JPH05334607A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH05334607A
JPH05334607A JP13919692A JP13919692A JPH05334607A JP H05334607 A JPH05334607 A JP H05334607A JP 13919692 A JP13919692 A JP 13919692A JP 13919692 A JP13919692 A JP 13919692A JP H05334607 A JPH05334607 A JP H05334607A
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JP
Japan
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circuit
reproducing
effect element
magnetoresistive effect
recording
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JP13919692A
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English (en)
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Nobumasa Nishiyama
延昌 西山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】MRヘッド22の再生波形の非線形歪をジッタ
幅の大きさとして検出し29、MRヘッドの端子間に加
える電圧を制御することにより、センス電流、すなわち
バイアス磁界を制御する26。また、MRヘッドと記録
媒体間の電位差を検出し30、その結果をMRヘッドの
電位に帰還することにより、ヘッドと媒体間の電位差を
無くす。さらに、MRヘッド22の端子間に加える電圧
の極性を反転させることにより、センス電流方向を反転
しエレクトロマイグレ−ションを防止する。 【効果】ジッタ分布を同程度にすることにより、デ−タ
転送速度および記録密度を高めることができる。また、
MRヘッドと記録媒体間の電位差を無くすることによ
り、放電または過大電流によるMRヘッドの損傷が防止
でき、さらに、エレクトロマイグレ−ションが防止でき
るのでMRヘッドの寿命が延びる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に記録され
た情報を、磁気抵抗効果素子(MR素子)からなる再生
用磁気ヘッド(MRヘッド)を用いて再生を行う磁気記
録再生装置に係り、特にMR素子特有の非線形歪を補償
して高密度記録化と高速データ転送化をはかり、さらに
MR素子と磁気記録媒体の間歇接触、あるいは極めて狭
い間隔でMR素子の浮上時に生じる過大電流による損傷
の防止およびエレクトロマイグレーションを抑制するの
に好適な再生信号処理回路を備えた磁気記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、記録媒体に記録され
た磁気情報を再生するために用いられるMR素子および
それを用いた再生回路系については多くの開示がある。
MR素子とは、素子の電気抵抗が入力する磁界のベクト
ル量に対応した値になる素子である。このMR素子を用
いて、記録媒体の磁気情報を再生する場合には、MR素
子にバイアス磁界を与え、さらに磁気記録媒体からの磁
束をMR素子に流入させることによりMR素子の抵抗値
を変化させ、この抵抗値の変化を、センス電流によりM
R素子両端の電圧に変化させ、以後の再生回路において
MR素子両端の端子電圧を増幅することにより記録され
た磁気情報を再生するものである。上記従来のMR素子
を用いた記録情報の再生における第1の問題点は、流入
磁界の大きさに対するMR素子の抵抗値の関係が、MR
素子特有の非線形の関係にあるため、MR素子による再
生波形には非線形歪が生じることである。このために、
従来は2個のMR素子を用いて差動結合し、差動信号の
みを取り出していた。この差動信号のみの場合は、非線
形歪があっても互いに打ち消し合うので非線形歪の問題
は解消される。次に、第2の問題点としては、MR素子
は一種の抵抗体であることから、センス電流により電圧
降下が生じ、そのためMR素子が基準電位に対し電位差
を持つことになる。一方、記録媒体は一般に基準電位に
設定されるので、MR素子と記録媒体間に電位差が生
じ、MR素子と記録媒体が接触、または極めて狭い間隔
になった場合に、MR素子と記録媒体間に過大電流が流
れMR素子が損傷されるという問題が生じる。この第2
の問題点を解消する従来技術の一例として、特開平2−
94103号公報が挙げられる。この手法は、MR素子
と並列にMR素子の電位を検出するセンサを設け、その
センサの出力をもとにMR素子の電位設定用のバイアス
電流を負帰還制御するもので、帰還後はバイアス電流と
MR素子用のセンス電流は同じ電流値となるように制御
する方法である。しかし、センス電流値の大きさを制御
することができないため、上記第1の問題点に対しては
対応することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の問題点を解
決するために、従来は2個のMR素子を用いて差動結合
し、その差動出力を取るために2個のMR素子を用いた
が、磁気記録装置の高密度化に伴いトラック幅が狭くな
り、1個のMR素子のみでの再生が必要となってきた。
そこで、MR素子特有の流入磁界の大きさに対するMR
素子の抵抗値の関係が非線形の関係にあるために、再生
波形のピ−クには非線形歪が生じる。このような再生波
形の状態で再生信号処理(微分検出方式)を行うと、歪
が大きいピ−ク側で再生エラ−が発生するという問題が
あった。
【0004】本発明の第1の目的は、上記第1の問題点
を解消し、再生波形の非線形歪を等価的に除去するのに
好適な回路を有するMR素子を用いた磁気記録再生装置
を提供することにある。
【0005】上記第2の問題点、すなわちMR素子は一
種の抵抗体であることから、センス電流により電圧降下
が生じ、そのためにMR素子は基準電位に対し電位差を
持つことになる。一方、磁気記録媒体は一般に基準電位
に設定される。以上のことからMR素子と記録媒体との
間に電位差が生じ、MR素子と記録媒体が接触、または
極めて狭い間隔となった時には、MR素子と記録媒体間
に過大電流が流れ、MR素子が損傷されるという問題が
あった。
【0006】本発明の第2の目的は、上記第2の問題点
を解消し、MR素子と記録媒体間に過大電流が流れない
構造のセンス電流バイアス制御回路を有するMR素子を
用いた磁気記録再生装置を提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的は、MRヘッドのエレ
クトロマイグレ−ションによる寿命の劣化を抑制するの
に好適なセンス電流切換え制御回路を有するMR素子を
用いた磁気記録再生装置を提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、上記第1の目的
と、第2の目的と、第3の目的のうちの少なくとも1つ
以上の再生信号処理回路を兼ね備えたMR素子を用いた
磁気記録再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記本発明の第1の目的
を達成するために、MR素子特有の非線形歪は、MR素
子の流入磁界に対する抵抗変化率の関係(ρ−H特性と
言う)によるものであり、これは組成物質の磁気抵抗作
用に起因している。この時の非線形歪の生じ方は、例え
