原料ガスが導入されることを特徴とする
請求項3記載のCVD装置。 - 【請求項6】 前記ガス導入装置が同軸二重円管を備え
ることを特徴とする請求項5記載のCVD装置。 - 【請求項7】 前記熱反射板が複数層になっていること
を特徴とする請求項3記載のCVD装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16007292A JPH05331647A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | Cvd方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16007292A JPH05331647A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | Cvd方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331647A true JPH05331647A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15707283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16007292A Pending JPH05331647A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | Cvd方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05331647A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100707791B1 (ko) * | 2005-04-25 | 2007-04-13 | 주식회사 테라세미콘 | 반도체 제조방법 및 반도체 제조장치 |
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1992
- 1992-05-28 JP JP16007292A patent/JPH05331647A/ja active Pending
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