JPH0533496Y2 - - Google Patents

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JPH0533496Y2
JPH0533496Y2 JP15379987U JP15379987U JPH0533496Y2 JP H0533496 Y2 JPH0533496 Y2 JP H0533496Y2 JP 15379987 U JP15379987 U JP 15379987U JP 15379987 U JP15379987 U JP 15379987U JP H0533496 Y2 JPH0533496 Y2 JP H0533496Y2
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bobbin
cap
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gripper
bobbin gripping
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、精紡機等の管替装置に用いられる空
ボビン又は満管ボビンの頭部を外部から把持する
ようにしたボビン把持具に関するものである。
(従来の技術) 管替装置において、空ボビン又は満管ボビンを
ボビン把持具により把持する場合、ボビンおよび
ボビン把持具の中心が一致しており、ボビンピツ
チとボビン把持具のピツチとが常に整合している
必要がある。ボビンとボビン把持具との中心がず
れ(いわゆる芯ずれ)があつてピツチ等の整合が
不十分な場合には、ボビンがボビン把持具にうま
く嵌合されず、このためボビン把持具によるボビ
ン把持が行えない。
一方、精紡機や撚糸機等の錘数は通常、非常に
多く、これに対応するボビン搬送用の長いベルト
に取り付けられたボビン貯留ペツグPのスピンド
ルとのピツチを常に一致させることは非常にむつ
かしい。スピンドルピツチと等しいピツチで取り
付けられていたボビン貯留ペツグPも、コンベア
ベルトの新しいうちは、そのピツチが全錘スピン
ドルピツチと等しかつたとしても、長年使用する
うちに伸び、スピンドルのピツチに対しベルト上
に取り付けられたペツグPのピツチが整合しなく
なつてくる。そのピツチのずれがたとえば0.1mm
であつたとしても、片側200錘もある精紡機全長
では約20mmも伸びることとなり、あるスピンドル
と搬送ベルトで運ばれてくるペツグPとでは芯が
整合したとてしても、他の離れた箇所でのスピン
ドルとぺツグPとでは、そのピツチが大きくずれ
ることがある。
そこで従来、たとえば実公昭53−13825などの
ようにボビン把持具の下部に末広がり状のテーパ
面を形成させ、ボビンとボビン把持具とに多少芯
ずれがあつても、このテーパ面によりボビン頭部
を案内してボビンをボビン把持具で把持できるよ
うにしている(第4図参照)。しかし、上述の方
策を採つた場合でもボビンおよびボビン把持具間
の芯ずれ量が大きい場合には、ボビンを把持する
ことができない。そればかりでなく、ボビンがボ
ビン把持具に突き当りボビンやボビン把持具を損
傷させ、円滑な管替作業が維持しえなくなること
もあつた。
このため、ボビンおよびボビン把持具間の芯ず
れ量が従来の装置に比べ、!?かに大きい場合でも
ボビンを確実に把持できるように、ボビン把持具
本体の下端より下方の部分に、さらに末広がり状
であるテーパ部を設け、キヤツプを脱着自在に装
着しうるボビン把持具により達成させた(第5
図)(実開昭57−184856)。
しかし、このようにしてもボビン把持具本体の
把持開口とぺツグ上に貯留され運ばれてくるボビ
ンの芯がずれている場合、ボビン把持具本体の下
降作用のとき、ボビンはキヤツプや本体の末広が
り状のテーパ部でボビン把持開口側へ誘導される
が、場合によつてはボビンがテーパ部に引掛かつ
て下降できないときがあり、この場合、安全対策
としてキヤツプが外ずれるようにしてあるが、と
きには、前記ボビンとテーパ部との引掛かりが外
ずれて勢いよく把持具本体が下降するか、または
逆に反動でボビンが飛び上がり、ボビンとボビン
把持開口とが密嵌合となる。このため、実開昭57
−181761のようにボビンがボビン把持開口に、き
つく嵌まり込むことを防止するため、ボビン把持
具本体のボビン把持開口部上方にストツパを設
け、過度に挿入されたボビンの頭部に衝接するよ
うにした。(第6図、第7図) (考案が解決しようとする問題点) 上述したように、ボビンとスピンドルとの芯ず
れがあつたときにも、ボビン把持開口中心にボビ
ンが誘導されるよう、把持具本体にも、また、こ
の外周に嵌着されるキヤツプにも末広がり状で連
なるテーパ部を設けるようにしたが、ボビンが該
テーパ部に引掛かり、さらに圧力がかかつた場合
に、急に前記引掛かりが外ずれ、その反動でボビ
ンが飛び上がつたり、またボビン把持具本体の急