ば図2に示すように、記録媒体の磁化反転部分、すなわ
ち磁束密度の最も高い部分でMR素子流入磁界の最大ま
たは最小が得られる。ここで、図2に示すρ−H特性よ
り、バイアス磁界が不適切であれば、流入磁界の最大点
と最小点ではことなる傾斜を持つρ−H特性を介して再
生電圧波形が得られる。この時、ピ−ク形状および大き
さが上下非対称となる。一方、図3に示すような磁気記
録再生装置の再生信号処理方式として、従来から用いら
れている微分検出方式を用いた場合、MR再生波形の非
線形歪の大きいピ−ク側では微分傾斜が緩くなり、その
ためにジッタ幅が増え、読み出しエラ−が発生する。そ
こで、再生信号処理回路側で、正ピ−ク側と負ピ−ク側
のジッタを直接評価し、両ピ−クのジッタ幅が同程度に
なるようにセンス電流とバイアス磁界を制御するもので
ある。
【0010】上記本発明の第2の目的を達成するため
に、MR素子のセンス電流を変化させた場合、MR素子
が抵抗体であることからMR素子は電位を持つことにな
り、そのため一般的に基準電位に設定されている磁気記
録媒体との間に電位差が生じる。そこで、センス電流を
変化させてもMR素子の電位が記録媒体の電位とほぼ同
程度になるように電位制御を行うものである。
【0011】上記本発明の第3の目的を達成するため
に、エレクトロマイグレ−ションは電流を流すことによ
って物質内の原子レベルでの移動により生じるものであ
ることから、MR素子のセンス電流の流れる方向を設定
の任意の時間間隔ごとに入れ替えることにより原子レベ
ルでの移動を抑制する回路を設けるものである。
【0012】
【作用】本発明のMR素子を用いた磁気記録再生装置に
おける信号再生処理方式を用いると、MR素子に流すセ
ンス電流の制御により、非線形歪の影響を等価的に除去
することができるので高密度記録化および高速デ−タ転
送化を行うことができる。さらに、センス電流を制御す
ることによりMR素子と記録媒体との間の電位差を無く
することができ、MR素子と記録媒体間の短絡電流によ
る素子損傷を保護することが可能となる。また、MR素
子の抵抗変化分による信号成分を取り出すためにオフセ
ット電圧の除去を行うが、容量素子の使用を少なくした
オフセット電圧除去回路方式を採用しているためIC化
が容易に行える。一方、エレクトロマイグレ−ションの
対策を行っているので、MR素子からなる再生用磁気ヘ
ッドの寿命を著しく延長することができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げ、図面を用いて
さらに詳細に説明する。 〈実施例1〉図1および図3を用いて本実施例を説明す
る。磁気ディスク装置10は、1枚あるいは複数の磁気
記録媒体11、磁気記録媒体11の各面には少なくとも
1個の磁気抵抗効果素子からなる記録情報を再生する再
生用磁気ヘッド(MRヘッド)22と、磁気記録媒体1
1に情報を記録する記録用磁気ヘッド(インダクティブ
ヘッド)21を組み合わせて構成した複合ヘッド(MR
複合ヘッド)12、MR複合ヘッド12により記録再生
を行う記録再生回路13、上位機19との間でデ−タの
入出力を行うインタ−フェ−ス回路18、一方、MR複
合ヘッド12を機械的に支え、さらに磁気記録媒体11
である磁気ディスクの所定の半径位置に送るためのアク
チュエ−タ14、およびそれを駆動するためのボイスコ
イルモ−タ(VCM)15、さらにMR複合ヘッド12
によりサ−ボ情報を取り込み、磁気ディスクの所定の半
径位置へ送る制御を行う位置決め制御16、および記録
再生回路13と、インタ−フェ−ス18と、位置決め制
御16と、磁気記録媒体11を回転させるためのモ−タ
20を制御する制御部17などにより構成されている。
MR複合ヘッド12は、情報を磁化反転の形で記録する
ために用いるインダクティブヘッド21、また記録した
情報を再生するための磁気抵抗効果素子を用いた再生用
磁気ヘッド(MRヘッド)22よりなる。本実施例で
は、シャントバイアス型MRヘッドについて説明する
が、電流バイアス型MRヘッドについてはバイアス電流
を独立に制御できるので、本実施例または機能分割をし
た実施例において用いることができる。記録再生回路1
3は、インダクティブヘッド21で記録するための記録
回路と、MRヘッド22で再生するための再生回路とか
らなる。インダクティブヘッド21の記録回路系は、イ
ンタフェ−ス18より入力したデ−タを効率良く記録で
きる符号に変換する変復調回路23、さらに記録符号に
おいて、記録タイミングを補正するための記録補正回路
24、そして記録補正後の記録符号に従い極性反転電流
の形に変換し、インダクティブヘッド21へ記録電流を
流すための記録増幅回路25より構成する。またMRヘ
ッド22の再生回路系は、磁気抵抗効果素子からなる再
生用磁気ヘッド(MRヘッド)22、MRヘッド22の
抵抗変化を電圧の変化に置き換えるためのセンス電流を
流すセンス電流スイッチ回路26とセンス電流源27、
MRヘッド22両端の電圧変化を増幅する再生増幅回路
28、再生増幅回路信号から再生信号の非線形歪量を検
出するジッタ幅検出回路29と、一方、MRヘッド22
の電位を検出する電位センサ30、電位センサ30とジ
ッタ幅検出回路29の出力を用いて、MRヘッド22の
電位制御と、センス電流の有効効率を制御するためのM
R電位制御回路31、またMRヘッド22のエレクトロ
マイグレ−ションを防止するためにセンス電流をスイッ
チするためのスイッチ制御回路32と、さらに最適な状
態での再生信号をジッタ幅検出回路29より入力し
「1」、「0」を判定する弁別回路33と、弁別回路出
力を復調する変復調回路23により再生回路系が構成さ
れている。
【0014】本実施例における動作を、図4、図5およ
び図6を用いて説明する。MRヘッド22の抵抗変化分
を電圧に変換するために、センス電流源27を介して、
MRヘッド22に流す。その時、エレクトロマイグレ−
ションを防止するために、センス電流スイッチ回路36
と37によりMRヘッド22のセンス電流の流れる方向
をあるタイミング毎に入れ替える。そのセンス電流スイ
ッチ回路36、37はスイッチ制御回路34、35によ
り制御する。さらに、MRヘッド22で生じるセンス電
流の変化をセンス電流スイッチ回路37を介して、再生
増幅回路28へ入力する。再生増幅回路28では、オフ
セット電圧の除去と差動信号への変換および増幅を行
う。その後、増幅された再生信号出力を、ジッタ幅検出
回路29へ入力する。ジッタ幅検出回路29では、再生
信号のピ−ク部における非線形歪の大きさをジッタの大
きさから検出し、P極ピ−クおよびN極ピ−クの各ジッ
タの大きさが、等しくなるようにMRヘッドに流すセン
ス電流の大きさ、すなわちバイアス磁界の大きさを調整
する。図5は図4の構成を具体化したものであり、その
動作を説明する。スイッチ制御回路34の2つの信号入
力1、2により、 トランジスタQ1、Q2で電流スイ
ッチ回路を構成するセンス電流スイッチ回路36を制御
する。ここで、信号入力1、2はロジック入力の方が、
トランジスタQ1、Q2を完全にスイッチするためによ
い。一例として、信号入力1が信号入力2より高いレベ
ルの場合について示す。この場合は、Q1はオン状態に
なり、Q2はオフ状態になる。したって、センス電流源
27で発生させたMRヘッド22に流すためのセンス電
流(IS)は、Q1側を流れることになる。一方、信号
入力1、2は、スイッチ制御回路34のトランジスタQ
5、Q6にも接続しており、Q1、Q2と同様に、Q5
がオン、Q6がオフとなる。すなわち、電流源38の電
流(IB)は、Q5を通ることになる。そして、Q5の
コレクタに接続した抵抗R2では、R2×IBの電圧降
下が生じ、電圧V3になる。また、Q6のコレクタに接
続した抵抗R3では電圧降下が生じず、その時の電圧を
