JPH0533246A - 織機の緯糸検知装置 - Google Patents

織機の緯糸検知装置

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JPH0533246A
JPH0533246A JP21146991A JP21146991A JPH0533246A JP H0533246 A JPH0533246 A JP H0533246A JP 21146991 A JP21146991 A JP 21146991A JP 21146991 A JP21146991 A JP 21146991A JP H0533246 A JPH0533246 A JP H0533246A
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JP
Japan
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weft
signal
timing signal
detection timing
detection
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JP21146991A
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Inventor
Saichiro Moriguchi
佐一郎 守口
Akio Fujii
明夫 藤井
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緯糸検知装置が異常であることをいち早く検
出し、織機を停止させることにより、センサのいわゆる
見逃し状態をなくすることにある。 【構成】 異常検知タイミング信号の発生時期を、緯糸
検知用タイミング信号の終了時から次回の緯入れ開始時
までの間の任意の時期に設定し、緯糸検知用タイミング
の発生時に糸有り信号が存在するときに、緯糸検知装置
が異常であると判断し、織機停止信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緯糸が経糸の開口に正
しく緯入れされたことを検知する緯糸検知装置に関し、
特に装置の異常を検知する手段を備えた緯糸検知装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、緯糸検知装置は、緯糸が存在す
るときにそれを意味する糸有り信号を発生する、たとえ
ば電極式フィーラのようなセンサと、糸有り信号が緯糸
検知用タイミング信号により特定される期間内に存在し
たときに正常に緯入れされたことを意味する緯入れ完了
信号を出力する緯入れ検知回路とを備えている。このよ
うな緯糸検知装置においては、電極式フィーラのような
一対の電極が漏電または風綿のからみ付き等により絶縁
不良になった場合に、常に糸有り信号を出力することに
なり、その結果緯入れの成否を判定することができない
ことがあった。これは、電極式フィーラに限らず、他の
形式、たとえば光電式フィーラの場合も、風綿がフィー
ラ・ヘッドに堆積する等して、同様に発生した。
【0003】従来、このような緯糸検知装置の異常を検
出するために、緯糸が本来存在しない時期に異常検知タ
イミング信号を発生させ、この時期にセンサが糸有り信
号が出力されている場合に、緯糸検知装置が異常である
と判定し異常信号を出力する異常検知回路を備えた装置
が提案されている(特公昭51−16488号公報、特
公昭54−24502号公報、特公昭56−48619
号公報)。しかし、これらの装置では、いずれも、セン
サの異常/正常を判断する時期を、単に、緯糸が本来存
在しない時期に設定しているにすぎないないから、その
異常を検出した後に織機を停止させた場合には、その異
常と判定した直前の緯入れサイクルにおいて、センサは
いわゆる見逃し状態にあり、緯入れが正常に行われたか
否かが不明であった。したがって、織機停止後に目視に
より緯入れの成否を確認することが不可欠であり、緯入
れが正常に行われなかった場合には、それを修復する動
作が必要であった。このように異常検出後の織機停止時
に、煩雑な作業を余儀なくされるという問題があった。
【0004】また、たとえば特公昭49−8833号公
報、特開昭61−179346号公報、実開昭61−7
