JPH05334941A - 消弧装置 - Google Patents

消弧装置

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JPH05334941A
JPH05334941A JP13817692A JP13817692A JPH05334941A JP H05334941 A JPH05334941 A JP H05334941A JP 13817692 A JP13817692 A JP 13817692A JP 13817692 A JP13817692 A JP 13817692A JP H05334941 A JPH05334941 A JP H05334941A
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JP
Japan
Prior art keywords
arc
grid
grid plate
plates
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13817692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kumagai
好晃 熊谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】消弧性能を上げて気中遮断器の開閉寿命を延ば
す。 【構成】絶縁板1A,1Bの中間部に、下部グリッド板
2を平行に配置する。この下部グリッド板2の上方に、
波形状グリッド板3を放射状に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気中遮断器に組み込ま
れる消弧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の定格電圧AC460Vの低圧気
中遮断器に組み込まれる消弧装置の縦断面図である。
【0003】図6において、消弧材料で製作された一対
の絶縁板21の間には、縦横に形成された複数の溝のう
ち、両端の縦の溝に、絶縁材料で製作された長方形の側
面バリヤ7A,7Bが挾持されている。これらのバリヤ
7A,7Bの間には、軟鋼板で製作された短冊状のグリ
ッド板22bと、このグリッド板22bよりもわずかに短い
グリッド板22cが交互に放射状に挾持されている。この
うち、左端のグリッド板22cの内側には、略L字形に成
形されたグリッド板22dが配置され、グリッド板22cの
外側と右端のグリッド板22bの外側には、長いグリッド
板22aが配置され、これらのグリッド板22a,22b,22
c,22dでグリッド板22を構成している。このグリッド
板22の上方には、短冊状の上部固定スリット板6Aが横
に配置され、この上部固定スリット板6Aには、図示し
ない複数の溝が紙面と直交方向にあらかじめ形成されて
いる。
【0004】一対の絶縁板21には、左右の上下に締付穴
21aが形成され、これらの締付穴21aには、軟鋼製の
スタッド11が挿入され、一対の絶縁板21はスタッド11
で互いに締め付けられるとともに、各絶縁板21を介して
バリヤ7A,7B、上部固定スリット板6Aとグリッド
板22を挾持している。
【0005】このように構成された消弧装置において
は、右側のグリッド板22aの下方に位置する気中遮断器
の図示しない固定接点と、グリッド板22dの下方に位置
する図示しない可動接点が開極して、両接点間にアーク
4Aが発生すると、このアーク4Aは、矢印G1,G2
に示すように上方に駆動され、各グリッド板22a,22
b,22c,22dの間に送り込まれて冷却され、アーク長
が伸び、アーク電圧が上昇して消弧される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成された消弧装置においては、この消弧装置が組み込
まれた気中遮断器を、例えば下水道の浄化設備のポンプ
の駆動用として使用するユーザにおいては、負荷側に接
続された誘導電動機の起動・停止の頻度に耐えるため
に、従来の気中遮断器の開閉寿命よりも更に寿命が長い
気中遮断器が要望され、そのため、消弧性能が優れ接点
の消耗を減らすことができる消弧装置が要望されてい
る。そこで、本発明の目的は、消弧性能を上げ、気中遮
断器の開閉寿命を延ばすことのできる消弧装置を得るこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の絶縁板
の間に、複数のグリッド板が挾持された消弧装置におい
て、グリッド板を、一対の絶縁板の中間部に平行に配列
された下部グリッド板と、この下部グリッド板の上部に
放射状に配置された波形状グリッド板で構成したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】下部グリッド板から波形状グリッド板に移行し
たアークは、波形状グリッド板の上端の波形状凸部でア
ークの脚が固定された状態で引き伸ばされる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の消弧装置の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の消弧装置を示す分
解斜視図、図2は同じく部分分解斜視図、図3は同じく
縦断面図で図6に対応する図である。
【0010】図1,図2及び図3において、一対の絶縁
板1A,1Bの中央部には、図3に示すように平行な複
