JPH05332996A - 鋼管の表面欠陥検出方法 - Google Patents
鋼管の表面欠陥検出方法Info
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- JPH05332996A JPH05332996A JP4160281A JP16028192A JPH05332996A JP H05332996 A JPH05332996 A JP H05332996A JP 4160281 A JP4160281 A JP 4160281A JP 16028192 A JP16028192 A JP 16028192A JP H05332996 A JPH05332996 A JP H05332996A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼管の表面反射エコーの影響を排除し、S/
N良く表面欠陥を検出する。 【構成】 水浸法縦波超音波ビームによる鋼管2の表面
欠陥検出方法において、鋼管2に対する縦波超音波ビー
ムの入射角が60〜70゜となるよう超音波探触子1を
配置し、鋼管2の表面に直接縦波超音波ビームを60〜
70゜の入射角で入射せしめ、表面欠陥によって散乱す
る縦波超音波ビームの反射エコーを探触子1で受信して
表面欠陥を検出する。 【効果】 縦波超音波ビームにより、正確に、しかも短
時間で鋼管の表面欠陥を検出できる。
N良く表面欠陥を検出する。 【構成】 水浸法縦波超音波ビームによる鋼管2の表面
欠陥検出方法において、鋼管2に対する縦波超音波ビー
ムの入射角が60〜70゜となるよう超音波探触子1を
配置し、鋼管2の表面に直接縦波超音波ビームを60〜
70゜の入射角で入射せしめ、表面欠陥によって散乱す
る縦波超音波ビームの反射エコーを探触子1で受信して
表面欠陥を検出する。 【効果】 縦波超音波ビームにより、正確に、しかも短
時間で鋼管の表面欠陥を検出できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縦波を用いた水浸法
による超音波探傷法による鋼管の表面欠陥検出方法に関
する。
による超音波探傷法による鋼管の表面欠陥検出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管の表面欠陥検出方法として
は、渦流探傷法や磁気探傷法が用いられていたが、これ
らの探傷法は装置が高価であるばかりでなく、1個の検
出器の検出範囲が小さいので管全体の表面疵を検出する
ためには、検出器を管周方向に多数個配列するか、検出
器と管とを相対的に回転させながら移送して探傷しなけ
ればならず、管径が大きくなると装置全体が複雑になる
という欠陥がある。上記渦流探傷法や磁気探傷法に変わ
る鋼管の表面欠陥の検出方法としては、表面波法を用い
た超音波探傷法が一般的に用いられている。表面波法を
用いた鋼管の超音波探傷法は、入射角を27〜30゜に
して表面波にモード変換させ、管の外表面を表面波とし
て伝播させて表面欠陥からのエコーを検出するものであ
る。
は、渦流探傷法や磁気探傷法が用いられていたが、これ
らの探傷法は装置が高価であるばかりでなく、1個の検
出器の検出範囲が小さいので管全体の表面疵を検出する
ためには、検出器を管周方向に多数個配列するか、検出
器と管とを相対的に回転させながら移送して探傷しなけ
ればならず、管径が大きくなると装置全体が複雑になる
という欠陥がある。上記渦流探傷法や磁気探傷法に変わ
る鋼管の表面欠陥の検出方法としては、表面波法を用い
た超音波探傷法が一般的に用いられている。表面波法を
用いた鋼管の超音波探傷法は、入射角を27〜30゜に
して表面波にモード変換させ、管の外表面を表面波とし
て伝播させて表面欠陥からのエコーを検出するものであ
る。
【0003】また、表面疵の超音波探傷法としては、被
検材の表層部に表面波を入射させて被検材の表面疵を検
出する表面波法超音波探傷法において、探触子を1個ま
たは複数個使って全体として表面波の伝播領域を広い角
度にし、いろいろな方向の疵を検出可能にした方法(特
開昭53−10483号公報)、表面波法超音波によっ
て被検材の表面疵を探傷する方法において、少なくとも
2個の送受両用の探触子を表面波伝播方向が互いにクロ
スするように配置し、それらの探触子によって広い角度