3685号公報、または特公昭59−42094号公報
等に開示されているセンサのように、緯糸を一対の検知
体の間を両検知体に接触させながら通過させ、この接触
通過にともなって生じる信号変化を糸有り信号として出
力する形式のセンサの場合は、その接触通過時に緯糸が
両検知体間に詰まってしまうという特有の現象が発生す
ることがあった。すなわち、緯糸は、筬により押されつ
つ両検知体間を通過するが、緯糸が緩んでいると、緯糸
は両検知体間を通り抜けることができずに両検知体間に
詰まってしまい、結局、緯糸が、織布の織り端から、緯
入れ方向下流側の両検知体間を経由して、さらに下流側
のキャッチコードにつながれた状態のままで、緯入れを
完了することがあった。この場合にも、センサは常に糸
有り信号を出力することになり、その後の緯入れの成否
を判定することができなくなることがあった。このよう
な糸詰まり現象は、詰まっている緯糸が次回に緯入れさ
れる緯糸によって押されるから、多くはこの次回の緯入
れにより解消されることになる。
【0005】
【解決しようとする課題】本発明は、緯糸検知装置の異
常をいち早く検出し、織機を停止させることにより、セ
ンサのいわゆる見逃し状態をなくすることを目的とす
る。
【0006】
【解決手段、作用、効果】本発明は、緯糸有りを意味す
る糸有り信号が緯糸検知用タイミング信号により特定さ
れる時期に存在したときに緯入れが正常であると判断す
る緯入れ検知手段と、前記緯糸検知用タイミング信号の
終了時から次回の緯入れ開始時までの間の時期に異常検
知タイミング信号を発生する異常検知タイミング信号発
生手段と、前記異常検知タイミング信号の発生時に前記
糸有り信号が存在するときに緯糸検知装置が異常である
と判断し織機停止信号を出力する異常検知手段とを含む
ことを特徴とする。
【0007】緯入れが正常に行われている場合には、糸
有り信号は、緯糸検知用タイミング信号が発生されてい
る時期に存在するが、緯糸検知用タイミング信号の終了
時には消滅する。このため、緯入れ検知手段は、緯糸検
知用タイミング信号により特定される時期に糸有り信号
が存在することを検知して緯入れ完了信号を出力する。
また、緯糸検知装置に異常が発生した場合には、糸有り
信号は、緯糸検知用タイミング信号が発生されている時
期以外にも存在する。このため、異常検知手段は、異常
検知タイミング信号の発生時に糸有り信号が存在するこ
とを検知して、緯糸検知装置が異常であると判断し、織
機を停止させる信号を出力する。このとき、上記異常検
知タイミング信号は、緯糸検知用タイミング信号の終了
時から次回の緯入れ開始時までの間の任意な時期に発生
されるから、次回の緯入れ開始前に緯糸検知装置の異常
を判断して織機停止信号を出力することができる。
【0008】このように、本発明によれば、異常検知タ
イミング信号の発生時期を、緯糸検知用タイミング信号
の終了時から次回の緯入れ開始時までの間の任意な時期
に設定するようにしたから、遅くとも次回の緯入れ開始
時までに緯糸検知装置の異常を判断し織機停止信号を出
力することが可能となり、その結果、異常検出後の緯入
れを行わないようにすることができる。したがって、従
来必要であった、織機停止後の緯入れ成否の確認および
緯入れが正常に行われていなかった場合の修復動作が不
要になった。
【0009】前記異常検知手段は、前記異常検知タイミ
ング信号の発生時に前記糸有り信号が存在するサイクル
が、複数サイクルにわたって所定の発生頻度になったと
きに緯糸検知装置が異常であると判断し織機停止信号を
出力するようにすることができる。所定の頻度として
は、所定の複数サイクル中に所定回数発生した状態、ま
たは所定の複数のサイクル連続して発生した状態等があ
る。この構成によれば、異常検知手段は、一時的に飛来
した綿等による糸有り信号を除外して、本来的に緯糸検
知装置が異常の場合にのみ、異常と判断して織機停止信
号を出力することができる。
【0010】前記異常検知タイミング信号発生手段を、
従来から備えられている緯糸検知用タイミング信号を発
生する手段自体として構成することができる。すなわ
ち、従来から使用されている緯糸検知用タイミング信号
自体を異常検知タイミング信号として用い、異常検知手
段は、緯糸検知用タイミング信号の終了時に糸有り信号
の有無を確認し、糸有り信号が存在しているときに、緯
糸検知装置が異常であると判断して織機停止信号を出力
