JPH09235908A - 階段の免震方法及び免震階段棟 - Google Patents
階段の免震方法及び免震階段棟Info
- Publication number
- JPH09235908A JPH09235908A JP8043186A JP4318696A JPH09235908A JP H09235908 A JPH09235908 A JP H09235908A JP 8043186 A JP8043186 A JP 8043186A JP 4318696 A JP4318696 A JP 4318696A JP H09235908 A JPH09235908 A JP H09235908A
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- JP
- Japan
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- building
- staircase
- frame
- stairs
- seismic isolation
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地震発生時の地震力を減少し、且つ揺れを速や
かに減衰して上下階の非難通路を充分に確保することが
可能な免震階段棟を提供する。 【解決手段】架構内部に所定階の階段13を設け、建物
2の外部に沿って設置された階段架構10と、この階段
架構と基礎部6との間に介装されて階段架構を基礎部に
対して水平方向に変位可能に支持する支承装置8と、建
物及び階段架構の互いに対向する側部間に水平方向に延
在して配設され、建物及び階段架構の側部間の水平距離
が変化することにより減衰力を発生するダンパ12とを
備えている。
かに減衰して上下階の非難通路を充分に確保することが
可能な免震階段棟を提供する。 【解決手段】架構内部に所定階の階段13を設け、建物
2の外部に沿って設置された階段架構10と、この階段
架構と基礎部6との間に介装されて階段架構を基礎部に
対して水平方向に変位可能に支持する支承装置8と、建
物及び階段架構の互いに対向する側部間に水平方向に延
在して配設され、建物及び階段架構の側部間の水平距離
が変化することにより減衰力を発生するダンパ12とを
備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震発生時の揺
れを速やかに減衰して上下階の非難通路を確保すること
が可能な階段の免震方法及び免震階段棟に関する。
れを速やかに減衰して上下階の非難通路を確保すること
が可能な階段の免震方法及び免震階段棟に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、階段を内部に設置している建物
は、地震発生時に上下階が層間変位を引き起こして建物
が揺れると、上下階の間に斜めに延在している階段部が
地震力の大部分を負担する。
は、地震発生時に上下階が層間変位を引き起こして建物
が揺れると、上下階の間に斜めに延在している階段部が
地震力の大部分を負担する。
【0003】また、建物の外壁に沿って配設されている
階段も、地震発生時に、地盤からの地震力を直接負担す
る。
階段も、地震発生時に、地盤からの地震力を直接負担す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大地震の発
生時には、階段は、唯一の上階から下階への非難通路と
なるので、破壊や倒壊を確実に防止しなければならな
い。しかしながら、上述したように、従来の階段は地震
力を直接負担する構造とされているので、破壊や倒壊を
免れることが難しい。
生時には、階段は、唯一の上階から下階への非難通路と
なるので、破壊や倒壊を確実に防止しなければならな
い。しかしながら、上述したように、従来の階段は地震
力を直接負担する構造とされているので、破壊や倒壊を
免れることが難しい。
【0005】そこでこの発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、地震発生時の地震力を減少し、且つ揺
れを速やかに減衰して上下階の非難通路を充分に確保す
ることが可能な階段の免震方法及び免震階段棟を提供す
ることを目的としている。
れたものであり、地震発生時の地震力を減少し、且つ揺
れを速やかに減衰して上下階の非難通路を充分に確保す
ることが可能な階段の免震方法及び免震階段棟を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の階段の免震方法は、地震が発生した
時に、架構内部に所定階の階段を設けて建物の内部又は
該建物の外部に沿って設置された階段架構を、この階段
架構と基礎部との間に介装した支承装置によって前記基
礎部に対して水平方向に変位させるとともに、前記建物
及び前記階段架構の互いに対向する側部間に配設したダ
ンパの減衰力発生によって前記階段架構の水平方向の変
位を抑制するようにした。
に、請求項1記載の階段の免震方法は、地震が発生した
時に、架構内部に所定階の階段を設けて建物の内部又は
該建物の外部に沿って設置された階段架構を、この階段
架構と基礎部との間に介装した支承装置によって前記基