の表面波伝播領域をつくる方法(特開昭53−1048
4号公報)、ほぼ水平状態に載置した被検管の上半分の
内面側と外面側に相対向して1組または複数組の探触子
を位置させ、該各探触子の表面波発射方向を管周に沿っ
て上方向とし、被検管を探触子に対し相対的に長手方向
に方向に移動させて探傷し、しかる後被検管を半周長以
内でかつ各探触子の有効探傷距離に相当する部分半周長
以内の長さに対応する量だけ回転させて再び被検管を探
触子に対し相対的に前回移動方向とは逆方向に移動させ
て探傷し、該探傷操作を1回以上繰返して管内外面全体
の表面疵を検出する方法(特開昭53−50789号公
報)が提案されている。
検材の表層部に表面波を入射させて被検材の表面疵を検
出する表面波法超音波探傷法において、探触子を1個ま
たは複数個使って全体として表面波の伝播領域を広い角
度にし、いろいろな方向の疵を検出可能にした方法(特
開昭53−10483号公報)、表面波法超音波によっ
て被検材の表面疵を探傷する方法において、少なくとも
2個の送受両用の探触子を表面波伝播方向が互いにクロ
スするように配置し、それらの探触子によって広い角度
の表面波伝播領域をつくる方法(特開昭53−1048
4号公報)、ほぼ水平状態に載置した被検管の上半分の
内面側と外面側に相対向して1組または複数組の探触子
を位置させ、該各探触子の表面波発射方向を管周に沿っ
て上方向とし、被検管を探触子に対し相対的に長手方向
に方向に移動させて探傷し、しかる後被検管を半周長以
内でかつ各探触子の有効探傷距離に相当する部分半周長
以内の長さに対応する量だけ回転させて再び被検管を探
触子に対し相対的に前回移動方向とは逆方向に移動させ
て探傷し、該探傷操作を1回以上繰返して管内外面全体
の表面疵を検出する方法(特開昭53−50789号公
報)が提案されている。
【0004】探触子を被検材に接触させて表面疵を探傷
する超音波探傷法としては、特開昭58−85153号
公報あるいは特開昭60−51064号公報等が知られ
ているが、これらの方法では探触子を被検材の円周方向
に正対向するように配置する必要があり、径の大小によ
って探触子の被検材への接触角度が変化し、精度よく表
面疵を探傷することができない。また、シリコンウエハ
ーのような薄片の表面欠陥を検出する方法としては、伝
播媒液中におかれた被検薄片の表面の一点に対する超音
波ビームの入射角が臨界角以上となるように数個の超音
波探触子を放射状に配置し、前記数個の超音波探触子の
うち、前記被検薄片の表面に対する超音波ビーム相互が
なす投影角が、90゜以下である複数個の超音波探触子
を交互に選択し、該選択された複数個の超音波探触子か
ら前記被検薄片の表面の一点に収束した超音波ビームを
同時に入射せしめ、前記被検薄片の表面に存在する欠陥
によって散乱する超音波ビームの散乱エコーを、数個の
超音波探触子で受信することにより表面欠陥を検出する
方法(特開昭61−23965号公報)が提案されてい
る。
する超音波探傷法としては、特開昭58−85153号
公報あるいは特開昭60−51064号公報等が知られ
ているが、これらの方法では探触子を被検材の円周方向
に正対向するように配置する必要があり、径の大小によ
って探触子の被検材への接触角度が変化し、精度よく表
面疵を探傷することができない。また、シリコンウエハ
ーのような薄片の表面欠陥を検出する方法としては、伝
播媒液中におかれた被検薄片の表面の一点に対する超音
波ビームの入射角が臨界角以上となるように数個の超音
波探触子を放射状に配置し、前記数個の超音波探触子の
うち、前記被検薄片の表面に対する超音波ビーム相互が
なす投影角が、90゜以下である複数個の超音波探触子
を交互に選択し、該選択された複数個の超音波探触子か
ら前記被検薄片の表面の一点に収束した超音波ビームを
同時に入射せしめ、前記被検薄片の表面に存在する欠陥
によって散乱する超音波ビームの散乱エコーを、数個の
超音波探触子で受信することにより表面欠陥を検出する
方法(特開昭61−23965号公報)が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】超音波ビームを表面欠
陥に直接入射させて欠陥から反射されるエコーを検出し
て探傷する方法は、通常表面欠陥が無くても反射エコー