V4とする。そこで、ベ−ス接地トランジスタQ3、Q
4で構成するセンス電流スイッチ回路37のQ3、Q4
の制御は次のように行う。抵抗R2での電圧降下がある
ことから、Q3のベ−ス電圧V3がQ4のベ−ス電圧V
4より低くなっている。また、MRヘッド22はQ3,
Q4のエミッタ間に接続しているので、この動作例では
Q4側のMRヘッド端子8の方が高い電圧となる。その
ために、センス電流はMRヘッド端子8からMRヘッド
端子9へ流れる。ここで、Q3のエミッタとQ4のエミ
ッタ間の電位差、すなわち(V4−V3)となり、MR
ヘッド22の電気抵抗をRHとすると、MRヘッドに流
れるセンス電流IS′は IS′=(V4−V3)/RH となる。今、センス電流源27の発生電流ISと、MR
ヘッド22に流れるセンス電流IS′の差、すなわち ISB=IS−IS′ が、トランジスタQ3側に流れ、Q3のコレクタに接続
した抵抗R4で電圧子が生じる。また、Q4側にはMR
ヘッド22に流れるセンス電流IS′が流れ、Q4のコ
レクタに接続した抵抗R5で電圧降下が生じる。一方、
MRヘッド22は磁界の大きさに応じて抵抗値が変化
し、またQ3、Q4のエミッタ間の電圧は一定であるこ
とから、磁界の変化分はセンス電流の変化分として現わ
れる。すなわち、MRヘッド22での抵抗の変化分をΔ
Rhとし、その時のセンス電流の変化分をΔIs′とす
ると、 IS′+ΔIs′=(V4−V3)/(RH+ΔRh) となる。一方、センス電流源のセンス電流ISは一定で
あることから、Q3にもセンス電流の変化分ΔIs′が
流れる。また、MRヘッド22を流れるセンス電流I
S′と、Q3側を流れるISBとの電流値がずれている
と、抵抗R4、R5での電圧降下の大きさが異なり、再
生信号と同時にオフセット電圧が生じる。そのオフセッ
ト電圧も含めた再生信号を、再生増幅回路28へ出力す
る。一方、MRヘッド22による再生時の状態に着目す
ると、MRヘッド22の電位は、トランジスタQ4のエ
ミッタ電位から、RH×IS′(V)下がることにな
る。また、磁気記録媒体は、一般に基準電位に設定され
ているので、MRヘッドと記録媒体との間に電位差が生
じる。その電位差のために、MRヘッドと記録媒体が簡
欠接触、または極狭浮上状態では、MRヘッドと記録媒
体間に過大電流が流れ、MRヘッドを損傷させる。そこ
で、MRヘッド保護のために、次の制御方式を用いる。
まず、MRヘッド22と磁気記録媒体11の電位差を検
出するために、本実施例ではMRヘッド22と並列に、
抵抗2個、RB1、RB2で構成される電位センサ30
を設け、RB1の片側をトランジスタQ1のコレクタ
へ、またRB2の片側をトランジスタQ2のコレクタへ
それぞれ接続し、RB1とRB2を接続した点3からM
Rヘッド22の電位をモニタする。次に、モニタ電位と
基準電位4を比較するために、レベル比較回路OP1で
比較する。比較した結果により電流源39を制御する。
その制御方法は、MRヘッドの電位が基準電位より高け
れば、OP1では電流源39の電流を増加させる方向に
出力する。電流源39の電流量が増せば、抵抗R1の電
圧降下が大きくなり、トランジスタQ7のベ−ス電圧
は、R1の電圧降下が増加しただけ低くなる。そのため
に、Q7のエミッタ電圧が低くなり、さらに電流源38
の電流量IBは変化しないので、トランジスタQ3、Q
4のベ−ス電位およびエミッタ電位が低下する。その結
果、MRヘッド22の電位も低下する。このようにし
て、常にMRヘッドの電位を基準電位に保持するように
することができる。上述のMRヘッド保護回路方式を用
いることにより、磁気ディスク装置起動時のコンタクト
スタ−トストップ(CSS)におけるMRヘッド22と
磁気記録媒体11の接触時でも過大電流は流れず、MR
ヘッド22を保護することができる。次に、エレクトロ
マイグレ−ションを防止するために、MRヘッド22に
流れるセンス電流の向きを入れ替えることが必要であ
る。そのために、スイッチ制御回路34の2つの信号入
力1と2のハイ/ロ−レベル関係を、あるタイミングで
入れ替えればよい。また、非線形歪の大きさをジッタ幅
検出回路29で検出し、その出力を電流源38へ帰還す
る。その動作を図5と図2を用いて説明する。まず図2
のバイアス1に相当するセンス電流でバイアスしている
場合は、出力波形の正ピ−ク側が非線形歪を受ける。そ
の非線形歪を後述する方法で検出し、その結果より電流
源38の電流値IBを増加させる方向へ制御する。前述
のスイッチ制御回路状態によると、電流値IBが増加し
ただけ抵抗R2の電圧降下が大きくなる。すなわち、ト
ランジスタQ3、Q4のエミッタ電位差が大きくなり、
エミッタ間電位差が増加しただけMRヘッド22のセン
ス電流が増加することになる。センス電流IS′が増加
すると、バイアス磁界も大きくなり、結果として図2に
示すバイアス2までバイアス補正が自動的に行われ、出
力波形には非線形歪がないか、またはあっても正負ピ−
クともに同程度の歪を持つ波形となる。
【0015】次に、再生増幅回路28について、図6を
用いて説明する。再生増幅回路28の目的は、オフセッ
ト電圧の除去と信号成分の増幅にある。その動作は、ま
ずセンス電流スイッチ回路37の出力をトランジスタQ
8、Q9のベ−スに入力する。今、動作説明の便宜上、
オフセット電圧5側が、オフセット電圧6側より高いも
のとする。このレベルからQ8側よりQ9側の方が電流
が多く流れ、Q9のコレクタに接続した抵抗R13の電
圧降下は、Q8のコレクタに接続した抵抗R12の電圧
降下に比べて大きくなる。一方、Q8、Q9のコレクタ
は、トランジスタQ10、Q12により同電位に固定さ
れているので、電流量の違いがQ14、Q15のコレク
タ電位の違いとなる。次に、Q14、Q15のコレクタ
電位の違いを、電位比較回路OP2、OP3で比較す
る。今、OP3側は、OP2側と極性は反対だが同じ動
作をするので、OP2側の動作のみについて説明する。
OP2で比較した結果を、電流に変換して出力する。上
記説明上の動作状態では、R12側の電圧降下が少ない
ので、OP2の反転入力95の方が、正転入力96より
も電圧が高くなっている。その結果、電流値を増加させ
る方向に動作する。電流値を増加させると、抵抗R9で
の電圧降下が大きくなり、トランジスタQ11のベ−ス
電位が下がる。同時に抵抗R8に印加される電圧が高く
なり、Q11を流れる電流が増加する。Q11のコレク
タ電流はQ10を通してQ8のコレクタに供給する。
このようにして、R12を流れる電流が増え電圧降下が
大きくなり、結局Q14とQ15のコレクタ電圧は等し
くなる。加えて、電位比較回路OP2とOP3の出力に
はコンデンサC1、C2を接続し信号成分は除去してい
る。したがって、Q14、Q15のコレクタ電位間に
は、オフセット電圧は除去し信号成分のみ残るようにし
ている。そこで、Q14、Q15のコレクタ間電位差
を、増幅回路OP4で増幅し、ジッタ幅検出回路29へ
出力する。この時、電流源39では一定電流を供給して
いるので、信号電流はQ14、Q15に差動状態で流れ
ることになる。以上説明した一部または全部の再生回路
系は、容量素子およびインダクタンス素子をほとんど用
いていないので集積回路(IC)化することが容易であ
る。
【0016】次に、ジッタ幅検出回路29について、図
7を用いて説明する。本ジッタ幅検出回路29は、MR
ヘッドの磁界に対する抵抗の変化率が、P極性波形のピ
−クとN極性波形のピ−クとで同程度になるように制御
する場合の実施例である。まず、MRヘッド22を用い
た場合の従来の微分方式デ−タ弁別回路系とは異なる部
分に関し、その概略構成と機能について動作原理と比較
しながら説明する。まず、第1の相違点は、ゼロクロス
パルスを作るパルサを、MRヘッド出力波形のP極ピ−
クからゼロクロスパルスを作るP極側パルス化回路42