礎部に対して水平方向に変位させるとともに、前記建物
及び前記階段架構の互いに対向する側部間に配設したダ
ンパの減衰力発生によって前記階段架構の水平方向の変
位を抑制するようにした。
【0007】また、請求項2記載の免震階段棟は、架構
内部に所定階の階段を設け、建物の内部又は該建物の外
部に沿って設置された階段架構と、この階段架構と基礎
部との間に介装されて前記階段架構を前記基礎部に対し
て水平方向に変位可能に支持する支承装置と、前記建物
及び前記階段架構の互いに対向する側部間に水平方向に
延在して配設され、前記建物及び前記階段架構の側部間
の水平距離が変化することにより減衰力を発生するダン
パとを備えたものである。
内部に所定階の階段を設け、建物の内部又は該建物の外
部に沿って設置された階段架構と、この階段架構と基礎
部との間に介装されて前記階段架構を前記基礎部に対し
て水平方向に変位可能に支持する支承装置と、前記建物
及び前記階段架構の互いに対向する側部間に水平方向に
延在して配設され、前記建物及び前記階段架構の側部間
の水平距離が変化することにより減衰力を発生するダン
パとを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る免震階段棟の
実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、第1実
施形態の免震階段棟4を示しており、この免震階段棟4
は、中層建物と同一高さを有し、中層建物2の外壁に沿
って地盤上に設置されている。
実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、第1実
施形態の免震階段棟4を示しており、この免震階段棟4
は、中層建物と同一高さを有し、中層建物2の外壁に沿
って地盤上に設置されている。
【0009】そして、図2は、前記免震階段棟4の具体
的構造として、2階部分までを示したものであり、建物
2と隣接する地盤に階段棟基礎(基礎部)6を埋設し、
この階段棟基礎6上に支承装置8を介して階段架構(架
構)10を設置しているとともに、建物2と階段架構1
0との互いに対向する側部間にダンパ12を配設した構
造としている。
的構造として、2階部分までを示したものであり、建物
2と隣接する地盤に階段棟基礎(基礎部)6を埋設し、
この階段棟基礎6上に支承装置8を介して階段架構(架
構)10を設置しているとともに、建物2と階段架構1
0との互いに対向する側部間にダンパ12を配設した構
造としている。
【0010】そして、図3は階段架構10の二階部分の
平面断面図、図4は階段架構10の一階部部分の平面断
面図を示すものであるが、この階段架構10は、平面視
四角形状に配置して鉛直方向に延在する4本の鉄骨柱1
0aと、隣接する鉄骨柱10aどうしを水平方向に延在
して連結する複数本の鉄骨梁10bとを備えた直方体形
状の鉄骨枠体として形成されている。そして、この階段
架構10の二階以上の各階毎には、建物2の外壁に向け
て水平方向に延在するダンパ装着用鉄骨梁10cが連結
されている。
平面断面図、図4は階段架構10の一階部部分の平面断
面図を示すものであるが、この階段架構10は、平面視
四角形状に配置して鉛直方向に延在する4本の鉄骨柱1
0aと、隣接する鉄骨柱10aどうしを水平方向に延在
して連結する複数本の鉄骨梁10bとを備えた直方体形
状の鉄骨枠体として形成されている。そして、この階段
架構10の二階以上の各階毎には、建物2の外壁に向け
て水平方向に延在するダンパ装着用鉄骨梁10cが連結
されている。
【0011】この階段架構10の内部には、一階から最
上階まで連続する折返し形式の階段部13が設置されて
いるとともに、階段折り返し部分の半階毎には踊り場1
4が設けられている。また、二階以上の各階の踊り場1
4及び建物2の各階の出入り口2aの床の間には、金属
板からなるタラップ16が架け渡されている。
上階まで連続する折返し形式の階段部13が設置されて
いるとともに、階段折り返し部分の半階毎には踊り場1
4が設けられている。また、二階以上の各階の踊り場1
4及び建物2の各階の出入り口2aの床の間には、金属
板からなるタラップ16が架け渡されている。
【0012】また、支承装置8は、4本の鉄骨柱14a
の下方位置である階段基礎10の下面と階段棟基礎6の
上面との間に4台設置されている。そして、各支承装置
8は、図5に示すように、階段棟基礎6の上面及び下部
フランジ8aの間に配設された第1支承部8bと、下部
フランジ8a及び上部フランジ8cの間に配設された第
2支承部8dとを備えている。そして、第1支承部8b
は、複数枚の鉄板等の金属板を鉛直方向に交互に積層し
た構成とし、第2支承部8dは、上下プレート間に金属
板とゴムとが水平方向に交互に積層した構成としてい
る。なお、階段基礎8の内部から上方に突出したアンカ
ーボルト8eは、第1支承部8b及び下部ブランジ8b
を挿通し、下部フランジ8bの上部でナットと螺合して
いる。
の下方位置である階段基礎10の下面と階段棟基礎6の
上面との間に4台設置されている。そして、各支承装置
8は、図5に示すように、階段棟基礎6の上面及び下部
フランジ8aの間に配設された第1支承部8bと、下部
