JPH05332522A - 含塩廃棄食品の焼却方法 - Google Patents

含塩廃棄食品の焼却方法

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JPH05332522A
JPH05332522A JP4163564A JP16356492A JPH05332522A JP H05332522 A JPH05332522 A JP H05332522A JP 4163564 A JP4163564 A JP 4163564A JP 16356492 A JP16356492 A JP 16356492A JP H05332522 A JPH05332522 A JP H05332522A
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JP
Japan
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catalyst
gas
carbon
dechlorine
ignited
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Pending
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JP4163564A
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English (en)
Inventor
Sadashige Okada
貞重 岡田
Toshimitsu Ukai
利光 鵜飼
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 澱粉質の多い麺類等の含塩廃棄食品を無臭無
煙に焼却する。 【構成】 麺類を熱風で乾燥して、その熱風排気ガスの
一部が送られる一次燃焼炉6内で約800゜Cで乾燥麺
類を燃焼してその焼却灰を取り出し、カーボンを含んだ
排ガスを二次燃焼してカーボンを炭酸ガスとすると共
に、食塩の燃焼で発生する塩素ガスを、銅及び/或いは
鉄を、ゼオライトに混合させて素焼きして成る脱塩素触
媒に接触通過させることで塩素を固定除去し、その排気
ガスを上水にて水洗した後、大気中に放散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品売場から回収され
た麺類、漬物等の含塩廃棄食品の焼却方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来では廃棄食品の一部を飼料としてい
るが、大部分は埋立てられているのが現状であり、腐敗
臭による公害問題となっている。そこで、廃棄食品を焼
却することが試されているが、含有する食塩が難燃剤的
作用をすることから燃焼し難く、このためカーボンの生
成を促進すると共に、毒性の塩酸ガスを発生するため的
確な焼却方法が見つからないのである。特に、麺類で
は、それに含まれる澱粉が糊化し粘着性の糊膜を形成し
て空気を遮断することから一層燃焼し難く、その焼却処
理が困難とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、澱粉
を多く含む麺類やその他の含塩食品も燃焼できて、塩酸
ガスによる焼却炉の腐食或いは大気汚染等を解消し、悪
臭や煤煙による弊害を解消できる焼却方法を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、含塩
廃棄食品を熱風で乾燥し、その乾燥された廃棄食品を、
その熱風排気ガスの一部が送られる一次燃焼炉で燃焼し
てその焼却灰を取り出し、一次燃焼の塩素ガス及びカー
ボンを含んだ排ガスを二次燃焼してカーボンを炭酸ガス
とすると共に、銅及び/或いは鉄を、ゼオライトに混合
させて素焼きして成る脱塩素触媒に通過させることで塩
素を固定除去して排気する方法としている。なお、一次
燃焼炉の温度を700〜900゜Cに保持し、脱塩素触媒の設
置部を300〜500゜Cに保持するのが最適である。また、
脱塩素触媒を通過した二次燃焼排気ガスを、上水にて水
洗した後、大気中に放散することが望ましい。
【0005】ここで、一次燃焼炉で燃焼させる前に含塩
廃棄食品を熱風乾燥させるのは、燃焼を良好にするため
であり、熱風乾燥によって含塩廃棄食品をさらに細切れ