によって妨害されるため、表面疵の探傷に利用すること
は困難であった。また、特開昭53−10483号公
報、特開昭53−10484号公報および特開昭53−
50789号公報に開示の方法は、いずれも被検材の表
層部に表面波を入射させて被検材の表面疵を検出する表
面波法超音波探傷法であり、縦波法による超音波探傷法
ではない。さらに特開昭61−23965号公報に開示
の方法は、複数個の探触子を放射状に配置すると共に、
被検材の一点に収束した超音波ビームを同時に入射させ
る必要が有り、装置そのものが高価となる。さらに、水
浸法による縦波超音波探傷法は、鋼管の表面からの反射
エコーにより妨害されて検出信号/ノイズ(以下S/N
という)が悪く、表面欠陥を探傷することは困難であっ
た。
陥に直接入射させて欠陥から反射されるエコーを検出し
て探傷する方法は、通常表面欠陥が無くても反射エコー
によって妨害されるため、表面疵の探傷に利用すること
は困難であった。また、特開昭53−10483号公
報、特開昭53−10484号公報および特開昭53−
50789号公報に開示の方法は、いずれも被検材の表
層部に表面波を入射させて被検材の表面疵を検出する表
面波法超音波探傷法であり、縦波法による超音波探傷法
ではない。さらに特開昭61−23965号公報に開示
の方法は、複数個の探触子を放射状に配置すると共に、
被検材の一点に収束した超音波ビームを同時に入射させ
る必要が有り、装置そのものが高価となる。さらに、水
浸法による縦波超音波探傷法は、鋼管の表面からの反射
エコーにより妨害されて検出信号/ノイズ(以下S/N
という)が悪く、表面欠陥を探傷することは困難であっ
た。
【0006】この発明の目的は、従来表面欠陥の探傷は
困難といわれていた水浸法による縦波超音波探傷法にお
いて、鋼管の表面からの反射エコーの影響を排除してS
/N良く、表面欠陥からの反射エコーのみを検出できる
鋼管の表面欠陥検出方法を提供することにある。
困難といわれていた水浸法による縦波超音波探傷法にお
いて、鋼管の表面からの反射エコーの影響を排除してS
/N良く、表面欠陥からの反射エコーのみを検出できる
鋼管の表面欠陥検出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意試験研究を重ねた。その結果、水浸法
縦波超音波ビームによる鋼管の表面欠陥検出方法におい
て、縦波超音波ビームの入射角を種々変化させたとこ
ろ、入射角を特定範囲に限定することによって、表面か
らの反射エコーの影響を受けずに、表面欠陥からの反射
エコーのみを検出できることを究明し、この発明に到達
した。
を達成すべく鋭意試験研究を重ねた。その結果、水浸法
縦波超音波ビームによる鋼管の表面欠陥検出方法におい
て、縦波超音波ビームの入射角を種々変化させたとこ
ろ、入射角を特定範囲に限定することによって、表面か
らの反射エコーの影響を受けずに、表面欠陥からの反射
エコーのみを検出できることを究明し、この発明に到達
した。
【0008】すなわちこの発明は、水浸法縦波超音波ビ
ームによる鋼管の表面欠陥検出方法において、鋼管に対
する縦波超音波ビームの入射角が60〜70゜となるよ
う超音波探触子を配置し、鋼管の表面に直接縦波超音波
ビームを60〜70゜の入射角で入射せしめ、表面欠陥
によって散乱する縦波超音波ビームの反射エコーを探触
子で受信して表面欠陥を検出するのである。
ームによる鋼管の表面欠陥検出方法において、鋼管に対
する縦波超音波ビームの入射角が60〜70゜となるよ
う超音波探触子を配置し、鋼管の表面に直接縦波超音波
ビームを60〜70゜の入射角で入射せしめ、表面欠陥
によって散乱する縦波超音波ビームの反射エコーを探触
子で受信して表面欠陥を検出するのである。
【0009】
【作用】この発明においては、縦波超音波ビームの入射
角を60〜70゜にすることによって、鋼管表面からの
反射エコーは反対方向に反射され、探触子に戻ってこな
いが、表面に欠陥が存在すると縦波超音波ビームの一部
が表面欠陥により散乱されて探触子に受信されるから、
鋼管表面からの反射エコーの影響を受けずにS/N良く
鋼管の表面欠陥の検出が可能となる。さらに、この発明
においては、従来の表面波法超音波探傷法に比較して、
超音波の距離振幅特性曲線のカーブが暖やかとなり、鋼
管の円周方向に対する有効ビーム幅が大幅に改善され