フランジ8a及び上部フランジ8cの間に配設された第
2支承部8dとを備えている。そして、第1支承部8b
は、複数枚の鉄板等の金属板を鉛直方向に交互に積層し
た構成とし、第2支承部8dは、上下プレート間に金属
板とゴムとが水平方向に交互に積層した構成としてい
る。なお、階段基礎8の内部から上方に突出したアンカ
ーボルト8eは、第1支承部8b及び下部ブランジ8b
を挿通し、下部フランジ8bの上部でナットと螺合して
いる。
【0013】また、ダンパ12は、図5に示すように、
コイル軸線を水平方向に向けたコイル12aが使用され
ており、このコイル12aの軸線方向の両端部にはフラ
ンジ12b、12cが固定されている。そして、一方の
フランジ12bは、建物2の外壁にケミカルアンカーボ
ルト12dで固定され、他方のフランジ12cは、ダン
パ装着用鉄骨梁10cの先端部に固定したフランジ10
dと締結ボルト12eを介して固定されている。
コイル軸線を水平方向に向けたコイル12aが使用され
ており、このコイル12aの軸線方向の両端部にはフラ
ンジ12b、12cが固定されている。そして、一方の
フランジ12bは、建物2の外壁にケミカルアンカーボ
ルト12dで固定され、他方のフランジ12cは、ダン
パ装着用鉄骨梁10cの先端部に固定したフランジ10
dと締結ボルト12eを介して固定されている。
【0014】上記構成の免震階段棟4の作用について説
明すると、震度1〜3の中小規模の地震が発生すると、
階段棟基礎6と階段架構10との間に設置されている支
承装置8の第2支承部8dが水平方向に弾性変形するの
で、階段架構10は周期を長くして揺れる。このため、
階段架構10に入力される地震力が減少する。
明すると、震度1〜3の中小規模の地震が発生すると、
階段棟基礎6と階段架構10との間に設置されている支
承装置8の第2支承部8dが水平方向に弾性変形するの
で、階段架構10は周期を長くして揺れる。このため、
階段架構10に入力される地震力が減少する。
【0015】また、地震発生時には建物2も揺れるが、
この建物2の周期は、支承装置8によって長い周期で揺
れる階段架構10と異なるので、建物2と階段架構10
との互いに対向する側部間の水平距離が増減を繰り返
す。この時、ダンパ装着用鉄骨梁10cと建物2との間
に配設された各階のダンパ12は、建物2と階段架構1
0との間の水平方向の距離が増大すると伸長動作を行
い、距離が減少すると縮退動作を行いながら弾塑性変形
を引き起こす。そして、これらダンパ12の弾塑性変形
による履歴エネルギーの吸収によって建物2及び階段架
構10の揺れが速やかに減衰されていく。
この建物2の周期は、支承装置8によって長い周期で揺
れる階段架構10と異なるので、建物2と階段架構10
との互いに対向する側部間の水平距離が増減を繰り返
す。この時、ダンパ装着用鉄骨梁10cと建物2との間
に配設された各階のダンパ12は、建物2と階段架構1
0との間の水平方向の距離が増大すると伸長動作を行
い、距離が減少すると縮退動作を行いながら弾塑性変形
を引き起こす。そして、これらダンパ12の弾塑性変形
による履歴エネルギーの吸収によって建物2及び階段架
構10の揺れが速やかに減衰されていく。
【0016】また、震度4以上の大規模地震が発生する
と、階段棟基礎6と階段架構10との間に設置されてい
る支承装置8の第1支承部8bも滑りを生じ、第1支承
部8bの摩擦力によって大きなエネルギーを消費する
で、さらに階段架構10が揺れて入力される地震力が減
少する。そして、中小規模の地震発生と同様に、建物2
と階段架構10との周期が異なる揺れにより、建物2と
階段架構10との互いに対向する側部間の水平距離が増
減を繰り返すので、それらの間に配設した各階のダンパ
12の弾塑性変形による履歴エネルギーの吸収によっ
て、建物2及び階段架構10の揺れが速やかに減衰され
ていく。
と、階段棟基礎6と階段架構10との間に設置されてい
る支承装置8の第1支承部8bも滑りを生じ、第1支承
部8bの摩擦力によって大きなエネルギーを消費する
で、さらに階段架構10が揺れて入力される地震力が減
少する。そして、中小規模の地震発生と同様に、建物2
と階段架構10との周期が異なる揺れにより、建物2と
階段架構10との互いに対向する側部間の水平距離が増
減を繰り返すので、それらの間に配設した各階のダンパ
12の弾塑性変形による履歴エネルギーの吸収によっ
て、建物2及び階段架構10の揺れが速やかに減衰され
ていく。
【0017】このように、本実施形態の免震階段棟4
は、階段棟基礎6と階段架構10との間に設置された支
承装置8によって階段架構10に入力される地震力が減
少するとともに、建物2と階段架構10との互いに対向
する側部間に配設したダンパ12が、建物2及び階段架
構10の異なる周期の揺れによって伸縮動作を繰り返し
て弾塑性変形を引き起こし、履歴エネルギーの吸収によ
り建物2及び階段架構10の揺れを速やかに減衰するの
で、建物2及び階段棟10の破壊、倒壊を防止すること
ができる。そして、階段棟10は揺れが速やかに減衰さ
れるので、地震発生時の上下階の非難通路を充分に確保
することができる。
は、階段棟基礎6と階段架構10との間に設置された支
承装置8によって階段架構10に入力される地震力が減
少するとともに、建物2と階段架構10との互いに対向