することができる。これは、緯糸検知用タイミング信号
は一般に緯糸が存在すべき時期を含んで時間的に余裕を
もって設定されるから、緯糸検知用タイミング信号の終
了時には糸有り信号は存在していない、という事実に基
づく。この構成によれば、異常検知タイミング信号専用
の発生手段を省略することができるから、緯糸検知装置
を簡略化することができる。また、異常検知タイミング
信号が緯糸検知用タイミング信号に連動するから、タイ
ミングの設定変更が必要になった場合に、緯糸検知用タ
イミング信号のみを変更すれば足り、したがってタイミ
ングの設定変更作業が容易になる。
【0011】前記異常検知タイミング信号発生手段を、
従来から備えられている緯糸検知用タイミング信号を発
生する手段と、この緯糸検知用タイミング信号を所定の
期間遅延させた信号に変換する手段とから構成すること
ができる。すなわち、従来から使用されている緯糸検知
用タイミング信号自体を所定の期間だけ遅延させた信号
を異常検知タイミング信号として用い、異常検知手段
は、遅延信号の発生時に糸有り信号の有無を確認し、糸
有り信号が存在しているときに、緯糸検知装置が異常で
あると判断して織機停止信号を出力することができる。
上記のように、緯糸検知用タイミング信号自体を使用す
るときは、織物によっては、緯糸検知用タイミング信号
の終了時にも本来的に糸有り信号が存在することもあ
る。この場合には、本来的に糸有り信号が存在しない時
期に、異常検知タイミング信号を確実に発生させること
が必要であるが、上記遅延信号の遅延時間を調節するこ
とにより、この必要性を容易に実現することができる。
この構成によれば、異常検知タイミング信号が緯糸検知
用タイミング信号に連動するから、緯糸検知用タイミン
グ信号の発生時期の設定変更が必要になった場合であっ
ても、それに合わせて、異常検知タイミング信号の発生
時期を改めて設定変更する必要がなく、設定変更操作が
容易になる。
【0012】前記緯入れ検知手段を、緯糸を一対の検知
体に接触させつつ該検知体を通過させ、該検知体への緯
糸の接触通過にともなって前記糸有り信号を発生するセ
ンサと、前記糸有り信号が前記緯糸検知用タイミング信
号により特定される時期に存在したときに緯入れが正常
であると判断する緯入れ検知回路とから構成し、前記異
常検知タイミング信号の発生時期に前記糸有り信号が存
在するサイクルが複数サイクル連続したときに始めて緯
糸検知装置が異常であると判断し織機停止信号を出力す
るようにしてもよい。この構成によれば、上記形式の緯
入れ検知手段に特有の糸詰まり現象と緯糸検知装置の異
常とを識別しながら、緯糸検知装置が異常であるときの
み、織機を停止させることができる。
【0013】
【実施例】図1を参照するに、緯糸検知装置10は、緯
糸を感知して、緯糸の有無に対応する電気信号を出力す
るフィーラ・ヘッド12を含む。
【0014】図2に示すように、フィーラ・ヘッド12
は、織機のフレームに取り付けられた導電材料製の基部
14と、基部14に取り付けられた導電材料製の第1お
よび第2の検知体16,18と、第1の検知体16の上
方にあって基部14に取り付けられた非導電材料製のガ
イド20とを含む。
【0015】第1の検知体16は、非導電性の座部22
を介して基部14に取り付けられている。第2の検知体
18は、弾性材料からなる接触片であり、また通常第1
の検知体16の側へ押圧されており、さらに基部14に
電気的に接続されている。両検知体16,18は、接触
により互いに電気的に短絡し、また緯入れされた緯糸2
4により電気的に開放される電気スイッチの接点を構成
するように、配置されている。
【0016】緯入れされた緯糸24は、これが筬26に
より織り前に打ち付けられるとき、両検知体16,18
の先端部に接触しつつ、すなわち両検知体16,18を
電気的に開放しつつ、両検知体16,18の先端部の間
を通過する。両検知体16,18は、それぞれ別個のリ
ード線28を介して図1に示す増幅回路32に接続され
ている。
【0017】フィーラ・ヘッド12としては、図示の構
造のもの以外に、たとえば、特公昭49−8833号公
報、特開昭61−179346号公報、実開昭61−7
3685号公報、実開昭63−110593号公報等に
記載されているような他の構造のものを用いてもよい。
【0018】再び図1を参照するに、フィーラ・ヘッド