る。
角を60〜70゜にすることによって、鋼管表面からの
反射エコーは反対方向に反射され、探触子に戻ってこな
いが、表面に欠陥が存在すると縦波超音波ビームの一部
が表面欠陥により散乱されて探触子に受信されるから、
鋼管表面からの反射エコーの影響を受けずにS/N良く
鋼管の表面欠陥の検出が可能となる。さらに、この発明
においては、従来の表面波法超音波探傷法に比較して、
超音波の距離振幅特性曲線のカーブが暖やかとなり、鋼
管の円周方向に対する有効ビーム幅が大幅に改善され
る。
【0010】この発明において、縦波超音波ビームの入
射角を60〜70゜に限定したのは、縦波超音波ビーム
の入射角が60゜未満では、エコー高さがノイズレベル
に近くなってS/Nが低下し、表面欠陥の検出が不可能
となる。また、縦波超音波ビームの入射角が70゜を超
えると、同様にエコー高さがノイズレベルに近くなって
S/Nが低下し、表面欠陥の検出が不可能となるためで
ある。
射角を60〜70゜に限定したのは、縦波超音波ビーム
の入射角が60゜未満では、エコー高さがノイズレベル
に近くなってS/Nが低下し、表面欠陥の検出が不可能
となる。また、縦波超音波ビームの入射角が70゜を超
えると、同様にエコー高さがノイズレベルに近くなって
S/Nが低下し、表面欠陥の検出が不可能となるためで
ある。
【0011】
実施例1 以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図1ないし図
2に基いて説明する。図1は超音波探触子と被検材とし
ての鋼管との配置関係を示す模式図、図2は0.2mm
深さの人工疵から得られたエコー波形を示すチャート
で、(a)図は表面欠陥による欠陥エコーのある場合、
(b)図は表面欠陥が無い場合を示す。図1において、
1は超音波探触子、2は鋼管、3は水で、水3中に浸漬
された鋼管2に対して、超音波探触子1から縦波超音波
ビームが入射角θ=66゜で送信されるよう構成されて
いる。なお、4は表面欠陥で、0.2mm深さの人工疵
を示している。
2に基いて説明する。図1は超音波探触子と被検材とし
ての鋼管との配置関係を示す模式図、図2は0.2mm
深さの人工疵から得られたエコー波形を示すチャート
で、(a)図は表面欠陥による欠陥エコーのある場合、
(b)図は表面欠陥が無い場合を示す。図1において、
1は超音波探触子、2は鋼管、3は水で、水3中に浸漬
された鋼管2に対して、超音波探触子1から縦波超音波
ビームが入射角θ=66゜で送信されるよう構成されて
いる。なお、4は表面欠陥で、0.2mm深さの人工疵
を示している。
【0012】超音波探触子1から鋼管2に対して66゜
の入射角で縦波超音波ビームが入射されると、表面反射
エコー5は、反対方向に反射されて超音波探触子1に戻
ってこないが、鋼管2に表面欠陥4が存在すると、入射
された超音波ビームが散乱してその一部が超音波探触子
1に受信され、欠陥エコーとして検出される。図2は図
1の水浸法縦波超音波探傷法により、直径34.0m
m、肉厚3.5mmの鋼管2を、水距離25mmで配置
した試験周波数5MHz、振動子直径10mmの超音波
探触子1から入射角66゜で縦波超音波ビームを送信し
た場合の受信エコー波形を示すもので、0.2mm深さ
の人工疵の表面欠陥4が存在すると、図2(a)図に示
すとおり、欠陥エコーFが検出されるが、表面欠陥4が
無い場合は図2(b)図に示すとおり、表面反射エコー
が反対方向に反射され、欠陥エコーFが検出されない。
なお、図2中のTは送信パルスを示す。
の入射角で縦波超音波ビームが入射されると、表面反射
エコー5は、反対方向に反射されて超音波探触子1に戻
ってこないが、鋼管2に表面欠陥4が存在すると、入射
された超音波ビームが散乱してその一部が超音波探触子
1に受信され、欠陥エコーとして検出される。図2は図
1の水浸法縦波超音波探傷法により、直径34.0m
m、肉厚3.5mmの鋼管2を、水距離25mmで配置
した試験周波数5MHz、振動子直径10mmの超音波
探触子1から入射角66゜で縦波超音波ビームを送信し
た場合の受信エコー波形を示すもので、0.2mm深さ
の人工疵の表面欠陥4が存在すると、図2(a)図に示
すとおり、欠陥エコーFが検出されるが、表面欠陥4が
無い場合は図2(b)図に示すとおり、表面反射エコー