数の下部グリッド溝1bが成形用の型で形成され、これ
らのグリッド溝1bの図1,図3において左端には、L
字形の下部グリッド溝1c1が形成され、グリッド溝1
bの右端には、グリッド溝1bよりも長いグリッド溝1
c2が形成されている。
【0011】このうち、グリッド溝1c1の左側には、
下部グリッド溝1bに平行で長い側面バリヤ溝1a1が
形成され、グリッド溝1c2の右側には、下端の位置が
下部グリッド溝1bと同位置で上半が絶縁板1Bの上端
に達する側面バリヤ溝1a2が形成されている。
【0012】各下部グリッド溝1bの上方には、この各
下部グリッド溝1bの上端とわずかな間隙を形成して上
部グリッド溝1aが放射状に形成されている。絶縁板1
Bの上端やや下方には、絶縁板1Bの上端面と平行に上
部固定溝1dが形成され、この上部固定溝1dの下方に
は、この上部固定溝1dと平行、かつ、同一長さの下部
固定溝1eが形成され、これらの上部固定溝1dと下部
固定溝1eは、各上部グリッド溝1aと交差している。
【0013】このうち、下部グリッド溝1bには、図1
に示す短い下部グリッド板2aが挿入されて両側の絶縁
板1A,1Bに挾持され、同じく、グリッド溝1c1に
は、L字形のグリッド板2bが、グリッド溝1c2には
長いグリッド板2cが挿入され、両側の絶縁板1A,1
Bで挾持されている。
【0014】図3において、左端のバリヤ溝1a1に
は、絶縁材料で製作された、図1,図2で示す略逆凸字
状の側面バリヤ7Aが挿入され、右端のバリヤ溝1a2
には、同じく絶縁材料で製作された長方形の側面バリヤ
7Bが挿入されている。一方、上部グリッド溝1aに
は、図1,図2で示すように、中間部が波形に折り曲げ
られた波形状グリッド板3がそれぞれ挿入されている。
上部固定溝1dには、図1,図2で示すように、長円形
の複数の溝6aが平行に形成された上部固定スリット板
6Aが挿入され、同じく、下部固定溝1eには、上部固
定スリット板6Aと同形状でやや短い下部固定スリット
板6Bが挿入され、左右の絶縁板1A,1Bで挾持され
ている。
【0015】絶縁板1Bの図3において左端下部には、
短いバリヤサポート溝1fが形成され、このバリヤサポ
ート溝1fには、図1及び図2で示す略U字形のバリヤ
サポート8が横から挿入され、絶縁板1Bの下部には、
耐アーク材料板で製作された略逆凸字状の下部平板グリ
ッド固定バリヤ9が、絶縁板1Bの右側上下と左側上部
には、従来と同様に締付穴1gが設けられ、両側の絶縁
板1A,1Bは、各締付穴1gに挿入されたスタッド11
と小ねじ12で締め付けられている。
【0016】このように構成された消弧装置は、気中遮
断器に設けられた固定接触子5Aの上方にグリッド板2
cの下端が、可動接触子5Bの上方にグリッド板2bの
下端が位置するように、気中遮断器に組み込まれる。こ
の気中遮断器の固定接触子5Aには、上部主回路導体10
Aの一端が接続され、可動接触子5Bには、可撓導線を
介して下部主回路導体10Bの一端が接続され、これらの
上部主回路導体10Aと下部主回路導体10Bの他端は、こ
の気中遮断器の外部接続用の端子部となっている。次
に、このように構成された消弧装置の作用を説明する。
【0017】気中遮断器が回路に発生した短絡などの事
故電流を遮断するときに固定接触子5Aと可動接触子5
Bの間に発生したアーク4Aは、接点開極動作とともに
伸ばされ、主回路導体10A,10Bで形成された閉ループ
の電路で生じる電磁力により図3の矢印4Bに示すよう
に消弧装置内の下部平板グリッド板1b,1c2に転移
し、更に、図3の矢印4Cに示すように波形状グリッド
板3の方向へと伸ばされ、波形状グリッド板3へと移行
する。
【0018】このように、絶縁板1A,1Bの内側の上
部に波形状グリッド板3を配置し、絶縁板1A,1Bの
下部に下部平板グリッド板1b,1c,1c2を配置す
ることにより、上方に移行するアーク4Aは、下部平板
グリッド板1b,1c1,1c2から波形状グリッド板
3に移行するとき、陰極点降下作用により冷却される。
【0019】また、図1,図2及び図3の部分拡大斜視
図を示す図4に示すように、波形状グリッド板3の間を
流れるアーク4Cで発生する磁界の磁束Eによって任意
の位置にあるアーク4Cは、波形状グリッド板3のV字
形形状部の頂点に矢印C,Dのように一様に等しい力を
受ける(ビオサバールの法則より)。
【0020】さらに、波形状グリッド板3の両側に形成
された凸部の頂点で発生する磁束Eのうち、頂点の鉄板
を貫く磁束量が増え、上記理由によりアーク4Cは、ア
ークの脚が移動することなく、各頂点に収束しやすくな
る。
【0021】したがって、遮断時に発生したアーク4A
は、2段構成のグリッド配置により、陰極点降下による
冷却作用と波形状グリッド板3によりアークの脚が固定
された状態で図4の矢印Fで示すように上方に引き伸ば
され、アーク抵抗が増え、アーク電圧が上昇して、短時
間に消弧する。周知のように、アーク抵抗とアークの伸
延作用の相関関係は、次式のように表される。 Ra=ρ・L/A …(1) ただし、Raはアーク抵抗、ρは比例定数、Lはアーク
長、Aはアークの断面積である。この式(1) からも明ら
かなように、アークを収束させて絞り込むことにより、
断面積Aを減らし、伸延されたアークはそのアーク長L
を増やすことで、アーク抵抗Raが高められることがわ
かる。
【0022】しかも、図1で示すように、3箇所の固定
用のスタッド11により、絶縁板1A,1Bの間に、絶縁
板1A,1Bに形成された上部グリッド溝1a,下部グ