12の一方の検知体は、抵抗器30を介して直流電源の
正側端子(+)に接続されているとともに、増幅回路3
2の一方の入力端子に接続されている。これに対し、フ
ィーラ・ヘッド12の他方の検知体は、直流電源の負側
端子(図示の例ではアース)に接続されているととも
に、増幅回路32の他方の入力端子に接続されている。
このため、フィーラ・ヘッド12の出力信号は、両検知
体が開放されているときハイ・レベル、両検知体が短絡
されているときロー・レベルとなる。
【0019】増幅回路32の出力側には、比較回路34
およびノイズ・フィルタ36がその順に配置されてい
る。増幅回路32は、演算増幅器38と、複数の抵抗器
40,42とを備えた既知の回路からなる。比較回路3
6は、比較器44と複数の抵抗器46,48とを備えた
既知の回路からなる。ノイズ・フィルタ36は、抵抗器
50と、インバータ52と、コンデンサ54とを備えた
既知の回路からなる。
【0020】図示の例では、フィーラ・ヘッド12、増
幅回路32、比較回路36、およびノイズ・フィルタ3
6は、緯糸がフィーラ・ヘッド12の検知体に接触しつ
つ通過することにより糸有り信号を発生するセンサを構
成する。センサの出力信号すなわちノイズ・フィルタ3
6の出力信号aは、両検知体が開放されているときハイ
・レベルの糸有り信号となり、両検知体が短絡されてい
るときロー・レベルの糸無し信号となる。
【0021】センサの出力信号aは、緯入れ検知回路5
6に供給される。緯入れ検知回路56は、センサの出力
信号aと、端子58に供給される緯糸検知用タイミング
信号bとの論理積信号cを出力するアンド・ゲート60
を備える。
【0022】緯糸検知装置10は、さらに、センサの出
力信号aと、端子58に供給される緯糸検知用タイミン
グ信号bとを利用して、異常検知タイミング信号の発生
時に糸有り信号が存在したときに装置が異常であること
を意味する異常信号を出力する異常検知回路62を含
む。
【0023】異常検知回路62は、緯糸検知用タイミン
グ信号bを反転するインバータ64と、電源の正側端子
(+)と負側端子(アース)との間にあって互いに直列
に接続された抵抗器66およびコンデンサ68と、2入
力のアンド・ゲート70と、2つのDタイプ・フリップ
・フロップ72,74とを備える。
【0024】アンド・ゲート70の一方の入力端子は抵
抗器66とコンデンサ68との接続部に接続されてお
り、したがってこの入力端子は電源が投入されている間
常にハイ・レベルに維持される。これに対し、アンドゲ
ート70の他方の入力端子には、センサの出力信号aが
供給される。
【0025】フリップ・フロップ72のデータ用入力端
子Dは、直流電源の正側端子(+)に接続されている。
フリップ・フロップ72は、アンド・ゲート70の出力
信号のロー・レベル時にリセットされ、またインバータ
64の出力信号dの立上り時にデータ用入力を取り込む
べく(異常を検知すべく)インバータ64の出力信号d
をクロック端子Cに受ける。なお、この信号dの立上り
時は、緯糸検知用タイミング信号bの終了時と一致す
る。
【0026】フリップ・フロップ74のデータ用入力端
子Dは、フリップ・フロップ72の出力端子Qに接続さ
れている。フリップ・フロップ74は、電源の立上り時
にアンド・ゲート70の他方の入力端子への入力信号に
よりイニシャル・リセットをされ、またインバータ64
の出力信号dの立上り時にデータ用入力を取り込むべく
(異常を検知すべく)インバータ64の出力信号dをク
ロック端子Cに受ける。
【0027】緯糸検知装置10において、電源の投入に
より、電源電圧が図3の(1)に示すように立上り、ノ
イズ・フィルタ36が図3の(2)に示す信号aを出力
し、図3の(3)に示す緯糸検知用タイミング信号bが
端子58に入力したとする。
【0028】信号aにおいて、パルスa1 は、糸有り信
号であり、緯糸が存在しないときは発生されない。パル
スa2 は、一時的な糸詰まり状態のときの信号であり、
次回の緯入れとともに消滅する。したがって、パルスa
2は、緯糸検知用タイミング信号bの一周期T以下の時
間幅の信号である。しかし、パルスa3 は、装置が塵埃
等により故障したときの信号であり、したがって緯糸検
知用タイミング信号bの一周期Tを越える時間幅の信号
である。
【0029】緯入れ検知回路56は、信号aと信号bと
の論理積信号である図3の(4)に示す信号cを出力す