下降によつてボビン所定把持箇所を越えてボビン
の太い箇所で密嵌合となり、自動管替動作の中で
ボビンを解決しようとしても把持具よりボビンが
解放されず、自動管替作業に支障を来たすことが
ある。
また、このことを防ぐため、ボビン把持具本体
の把持開口上部にストツパを設け(第6図)、ボ
ビン頭部を押さえるようにしているが、このスト
ツパをボビン把持具本体へ一体的に設けるにして
も、別な固着手段でボビン把持具本体へ取り付け
るにしてもその製作は非常にむつかしく、また、
ボビン頭部が過度の衝接によつて一旦破損した場
合には、ボビン把持具本体全体を取替えねばなら
ない。
(問題点を解決しようとする手段) このため、本案においてはボビン把持具本体に
取り付けられるキヤツプの中間部分に、前記本体
の外周を略半周する周壁部を形成し、これによつ
て前記本体の外周に所定の止着力をもつて嵌合さ
せ、同キヤツプの上方部分に、前記本体のボビン
把持開口に挿入され把持されるボビン頭部が飛び
上がりするなどの異常時に衝接するストツパを設
け、このストツパを略半周した前記キヤツプの周
壁部上に設けるとともに、同キヤツプの下方部分
は、キヤツプが前記本体に止着された場合に前記
本体の末広がり状テーパ部案内面と円滑に接続し
て、その延長部となる内周面を有するテーパ部を
形成し、該テーパ部に前記止着力を超える偏心的
な押上げ力が加えられた場合に前記キヤツプが傾
動して前記本体から外ずれるように構成した。
(作用) 本案は、以上のような構成をしているので、精
紡機等で自動管替の際、ペツグPに嵌まつて移動
して来た空ボビン又は満管ボビンはスピンドルの
中心に対応したボビン把持開口の中心と本来合致
している筈であるが、ボビンを搬送するベルト等
の伸びによつて、僅かずつ芯ずれを生ずるのが通
常で、この伸びが大きくなつてくると、精紡機の
錘数が多数であるので、機台の端と端ではかなり
の芯ずれを生ずる。
このような芯ずれがあつたとき、その芯ずれが
少なければボビン把持具本体の末広がり状のテー
パ部で把持開口に誘導され、それより大きい芯ず
れのときは、キヤツプの末広がり状テーパ部で同
じく把持開口部センタへ誘導する。
このとき、芯ずれの量によつてテーパ部とボビ
ン頭部との接触状態が変わり、その接触角度によ
つてそのままの位置を維持することがある。しか
し、一定以上の加圧力がその部分に加わると把持
開口センタ側へボビンが急激に動くか、あるいは
ボビンの押上げ力によつてキヤツプが外ずれ、ボ
ビン把持具全体の故障を未然に防止する。
このボビン把持開口のセンタ側へボビンが加圧
から解放された反動で、急激に飛び上がるか又は
把持具本体が急激に下降して、ボビンの大径部の
ところで把持開口に、きつく嵌まり抜けなくなる
ことがある。しかしながら本案によれば、キヤツ
プのテーパ部からボビンは徐々にセンタ側へ導か
れ、確実に把持開口のセンタにボビンが挿入され
た状態で把持される。もし、仮にボビンが急激に
反動で飛び上がつたとしても、キヤツプと一体成
形されたストツパがボビン頭部を押さえ、正常な
位置へボビンを押し戻す。
万一、キヤツプにボビンとの衝接によつて大き
な力がかかつたとしても、キヤツプを外ずすか、
最悪でもキヤツプを安全策として破損させるだけ
で済み、キヤツプのみをボビン把持具本体へ止着
させるだけで、容易に取替えることを可能とした
ものである。
(実施例) 本案を実施した第1図〜第3図の例について説
明する。1はボビン把持具本体で、ボビン把持具
本体1には、ほぼ円形断面のボビン把持開口1a
およびその把持開口1aの下部に連なり末広がり
状に拡開した内周面を持つたテーパ部1bを有し
ており、ボビン把持具本体1には流体圧シリンダ
(図示してない)を内蔵してあり、その流体圧シ
リンダによりボビン把持開口1aの半径方向に進
退させボビン3の把持および解放を行つている。
このボビン把持開口1a下部に形成されたボビ
ン案内面となるテーパ部内周面1bが末広がり状
に拡開されているので、ボビン3の軸線A3がボ
ビン把持開口1aの軸線A1から多少、偏つてい
てもボビン3をボビン把持開口1a内に案内し把
持することができる。しかし、このボビン3の偏
り量が第1図に示したごとく、ボビン把持具本体
1のテーパ部内周面1bを大きく越えて偏つたと
きには、ボビン把持開口1aへの案内が円滑に行
かないので、従来からボビン把持具本体1の外周
に周壁部4aの弾性力を利用してキヤツプ4が止
着され、このキヤツプ4の下方部分をボビン把持
開口1aの下部のテーパ部内周面1bと連続した
末広がり状のテーパ部4bとし、キヤツプ4の上
部は、第1図、第2図に示すごとく、テーパ部4
b等での引掛かりから外ずれ、その反動で飛び上
がつたボビン3の頭部に接触するストツパ4cを
形成させ、ボビン3の巻糸部若しくはボビンの大
径部がボビン把持開口1aに密嵌合状態となるの
を防ぐようにしている。
このようになつたキヤツプ4は、脱着自在に周