と、N極ピ−クからゼロクロスパルスを作るN極側パル
ス化回路43に分けることである。これは、P極のパル
スとN極のパルスを別々に管理するためである。別々に
作ったゼロクロスパルスは、論理和(OR)回路44を
経て合成し、従来と同様に可変周波数発信器(VFO)
40および弁別回路41に入力する。一方、P極側パル
ス化回路42またはN極側パルス化回路43の出力は、
ゼロクロスパルスのジッタ分布を検出する検出回路4
5、46に入力する。この検出回路については、後で詳
述する。次に、弁別窓内の各タイミング位置に対応する
カウンタ47、48を配置し、ゼロクロスパルスのタイ
ミング位置に相当するカウンタへ、上記検出回路45、
46からの出力を入力させる。この過程を、複数のパル
スについて行い、カウント値が最大となる時間的位置を
中心として、その時間的広がりがゼロクロスパルスのジ
ッタ分布を示すものである。次に、P極側カウンタとN
極側カウンタに対応するカウンタを、比較回路49によ
り各々比較し、その結果を数種類のパタ−ンに分類し
て、センス電流のMRヘッドへの分流比を制御する。こ
の比較結果に基づいてセンス電流を制御する操作を、セ
ンス電流制御回路50で行う。一方、MRヘッドが新た
に選択されたとき、センス電流制御回路では、選択され
たMRヘッドのセンス電流IS′の初期値を、まず与え
る必要がある。そのために、各MRヘッドに対応する初
期値を記憶した不揮発性メモリ51から対応する数値を
読み出す。読み出す時には、不揮発性メモリ51に接続
したヘッドセレクト信号(HD#)52の情報にしたが
って不揮発性メモリ51の内容を読み出す。
【0017】次に、ゼロクロスパルスのジッタ分布検出
部の作動原理を、図8、図9および図10を用いて説明
する。ここで、上記作動原理を述べるに際して、便宜
上、図8に示すように弁別窓内を4区画に分割した場合
の一例を述べる。図8において、まず、弁別窓Wは従来
から用いている情報の「1」、「0」を弁別するための
弁別窓信号である。ジッタ分布検出部では、弁別窓Wの
内部を4区画に分割し、各区画でのゼロクロスパルスの
存在を検出しカウントする。4区画の作り方の一つの方
法として、弁別窓Wの位相を、フェ−ズシフタ94(図
7)で45度づつ遅らせ、4相の弁別窓A、B、C、D
を作る。4相の弁別窓と、4区画との関係を、次のよう
に定義する。弁別窓Aが論理ハイレベル(H)で、弁別
窓B、CおよびDが論理ロ−レベル(L)の時を区画a
とする。弁別窓AおよびBがHであり、かつ弁別窓Cお
よびDがLの時を区画bとする。弁別窓A、BおよびC
がHであり、かつ弁別窓DがLの時を区画cとする。弁
別窓A、B、CおよびDがすべてHの時を区画dとす
る。一方、1ビット単位は、弁別窓の半周気分、すなわ
ち論理レベルがハイの時、またはロ−のときとなる。図
8に示す実施例においては、弁別窓WがHの場合を示し
ているので、弁別窓AからDまでの各区画の割付けを上
記のように定義したが、弁別窓WがLの場合は、弁別窓
AからDまでの各区画の割付けにおいて、HをLに、L
をHに読み換えれば良い。区画a〜dと、弁別窓A〜D
の関係を真理値表として示したものが図9である。ここ
で、「1」は弁別窓Wと同じ論理レベルの場合を示し、
「0」は反対の論理レベルの場合を示している。以上述
べた区画区分に従って検出を行い、各区画ごとに設けた
カウンタでカウントを行った結果が図10である。図1
0から、P極ピ−クとN極ピ−クの各々のゼロクロスパ
ルスのジッタ分布が測定できる。また、本来ジッタ分布
を測定したい領域は、弁別窓の両端に近い部分である。
この場合は、最低3相の弁別窓A、B、Cがあれば実現
できる。すなわち、弁別窓Wの両端に、1区画ずつaお
よびdを設け、区画aは弁別窓AとBで決め、弁別窓A
がHであり、かつ弁別窓BがLの時とする。また、区画
dは弁別窓AとCで決め、弁別窓AおよびCがHの時と
する。さらに、区画の時間幅は、弁別窓Aに対するBと
Cの位相差を操作すればよく、任意に設定できる特徴が
ある。また、区画を細かくする場合は、区画数に応じて
位相の異なる弁別窓信号を複数作ればよい。一例とし
て、区画数と弁別窓信号の数を同じとすることにより、
本実施例と同様の方式が実現できる。また、弁別窓信号
の組合せを考慮すると、少ない数の弁別窓信号でも実現
できる。また、図8で示した区画分割方法の他の実施例
を図11に示す。まず、弁別窓信号Wの区画数で分割し
た論理レベル単位時間をもつ狭時間の弁別窓を作る。そ
の論理レベル単位時間を単位として位相をずらせた弁別
窓信号群101を用いて、上記と同様の論理構成により
分割検出をする。本実施例では、弁別窓の両端に近い部
分の1区画づつを対象とする場合には、最低2種類の弁
別窓を作ればよい。
【0018】次に、ゼロクロスパルスのジッタ分布検出
回路部を、図12およびタイミングチャ−ト図13を用
いて説明する。弁別窓AからDまでを各々入力する。各
弁別窓での検出回路は同じであるので、代表して弁別窓
Aに関する検出回路について説明する。まず、入力され
た弁別窓Aは、ゼロクロスパルスが入力される場合、H
の時もあればLの時もある。そこで、入力して直ぐに正
論理と負論理の2系統に分ける。以下、正論理の方につ
いて述べる。正論理の弁別窓Aは、2入力アンド回路5
4の一方に入力する。2入力アンド回路54の他方の入
力は、デ−タタイプのフリップフロップ(D−FF)5
5のQの反転出力(invQ)に接続している。D−F
F55の初期状態は、リセット状態になっているのでi
nvQはHになっており、2入力アンド回路54は弁別
窓Aの論理レベルを通過させる。 2入力アンド回路5
4の出力は、D−FF55のデ−タ入力(D)に接続し
ており、弁別窓Aの論理レベルをD−FF55に入力す
る。この状態で、ゼロクロスパルス(RDPLS)の入
力を待つ。RDPLSが入力すると、D−FF55は、
Dの論理レベルをQに出力し、invQにはQの反転論
理レベルが出力される。その出力で、2入力アンド回路
54は阻止状態となり、常にLレベルに保持される。
今、弁別窓AがHの時には正論理のD−FF55が動作
するが、Lのときには負論理のD−FF56の方が動作
する仕組みになっている。そこで、正論理のD−FF5
5の出力Qと、負論理のD−FF56の出力Qを選択す
るための選択回路に接続している。選択回路は、2個の
アンド回路57、58と、1個のオア回路59で構成し
ている。選択は、弁別窓Aの論理レベルによって選ぶよ
うにしてある。次に、各弁別窓AからDの選択出力を、
ラッチ回路60に入力する。各選択出力をラッチするた
めのトリガパルスは、図13に示すように、弁別窓Bよ
り立ち上りと立ち下がりのエッジから作る。図12に示
すように、弁別窓Bをパルス化回路(PLS)61でパ
ルス化し、オア回路62で合成して、ラッチ用トリガパ
ルス63を作る。このラッチ用トリガパルス63によ
り、各選択出力をラッチ回路60内に取り込む。一方、
ラッチした後のD−FF55、56は、次の検出のため
にリセットする。この場合、D−FF55、56は交互
に動作しているので、非検出側のD−FF55または5
6を、非検出時にリセットする。リセットパルスは、弁
別窓Bより立ち上りエッジ側と、立ち下がりエッジ側か
ら各々別々に作る。立ち上りエッジから作ったリセット
パルス64は負論理側のD−FF56を、立ち下がりエ
ッジから作ったリセットパルス65は正論理側のD−F
F55をリセットする。このリセットパルスも上述と同
様に、PLS61において作る。PLS61の出力で
は、立ち上りエッジから作ったパルスと、立ち下がりエ
ッジから作ったパルスを別々に出力しているので、各々
対応するD−FF55、56のリセット端子(R)に入
力する。ただし、ラッチ動作が完結した後にリセットを
する必要があるので、PLSからRまでの間に遅延回路