が反対方向に反射され、欠陥エコーFが検出されない。
なお、図2中のTは送信パルスを示す。
【0013】実施例2 図1の水浸法縦波超音波探傷法により、深さ0.1ない
し0.75mm、長さ10mmの人工スリット疵の表面
欠陥4を有する直径34.0mm、肉厚3.5mmの鋼
管2に対し、水距離25mmで配置した試験周波数5M
Hz、振動子直径10mmの超音波探触子1から入射角
66゜で縦波超音波ビームを送信し、表面欠陥4の疵深
さと欠陥エコー高さの関係を調査した。その結果を図3
に示す。また、同様に鋼管2の円周方向捩れと欠陥エコ
ー高さの関係を示す縦波超音波の距離振幅特性曲線を作
成した。その結果を図4に示す。さらに、図1の水浸法
縦波超音波探傷法により、深さ0.25mmの放電加工
スリット疵の表面欠陥4を有する直径34.0mm、肉
厚3.5mmの鋼管2に対し、水距離25mmで配置し
た試験周波数5MHz、振動子直径10mmの超音波探
触子1から入射角58〜72゜で縦波超音波ビームを送
信し、入射角と欠陥エコー高さの関係を調査した。その
結果を図5に示す。
し0.75mm、長さ10mmの人工スリット疵の表面
欠陥4を有する直径34.0mm、肉厚3.5mmの鋼
管2に対し、水距離25mmで配置した試験周波数5M
Hz、振動子直径10mmの超音波探触子1から入射角
66゜で縦波超音波ビームを送信し、表面欠陥4の疵深
さと欠陥エコー高さの関係を調査した。その結果を図3
に示す。また、同様に鋼管2の円周方向捩れと欠陥エコ
ー高さの関係を示す縦波超音波の距離振幅特性曲線を作
成した。その結果を図4に示す。さらに、図1の水浸法
縦波超音波探傷法により、深さ0.25mmの放電加工
スリット疵の表面欠陥4を有する直径34.0mm、肉
厚3.5mmの鋼管2に対し、水距離25mmで配置し
た試験周波数5MHz、振動子直径10mmの超音波探
触子1から入射角58〜72゜で縦波超音波ビームを送
信し、入射角と欠陥エコー高さの関係を調査した。その
結果を図5に示す。
【0014】図3に示すとおり、0.1mm以上の深さ
の疵に対して、S/N良く表面欠陥の検出が可能であ
る。また、0.4mmまでの深さの疵に対しては、疵深
さと欠陥エコー高さの関係に定量性の有意性が認められ
る。また、図4に示すとおり、従来技術の表面波超音波
探傷法では、全没水浸法によると有効ビーム幅(−6d
B)が約3mmしかなかったが、本発明法では約8mm
の有効ビーム幅(−6dB)となり、大幅に改善されて
いる。さらに、図5に示すとおり、鋼管に対する縦波超
音波ビームの入射角が60〜70゜の範囲であれば、S
/N良く表面欠陥を検出することができる。
の疵に対して、S/N良く表面欠陥の検出が可能であ
る。また、0.4mmまでの深さの疵に対しては、疵深
さと欠陥エコー高さの関係に定量性の有意性が認められ
る。また、図4に示すとおり、従来技術の表面波超音波
探傷法では、全没水浸法によると有効ビーム幅(−6d
B)が約3mmしかなかったが、本発明法では約8mm
の有効ビーム幅(−6dB)となり、大幅に改善されて
いる。さらに、図5に示すとおり、鋼管に対する縦波超
音波ビームの入射角が60〜70゜の範囲であれば、S
/N良く表面欠陥を検出することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明方法によれ
ば、従来鋼管表面からの反射エコーにより妨害されて探
傷困難といわれていた縦波超音波ビームによる鋼管の表
面欠陥の検出が可能となり、しかも従来の表面波超音波
探傷法に比較し、鋼管円周方向に対する有効ビーム幅を
大幅に改善することができ、正確に、しかも短時間で鋼
管の表面欠陥を検出することができる。
ば、従来鋼管表面からの反射エコーにより妨害されて探
傷困難といわれていた縦波超音波ビームによる鋼管の表
面欠陥の検出が可能となり、しかも従来の表面波超音波
探傷法に比較し、鋼管円周方向に対する有効ビーム幅を
大幅に改善することができ、正確に、しかも短時間で鋼
管の表面欠陥を検出することができる。
【図1】この発明法の超音波探触子と被検材としての鋼
管との配置関係を示す模式図である。
管との配置関係を示す模式図である。
【図2】実施例1における深さ0.2mmの人工疵から
得られたエコー波形を示すチャートで、(a)図は表面