する側部間に配設したダンパ12が、建物2及び階段架
構10の異なる周期の揺れによって伸縮動作を繰り返し
て弾塑性変形を引き起こし、履歴エネルギーの吸収によ
り建物2及び階段架構10の揺れを速やかに減衰するの
で、建物2及び階段棟10の破壊、倒壊を防止すること
ができる。そして、階段棟10は揺れが速やかに減衰さ
れるので、地震発生時の上下階の非難通路を充分に確保
することができる。
【0018】次に、図7及び図8に示すものは、第2施
形態の免震階段棟20を示すものであり、この免震階段
棟20は中層建物22の内部に設置されている。すなわ
ち、建物22内部の最下部に階段棟基礎24が形成さ
れ、この階段棟基礎6上に支承装置8を介して階段架構
10が設置されているとともに、建物22の内壁と階段
架構10との互いに対向する間にダンパ12が配設され
たものである。なお、支承装置8、階段架構10及びダ
ンパ12は、第1実施形態と同一構造のものが使用され
ている。
形態の免震階段棟20を示すものであり、この免震階段
棟20は中層建物22の内部に設置されている。すなわ
ち、建物22内部の最下部に階段棟基礎24が形成さ
れ、この階段棟基礎6上に支承装置8を介して階段架構
10が設置されているとともに、建物22の内壁と階段
架構10との互いに対向する間にダンパ12が配設され
たものである。なお、支承装置8、階段架構10及びダ
ンパ12は、第1実施形態と同一構造のものが使用され
ている。
【0019】上記構成の免震階段棟20は、階段棟基礎
24と階段架構10との間に設置された支承装置8によ
って階段架構10に入力される地震力が減少し、建物2
2の内壁と階段架構10との互いに対向する間に配設し
たダンパ12が、建物2及び階段架構10の異なる周期
の揺れによって伸縮動作を繰り返して弾塑性変形を引き
起こし、履歴エネルギーの吸収により建物2及び階段架
構10の揺れを速やかに減衰するので、建物22及び階
段棟10の破壊、倒壊を防止することができる。そし
て、階段棟10は揺れが速やかに減衰されるので、地震
発生時の上下階の非難通路を充分に確保することができ
る。
24と階段架構10との間に設置された支承装置8によ
って階段架構10に入力される地震力が減少し、建物2
2の内壁と階段架構10との互いに対向する間に配設し
たダンパ12が、建物2及び階段架構10の異なる周期
の揺れによって伸縮動作を繰り返して弾塑性変形を引き
起こし、履歴エネルギーの吸収により建物2及び階段架
構10の揺れを速やかに減衰するので、建物22及び階
段棟10の破壊、倒壊を防止することができる。そし
て、階段棟10は揺れが速やかに減衰されるので、地震
発生時の上下階の非難通路を充分に確保することができ
る。
【0020】なお、上記各実施形態では、弾塑性履歴エ
ネルギーを発生するコイルをダンパ12として使用して
地震発生時の建物2、22及び階段架構10の大きな揺
れを抑制するようにしたが、本発明の要旨がこれに限る
ものではなく、地震発生時の建物2及び階段架構10の
間の距離の変化に応じて減衰効果を発生するものであれ
ば、オイルダンパー、摩擦ダンパーを使用しても、同様
の作用効果を得ることができる。
ネルギーを発生するコイルをダンパ12として使用して
地震発生時の建物2、22及び階段架構10の大きな揺
れを抑制するようにしたが、本発明の要旨がこれに限る
ものではなく、地震発生時の建物2及び階段架構10の
間の距離の変化に応じて減衰効果を発生するものであれ
ば、オイルダンパー、摩擦ダンパーを使用しても、同様
の作用効果を得ることができる。
【0021】また、上記実施形態では、ダンパ12を2
階以上の各階に設置したが、これに限るものではなく例
えば偶数階のみに設置してもよく、さらには、建物2、
22及び階段架構10の上層階部分は大きく揺れるの
で、急激な減衰効果が発生しないように、上層階のダン
パ12はバネ定数の低い特性を有するものを使用しても
よい。
階以上の各階に設置したが、これに限るものではなく例
えば偶数階のみに設置してもよく、さらには、建物2、
22及び階段架構10の上層階部分は大きく揺れるの
で、急激な減衰効果が発生しないように、上層階のダン
パ12はバネ定数の低い特性を有するものを使用しても
よい。
【0022】また、支承装置8も上記構成に限るもので
はなく、階段架構10を支持し、且つ地震力を減少する
ものであれば、他の構造の装置でもよい。
はなく、階段架構10を支持し、且つ地震力を減少する
ものであれば、他の構造の装置でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、地震発
生時に、基礎部と階段架構との間に設置された支承装置
によって階段架構に入力される地震力が減少するととも
に、建物と階段架構との互いに対向する側部間に配設し
たダンパが、建物及び階段架構の異なる周期の揺れによ
って建物及び階段架構の側部間の水平距離が変化するこ
とにより減衰力を発生し、建物及び階段架構の両者の揺
れを速やかに減衰するので、建物及び階段棟の破壊、倒
壊を防止することができる。そして、階段架構は揺れが
速やかに減衰されるので、地震発生時の上下階の非難通
路を充分に確保することができる。
生時に、基礎部と階段架構との間に設置された支承装置