る。信号cにおいて、パルスc1 は、緯入れ完了信号で
あり、この緯入れ完了信号は糸有り信号が存在しないと
きは発生されない。
【0030】これに対し、異常検知回路62において、
インバータ64は図3の(5)に示す異常検知タイミン
グ信号dを出力し、アンド・ゲート70は図3の(2)
に示す信号aと同じ信号を出力する。異常検知タイミン
グ信号dの立上り時は、異常検知をすべきときであり、
したがって緯入れが正常に行われているときの糸有り信
号の立下り時から時間t1 遅れたとき、すなわち緯糸が
本来存在しないときとなる。
【0031】緯入れが正常に行われている場合は、フリ
ップ・フロップ72は、信号dの立上り時にハイ・レベ
ルの信号を取り込むが、このとき信号aがロー・レベル
であるから、リセットされており、図3の(6)に示す
ロー・レベルの信号eを出力する。したがって、フリッ
プ・フロップ74は、その後の信号dの立上り時にロー
・レベルの信号eを取り込むから、図3の(7)に示す
信号fを出力する。よって、異常を示す信号は出力され
ない。
【0032】次に、緯糸がフィーラ・ヘッド12に一時
的に詰まった場合は、緯糸の存在を示す信号a2 は、緯
入れ終了後も引続いて存在し、次回の緯入れと同時に消
滅することになる。この場合、フリップ・フロップ72
は、糸詰まりが発生した緯入れサイクルにおける信号d
の立上り時にハイ・レベルのデータを取り込む。このと
き、信号a2 がハイ・レベルであるから、フリップ・フ
ロップ72は、リセットされることなく、図3の(6)
に示すハイ・レベルの信号e1 を出力する。糸詰まりは
次回の緯入れ終了と同時に解消されるから、信号a2 は
ロー・レベルに変化し、フリップ・フロップ72はリセ
ットされ、信号e1 もロー・レベルに変化する。したが
って、フリップ・フロップ74は、信号dの立上り時に
ロー・レベルの信号eを取り込み、図3(7)に示すロ
ー・レベルの信号fを出力し、よって、異常を示す信号
は出力されない。
【0033】次に、センサが故障した場合は、緯糸の存
在を示す信号a3 は、緯入れ終了後も引き続いて存在
し、しかも、次回の緯入れ終了後もさらに引き続いて存
在することになる。この場合、フリップ・フロップ72
は、まず、最初の緯入れサイクルにおける信号dの立上
り時にハイ・レベルのデータを取り込み、このとき、信
号a3 がハイ・レベルであるから、リセットされること
なく、図3の(6)に示すハイ・レベルの信号e2 を出
力する。
【0034】信号a3 は、次回の緯入れサイクルの信号
dの立上り時点でも依然としてハイ・レベルのままであ
るから、フリップ・フロップ72はリセットされること
なく、ハイ・レベルの信号e2 を継続して出力する。し
たがって、フリップ・フロップ74は、この信号dの立
上り時にハイ・レベルの信号e2 を取り込み、図3の
(7)に示すハイ・レベルの信号f1 を出力する。この
信号は、織機を停止させる織機停止信号として、図示し
ない制御装置に送られる。しタがって、織機を、次の緯
入れを行わせずに、直ちに停止させることができる。
【0035】図4に示す異常検知回路76は、異常を検
知すべきタイミングを図1の実施例の場合よりもさらに
遅らせるために遅延回路78をインバータ64の入力側
に配置している。遅延回路78は、可変抵抗器80とコ
ンデンサ82とからなる。
【0036】異常検知回路76は、図5の(3)に示す
緯糸検知用タイミング信号bを遅延回路78において所
定時間t2 遅延させた図5の(4)に示す信号b’に変
換させ、この信号b’をインバータ64において図5の
(5)に示す異常検知タイミング信号に変換することを
除いて図1の異常検知回路と同様に作用する。したがっ
て、異常検知タイミング信号dの立上り時(異常を検知
するとき)は、緯入れが正常に行われているときの糸有
り信号の立下り時からさらに遅延される。
【0037】このように、異常を検知するタイミング
を、緯糸検知用タイミング信号を利用して、これよりも
さらに遅延させたものとすることにより、センサの異常
検出の精度をいっそう向上させることができる。すなわ
ち、そもそも、緯糸検知用タイミング信号は、緯糸を検
知するものであるから、場合によっては、その終了のタ
イミングは、本来的に緯糸が存在する時期と重なってい
ることがある。このとき、図1の実施例のように、異常
検知タイミング信号として緯糸検知用タイミング信号の