(DLY)66、67を挿入し、遅延したリセットパル
スによりD−FF55、56をリセットする。次に、ラ
ッチ出力をデコ−ダ68に入力し、上述した論理組合せ
に応じて対応する部分に出力する。さらに、デコ−ダ6
8の出力は2入力アンド回路69の一方に入力する。選
ばれた出力線にはHレベルが出力され、それに接続して
いる2入力アンド回路69のみが能動状態となる。また
選択されていない2入力アンド回路69は阻止状態にな
っている。そこで、DLY後の2種類のリセットパルス
をオア回路70で合成し、さらに、後述する加算端子
(INC)パルス生成用のゲ−ト回路を通し、上述の2
入力アンド回路69の他方に入力する。この時、能動状
態にある2入力アンド回路69のみ通過して、さらに先
に接続しているカウンタ72のINCに入力する。
【0019】一方、ゼロクロスパルスは、すべてについ
て検出する訳ではなく、改善状態も測定するために、新
しいデ−タの一定の数、例えば1000パルス分を検出
するという具合である。そのために、規定の数を超えれ
ば、それ以前の検出情報を捨てなければならない。そこ
で、過去の検出情報を記憶する手段として、メモリを用
いている。その記録方法の一例を以下に説明する。ま
ず、RDPLSにより、メモリ73へのライトトリガの
イネ−ブルを行う。そのために、RDPLSにより、セ
ットリセットフリップフロップ(SR−FF)74のセ
ット端子(S)をセットし、Q出力をHにする。そうす
ると、Q出力に接続したD−FF75のデ−タ端子
(D)にHが入力する。一方、PLS76では弁別窓A
の各立ち上りおよび立ち下がりエッジからトリガパルス
77を作る。このトリガパルスをD−FF75のトリガ
端子(C)に入力することにより、D入力を取り込みQ
出力にHを出力する。その結果、Q出力に接続した2入
力アンド回路69が能動状態に移り、オア回路70の出
力を待つ。一方、カウンタ72の加算/減算モ−ドは、
加算/減算制御端子(DIR)の論理レベルで決まるも
のを用いて、Hならば加算、Lならば減算モ−ドとす
る。 そこで、SR−FF74のinvQ出力は、遅延
回路79を経て、カウンタ72の加算/減算制御端子
(DIR)に入力する。今、SR−FF74のinvQ
出力はLになっており、カウンタ72は減算モ−ドであ
る。一方、メモリ73のアドレスは以下のようにして作
成する。まず、RDPLSをクロックとして、リングカ
ウンタ80へ入力する。リングカウンタ80では、規定
のパルス数になるまでカウントアップし、規定の数に達
すれば、再び1からカウントを始める。このリングカウ
ンタ80の出力を、メモリ73のアドレスとして用いる
ことにより、常に規定数のパルスの状態のみ保持できる
ようになる。上記の方法で求めたメモリアドレスの情報
について、規定のパルス数を超えて2周目以降の場合に
は、前回の検出情報を捨てなければならない。そこで、
メモリ73の読み出し専用デ−タライン81を、アンド
回路82を介して各カウンタ72の減算端子(DEC)
に接続する。そして、メモリ73からデ−タを読み出
し、デ−タがHのアンド回路82のみ能動状態とする。
一方、D−FF75のQ出力によりゲ−トし、カウンタ
72の減算のときのみ能動状態となるアンド回路83
に、ラッチ用トリガパルス63を入力して、カウンタの
減算用DECトリガ84を作る。この減算用DECトリ
ガ84を、各アンド回路82に入力し、能動状態のアン
ド回路82のみカウンタの減算用DECトリガ84を通
し、カウンタ72に入力する。これにより、旧い検出デ
−タを消去することができる。さらに、カウンタ72の
減算と同時に、INCパルス生成用ゲ−ト回路のSR−
FF85のSに入力し、Q出力をHにする。これによ
り、Q出力に接続したアンド回路71が能動状態にな
る。その後、DLY66、67の時間分遅れたトリガパ
ルスがオア回路70から出力され、能動状態の2入力ア
ンド回路69を通過し、カウンタのINCパルス86に
なる。一方、アンド回路71を通過しINCパルスにな
ると共に、アンド回路71の出力がSR−FF85のリ
セット端子(R)にも供給されるようにしているので、
SR−FF85はリセットされQ出力はLとなる。この
状態遷移と共にアンド回路71は阻止状態に戻り、次の
RDPLSが入力するまで阻止状態を保持する。一方、
オア回路70からのトリガパルスは、アンド回路78へ
も入力する。アンド回路78は、上述のモ−ドにより能
動状態になっているので、トリガパルスは、そのままメ
モリ73のライトトリガとして、メモリ73に入力す
る。また、メモリのデ−タライン87にはデコ−ダ68
の出力を接続しており、先程ラッチしたデ−タのデコ−
ド情報を、ライトトリガのタイミングで記録する。一
方、アンド回路78の出力は、上述のメモリ73のライ
トトリガ入力端子とSR−FF74のRとD−FF75
のRに接続しており、ライトトリガが入力されると同時
に、SR−FF74およびD−FF75のRにも入力さ
れ、SR−FF74のQ出力およびD−FF75のQ出
力はLとなる。この状態遷移により、D−FF75のD
はLとなり、Cに、トリガが入力されてもQ出力はLに
保持されるので、アンド回路78は阻止状態となる。ま
た、SR−FF74のinvQ出力はHになるので、カ
ウンタ72は加算モ−ドとなる。ただし、モ−ドの時間
ずれをなくするために、PLS61出力のDLY66、
67よりSR−FF74のinvQ出力のDLY79の
方を、大きな遅延時間に設定する必要がある。以上のよ
うにして弁別窓内の各区画でのゼロクロスパルスの存在
数、すなわちジッタ分布を検出することができる。上記
の回路をP極ピ−クのジッタ分布検出と、N極ピ−クの
ジッタ分布検出の2個所に設ける。
【0020】次に、MRヘッドのセンス電流制御部を図
14を用いて説明する。上述した検出回路のP極N極の
対応する各カウンタ出力を比較回路88に入力する。比
較回路88では、P極側とN極側のカウンタ値を比較
し、論理組合せ回路89へ出力する。なお、論理組合せ
回路については後述する。論理組合せ回路でP極とN極
のカウンタ値の大小関係を評価して、センス電流を制御
するための制御信号(INCおよびDEC)90、91
を出力する。一方、センス電流制御回路50は、レジス
タカウンタ(Reg)92とディジタルアナログ変換回
路(DAC)93により構成する。その動作は、まず選
択されたMRヘッドのヘッド番号に対応したバイアス電
流の初期値を、不揮発性メモリ51から読み出し、Re
g92に設定する。次に、Reg92の内容をDAC9
3に出力し、DAC93ではディジタルデ−タに対応し
たレベルに変換する。このレベルにしたがって、センス
電流の分流比を制御する。今、このバイアス磁界が不適
当であるならば、上述した制御系によりセンス電流制御
信号90、91が発生する。この制御信号は、Reg9
2の加算パルス(INC)90か、または減算パルス
(DEC)91であり、これをReg92に入力するこ
とにより、Reg内容を更正して最適のセンス電流、す
なわちバイアス磁界を求める。
【0021】次に、ゼロクロスパルスのジッタ分布と、
バイアス磁界の制御方向との関係を図15および図16
を用いて説明する。これは、上述の論理組合せ回路の内
容と同様である。ジッタ分布を検出した場合、その中に
はゼロクロスパルスのノイズによるジッタとパタ−ンの
干渉によるパタ−ンピ−クシフトが含まれている。そこ
で、ノイズによるジッタ分とパタ−ンピ−クシフトを区
別するように論理を組む必要がある。図15には、各比
較回路の出力結果の組合せとバイアス電流制御出力信号
の状態を真理値表の形で示した。図中の「1」は、P極
側のカウンタがN極側のカウンタよりも大きい場合を示
し、「0」はその反対である。さらに、各カウンタが同
値となる場合はバイアス電流制御信号は出力しない。ま