によって階段架構に入力される地震力が減少するととも
に、建物と階段架構との互いに対向する側部間に配設し
たダンパが、建物及び階段架構の異なる周期の揺れによ
って建物及び階段架構の側部間の水平距離が変化するこ
とにより減衰力を発生し、建物及び階段架構の両者の揺
れを速やかに減衰するので、建物及び階段棟の破壊、倒
壊を防止することができる。そして、階段架構は揺れが
速やかに減衰されるので、地震発生時の上下階の非難通
路を充分に確保することができる。
【図1】建物の外部に沿って設置された本発明に係る免
震階段棟を示す図である。
震階段棟を示す図である。
【図2】本発明に係る免震階段棟の下層部分を示す側面
図である。
図である。
【図3】図2のIII − III線矢視図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視図である。
【図5】本発明に係る支承装置を示す図である。
【図6】本発明に係るダンパを示す図である。
【図7】建物の内部に設置された本発明に係る免震階段
棟を示す図である。
棟を示す図である。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視図である。
2、22 建物 4 免震階段棟 6 階段棟基礎(基礎部) 8 支承装置 10 階段架構 12 ダンパ 13 階段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増瀬 英雄 京都府京都市北区紫野西御所田町1番地 株式会社島津製作所紫野工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 地震が発生した時に、架構内部に所定階
の階段を設けて建物の内部又は該建物の外部に沿って設
置された階段架構を、この階段架構と基礎部との間に介
装した支承装置によって前記基礎部に対して水平方向に
変位させるとともに、前記建物及び前記階段架構の互い
に対向する側部間に配設したダンパの減衰力発生によっ
て前記階段架構の水平方向の変位を抑制するようにした
ことを特徴とする階段の免震方法。 - 【請求項2】 架構内部に所定階の階段を設け、建物の
内部又は該建物の外部に沿って設置された階段架構と、 この階段架構と基礎部との間に介装されて前記階段架構
を前記基礎部に対して水平方向に変位可能に支持する支
承装置と、 前記建物及び前記階段架構の互いに対向する側部間に水
平方向に延在して配設され、前記建物及び前記階段架構
の側部間の水平距離が変化することにより減衰力を発生
するダンパと、を備えたことを特徴とする免震階段棟。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8043186A JPH09235908A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 階段の免震方法及び免震階段棟 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8043186A JPH09235908A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 階段の免震方法及び免震階段棟 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09235908A true JPH09235908A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12656890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8043186A Pending JPH09235908A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 階段の免震方法及び免震階段棟 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09235908A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010185260A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Ohbayashi Corp | 制振建物、建物の制振方法 |
| CN104088413A (zh) * | 2014-07-23 | 2014-10-08 | 宋志伟 | 一种建筑物抗震自助逃生楼梯 |
| CN104088411A (zh) * | 2014-07-23 | 2014-10-08 | 闫妍 | 一种建筑物抗震逃生楼梯 |
| WO2015132702A1 (en) | 2014-03-03 | 2015-09-11 | Svein Berg Holding As | An earthquake resistant building connection and an earthquake resistant staircase system |
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