JPH05332048A - 地下階を備えた建物の防振構造 - Google Patents

地下階を備えた建物の防振構造

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Publication number
JPH05332048A
JPH05332048A JP14294592A JP14294592A JPH05332048A JP H05332048 A JPH05332048 A JP H05332048A JP 14294592 A JP14294592 A JP 14294592A JP 14294592 A JP14294592 A JP 14294592A JP H05332048 A JPH05332048 A JP H05332048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
building
ground
floor
basement
Prior art date
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Pending
Application number
JP14294592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takagi
政美 高木
Hisayoshi Hashizume
尚慶 橋詰
Jun Kawakami
純 川上
Tomotaka Hiramatsu
友孝 平松
Yoshiaki Nagataki
慶明 長瀧
Toru Kawarazuka
透 河原塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05332048A publication Critical patent/JPH05332048A/ja
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Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】建物全体を防振すると共に、発生するロッキン
グ振動を早期に低減可能な建物の防振構造を目的として
いる。 【構成】地盤1下に地下階構造物10が収納可能なだけ
の地下空間2を、擁壁3及び耐圧版4によって形成す
る。耐圧版4から上記擁壁3表面に沿って複数の支持柱
5が立設している。その複数の支持柱5の上端部にはそ
れぞれ防振支持装置6が設置され、該防振支持装置6を
介して支持柱5の上端部に地上階構造物8の一部である
大型梁7が複数,横架されている。上記大型梁7の上に
地上階構造物8の本体が構築されていると共に、同大型
梁7の下側にサスペンション部材9を介して地下階構造
物10が懸吊支持されて、その建物が上記防振支持装置
6を介して地盤1に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤を介して建物に入
力される振動を低減する地下階を備えた建物の防振構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道軌道等に近接した建物では、軌道で
発生した振動が地盤を介して建物に入り込み、その入力
された振動自体、あるいはその振動によって建物の内装
材から放射される固体伝搬音が居住者に影響を与えるた
め、上記地盤を介して伝達される振動を低減する必要が
ある。
【0003】この振動を低減する,地下階を備えた建物
の防振構造としては、例えば特開昭62−148778
号公報や特開昭63−272869号公報に記載されて
いるものがある。これら従来公報に記載されている建物
の防振構造は、建物を上層階(地上階)と下層階(地下
階)の上下2つの階層に分離して構成し、その上層階構
造物と下層階構造物との間にゴム支承体等からなる防振
支持装置を介装すると共に、地下階である下層階構造物
を非免振構造にして地盤内に固定して、上層階に入力さ
れる振動を低減している。
【0004】または、地盤を掘削して形成された地下空
間の最深部に、防振支持装置を設置するための設置台を
設け、その上に防振支持装置を介して建物を載せて、建
物全体を防振支持していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の防振構造にあっては、防振構造とする上層階若しくは
建物全体の最下端部を防振支持装置で弾性支持している
構造であるため、振動が入力される上記支持位置からの
建物の重心位置が高く、転倒モーメントに対する建物の
安定性が良くないと共に、発生したロッキング振動の低
減が遅いという問題がある。
【0006】特に、建物全体を防振するために地下階構
造物の下端部で防振支持している場合には、地上階部分
だけを防振支持する場合に比べて上記支持位置からの建
物の重心位置がさらに高くなり、同じ振動が地盤から入
力されても,地上部分だけを防振支持している構造に比
べて転倒モーメントに対する安定性が良くない。本発明
は、上記のような問題点に着目してなされたもので、建
物全体を地盤振動から防振すると共に、発生したロッキ
ング振動をすみやかに低減可能な建物の防振構造を目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の地下階を備えた建物の防振支持構造は、地
下階と地上階との上下2つの構造物から構成され、地上
階構造物の下端外周部を防振支持装置を介して地盤に支
持させると共に、その地上階構造物の下方に所定深さの
地下空間を形成して、その地下空間に上記地上階構造物
から地下階構造物を懸吊支持したことを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】建物に対する地盤への支持位置よりも下方に地
下階構造物が位置した構造であるため、上記支持位置に
対する建物全体の重心が下がって、転倒モーメントに対
する安定性が良い構造となる。よって、入力された地震
力によって建物に発生したロッキング振動は、従来より
も振幅が小さくなると共に、地上階構造物と地下階構造
物とが反対側に振れるので、互いの振動を相殺して速や
かに上記ロッキング振動を低減する。
【0009】また、建物としては、地盤に防振支持構造
を介してのみ支持されているので、地盤から伝搬される
交通振動等は従来と同様に防振支持装置で低減されて建
物に入力される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、図1に示すように、地盤1下を
地下階構造物10が収納可能なだけの深さ及び広さで掘
削し、その掘削側面の全周に擁壁3が設けられ、掘削底
面に耐圧版4が敷かれている。耐圧版4から擁壁3表面