たバイアス電流制御出力信号において、DECはP極側
のジッタ分布が広がっていると考えられる場合に出力す
る信号であり、DEC信号を出力することによってジッ
タ分布を狭くする。すなわち、P極側の微分波形傾斜を
大きくする方向にバイアス磁界を変化させる。またDE
Cは、INCの反対の状態にするための制御信号であ
る。
【0022】次に、図15の論理組合せについて述べ
る。まず、ジッタ分布を図16に示すごとく、大きく6
種類のパタ−ンに分類する。ここで、PとNが反対にも
なり得るが、その場合は、同じパタ−ンと解釈する。ま
た、aとd、bとcが反対になった場合も同じパタ−ン
と考える。このように分類すると、パタ−ン、、
は、どれもP極側(N極側)のジッタが広くなっている
と考えることができ、DEC(INC)信号を出力すれ
ばよい。また、パタ−ンはN極側(P極側)のジッタ
がやや広くなっていると考えることができ、INC(D
EC)信号を出力すればよい。また、パタ−ン、は
パタ−ンピ−クシフトによるものと考えることができ、
この場合は制御信号は出力しない。この分類パタ−ンに
したがって論理組合せを作ったものが、図15に示すも
のである。ここで、分類パタ−ン、、は明らかに
P極側のジッタが広がっていることが分かるので、バイ
アス電流制御信号を大きくすることができる。一方、パ
タ−ンは類推によりN極側のジッタが広がっていると
考えられるためセンス電流信号を小さくすればよい。さ
らに、弁別窓内の分割数を増せば、より細かい分類が可
能となり、制御信号(INC、DEC)の大きさも細か
く制御することが可能となる。
【0023】次に、図15に示す論理組合せを、回路図
の形で示すと種々の方式が考えられるので本実施例では
論理式の形で示す。論理式があれば、回路化は簡単にで
きる。図16に示すパタ−ン、、に対する論理式
を、式(1)、式(2)に示す。 a・d=1、(P>N)=>DEC(大)………………………………式(1) inv(a)・inv(d)=1、(P<N)=>INC(大)……………式(2) パタ−ンに対する論理式を、式(3)、式(4)に示
す。 b・c・{a・inv(d)+inv(a)・d}=1、 (P>N)=>DEC(小)………………………………………………式(3) inv(b)・inv(c)・{a・inv(d)+inv(a)・d}=1、 (P<N)=>INC(小)………………………………………………式(4) パタ−ン、に対する論理式を、式(5)に示す。 {b・inv(c)+inv(b)・c}・{a・inv(d)+inv(a)・d}=1 、 制御出力無し………………………………………………………………式(5 ) また、全カウンタが同値の場合は、論理と無関係に制御
出力無しとする。また、b、cの一方または両方が同値
の場合は、a、dの比較出力にしたがう。また、a、d
のどちらか一方が同値の場合は、同値で無い方の比較出
力にしたがう。さらに、a、dの両方が同値の場合は、
制御出力無しとする。以上の論理組合せ方式により、M
Rヘッドの最適バイアス磁界に制御することができる。
【0024】次に、本実施例の効果について図17、図
18を用いて説明する。ここで、P極側の微分波形のゼ
ロクロス部分の傾斜をXとし、N極側の微分波形のゼロ
クロス部分の傾斜をYとする。図17は、微分傾斜比D
Xを、X/(X+Y)とし、上記の微分傾斜比DXに対
するP極側、N極側のゼロクロスパルスのジッタTjと
の関係を示した。図17より、微分傾斜比DX=0.5
の時、すなわちP極側とN極側の微分傾斜が等しいとき
に、最もジッタが小さくなる。本実施例では、DXが
0.5よりずれている場合に、ジッタ分布を直接評価す
ることにより、バイアス磁界を制御し、DX=0.5の
状態に制御することにより、ジッタTjを最も小さくす
ることができる。また、図18は、ジッタTjに対する
デ−タ転送速度TRとの関係を示したものである。本実
施例により無駄なくジッタTjを小さくすることができ
るので、デ−タ転送速度を一段と高めることができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したごとく、本発明の磁
気抵抗効果素子からなる再生用磁気ヘッドを用いた磁気
記録再生装置によれば、非線形歪の影響を、直接ゼロク
ロスパルスのジッタの大きさとして検出しセンス電流の
制御を行うので、P極とN極のゼロクロスパルスのジッ
タの大きさの違いを無くすることができる。すなわち、
等価的に非線形歪の影響を除去することができるため
に、高密度記録化および高速デ−タ転送化が行える効果
がある。また、センス電流を制御することによってMR
ヘッドと記録媒体間の電位差を無くし、MR素子と記録
媒体間の短絡電流による素子損傷を防止することができ
る。さらに、MR素子の抵抗変化分による信号成分を取
り出し、オフセット電圧の除去を行う再生回路であるの
で、容量素子、インダクタンス素子等の使用を少なくし
たオフセット電圧除去回路方式であるため、回路のIC
化が容易に行える。他方、エレクトロマイグレ−ション
対策を行っているので、MRヘッドの寿命が大幅に延び
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で例示した記録再生回路の構成
を示す回路図。
【図2】本発明の実施例で例示したMR素子のバイアス
磁界に対する入出力波形および微分波形出力との関係を
示す説明図。
【図3】本発明の実施例で例示した磁気ディスク記録再
生装置の全体の構成を示す模式図図。
【図4】本発明の実施例で例示したMRヘッド用センス
電流駆動と過大電流保護回路を有する記録再生回路の構
成を示す模式図。
【図5】図4で示したMRヘッド用センス電流駆動と過
大電流保護回路を有する記録再生回路の詳細詳細を示す
回路図。
【図6】本発明の実施例で例示した磁気記録再生装置の
再生増幅回路の構成を示す回路図。
【図7】本発明の実施例で例示した磁気記録再生装置の
ジッタ幅検出回路の構成を示す模式図。
【図8】本発明の実施例で例示した磁気記録再生装置の
ジッタ幅検出部における弁別窓内を4区画に分割する方
法の一例を示す説明図。
【図9】図8で示した4区画の弁別窓と4種類の区画と
の関係を示した真理値表。
【図10】本発明の実施例で例示した磁気記録再生装置
のジッタ幅検出部における弁別窓の各区画ごとのゼロク
ロスパルスのP極側とN極側ジッタのカウント数を比較
して示すグラフ。
【図11】本発明の実施例で例示したジッタ幅検出部に
おける弁別窓の区画分割方法の他のの一例を示す説明
図。
【図12】本発明の実施例で例示したゼロクロスパルス
のジッタ分布検出部の論理回路を示す図。
【図13】本発明の実施例で例示したゼロクロスパルス
のジッタ分布検出部のタイムチャ−トを示す図。
【図14】本発明の実施例で例示したMRヘッドのセン
ス電流制御部の論理回路を示す図。
【図15】本発明の実施例で例示したジッタ分布検出結
果とセンス電流の制御方向との関係を示す論理図。
【図16】図14に示した論理組合せを説明するための
ジッタ分布を比較する分類パタ−ンを示す図。
【図17】本発明の実施例で例示したゼロクロスパルス
のP極側とN極側の微分傾斜の比率とジッタの大きさと
の関係を示すグラフ。
【図18】本発明の実施例で例示したゼロクロスパルス
のジッタの大きさとデ−タ転送速度との関係を示すグラ
フ。
【符号の説明】
1、2…信号入力 3…RB1とRB2の接続点 4…基準電位 5、6…オフセット電圧 7…2入力アンド回路 8、9…MRヘッド端子 10…磁気ディスク装置 11…磁気記録媒体 12…MR複合ヘッド 13…記録再生回路 14…アクチュエータ 15…ボイスコイルモータ(VCM) 16…位置決め制御部 17…制御部 18…インタフェース 19…上位機 20…モータ 21…インダクティブヘッド(記録用磁気ヘッド) 22…MRヘッド(磁気抵抗効果素子からなる再生用磁