に砕き易くなると共に、麺類では澱粉による粘着性を解
いて糊膜の形成を阻止するのである。
【0006】また、一次燃焼炉の温度は700〜900゜Cに
保持することが望ましく、乾燥された廃棄食品にバーナ
ー噴射で燃焼させるのである。この際、廃棄食品は乾燥
されて細切れとなっていることから良好に焼却できるの
である。また、乾燥用の熱風排気ガスの一部を一次燃焼
炉に送ることにより一次燃焼炉が乾燥熱風の余熱で高温
状態を保持できるのである。
【0007】一次燃焼の排ガスをバーナー等で二次燃焼
して脱塩素触媒に通過させるのは、排ガスに含まれるカ
ーボンを二次燃焼して炭酸ガスとし、さらに塩素ガスを
脱塩素触媒で除去するためである。ここで脱塩素触媒と
して、銅及び/或いは鉄を、ゼオライトに混合させ素焼
き成形した混合触媒とするのは、銅や鉄との接触で塩素
を良好に固定するのであり、ゼオライトの添加は成形性
と安価にするためである。なお、脱塩素触媒の設置部の
温度を300〜500゜Cに保持することが最適である。
【0008】さらに、脱塩素触媒を通過した二次燃焼排
気ガスを、上水にて水洗するのは、僅かにカーボン等が
残留する最悪事態を考慮して除去するためであり、無公
害ガスとして大気中に放散するのである。
【0009】
【作用】熱風で乾燥することで乾燥時間を早め、その熱
風排気ガスの一部を一次燃焼炉に送って余熱利用すると
共に、乾燥された廃棄食品を一次燃焼炉で燃焼してロス
トルから落下した焼却灰を取り出す。一次燃焼の排気ガ
スは塩素ガス及びカーボンを含んでおり、これを二次燃
焼して脱塩素触媒に通過させることで塩素が固定除去さ
れ、カーボンは炭酸ガスとして排気されるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を、図示装置にしたがっ
て説明する。本例は廃棄食品としてうどん麺とそば麺の
廃棄麺を混合使用したものであり、そのまま捨てたスト
ックフィダー1からロータリ型熱風乾燥機2に投入され
て、廃棄麺は乾燥機内で回転しながら乾燥されるのであ
る。乾燥機内の温度は、その排気ガスが260〜300゜Cを
保持するように制御する。これにより、食塩を含んだ湿
潤廃棄麺が乾燥され、コンベア4に落下する。
【0011】つぎに、乾燥廃棄麺はコンベア4で中間ホ
ッパ5を介して一次燃焼炉6に送られる。なお、乾燥機
2の排気ガスは集塵機7によって除塵された後、循環フ
ァン8によって一部が乾燥機2の熱風発生炉3に戻さ
れ、残余は燃焼炉6へ吹き込まれる。また、燃焼炉6
は、燃焼用空気ファン9と重油バーナー10を備えて炉
温800゜Cに制御している。
【0012】燃焼炉6での乾燥廃棄麺の燃焼は、乾燥廃
棄麺が燃焼炉6に投入されるまでに細切れ状となってい
ることから、空気ファン9及び循環ファン8による炉内
への噴出撹乱によって良好に燃焼されるのである。した
がって、乾燥廃棄麺が焼却され灰となってロストルから
下に落ち、冷却コンベア11から送りコンベア12、バ
ンカー13を介して搬出されるのである。
【0013】一方、食塩の分解によって発生した塩酸ガ
スは、燃焼炉6の発生ガスと共に二次燃焼室14に導か
れ、空気送入ファン15と重油バーナー16にてカーボ
ンが燃焼し炭酸ガスとなる。二次燃焼室14には内面を
耐火煉瓦で内張りした接触分解室17が連設され、内部
に脱塩素触媒18が充填してある。脱塩素触媒18は、
酸化鉄粉と粉砕したゼオライトを同量混合して約25mm
の球状に成形し、1000〜1200゜Cで焼成したもので、表
面に空隙の多い素焼きの混合触媒である。なお、接触分
解室17は、径300mmで高さ1500mmであり、その温度を
バーナー16によって約400゜Cに保っている。
【0014】塩酸ガスは脱塩素触媒18の接触通過によ
り分解して塩素がイオン交換によって触媒18に固定さ
れる。したがって、接触分解室17からの排気ガスは無
煙無公害となるのである。このため、大量の空気にて混
合冷却し大気中に放散してもよいが、本例では、排気ガ
スをウオータージェットスクラバー19にて減圧状態と
した水タンク20に吸引し、循環ポンプ21で循環して
いる水で水洗して放出筒22から大気中に放散するので
ある。
【0015】なお、熱風乾燥機2からの排気ガスの集塵
機7及び接触分解室17からの排気ガスの集塵機23で
採取された塵体は送りコンベア12に集められ、バンカ
ー13を介して搬出されるのである。
【0016】ダスト等の含有物質の計量結果を表1に、