終了時を用いると、初期の目的を達成できないことにな
る。そこで、図4の実施例によれば、緯糸検知用タイミ
ング信号を必要な時間だけ遅延させた遅延信号を作成
し、この信号の終了時を異常検知タイミング信号として
使用することにより、異常検知タイミング信号を、本来
的に緯糸が存在しない時期に確実に設定することができ
るようにしている。
【0038】この遅延信号の終了時は、遅くとも、次回
の緯入れ開始時まで遅延することができる。すなわち、
異常検知タイミング信号の発生時期を、遅くとも次回の
緯入れ開始時までとすることにより、遅くともこの次回
の緯入れ開始時までに緯糸検知装置の異常を判断して織
機停止信号を出力させることが可能となり、その結果、
異常検出後の緯入れを行わないようにすることができ
る。なお、遅延時間の調節は、可変抵抗器80を操作し
て行える。
【0039】図4の実施例によれば、異常検知タイミン
グ信号が緯糸検知用タイミング信号に連動するから、緯
糸検知用タイミング信号の発生時期の設定変更が必要に
なった場合でも、それに合せて、異常検知タイミング信
号の発生時期を改めて設定変更する必要がなく、設定変
更作業が容易になる。なお、この効果は連動させた構成
によるものであるから、この効果のみを狙って緯糸検知
装置を構成するときには、異常検知タイミング信号の発
生時期を従来と同様、単に、緯糸が本来存在しない時期
に設定すればよい。
【0040】遅延回路78としては、抵抗器とコンデン
サとの代りに、緯糸検知用タイミング信号の立上り時ま
たは立下り時にトリガーされる少なくとも1つの単安定
マルチバイブレータを用いた回路であってもよい。ま
た、フリップ・フロップを用いる代りにアンド・ゲート
等他の論理回路を用いて異常を検出してもよい。
【0041】なお、上記実施例において、異常検知タイ
ミング信号は、従来から備えられている緯糸検知用タイ
ミング信号を利用するものであったが、これに代えて、
専用の異常検知タイミング信号発生手段を設けてもよ
い。
【0042】また、上記実施例は、特に、一時的糸詰ま
り現象を考慮して、異常検知タイミング信号発生時に糸
有り信号が存在するサイクルが2回連続して発生したと
きに始めて、緯糸検知装置が異常であると判断するよう
にしたが。しかし、このような一時的糸詰まり現象が問
題にならないような形式の緯糸検知装置の場合には、最
初の異常検知タイミング信号の発生時に糸有り信号が存
在するときに、即座に、異常であると判断するようにし
てもよい。
【0043】さらに、必要に応じて、異常検知タイミン
グ信号の発生時に糸有り信号が存在するサイクルが複数
回にわたって所定の発生頻度になったときに始めて、緯
糸検知装置が異常であると判断するようにしてもよい。
すなわち、異常検知タイミング信号の発生時に糸有り信
号が存在するサイクル数を計数し、計数値が所定のサイ
クル中に所定値以上になったとき、異常であると判断す
るようにすることができる。また、必要に応じて、異常
検知タイミング信号の発生時に糸有り信号が存在するサ
イクルが3以上の任意な回数連続したときに、異常であ
ると判断するようにしてもよい。
【0044】さらにまた、上記実施例は、緯糸検知装置
が異常であるときの糸有り信号は、説明の便宜上、連続
的なものとしたが、これに限らず、断続的な糸有り信号
であっても同様に扱える。このとき、異常検知タイミン
グ信号の発生時または異常に基づく糸有り信号が不存在
であることも考えられるから、これを回避するために、
緯糸検知用タイミング信号の終了時から異常検知タイミ
ング信号の発生時までの間に発生した糸有り信号を記憶
する回路を付加することが好ましい。そして、この間糸
有り信号が発生した場合に、異常検知タイミング信号の
発生時に、緯糸検知装置が異常であると判断して、異常
信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緯糸検知装置の電気回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の緯糸検知装置で用いるセンサ・ヘッドの
一実施例を示す図である。
【図3】図1の緯糸検知装置における電気信号の波形を
示す図である。
【図4】異常検出回路の他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図5】図5の異常検出回路における電気信号の波形を