気ヘッド) 23…変復調回路 24…記録補正回路 25…記録増幅回路 26…センス電流スイッチ回路 27…センス電流源 28…再生増幅回路 29…ジッタ幅検出回路 30…電位センサ 31…MR電位制御回路 32…スイッチ制御回路 33…弁別回路 34、35…スイッチ制御回路 36、37…センス電流スイッチ回路 38、39…電流源 40…可変周波数発信器(VFO) 41…弁別回路 42…P極側パルス化回路 43…N極側パルス化回路 44…論理和(OR)回路 45、46…ジッタ分布を検出する検出回路(ジッタ検
出回路) 47、48…カウンタ 49…比較回路 50…センス電流制御回路 51…不揮発性メモリ 52…ヘッドセレクト信号(HD#) 53…オフセット電圧 54…2入力アンド回路 55、56…データタイプのフリップフロップ(D−F
F) 57、58…アンド回路 59…オア回路 60…ラッチ回路 61…パルス化回路(PLS) 62…オア回路 63…ラッチ用トリガパルス 64、65…リセットパルス 66、67…遅延回路(DLY) 68…デコーダ 69…2入力アンド回路 70…オア回路 71…アンド回路 72…カウンタ 73…メモリ 74…セットリセットフリップフロップ(SR−FF) 75…D−FF 76…PLS 77…トリガパルス 78…アンド回路 79…遅延回路(DLY) 80…リングカウンタ 81…読み出し専用データライン 82、83…アンド回路 84…カウンタの減算用DECトリガ(減算トリガ) 85…SR−FF 86…INCパルス 87…データライン 88…比較回路 89…論理組合せ回路 90、91…センス電流を制御するための制御信号(セ
ンス電流制御信号) 92…レジスタカウンタ(Reg) 93…ディジタル/アナログ変換回路(DAC) 94…フェーズシフタ 95…反転入力 96…正転入力 97…バイアス磁界不適当時の再生波形 98…バイアス磁界不適当時の微分出力波形 99…バイアス磁界適当時の再生波形 100…バイアス磁界適当時の微分出力波形 101…弁別窓信号群 102、103、104、105…電源 106…出力端子 107…自動利得制御回路(AGC) 108…イコライザ(EQ) 109…微分回路(d/dt) 110、111…ローパスフィルタ(LPF)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用磁
    気ヘッドと、記録情報の再生を行う磁気抵抗効果素子か
    らなる再生用磁気ヘッドを少なくとも備えた磁気記録再
    生装置において、上記再生用磁気ヘッドを用いて記録さ
    れた情報を再生する場合に、再生用磁気ヘッドの磁気抵
    抗効果素子に流すセンス電流の大きさを、磁気抵抗効果
    素子の両端に印加する電位差によって制御する回路を少
    なくとも設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】単数もしくは複数の磁気ディスク記録媒体
    に情報の記録を行う記録用磁気ヘッドと、記録された情
    報を再生する磁気抵抗効果素子からなる再生用磁気ヘッ
    ドを組み合わせて構成した複合ヘッドと、上記複合ヘッ
    ドにより記録または再生を行う記録再生回路と、上位機
    との間でデ−タの入出力を行うインタ−フェ−ス回路
    と、上記複合ヘッドを機械的に支持し、かつ磁気ディス
    ク記録媒体の所定の半径位置に送る構造のアクチュエ−
    タと、該アクチュエ−タを駆動するボイスコイルモ−タ
    と、上記複合ヘッドによりサ−ボ情報を読み取り、磁気
    ディスク記録媒体の所定の半径方向の位置へ移動制御を
    行う位置決め制御手段と、上記ディスク記録媒体を回転
    させるモ−タと、上記の記録再生回路と、インタ−フェ
    −ス回路と、位置決め制御手段およびモ−タを、それぞ
    れ制御する制御部とによって少なくとも構成される磁気
    ディスク装置において、上記再生用磁気ヘッドの磁気抵
    抗効果素子に流すセンス電流の大きさを、磁気抵抗効果
    素子の両端に印加する電位差によって制御する回路を少
    なくとも設けたことを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、磁気抵
    抗効果素子の両端に電位差を印加する手段は、2個のト
    ランジスタで構成されるエミッタ間に磁気抵抗効果素子
    を挿入し、該磁気抵抗効果素子の片側からセンス電流を
    引く電流源に接続し、上記2個のトランジスタのベ−ス
    電圧を差動増幅回路の出力で与え、磁気抵抗効果素子の
    両端に印加する電位差は上記差動増幅回路の電流源電流
    により制御する回路を設けたことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、磁気抵
    抗効果素子の磁界による抵抗変化をセンス電流の変化と
    して出力する回路を設けたことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用磁
    気ヘッドと、記録情報の再生を行う磁気抵抗効果素子か
    らなる再生用磁気ヘッドを少なくとも備えた磁気記録再
    生装置において、磁気抵抗効果素子からなる再生用磁気
    ヘッドの出力を直流のオフセットバイアス電圧で検出
    し、該オフセットバイアス電圧に相当する値を電流に変
    換して、オフセットバイアス電圧除去素子に帰還するこ
    とにより、上記直流のオフセットバイアス電圧を除去す
    る回路を少なくとも設けたことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、オフセットバイアス電
    圧除去素子に帰還する回路を、固定電流源で駆動するこ
    とにより、磁気抵抗効果素子からなる再生用磁気ヘッド
    の出力を差動信号化する手段を設けたことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用磁
    気ヘッドと、記録情報の再生を行う磁気抵抗効果素子か
    らなる再生用磁気ヘッドを少なくとも備えた磁気記録再
    生装置において、磁気抵抗効果素子からなる再生用磁気
    ヘッドの再生出力波形の微分後のゼロクロスパルスのジ
    ッタ幅を、上記再生出力波形のP極ピ−クとN極ピ−ク
    とに分けて検出して、上記両極でのジッタ幅が同じとな
    るように磁気抵抗効果素子のセンス電流を制御する回路
    を少なくとも設けたことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7において、磁気抵抗効果素子のセ
    ンス電流の制御は、請求項3記載の磁気抵抗効果素子の
    両端に印加する電位差を差動増幅回路の電流源の電流値
    を制御する回路を用いて、磁気抵抗効果素子の両端に印
    加する電位差の制御を行う手段を有することを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用磁
    気ヘッドと、記録情報の再生を行う磁気抵抗効果素子か
    らなる再生用磁気ヘッドを少なくとも備えた磁気記録再
    生装置において、上記磁気抵抗効果素子と磁気記録媒体
    との間の電位差を無くするために、磁気抵抗効果素子と
    磁気記録媒体間の電位差を検出し、該電位差が無くなる
    方向に、請求項3記載の2個のトランジスタのベ−ス電
    圧を差動増幅回路の出力で与え、磁気抵抗効果素子の両
    端に印加する電位差を上記差動増幅回路の電流源の電流