欠陥による欠陥エコーのある場合、(b)図は表面欠陥
が無い場合を示す。
得られたエコー波形を示すチャートで、(a)図は表面
欠陥による欠陥エコーのある場合、(b)図は表面欠陥
が無い場合を示す。
【図3】実施例2における人工疵深さと欠陥エコー高さ
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図4】実施例2における管円周方向捩れと欠陥エコー
高さと超音波の距離振幅特性曲線関係を示すグラフであ
る。
高さと超音波の距離振幅特性曲線関係を示すグラフであ
る。
【図5】実施例2における鋼管に対する縦波超音波ビー
ムの入射角と欠陥エコー高さとの関係を示すグラフであ
る。
ムの入射角と欠陥エコー高さとの関係を示すグラフであ
る。
1 超音波探触子 2 鋼管 3 水 4 表面欠陥 5 表面反射エコー T 送信パルス F 欠陥エコー θ 入射角
Claims (1)
- 【請求項1】 水浸法縦波超音波ビームによる鋼管の表
面欠陥検出方法において、鋼管に対する縦波超音波ビー
ムの入射角が60〜70゜となるよう超音波探触子を配
置し、鋼管の表面に直接縦波超音波ビームを60〜70
゜の入射角で入射せしめ、表面欠陥によって散乱する縦
波超音波ビームの反射エコーを探触子で受信して表面欠
陥を検出することを特徴とする鋼管の表面欠陥検出方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4160281A JPH05332996A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 鋼管の表面欠陥検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4160281A JPH05332996A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 鋼管の表面欠陥検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332996A true JPH05332996A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15711603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4160281A Pending JPH05332996A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 鋼管の表面欠陥検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332996A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10365249B2 (en) | 2015-09-24 | 2019-07-30 | Ntn Corporation | Method for manufacturing outer joint member of constant velocity universal joint and ultrasonic flaw detection-inspection method for a welded portion |
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1992
- 1992-05-26 JP JP4160281A patent/JPH05332996A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10365249B2 (en) | 2015-09-24 | 2019-07-30 | Ntn Corporation | Method for manufacturing outer joint member of constant velocity universal joint and ultrasonic flaw detection-inspection method for a welded portion |
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