示す図である。
【符号の説明】
10 緯糸検知装置 12 フィーラ・ヘッド 16,18 検知体 24 緯糸 26 筬 b 緯糸検知用タイミング信号 d 異常検知タイミング信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯糸有りを意味する糸有り信号が緯糸検
    知用タイミング信号により特定される時期に存在したと
    きに緯入れが正常であると判断する緯入れ検知手段と、
    前記緯糸検知用タイミング信号の終了時から次回の緯入
    れ開始時までの間の時期に異常検知タイミング信号を発
    生する異常検知タイミング信号発生手段と、前記異常検
    知タイミング信号の発生時に前記糸有り信号が存在する
    ときに緯糸検知装置が異常であると判断し織機停止信号
    を出力する異常検知手段とを含む、織機の緯糸検知装
    置。
  2. 【請求項2】 前記異常検知手段は、前記異常検知タイ
    ミング信号の発生時に前記糸有り信号が存在するサイク
    ルが、複数サイクルにわたって所定の発生頻度になった
    ときに緯糸検知装置が異常であると判断し織機停止信号
    を出力する、請求項(1)に記載の緯糸検知装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検知タイミング信号発生手段
    は、緯糸検知用タイミング信号を発生する手段であり、
    またこの緯糸検知用タイミング信号の終了時の信号を異
    常検知タイミング信号として用いる、請求項(1)に記
    載の緯糸検知装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検知タイミング信号発生手段
    は、緯糸検知用タイミング信号を発生する手段と、この
    緯糸検知用タイミング信号を所定の期間遅延させた信号
    に変換する手段とを備える、請求項(1)に記載の緯糸
    検知装置。
  5. 【請求項5】 前記緯入れ検知手段は、緯糸を一対の検
    知体に接触させつつ該検知体を通過させ、該検知体への
    緯糸の接触通過にともなって前記糸有り信号を発生する
    センサと、前記糸有り信号が前記緯糸検知用タイミング
    信号により特定される時期に存在したときに緯入れが正
    常であると判断する緯入れ検知回路とを備え、前記異常
    検知手段は、前記異常検知タイミング信号の発生時期に
    前記糸有り信号が存在するサイクルが複数サイクル連続
    したときに緯糸検知装置が異常であると判断し織機停止
    信号を出力する、請求項(1)に記載の緯糸検知装置。
JP21146991A 1991-07-30 1991-07-30 織機の緯糸検知装置 Pending JPH0533246A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0885991A1 (de) * 1997-04-21 1998-12-23 Lindauer Dornier Gesellschaft M.B.H Verfahren zur Funktionsüberwachung eines Schussfadenwächters in Luftdüsenwebmaschinen

Cited By (2)

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EP0885991A1 (de) * 1997-04-21 1998-12-23 Lindauer Dornier Gesellschaft M.B.H Verfahren zur Funktionsüberwachung eines Schussfadenwächters in Luftdüsenwebmaschinen
US6014991A (en) * 1997-04-21 2000-01-18 Lindauer Dornier Gesellschaft Mbh Method of monitoring the function of a stop motion arrangement in an air jet loom

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