    値により制御する回路を少なくとも設けたことを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、磁気抵抗効果素子か
    らなる再生用磁気ヘッドの電位を検出するために、上記
    再生用磁気ヘッドと並列に2個もしくはそれ以上の抵抗
    を設け、再生用磁気ヘッドの電位をモニタする回路を設
    けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、再生用磁気ヘッドと
    磁気記録媒体との間の電位差を検出し、その制御出力に
    より、請求項3記載の差動増幅回路の電圧源を制御する
    回路を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  12. 【請求項12】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用
    磁気ヘッドと、記録情報の再生を行う磁気抵抗効果素子
    からなる再生用磁気ヘッドを少なくとも備えた磁気記録
    再生装置において、上記磁気抵抗効果素子のセンス電流
    を反転させるために、磁気抵抗効果素子とセンス電流源
    の間に、センス電流スイッチ回路を少なくとも設けたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  13. 【請求項13】請求項12において、センス電流スイッ
    チ回路と同期して、請求項3記載の2個のトランジスタ
    のベ−ス電圧の上下関係を反転制御する回路を設けたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、センス電流スイッ
    チ回路の反転を一定の時間間隔ごとにディジタル信号入
    力により行う回路を設けたことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  15. 【請求項15】請求項4において、センス電流源を一定
    電流とすることにより、磁気抵抗効果素子からなる再生
    用磁気ヘッドにおける信号成分の電流変化が差動出力と
    なる回路を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  16. 【請求項16】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用
    磁気ヘッドと、記録情報の再生を行う磁気抵抗効果素子
    からなる再生用磁気ヘッドを少なくとも備えた磁気記録
    再生装置の再生信号処理回路において、ジッタ幅検出回
    路が、再生用磁気ヘッドの出力を微分する微分回路と、
    該微分回路による微分波形のゼロクロス部分からゼロク
    ロスパルスを作るパルス回路と、該パルス回路の出力パ
    ルスと情報の「1」、「0」の判断に要する弁別窓の入
    力により、情報の「1」、「0」を弁別する弁別回路
    と、該弁別回路の出力により復調デ−タを出力する復調
    回路とによって少なくとも構成され、上記再生用磁気ヘ
    ッドの再生波形からP極側とN極側のゼロクロスパルス
    をそれぞれ別々に作る手段と、上記P極側とN極側のゼ
    ロクロスパルスのジッタ量を評価する手段と、該評価に
    よりP極側とN極側のジッタ量が同程度になるように再
    生用磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子へ流すセンス電流の
    大きさを制御する回路を少なくとも設けたことを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  17. 【請求項17】請求項16において、P極側とN極側の
    ゼロクロスパルスのジッタ量を評価する手段は、弁別窓
    内を2区画以上に分割した弁別窓で、各極性のゼロクロ
    スパルスを検出する手段と、各区画ごとのゼロクロスパ
    ルスの数を計数することにより各極性のジッタの時間分
    布を求める手段と、各極性のゼロクロスパルスのカウン
    ト数を比較することにより上記ジッタ量を評価する手段
    を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  18. 【請求項18】請求項1記載の磁気抵抗効果素子に流す
    センス電流の大きさを磁気抵抗効果素子の両端に印加す
    る電位差によって制御する回路、請求項5記載の磁気抵
    抗効果素子からなる再生用磁気ヘッドの出力を直流のオ
    フセットバイアス電圧で検出し、該オフセットバイアス
    電圧に相当する値を電流に変換してオフセットバイアス
    電圧除去素子に帰還することにより直流のオフセットバ
    イアス電圧を除去する回路、請求項7記載の再生出力波
    形の微分後のゼロクロスパルスのP極とN極の両極での
    ジッタ幅がほぼ同じとなるように磁気抵抗効果素子のセ
    ンス電流を制御する回路、請求項9記載の磁気抵抗効果
    素子と磁気記録媒体間の電位差が無くなる方向に、磁気
    抵抗効果素子の両端に印加する電位差を、差動増幅回路
    の電流源電流により制御する回路、請求項12記載のセ
    ンス電流を反転させるために磁気抵抗効果素子とセンス
    電流源との間に設けるセンス電流スイッチ回路、および
    請求項16記載の再生波形からP極側とN極側のゼロク
    ロスパルスをそれぞれ別々に作る手段と、上記ゼロクロ
    スパルスのジッタ量を評価する手段と、該評価によりP
    極側とN極側のジッタ量が同程度になるように再生用磁
    気ヘッドの磁気抵抗効果素子へ流すセンス電流の大きさ
    を制御する回路、のうちから選択される少なくとも1つ
    の再生信号処理回路を備えたことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  19. 【請求項19】請求項1ないし請求項17のいずれか1
    項記載の再生信号処理回路のうちの少なくとも1つを組
    合せて集積回路化したことを特徴とする磁気記録再生回
    路。
  20. 【請求項20】請求項19記載の磁気記録再生回路を用
    いて構成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6067200A (en) * 1996-09-30 2000-05-23 Fujitsu Limited Method and apparatus for adjusting a bias current of a magneto-resistive effect type magnetic head and magnetic recording apparatus
US6078454A (en) * 1995-02-10 2000-06-20 Fujitsu Limited Head assembly having a table for storing a head offset and bias current
US7304825B2 (en) 2004-02-26 2007-12-04 Kabushiki Kaisha Toshiba CCP-CCP-GMR head assembly with good operating life, and magnetic recording/reproducing apparatus therewith

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