ダスト濃度測定結果を表2に、接触分解室17からの排
出ガスの組成量の結果を表3に示す。これらから、いず
れも正常な結果が得られたのである。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】このように本例方法によると、澱粉を含ん
で湿潤状態の麺類が、熱風乾燥によって焼却に適する状
態に乾燥され、乾燥によって細切れ状となって有効に焼
却されるのである。そして、含有する食塩の燃焼によっ
て生じる塩素ガスは脱塩素触媒18によって塩素を除か
れ、カーボンも二次燃焼で炭酸ガスとなるのである。
【0021】本例方法は上記のように構成したが、本発
明方法においてはこれに限定されない。例えば、含塩廃
棄食品はうどん類、ラーメン類等の他、スパゲッティや
マカロニ等の麺類の他、小麦粉を主原料とするクレープ
やお好み焼等が最適であるが、含塩分の多い漬物等の各
種廃棄食品を焼却できるのである。
【0022】また、熱風乾燥工程において、廃棄食品を
予め細切れにしてもよい。さらに、脱塩素触媒の混合割
合も限定されないが、ゼオライト50容積%に対して銅
及び/或いは鉄を単体、混合共50容積%とするのが適
当である。
【0023】
【発明の効果】本発明によると、含塩廃棄食品の澱粉質
が熱風乾燥によって粘着性を解かれるためその焼却が容
易となると共に、含有する食塩の燃焼によって生じる塩
素ガスは脱塩素触媒によって塩素を除かれ、カーボンも
二次燃焼で炭酸ガスとなって無公害排気ガスとなるので
ある。請求項2では、含塩廃棄食品の燃焼及び触媒によ
る脱塩素効果が良好となり、請求項3では、排気ガスを
一層無公害化できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明する焼却システムの概略図で
ある。
【符号の説明】
1 ストックフィダー 2 熱風乾燥機 3 熱風発生炉 4 コンベア 6 一次燃焼炉 7,23 集塵機 9 燃焼用空気ファン 10,16 重油バーナー 11 冷却コンベア 14 二次燃焼室 17 接触分解室 18 脱塩素触媒 19 ウオータージェットスクラバー 20 水タンク 22 放出筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含塩廃棄食品を熱風で乾燥し、その乾燥
    された廃棄食品を、その熱風排気ガスの一部が送られる
    一次燃焼炉で燃焼してその焼却灰を取り出し、一次燃焼
    の塩素ガス及びカーボンを含んだ排ガスを二次燃焼して
    カーボンを炭酸ガスとすると共に、銅及び/或いは鉄
    を、ゼオライトに混合させて素焼きして成る脱塩素触媒
    に通過させることで塩素を固定除去して排気することを
    特徴とする含塩廃棄食品の焼却方法。
  2. 【請求項2】 一次燃焼炉の温度を700〜900゜Cに保持
    し、脱塩素触媒の設置部を300〜500゜Cに保持した請求
    項1の焼却方法。
  3. 【請求項3】 脱塩素触媒を通過した二次燃焼排気ガス
    を、上水にて水洗した後、大気中に放散する請求項1又
    は請求項2の焼却方法。
JP4163564A 1992-05-29 1992-05-29 含塩廃棄食品の焼却方法 Pending JPH05332522A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527370A (en) * 1975-07-01 1977-01-20 Asahi Glass Co Ltd Process for decomposing organic compounds containing halogens
JPS52146769A (en) * 1976-06-01 1977-12-06 Jgc Corp Treatment of exhaust gas containing chlorine compounds
JPH0335578A (ja) * 1989-06-30 1991-02-15 Mitsubishi Electric Corp レーザ装置
JPH03236508A (ja) * 1990-02-10 1991-10-22 Koyo Eng:Kk 廃棄物焼却炉

Patent Citations (4)

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