リッド溝1b,上部固定溝1d及び下部固定溝1eに対
して波形状グリッド板3,下部平板グリッド板2a,側
面バリヤ7A,7Bと下部平板グリッド固定バリヤ9,
バリヤサポート8,上下部固定スリット板6A,6Bを
内側の下部平板グリッド固定バリヤ9から先に順序よく
挿入することにより、簡単にしかも短時間で組立でき
る。
【0023】このように、気中遮断器の開路時に電極間
に発生するアークは、2段配置構成グリッドにより、十
分な伸延経路が確保され、更に、上部に配置したグリッ
ドを波形状とすることにより、伸延するアークを収束さ
せ絞り込んでアーク抵抗を上げることができる。
【0024】しかも、一定の手順で組立されることによ
り、容易に組み立てることができ、品質、性能が一定の
消弧装置を得ることができる。このように、本発明の消
弧装置は、 (1)グリッド板の2段配置構成により、発生
したアークを冷却する陰極点降下の箇所を増やすことが
でき、アークの冷却を促進し、消弧能力を上げることが
できる。 (2)2段配置構成の上部グリッド板を波形状と
することによって、グリッド板の上方で引き伸ばされた
アークを収束させ、アーク抵抗を高めることができ、ア
ーク電圧を上昇させて短時間にアークを消弧し、主接点
の消耗を減らすことができる。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明によれば、一対の絶縁板の
間に、複数のグリッド板が挾持された消弧装置におい
て、グリッド板を、一対の絶縁板の中間部に平行に配列
された下部グリッド板と、この下部グリッド板の上部に
放射状に配置された波形状グリッド板で構成すること
で、下部グリッド板から波形状グリッド板に移行したア
ークを、波形状グリッド板の上端の波形状凸部でアーク
の脚が固定された状態で引き伸ばしたので、消弧性能を
上げ、気中遮断器の開閉寿命を延ばすことのできる消弧
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消弧装置の一実施例を示す分解斜視
図。
【図2】本発明の消弧装置の一実施例を示す一部分解斜
視図。
【図3】本発明の消弧装置の一実施例を示す縦断面図。
【図4】本発明の消弧装置の作用を示す要部拡大詳細斜
視図。
【図5】本発明の消弧装置の作用を示す要部拡大詳細平
面図。
【図6】従来の消弧装置の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1A,1B…絶縁板、2…下部グリッド板、3…波形状
グリッド板、4A,4B,4C,4D…アーク、5A…
固定接触子、5B…可動接触子、6A…上部固定スリッ
ト板、6B…下部固定スリット板、7A,7B…側面バ
リヤ、8…バリヤサポート、9…下部平板グリッド固定
バリヤ、11…スタッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の絶縁板の間に、複数のグリッド板
    が挾持された消弧装置において、前記グリッド板を、前
    記一対の絶縁板の中間部に平行に配列された下部グリッ
    ド板と、この下部グリッド板の上部に放射状に配置され
    た波形状グリッド板で構成したことを特徴とする消弧装
    置。
JP13817692A 1992-05-29 1992-05-29 消弧装置 Pending JPH05334941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13817692A JPH05334941A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 消弧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13817692A JPH05334941A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 消弧装置

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Publication Number Publication Date
JPH05334941A true JPH05334941A (ja) 1993-12-17

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ID=15215826

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JP13817692A Pending JPH05334941A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 消弧装置

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JP (1) JPH05334941A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412593B1 (ko) * 2013-05-14 2014-06-26 엘에스산전 주식회사 배선용 차단기 아크 소호장치
KR20240175617A (ko) * 2023-06-13 2024-12-20 에이치디현대일렉트릭 주식회사 차단기

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