壁部4aで高さhのボビン把持具本体1外周部に
止着される。周壁部4aによるボビン把持具本体
1にかかる止着力を超えて適当な押上げ力がキヤ
ツプ4にかかつたときには、キヤツプ4がボビン
把持具本体1から外ずれるようになつている。す
なわち、末広がり状のテーパ部4bに連なり、か
つ円筒状ボビン3頭部のほぼ半周を囲繞する半円
周部4dで、高さhのボビン把持具本体1の外周
を抱え込むように止着されており、ボビン把持開
口1aの下部のテーパ部内周面1bに連なつてキ
ヤツプ4のテーパ部4bが前述したように形成さ
れているので、ボビン3の芯ずれによる偏よりに
よりボビン3の頭部がキヤツプ4のテーパ部4b
に接触し、滑べりながらボビン把持開口1aのセ
ンタ側へ案内される。このキヤツプ4とボビン3
との接触が、接触角度などの関係でブリツジ状態
を生じ引掛かりの状態となつたときは、ボビン把
持具自体の下降作用のため、その反力としてキヤ
ツプ4に押上げ力が働き、そして、キヤツプ周壁
部4aでの止着力を超えたときにはキヤツプ4が
外ずれる。
この引掛かつた状態のキヤツプ4とボビン3頭
部との関係が、その交叉角度や接触部分の状態の
急激な変化などにより解放されると、その掛けら
れていた圧力に対する反動でボビン3が勢いよく
飛び上がりボビン把持開口1aに、きつく嵌まり
込むことがある。
このようなことのないように、本案においては
キヤツプ4の上方部分に設けたストツパ4cで、
ボビン3の頭部を押さえ、ボビン3の過度の飛び
上がりを防止してボビン3の大径部がボビン把持
開口1aに密嵌合とならないようにしている。
(考案の効果) かように本案においては、ボビンとボビン把持
具本体との芯ずれが多少あつても、キヤツプのテ
ーパ部での案内誘導によつてボビン把持開口1a
側へ正しく芯合わせできるようになり、キヤツプ
テーパ部でのボビン頭部との接触角度が急激に変
わつたりしたときに起こりやすいボビンの飛び上
がりにも、キヤツプ上方部分に設けたストツパで
ボビン頭部を押さえ、ボビン把持具本体にボビン
が嵌まり込むことなどのないようにしたので、ボ
ビンの脱着が確実となり、自動管替作業を円滑に
行わすことができるようになつた特徴を有する。
しかも、キヤツプ自体にストツパを形成させるよ
うにしたので、従来のようなボビン把持具本体に
ストツパを形成させるよりも、はるかに製作が容
易となつた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案によるボビン把持具の横断面図、
第2図はボビン把持具本体に止着されるキヤツプ
の一実施例を示す斜視図、第3図はボビン把持具
本体の斜視図である。また、第4図から第6図は
従来用いられていたボビン把持具の例を断面図に
て示したもので、第4図はボビン把持具本体に開
口部とテーパ案内部とを設けた場合を、第5図は
第4図のものにキヤツプを止着させた場合を、第
6図はボビン把持具本体にボビン頭部押さえのス
トツパを設けた場合を示している。そして、第7
図は第6図のときのボビンとストツパの作用状態
を示した側面図である。 1……ボビン把持具本体、1a……ボビン把持
開口、1b……テーパ内周面、3……ボビン、4
……キヤツプ、4a……周壁部、4b……テーパ
部、4c……ストツパ部、4d……半円周部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下方に末広がり状の案内面を具えた円形断面の
    ボビン把持開口を有する筒状のボビン把持具本体
    と、この外周に止着されるキヤツプとを具えたボ
    ビン把持具であつて、 該キヤツプの中間部分は、前記本体の外周を略
    半周する周壁部を形成し、これによつて前記本体
    の外周に所定の止着力をもつて嵌合し、 該キヤツプの上方部分に、前記本体のボビン把
    持開口に挿入され把持されるボビン頭部が異常時
    に衝接するストツパを設け、このストツパの基端
    を略半周した前記キヤツプの周壁部上に設けると
    ともに、 キヤツプの下方部分は、キヤツプが前記把持具
    本体に止着された場合に前記本体の末広がり状案
    内面と円滑に接続して、その延長部をなす内周面
    を有するテーパ部を形成し、テーパ部に前記止着
    力を超える偏心的な押上げ力が加えられた場合に
    前記キヤツプが傾動して前記本体から外ずれるよ
    うに構成されたボビン把持具。
JP15379987U 1987-10-07 1987-10-07 Expired - Lifetime JPH0533496Y2 (ja)

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JPH0158572U JPH0158572U (ja) 1989-04-12
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