に沿い且つ該擁壁3に密着して複数の支持柱5が立設し
ている。その擁壁3及び支持柱5によって地盤1からの
土圧が支持されると共に、その擁壁3,支持柱5,及び
耐圧版4に囲まれた空間によって地下空間2が形成され
ている。
【0011】また、上記支持柱5の上端部には、それぞ
れ防振支持装置6が設置され、その各防振支持装置6を
介して支持柱5の上端部に地上階構造物8の一部である
大型梁7が横架されている。なお、上記大型梁7は、ス
ーパーストラクチャ構造によって剛的に構成されてい
る。また、上記大型梁7の側面全周と擁壁3との間には
止水材11が配設されて、その間隙から地下空間2への
浸水を防止している。
【0012】そして、上記大型梁7の上に地上階構造物
8の本体が構築されていると共に、同大型梁7の下側に
サスペンション部材9を介して地下階構造物10が懸吊
支持されて、その大型梁7,地上階構造物8,及び地下
階構造物10によって建物が構成されて、上記防振支持
装置6を介して地盤1に支持されている。上記地下階構
造物10の外周は、地下空間2の周面との間に所定の間
隙が設けられている。
【0013】さらに、上記防振支持装置6は、図2に示
すように、軸を上下にしたコイルスプリング6a及びダ
ンパー6bから構成されて、コイルスプリング6aによ
って、建物の自重を安定して支持し、建物に入力する振
動の固有周期を長期化すると共に、ダンパー6bによっ
て、振動エネルギーを消費して振動を減衰させるように
している。
【0014】そして、上記のように構築された建物にお
いては、支持位置である支持柱5上端部よりも下方に地
下階構造物10が配設されているので、支持位置に対す
る建物の重心の高さが従来よりも低くなり、従来に比べ
て転倒モーメントに対する安定性がよくなる。また、建
物に発生するロッキング振動は、上記重心が下がること
で従来よりも小さな振幅で揺れると共に、地上階構造物
8と地下階構造物10とが反対側に振れるので、互いの
振動を相殺して、上記ロッキング振動による揺れを速や
かに低減する。
【0015】また、本実施例の建物では、地下階構造物
10も大型梁7を介して地盤振動から防振支持される構
造となっている。このように、建物全体を防振支持する
構造にもかかわらず、地上階構造物9だけを防振支持し
た従来の建物よりもロッキング振動を小さく抑えること
ができる。
【0016】また、本実施例の建物にあっては、地下階
構造物10を、その外周側面及び底面が完全に地下空間
2の内面から分離された吊り構造としているために、地
盤1から直接振動が入力することがなくなり、地下階も
静けさを要求する居住等に使用可能となっている。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の地下
階を備えた建物の防振構造では、地下階も含めた建物全
体を防振構造にすることができると共に、地上階部分だ
けを防振構造とする従来の建物よりも転倒モーメントに
対して安定した構造にすることができ、更には、建物に
発生したロッキング振動を速やかに低減することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の建物の防振構造を示す断
面側面図である。
【図2】本発明に係る実施例の防振支持装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 地盤 2 地下空間 3 擁壁 5 支持柱 6 防振支持装置 6a コイルスプリング 6b ダンパー 7 大型梁 8 地上階構造物 9 サスペンション部材 10 地下階構造物 11 止水材
フロントページの続き (72)発明者 平松 友孝 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 長瀧 慶明 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 河原塚 透 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下階と地上階との上下2つの構造物か
    ら構成され、地上階構造物の下端外周部を防振支持装置
    を介して地盤に支持させると共に、その地上階構造物の
    下方に所定深さの地下空間を形成して、その地下空間に
    上記地上階構造物から地下階構造物を懸吊支持したこと
    を特徴とする地下階を備えた建物の防振支持構造。
JP14294592A 1992-06-03 1992-06-03 地下階を備えた建物の防振構造 Pending JPH05332048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14294592A JPH05332048A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 地下階を備えた建物の防振構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14294592A JPH05332048A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 地下階を備えた建物の防振構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332048A true JPH05332048A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15327307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14294592A Pending JPH05332048A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 地下階を備えた建物の防振構造

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JP (1) JPH05332048A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013213347A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Ohbayashi Corp 建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013213347A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Ohbayashi Corp 建物

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